the view from nowhere : 2009-06-25 (Thu)

Article

ふじむら・まさゆき(藤村正之);2008/8;〈生〉の社会学;

;東京大学出版会;(借覧);四六判;縦組;上製;xii+316+xvi頁;;ISBN978-4-13-050168-2;

あつじ・てつじ(阿辻哲次);2009/6;漢字の相談室;

文春新書702;文藝春秋;750円(1割引);新書判;縦組;並製;204頁;;ISBN978-4-16-660702-0;

目次をうつしておく。

いたくら・きよのぶ(板倉聖宣);2007/8;ハングルを創った国王 世宗大王の生涯;

;仮説社;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;128頁;;ISBN978-4-7735-0202-2;

ハングルを作った世宗大王は数学が好きでした。そこで中国の元時代に編集された『詳明算法』を朝鮮の銅活字で復刻出版させていました。そこで世宗大王は『詳明算法』そのほかの新しい中国の数学書に出てくる〈〇=零〉記号にとても強く感動したにちがいありません。そこでハングルを作るときも、〈子音がない=〇〉の文字「ア/イ/ウ/エ/オ」を表すのに、その〇記号を利用したにちがいありません。ハングルの〇記号は、英語のアルファベットで「a/ka/sa/ta/na」と書く代りに「〇a/ka…」などと書くのに当るのです。

もっとも、すでにハングルを知っている人の中には、私のこの新説を「ばからしい新説」だと笑う人もいることでしょう。そういう人びとは「ハングルの中には、母音を表わすとき以外にも〇記号を用いる場合もある」ということを知っているからです。しかし、そういう場合の〇記号も、「無」を意味すると解することができるのです。そのことについて論じているとあまりにわずらわしくなるので、ここには記しませんが、とくに関心のある方は私が『たのしい授業』二〇〇一年一月号に発表した「日本・中国・朝鮮におけるゼロの概念とその記号の歴史」※という文章を検討して下さるようお願いして先に進むことにします。

※注 日本の数学の本でゼロを表わすのに「〇」という記号が用いられるようになったのは、一六四三年に出版された著者不明の『万用不求算』という本です。それまで日本の数学者=和算家たちは、〇の代わりに「の/欠/下/令/零」という文字を使っていたのです。そして、日本の数学書=和算書の中で、「〇記号」が支配的になったのは山田正重著『改算記』(一六五九)以後のことでした。これらのことについても、前記の私の論文を参照してください。

はた・たけひこ(秦建日子);2006/4→2009/5;SOKKI! 人生には役に立たない特技;

講談社文庫[は-83-2];講談社;676円(1割引);文庫判;縦組;並製;346頁;;ISBN978-4-06-276364-6;

けふの買物

sabra 8 2009 AUGUST
小学館

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