the view from nowhere : 2009-05-10 (Sun)

Article

たけした・せつこ(竹下節子);2007/8;「弱い父」ヨセフ キリスト教における父権と父性;

講談社選書メチエ395;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;218頁;;ISBN978-4-06-258395-4;

やまぐち・よしのり(山口佳紀);2008/5;万葉集字余りの研究;

;塙書房;(借覧);A5判;縦組;上製;362+19頁;;ISBN978-4-8273-0107-6;

字余り現象を古代日本語の音韻的性格に基づく現象であると見るのではなく、古代和歌の唱詠法と関わる現象であって、古代における日常言語の音韻的性格とは直接には関係がないと見る立場をとり(p.3)、従来指摘されてきた単独母音――エによる字余り例は確かに少ないが、ないわけではない。例が少ないのは、すでに触れたように、そもそもエで始まる単語が少ないからに他ならない。それは量の問題であって、質の問題ではない。理論的に言っても、エによる字余りを除外する理由はない。(……)要するに、問題になる単独母音としては、ア・イ・ウ・オの他に、エを含めるべきなのである(pp.25-26)――をふくみながら字余り句になつてゐないものが、短歌では第2句・第4句におほいのは、第2句・第4句は句のなかで2分されて唱詠された――切れ目の直後に単独母音がきた場合、非字余り句で問題ない――からだとしてゐるのだけれど、切れ目の認定がだうしてもアドホックな感がぬぐひきれない気がするな。あと、いはゆる日本語のリズムと本書でいふ唱詠とはだう関係するのかな、と思つてよんでたけれど、これは、ところで、本書では「唱詠」という言葉を使ってきたが、詳しく言えば、和歌に対しては音楽的な「歌唱」と音楽から離れた「律読」とがあったと思われる(p.350)とある以降にすこしふれるところがあつた。

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たに・ともこ(谷知子);2008/4;天皇たちの和歌;

角川選書421;[発行]角川学芸出版、[発売]角川グループパブリッシング;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;239頁;;ISBN978-4-04-703421-1;

あまの・みどり(天野みどり);2008/3;日本語文法;

学びのエクササイズ;ひつじ書房;1,200円(借覧);A5判;横組;並製;ix+145頁;;ISBN978-4-89476-394-4;

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こばやし・たかし(小林隆)/きべ・のぶこ(木部暢子)/たかはし・けんじ(高橋顕志)/あべ・せーや(安部清哉)/くまがい・やすお(熊谷康雄);2008/3;方言の形成;

シリーズ方言学1;岩波書店;3,400円(借覧);A5判;横組;上製;xix+222頁;;ISBN978-4-00-027117-2;

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メモ。マティソフは,シナ・チベット語は,当初,子音と母音が整然と配列された,声調(tone)もピッチ(pitch)もない単一音調の音節言語であったとし,それが,後代に語頭または語末の子音の音韻対立の消滅の「代償」として声調の対立が生じたとする(p.142)。

堀切直人;2008/4;新編 迷子論;

堀切直人コレクション3;右文書院;(借覧);四六判;縦組;並製;iii+261頁;;ISBN978-4-8421-0709-7;

たかざわ・しゅーじ(高澤秀次);2007/9;吉本隆明 1945-2007;

;インスクリプト;(借覧);四六判;縦組;上製;269頁;;ISBN978-4-900997-17-2;

うーん。

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