本と娼婦は、ベッドに連れこむことができる。
ベンヤミン
;勁草書房;(借覧);四六判;縦組;上製;ix+477+17p;△;ISBN4-326-65261-6;
ナイーヴだにやあ(でも、もつと莫迦なんだと思うてた)。
;みすず書房;¥3,200(借覧);四六判;縦組;上製;437+vp;△;ISBN4-622-03385-2;
往年の「ロリコンの帝王」吾妻ひでおが新井素子に語つた「對象年齢」の話は示唆的。詳細を知りたい人は、『ひでおと素子の愛の交換日記』を參照の事。
えつと、この辺か。
これ書く前のうちあわせで。吾妻さんとこんな話した。
「吾妻さん、どんな女の子好きですか? やっぱり十歳以下位……?」
「あ、十歳以下、いいですね」
「十四歳以下までは?」
「あ、十四歳、いいですね」
「二十歳位ってどんなもんでしょう」
「あ、二十歳、いいですね」
「じゃあ……ひょっとして、自分より年上は?」
「あ、年上、いいですね」
うーん。少し悩んで。吾妻さんの目は極端に肥えているのか極端に肥えていないのか。どっちにしても、やっぱり吾妻ひでおは偉大だなあ。
ところで、現在の「闇黒日記」、link rel="prev"
がひとつ古いやうに思ふのですが。> 野嵜様。
結局、バックナンバーに移るまでなほらなかつたぽい。
;太田出版;¥1,300;四六判;縦1,2段組;並製;362p;△;ISBN4-87233-659-3;
愛がなくちやね。
角川文庫9815[ほ 9-1];角川書店;¥544(¥100);文庫判;縦1,2段組;並製;343p;△;ISBN4-04-196701-5;
ニューヒストリー 近代日本 4;吉川弘文館;(借覧);四六判;縦組;上製;6+264+12p;△;ISBN4-642-03703-9;
民衆の目線から近代軍を見てゆくやうなことを言うて、甲種合格が誉れだつたことなんかから始まつてはゐるけれど、結局は、栄光は閑却して、その悲惨を言ひたがつてばかりゐて、不満。とはいへ、私も「軍用墓地」が結構ちかくにあることなんてまるで知らなかつたけれど。
;講談社;(借覧);四六判;縦組;上製;317p;△;ISBN4-06-210475-X;
なんと忠勤な。
花とゆめCOMICS;白泉社;¥390;新書判;;並製;189p;△+;ISBN4-592-17022-9;
完結。面白かつたッス。
花とゆめCOMICS;白泉社;¥390;新書判;;並製;186p;△;ISBN4-592-12077-9;
ダークな有馬篇に突入。巻末「津田日記」で最近「源氏物語」の勉強をしてゐるとあつて、ほう、と思ふ。読みやうによつては「源氏」も、ひとりの男が美貌と才覚とで成り上つてゆくジュリアン・ソレルな話だつたなあ。
岩波講座 近代日本の文化史3(〔編集委員〕小森陽一/酒井直樹/島薗進/千野香織/成田龍一/吉田俊哉);岩波書店;(借覧);A5判;縦組;上製;x+264p;△;ISBN4-00-0110703-X;「月報2」(小峯和明/本橋哲也/フランコ・モレッティ、8p)
岩波講座が出ると、その学問分野はひとつのプラトーに達したと見てよい、といふ話があるけれど、カルスタが? 真逆! しかし、中山昭彦といふ人はあからさまに莫迦だなあ。
BSのライヴ動画集めて徹夜。曇天の下の遠足。レクリエーション。藝能の10。現在のモーニング娘。のリーダーのフルネームを漢字で。「飯田主織」「飯田圭織」「飯田香織」「飯田香織(ジョンソン)」「飯田香織」「飯田圭織」(←これ俺が書きました)。
角川文庫12431[な 30-7];角川書店;¥514(1割引);文庫判;縦組;並製;199p;△;ISBN4-04-198607-9;
盤石。
;平凡社;¥1,800(借覧);四六判;縦組;上製;296p;△;ISBN4-582-70229-5;〔対話者〕池内紀/坪内祐三/谷沢永一/山野博史/中村彰彦/松岡正剛/佐高信/宇佐美承/磯崎新/林光/多木浩二/天野祐吉
雑が大事なのは分るんだけど、やはり正あつてこその話だと思ふのです。
だつてセーラー服の市川由衣ちやんが表紙で微笑んでるんですよ(撮影:中村誠作)。
ちくま文庫[む 10 1];筑摩書房;¥950(1割引);文庫判;縦組;並製;424p;△;ISBN4-480-03714-4;「クイズ新明解国語辞典」「続クイズ新明解国語辞典」を合本再編集
語釈から見出しをあてるもの。10個にひとつぐらゐわかんないのがあるなあ。
五柳叢書69;五柳書院;(借覧);四六判;縦組;上製;230p;;;
なにが言ひたいのだかそれこそ「解読不能」。
だつてごつちんが(以下略、撮影:NAOKI)。
日本の近代 猪瀬直樹著作集1;小学館;¥1,300(借覧);四六判;縦組;並製;358p;△;ISBN4-09-394231-5;
古本屋に「子供より親が大事と思いたい 猪瀬直樹」といふ色紙(額装、2,000円)があつてびつくりしたのです。
zetima;¥971;12:48;△;EPCE-5152;
かはいいなあ。
講談社選書メチエ14;講談社;¥1,456(借覧);四六判;縦組;並製;285p;△;ISBN4-06-258014-4;
いまひとつ覘ひとするところが分らない。
;作品社;¥1,748(借覧);四六判;縦組;上製;199p;△;ISBN4-87893-240-6;
講談社選書メチエ207;講談社;¥1,600(借覧);四六判;縦組;並製;250p;△;ISBN4-06-258207-4;〔著者〕吉見俊哉/山口誠/成実弘至/本山謙二/小野俊太郎/北田暁大
みんなで撮って、みんなでつくったヨ!といふ
初めての手作りアルバムなんですよ。買はない訣にはいかないぢやないですか。これや素晴らしいなあ。
岩波講座 近代日本の文化史4;岩波書店;(借覧);A5判;縦組;上製;x+231p;△;ISBN4-00-011074-8;「月報3」(千野香織、8p)
miu comics;秋田書店;¥400;新書判;;並製;191p;△+;ISBN4-253-13382-7;
ひさびさに構成力のある作だつたやうに思ひます。
発売日 | 著者名 | 書名 | 文庫・コミックス名 | 本体豫価 |
---|---|---|---|---|
4 | 松浦亜弥1stライブツアー写真集 | ファースト・デート | 講談社 | 1,680 |
4 | うすた京介 | ピューと吹く! ジャガー(3) | ジャンプコミックス | 390 |
4 | ユイスマンス/澁澤龍彦 | さかしま | 河出文庫 | 900 |
4 | 高橋生健 | Cheers to Miho 吉岡美穂写真集 | 双葉文庫 | 762 |
5 | 魔夜峰央 | パタリロ西遊記!(4) | 花とゆめコミックス | 390 |
6 | 赤瀬川原平 | 悩ましき買い物 | 知恵の森文庫 | 未定 |
6 | 蓮古田二郎 | しあわせ団地(4) | ヤンマガSP KC | 514 |
7 | 永沢光雄 | AV女優(2)おんなのこ | 文春文庫 | 771 |
7 | 山本夏彦/久世光彦 | 昭和恋々 | 文春文庫 | 476 |
7 | 養老孟司 | 異見あり | 文春文庫 | 448 |
10 | あずまきよひこ | あずまんが大王(4) | DC-EX | 680 |
10 | 唐沢俊一 | カルト王 | 幻冬舎文庫 | 未定 |
10 | 二村ヒトシ | モテる男 | 幻冬舎文庫 | 未定 |
上旬 | 清原なつの | 私の保健室へおいで… | ハヤカワ文庫JA | 800 |
14 | 正宗白鳥/高橋英夫 | 作家論新編 | 岩波文庫 | 800 |
14 | 大島弓子 | なずなよなずな | 白泉社文庫 | 543 |
18 | ゆうきまさみ | パンゲアの娘 KUNIE(4) | 少年サンデーコミックス | 390 |
19 | 遠藤淑子 | 狼には気をつけて(4) | 花とゆめコミックス | 390 |
20 | 伯林 | しゅーまっは(5) | チャンピオンコミックス | 390 |
20 | 高橋源一郎 | 一億三千万人のための小説教室 | 岩波新書 | 700 |
20 | 内田樹 | 寝ながら学べる構造主義 | 文春新書 | 690 |
21 | YOKO KANNO/SEATSELTS | COWBOY BEBOP CD-BOX | Victor | 9,800 |
21 | 沙村広明 | 竹易てあし漫画全集おひっこし | アフタヌーン KC | 514 |
22 | 石川梨華写真集 | 石川♡梨華 | ワニブックス | 2,300 |
25 | アルコ | ラブレター | マーガレットコミックス | 390 |
25 | 青山真治 | ユリイカ EUREKA | 角川文庫 | 648 |
26 | ミニモニ。1st アルバム | ミニモニ。ソング大百科 1 巻 | zetima | 2,913 |
26 | 山本夏彦 | オーイどこ行くの | 新潮文庫 | 590 |
26 | 大槻ケンヂ | オーケンののほほん日記ソリッド | 新潮文庫 | 552 |
26 | 嵐山光三郎 | 追悼の達人 | 新潮文庫 | 781 |
26 | 斎藤美奈子 | 文壇アイドル論 | 岩波書店 | 1,700 |
27 | 矢沢あい | Paradise Kiss(4) | フィールコミックス | 857 |
下旬 | 斎木弘吉 | ちょこらぶ(2) | 双葉文庫 | 762 |
が、でる模様。
引用されて、自分の文の居丈高さに気がつく。げんなり。
河出文庫[し 3-2];河出書房新社;¥590(¥100);文庫判;縦組(一部縦2段組);並製;274p;△;ISBN4-309-47275-3;〔補筆・補記〕鈴木敏文
# ところで、筑摩書房 近刊案内 (5月8日更新) には
6月12日発売とありますが…。
やあ、たしかに。
文庫・コミックスの新刊情報は、「本やタウン」内の「BOOK CLIP」によつてゐて、ここでは 10 日になつてゐます。「Books index」も同じく 10 日なので、取次レヴェルの情報では 10 日みたいなんですが、版元によるべきでせう。
;筑摩書房;¥4,800(借覧);A5判;縦組;上製;367+iiip;△;ISBN4-480-84259-4;
この書名を意外に思はない私には(といふのは、ウィ氏を鼻祖と仰ぐ論理実證学派は反形而上学らしいのです)、本書をよむ資格はないやうな気もしますが、「論理哲学論考」の読解をとほして、坊間いふ超越的/超越論的の区別は出鱈目だとか、ウィ氏は反独「我」論だとか、創見が明晰に述べられてゐるやうに思ひました。しかし、「殺しの美学」の用例をわざわざ矢吹健太郎「BLACK CAT」にもとめることはないでせう(p.361.n.5.)。
歴史文化ライブラリー133;吉川弘文館;¥1,700(借覧);四六判;縦組;並製;6+225p;△;ISBN4-642-05533-9;
あじあブックス018;大修館書店;¥1,800(借覧);四六判;縦組;並製;233p;△;ISBN4-469-23158-4;
小学館;¥880;A4判;中綴;△;T1123366060880;撮影:渡辺達生、80p
ヤンジャン表紙の MEGUMI はすげえなあ、偉観だなあ、これを買はずにおくと遺恨をのこすことになるかなあ、と思うて購入(撮影:上野勇)。かういふ向陽性みたいなものは、なぜか(写真集はしらないけど)上記「BREAK THROUGH」とか「ON VISUAL」といつたムックには出てこないんだよなあ。それはそれでよいのだけれど。
双書 現代の哲学;岩波書店;¥2,800(借覧);四六判;縦組;上製;viii+243p;;ISBN4-00-026582-2;
;おうふう;¥2,500(借覧);A5判;縦組;並製;175p;△;ISBN4-273-02948-0;
週末に、めづらしく他行するので、宿をとりに JTB へ行く。そんなのウェブでいくらでもやすい宿をさがせるぢやないか、と思ふかもしれないけれど、数少い女性との面談の機会を、申込みフォームなんかでなくしてしまふ訣にはいかない。宿の手配をしてもらひ、古本屋によつて、細田あかり嬢の 1st 写真集なぞもとめて帰る。どこをまはつても、それだけ売れたといふ證左とはいへ、「眞鍋かをり LOVE BOX」があるのが悲しい。
;朝日新聞社;¥1,600(借覧);四六判;縦組;並製;213p;△;ISBN4-02-257667-7;
小島信夫のおぼめかしが堪へられない(いろんな意味で)。
この他に、「本郷」(NO.39)「創文」(2002・04 NO.441)「世界思想」(29号)「月刊百科」「ポンツーン」(各5月号)を貰ひました。
「らぶぱらあんてな」に加へていただいたやうです。今後ともよろしくお願ひいたします。
;東京大学出版会;¥2,000(借覧);四六判;縦組;並製;viii+225p;△;ISBN4-13-003318-2;
愉しい厭味。
;新潮社;(借覧);四六判;縦組;上製;493+xvip;△+;ISBN4-10-539302-2;〔原題〕Simon Singh,The Code Book:The Science of Secrecy from Ancient Egypt to Quantum Cryptography,1999
PGP の導入に挫折したのを思ひ出しました。
りぼんマスコットコミックス クッキー♦1377;集英社;¥390;新書判;;並製;189p;△;ISBN4-08-856377-8;
ノブにはしあはせになつてほしいなあ。
ソニー・マガジンズ コミックス103 KB COLLECTION;ソニー・マガジンズ;¥505(¥30);B6判;;並製;189p;△;ISBN4-7897-8103-8;
ワニマガジン・コミックス461;ワニマガジン社;¥505(¥200);B6判;;並製;206p;△;ISBN4-89829-912-1;
ぶッとんでて恰好よくて、んでエロくてよいねえ。
講談社コミックスフレンドB 一二八一巻;講談社;¥390;新書判;;並製;183p;△-;ISBN4-06-341281-4;
矢口さんもよんでるかなあ。
講談社コミックスフレンドB 一二八五巻;講談社;¥390;新書判;;並製;183p;△;ISBN4-06-241285-7;
短篇集。大塚英志の息がかかつてるのはちよつと気にくはないけど、「ハッピーエンド」がなかなか面白かつたので買うてみた次第。面白いとは思ふけど、かういふ切迫した恋は遠慮したい感じです。
中公文庫[お 10 6];中央公論新社;¥914(1割引);文庫判;縦組;並製;406p;△;ISBN4-12-204007-8;「日本語の成立」を改題、加筆訂正
角川文庫11321・角川ソフィア文庫257;角川書店;¥600(¥100);文庫判;縦組;並製;236p;△;ISBN4-04-352401-3;
新潮社;¥667;A4判;中綴;△;ISBN4-10-790098-3;〔写真〕石田東、80p
小川さんはモデルのかたみたい。開巻一番、なんかお口のまはりに白いものついてるし、エロくてよい感じです(ほかにいふことないのかなあ)。
;弘文堂;¥2,200(借覧);四六判;縦組;上製;290p;△;ISBN4-335-55086-3;
児童(のための/の登場する)文学を素材とした「少年社会学」の試み。書物を素材にして一書をなしてるのは、「60冊の書物による現代社会論」(中公新書)と同じだなあ。鍵語は「イニシエーション」。しかし、どういふ読者を想定してゐるのかがよく分らない感じ。
colspan,rowspan 両属性のつかひかたの勉強もかねて、東書を単行本と目次の比較をしてみる。
単行本 | ♯(文庫版) | ||
---|---|---|---|
棲み分ける批評(1999) | 1 状況論 | 棲み分ける批評(1999) | |
× | ポストモダン再考――棲み分ける批評Ⅱ(2000) | ||
郵便的不安たち―『存在論的、郵便的』からより遠くへ(1998/1999) | 郵便的不安たち――『存在論的、郵便的』からより遠くへ(1998/1999) | ||
Ⅰ | ソルジェニーツィン試論―確率の手触り(1991/1993) | 2 批評 | ソルジェニーツィン試論――確率の手触り(1991/1993) |
写生文的認識と恋愛(1993/1994) | 写生文的認識と恋愛(1993/1994) | ||
精神分析の世紀、情報機械の世紀―ベンヤミンから「無意識機械」へ(1996) | 精神分析の世紀、情報機械の世紀――ベンヤミンから「無意識機械」へ(1996) | ||
× | 通信傍受法と想像力の問題(1999) | ||
Ⅱ | 庵野秀明は、いかにして八〇年代日本アニメを終わらせたか(1996) | 3 サブカルチャー | 庵野秀明はいかにして八〇年代日本アニメを終わらせたか(1996) |
アニメ的なもの、アニメ的でないもの(1996) | アニメ的なもの、アニメ的でないもの(1996) | ||
『エヴァ』にはまるのはなぜ?(1996) | 『エヴァ』にはまるのはなぜ?(1996) | ||
オタクから遠く離れて(1997) | オタクから遠く離れて(1997) | ||
× | 『マトリックス』と人間不在の荒野(1999/2000) | ||
× | 『ナデシコ』の二つの顔(2000) | ||
× | 探偵小説の世紀、SFの世紀(2001) | ||
× | ハムレットとしてのSF――SFと哲学(2001) | ||
Ⅲ |
|
4 エッセイ・書評 | × |
|
× | ||
寓話を超えて(1997)―阿部和重との対談 | × | ||
批評ばかりが増殖する―芳川泰久氏への応答(1997) | × | ||
暗号と言霊(1997) | 暗号と言霊(1997) | ||
リキテンスタイン/エクリチュール(1998) | リキテンスタイン/エクリチュール(1998) | ||
× | 大学都市とカタコンブ(1999/2000) | ||
●「書くこと」と周到さ―阿部和重『アメリカの夜』への書評(1994) | 「書くこと」と周到さ(1994) 阿部和重『アメリカの夜』への書評 | ||
●「読みにくい」ラカン解説書―赤間啓之『ユートピアのラカン』への書評(1995) | 「読みにくい」ラカン解説書(1995) 赤間啓之『ユートピアのラカン』への書評 | ||
●私たちはいま、八〇年代を清算しつつある―上野俊哉『シチュアシオン』への書評(1996) | それにしてもメディア論はなぜこんなに困難なのか(1995) 桂英史『インタラクティブ・マインド』マイケル・ハイム『仮想現実のメタフィジックス』大澤真幸『電子メディア論』への書評 | ||
●ヴァルター・ベンヤミン、圧縮されたエッセイスト―鹿島茂『「パサージュ論」熟読玩味』への書評(1996) | 私たちはいま、八〇年代を清算しつつある(1996) 上野俊哉『シチュアシオン』への書評 | ||
●それにしてもメディア論はなぜこんなに困難なのか―桂英史『インタラクティブ・マインド―近代図書館からコンピュータ・ネットワークへ』マイケル・ハイム『仮想現実のメタフィジックス』大澤真幸『電子メディア論―身体のメディア的変容』への書評(1995) | ヴァルター・ベンヤミン、圧縮されたエッセイスト(1996) 鹿島茂『「パサージュ論」熟読玩味』への書評 | ||
●書くこと、孕むこと、傷つくこと―多和田葉子『ゴットハルト鉄道』への書評(1996) | 書くこと、孕むこと、傷つくこと(1996) 多和田葉子『ゴットハルト鉄道』への書評 | ||
●書くこと、孕むこと、傷つくことⅡ―多和田葉子『聖女伝説』への書評(1996) | 書くこと、孕むこと、傷つくことⅡ(1996) 多和田葉子『聖女伝説』への書評 | ||
●面白くなさ、あるいは意匠化された「政治」への抵抗―ジャック・デリダ「ジャックデリダのモスクワ」への書評(1996) | 面白くなさ、あるいは意匠化された「政治」への抵抗(1996) ジャック・デリダ「ジャックデリダのモスクワ」への書評 | ||
●ジジェクはなぜかくも軽快なのか―スラヴォイ・ジジェク「為すところを知らざればなり」への書評(1997) | ジジェクはなぜかくも軽快なのか(1997) スラヴォイ・ジジェク「為すところを知らざればなり」への書評 | ||
●柄谷行人について―柄谷行人『探求』の紹介(1997) | 柄谷行人について(1997) 柄谷行人『探求』の紹介 | ||
●雨音に寄生する文字たちのように―筒井康隆『敵』への書評(1998) | 雨音に寄生する文字たちのように(1998) 筒井康隆『敵』への書評 | ||
●柄谷行人についてⅡ―柄谷行人『ヒューモアとしての唯物論』文庫版への解説(1998/1999) | 柄谷行人についてⅡ(1998/1999) 柄谷行人『ヒューモアとしての唯物論』文庫版への解説 | ||
●Socrate non-performatif―Jacques Derrida+Peter Eisenman『Chora L works』への書評(1998/1999) | Socrate non-performatif(1998/1999) Jacques Derrida + Peter Eisenman『Chora L works』への書評 | ||
× | 亡霊化と跛の時間(1999) 筒井康隆『邪眼鳥』文庫版への書評 | ||
× | サイバーパンクの日本が喪われた時代に(2000) ウィリアム・ギブスン『あいどる』文庫版への解説 | ||
× | 三宿から台場へ、そして渋谷へ(2000) 阿部和重『インディヴィジュアル・プロジェクション』文庫版への解説 | ||
× | 大江公彦とフラットな世界(2002) 大塚英志『多重人格探偵サイコ 西園伸二の憂鬱』への解説 | ||
Ⅳ | トランスクリティークと(しての)脱構築―浅田彰・大澤真幸・柄谷行人との座談会(1998) | × | × |
記憶しつつ批評すること、それが思考の倫理である―王寺賢太との対談(1998) | × | ||
交通空間から郵便空間へ―田中純との対談(1998) | × | ||
考えなくって、大丈夫!?―宮台真司との対談(1998/1999) | × |
「庵野秀明は」のあとの読点の有無が何によるのかはともかくとして、時評類を削つちやつたのは残念。(大杉重男が指摘してゐたやうに、)アスカのゐない「郵便的不安たち」なんて考へられないよ。
都立大は、バブリィなころに移転したといふはなしだけれど、ひろくて綺麗ですなあ。
文春文庫[ま 15 1];文藝春秋;¥390(1割引);文庫判;縦組;並製;181p;△+;ISBN4-16-765301-X;
文春文庫[ち 4 3];文藝春秋;¥638;文庫判;縦組;並製;374+vp;△;ISBN4-16-710710-4;
「LaVaNa」を買ふべく書店にはひつたら、もう入手できないものと思うてゐたトレカ集をみつけて買うてしまふ。どうも旅先では財布のひもがゆるくなつて不可ない。内容は以下のとほり:
いくら、全90種類のトレーディングカードのうち32種類がランダムに封入されています
、とはいつても「か・を・り」のはうは結構ダブりがひどいなあ。誰か trade しませんかー。
渋谷は109-②の「Hello!Project Petit-Museum」を見学したあと、まだいくらか時間があつたので神保町のはうにいつてみるかなあ、と思うた筈が、なぜかヤマギワソフトで買物をしてゐる駄目な私:
「Advance」は露骨な抱合せだし、カヴァでは中央のひとは水着ぢやないし買ふつもりはなかつたんだけれど、「生写真」といふ札がついてゐたので買つてしまつた。嗚呼。
この日のほかの買物:
;三元社;¥2,600;四六判;縦組;並製;320p;△;ISBN4-88303-094-6;
保田輿重郎(p.110.)←誰?
[392]は、[393]のあやまり。
朝日文庫[あ 34-1];朝日新聞社;¥780;文庫判;縦組;並製;434p;△;ISBN4-02-261378-5;『郵便的不安たち』を改題、大幅に内容を入れ替え
「誤状況論」はぁ?
『批評空間』の共同討議[本書所収](p.72.)→
[単行本版『郵便的不安たち』](p.384.)がただしい。
しかしほぼ第拾六話以降(この旧字表記は作品にしたがっている)(p.206.)→大字は旧字とはちがふんですけど。「壱弐参」は略字だし。
花とゆめCOMICS;白泉社;¥390;新書判;;並製;178p;△;ISBN4-592-17200-0;
本巻にて了。ちよつとものたりない感じもする。
花とゆめCOMICS;白泉社;¥390;新書判;;並製;191p;△;ISBN4-592-17285-X;
;小学館;¥2,500(2割引);四六判;縦組;上製;288+xivp;△;ISBN4-09-387378-X;
第一部の「“国語審議会”の歩んできた道」は、「本の窓」での連載をまとめたもの。国語審議会の歴史が丁寧にまとめてあるのだけれど、この会は本途、陸なことあしてないですなあ。ほかに、「“漢字仮名交り文”への道のり」「古書肆大旦那の語る国語・国文」を収める。「古書肆大旦那」といふのは日本書房の西秋松男氏。ここと京都の赤尾照文堂のつけた値が国語国文関係書籍の基準になります。苗字をみて、あれと思うたら、西秋書店は三男のかたが独立したものの由。
集英社文庫[お 42 2];集英社;¥476;文庫判;縦組;並製;235p;△;ISBN4-08-747449-6;「わたくしだから」を大幅に加筆・削除し
、再構成
おつぱいによる映画のテマティック評論「パイパニック」がすばらしい。
講談社文庫[お 89 1];講談社;¥648;文庫判;縦組;並製;419p;△+;ISBN4-06-273424-9;
ああ、ぬるい週末をおくつてしまひました。
集英社;¥219,210,210,219(いただきもの);B5判;平綴;△;T1129931030234,T1129934040223,T1129931050225,T1129933050230;468,460,466,468p
12号は、巻頭が新連載の河下水希「いちご100%」で、巻末(「ジャガー」のぞく)が連載終了の鈴木央「ライジングインパクト」と明暗がくつきり出た配置。打切りになるほどつまらなかつたですか。(打切りぢやなかつたとか。)「いちご100%」のはうは、ラストの東城さんの内面みたいのが次回以降には全然でてこないなあ、と思ひました。22・23合併号の巻頭は許斐剛「テニスの王子様」で、全頁カラー。すげえなあ、人気あるんだなあ。
ソフト・オン・デマンド;¥3,000;55分+おまけ映像;△;DSOFT-018;
やたら胸をアップにしたり、縄とびをさせたりするのはあざといなあと思ひはしましたが、基本的には普通のイメージヴィデオでした(何を期待してゐたのやら)。本作が発売されたときに、SOD 社長の高橋がなり氏は「サイゾー」誌の連載で、ポニーキャニオンみたいな腑抜なところぢやなく自分のところから出した由衣ちやんはえらい、といふやうなことを書いてゐたと思ひますが、そんな彼女もいまでは押しも押されもしないビジュアルクィーンです。時間は流れる。
と思うて、古雑誌をあさつてみたら「四色礼香・中島礼香」についての記述でした(2001年6月号)。うわあ。
;新曜社;¥1,800(借覧);四六判;縦組;上製;vi+174+8p;△;ISBN4-7885-0787-0;〔原題〕Jason Epstein,Book Business:Publishing Past Present and Future
上代假名遣を見ればわかる通り(と言ふのはかなり無茶な言ひ方だが)、同音のかなは互換。
鰻の場合はかならず活字が存在しない方の「な」を使い、また別の語では現在使われている方の「な」をかならず使う、と云ふ規則は存在せず、場合によつてはその逆もあり得たし、それ以外の變體假名を用ゐた事もあり得る。しかし、そもそも明治以前の江戸時代には、かなづかひが相當に混亂してゐたので、規則も糞も無い。
最近の中世仮名文の表記研究では、語によつてや、語句中の位置(語頭/語中/語末)などで、規則とまではいかないにしても、異体仮名の使ひ分けのあるることがあきらかにされてゐます。一見でたらめに見える旧かな
にも、いろいろと可読性をたかめるための工夫がなされてゐるやうです(そんなのは valid ぢやない、といへばまあさうですが)。さうした流れをうけてでせうが、活字印刷物でも、「広文庫」では、「し」と「志(を字母とする変体仮名)」とに使ひ分けがあるさうです。
朝日新聞(日曜日)で岸本佐知子氏曰く、「せめてカゴとツジの区別がつくようにならんと」。同感。
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- プチ原 2001/12/28 (Fri.) 04:12:53
211.7.78.184
Kさんを描いてる時点でいい加減になったわけですが、二人の差はこんなに顕著なものです。
未だに見分けがつかないとか言ってる奴は誰だ!
;吉川弘文館;¥8,500(借覧);A5判;縦組;上製;6+296+11p;△+;ISBN4-642-07544-5;
bk1 を去るまへの大月隆寛がつよく推してゐたので。文献一覧に、川原 泉 一九八六 『銀のロマンティック…わはは』白泉社
を平然とならべてゐたり(出来事との出会いを契機として新たな認識を立ち上げてゆく行為
を象徴
する舞踏家・由良紘一の言葉
の出典として)、「世界のかたすみでブンカを叫んだけもの」なんちふ書評論文を書いてゐたりするあたり、なんとも嫩いなあと思はずにはゐられませんが、「観察」といふ難問をめぐる力篇であります。
「CDでーた」誌は、松浦亜弥表紙なので(撮影:木村直軌)。裏表紙もまつーら(三ツ矢サイダー広告)だつた。100点
をとつた「スピリッツ」誌カヴァ&グラヴィアの上野なつひは、目がこはいッス(撮影:井ノ元浩二)。完成度がたかいのは分るけど、どうもグッとこない感じ。さういふ意味ではわたしのなかでは石川佳奈とおなじやうな位置づけ。ほかに常盤響「GiRL U WANT」(22日頃発売、¥1,800)の先行袋とぢ。
「UP」「未来」(各5月号)「本の窓」「青春と読書」(各6月号)もらふ。
マーガレットコミックス3487♦;集英社;¥390(¥250);新書判;;並製;182p;△;ISBN4-08-847487-2;
にぎやかな帯にひかれて。
別冊エースファイブコミックス736;松文館;¥876(¥600);A5判;;並製;;△;ISBN4-7901-0831-7;
すこしまへに話題になつた、スタジオズブリの宮脇直監督が登場する「いつも何度でも」を収録してゐるので買うてみた。
;岩波書店;¥3,600(借覧);四六判;縦組;上製;xii+292+62(横組)p;△;ISBN4-00-023807-8;
橋爪大三郎は、そのうちみんな豚の子宮で産むやうになるので、かういふのは過渡的な問題にすぎない、とぶッ飛んだ見解をどこだかで開陳してたなあ。
ところで「売る売らないはワタシが決める」は、「産む産まないは
先日の記述について、ペトロニウスさんにコメントをいただきました。
物集高見「広文庫」において、〈し〉と〈志〉とに使ひ分けがあるといふのは、府川充男氏が指摘してゐたと思ふのですが、具体的にどのやうに使ひ分けてゐるかは、私も知りません。ただ、今回その事例をあげたのはたしかに、一つ一つの語に「し」の系統と「志」の系統とに分ける事が可能だ
、といふやうなことを想定してをりました。しかし、そのやうに〈し〉〈志〉を使ひ分けても、それは同様に「し」の仮名なのですから、サ行だけ六列になる
といふことにはならないと思ひます。
ウェブ上で参照可能な別の事例をあげれば、上田秋成は「ますらを物語」において、係助詞「こそ」を表記する際には〈己曽〉と書く傾向があつたやうです(池田雅子「上田秋成の用字法」)。かならず、とまではゆかずとも、鰻の表記には〈うぎ〉と表記し、別の語中の「な」には〈な〉と書くことは充分ありえたと考へてをります(勿論これが
非可換
だつたらうとは思うてをりません)。
また、如上の異体仮名の使ひ分けは、音声/音韻に基づく使ひ分けではありませんので、いはゆる「仮名遣」とは区別しておいたはうがよいかと思ひます。見出しを「仮名文字遣」とする所以です(ただ、この表記は定家の仮名遣書とかさなるので「仮名もじ遣」とすべきといふ論(迫野虔徳)もあります)。
下から見上げた松浦(の太股)がエロい。汗みづくの松浦がエロい。水しぶきのなかの松浦がエロい。
;講談社;¥2,000(借覧);四六判;縦組;上製;244p;△;ISBN4-06-210855-0;
;青土社;¥1,900;四六判;縦組;上製;247+3p;△++;ISBN4-7917-5962-1;
実はこれこそ、文藝にしかできないことなのだ
(p.143.)。きつぱりとした断言が心地よい。吉原に
(p.29.)とあるのは、「いつづけ」ではありますまいか。
「さとみかん」経由で拝読してゐる「人間城の主な日々」の24日条で、過去の記述がとりあげられてゐて喫驚。謝辞
どころか、買ひもせずに好きなこと言うてすいませんです。
21世紀 文学の創造1;岩波書店;¥2,200(借覧);四六判;縦組;並製;vii+266p;△;ISBN4-00-026701-9;〔執筆者〕筒井康隆/関井光男/島田雅彦/佐藤亜紀/港千尋/川村湊/清水義範/小谷真理/大岡玲
マーケッター(バブルが崩壊して美味しい稼ぎがぱあになり、かつ、もう少し手堅い仕事で功成り名遂げたいと思い立って、サブカルチャーの世界から評論の世界に引っ越してきた手合い
)のしかけるやうな「萌え」をプロレ向けポルノ
、と言ひ切る佐藤亜紀はいくらか面白い。ホント、文字が読めるからといつて、文学が読めるといふ訣ぢやないのにねえ。気づいた誤字の類:
鳴呼(p.21.)→「嗚呼」。
非差別(pp.242-244.)→「被差別」。
しかし、このシリーズの装丁は、カヴァの縁がひんまがりやすくてよろしくないなあ。
「UTB」誌カヴァは、娘。のソロ写真集シリーズラスト、石川梨華さん(撮影:松田忠雄)。といふ訣で、表紙画像を変へてみる。
また、ペトロニウスさんにコメントをいただきました。ありがたうございます。
異体仮名の運用の実際といふのは個別にあきらかにしてゆくよりほかありませんが(たとへば、定家のばあひ、柳亭種彦のばあひ〔「第154回近代語研究会」のところ〕)、文章を書く人によつて書き方に変化が見られる
といふよりは、もつとおほきく、平仮名文といふ表記スタイルにおける共通諒解的なところがあつたのではないか、と思つてをります。もとより、この分野の研究がもつと進まなければ、とても確言はできないことですが。
鰻の看板は、よく注意して見たことがないのですが、「奈」の字の書き順を変へた変体仮名
といふことなら、「うぎ」か「う
ぎ」といつた具合でせうか。このばあひ、現行の「な」と字母はおなじになりますが、くづしかたのパタンのちがひで使ひ分けはあり得たかと思ひます。
多分、修正プログラムをあててからだと思ふのですが、インターネットゾーンで「強制スタイル」を実行しようとすると、スクリプトエラーと言はれるやうになつて難渋してをります。
マガジンZKC0092;講談社;¥552;B6判;;並製;247p;△;ISBN4-06-349092;
けふの「ダメ自慢」:焼いても焼いても追ひつかないので、外づけ HD(60GB) を買うてきました。
アフタヌーンKC-1136;講談社;¥438(1割引);B6判;;並製;164p;△;ISBN4-06-321136-3;
前巻は結構おもしろかつたのになあ。
アフタヌーンKC-295;講談社;¥524;B6判;;並製;198p;△+;ISBN4-06-314295-7;
うまい。
蒼馬社コミックス;蒼馬社;¥648;B6判;;並製;158p;△;ISBN4-88388-194-6;
かういふミニモニ。が存在するパラレル・ワァルドもどこかにあるのだと思ふ。
マーガレットコミックス3509♦;集英社;¥390;新書判;;並製;184p;△+;ISBN4-08-847509-7;
うまい。
青弓社ライブラリー3;青弓社;¥1,600(借覧);四六判;縦組;並製;251p;;ISBN4-7872-3164-2;
分らん。
東芝EMI;¥3,600;32:54+34:56;△+;TOCT-24780-81;
「モリパクト DISC」のはうが好み。
新潮文庫[い-48-2];新潮社;¥476(¥100);文庫判;縦組;並製;270p;△;ISBN4-10-148312-4;「書の交響」を改題、加筆
書史的なことについては勉強になるのだけれど、現在批評についてはどうかなあ、といふ感じ。
購入。表紙は田中麗奈(撮影:篠原紀信)なんだけど、なんか妙な感じがするな。
きのふの件は、IE5.5SP2 を入れなほして対処しました(IE6 SP1が出るといふ御時世ですが)。
;大修館書店;(借覧);A5判;縦組;上製;xiv+626p;△;ISBN4-469-24464-3;
上巻には、「Ⅰ 英語学」「Ⅱ 言語学」「Ⅲ 英語教育」「Ⅳ 文化」についての文ををさめる。
「劫初より造り営む殿堂に吾も黄金の釘一つ打つ」(与謝野晶子)というのが、総合以前の段階における文献学徒の姿であらねばならぬ。
うむ。あと、気づいたまちがひ:昔、わたしの教えた学生で工学部出身の男も、「どおりで自分の英語は役に立たないと思っていたら、留学したことがないことにテレビを見て気がついた」と言って、それから約一カ月語にアメリカに留学した
(p.398.)→「どうり(道理)で」。逆のまちがひはよく見るけれど。
;大修館書店;(借覧);A5判;縦組;上製;xii+613p;△;ISBN4-469-24464-3;〔編輯〕池田真
下巻には、「Ⅴ 書物」「Ⅵ 書評」「Ⅶ 対談・座談会」「Ⅷ 論争・講演」についての文ををさめる。
;草思社;¥2,300(借覧);四六判;縦組;上製;219p;△;ISBN4-7942-1032-9;
花とゆめCOMICS;白泉社;¥390(1割引);新書判;;並製;186p;△;ISBN4-592-17023-7;
でつちあげ企画:「少女マンガ家名の基礎的観察」。
IKKI BOOKS;小学館;¥1,800;A5判;;並製;159p;△;ISBN4-09-359101-6;
奥附の「アンケートのお願い 小学館アンケート係」の最後が、○初版または重版発行日より重版発行日より 3 年間有効です
、と重複してゐるなあ。
ちくま新書345;筑摩書房;¥740(1割引);新書判;縦組;並製;253p;△;ISBN4-480-05945-8;
やんちやだなあ。
文春新書246;文藝春秋;¥660(1割引);新書判;縦組;並製;174p;△;ISBN4-16-660246-2;
仮名を「女手」といふことにあんまり性役割をみないはうがいいとか、空也上人像(六波羅蜜寺)に「話す」の形象を見てゐるけど、「話す」といふ語の成立は随分遅いとかは、まあどうでもいいけど、第一部が発表されたときに笙野頼子がいつたとほり、「呉服屋のミニスカ亡国論」みたいなもんだよなあ、と思ふ。
;朝日新聞社;(借覧);四六判;縦組;上製;238p;△;ISBN4-02-257651-0;〔執筆者〕吉田司/佐藤修史/堀田浩一/丸子真史/新保恵志/石川好/宇留間和基
zetima;¥971;12:14;△+;EPCE-5158;
ほかに、「ちくま」「本の旅人」(各6月号)をもらふ。
ヒット出版社;¥524;B5判;平綴;△;T1113963070559;372p
三峯徹さんが娘。のコンサートに!(p.335.)
GUM COM!CS;ワニブックス;¥950;A5判;;並製;184p;△;ISBN4-8470-3370-1;
みなわちやん可愛いなあ。
zetima;¥971(¥180);15:04;△;EPCE-5070;
ヴォーカルがうまく抜けねえ。
上記以外。
白泉社;¥381;B5判;平綴;△;T1108631070405;436p
あと、「波」(6月号)もらふ。7月刊行豫定のなかに、こんなのが:
うわあ、どんなんなるんかなあ。
最近リンク集にくはへていただいてゐるのに気づいたところ:
ありがたうございます。
「吉考アンテナ」は、トップページのはうが取得対象になつてゐるやうですが、それだと多分、カウンタがまはると更新されたことになつてしまふので、こちらの最近3日分(http://snob.s1.xrea.com/latest.shtml)のはうを対象にしていただいたはうがよいのかな、と思ひます。
;平凡社;¥1,700(借覧);B6変型判;縦組;上製;372p;△;ISBN4-582-82987-2;
「オリコン」(撮影:尾形正茂)と「ガールポップ」(撮影:KATCHAN)とは、ともにあやや表紙。「ガールポップ」誌 p.33. の、傘を捧げる松浦の白い左腕がなんともなまめかしい。
「FLASH EX」は市川由衣表紙(撮影:篠山紀信)だつたので。まづまづ。他に、「本の旅人」「波」「ちくま」「図書」(各5月号)をもらひました。岩波の6月刊行豫定から:
前者は創元文庫版を持つてた筈だけれど、見当らなくなつてゐたのでありがたい。後者はおそらく「世界」誌に連載してゐたもの。お座敷を意識してか、固めといふか材料をぶつぎりのまま出されてもなあ、といふ感じだつたけど、多分買つちやふんだらうなあ。瞭かにパワーダウンしてゐる彼女を褒める声(たとへば近作の「文章読本さん江」への書評)ばかりがあがる現状はけしてよいものぢやないんだけれど。あとは、「角川古語大辞典 CD-ROM版」がほしいけど、12万ださうです。