ぼんやりとTVを観てる ゆっくりと自分がだめになるのがわかる
加藤千恵
岩波新書(新赤版)749;岩波書店;¥700(借覧);新書判;縦組;並製;iii+212p;△;ISBN4-00-430749-X;
やつぱり当代の文章家だなあ。きづいたまちがひ:
藤枝静雄(p.146.)→藤枝静男。
;祥伝社;¥857;A5判;;並製;170p;△;ISBN4-396-76259-3;
書店にズラーッとならんでて、レジに持つてくとあらかじめ紙ジャケットかぶせた別のを渡され喫驚。当節の婦女子の憧れはかうですか。
講談社;¥400(1割引);B5判;平綴;△;T1101033120426;464p
「娘。物語」:今回のヒロインはL・O・V・E Lovely 保田
さん。つんく♂さんいい人だなあ。附録にごつちんのフィギュア(他メムバァ分の全プレには応募しません、多分)。
さて、けふリニューアル後まあまあ面白い「モー。たい」をヴィデオに録つとかうと思うて、重ねどりして構はないやうな古いテープをあさつてゐたら、椎名林檎が「罪と罰」を歌つた「ミュージックステーション」が出てきて、そこには、当時はまるで意識してゐなかつた「恋のダンスサイト」のモーニング娘。(デビュー2周年、当時7人)がゐるのでした。ファクシミリで遊んでゐる由。そんな彼女たちが明日は13人で、「Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜」で出演です。
言語と計算5;東京大学出版会;¥3800(借覧);A5判;横組;上製;xi+234p;△;ISBN4-13-065405-5;「付録‐コミュニケーション」(8p)
WINGS COMICS;新書館;各¥520;B6判;;並製;191p,198p;△+;ISBN4-403-61588-0,ISBN4-403-61628-3;
別にボォイズ・ラヴがどうかうとか思ひませんが。よく笑へました(といふところまでくるにはいろいろあつたみたい、そのうちこれ以前の作もよんでみたい。→「青少年のための少女マンガ入門 第15回 終わりなき日常をヤヲえ!〜業深きやおいの着地点・よしながふみ」)。
ACTION COMICS;双葉社;¥600;B6判;;並製;194p;△+;ISBN4-575-82614-6;
莫迦だなあ。つきぬけてゐて、ルサンチマンが感じられなくて、気持ちがいい。
「文化の日」。去年の分も一冊も読まぬまま部屋の隅でわたぼこりにまみれるに任せてゐるのだけれど、「本のリサイクルフェア」で以下の20冊を頂戴してかへる。
福田恆存「藝術とは何か」顕彰からはじまる日本近代文学史の卓論「滑稽化された私」を収める堀切氏の「喜劇の誕生」が手にはひつたのが嬉しい。
太田出版;¥800;B5判;平綴;△+;ISBN4-87233-627-5;268p
東芝EMI;¥2913;40:48;△;TOCT-24655;
角川選書302;角川書店;¥1600;四六判;縦組;並製;282p;△;ISBN4-04-703302-2;
「天皇制」嫌ひなら嫌ひッてはつきり言へよ。大体、三田村が絵巻成立の背景にあるとしてゐる「叔父子」説だつて(本書で名があがつてはゐる)河内祥輔とかは否定的なんだけどなあ。あと、文献のところで、棚橋光男「後白河法皇」(講談社選書メチエ)が法王
になつてます。
「一冊の本」を取得。
矢口を追ふカメラワーク(僕たちの力で
のところで「絶対領域」を下からなめるやうに映し、今夜は Forget
のところではまきあがつたスカートのなかのヒップを見事にとらへてゐた)。
;中央公論新社;¥1,800(借覧);四六判;縦1,2段組;上製;357p;△;ISBN4-12-003154-3;
;集英社;¥2,300(借覧);四六判;縦2段組;上製;490p;△;ISBN4-08-774503-1;
奇しき因縁によつてナチの数秘学的音楽実験にまきこまれた現代女性ジャスピアノ奏者。道具立てのわりにあつさりした感じなのが(エンタテインメントでなくて)現代小説たるゆゑんなんでせうか。高橋源一郎が「もっとも危険な読書」のしまひのはうで言うてゐるやうにラストのニューヨーク オプショナル・ツアー
はなるほど感動的であるけれど、3度目の年女をむかへる女性に内面化した語り口にどうもなじめぬまま読了。
集英社;¥210(いただきもの);B5判;平綴;△;T1129931110226;452p
;文藝春秋;¥1400;四六判;縦組;上製;378p;△;ISBN4-16-339550-4;
中央新書(p.278.)→中公新書。
ごま乳写真集をフラゲできまいかと雨のなか書店にむかふもむなしく「図書」をもらうて帰る(屋名池誠の連載「縦書き横書きの日本語史」は非常に重要とは思ふのだけれど、どうも諸手をあげてよろこべない)。
TVばつかり見てゐると、いまに尻尾が生えてくる]
;ワニブックス;¥2,300;A4判;;上製;50f;○;ISBN4-8470-2679-9;撮影:久保田昭人
うわあ、これは素晴らしいなあ。発行日が私の誕生日になつてるのは、きつと運命にちがひないです。絶対さう。溌剌とした姿をもつと沢山見たかつた気もしますが、これは望蜀の言。ビキニ万歳。
;作品社;¥2,200(借覧);四六判;縦組;上製;269p;△;ISBN4-87893-383-6;
あるオナニストの死まで。ごま乳
にハァハァ言うてるひとはお気をおつけになつてください>つふか自分。
しかし本書は羊頭狗肉で、実際にやつてゐることは、近代西洋におけるマスターベーション・ディスコース史のおいしいとこの摘みぐひで、著者が嫌悪を表明してゐる近時盛んなセクシュアリティ研究とどれほど違ふのか、こちらにはよくわかりません。大体、「事実」に即くといふ態度が、実は言説空間の秩序に非常にからめとられやすいものだといふのが、フーコーの訓へなんではないでせうか。読んで損はないとは思ふのですが(西紀にいちいち元号換算がついてゐるのもなかなか味があるし)。
私は深遠なカルメが聖霊について述べたとを言いたい、彼らにはおそらく立派な理由があったに違いない、と(p.291.n42. ヴォルテール「哲学辞典」からの引用)→「述べたことを」で「こ」の脱か?
ところで、「KAWORI NO SEIKYOUIKU」の PART4 を保存してゐるかたがいらつしつたら、お知らせくださいませんか(「Wayback Machine」は勿論ながら Google のキャッシュもないんで)。
花とゆめCOMICS;白泉社;¥390(1割引);新書判;;並製;198p;△+;ISBN4-592-17021-0;
面白いなあ。連載4回分と読切り2篇を収録(読切りのはうも本篇の関聯作なのに立読みのときには気づいてませんでした)。
花とゆめCOMICS;白泉社;¥390(1割引);新書判;;並製;206p;△;ISBN4-592-17302-3;
ああ、この自制心のなさ、他人事とは思へん。作者はT大の内情をリークして呉れる学生を募集してゐるやうです。
;小学館;¥1,200;四六判;縦組;並製;207p;△+;ISBN4-09-389324-1;
発行日が(以下略)。
講談社コミックスなかよし 九七六巻;講談社;¥390;新書判;;並製;183p;△;
ねがいを折ってどーするの]
どういたしまして。「全訳漢辞海」は反切をのせてゐるし字音かなづかひも最近の日本漢字音研究を参照してゐるやうなので、なかなかよく出来てゐるのではないかと思ふのですが、どうでせう。>satoshii様
この上なく愚弄な]
山形浩生激賞の金原克範「〈子〉のつく名前の女の子は頭がいい」が、洋泉社の新書y045によそほひをあらためて出てゐたので購入したのはいいのだけれど、一番最後のページの広告、「クラシック批評こてんぱん」の著者名が鈴木敦史
のままだよ。
鞄につけておいた飲茶楼ネームタグ、プッチモニの3人のうちごつちんのだけがいつのまにかとれてゐたり、1割引だし、と思うて生協で「sabra」を買うて控へ室でながめてゐたところ、この雑誌はねらひどころがよく分らない、と言はれて、僕はグラヴィア目当てなんです、と応へたら、そもそもその人たちにはグラヴィア・アイドルといふ認知カテゴリィが存在してなかつたり、表紙の3人(周防玲子/金田美香/福井裕佳梨)は餓鬼くさくてダメ、と言はれたり。
;小学館プロダクション;(借覧);四六判;縦組;上製;383p;△+;ISBN4-7968-8001-1;〔原著〕Linus Torvald and David Diamonod,JUST FOR FUN:The Story of An Accidental Revolutionary
「BOMB」「電撃王」各12月号。いろいろ妙な柵を感じないでもない「BOMB」、今号の特集は井川遥。活字のはうは未読ですが写真(撮影:木村智哉)はあんまりよくないやうな。あと、こなひだの「DUNK」でひどく太く見えた深田恭子がまともで安心。「ヤンジャン」No.48 をもらふ。
サンタさぁ〜ん!!が普通に可愛いなあ、と思ひました。(……尾崎豊を聴かねば……)
貴札拝見。3日附「印刷革命」の著者名はこちらの誤記です。御指摘忝なく存じます。ところで、「*失はれし書物を求めて」のうちのいくつかは、「Internet Archive Wayback Machine」に保存せられてゐるのではないかと思ふのですが、如何でせう>森洋介様。
角川文庫12174[お 39-2];角川書店;¥617;文庫判;縦組;並製;342p;△;ISBN4-04-419110-7;
デビュー当時――私がまだアイドルのことをまるきり意識してゐなかつた頃――の辻ちやんと加護ちやんの映像が流れて、あんなだつたのか(変るものだ)、と思ひました。5期メムバァもがんばれ。
といふことで、娘。ポッキー完成みたいだし、私も勿論応募いたしますが、実はこつちのがレア。酷だなあ。
WINGS COMICS;新書館;¥520;B6判;;並製;198p;△+;ISBN4-403-61652-6;
こんなにエピソォドの輻輳のさせかた巧かつたつけ。
ビクターエンタテインメント株式会社;¥1,000(レンタル:¥160);7:14;△;VICL-35315;
それ以前のことはよく知らないが、「THE GRERATEST HITS」の名は伊達ではなくて、ファーストアルバムの時点で LOVE PSYCHEDELICO は既にして完璧だつたんで(モー娘。のベストのまへはこればかり聴いてゐた)、どうしてもそれ以降は繰返しにか思へない。
集英社;¥343;B5判;平綴;△;T1108851120362;400p
鴨居まさね「SWEET デリバリー」が再開。今回は摩耶さんが中心ぽい。武内直子「姫と王子のベビー♥ぱ〜んち!!」:子供が1歳になつた由。しかし豪儀な親子だなあ。羽海野チカ「ハチミツとクローバー」がいいのは当り前として、今号は、岩館真理子の読切り「コトリ ノ ダンス」がなかなかよい感じ。
集英社文庫[き 4 1];集英社;¥777(¥100);文庫判;縦組;並製;462+27p;△;ISBN4-08-749610-4;
TOSHIBA-EMI;¥971(レンタル:¥160);10:20;△;TOCT-4321;
;河出書房新社;¥2,718(いただきもの);A5判変型;縦2段組;並製;279p;△;ISBN4-309-00621-3;
「年を歴た鰐の話」に新訳があつたとは知らなかつた。
コアマガジン;¥648;B5判;平綴;△;T1118622120682;276p
G=ヒコロウ「みんなはどう?」が載つてなくて、次号豫告にも名まへがない。
ティーアイネット;¥514;B5判;平綴;△;T1113825120545;602p
板場広し「お・る・す・ば・ん♡」の女の子のモデルについて見たので購入。巻末の作者コメントもそれ関係だし、さうなんだらうな。このヴォリュームでこの値段なら他誌がくるしかつたり傾向化したりするのも仕様がないなあ。
Toy's Factory;(レンタル:¥150);64:19;△+;TFCC-88161;
ZONE のポスト‐SPEED 化対策。しかし、切迫感すごいなあ。
zetima,SMEJ;¥971;11:26;△;EPCE-5127;
ぶつちやけ彼女らが歌つてればなんでもいいといふのはある。ところで、表題曲でカモナごつつあん
と言うたり、ミニモニ。「春夏秋冬だいすっき!」で犬役をやつてたりする如何はしい男声は、あれやつんく♂氏なんだらうか。
Toy's Factory;(レンタル:¥150);61:14;△+;TFCC-88162;
「アニメージュ」購入。買うてもよまない。図書館で、「群像」:坂部恵・柄谷行人対談、渡部直己の大江論、高原英理の「仮面の告白」論辺を見てみようかと思うたけれど、辛度さうなのでやめ。「トラクリ」の日本篇は見てみたいです。「ユリイカ」:小谷野敦連載。「すばる」:何を読めと? 本屋で、「リトルモア」:中原昌也・青山真治対談。「噂の真相」誌の「文壇事情」に、小谷野敦の悪口を言うてゐると書いてあつたので。同じ調子で、やはり無意味な暴力とセックスに満たされた断片がえんえんと連続するばかり
といふ批判にも応へてくれ。「Voice」:谷沢永一連載、今回は河盛好蔵。谷沢先生は、和泉書院から「遊星群 時代を語る好書録 明治篇・大正篇」をお出しになるみたいだけど、これは両「国文学」誌にずつと載つてるのをまとめたやつかしらん。「ザ テレビジョン」:「モーニングチャンネル」、今回は5期メムバァの4人。左上の新垣さんが一番かはいかつたと思ひます。
;白水社;(借覧);四六判;縦組;上製;252p;△;ISBN4-560-04718-9;
本書でではないですが、サントリー学藝賞おめでたうございます。ややもすると反動的と見られかねないだらう、悦楽的読書。
21世紀文学の創造7;岩波書店;¥2,200(1割引);四六判;縦組;上製;vii+303p;△;ISBN4-00-026707-8;
これなら、どうせ岩波なんだから図書館にはひるの待つてもよかつたなあ。ひこ・田中はいい加減な記述をしないやうに(たとへば、「ドラクエ」の転職は3作目からだし、4作目で勇者の性別を選べるのを書いてないのはよくない)。
頸草書房(p.266.)→勁草書房。
藤代冥砂の娘。シリーズ。今回は後藤真希、"Pure//White."といふタイトルで前代未聞の「純白快感 SEXY!」
(うへえ)。△。
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発売日 | 著者名 | 書名 | 文庫・コミックス名 | 本体豫価 |
---|---|---|---|---|
6 | リリー・フランキー | 誰も知らない名言集 | 幻冬舎文庫 | 未定 |
7 | 斎藤美奈子 | 読者は踊る | 文春文庫 | 629 |
7 | 日垣隆 | 「買ってはいけない」はウソである | 文春文庫 | 476 |
10 | 橋本治 | これで古典がよくわかる | ちくま文庫 | 680 |
10 | 谷川史子 | 魔法を信じるかい?(3)(完) | りぼんマスコットコミックス | 390 |
10 | 矢沢あい | NANA─ナナ─(4) | りぼんマスコットコミックス | 390 |
13 | 入江紀子 | あかピンク(3) | MIUCOMICS | 400 |
14 | いくえみ綾 | 私がいてもいなくても(1) | マーガレットコミックス | 390 |
14 | 河竹登志夫 | 作者の家―黙阿弥以後の人びと1 | 岩波現代文庫 | 1000 |
14 | 河竹登志夫 | 作者の家―黙阿弥以後の人びと2 | 岩波現代文庫 | 1100 |
14 | 桑田乃梨子 | 蛇神さまといっしょ(1) | 花とゆめコミックス | 390 |
14 | 諏訪緑 | 諸葛孔明 時の地平線(3) | PFビッグコミックス | 505 |
14 | 大島弓子 | ほうせんか・ぱん | 白泉社文庫 | 543 |
18 | ゆうきまさみ | KUNIE(2) | 少年サンデーコミックス | 390 |
21 | あさりよしとお | 細腕三畳紀 | アフタヌーンKC | -- |
21 | 菜摘ひかる | やっぱり女が好き。 | 角川文庫 | 520 |
25 | CLAMP | ちょびっツ(4) | DXKC | 505 |
25 | 高橋しん | 最終兵器彼女(7)(完) | ビッグコミックス〔スピリッツ〕 | 505 |
25 | 志村貴子 | 敷居の住人(6) | ビームコミックス | 620 |
下旬 | 古屋兎丸 | Marieの奏でる音楽(下) | バーズコミックスデラックス | 950 |
-- | 入江紀子 | 野ばらの垣根 | オフィスユーコミックス | 505 |
昨晩、「アナンダ」の横の数字が 2001.11.14, 02:37 になつてて、ああ、アンテナ(もどき)つくつといて良かつたなあ、と初めて思ひました。
NHKブックス[913];日本放送出版協会;(借覧);B6判;縦組;並製;278p;△-;ISBN4-14-001913-1;
「著いて」にママを振るぐらゐの見識でいいのなら(p.108.)、私も近代史家になりたい。
;みすず書房;¥4,300(借覧);A5判;縦2段組;上製;ix+351p;;ISBN4-622-03206-6;〔原著〕Edward W.Said:Out of Place --A Memoir,Alfred A.Knopf,New York,1999
オナニィ抑圧言説になやむサイード、インセント・ポルノを書くサイード……彼のことが好きになれさうな気がします。「オリエンタリズム」読むかなあ(と書いたものは大抵よまない)。
文春文庫[な 36 5];文藝春秋;¥419;文庫判;縦組;並製;215p;△+;ISBN4-16-762205-X;
僕らの貪婪な消費のあと。
新潮社;¥1,800;A4判;平綴;△+;ISBN4-10-790091-6;104p、撮影:藤代冥砂
こなひだの「BOMB」誌のインタヴューをよんで、同い年かあ、と気づいてなにか安穏と享受できないやうな気分ですがそれは兎も角、本書はちと高いけれど、写真は肉感的でよろし。「癒し系」なんて物言ひに縛られないやうに活躍してほしいなあ。
宝島社文庫;宝島社;¥752;文庫判;;並製;108p;△;ISBN4-7966-2443-0;
ポケットサイズのおしゃれなヌード
。夕樹舞子ちやんがかはいいなあ。
渡辺謙×飯田圭織×加護亜依表紙の「TVガイド」購入。すつかり印籠化してしまうた2人、そろそろ本編に出ないかなあ。「広告批評」購入。橋本治が「ああでもなくこうでもなく」で、日本人は、「関係ない」というポジション
のとりかたを忘れてしまつてゐる、というてゐるのが首肯せられる。「UP」もらふ。図書館で、「文学界」:新人賞選評、野坂「文壇」、「トラクリ」読解(小泉義之は、アンダーソンをサイテーというてたのに、それに依據した柄谷のネーション論は咎めないのかなあ)、千葉連載、山口・福田対談、新人小説月評、小谷野連載などを雑とよむ。今月は巻末の吾八もちやんと見る。あと、草森紳一の副島種臣のやつはここ半年ぐらゐずつと(次号完結)つてなつてる気がするなあ。それどころか、もともと2回で完結の筈で、最初の掲載から40回ずつと〈次号完結〉だつたんだつて(「en-taxi」誌09号)。「新潮」は読むもんないなあ。それより俺は、先月号で佐野眞一が紹介してゐた、無修正版「土佐源氏」がすげえ読みたい(大正・昭和地下発禁文庫「好いおんな 6」(図書出版美学館)所収の「土佐乞食のいろざんげ」といふものださうです。情報求む)。
りぼんマスコットコミックス♦1326;集英社;¥390;新書判;;並製;189p;△;ISBN4-08-856326-3;
ちよい詰込みすぎな気もするけれど面白い。
少年チャンピオン・コミックス;秋田書店;¥390;新書判;;並製;191p;;ISBN4-253-20161-X;
これは面白かつたりカッコよかつたりするんでせうか、買うてはみたもののよくわからンす。
;筑摩書房;¥1,600(1割引);四六判;縦組;上製;219p;△;ISBN4-480-82347-6;
本論のはうを早くまとめて欲しい。
中公新書1601;中央公論新社;¥660(借覧);新書判;縦組;並製;v+175p;△;ISBN4-12-101601-7;
逆説的な情報化社会礼讃論。
講談社+α新書 30-1 A;講談社;¥880(借覧);新書判;縦組;並製;218p;△;ISBN4-06-272031-0;
中世説話の世界への誘ひ。勉強になるなあ。さういへば、すこしまへの本書の著者による山折哲雄「愛欲の精神史」への書評(共同通信)もよかつたやうに記憶する。
集英社;¥238(1割引);B5判;中綴;△;T1128175110252;404p
No.46 の市川由衣グラヴィアの未掲載分がのつてゐたので。
;慶応義塾大学出版会;¥2,200(借覧);四六判;縦組;上製;249p;△;ISBN4-7664-0857-8;
新人には斬人斬馬の勢をのぞみたいのだけれど。
ケイエスエス;(レンタル:¥165);38:00;△+;KSVO-24085;
眞鍋かをりは、アルパでありオメガである、とあらためて思ふ。いまはこれだけしか申しますまい。
miu comics;秋田書店;¥400(¥200);新書判;;並製;183p;△;ISBN4-253-13396-7;
えー、タイトル買ひです。しかし、底流する緩さは好ましい。
集英社;¥210,¥219,¥210(いただきもの);B5判;平綴;△;T1129932110225,T1129933110231,T1129934110223;450p,458p,458p
POLYSTAR;(レンタル:¥400);45:29;△;PSCR-6000;
結構なお手前で。
りぼんマスコットコミックス★530,577,642;集英社;各¥379(各¥100);新書判;;並製;178,182,239p;△++;ISBN4-08-853530-8,ISBN4-08-853577-4,ISBN4-08-853642-8;
で、前項を BGM によむ。おもれえなあ。
獅子座流星羣も、13人モー娘。のザ☆ピ〜ス!@有線大賞も、赤鼻のトナカイ@ポンキッキーズ21も見てをりません。
講談社コミックスフレンドB 一〇九四、一一〇九、一一三二、一一四三巻;講談社;各¥390(各¥150);新書判;;並製;183p,175p,183p,183p;△;ISBN4-06-303094-6,ISBN4-06-303109-8,ISBN4-06-303132-2,ISBN4-06-303143-8;
「さえ」みたいな子は、本作とはちがうて無自覚なのがなほ始末に負えないと思ふ。
;河出書房新社;¥1,600(借覧);四六判;縦組;上製;216p;△;ISBN4-309-24220-0;
Folie deux(p.206.)→ Folie à deux(「二人(組)精神病」の意)の脱字(なんかここだけフォントもちがふし)。
誕生日が、小池栄子と同じみたい。
花とゆめCOMICS;白泉社;¥390(1割引);新書判;;並製;190p;△;ISBN4-592-12473-1;
QUEEN'S COMICS;集英社;¥400;新書判;;並製;196p;△;ISBN4-08-865041-7;
コンスタントに為事のできる作家は好きです。
ワーナーミュージック・ジャパン;¥2,400(かりもの);49:17;△;WPCP11006;
妹に MD に録つといてくれ、と頼まれたので。ああ「生茶」の曲だとか思ひながら。
新書y045;洋泉社;¥700(1割引);新書判;縦組;並製;231p;△+;ISBN4-89691-582-8;
本書のいふところが正しいなら(多分正しいのでせうが)、これあ処置なしぢやないでせうか。なんかもめてるみたいだ。
BMGファンハウス;¥3,000;47:43[DISC 1]+51:07[DISC 2];△+;BVCS-28007∼8;
zetima,SMEJ;¥971;14:18;△+;EPCE-5126;
;汲古書院;(借覧);A5判;縦組;上製;viii+448+18p;;ISBN4-7629-3439-9;
『国語史のかなの漢語』(p.61.n.11.)→「なかの」の顛倒。
参考文献にある山田俊雄の「年はい」につての論文を参照(p.76.)→「ついて」の「い」の脱。
此剣ヲ晋の時分マデ(p.117. 「史記抄」の引用)→「の」も片仮名ではなからうか。
漢藉(p.122.l.2)→「漢籍」(通用しはするでせうが)。
「禾リヤウ」のように、字音読みが和語的と考えられる点も気になる(p.204.)→これはくはしくないのでどなたかに教へていただきたいのだけれど、名義抄の「和音」(≒呉音)は
和語的なんでせうか。
柏谷嘉弘『漢語の系譜―その摂取と表現』(p.211.n.2.)→「日本漢語の系譜」の「日本」が脱。
『国語を国文学』(p.246.n2.)→「国語と国文学」
笑話五十八年十月(p.263.n7.)→「昭和」。不敬だなあ。
沈国威『新爾雅』とその語彙―研究・索引・影印本付―』(p.374.n7.)→起し二重鍵括弧(『)がひとつ足りない。
あと、「参考文献」が、括弧のつけわすれとか年号の記しかた(昭和○○年と昭○年との2形式が混在)とか雑誌の号数だけで年月がないものがあるとか、整つてゐない感じ。学術書なんだから気をつけてほしいなあ。しかし、非常に興味を喚起せられる面白い本でした。一語十年
(山田忠雄)かあ。
「裏モノ日記」(2001年11月20日附)を見て、「制服奴隷レイプ」(フランス書院文庫)の新見彰は亡くなつてゐたのを知る。G・T 氏もえらい言はれやうだが、さうなのかしら。参考:
講談社学術文庫1495;講談社;¥1,000(借覧);文庫判;縦組;並製;307p;△;ISBN4-06-159495-8;
前半はイソップ寓話の結集と伝本とについて、後半は本邦への伝来についてで、前半を踏んで、従来なほざりにされてきた、キリシタン板および国字本の種本をシュタインヘーヴェル編の寓話集に見定めた辺が肝。比較文学研究の佳品。
朝日選書682;朝日新聞社;¥1,200(借覧);四六判;縦組;並製;244p;△;ISBN4-02-259782-8;
丹念に史資料にあたり、近年の研究成果を参照して書かれた良著。
小松和彦編『怪異の民俗学 鬼』(河出書房新書、二〇〇〇年)(p.226.n.27.)→「河出書房新社」。
PHP新書181;PHP研究所;¥740(1割引);新書判;縦組;並製;287p;△-;ISBN4-569-61705-0;
加地氏が儒教の自然宗教たることを闡明したのは本当にすごいと思ふ。また、漢文を修めたひとといふのはとにかく偉い、と無教養な私は思ふし出来れば自分も修めたいとは思ふ。しかし俗流保守以上のものは本書にはないなあ。
「本郷」「本の窓」「青春と読書」貰ふ。モーニング娘。表紙の「ザッピィ」(撮影:外山繁)、松浦亜弥表紙の「CDでーた」購入。「CDでーた」のあややは反則だなあ、すげえ可愛い(撮影:蜷川実花)。しかし、同じく表紙の「マガジン」は見送り。
彼女は、こなひだの「マガジン」誌47号でのアンケートに、
- (11)友だちから何て呼ばれてる?
- 吉子、よっすぃ〜、ヨスコ、ひとみ
と答へてゐて、このアンケートは紺野さんの「面白い雑誌・本」の項への回答、DB、SLAYERS
などに徴して、本人の手書きのものをそのまま飜字したものと推測され、してみると、吉澤さん自身の用字としては、「よっすぃ〜」なのではないと思量する次第。
中公新書1597;中央公論新社;¥780(借覧);新書判;縦組;並製;vii+242p;△;ISBN4-12-101597-5;
(西)ドイツが冷戦構造下、ヒトラー/ナチスをスケェプ・ゴォトとし、戦争責任をとつてはこなかつた、といふのは西尾幹二が保守論壇でかねがね言うてゐた気もするけれど、こんな風に事例に即してはつきり示されるとあらためて驚く。
ところで、私は不明にも、「A級戦犯」の「A級」といふのが(レヴェルではなくつて)、「ロンドン憲章」の「A 平和に対する罪」に基づくものだといふのを本書をよんで初めて知りました(ちなみに「B,C級戦犯」は、「B 通例の戦争犯罪・C 人道に対する罪」)。
講談社;¥219(1割引);B5判;平綴;△;T1120651120236;
見送り
、と云うた舌の根のかはかぬうちに。松浦亜弥表紙&巻頭グラヴィア(撮影:高橋良一)。しかしこれは、なんか荒い感じがするなあ。マンガのはうでは、寺沢大介「喰わせモン!」のなかに、これで我が“フードマスター社”が‥‥味皇料理会に代わって料理界を支配する日も間近!!!
(p.303.)といふ科白があつて、あー同じ世界だつたのか、と思うたら最終回でした。次号には、「ゴジラを創った男達 本田猪一郎物語(前編)」が載る由。
ポニーキャニオン〔発売〕・扶桑社〔販売〕;¥762;A4判変型;中綴;△+;ISBN4-594-03304-0;88p、撮影:柴田裕之
かういふムック形式のグラヴィアは、見ればなるべく買ふやうにしてるので(安物買ひの銭失ひの気がしないでもないけれど)。彼女のものとして間然するところのない出来だと思ひます(月刊シリーズのはちよい怖かつた)。
購入。常盤響「GirlFriends」は少しずれて11月26日ごろ発売!
とのこと。ごろッてなんなんだー。
先日、「モーヲタへっどらいん2001」から「N G B O X」「今日はなんだか」が外れるといふはなしだつたので当方アンテナ(假)に両者を追加したところ(「N G B O X」は復帰)、真幸さんに見つかり剰へリンクも張つていただいた模様。洵に忝なく存じます。
気効→「気功」のはうが普通な気がします。
シンクロニシティと聞いてこれを思ひ出しました。
;幻冬舎;¥1,500(借覧);四六判;縦組;上製;324p;△;ISBN4-344-00121-4;
少年チャンピオン・コミックス;秋田書店;¥390;新書判;縦組;並製;191p;△+;ISBN4-253-20003-6;
シリーズ言語態2;東京大学出版会;¥3,800(借覧);A5判;横組;上製;vii+343p;△;ISBN4-13-084062-2;
とりあへずメモ:
二重母音を1音に扱う“J”な韻律感覚を取り込んで,音頭ノリに現代風な味を添えているのが,例えばモーニング娘。の《LOVEマシーン》(1999)である.ショッキング・ブルーの《ヴィーナス》(1969)を下敷きにしたロック曲ではあるが,サビのビートはほとんどが頭打ちの,きわめて保守的なノリを作っている.
にー ぽんの み ら い は (Wow×4) せー かぃが う ら や む (Yeah×4) こーぃ をーし よぅじゃ なぃか (Wow×4) このように,ロック的喧噪の中でも,日本語が長年守ってきた韻律を保っていこうとする方向が一つ,英語も日本語も一つのグルーヴの中に溶かしてしまおうという,前述の LOVE PSYCHEDELICO 的方向がもう一つ,メディア文化におけるコミュニケーションの主体がどんどんカラダのレベルに沈降していくかに見える現代,コトバとカラダをつなぐ韻律のありようは,人間のココロの問題と結びついた微妙で切実な問題となりつつある.
「アップトゥボーイ」と、坪内祐三特輯の「鳩よ!」とを購入。
以下の用例から、「よっすぃ〜」でまちがひないものと思ひます(で、末尾の「。」や「♥」はオプショナル)。
まあ、結論に変りはないのですが、まづ自筆をさがすといふ非常に基礎的な手続きを怠つてをりました。私ッてアホー。あー、あと反證のあるかたは是非御提示下さい。お願ひします。
岩波新書(新赤版)750;岩波書店;¥650(借覧);新書判;縦組;並製;v+196p;△+;ISBN4-00-430750-3;
勿論、職人幻想ってヘン
といふのはあるのだけれど、然しやはり職人はいいなあ、と思ふ。
しかし、ノートを続けるうちに、私は自分のノートから教えられるようになった。単なる注意書きではなくなった。その仕事のための段取りのしかた、刃物の使いかた、時にはその仕事をしたときの、まわりの旋盤工仲間との軋轢までが、そんなことは一行も書いていないのに思い出せるようになった。そうなると、技術的なことだけを読みとれるのではなく、“職場のなかでのわたし”が見えるようになった。同時に、旋盤工って何だ、ということを考えるきっかけにも役立った。わたしは、そのノートが、わたしの旋盤工人生を変える転機になったと、いまも信じて疑わない。
願はくは、このページが私にとつての「ノート」になるやうに。
報告
拝読。こちらこそ御覧いただけるとは思うてをりませんでした。これからもよろしくお願ひします。>ペトロニウス様
講談社学術文庫1516;講談社;¥860(借覧);文庫判;縦組;並製;279p;△;ISBN4-06-159516-4;
近世近代の神道系政治思想史のなかのオホクニヌシ。やつぱり篤胤がある種、癌な気はする。あと、千家尊福といふ人は「お正月」の作詞者ぐらゐにしか思うてゐなかつたけれど、こんな面白さうな「生き神様」だつたとはなあ。
引用文献へのルビが歴史的かなづかひに合致してゐないところが散見される。気づいたもの:
(p.129.)→「みづから」御自躬
(p.139.)→「たぐひなき」比量 なき
(p.151.)→「すなはち」則
(p.251.)→「ついて」就 テハ
あと、管下ノ與論
(p.251.)は「輿論」の誤りだらうか。
ありがたいことに加へていただいたやうです。ただ、どうもうまく更新が反映されてないみたい。
うへの記事を見た感じだと XREA の仕様のせゐなんでせうか。どうしたらいいんかなあ。
すつかり失念してゐましたが、きのふは林檎嬢の誕生日でした。つふか、どうも、あいつが娘。娘。言うてるのは椎名林檎が結婚しちやつたからだらう、と指導教官に陰口いはれてるみたいです、俺。否定はしませんが(陸に勉強もしてねえし)。
;TBSブリタニカ;(借覧);A5判;縦組;上製;206p;△;ISBN4-484-00414-3;
対処していただき、ありがたうございます。お手数をおかけして申し訳ない。
花とゆめCOMICS;白泉社;¥390(1割引);新書判;;並製;190p;△;ISBN4-592-17792-4;
「OHP」(11月23日附)を見て良ささうだと思うてゐて、生協で見かけてまあ1割引だし、ここで私が買はないと返品されちやふんだらうな、と妙な義務感をいだいて購入。現今の少女マンガの水準を示す好作品。
花とゆめCOMICS【1730】;白泉社;¥388(¥100);新書判;;並製;186p;△-;ISBN4-592-12730-7;
毎週イリイリしながらも、やつぱり見てしまふフルバ(ちなみに、BS JAPAN ではけふ第12話放映でした、季節感ねえ)の原作のかたの初コミックス。残念ながら、類型をでるところはない感じ。ていふか、真逆、これはこれで終つてるんですか。
zetima,SMEJ;¥971;13:11;△;EPCE-5128;
評判がいい。慥かにいい曲だと思ふ。けど、どうでもいいといふか、彼女が歌はなくちやいけない曲だとは、私には思へない。これは――ハロプロの曲といふのは基本的にキャラクタァ・ソングだと思ふのだけれど――、私がいまだに、三人祭を最後に封印せられた〈はしやぐ可愛い松浦〉の線で彼女を諒解してゐて、最近の〈しつとり大人の松浦〉にうまく馴染めてゐないだけの話なんだらうけど。いまの路線で活躍をつづけて、このあひだプッチモニの出た回の「うたばん」で、昔の曲を歌うたときの松田聖子が発揮したやうなアウラを、いつか松浦も帯びる日はくるんだらうか。撤回します。私は彼女を見くびつてゐたといふことに、29日の「うたばん」で歌ふ姿を見て気づきました(にしても、やつぱりヘソは出すのね)。
あと、あやや表紙の「oricon」も買ひました(撮影:川田洋司)。
少年チャンピオン・コミックス;秋田書店;¥390(¥250);新書判;;並製;191p;△;ISBN4-253-20092-3;
流行ものみたいなので。しかし、これあなんなんだかなあ。キッチュといふのもちがふし。
別コミフラワーコミックススペシャル 8741;小学館;¥562;B6判;;並製;190p;△+;ISBN4-09-138741-1;
新井理恵健在なり。
;本の雑誌社;¥1,300(¥650);A5判;;上製;85p;△+;ISBN4-938463-87-3;
白泉社;¥381;B5判;平綴;△;T1108631010401;448p
橘裕「ガッチャガチャ」が新連載開始。不幸な恋愛体質の室井友里と、一見完璧美少女だけれど実は男勝りな神楽坂素子との(私の勝手な分類だと、突飛伝奇ぢやない ASUKA 系の)カッキー・アクション
。とりあへず面白かつたです。
ちくま新書320;筑摩書房;¥700(1割引);新書判;横組;並製;217p;△-;ISBN4-480-05920-2;
前半は、国内外の(主に人文系の)検索調査サイト案内。後半は、デファクトスタンダァドとしての Word(win) のカスタマイズ法など。なんかだまされた気分だなあ。勝手にだまされといてかういふのもなんだけれど、同内容のものがたとへば宝島社から出てたら私は買うてなかつたらう、と思ふ。
おまけ:
http://ariadne.ne.jp/ を HTML4.01 Transitional としてチェックしました。
203個のエラーがありました。このHTMLは -45点です。タグが 25種類 250組使われています。
http://nakayama.org/ を HTML4.01 Transitional としてチェックしました。
171個のエラーがありました。このHTMLは -301点です。タグが 17種類 90組使われています。
君がた、まづは正しい HTML を書いてから物を言ひ玉へ。
sabra BOOKS;小学館;¥1,500;B6判;;並製;167p;△++;ISBN4-09-380441-9;
エロいなあ。よいなあ。(ところで、奥附の著者履歴のところに「Freedom of Choice」(河出書房新社)が出たやうなことが書いてあるけど、出てないッすよねえ。と思うて検索してみたら、12月4日発売の由。)
「FLASH」12月11日号。藤代冥砂のモーニング娘。特写シリーズ
、今回は吉澤ひとみ。「本の旅人」「ちくま」各12月号をもらふ。
「まぐら日記」の「椿説網張月」からリンクせられてゐるのに気づく。しかも錚錚たるサイトのならぶ「テレビ・芸能>モー。」に分類。忝なく存じます。ただ、掲示板へのリンクが cgi に直に張つてありますが、それだと外部からの呼出しで 403 Forbidden になつちまふので、http://isweb26.infoseek.co.jp/diary/mpcp/bbs.html をリンク先にしていただけるとありがたいです。
ちくま新書321;筑摩書房;¥700(1割引);新書判;縦組;並製;221p;△+;ISBN4-480-05921-0;
要するに、日本には「人」がゐないといふことを手をかへ品をかへ云うてゐる。
小学館;¥248(1割引);B5判;中綴;△-;T1127032120267;408p
悲願のオリコン1位を獲得したタンポポが表紙&巻頭グラヴィア(9p、撮影:久保田昭人)なので。えーと、「王子様と雪の夜」は、夜空の下で思わず口ずさみたくなる、ごきげんラップソング
なんでせうか。この曲については、「乙女パスタ」の時のやうな衝撃はないとか四人の心がばらばらとか、いろいろ批判がましく云はれてゐるのを見ますが、しかし、この曲を自転車通学中(時に裏声で)歌うてゐると(キショッ
)、最後の、
王子様と雪の夜/手作りの/お料理持って お家 行けば
王子様みたいな格好/で待っていた/変な王子様……私の王子様
といふところでいつも私は目頭があつくなります。カップリングの「年末年始の大計画」も最初は、うッわー斉唱だよ、と思うたものの、近頃は、その好きよ あなた 好き
といふフレィズが素晴らしく力勁いものと感じられるやうになりました。
雑誌自体はどうでもいい感じ。
ヒット出版社;¥524;B5判;平綴;△;T1113963010555;372p
師走の翁のシャイ娘。シリィズ、今回はタイトル「The Kei」で保陀刑(20)
メイン。刑ちやんカッキーなあ。しかしそれより、阿部なつみ(20)
が劇かはいいです。摩訶不思議「雛迷宮」は、ひな子がえらいことになつてんなあ。あと、新連載のジャム王子「BAD SLAMMERS」は、西遊記といふマンガに頗る親和的な説話論的磁場をもつ作品(四方田犬彦「漫画原論」参照)が舞臺であることも関係してゐるだらうけれど、破天荒で面白い(まあ、「エロ悟空道」て言つちやへばそれまでだけどさー)。
書店で貰うてくる。高橋源一郎「ゴヂラ」(¥1400,ISBN4-10-450801-2)は来月25日発売の由。再来月は、橋本治「「三島由紀夫」とはなにものだったか」。
生協に月1冊だけ入荷される「なかよし」を今月も無事入手。控へ室にもつていつたら後輩の子がなつかしいとか、うッわあこんなん小学生に見せていいのさういへば最近恋してないなあ(演習に追はれて)とか、大意かういふやうなことを言ひながら見てました。ところで、「なかよし」が「ちゃお」よりも発行部数が少いといふ話題があつた筈と思うて「回顧録」の過去の記事を見てゐたら、10月15日中の記述で code がうまく閉ぢられてゐないのに気がつきました。
「B.L.T.」を購入。先月とは別の店で買うたら今度は関西版だつた。
リンクの変更、確認いたしました。ありがたうございます。クリスマスに出るのは、連載時タイトルとはちがひ、「ゴヂラ」となるやうです。
飯田姊さんの太股。来週はプッチ。