;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;2+259頁;;ISBN978-4-7576-0510-7;
目次をうつしておく。
- 瓜を「ふり」と書く仮名づかい : その実態と解釈 / 遠藤邦基(えんどー・くにもと) 1
- 一 「ふり」の仮名書き例
- 二 「うり(瓜)」の仮名書き例
- 三 「ふり」表記を許容する説
- 四 「ふり」表記は誤りとする説
- 五 「ふり」表記の成立要因
- 同音の禁忌語との連想回避
- 「祝ひ」を「いわゐ」と書くこと #位牌
- 「つひ(に)」を「つゐ(に)」と書くこと
- 六 語頭の「ハ」と「ワ」の交替
- ① 「わつか」と「はつか」の場合
- ② 「わしる」と「はしる」の場合
- ③ 「わかる」と「はかる」の場合
- 七 「誤った回帰」による仮名づかい意識
- まとめ
- ことばを書く、声を記す / 奥村悦三(おくむら・えつぞー) 29 #土左日記
- 文献の書写と表記と / 今野真二(こんの・しんじ) 51
- はじめに
- 一 資料の概観
- 二 分析方法
- 三‐一 ハ行転呼音現象に関わる語の表記実態
- 三‐二 「古典かなづかい」という観点からの整理
- 三‐三 仮名の表音性という観点からの整理
- 三‐四 仮名の位置と「表音仮名」
- おわりに
- 木簡・文書の文字使用に関する一考察 : 基本的課題をめぐって / 小谷博泰(こたに・ひろやす) 67
- はじめに
- 一、木簡研究の基礎における問題点
- 二、書式用漢字の使用とその読みをめぐって
- 三、漢文はどう日本語読みされたか
- おわりに
- 常陸国風土記香島郡「処」字は「𣦽」字か / 瀬間正之(せま・まさゆき) 85
- 一 はじめに
- 二 諸説の検討
- 「𣦽」説
- 日本書紀の職官を表す博士・師について / 柳玟和(りゅー・みんほあ) 99
- 日本書紀の「王」字考 / 朴美賢(ぱく・みひょん) 119
- はじめに
- 一 天皇に用いられている「王」
- 一・一 天皇を表す「二人称代名詞」
- 一・二 「天皇」より敬意の低さを表す
- 二 天皇の二世に用いられている「王」
- 二・一 複数のミコを表す「王」
- 二・二 定型表現
- 二・二・一 親族語彙
- 二・二・二 「君王」の対句
- 二・三 「皇子」と差をつけるための「王」
- 二・四 日本武尊
- まとめ
- 和名類聚抄地名の「部」 / 蜂矢真郷(はちや・まさと) 135
- 一
- a 「部」字をベと読むもの
- 1' 一~二音節のもの
- 2 二音節のもの
- 2' 二~三音節のもの
- 3 三音節のもの
- 3' 三~四音節のもの
- 二
- b 「部」字を読まないもの
- 2 二音節のもの
- 3 三音節のもの
- 4 四音節のもの
- 5 五音節のもの
- c 「部」字を持たないのにベと読むもの
- 2 二音節のもの
- 3 三音節のもの
- 3' 三~四音節のもの
- 三
- d 「部」字を持つが全体の訓がないもの
- 四
- 無窮会図書館蔵本『大般若経音義』における異体字表示の術語について / 鳩野恵介(はとの・けーすけ) 153
- はじめに
- 一、「無窮会本」の〈異体字字書〉としての性格
- 二、「無窮会本」所載の字体註について
- 二‐一、「亦作」組
- 二‐二、「先徳非之」組
- 二‐三、「或作」(或本)組
- 三、類書における字体註に関する術語
- 三‐一、中国の書物に見られる「亦作」「或作」について
- 三‐二、石山寺本『大般若經音義』の字体註
- 四、「亦作」と「或作」との関係について
- むすび
- 『広益字尽重宝記綱目』における複数書体掲出例について / 内田宗一(うちだ・そーいち) 171
- はじめに
- 一 問題の所在
- 二 複数書体掲出例の実態
- A、独立した項目で別書体を掲出
- B、割注で別書体を掲出
- C、割注に示した漢字の別書体を次項で掲出
- D、傍記で別書体を掲出
- 三 複数書体掲出の意図
- 四 漢字字体の検討 : 「悪」を例として
- まとめ
- 片仮名文字体系の自立性獲得についての試論 / 深澤愛(ふかざわ・あい) 189
- 一 文字体系の自立性
- 二 表記体から考える「従属性」
- 三 次元の繰り上げ
- 四 有標の表記として見る外来語表記
- 五 従属性からの脱却と自立性の獲得
- 六 今後の課題
- “癌”にまつわる言葉とその推移 : 日治時期の台湾における日本語資料を中心に / 王敏東(おー・びんとー) 207
- 1、はじめに
- 2、日治時期における台湾の資料に用いられる“癌”
- 2.1、『台湾医学会雑誌』に見出される“癌”を含む語の年代別変遷に対する考察
- 2.2、『台湾日日新報』における“癌”を用いた語・句の使用状況の考察
- 2.2.1、“癌”を含む語の年代別変遷に対する考察
- 2.2.2、“癌”を含む句の年代別変遷に対する考察
- 2.3、『台湾医学会雑誌』と『台湾日日新報』とに見られる“癌”を含む語のまとめ
- 3、終わりに
- 『初心假名遣』索引(下) / 狩野理津子(かの・りつこ) 223
- 書名索引
- 人名索引
- 用語索引
- 語彙索引
- 漢字索引
講談社学術文庫1943;講談社;880円(借覧);文庫判;縦組;並製;253頁;;ISBN978-4-06-291943-2;
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