;武蔵野書院;14,000円(借覧);A5判;縦組・横組;上製;4+457頁;;ISBN978-4-8386-0231-5;
目次をうつしておく。
- 抄物のカタチヨミとその類縁表現 / 山田潔 1
- 一 抄物のカタチヨミ
- 二 カタチヨミの類縁表現(一)
- 三 カタチヨミの類縁表現(二)
- 四 カタチヨミの類縁表現(三)
- 「うずくまる」考 / 岩下裕一 19
- 助詞バシについての一考察 : 抄物を中心に / 小林正行 37
- 1. はじめに
- 2. 先行研究
- 3. バシの使用状況
- 3.1 共起する表現について
- 疑問表現との共起
- 禁止表現との共起
- 条件表現との共起
- 平叙
- 断定表現との共起
- 3.2 上接形式について
- 3.3 バシの現れる文型
- 助動詞デ・疑問
- 名詞直接上接 主格・疑問
- 名詞直接上接 目的格・禁止 ヲ・禁止
- ヲ・疑問 名詞直接上接 目的格・疑問
- 4. まとめ
- 5. 狂言台本との比較
- 御伽草子に見る室町時代語的様相 : 形容詞を中心に / 坂詰力治 59
- はじめに
- 一 語形の混同・交替
- (イ) 「いつくし」と「うつくし」
- (ロ) 「ともし」と「とぼし」
- (ハ) 「まづし」と「まどし」
- (ニ) 「わろし」と「わるし」
- 二 「もの(物)」+形容詞
- 三 その他の、時代語としての形容詞
- 「ござ(御座)なし」
- 「さもし」
- 「しげしげ(繁々)し」
- 「しつこし」
- 「ねむ(眠)し」
- 「なんな(難無)し」
- 「つぼし」
- 「ふと(太)し」
- おわりに
- 「善悪」の副詞用法の発達と衰退 / 玉村禎郎 75
- 一 はじめに
- 二 本論
- 二‐一 副詞用法の発達
- 二‐二 副詞用法の衰退
- 三 おわりに
- 『天草版平家物語』〈重衡東下り・千手〉の段と能「千手重衡」 : 不干ハビアンの“語り”の文体に占める本段の普遍性と特殊性 / 小林千草 91
- 一 はじめに
- 二 原拠本との比較(前半部=重衡の東下りのこと)
- 二・一 長文化の実態とその効果
- 二・二 「本々に語」った時の息つぎ
- 二・三 ハビアンが省略によって得た効果
- 三 原拠本との比較(後半部=千手の前が沙汰)
- 三・一 長文化の実態とその効果
- 三・二 ハビアンが省略によって得た効果
- 四 ハビアン『平家物語』と能「千手」
- 四・一 ハビアン『平家物語』〈重衡東下り・千手〉の段の内容展開
- 四・二 能「千手」の内容展開
- 四・三 ハビアン『平家物語』と能「千手」との比較より
- 五 ハビアンはなぜ本段の“平家節”にこだわったのか : 『謡抄』よりの示唆
- 六 おわりに
- 狂言台本における「聞ク」と「問フ」「尋ヌル」 / 小林賢次 119
- 一 はじめに
- 二 「聞ク」「問フ」「尋ヌル」の意味関係
- 三 狂言台本における使用状況
- 三・一 大蔵流台本の場合
- 三・二 和泉流台本の場合
- 三・三 鷺流台本・版本狂言記の場合
- 四 おわりに
- 『節用集』寛永六年刊本類の本文系統 / 佐藤貴裕 137
- はじめに
- 諸本概観
- 寛永六年刊本
- 寛永一二年刊本
- 寛永年間本
- 寿閑本系の確認
- カ言語の乱丁的誤刻の修訂
- ヲ言語三〇語の誤脱
- 増補語の共通
- 配列順の異同
- 系統の交雑
- おわりに
- 『唐詩選講釈』と『唐詩選広解』の指定表現について : 近世口語体資料としての再評価 / 浅川哲也 153
- はじめに
- 一、資料について
- 一‐一、講述者と筆記者について
- 一‐二、書誌
- 一‐三、諸本の先後関係
- 二、本文比較
- 二‐一、『唐詩選広解』における改訂と増補
- 二‐二、改訂された例
- 二‐三、増補された例
- 三、指定表現の検討
- 三‐一、対象と方法
- 三‐二、調査結果
- 三‐三、ナリ
- 三‐四、ジャ・デアル
- 三‐五、ダ
- まとめ
- 狩谷棭斎『古京遺文』を批判する : 異体字解読への誘い / 杉本つとむ 173
- 江戸語で書き継がれた『路女日記』 / 大久保恵子 191
- 一 『路女日記』とおさちの筆記
- 二 おさちの表記
- 二‐1 かな表記と発音
- ① イ段音とエ段音の交替例
- ② オ段音とウ段音の交替例
- ③ ヤ→イ
- ④ ユ→イ
- ⑤ シュ→シ
- ⑥ ショ→シ
- ⑦ オ段拗長音
- ⑧ ヒ→シ
- ⑨ 連声の表記
- ⑩ モ→フ
- ⑪ ハ行のかな
- 二‐2 当て字
- ① 「仕たい」
- ② 「早々」と「少々」
- ③ 「出ス」
- ④ 「神前」
- 二‐3 俗語・漢語
- ① 語末音の脱落した形
- ② 語中音の脱落した形
- ③ 音の変化した形
- ④ 漢語
- ⑤ その他
- 三 おさちの用語
- 三‐1 活用
- 三‐2 自称
- 三‐3 食事表現
- 四 まとめ
- 近世後期江戸語・明治期東京語における助詞モノヲとモノについて / 宮内佐夜香 211
- 一 はじめに
- 二 調査資料
- 三 モノヲの衰退傾向とモノの増加
- 四 モノヲとモノの用法について
- 四‐一 モノヲの文中用法
- a 単独のノニ文
- b1 否定・禁止・疑問
- b2 連体節・準体節
- b3 従属節(従属度の高いもの)
- c 後件省略
- 四‐二 モノヲの文末用法
- 四‐三 モノの用法
- 五 まとめ
- 文末表現「げす」の評価に関して / 長崎靖子 231
- 一、はじめに
- 二、「げす」に関する記述
- 三、「げす」の用例
- 三‐一 江戸時代の「げす」の用例
- 三‐二 明治時代の「げす」の用例
- 四、「げす」の使用者と評価
- 五、まとめ
- 『呉淞日記』に見られる言文一致の萌芽 / 山口豊 249
- はじめに
- 『呉淞日記』について
- 文語と口語
- 順接の接続助詞「から」「ので」と形式名詞「ゆゑ」
- 逆接の接続助詞「が」「けれども」
- 外国語の扱い
- おわりに
- 『吾輩ハ猫デアル』の一・二人称代名詞 : 明治東京知識層の言葉(一) / 小松寿雄 263
- はじめに
- 振り仮名について
- 言語相
- 江戸との比較
- 一 主要一・二人称の種類と使用量
- 主要一人称表
- 主要二人称表
- 二 「私」類の検討
- わたし
- あたし・わたち
- 私
- 私し
- 三 人物別使用一・二人称代名詞
- 1 苦沙弥
- 2 苦沙弥の妻
- 国定読本における助詞「へ」使用率の変化について : 第一期から第六期 / 園田博文 277
- はじめに
- 一 国定読本の「へ」と「に」
- 二 「行く」との共起
- 三 「帰る」との共起
- 四 「着く」との共起
- まとめ
- 明治期における会話書『独習新案日韓対話』 / 成玧妸 291
- 一 はじめに
- 二 書誌の概要
- 三 構成及び特徴
- 三・一 構成
- 三・二 内容の特徴
- 三・三 自然な会話文の採用
- 三・四 本書における解説及び注意書き
- 四 表記と五十音図のハングル表記
- 五 収録語彙
- 五・一 名詞と代名詞
- 五・二 副詞
- 六 日本語資料として扱う際の注意点
- 七 おわりに
- 接続助詞モノデについて : 『銀の匙』を中心に / 鈴木英夫 307
- はじめに
- 一 『銀の匙』のモノデ
- 二 モノデの成立
- 三 モノダカラ
- むすび
- 「マス」から「デス」へ : 丁寧体の変容 / 田中章夫 325
- 一、はじめに
- 二、「晴れましょう」から「晴れるでしょう」へ
- 三、「懐かしゅうございます」から「懐かしいです」へ
- 四、「興奮していました」から「興奮していたです」へ
- 五、「見ませんでした」から「見なかったです」へ
- 六、「週休はありますか」から「週休はありですか」へ
- 七、おわりに
- 「お~いただきますようお願い申し上げます」と「お~くださいますようお願い申し上げます」 / 北澤尚 343
- 問題の設定
- 一 「お送りくださいますよう…」と「お送りいただきますよう…」の使用実態
- 二 「~いただきますよう…」が広まった背景についての考察
- 三 おわりに
- 駅名における分割地名の構造 / 鏡味明克 359
- 一 はじめに
- 二 鉄道駅名初期の分割地名
- 三 方位名称の接頭型と接尾型
- 四 「中央」を下接する場合
- 五 分割地名の基本駅化
- 六 分割方位名の対地名を持たない「東~」の用法
- 七 「~新」を下接する用法と分布
- 八 おわりに
- 文章の文体と単語の文体 : 国研コーパスを利用して / 宮島達夫 388
- 1. 資料
- 2. 資料の問題点
- 2.1 原文の書きまちがい
- 2.2 正書法の不統一
- 2.3 単位の認定
- 3. 単語の文体
- 4. 国会会議録の文体的位置
- 5. 単語で文章の文体をはかる
- B. H. チェンバレンの試みた口語 : 日本語文例集と出典テキストとの異同から / 常盤智子 406
- 1. はじめに
- 2. 先行研究
- 3. チェンバレンの口語への言及
- 4. Practical Partでの対応
- (1) 音声
- (2) 語法
- (3) 語彙
- (4) 修辞
- 5. Practical Part全体の口語化の整合性
- 5.1. 音便形
- 5.2. 二段活用動詞の一段化
- 5.3. 助詞・助動詞
- (1) ツツ/ナガラ
- (2) ユエ/カラ
- (3) ジャ/ダ
- (4) ヌ/ン
- 6. おわりに
- 『和英語林集成』「手稿」のローマ字綴りとその位置 / 木村一 428
- 1 はじめに
- 2 「手稿」のローマ字綴り
- 清音
- 濁音
- 拗音
- 撥音
- 促音
- 長音
- 3 「手稿」のアクセント符号
- 4 同時代のローマ字資料との比較
- 5 まとめ
- 幕末における時長表現語 : 「時刻」、そして「時限」から「時間」へ / 松井利彦 448
- 近代語学会発表題目一覧 449
- 執筆者略歴 453
ベスト新書26;KKベストセラーズ;680円(100円);新書判;縦組;並製;249頁;;ISBN4-584-12026-9;
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