the view from nowhere

だが人間的ないたわりが書物を救った試しはない/書物は非人間的な力学――その理不尽な暴力――に耐えられるだけの強度を主張すべきだ

2009-09-30 (Wed)

けふの買物

大奥(5)
よしながふみ・ジェッツコミックス
そば打ちの哲学
石川文康・ちくま新書
子猫が読む乱暴者日記
中原昌也・河出文庫
正しい大人化計画 : 若者が「難民」化する時代に
小浜逸郎・ちくま新書

2009-09-29 (Tue)

うちやま・かつとし(内山勝利);2004/9;対話という思想 プラトンの方法叙説;

双書 現代の哲学;岩波書店;3,000円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+221+5頁;;ISBN4-00-026589-X;

ささき・ひであき(佐々木英昭);2009/8;漱石先生の暗示(サジェスチョン);

;名古屋大学出版会;(借覧);四六判;縦組;上製;xii+315+5頁;;ISBN978-4-8185-0619-4;

おもしろくよんだ。文学論と催眠術。あとがきで、佐藤泉、漱石 : 片付かない〈近代〉への批判のあと、『心』の「K」は“Korea”のKである、『文学論』の「F」は“factor”の「F」である、などと主張するに等しい離れ業である(この二つの主張も単行本の形で流通しているのだが、名を挙げたくはない)(p.312)といふのは、だれのなのかなあ。

けふの買物

東京ディープな宿
泉麻人・中公文庫
モテキ(2)
久保ミツロウ・イブニングKC
現代日本の転機 : 「自由」と「安定」のジレンマ
高原基彰・NHKブックス

2009-09-28 (Mon)

こやの・とん(小谷野敦);2009/6;美人好きは罪悪か?;

ちくま新書788;筑摩書房;780円(1割引);新書判;縦組;並製;260頁;;ISBN978-4-480-06492-9;

とよだもとゆき;2009/8;村上春樹と小阪修平の1968年;

;新泉社;(借覧);四六判;縦組;上製;317頁;;ISBN978-4-7877-0909-7;

研究室の新着本の棚に『村上春樹と小阪修平の1968年』という本がある。絶対紙屑に違いない。いや、まつたく。

かさい・きよし(笠井潔);2009/3;例外社会 神的暴力と階級/文化/群衆;

;朝日新聞出版;4,000円(借覧);四六判;縦組;上製;705頁;;ISBN978-4-02-250548-4;

ドボク・サミット実行委員会[編];2009/4;ドボク・サミット;

;武蔵野美術大学出版局;2,000円(借覧);四六判変型;横2段組;並製;193頁;;ISBN978-4-901631-82-2;[著者]さとー・じゅんいち(佐藤淳一)/はぎわら・まさき(萩原雅紀)/おーやま・けん(大山顕)/いしー・てつ(石井哲)/はせがわ・ひでき(長谷川秀記)/まつーら・せいご(松浦静吾)/はちま・さとし(八馬智)/すぎうら・きみこ(杉浦貴美子)/いしかわ・はじめ(石川初)/バドン/みよた・かずひろ(御代田和弘)

けふの買物

sabra 11 2009 NOVEMBER
小学館
南極1号伝説 : ダッチワイフの戦後史
高月靖・文春文庫
貘の舌
内田魯庵・ウェッジ文庫
血と薔薇 コレクション1
澁澤龍彦責任編集・河出文庫
この世でいちばん大事な「カネ」の話
西原理恵子・よりみちパン!セ
キリシタン書 排耶書
海老沢有道・H.チースリク・土井忠生・大塚光信・日本思想大系
源信
石田瑞麿・日本思想大系
古代中世芸術論
林屋辰三郎・日本思想大系
中世政治社会思想 上
石井進・石母田正・笠松宏至・勝俣鎮夫・佐藤進一・日本思想大系
中世政治社会思想 下
笠松宏至・佐藤進一・百瀬今朝雄・日本思想大系

2009-09-27 (Sun)

さいとー・そえー(齋藤礎英);2009/6;幸田露伴;

;講談社;3,300円(借覧);四六判;縦組;上製;389頁;;ISBN978-4-06-215391-1;

緒方明(おがた・あきら)監督、のんちゃんのり弁@サロンシネマ2

つづけて料理映画をみたなあ。実はあんまり期待してなかつたのだけれど、本作については、映画本編が始まった瞬間にクズ邦画だとわかる、といふこともなかつたと思ふな。といふか、耳がいたいことばつかりだ。そして、のんちゃん役の子がとにかく健気ですばらしい(最初の着がへシーンに相好をくづしてしまつたのが申し訳ないくらゐに)。山口紗弥加のギャル保育士もすばらしい。

おかだ・としお(岡田斗司夫);2005/12;プチクリ 好き=才能!;

;幻冬舎;1,200円(100円);四六判;縦組;並製;211頁;;ISBN4-344-01082-5;

けふの買物

國語隨想 俳諧腰辨當
前田勇・錦城出版社
古事記
青木和夫・石母田正・小林芳規・佐伯有清・日本思想大系
古代政治社会思想
山岸徳平・竹内理三・家永三郎・大曾根章介・日本思想大系
往生伝 法華験記
井上光貞・大曾根章介・日本思想大系
バラ色の明日 完全版(6)
いくえみ綾・集英社
シスタージェネレーター
沙村広明短編集・アフタヌーンKC

2009-09-26 (Sat)

松澤和宏/田中実[編著];2007/7;これからの文学研究と思想の地平;

;右文書院;(借覧);A5判;縦組;並製;xiii+340+iv頁;;ISBN978-4-8421-0089-0;[著者]松澤和宏/前田雅之/原田邦夫/赤羽研三/高木裕/吉田裕/宮本陽子/原仁司/宮代康丈/宇野重規/亀井秀雄/馬場重行/中山眞彦/菅谷憲興/服部康喜/岩佐壮四郎/佐藤泰正/田中実

もともとこのシンポジウム(日本近代文学会の一九八五年の春の大会のシンポジウム小森陽一、山田有策、野口武彦の三氏による「痴人の愛」の「読み」をめぐる討論(「方法の可能性を求めて――『痴人の愛』を読む」)――引用者補)は、司会者(東郷克美)自身が述べたように、「場外乱闘も辞さずというぐらいの意気込みで」、一つのショーとして企てられたようだが、会場を所せましと荒れ狂い、髪を振り乱しながら絶叫する小森氏自身の熱演もあって、作品論からテクスト論へと文学研究の王位が移動したことを決定的に印象づけた(p.283)。

ジュゼッペ・トルナトーレ監督、ニューシネマ・パラダイス@サロンシネマ2

わりと近年の映画だつたのだなあ。

中野裕之(なかの・ひろゆき)監督、TAJOMARU@ワーナーマイカルシネマズ広島

小栗旬(がやつてる役)の頭の血のめぐりがわるすぎて、まつたくはひりこめない。

沖田修一(おきた・しゅーいち)監督、南極料理人@ワーナーマイカルシネマズ広島

電話交換手の女性をだうやつてくどきおとしたのかが、超気になる。

2009-09-25 (Fri)

けふの買物

P.S.アイラブユー
谷川史子・クイーンズコミックス
関係する女 所有する男
斎藤環・講談社現代新書
アカデミア・サバイバル : 「高学歴ワーキングプア」から抜け出す
水月昭道・中公新書ラクレ
「女」が邪魔をする
大野左紀子・光文社
わかりやすく〈伝える〉技術
池上彰・講談社現代新書

2009-09-24 (Thu)

ままだ・たかお(間々田孝夫);2007/12;第三の消費文化論―モダンでもポストモダンでもなく―;

叢書・現代社会のフロンティア⑪;ミネルヴァ書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;ix+294+4;;ISBN978-4-623-04989-9;

けふの買物

これが九州方言の底力!
九州方言研究会編・大修館書店
日本語表現学を学ぶ人のために
糸井通浩・半沢幹一編・世界思想社

2009-09-23 (Wed)

くまの・すみひこ(熊野純彦)[編];2009/5;現代哲学の名著 20世紀の20冊;

中公新書1999;中央公論新社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;2+247頁;;ISBN978--4-12-101999-8;[執筆者]熊野純彦/古田徹也/山嶌真之/宮村悠介/三重野清顕/屋良朝彦/荒谷大輔/鈴木康則/佐々木慎吾/馬渕浩二/佐々木雄大/木元麻里/鈴木一浩/伊藤剛/冠木敦子

ひらかわ・すけひろ(平川祐弘);2008/11;アーサー・ウェイリー 『源氏物語』の翻訳者;

;白水社;4,000円(借覧);四六判;縦組;上製;480+8頁;;ISBN978-4-560-03191-9;

やまだ・れーじ(山田玲司);2007/12;非属の才能;

光文社新書328;光文社;700円(100円);新書判;縦組;並製;246頁;;ISBN978-4-334-03429-0;

けふの買物

中高年のための文章読本
梅田卓夫・ちくま学芸文庫
カタコトのうわごと
多和田葉子・青土社
『遠野物語』を読み解く
石井正己・平凡社新書
住宅政策のどこが問題か : 〈持家社会〉の次を展望する
平山洋介・光文社新書
サヴォイ・ホテルの一夜 : ニューヨーカー・ノンフィクション
常盤新平編訳・旺文社文庫

2009-09-22 (Tue)

むらた・よーへー(村田陽平);2009/2;空間の男性学――ジェンダー地理学の再構築;

;京都大学学術出版会;(借覧);A5判;横組;上製;ix+209頁;;ISBN978-4-87698-758-0;

おぎの・みほ(荻野美穂)[編著];2009/1;〈性〉の分割線 近・現代日本のジェンダーと身体;

日本学叢書2;青弓社;3,400円(借覧);A5判;縦組;上製;306頁;;ISBN978-4-7872-3293-9;[著者]きたはら・めぐみ(北原恵)/こやま・ゆーこ(小山有子)/はやし・よーこ(林葉子)/テレサ・アルゴソ(Teresa Algoso)/ジェニファー・ロバートソン(Jennifer Robertson)/しぶや・ともみ(澁谷知美)/まつもと・りさ(松本理沙)/とみやま・いちろー(冨山一郎)

うちだ・たつる(内田樹);2008/12;昭和のエートス;

;バジリコ;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;289頁;;ISBN978-4-86238-118-7;

2009-09-21 (Mon)

もり・たつや(森達也);2007/8;豊かで複雑な、僕たちのこの世界 森達也対談集;

;作品社;1,700円(借覧);A5判;縦2段組;並製;347頁;;ISBN978-4-86182-143-1;[対談・座談参加者]あまみや・かりん(雨宮処凛)/いーむろ・かつひこ(飯室勝彦)/いずつ・かずゆき(井筒和幸)/いまおかしんじ/うえすぎ・たかし(上杉隆)/うおずみ・あきら(魚住昭)/おーつき・けんじ(大槻ケンヂ)/おーわき・みちよ(大脇美千代)/おがた・あきら(緒方明)/かさい・ちあき(笠井千晶)/カン・サンジュン(姜尚中)/キム・ドンウォン(金東元)/くさか・ゆーいち(日下雄一)/こばやし・よしのり(小林よしのり)/こむら・ひとし(小室等)/さとー・じゅんや(佐藤純彌)/しおた・あきひこ(塩田明彦)/じんぼー・てつお(神保哲生)/すずき・くにお(鈴木邦男)/モーガン・スパーロック/ぜぜ・たかひさ(瀬々敬久)/たきー・ひろーみ(瀧井宏臣)/たつの・てつろー(辰濃哲郎)/つちえ・まきこ(土江真樹子)/つちや・ゆたか(土屋豊)/なかじま・たけし(中島岳志)/なかじま・たかこ(中島多圭子)/はっとり・たかーき(服部孝章)/ふくしま・みずほ(福島みずほ)/ふじわら・ひろし(藤原ヒロシ)/ほしの・ともゆき(星野智幸)/もとき・まさひこ(元木昌彦)/もりぐち・かつ(森口豁)/よしおか・しのぶ(吉岡忍)/よしだ・つかさ(吉田司)/よしなが・はるこ(吉永春子)

市川準(いちかわ・じゅん)監督、buy a suit スーツを買う、TOKYOレンダリング詞集@横川シネマ!!

合掌。

いわなみ・あきら(岩波明);2006/4;狂気の偽装 精神科医の臨床報告;

;新潮社;(借覧);四六判;縦組;上製;249頁;;ISBN4-10-470102-5;

つずき・きょーいち(都築響一);2008/2;だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ;

;晶文社;1,900円(借覧);四六判;縦1~3段組;並製;286頁;;ISBN978-4-7949-6723-7;

けふの買物

日本語史要説
渡辺実・岩波テキストブックス
超少女へ
宮迫千鶴・集英社文庫
人類愛に捧げた生涯 : 人物近代女性史
瀬戸内晴美編・講談社文庫
学校は誰のものか : 学習者主権をめざして
戸田忠雄・講談社現代新書

2009-09-20 (Sun)

すぎ・はるお(杉晴夫);2008/6;ストレスとはなんだろう 医学を革新した「ストレス学説」はいかにして誕生したか;

ブルーバックス B-1604;講談社;820円(借覧);新書判;縦組;並製;196頁;;ISBN978-4-06-257604-8;

しらはせ・さわこ(白波瀬佐和子);2009/5;日本の不平等を考える 少子高齢社会の国際比較;

;東京大学出版会;(借覧);四六判;横組;上製;iii+302頁;;ISBN978-4-13-051130-8;

ふくしま・あきら(福島章);1970/2→1985/2;宮沢賢治―こころの軌跡―;

講談社学術文庫674;講談社;835円(476円);文庫判;縦組;並製;327頁;;ISBN4-06-158674-2;「宮沢賢治 : 芸術と病理」改題

崔洋一(さい・よーいち)監督、カムイ外伝@ワーナーマイカルシネマズ広島

CGは映画を堕落させるなあ。

アンヌ・フォンティーヌ監督、ココ・アヴァン・シャネル@ワーナーマイカルシネマズ広島

おほまかにはおなじなのだけれど、こなひだのココ・シャネルと同一人物のはなしではないみたい(ココの歌、おなじだつたかなあ)。バルサン(年齢が全然ちがふ)はこつちのがいい男だけれど、映画としては先日みたはうがよかつたやうに思ふ。

2009-09-19 (Sat)

もちだ・のぶこ(持田叙子);2009/4;荷風へ、ようこそ;

;慶應義塾大学出版会;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;2+328頁;;ISBN978-4-7664-1609-1;

なんか気持ちわるい書きぶり。

なかの・みどり(中野翠);2007/4;斎藤佑樹くんと日本人;

文春新書568;文藝春秋;750円(100円);新書判;縦組;並製;180頁;;ISBN978-4-16-660568-2;

きむら・さえこ(木村朗子);2009/2;乳房はだれのものか 日本中世物語にみる性と権力;

;新曜社;3,600円(借覧);四六判;縦組;上製;366頁;;ISBN978-4-7885-1141-5;

たにわき・まさちか(谷脇理史);1981/10;西鶴研究論攷;

新典社研究叢書5;新典社;10,000円(借覧);A5判;縦組;上製;438頁;;ISBN4-7879-4005-8;

合掌。充実した30代だなあ。

あずま・じゅーじ(吾妻重二);2009/3;宋代思想の研究――儒教・道教・仏教をめぐる考察;

関西大学東西学術研究所研究叢刊31;関西大学出版部;(借覧);A5判;縦組;上製;xii+429+12頁;;ISBN978-4-87354-468-7;

第2章 王安石『周官新義』の考察に、字説の意義についてものべるところがある。あと、岩波文庫の孟子が宇野精一、新釈孟子全講の劣化コピーであることとか。

みやざわ・あきお(宮沢章夫);2006/4;演劇は道具だ;

よりみちパン!セ18;理論社;1,200円(100円);四六判;縦組;並製;170頁;;ISBN4-652-07818-8;

2009-09-18 (Fri)

きよた・とものり(清田友則);2008/10;高校生のための精神分析入門;

ちくま新書749;筑摩書房;740円(借覧);新書判;縦組;並製;230頁;;ISBN978-4-480-06453-0;

ちよつと(だうでも)いい話。先輩が柄谷の自宅にお呼ばれして、書棚の本を興味深く眺めていたところ、柄谷がおもむろにマルクスの『資本論』を取り出し、次のように豪語したそうです――「ここまでボロボロになるほど何度も繰り返し読んだ人間は世界にいまい!」

ふかの・ひろぶみ(深野浩史);2009/8;同訓異字使用史の研究 中古・中世を中心に;

;笠間書院;5,500円(1割引);A5判;縦組;上製;v+239+5頁;;ISBN978-4-305-70483-2;

うーん。おほづかみだなあ。とりあへず、江談抄の記主は藤原実兼他なのだから、匡房の用字法と一緒にしたらいけないのではないか(で、それがおなじ変体漢文なら、江記のそれとだうちがふのか、ちがはないのか。本書で検討されてゐる往生伝類、また、本朝続文粋や江都督納言願文集などにをさめられた漢文などとではだうか、といふ風にいくらもひろげてゆくことも可能だらう、といふか、それは自分でしろよ、といふ話だ)。

以下、詳細目次をうつしておく。

あとで活用することになつてほしいメモ。ともあれ、『平家物語』が「既」字を日常常用字とする者達(仏家)の手に拠って編著されたことは言えるのではあるまいか(p.67)。

松本人志(まつもと・ひとし)監督、しんぼる@ワーナーマイカルシネマズ広島

こんどはSFかあ、といふ感じ。

けふの買物

ていうか、やっぱり日本語だよね。 : 会話に潜む日本人の気持ち
泉子・K・メイナード・大修館書店
日本語という外国語
荒川洋平・講談社現代新書
心理学で何がわかるか
村上宣寛・ちくま新書
『資本論』も読む
宮沢章夫・幻冬舎文庫
日本語要説
工藤浩 他・ひつじ書房
日本語の指示詞
日本語教育指導参考書8・国立国語研究所
ことば・文化・教育 : アングロ・サクソン文明の周辺
渡部昇一・大修館書店
平家物語 : 語りと原態
兵藤裕己編・日本文学研究資料新集7・有精堂
日本語の時制とアスペクト
町田健・NAFL選書・アルク
落語と私
桂米朝・文春文庫
物語芸術論 : 谷崎・芥川・三島
佐伯彰一・中公文庫
馬敗れて草原あり : 競馬ノンフィクション
寺山修司・角川文庫
漱石の孫
夏目房之介・新潮文庫
六の宮の姫君
北村薫・創元推理文庫
朴の木 : 人生を考える
唐木順三・講談社学術文庫
教養の伝統について
渡部昇一・講談社学術文庫
摘録 断腸亭日乗(上)(下)
永井荷風・磯田光一編・岩波文庫
日本語力崩壊 : でもこうすればくい止められる
樋口裕一・中公新書ラクレ
非属の才能
山田玲司・光文社新書
学歴分断社会
吉川徹・ちくま新書

2009-09-17 (Thu)

園子温(その・しおん)監督、ちゃんと伝える@広島バルト11

わたくしの観測範囲がせまいだけなのかもしれないけれど、あんまり評判をきかない気がするけど(でも、直前にグレーのパンツをかつたお店の店員さんが王様のブランチだつたで、レコメンドされてゐたやうなことを言つてゐたから、さうでもないのかな)、これはなかなかよかつた(親子がテーマといふことでは先日みたプールもさうだつたけど、どつちか片方といふなら、こつちのがいいな)。ちよつとグロい気もするけど。AKIRAも、山形スクリームとは別人のやうだ(べつに山形スクリームのはうがわるかつたわけではない)。「伝える」の2つの意味にラストまで気づかなかつたのは、しかし、いつもながら鈍感だ。

2009-09-16 (Wed)

さたけ・あきひろ(佐竹昭広);2009/8;言語の深奥;

佐竹昭広集 第二巻;岩波書店;8,600円(借覧);A5判;縦組;上製;ix+506頁;;ISBN978-4-00-027212-4;

目次をうつしておく。

ゆあさ・くにひろ(湯浅邦弘);2008/12;墨の道 印の宇宙―懐徳堂の美と学問―;

阪大リーブル9 懐徳堂;大阪大学出版会;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;v+161頁;;ISBN978-4-87259-242-9;

ふくだ・としかず(福田敏一)[編];2007/12;考古学という現代史―戦後考古学のエポック―;

;雄山閣;2,800円(借覧);A5判;横組;並製;285頁;;ISBN978-4-639-02008-0;[執筆者]くろお・かずひさ(黒尾和久)/ほんごー・ひろみち(北郷泰道)/ほしの・たつお(星野達雄)/ふくだ・としかず(福田敏一)

0475 現代の考古学の現代 早傘 〔2008/02/13-00:36〕。まあしかし、平安博物館事件/闘争のことは、まるでしらなかつたな。全ての発掘を中止せよ。国語国文系には、いはゆる68年的なできごとつて、なにかあつたんだらうか。

2009-09-15 (Tue)

かわぞえ・ふさえ(河添房江);2008/3;光源氏が愛した王朝ブランド品;

角川選書420;[発行]角川学芸出版、[発売]角川グループパブリッシング;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;4+234頁;;ISBN978-4-04-703420-4;

たけうち・としはる(竹内敏晴);2001/5;思想する「からだ」;

;晶文社;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;238頁;;ISBN4-7949-6486-2;

合掌。

2009-09-14 (Mon)

ももき・しろー(桃木至朗);2009/4;わかる歴史・面白い歴史・役に立つ歴史 歴史学と歴史教育の再生をめざして;

阪大リーブル13;大阪大学出版会;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;269頁;;ISBN978-4-87259-249-8;

大森美香(おおもり・みか)監督、プール@シネツイン(新天地)

こんなはなしかたするかなあ。

2009-09-13 (Sun)

なるみ・ひろし(成実弘至)[編];2009/6;コスプレする社会――サブカルチャーの身体文化;

;せりか書房;2,300円(借覧);四六判;縦組;並製;285頁;;ISBN978-4-7967-0290-4;[執筆者]なるみ・ひろし(成実弘至)/たなか・とーこ(田中東子)/こいずみ・きょーこ(小泉恭子)/すずき・ゆーこ(鈴木裕子)/みつはし・じゅんこ(三橋順子)/もも・とーる(百々徹)/やまもと・よしみ(山本芳美)/たがわ・ともこ(田川とも子)/はん・とんひょん(韓東賢)/なんば・こーじ(難波功士)

みずむら・みなえ(水村美苗);2008/10;日本語が亡びるとき――英語の世紀の中で;

;筑摩書房;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;330頁;;ISBN978-4-480-81496-8;

前半と後半とがうまくつながつてないやうな。

深作欣二(ふかさく・きんじ)監督、仁義なき戦い@サロンシネマ1

キノコ雲→原爆ドーム→米兵の婦女暴行といふはじまりかたなんだなあ。あと、土居組組長をころしにゆくまへに菅原文太が抱いた女性が腋を処理してなかつたなあ。にしても、梅宮辰夫がかつこよくてビックリ。

みやざわ・あきお(宮沢章夫);2006→2008/8;東京大学「80年代地下文化論」講義;

白夜ライブラリー002;白夜書房;1,300円(借覧);文庫判;縦組;並製;485頁;;ISBN978-4-86191-439-3;

おくとみ・たかゆき(奥富敬之);2009/8;吾妻鏡の謎;

歴史文化ライブラリー277;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;7+205頁;;ISBN978-4-642-05677-9;

けふの買物

唐の行政機構と官僚
礪波護・中公文庫
明治キリスト教の流域 : 静岡バンドと幕臣たち
太田愛人・中公文庫

2009-09-12 (Sat)

いわた・きくお(岩田規久男);2009/7;国際金融入門 新版;

岩波新書(新赤版)1196;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;ix+236+6頁;;ISBN978-4-00-431196-6;

かとー・きよふみ(加藤聖文);2009/7;「大日本帝国」崩壊 東アジアの1945年;

中公新書2015;中央公論新社;820円(借覧);新書判;縦組;並製;v+6+266頁;;ISBN978-4-12-102015-4;

よもた・いぬひこ(四方田犬彦);2009/5;歳月の鉛;

;工作舎;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;342頁;;ISBN978-4-87502-419-4;

たかさき・まきこ(高崎真規子);2008/1;少女たちの性はなぜ空虚になったか;

生活人新書241;日本放送出版協会;700円(100円);新書判;縦組;並製;219頁;;ISBN978-4-14-088241-2;

もーり・よしたか(毛利嘉孝);2009/7;ストリートの思想 転換期としての1990年代;

NHKブックス[1139];日本放送出版協会;1,070円(借覧);四六判;縦組;並製;270頁;;ISBN978-4-14-091139-6;

2009-09-11 (Fri)

あさの・かずお(浅野和生);2009/7;ヨーロッパの中世美術 大聖堂から写本まで;

中公新書2014;中央公論新社;940円(借覧);新書判;縦組;並製;8+iv+5+319頁;;ISBN978-4-12-102014-7;

やまだ・とよこ(山田登世子);2009/7;贅沢の条件;

岩波新書(新赤版)1197;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;xii+200+2頁;;ISBN978-4-00-431197-3;

はじめに : 「豊かさ」と「幸福」と「贅沢」と、のところを一番おもしろくよんだ。

けふの買物

君に届け(9)
椎名軽穂・マーガレットコミックス

2009-09-10 (Thu)

うえの・ちずこ(上野千鶴子)/つじもと・きよみ(辻元清美);2009/7;世代間連帯;

岩波新書(新赤版)1193;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;v+246頁;;ISBN978-4-00-431193-5;

おがわ・とも(小川朋)[編著];2009/7;派遣村、その後;

;新日本出版社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;237頁;;ISBN978-4-406-05265-8;[執筆者]いくま・しげみ(生熊茂実)/おだがわ・よしかず(小田川義和)

はまぐち・けーいちろー(濱口桂一郎);2009/7;新しい労働社会――雇用システムの再構築へ;

岩波新書(新赤版)1194;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;viii+212頁;;ISBN978-4-00-431194-2;

つつみ・せーじ(堤清二)/みうら・あつし(三浦展);2009/7;無印ニッポン 20世紀消費社会の終焉;

中公新書2013;中央公論新社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+5+210頁;;ISBN978-4-12-102013-0;

自分で皮肉がうまいとおもつてるひとは、たいていうまくないよなあ。

けふの貰物

みすず、UP、図書(9月号)、春秋(8・9月号)。

2009-09-09 (Wed)

陳凱歌(チェン・カイコー)監督、花の生涯 : 梅蘭芳@シネツイン(新天地)

芸術家もの。ちよつと説明不足な感じもした。たとへば、師匠と梅蘭芳の三番勝負で突然生きるの死ぬのといひだしてびつくりしたのだけれど、私がぼやぼやみてるだけかな。

けふの買物

江戸建築叢話
大熊喜邦・中公文庫
國語學論考
湯澤幸吉郎著作集2・勉誠社
今昔物語集と宇治拾遺物語 : 説話と文体
小峯和明編・日本文学研究資料新集6・有精堂
「書」の秘伝 : 入木道の古典を読む
新井榮蔵・セミナー原典を読む2・平凡社
回想の太宰治
津島美知子・講談社文庫
宮沢賢治 : こころの軌跡
福島章・講談社学術文庫
ココ・シャネルの星座
海野弘・中公文庫
上代語の研究
橋本進吉博士著作集第五册・岩波書店
日本古代文化の探究 文字
上田正昭編・社会思想社
にっぽんジョーク集 : 遠くて近きは…の巻
興津要編・講談社文庫
欧洲紀行
遠藤嘉基・中央図書

2009-09-08 (Tue)

まつもと・かつや(松本和也);2009/3;昭和十年前後の太宰治 〈青年〉・メディア・テクスト;

未発選書15;ひつじ書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;iii+322頁;;ISBN978-4-89476-427-9;

スラヴォイ・ジジェク[著]、ながはら・ゆたか(長原豊)/まつもと・じゅんいちろー(松本潤一郎)[訳];2008/5;ロベスピエール/毛沢東 革命とテロル;

河出文庫[シ 6-1];河出書房新社;1,200円(借覧);文庫判;縦組;並製;327頁;;ISBN978-4-309-46304-9;

くめ・くにたけ(久米邦武);1991/6;日本文化史の研究;

久米邦武歴史著作集 第五巻;吉川弘文館;(借覧);A5判;縦組;上製;5+339+13頁;;ISBN4-642-01276-1;

源語複数作者説だつたと知つて、ちよつと興味をもつたので。

右の宇治拾遺と今昔との両物語は民間の貴賤が語ッて打興じた、今の落咄の類なれど、其体裁は伊勢物語大和物語と同じ様なれば、語り様も亦夫から出で民間に成下ッたものであらふ。能楽の物語は此系統を承たのが多い。其材料も、采女姨捨は大和物語の種でゞきてゐるけれど、今昔物語にも姨捨の物語はある。又一角仙人は今昔種である。さりながら全体は狂言の笑戯にはまる。謂ゆるきたなき事やそら物語が多く、語り振も大分違ッて居る様なれど、昔の琵琶法師の物語といふは此んなものであッたのが、二百余年の発達で平家物語となり、平家筋も狂言も乃至は能もできたのである。ダガ伊勢物語は元は雲上でゞき染殿摂政以来宮中の勢力が盛んで、貴婦人の言語歌舞を磨いた、其中に発達した物語の語り振はどうで有ッたかとは、源氏物語を捉へて考へねばならぬ。是まで此に心付た人は余りない様であるが、前にも言た通り源氏は物語である。語ッたもの、然も宮中で女の語ッたものと見ねばならぬ。是まで紫式部一人の文想で書綴ッた美文といつてゐるのは先以て考へのない話しで、あんな美文の、然も五十六帖の大冊が一人で出来るべきものでない。然も物語である。才媛の群がり出た時代に一人の作をば皆が語ッたとは余程頓痴気な話しである。昔しの人は気楽で此んな吟味はせぬ所から、日本書紀を舎人親王の作といッてゐたが、今は其総裁で成功したので、天武天皇の比から修史館で書継れたことが究められてゐる。伊勢物語も亦そうで、在原業平の東国紀行の様に読んで現に杜若の謡には昔男の舞として、其舞にかゝるクリに「抑此物語は如何なる人の何事によつて思ひの露の忍ぶ山忍びて通ふ道芝の初めもなく終りもなし」と其旅行の辻棲のあはぬ所を書て、是ですまして居れど、素り業平の紀行ではなく、亦其作であるかどうだか。栄華物語も赤染衛門の作とは極らぬ。作者は幾人もあると言てある。宇治拾遺物語が何よりの証明者で、前に其序を挙おいた如く、宇治大納言が避暑中に、貴賤の人を呼集め仮の物語倶楽部を始めて、自身で其語りを筆記されたのである。まして上東門院の宮中は其比貴婦人の高等文芸倶楽部と言てよろしい。物語などは毎日の様に行はれたであらふ。之に集会する才媛は夥多しい中に、紫式部が筆もきゝ文もきいて居たから主筆となッて、即ち宇治大納言となッて筆記した。其草紙が五十二帖に及んだので、而してこれを纏るには、和泉式部、伊勢大輔、赤染衛門なども吟味し或は男もかたつて修正し、而して其文段を語ッたものと判定せねばならぬ。故に伊勢大和を宮中で女の語ッたのが、百数十年の進歩は必ず非常なものであッたことは源氏物語の文で知らるる。かゝる文を語るには語調が自然と節にかゝり、然も女の性分として言語音声、態度の修飾にこるもので、あしくいへば粧飾の化物、よくいへば審美心に富だものである。だから宮中で源氏語ッた節は必ず歌調を帯たものであッて、是が物語の雲上に養成されて昇達した結果であッた故に、源氏物の謡曲には物語は曲に歌ひ、居曲も立曲もできゐる。此の如く物語は白章もあり、白章から謡歌となるもあり、曲に歌ひ舞ふもある。因て観者の耳目が眩耀されて居るけれど、此より謡曲に詞と歌とを変化させた所を観察すれば、能楽の歌劇として結構された理由が判然し、興味が津々と湧き出る様である。

さういへば、物語音読論とかでは、どんな曲節でよんでゐたと考へてゐるのかな。といふか、むかしのひとのしやべりかたつてどれほど再現できるのだらうか(pp.187-188、能楽は劇歟)。お能は室町から江戸にかけて3倍くらゐスローモーになつた、とどこかでみたやうなおぼえがあるのだけれど。ついでに、能楽といふ語についてもメモ(p.15、能楽文学研究会談話要領)。

能楽といふ名の起りも亦此の当時の事であつたのです。確か明治十三年の春のことであつたと思ふが、或日岩倉公の御邸での会に、兼て前田老公より何か良い名を付けて呉れとの注文がある、徳川政府の頃は御能と唱へ、京都では乱舞と書いて「ラツプ」といふが、どうも名が気に入らぬ何か適当な名を付けて貰いたいとの事だといふ話が出て、重野も其時同席であり、種々の説も出て、足利時代の古名に依つて猿楽にするかとも言ふたが、其の猿といふ字がいかぬといひ、夫れでは散更の古名に因んで散楽が良からうといふ説もあつたが、散の字にはちるといふ訓がある、集めて保存せうといふ場合に散楽でもあるまいなど中々容易に決しなかつたが、たしか九条公の御発言であつたかと思ふが、能楽が良からうといふ説が出た所満場一致で其れがよからうといふことになり、此の事を前田老公に通じた所が、老公殊の外の御満足で、夫れ迄は常に代理を出席させて居られたが、其れからは我が宅で集会して呉れといふことで、自分にも常に臨席せられ能楽堂へ能楽といふ自筆の額を掲げるとか(記者曰、本紙能楽の表紙にある能楽の文字は能楽堂額面の文字を写せしものにて即ち前田老公の御筆蹟なり)、能楽の記文を書かれて能楽堂の観覧席へ掲げらるゝとか、元百万石の老公を大ひに動かした丈けの効はあつたのだが、是れが能楽と唱へ出した始めなのです。

けふの買物

同訓異字使用史の研究 : 中古・中世を中心に
深野浩史・笠間書院
冷泉家・蔵番ものがたり : 「和歌の家」千年をひもとく
冷泉為人・NHKブックス
国文学解釈と鑑賞 昭和62年2月号 名詞・代名詞の諸相
至文堂
国文学解釈と鑑賞 平成3年3月号 室町文芸の心とことば
至文堂
国文学解釈と鑑賞 平成4年1月号 「民間学」と日本語
至文堂
国文学解釈と鑑賞 平成4年7月号 列島各地の日本語 : 方言録音資料紹介
至文堂
国文学解釈と鑑賞 平成5年1月号 ことばの体系の中心と周辺
至文堂
国文学解釈と鑑賞 平成8年1月号 品詞とはなにか
至文堂
国文学解釈と鑑賞 平成11年1月号 語彙の諸相
至文堂
国文学解釈と鑑賞 平成11年7月号 日本語の一世紀
至文堂
国文学解釈と鑑賞 平成13年1月号 21世紀の日本語研究
至文堂
国文学解釈と鑑賞 平成13年7月号 海外の日本語研究 : アジアからの視角
至文堂
国文学解釈と鑑賞 平成17年7月号 連語研究の新段階
至文堂

2009-09-07 (Mon)

ひらかわ・かつみ(平川克美);2009/4;経済成長という病――退化に生きる、我ら;

講談社現代新書1992;講談社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;238頁;;ISBN978-4-06-287992-7;

内田樹的なものいひの、だめなところだけを結晶化したやうな感じ。

もり・ありまさ(森有正)[著]、にのみや・まさゆき(二宮正之)[編];1999/8;森有正エッセー集成3;

ちくま学芸文庫;筑摩書房;(借覧);文庫判;縦組;並製;535頁;;ISBN4-480-08513-0;

ところが多くの戦争文学では、「戦争という異常なことがあったので、おれは異常な体験をえて、こういう本を書くことが出来た。戦争よ、あってくれてありがとう」と、無意識的に絶叫している著者の姿が見えすいているのが殆どすべてである(p.27、霧の朝)。パリの生活の一断面、もおもしろかつた。

2009-09-06 (Sun)

さぬき・ひろし(佐貫浩);2009/2;学力と新自由主義 「自己責任」から「共に生きる」学力へ;

;大月書店;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;268頁;;ISBN978-4-272-41200-6;

きっかわ・とーる(吉川徹);2006/9;学歴と格差・不平等 成熟する日本型学歴社会;

;東京大学出版会;(借覧);四六判;縦組;上製;iv+260+xiii頁;;ISBN4-13-050166-6;

おーた・ともこ(太田朋子);2009/5;分子進化のほぼ中立説 偶然と淘汰の進化モデル;

ブルーバックス B-1637;講談社;800円(借覧);新書判;横組;並製;170頁;;ISBN978-4-06-257637-6;

かたぎり・かずお(片桐一男);2000/1;江戸の蘭方医学事始 阿蘭陀通詞・吉雄幸左衛門 耕牛;

丸善ライブラリー311;丸善;780円(借覧);新書判;縦組;並製;xv+245頁;;ISBN4-621-05311-6;

おかべ・かずお(岡部和雄)/たなか・りょーしょー(田中良昭)[編];2006/12;中国仏教研究入門;

;大蔵出版;(借覧);A5判;横組;上製;xiv+327頁;;ISBN978-4-8043-0566-0;[執筆者]おかべ・かずお(岡部和雄)/いとー・たかとし(伊藤隆寿)/かみやま・だいしゅん(上山大峻)/しーな・こーゆー(椎名宏雄)/いしー・こーせー(石井公成)/さとー・しゅーこー(佐藤秀孝)/きむら・せーじ(木村誠司)/いけだ・ろさん(池田魯参)/おくの・みつよし(奥野光賢)/にしもと・てるま(西本照真)/よしだ・みちおき(吉田道興)/よしず・よしひで(吉津宜英)/かわぐち・こーふー(川口高風)/しばた・たいせん(柴田泰山)/たなか・りょーしょー(田中良昭)/ひらい・ゆーけー(平井宥慶)/いしー・しゅーどー(石井修道)/ながい・まさし(永井政之)

おーつき・けんじ(大槻ケンヂ);2005/4→2009/5;綿いっぱいの愛を!;

角川文庫[お 18-18];[発行]角川書店、[発売]角川グループパブリッシング;476円(350円);文庫判;縦組;並製;201頁;;ISBN978-4-04-184719-0;

うえの・こーし(上野昂志);1998/2;映画全文 一九九二~一九九七;

;リトル・モア;(借覧);A5判;縦組;上製;410頁;;ISBN4-947648-64-3;

2009-09-05 (Sat)

ニキ リンコ;2008/8;スルーできない脳――自閉は情報の便秘です;

;生活書院;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;452頁;;ISBN978-4-903690-24-7;

自分の情報体質を知つて、うまくつきあふこと。

みま・たつや(美馬達哉);2007/5;〈病〉のスペクタクル――生権力の政治学;

;人文書院;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;257頁;;ISBN978-4-409-04086-7;

さいとー・なるや(斎藤成也)/すわ・げん(諏訪元)/さった・よーこ(颯田葉子)/やまもり・てつお(山森哲雄)/はせがわ・まりこ(長谷川眞理子)/おかのや・かずお(岡ノ谷一夫);2006/8;ヒトの進化;

シリーズ進化学5;岩波書店;(借覧);A5判;横組;上製;ix+230頁;;ISBN4-00-006025-X;

ふじもり・てるのぶ(藤森照信);2009/4;ツバキ城築城記;

;[発行]日経BP社、[発売]日経BP出版センター;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;215頁;;ISBN978-4-8222-4737-9;

描くより書く方がしんどい。同じように疲れるにしても、書くのは頭の芯がグッタリくる。そんなことはなかろう、と描く専門家の人は思われるかもしれないが、建築家と建築史家の現役年齢を比べてみれば、疑う余地はない。六〇歳過ぎて傑作をものした建築家は、村野藤吾にせよザラだ。槇さん、磯崎さん、原さん、みんなもう七〇過ぎてる。それにひきかえわが建築史の領分では、六〇過ぎてちゃんとした歴史の本や論文を書いた人なんて知らない。自分のことでツラツラ思うが五〇過ぎるともうアブナイ。集中力は続かないし、基本的な見方が時代とズレてくるし……。六〇過ぎの建築史家の書くものはエッセイ以外読まない方がいい。ガッカリするだけだ。故・稲垣栄三先生は、建築史の大学院の最初の授業の時に、「その人の最初の本以外は読むな」と断言された。ちょっとタンカを切り過ぎだが、歴史の研究にはそういう性格がある。

うーむ(p.23)。

2009-09-04 (Fri)

しまだ・まさひこ(島田雅彦);2009/7;徒然草 in USA 自滅するアメリカ 堕落する日本;

新潮新書320;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;191頁;;ISBN978-4-10-610320-9;

ナディーン・ストロッセン[著]、きしだ・みき(岸田美貴)[訳];1995, 2000=2007/10;ポルノグラフィ防衛論 アメリカのセクハラ攻撃・ポルノ規制の危険性;

;ポット出版;3,400円(借覧);四六判;縦組;上製;481頁;;ISBN978-4-7808-0105-7;[監修]まつざわ・くれいち(松沢呉一)、[翻訳協力]野々口美也子、[原題]Nadine Strossen, Defending Pornography: free speech, sex, and the fight for women's rights

2009-09-03 (Thu)

ゆあさ・やすお(湯浅泰雄);2008/3;日本哲学・思想史(VI);

湯浅泰雄全集 第十三巻;ビイング・ネット・プレス;(借覧);A5判;縦組;上製;viii+577頁;;ISBN978-4-904117-02-6;

和辻哲郎についての論考ををさめる。合掌。

くらもと・かずひろ(倉本一宏);2009/3;持統天皇と皇位継承;

歴史文化ライブラリー266;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;5+183頁;;ISBN978-4-642-05666-3;

2009-09-02 (Wed)

ヴァージル・ディオダート[著]、よしかね・ふゆき(芳鐘冬樹)/きしだ・かずあき(岸田和明)/おのでら・なつお(小野寺夏生);1994=2008/6;計量書誌学辞典;

;日本図書館協会;2,500円(借覧);A5判;横組;並製;211頁;;ISBN4-8204-0802-4;[原著]Virgil Diodato, Dictionary of Bibliometrics (Haworth Press, 1994)

ましこ・ひでのり;2008/5;幻想としての人種/民族/国民 「日本人という自画像」の知的水脈;

;三元社;1,600円(借覧);四六判;横組;並製;158頁;;ISBN978-4-88303-224-2;

アイ
桓武天皇のおかあさんは百済系の王族の子孫だって、いまの天皇さんは、わざわざ記者会見でいったんだってね。
リカ
ヨーロッパのハプスブルグ家みたいに、「東アジアは、むかしから王様たちみんな親戚同士だった」ってか? (笑) 戦前の政略結婚みたいで、気味わるいね。
それに、ネットワークがそんなにしっかりしていたのなら、お世継ぎ問題が浮上するはずないと、おもうんだけど。
アイ
それはともかく、おとなり同士、なかよくすることはいいことでしょ?
リカ
もちろんそうだけど、ひとびとが現実に交流してきたことの、あたまごしに「王様同士だけは、むかしから親類でした」っていうのは、どうかな。
ヨソでは自分たちのコトバがほとんど通じない「巨大なムラ」同士。「お国自慢」しあうのもみぐるしいけど、「マイナー連合」もげんなりだね。

ここだけは、この発想はなかつたなあ、と思つた(p.43)。あと、岡田英弘さんは、古代東北アジア史研究家(p.82.)、古代史家(p.137.)ではないと思ふのだけれど。自分の主張に都合がよければトンデモも辞さず、といふのは、本書の著者と非常に考へをちかしくするであらうタカマサのきまぐれ時評で9.11陰謀論が肯定的にあつかはれてゐたのにもにたものを感じる。

2009-09-01 (Tue)

むろやま・としあき(室山敏昭);2009/5;「ノラ」と「ドラ」 怠け者と放蕩者の言語文化誌;

いずみブックレット4;和泉書院;1,200円(借覧);A5判;横組;並製;79頁;;ISBN978-4-7576-0508-4;

目次をうつしておく。

わたなべ・やすあき(渡部泰明);2009/7;和歌とは何か;

岩波新書(新赤版)1198;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;2+245+5頁;;ISBN978-4-00-431198-0;

被枕に、ひまくらとルビがあるなあ(p.29)。

想田和弘(そうだ・かずひろ)監督、精神@横川シネマ

なんだかあんまりおもしろく思へなくて、なんどかはやくをはらないかなあ、と思つてしまつた。最初に登場する女性と私とは、オーバードーズやリスカをしたか否かのちがひはあつても、おなじやうにダメ人間としか思へない。前作「選挙」ではまつたくすがたをあらはさずに、極東の奇習を淡々と「観察」してゐた作者が、今回は被撮影者と声をかはして、あひだにあるカーテンが、とか制作意図とかかたつてしまふし。予告篇のつくりも、かなりセンセーショナルなカットアップになつてゐたのだなあ、といふのを、たばこの烟で汽車のまねをする男性をみて感じた。子をそだてるために売春をしたといふ女性のはなし。

たかはし・てつや(高橋哲哉);1992/6;逆光のロゴス――現代哲学のコンテクスト;

;未來社;3,500円(借覧);四六判;縦組;上製;345頁;;ISBN4-624-01109-0;

どい・たけお(土居健郎);2000/6;人間理解の方法;

土居健郎選集5;岩波書店;3,400円(借覧);四六判;縦組;上製;viii+306頁;;ISBN4-00-092395-1;

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