出まかせ並べたやけくその引用句なんて
臧與穀,二人相與牧羊,而倶亡其羊。問臧奚事,則挾策讀書;問穀奚事,則博塞以遊。二人者,事業不同,其於亡羊均也。
冬の日の曇り空を見上げると死にたくなる
あんたもニンジャ、わたしもニンジャ、目潰し投げてドロンドロン♪
シリーズ比較家族第Ⅱ期5;早稲田大学出版部;¥3,500(借覧);四六判;縦組;上製;viii+231pp;△;ISBN4-657-02923-1;〔執筆者〕ふくとー・さなえ(服藤早苗)/かわぞえ・ふさえ(河添房江)/たなさわ・なおこ(棚沢直子)/チェ・キルソン(崔吉城)/かわむら・くにみつ(川村邦光)/たなはし・さとし(棚橋訓)/あかがわ・まなぶ(赤川学)/やまだ・まさひろ(山田昌弘)/よしだ・あきら(吉田晃)
安易な〈近代・西欧・恋愛〉論を戒めた棚沢論文が印象にのこつた。
;〔発行所〕PHPエディターズ・グループ・〔発売元〕PHP研究所;¥1,400;四六判;縦組;上製;238pp;△;ISBN4-569-63054-5;
しかし、著者にかう憂はれるとかへつて、社会はもつと貪欲で忘れつぽくてたくましいものだと思ふ、と言ひたくなる。
研文選書88;研文出版;¥2,400(借覧);四六判;縦組;上製;212pp;△;ISBN4-87636-222-X;
こんなことがあつたとは知らなかつた。私の中国史の知識はほぼ陳舜臣「中国の歴史」に負うてゐるのだけれど書いてあつたつけ(あつたらうけど。さういへば近代篇は完結したのかな、あれ)。そして、なんとなく新書向きだと思つた。
;講談社;¥1,800;四六判;縦組;上製;365pp;△;ISBN4-06-212077-1;
バカヤロー、それなら手書きで旧字で引用しろ(p.219)、
写し間違えて、つい書き慣れた新字新仮名になったって、ゲラで校正者が直してくれるし、ちゃんと組版されるのはわかっているのだから(p.222)とか言へた義理ぢやねえ、と思つた。
文春新書249;文藝春秋;¥690(¥100);新書判;縦組;並製;208pp;△;ISBN4-16-660249-7;
;ぺりかん社;¥4,800(借覧);A5判;縦組;上製;364pp;△;ISBN4-8315-1043-2;
呵呵。鶴ガ岡八幡ニ詣デ右折シテ、源右大将ノ墳ヲ拝ス。嗚呼右大将ハ我邦中古ノ一大英傑ナリ。然ルニ古墳ハ枯木墜葉ノ間ニ在テ、来タリ掃フ者殆ド罕ナルハ、以テ我ガ邦人ノ肛門甚ダ狭キヲ知ルニ足レリ。
角川叢書24;角川書店;¥2,900(借覧);四六判;縦組;上製;255pp;△;ISBN4-04-702124-5;
;筑摩書房;¥2,500(借覧);四六判;縦組;上製;218pp;△;ISBN4-480-82352-2;
新潮文庫[ふ-31-1];新潮社;¥552(¥300);文庫判;縦組;並製;389pp;△;ISBN4-10-105121-6;『親子の作法』の改訂版
、〔インタビューイー〕あがわ・さわこ(阿川佐和子)/たむら・たかひろ(田村高廣)/はしもと・だいじろー(橋本大二郎)/ふくだ・みらん(福田美蘭)/むらまつ・ともみ(松村友視)/みずたに・やえこ(水谷八重子)/いがや・ちはる(猪谷千春)/たかの・はじめ(高野孟)/ふくはら・よしはる(福原義春)/みずの・まさと(水野正人)/おーうら・みずき(大浦みずき)/だん・のりひこ(團紀彦)/はぎわら・さくみ(萩原朔美)/ふじわら・まさひこ(藤原正彦)/きしだ・きょーこ(岸田今日子)/きしだ・えりこ(岸田衿子)/きんだいち・はるひこ(金田一春彦)/はとやま・ゆきお(鳩山由紀夫)/はとやま・くにお(鳩山邦夫)/あだち・とーこ(安達瞳子)/やなぎや・かろく(柳家花緑)/こばやし・じゅーいち(小林十市)/はやしや・こぶへー(林家こぶ平)/いずみ・もとや(和泉元彌)/いずみ・じゅんこ(和泉淳子)/いちかわ・だんじゅーろー(市川團十郎)/いちかわ・しんのすけ(市川新之助)/たかまどのみやのりひとしんのー(高円宮憲仁親王)
「文庫本を狙え!」の指南にしたがつて購読。しかし、岸田姉妹はよく似てるなー。父親似なのかな。
プチコミフラワーコミックス8532;小学館;¥390;新書判;;並製;189pp;△;ISBN4-09-138532-X;
;塙書房;(借覧);A5判;縦組;上製;ix+405+23pp;;ISBN4-8273-1166-8;
みつちり研究がつみかさねられてて圧倒される思ひ。そんななかに、『仏典改題事典』
(p.280)みたいなわかりやすい間違ひがあると、すこしほつとする。
思考のフロンティア;岩波書店;¥1,300(借覧);B6判;横組;並製;viii+130pp;△;ISBN4-00-027003-6;
経済学からのアプローチ。ロバート・パットナム(Robert Putnam)といふひとの、「社会関係資本」(Social Capital)といふ考への紹介を面白く読んだ。
講談社現代新書1600;講談社;¥720(借覧);新書判;縦組;並製;286pp;△;ISBN4-06-149600-X;
思考のフロンティア;岩波書店;¥1,300(借覧);B6判;横組;並製;vi+124pp;△;ISBN4-00-027002-8;
未発叢書11;ひつじ書房;¥2,200(借覧);四六判;縦組;上製;vii+267+VIIIpp;△;ISBN4-89476-157-2;
第一章「読書論の諸相」は、コメントつきのリファレンスとして非常に充実したものだと思ひました。音読(あるいは黙読)を前提として書かれたものかどうか、という視点にたって、版本の句点の打ち方や、作中に出てくる声や音の表記レベルに着目しつつ考えるアプローチ
(p.47)がなされてゐるといふ、広嶋進「『西鶴諸国ばなし』の語りと声」(「国文学研究」一三三、二〇〇一・三)は、特に見てみたいと思つたのでメモつとく。
朝日文庫[べ 1-1];朝日新聞社;¥553(¥100);文庫判;縦組;並製;326pp;△;ISBN4-02-260671-1;
社会科学の理論とモデル3;東京大学出版会;¥2,600(借覧);四六判;横組;上製;vi+217pp;;ISBN4-13-034133-2;
花とゆめCOMICS;白泉社;¥390;新書判;;並製;186pp;△;ISBN4-592-17177-2;
;東京大学出版会;¥4,200(借覧);A5判;横組;上製;xvii+302pp;;ISBN4-13-031173-5;
中公新書1695;中央公論新社;¥740(借覧);新書判;縦組;並製;vii+211pp;△;ISBN4-12-101695-5;
NHKブックス[986];日本放送出版協会;¥970(1割引);B6判;縦組;並製;252pp;△;ISBN4-14-001986-7;
ヤンマガKC-1197;講談社;¥514;B6判;;並製;222pp;△;ISBN4-06-361197-3;
講談社現代新書1655;講談社;¥720;新書判;縦組;並製;262pp;△;ISBN4-06-149655-7;
発売日 | 著者 | タイトル | 文庫・コミックス名 | 値段 |
---|---|---|---|---|
05 | やまざき貴子 | っポイ!(23) | 花とゆめコミックス | 390 |
05 | 麻生みこと | オゾン | 花とゆめコミックス | 390 |
10 | 関川夏央 | 豪雨の前兆 | 文春文庫 | 524 |
10 | 高島俊男 | 本と中国と日本人と | ちくま文庫 | 880 |
10 | 斎藤貴男 | 機会不平等 | 文春文庫 | 619 |
10 | 水谷三公 | 江戸は夢か | ちくま学芸文庫 | 1300 |
中旬 | 小田扉 | 男ロワイヤル | エフコミックス | 952 |
13 | 上田美和 | ピーチガール(18)(完) | 別冊フレンドKC | 390 |
19 | 入江紀子 | 愛がどーした。 | クイーンズコミックス | 400 |
25 | 荒俣宏 | 博物学の歴史と地球旅行 | 角川ソフィア文庫 | 500 |
25 | 中原アヤ | ラブ★コン(7) | マーガレットコミックス | 390 |
26 | 山本夏彦/藤原正彦 | 「夏彦の写真コラム」傑作選(1)(仮) | 新潮文庫 | 476 |
27 | 宇仁田ゆみ | 宇仁田ゆみ作品集「男女」 | ジェッツコミックス | 505 |
27 | 遠藤淑子 | 空のむこう | ジェッツコミックス | 571 |
28 | 朔ユキ蔵 | つゆダク(6) | ビッグコミックス〔スピリッツ〕 | 505 |
28 | 小田扉 | 団地ともお(1) | ビッグコミックス〔スピリッツ〕 | 505 |
現代社会学選書;岩波書店;¥3,100;四六判;横組;上製;xix+258pp;;ISBN4-00-026518-0;
認知批判? よー分らん。
新潮文庫[や-12-6];新潮社;¥621(¥100);文庫判;縦組;並製;564pp;△;ISBN4-10-123306-3;
著者の祖父、山下啓次郎の設計した旧鹿児島刑務所を軸に、近代化日本をメタな手法も柔軟に駆使して書いた長篇。
集英社;¥267;B5判;中綴;△;T1128174010287;450pp
巻中の市川由衣のグラビア目あてで購入してゐたもの(撮影:細野晋司)。しかし、その前の企画のページ、なんでわざわざ袋とぢ?
漫画では、「夜王」(倉科遼作・井上紀良画)が一番面白かつた。
BEAM COMIX;エンターブレイン;¥620;B6判;;並製;161pp;△;ISBN4-7577-1685-0;
表題作と関係ありさうで、しかしまるで無関係なことを書くけれど、私が「トランスジェンダー」に全然興味がもてないのはなんでなんだらう。
;岩波書店;¥1,700(¥1,000);四六判;縦組;上製;xi+256pp;△;ISBN4-00-024613-5;
林真理子と上野千鶴子とを論じた「Ⅱ オンナの時代の選択」を特に面白く読んだ。上野千鶴子の回は初出(「世界」誌)でぱらぱらッと見たときは、ちーちゃん∩( ・ω・)∩ ばんじゃーいな印象をうけてゐたのだけれど、今回まとまつたのを見たら別にそんなことなくつて、これはいかに私がいい加減な斜め読みをしてゐるかといふ証左。
;勁草書房;¥2,700;A5判;横組;上製;viii+225pp;;ISBN4-326-10141-5;
;リーベル出版;¥2,500(¥800);四六判;横組;上製;ix+161pp;;ISBN4-89789-407-6;
先日よんだ「心と行為」、内容はさつぱりわからなかつたけれど、まへがきに謝辞のあつた SndPlay はたしかに役に立つた。
こつちは FTA 算出式の一項の Power のことを直前に思ひ出させてくれたので、やつぱり役に立つた。
ちくま文庫[き 19 1];筑摩書房;¥880(1割引);文庫判;縦組;並製;425pp;△;ISBN4-480-03922-8;
これが著者の読書の全貌ではないんだらうから、ほんとどういふ生活をしてるひとなのかなあ、と思つてしまふ。
「うたかたの日々」は、私も素晴しいと思つたのだけれど、こなひだ Amazon での山形浩生の評(個個の評にリンクする方法が分らない)を見かけて、ちよつとわりびかないといけないのかなあ、と思つたのでした。
;;カタログハウス;¥780;A5判;;並製;144pp;△+;ISBN4-905943-53-1;「ナンシー関の赤パソコン青パソコン」併録
;作品社;¥1,800;四六判;縦組;並製;341pp;△;ISBN4-87893-589-8;
;京都大学学術出版会;¥5,200(借覧);A5判;縦組;上製;xiv+462pp;;ISBN4-87698-446-8;
;朗文堂;¥12,000(借覧);A4判;縦2段組;並製;xvii+546pp;△+;ISBN4-947613-55-6;〔執筆者〕伊藤恵/片塩二朗/木村雅彦/河野三男/坂元繭美/佐藤淳/アンドレアス・シュナイダー/白井敬尚/杉下城司/新島実/山本太郎/渡辺優
ほんとに素敵な本だなあ。
しかし、私はなんにおいてもつひに見物左衛門でしかありえない。
ハヤカワ文庫<JA747>[キ 4 5];早川書房;¥840(1割引);文庫判;;並製;414pp;△;ISBN4-15-030747-4;
「ぶ〜け」つて、刊行時はほとんど見てはなかつたけど、不思議な雑誌だつたなあ。
講談社コミックスデザート 二一一巻;講談社;¥390;新書判;;並製;155pp;△;ISBN4-06-365211-4;
綿矢嬢の芥川賞受賞を記念して。巻末に対談。
徳間文庫[ハ 7-1];徳間書店;¥514;文庫判;縦組;並製;200pp;△;ISBN4-19-892010-9;〔原題〕André Bernard, Rotten Rejections.
;平凡社;¥7,000(借覧);A5判;縦組;上製;512pp;;ISBN4-582-70245-7;〔原著〕Brian P. Copenhaver and Charles B. Schmitt, Renaissance Philosophy (<<A History of Western Philosophy>>, Vol.3) Oxford, Oxford University Press, 1992
miu comics;秋田書店;¥400;新書判;;並製;191pp;△;ISBN4-253-13444-0;
講談社コミックスフレンドB 一三七二巻;講談社;¥390;新書判;;並製;199pp;△+;ISBN4-06-341372-1;
;三一書房;¥3,107(借覧);四六判;縦組;上製;346pp;△;ISBN4-380-92201-4;
双書 現代の哲学;岩波書店;¥2,800(借覧);四六判;縦組;上製;viii+216pp;△-;ISBN4-00-026584-9;
;フリースタイル;¥3,900(借覧);四六判;縦組;上製;593pp;△;ISBN4-939138-03-8;
浩瀚な回想録。正岡容つてそんなひとだつたんだとか、ムーランつて昭和 17 年に映画化されてたんだねえ(「木蘭従軍」)とか、永井路子つて本名は黒板拡子つていつて黒板勝美の息子の妻だつたのか(日本史の大家のお嬢さん
つて書いてるのは、実父のはうも学者なのかなあ、とも思つたけどインタビューを見るとちがふみたい)とかいろいろいろいろ。
;イーハトーヴ出版;¥1,300(¥600);四六判;縦組;並製;189pp;△;ISBN4-900779-35-0;
;朗文堂;¥6,800(借覧);B5判;縦組;上製;201pp;△;ISBN4-947613-67-X;
中公文庫[い 25 2];中央公論社;¥427(¥100);文庫判;縦組;並製;236pp;△;ISBN4-12-201731-9;
;新潮社;¥1,800,¥1,700(借覧);四六判;縦組;上製;469,413pp;△;ISBN4-10-407702-X,ISBN4-10-407703-8;
ひさびさにたつぷりと文学を読んだなあ、といふ気分。
;宝島社;¥1,500;B6判;;並製;191pp;△;ISBN4-7966-3427-4;
「週刊宝島」誌に連載されてゐたエッセイの単行本化。毎回、あるお題について、ベスト 5 をあげたランキングと短文と、そのお題つぽい恰好をした眞鍋さんの写真(大抵、小池伸一郎撮影)とで構成されてゐた。
細目次がないので、作成。 * をつけた項はモノクロ写真(24)、 ** をつけた項はカラー写真(10)、無印の項は写真なし(74)。
といふ訳で、写真がなくなつてゐるのが残念とか(けどその分、未公開グラビアが載つてるといへばさうなんだけど)、削られてる回はなんだつたつけとか、いろいろ思ふけど、無事単行本になつたのを慶賀すべきなんでせうね。
集英社文庫[と 22 1];集英社;¥476(1割引);文庫判;;並製;227pp;△;ISBN4-08-747596-4;
朝日文庫[た 26-3];朝日新聞社;¥660(1割引);文庫判;縦組;並製;321pp;△;ISBN4-02-264313-7;
ひとを褒めるのと抜書とが、ほんとにうまいなあ、と感心。とか思つてたら、「週刊朝日」誌で、「もえたん」(!)の書評してた。やでやで。
青弓社ライブラリー24;青弓社;¥1,600;四六判;縦組;並製;214pp;△;ISBN4-7872-3199-5;
;中央公論新社;¥2,200(借覧);四六判;縦組;上製;317pp;△;ISBN4-12-003383-X;
集英社;¥219(もらひもの);B5判;平綴;△;T1129934010233;476pp
PHP新書286;PHP研究所;¥680(1割引);新書判;縦組;並製;205pp;△;ISBN4-569-63269-6;
;河出書房新社;¥1,600(¥100);四六判;縦組;並製;290pp;△;ISBN4-309-26371-2;
藝人に(笑ふ)社会の外部を見てしまつたりするのは(亜)インテリの悪いくせだと思ふなあ、やつぱり。
院政期文化論集第三巻;森話社;(借覧);A5判;縦1,2段組;上製;266pp;△;ISBN4-916087-38-0;ふかさわ・とーる(深沢徹)/のなか・てっしょー(野中哲照)/ひじかた・よーいち(土方洋一)/こじま・やすこ(小島裕子)/ヤン・シェオジェ(楊暁捷,X.Jie Yang)/いずもじ・おさむ(出雲路修)/ちもと・ひでし(千本英史)/きょーらく・まほこ(京樂真帆子)/よこうち・ひろと(横内裕人)/となみ・みわこ(礪波美和子)/とみしま・よしゆき(冨島義幸)/ふじた・まさや(藤田勝也)/いちかわ・ひろふみ(市川浩史)
;岩波書店;¥1,200(借覧);B6判;縦組;上製;vii+200pp;△;ISBN4-00-024211-3;
;日本評論社;(借覧);四六判;縦組;上製;xviii+329pp;△;ISBN4-535-55349-1;
文春文庫[147-1];文藝春秋;¥380(¥100);文庫判;縦組;並製;281pp;△+;0126-714701-7384;
;勁草書房;¥2,000;四六判;縦組;上製;vi+301pp;;ISBN4-492-39423-0;
本書のターゲットである「人文系ヘタレ中流インテリ」であることに間違ひない私ですが、なんだか頭にはひつてきませんでした。
あと、「〈帝国〉」の悪口つてなに書いてたんだらう、と思つて「地図と磁石」見にいつたら、本書のもとになつてる第一部は見られないみたい。莫迦らしい。
光文社新書116;光文社;¥700(1割引);新書判;縦組;並製;186pp;△;ISBN4-334-03216-8;
マーガレットコミックス3707♦;集英社;¥390;新書判;;並製;191pp;△;ISBN4-08-847707-3;
こんなに目の玉おほきかつたつけ。
;皓星社;¥2,800;四六判;縦2段組;上製;378pp;△;ISBN4-7744-0356-3;
荷解きをするよろこびは、こちらが購ふのは白つぽい本ばかりで規模はきはめて些少とはいへ、よくわかる。
;東洋経済新報社;¥1,400;四六判;縦組;上製;180pp;△;ISBN4-492-22244-8;
谷沢永一の本は読めばかならず創見がある、とは武藤康史がリテレールの「ことし読む本いち押しガイド」だつたかで、渡部昇一との共著(「こんな「歴史」に誰がした」辺?)をあげて言つてゐたのだと思ふけど、諸土左日記写本の原本だといふ、蓮華王院宝蔵にあつた貫之自筆本といふのは〈偽書〉だつた(pp.135-137)といふのは、不敏にして考へてみたこともなかつた。なんせ〈宝蔵〉だしなあ、こんなのは、仮名の波のエクリチュールとか益体もないことを言つてる連中のはうが、さきに言つとくべき案ぢやないか。当否はともかくとして、唸つた。
勝鬘経義疏は、そっくり同じ文書が敦煌遺物のなかに見出され、かつ敦煌文書はすべて贋造であることがあきらかにされた
(p.122)、といふのは自家撞着の気味があるなあ(といふか、後段の根拠は誰の研究だらう。前半は藤枝晃だと思ふけど)。
;PHP研究所;¥1,300;四六判;縦組;上製;266pp;△;ISBN4-569-63411-7;
「読書人の○○」シリーズ読んでみるかなあ。
;東洋経済新報社;¥1,800(借覧);四六判;縦1,2段組;上製;vi+309+IIIpp;△;ISBN4-492-37097-8;
;飛鳥新社;¥1,700(借覧);四六判;縦組;上製;266pp;△;ISBN4-87031-554-8;
;洋泉社;¥2,000(借覧);四六判;縦組;並製;393pp;△;ISBN4-89691-256-X;
歴史学叢書;名著刊行会;¥3,000(借覧);四六判;縦組;上製;vi+313pp;△;ISBN4-8390-0318-1;
贋物つて言つたのも藤枝晃みたい。本邦将来の 98% は贋物だとかなんとか。
岩波ジュニア新書452;岩波書店;¥740(15%引);新書判;縦組;並製;ix+211pp;△;ISBN4-00-500452-0;
;東洋経済新報社;(借覧);四六判;縦組;上製;ix+293pp;△;ISBN4-492-39386-2;
;文藝春秋;¥1,619(借覧);四六判;縦組;上製;227pp;△;ISBN4-16-359570-8;
こなひだ、ぼんやりテレビを見てたら、白木屋の火災で女性が下穿きを着用するやうになつたといふトリビアが紹介せられてゐて、さすがにそれはさほど点をあつめてはゐなかつたのだけれど、しかし、それは井上章一がかなり高い蓋然性をもつて否定したことであるのになあ、ああ学問は無力だ、と思ひもしたのだけれど、いまそれを書いてゐるのは、本書にも井上説をうけた「白木屋ズロース伝説について」といふ文章があつて、実はフランスにも「ボン・マルシェ・パンティ伝説」(第一次大戦のころ、ボン・マルシェで大火があったが、そのとき、女店員や女性客の中にパンティをはいていない者がいて、下からのぞくやじ馬たちの視線を気にして、逃げ遅れて死んだ
)といふのがあるといふところから、フランスにおける下着史とか都市伝説の形成とかいつたところへエッセイの筆はのびるのだけれど、それはどうでもよくて、単に番組のことを思ひ出したから、ここに記してゐるのだけれど、ついでに、本書から教はつた明日使へる無駄知識をひとつ。
FUCK YOU といふ身振りとして中指をたてるのが、なぜ中指かといへば、セックスで女性の三ヵ所責めをするときに、親指でクリトリスを、人さし指でヴァギナを、そして中指で肛門を責めるからだといわれている
。
文春新書331;文藝春秋;¥680(¥350);新書判;縦組;並製;176pp;△;ISBN4-16-660331-0;
宝島社文庫;宝島社;¥552(¥100);文庫判;縦組;並製;298+iiipp;△;ISBN4-7966-1509-1;
;桜楓社;¥1,200(借覧);B6判;縦組;上製;230pp;△;1095-770954-0723;
;新潮社;¥1,600(借覧);四六判;縦組;上製;333pp;△;ISBN4-10-462401-2;
キネマ旬報社;¥1,300(¥100);A5判;平綴;△;ISBN4-87376-553-6;232pp
;冬樹社;¥1,200(借覧);B6判;縦組;上製;260pp;△;0095-10289-5190;
;創文社;¥3,800(借覧);A5判;横組;上製;xv+255pp;;ISBN4-423-71056-0;
大仏次郎論壇賞を受賞してたので。
;講談社;¥1,900;四六判;縦組;上製;250pp;△;ISBN4-06-212165-4;
河南省偃師市にある二里頭遺跡といふのが夏とのこと。
¥381;B5判;平綴;△;T1108631030409;434pp
ここが名にし負う天上宮でありんすか、と言つてるコマに、ハッとした。しめるとこは、きつちりしめてるなあ。
表彰文化論になつてる。
MINERVA人文・社会科学叢書(70);ミネルヴァ書房;(借覧);A5判;縦組;上製;x+300+10pp;△+;ISBN4-623-03565-4;
文春文庫[た 5 8];文藝春秋;¥514(¥100);文庫判;縦1,2段組;並製;375pp;△;ISBN4-16-733008-3;
佐藤亜紀が一時しきりに揶揄してた、大審問官のところだけ手垢で真ッ黒なひと、つて本書所収の立花隆へのインタビューが出典だつたんだなあ。
;潮出版社;¥1,500(借覧);四六判;縦組;上製;341pp;△;ISBN4-267-01131-1;
;潮出版社;¥1,200(借覧);四六判;縦組;上製;226pp;△;0095-000360-0516;
;岩波書店;¥3,000(15%引);四六判;縦組;上製;x+520+23pp;△;ISBN4-00-080206-2;〔執筆者〕いさか・じゅんいち(伊坂淳一)/うじはら・きよし(氏原基余司)/おーくら・ひろし(大倉浩)/おがわ・えーいち(小川栄一)/しまだ・やすゆき(島田康行)/しらかわ・ひろゆき(白川博之)/すが・かずよし(須賀一好)
;水声社;¥3,500(借覧);A5判;縦組;上製;282pp;△;ISBN4-89176-497-X;