だが人間的ないたわりが書物を救った試しはない/書物は非人間的な力学――その理不尽な暴力――に耐えられるだけの強度を主張すべきだ
UTCP叢書2;未來社;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;216頁;;ISBN4-624-01173-2;[執筆者]むらた・じゅんいち(村田純一)/ウィーベ・バイカー(Wiebe Bijker)/なつめ・けんいち(夏目賢一)/ふじがき・ゆーこ(藤垣裕子)/かわうち・よしひこ(川内美彦)/きはら・ひでとし(木原英逸)/いしかわ・じゅん(石川准)/こーの・てつや(河野哲也)/ラングドン・ウィナー(Langdon Winner)/なかむら・まさき(中村征樹)/しばた・たかし(柴田崇)
;アスペクト;(借覧);四六判;縦組;並製;406頁;;ISBN978-4-7572-1456-9;
一冊の本(6月号)。杉本つとむ、蘭学三昧の広告がのつてる。
丸善ライブラリー377;丸善;760円(借覧);新書判;縦組;並製;xiv+179頁;;ISBN978-4-621-05377-5;
;文藝春秋;1,714円(借覧);四六判;縦組;並製;221頁;;ISBN978-4-16-369480-1;
;現代書館;1,800圓(借覧);四六判;縦組;上製;213頁;;ISBN4-7684-6921-3;
トランスジェンダーとジェンダー論て相性わるいなあ、といふ感じ。
新潮選書;新潮社;1,200円(借覧);四六判;縦組;並製;253頁;;ISBN978-4-10-603601-9;
うーむ。満島ひかり(なんか、「ましま」だとおもひこんでたけど、「みつしま」なのだな)が、馬乗りになつて、コリント書の13章を絶叫するところがいちばんよかつたかなあ。
朝日選書850;朝日新聞出版;(借覧);四六判;縦組;並製;411+V頁;;ISBN978-4-02-259950-6;
;岩波書店;4,700円(借覧);A5判;縦組;上製;x+317+16頁;;ISBN4-00-024235-0;
;中央公論新社;1,800円(借覧);A5判;縦組;上製;171頁;;ISBN978-4-12-003920-1;
シリーズ 社会学のアクチュアリティ:批判と創造;東信堂;2,200円(借覧);四六判;縦組;並製;xii+322頁;;ISBN978-4-88713-794-3;[執筆者]ともえだ・としお(友枝敏雄)/ばば・やすお(馬場靖雄)/はなの・ひろやす(花野裕康)/たけざわ・しょーいちろー(竹沢尚一郎)/いーじま・しゅーじ(飯嶋秀治)/いまだ・たかとし(今田高俊)/むろい・けんじ(室井研二)/かじた・たかみち(梶田孝道)/うつみ・ひろふみ(内海博文)/こーとー・よーすけ(厚東洋輔)
中公文庫[M394];中央公論社;580円(429円);文庫判;縦組;並製;1+447頁;;ISBN4-12-201567-7;
ISBNがカバーの左そでのうちがはにをりかへすところに印刷されてるのがめづらしいな。
;勉誠出版;3,200円(2割引);四六判;縦組;上製;315+13頁;;ISBN978-4-585-03221-2;
;医学書院;3,400円(借覧);A5判;横組;並製;xiii+206頁;;ISBN978-4-260-00693-4;[執筆者]岩田誠/西条寿夫/小野武年/鈴木敦命/小山慎一/森山泰/三村將/渡邊正孝/鈴木匡子/小早川睦貴/鶴谷奈津子/河村満/田中沙織/筒井健一郎/藤原寿理/二本杉剛/西條辰義/寺澤悠理/渡辺茂
これはなんだかいやなものをみたなあ、といふ感じ。Twitterにかいたほかにも、はじめとおしまひの対応がしやらくさい、とか、題意がとつてつけたやうだ、とか、とにかくほめたいところがどこにもない。吉高さんがみたかつただけだから、まあいいのだけれど。
これはすばらしいなあ。さすが三島だ(当人がでてきたところは、ちよつと失笑してしまつたけれど)、さすが美輪だ(このときは丸山だけれど)。あと、令嬢役の松岡きっこがとてもチャーミングだつた。
ちくま文庫[ほ-15-1];筑摩書房;800円(借覧);文庫判;縦組;並製;361頁;;ISBN4-480-42154-8;
NHKブックス[1100];日本放送出版協会;1,160円(借覧);B6判;縦組;並製;315頁;;ISBN978-4-14-091100-6;
哲学の現代を読む5;白水社;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;269頁;;ISBN978-4-560-02455-3;
;共立出版;(借覧);A5判;横組;並製;vii+242頁;;ISBN4-320-05515-2;[原題]Frederick Grinnell, The Scientific Attitude (Second Edition)
;マガジンハウス;(借覧);四六判;縦組;上製;369+vii頁;;ISBN978-4-8387-1768-2;
何となく心がけわしくなつて、人のことを悪く思ひたくなつて悲しい。もう書くのはよさう。ああ、私も妻がほしい、子供もほしい。人間なみの幸福をうけたい。私はしたい方だいがしたいのではない。ただ人間なみのことがしたいのだ。私はどんな不幸な人間で、それだけのことも出来ないのだらうか。さびしい。あなたは今ごろ谷崎とたのしさうに何か話してゐることだらう(pp.202-203、佐藤春夫、千代宛書簡)。
まだ物象の形をとどめ/きっかりと石に刻まれた/神聖文字{ヒエログリフ}から/少し略された祭司文字{ヒエラティク}へ/もっと書きやすい民衆文字{デモティク}へ/五千年もたてば坐り疲れて/文字だってもじもじと身をよじり/膝を崩したりもするのだ(p.211、多田智満子「刻」)
ところでこの「新書」といふ命名について、諏訪正さんの説がある。あれは「新劇」といふ言葉の連想から生れたと見るのだ。これはすごい指摘だ。当時、新劇は何とかして時流に逆らはうとしてがんばつてゐた。その抵抗の姿勢を長田幹雄が心のどこかで意識してゐなかつたはずはないし、また、その語幹は岩波茂雄や顧問格の三木清も共有するものだつたにちがひない(pp.347-348)。
中公新書1987;中央公論新社;940円(借覧);新書判;縦組;並製;8+vi+4+271頁;;ISBN978-4-12-101987-5;
講談社選書メチエ400;講談社;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;310頁;;ISBN978-4-06-258400-5;
もろこしの魯陽入日を返しけん桙
(高倉院厳島御幸記)。淮南子覧冥訓。
中公新書1990;中央公論新社;840円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+4+286頁;;ISBN978-4-12-101990-5;
なんかにたやうな内容のものをすこしまへにみたやうな気もするんだけど。渡辺清のことはしらなかつたので、興味ぶかい。
;明治書院;6,800円(借覧);A5判;横組;上製;5+329頁;;ISBN4-625-42061-X;
目次をうつしておく。
- 第I部 序論
- 第1章 文法研究における意味の問題
- §1 筆者の立場 : 記述・説明的日本語学 1
- 1-1 統合的研究
- 1-2 形態論・統語論・文論
- §2 望まれる分析・記述とその問題点 3
- 2-1 語彙論を取り入れた文法論の必要性
- 2-2 記述上の問題点
- §3 問題解決の方向 5
- 3-1 カテゴリカルな意味(一般化される意味素性)
- 3-2 句としての意味(連語論的アプローチ)
- 3-3 プロトタイプ論
- §4 研究史的な位置づけについて 11
- 4-1 大文法時代(主に戦前)の研究
- 4-2 戦後の研究 : 大文法時代以後
- 4-3 本稿の位置
- 第2章 本論文の構成
- §1 第I部について 18
- §2 第II部について 19
- §3 第III部について 19
- §4 第IV部について 21
- §5 第V部について 21
- 第II部 形態論
- 第1章 動詞の形態について
- §1 文法的なカテゴリーとは 23
- 1-1 動詞の形態分析の二観点
- 1-2 文法カテゴリーの二種 : 必須カテゴリーと動詞の意味カテゴリー
- §2 動詞の意味カテゴリーとそのパラダイム 27
- 2-1 ボイス
- 2-2 移動・方向
- 2-3 アスペクト
- §3 形式生起の順序 31
- 3-1 形式の交替性
- 3-2 テイラレルについて
- §4 動詞と形式との近さ 34
- 4-1 テ形の形式と接辞
- 4-2 副助詞の介在性の問題
- §5 おわりに 36
- 第2章 接辞と構文 : 構文論と形態論
- §1 派生的接辞を中心とした形態論の問題について 37
- §2 接辞と品詞性 37
- 2-1 転成名詞か連用形か
- 2-2 漢語サ変動詞語幹の機能 #中
- §3 派生の段階性 40
- 3-1 形容詞につく「お~」の問題
- 3-2 順序づけの問題
- 3-3 包摂の問題
- §4 おわりに 44
- 第3章 複合動詞について
- §1 複合動詞研究の現状と問題点 45
- 1-1 複合動詞の定義と範囲
- 1-2 これまでの研究
- §2 統語論的か語彙論的かのテスト 47
- §3 複合動詞の分類 49
- 3-1 統語論的複合動詞
- 3-2 語彙論的複合動詞
- 3-3 中間的なもの
- §4 統語論的構成の複合動詞の格関係 53
- 4-1 自然現象の複合動詞の格関係の特殊性
- 4-2 出来事名詞の構文
- §5 おわりに 54
- 第III部 統語論
- 第1章 格の類型
- §1 はじめに 57
- §2 動詞の格の研究において問題となること 58
- 2-1 必須的な成分の認定とそれに関わる諸文法現象の分析の問題
- 2-2 格助詞の問題 : 格助詞置換分析
- 2-3 自他の問題
- §3 連語論的分析(格パタン分析法) 64
- 3-1 連語論的分析について
- 3-2 格の類型についての研究
- 3-3 具体的な方法について
- §4 無格型 : 自然現象の動き 67
- §5 [ガ]格型 : 単独動作動詞句・単独自然現象動詞句 67
- 5-1 無変化類(自他対応のないもの)
- 5-2 変化動詞句 : 自他対応の自動詞タイプ
- 5-3 部分の主体
- 5-4 ガ格のプライマリティ
- §6 [ガ,ニ]型 70
- 6-1 ニ格の置換の範囲について
- 6-2 存在を表すもの : [ガ,ニ]型,[ガ,場所名詞デ]型
- 6-2-1 存在動詞 : [ガ,ニ]型
- 6-2-2 様態存在動詞句 : [ガ,ニ/デ(ニオイテ)]型
- 6-3 ヘ格に置換されるもの : 移動的なもの : [ガ,ニ/ヘ]型
- 6-3-1 接着動詞句
- 6-3-2 出現動詞句
- 6-4 ニタイシテに置換されるもの : [ガ,ニ/ニタイシテ]型
- 6-4-1 態度の動詞句
- 6-4-2 働きかけの自動詞
- 6-5 デ等に置換されるもの : 原因・変化動詞 : [ガ,ニ/ニヨッテ/デ]型
- 6-6 同一的なト格に置換されるもの : 主体改変型変化動詞句 : [ガ,ニ/ト]型
- 6-7 相互的なト格に置換されるもの : [ガ,ニ/ト]型
- 6-8 ニ格の交替がないもの : 関係動詞句
- §7 [ガ,カラ]型 : 出現動詞句・消滅動詞句・出発動詞句・成分の動詞句 75
- §8 [ガ,ト]型
- 8-1 ト格の意味
- 8-2 [ガ,同一的ト]型 : 変化の動詞句(・判明動詞句)・扱いの動詞句
- 8-3 [ガ,ト(相互)]型 : 相互動作動詞句
- 8-4 [ガ,~ト(引用)]型
- 8-4-1 引用動詞句の特徴
- 8-4-2 引用形式と副詞的修飾
- 8-4-3 引用成分の繰り出し
- 8-4-4 非伝達的発話動詞句
- 8-4-5 思考・感情動詞句の無対象用法
- 8-4-6 「見える」「聞こえる」の類
- §9 [ガ,カラ,ニ]型
- 9-1 ニ格がヘ格に置換可能 : [ガ,カラ,ニ/ヘ]型
- 9-1-1 起点に重点があるもの : 出発動詞句
- 9-1-2 移動全体が取り上げられるもの : 単純移動動詞句
- 9-2 ニ格が同一的なト格に置換可能なもの : 主体改変動詞句カラ・ト類
- §10 [ガ,引用のト,ニ]型 : 伝聞・伝達動詞句
- §11 [ガ,ヲ,引用のト]型 : 判断動詞句
- §12 [ガ,ヲ,ニ]型
- 12-1 [ガ,ヲ,ニ/デ(ニオイテ)]型 : 発見動詞句
- 12-2 [ガ,ヲ,ニ/ヘ]型 : 対象接着・対象姿勢方向動詞句
- 12-3 [ガ,ヲ,ニ/ト(相互的)]型 : 相互型対象変化動詞句
- 12-4 [ガ,ニ/ニタイシテ,ヲ]型 : 適応の動き(ヲ格を含んで働き掛けるもの)
- 12-5 [ガ,ヲ,ニ/同一的なト]型 : 対象改変動詞句
- §13 [ガ,ヲ,カラ]型 : 対象出現動詞句・対象消滅動詞句・対称移動動詞句・対象影響動詞句 87
- §14 [ガ,ヲ,ト(相互型)]型 : 対象交換動詞・対象競争動詞 88
- §15 [ガ,ヲ,カラ,ニ]型 88
- 15-1 [ガ,ヲ,カラ,ニ/ヘ] : 対称移動動詞句
- 15-2 [ガ,ヲ,カラ,ニ/ト]型 : 対象改変型変化動詞句
- §16 [ガ,ヲ]型 90
- 16-1 ヲ格の置換について
- 16-2 ヲ格が経路を表すもの : 経路動詞句
- 16-3 起点的な経路
- 16-4 対象変化的なもの
- 16-4-1 対象消滅・対象変質・対象生産動詞句
- 16-4-2 一時的な状態変化
- 16-5 単独動作動詞の同族目的用法・量用法
- 16-6 ヲ/ニタイシテ : 働きかけの動詞句
- 16-7 出来事名詞のヲ格
- 16-8 ヲ/ニツイテ
- 16-9 ヲ/ニ
- §17 典型的機能動詞の連語論的分析 94
- §18 格助詞ニとヘの問題 96
- 18-1 はじめに
- 18-2 従来の研究
- 18-3 方法
- 18-4 結果
- 18-5 考察
- 18-6 結論
- §19 おわりに 104
- 第2章 ボイスの類型
- §1 はじめに 104
- §2 迷惑受け身について 105
- 2-1 はじめに
- 2-2 まともの受け身との意味論的な違い : 否定との関与
- 2-3 部分受け身の関係
- 2-4 恩恵と迷惑の構造
- 2-5 迷惑受け身にならない動詞句と感情移入
- 2-6 迷惑の受け身にならない動詞句のもう一つのタイプ
- 2-7 迷惑受け身についてのまとめ
- §3 まともの受け身について 112
- 3-1 はじめに
- 3-2 どんな格関係がまともの受け身になるか
- 3-3 ニ格によるまともの受け身
- 3-4 ニタイシテの対象格らしさ
- 3-5 働きかけ性(受影性)との関連 : ニヨッテ格との関わり
- 3-6 まとめ
- §4 自発について 120
- 4-1 問題の在りか
- 4-2 従来の研究
- 4-3 自発と自動詞 : 形式の問題
- 4-4 まともの受け身との共通点
- 4-5 まともの受け身との違い
- 4-6 ラレル自発と-eru自発動詞との関係
- 4-7 ラレル自発になる動詞
- 4-8 ラレル自発の用法 : アスペクト・否定
- 4-9 自発と無意志化
- 4-10 おわりに
- §5 相互動作について 133
- 5-1 はじめに
- 5-2 ト格の資格について
- 5-3 ~アウのつく動詞句 : 相互動作化の諸相
- §6 おわりに 137
- 第3章 アスペクトの類型
- §1 はじめに 138
- 1-1 本章の目的
- 1-2 本章の位置づけ
- §2 分析すべき形式と意味 139
- 2-1 アスペクトとアクチオンザルト
- 2-2 シテイル形(継続相)の意味
- §3 動詞句の表す諸局面の意味 141
- 3-1 持続の局面の三種 : [過程][維持][結果持続] #中
- 3-2 期間成分の二種
- 3-3 一時点的な動き : 永続的変化
- 3-4 [過程]の局面とその下位の局面
- 3-5 シテイル形(継続相)の意味
- §4 時定項分析 150
- 4-1 必要性の再確認
- 4-2 時定項の定義
- §5 時定項分析による動詞句部分の分析 153
- 5-1 z動詞句 : 無変化一点的
- 5-2 s動詞句 : 主体変化一点的
- 5-3 sd動詞句
- 5-4 se動詞句 : 結果持続のみある変化動詞句
- 5-5 o動詞句 : 客体の一点的変化
- 5-6 od動詞句
- 5-7 oe動詞句 : 客体変化の結果持続
- 5-8 ab動詞句
- 5-9 abs,abo型 : 過程,永続変化型動詞句
- 5-10 absd,abod動詞句
- 5-11 abse,aboe動詞句 : 持続的結果型
- 5-12 asbe,asb,aobe,aob動詞句
- 5-13 asbd,aobd動詞句
- §6 副詞の関係 163
- 6-1 過程修飾副詞 : ab,acb副詞
- 6-2 持続副詞 : ab,cd,ce副詞
- 6-3 一点的な副詞
- 6-3-1 z副詞
- 6-3-2 b副詞・d副詞・e副詞
- 6-3-3 c副詞
- 6-3-4 修飾レベルの違い
- §7 アスペクト諸形式の意味 168
- 7-1 (アクチオンザルトの)諸形式
- 7-2 シテイル形の意味
- 7-3 スル形(完成相)の意味
- 7-4 総合的分析(演算)
- 7-5 まとめに代えて
- 第4章 場所表現の類型 : 場所・方向・移動
- §1 はじめに 173
- §2 場所名詞について 174
- 2-1 問題の位置づけ
- 2-2 場所性における語用論的問題
- 2-3 場所性が絶対的な名詞と相対的に決められる名詞
- 2-4 「ところ」の用法について
- 2-5 場所名詞の周辺 : 方向名詞
- 2-6 まとめ
- §3 テクル・テイクについて 181
- 3-1 従来の研究とその問題
- 3-2 アスペクトのテクル・テイクとの違い
- 3-3 移動・方向のテクル・テイクについて
- 3-4 分類の形態論的根拠について
- 3-4-1 テクル・テイクの交替性について
- 3-4-2 語彙的統合性制約
- 3-4-3 ラレルなどの形式の介在性
- 3-4-4 他の形式「~テマワル,テアルク」などとの関係
- 3-4-5 否定形式の介在
- 3-5 分類の意味論的な根拠
- 3-6 動詞句の語彙的意味とテクル・テイクの類
- 3-7 移動物の問題
- 3-8 なぜ主語か
- 3-9 まとめ
- §4 おわりに 198
- 第5章 主体性の類型
- §1 問題の在りか 199
- 1-1 本章の目的
- 1-2 意志,無意志の連続性の問題
- 1-3 意志性は,主語めあてのものか,動作主めあてのものか
- 1-4 アスペクトの問題
- 1-5 主体性
- §2 従来の研究 201
- 2-1 動詞の意味分析から
- 2-2 動作主の分析から
- 2-3 他動詞性から
- 2-4 諸形態の用法について
- §3 動き文の成立の契機としての主体性 204
- 3-1 動きの発生の仕方とは
- 3-2 主語の動詞支配の原則
- §4 主体性の段階 207
- 4-1 主体性の段階性
- 4-2 人間動作主段階 : [狭義意志性]
- 4-2-1 形式
- 4-2-2 ワザトなどの意志的副詞
- 4-2-3 命令形
- 4-2-4 意志形
- 4-2-5 「~しだい」など
- 4-2-6 ニ使役
- 4-2-7 「~することを企てる」
- 4-2-8 スルコトニスル・シテミル・シテオクが主体性の制約を破る条件 : 非現実モード
- 4-3 有情物動作主段階 : [動物意志性]
- 4-3-1 シヨウトスル
- 4-3-2 ソウスル
- 4-3-3 シソコナウ
- 4-4 経験者段階 : 人間でさえれば偶然動作を含む
- 4-5 自発的発生段階(道具格・自発的動作主)
- 4-5-1 可能
- 4-5-2 ヲ使役
- 4-5-3 同時動作
- 4-6 自然現象にのみつく形式
- 4-6-1 「やがて」
- 4-6-2 ~シテクル
- 4-6-3 自然的な展開
- 4-7 起こることが必然的な現象には共起しない形式 : 仮定可能性
- 4-7-1 仮定の条件形式
- 4-7-2 傾向
- 4-7-3 「しか」の動詞接続的用法
- 4-8 主体性の段階について
- §5 動作のタイプ 220
- 5-1 意志動作
- 5-2 失敗動作
- 5-3 感情動作
- 5-4 偶然成立動作
- 5-5 自然現象
- 5-6 ありさま(性質)の表現の場合
- §6 アスペクトとの関係 224
- §7 おわりに 224
- 第IV部 文論
- 第1章 ムードについて
- §1 はじめに 227
- §2 研究の現状と問題点 228
- §3 機能的意味について : フィールド論 230
- §4 ムードを表す形式 232
- 4-1 テンスの分化
- 4-2 テンスによる形式分類と文法的諸特性
- 4-2-1 蓋然性の判断
- 4-2-2 「だろう」
- 4-2-3 必要・希望・意図(deonticな判定)
- 4-2-4 命令・意志
- §5 文の語用論的類型について 245
- 5-1 はじめに
- 5-2 文のムード的な類型を考えるためのテスト
- 5-2-1 共起副詞テスト
- 5-2-2 終助詞テスト
- 5-2-3 人称テスト
- 5-2-4 テンスのテスト
- 5-2-5 報告動詞分析
- 5-2-6 疑問文との関係
- §6 文のムード表現的な分類 251
- 6-1 述定文
- 6-1-1 述定の意味・基本的形式・人称・テンスなど
- 6-1-2 共起する副詞・共起する副助詞
- 6-1-3 事実報告と判断の下位類
- 6-1-4 述定化
- 6-2 表出
- 6-2-1 表出の意味・基本的形式・人称・テンスなど
- 6-2-2 共起する副詞・終助詞
- 6-2-3 表出化
- 6-3 広義命令
- 6-3-1 広義命令の意味・基本的形式・人称・テンスなど
- 6-3-2 共起する副詞・終助詞
- 6-3-3 広義命令化
- 6-4 意志表現
- 6-4-1 意志表現の意味・基本的形式・人称・テンスなど
- 6-4-2 共起する副詞・終助詞
- 6-4-3 意志化
- §7 おわりに 259
- 第2章 述語の表現類型 : ありさま表現と動き表現
- §1 はじめに 261
- §2 アスペクト的に動きを表さない述語について 262
- 2-1 はじめに
- 2-2 スルとシテイルのアスペクト的な対立とは何か
- 2-3 状態性の意味 : スル形とシテイル形の発話時点との関係
- 2-4 状態的・非状態的の対立とその形態
- 2-5 アスペクト的な対立のない述語
- §3 存在述語の構文 266
- 3-1 存在の構文の一般的特徴
- 3-2 物理的存在
- 3-3 動きの表現への連続 : 出来事の存在
- 3-4 関係づけになる場合 : 性質叙述の文への連続
- 3-5 属性の存在 : 性質の叙述へのさらなる連続
- 3-6 性状を含意する存在
- §4 性質述語の構文 273
- 4-1 はじめに
- 4-2 名詞述語・形容詞述語の「動詞文らしさ」
- 4-3 動詞述語の性質叙述 : 語彙的な場合と用法的な場合
- 4-4 動詞述語による用法的な性質の表現について
- 4-5 関係づけ
- 4-6 様態の表現
- 4-6-1 動きの表現と様態の表現との相関
- 4-6-2 どんな動詞が様態を表すことになるか
- 4-6-3 サ変動詞の様態表現
- 4-6-4 その他の様態を表す動詞
- §5 動詞文が性質を表す場合についてのまとめ 288
- §6 おわりに 289
- 第V部 結語
- §1 表現類型論的分析の総括 291
- §2 各表現類型の相互関係 292
- §3 今後の課題 294
- 注 295
- 参考文献 307
- あとがき 317
- 索引 321
中公新書1986;中央公論新社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;v+5+190頁;;ISBN978-4-12-101986-8;
講談社選書メチエ413;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;254頁;;ISBN978-4-06-258413-5;
中公新書1989;中央公論新社;840円(借覧);新書判;縦組;並製;v+7+290頁;;ISBN978-4-12-101989-9;
新出土文献の発見によって、もっとも大きな見直しを迫られているのは、孟子の思想である(p.99)。
複数の竹簡を横断した
段組の歴史年表といふ
形式の代表は、これまで、『史記』十二諸侯年表や六国年表などであると考えられてきた。司馬遷の創作にかかるものとして高い評価を与えられてきたのである。/しかし、睡虎地秦墓竹簡(雲夢秦簡)には、多くの秦の法律関係文書にまじって、「編年記」という年表が含まれていた。これは、秦の昭王元年(前三〇六)から始皇三十年(前二一七)に至る秦の大事件を簡潔に記したものである。興味深いのは、上段に、関中を中心とする秦の戦役という、いわば公的な記事が記される一方で、下段に、墓主(喜という下級法吏)の経歴や家族の出来事という、いわば私的な内容が見られることである。また、年表ではないが、「為吏之道」という役人の心得を書いた文書も、竹簡の文字は四字句の五段組となっていて、読者は最上段の句を、右から左へと横に読み、次に二段目の右端に移る、という書式になっていた(p.210)。
;佼成出版社;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;319頁;;ISBN978-4-333-02314-1;
;ランダムハウス講談社;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;342+24頁;;ISBN978-4-270-00436-4;[原題]Tim Harford, The Logic of Life: Uncovering the New Economics of Everything
朝日選書79;朝日新聞社;600円(-);四六判;縦組;並製;243頁;;;
出版ニュース(3月下旬号、4月上旬号、中旬号)。
講談社選書メチエ318;講談社;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;268頁;;ISBN4-06-258318-6;
;ミシマ社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;293頁;;ISBN978-4-903908-10-6;
;アルテスパブリッシング;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;253頁;;ISBN978-4-903951-00-3;
;御茶の水書房;(借覧);A5判変型;縦組;上製;iv+325+viii頁;;ISBN978-4-275-00581-6;
講談社現代新書1965;講談社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;213頁;;ISBN978-4-06-287965-1;
PHP新書462;PHP研究所;720円(借覧);新書判;縦組;並製;213頁;;ISBN978-4-569-69242-5;
本が好き!(6月号)。松尾スズキの問源郷の二人で、失ってしまって、もう取り戻せないものも挙げてください。
といふ問ひに、麻生久美子が、グラビアアイドル時代の栄光
、とこたへてゐた。
ちくまプリマー新書069;筑摩書房;760円(借覧);新書判;縦組;並製;175頁;;ISBN978-4-480-68770-8;
;青弓社;4,600円(借覧);A5判;縦組;上製;445頁;;ISBN978-4-7872-2025-7;
シリーズ思想の身体;春秋社;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+292頁;;ISBN978-4-393-33252-8;[執筆者]黒住真/福井裕之/賴住光子/田尻祐一郎/趙寛子/竹内整一/宮本久雄
史学会シンポジウム叢書;山川出版社;4,000円(借覧);A5判;縦組;並製;ix+239頁;;ISBN978-4-634-52356-2;[執筆者]むらい・しょーすけ(村井章介)/えんどー・たまき(遠藤珠紀)/ござ・ゆーいち(呉座勇一)/おーつか・のりひろ(大塚紀弘)/みえだ・あきこ(三枝暁子)/さとー・ゆーき(佐藤雄基)/さくらい・えーじ(桜井英治)/きしもと・みお(岸本美緒)
UP(5月号)、世界思想(36号)。
;彩流社;3,500円(借覧);四六判;縦組;上製;446+24頁;;ISBN978-4-7791-1290-4;
うーん。
中公新書1980;中央公論新社;820円(借覧);新書判;縦組;並製;6+286頁;;ISBN978-4-12-101980-6;
岩波新書(新赤版)885;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+223+6頁;;ISBN4-00-430885-2;
合掌。
新潮文庫[い-42-1];新潮社;427円(100円);文庫判;縦組;並製;243頁;;ISBN4-10-127311-1;
合掌。
講談社選書メチエ395;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;218頁;;ISBN978-4-06-258395-4;
;塙書房;(借覧);A5判;縦組;上製;362+19頁;;ISBN978-4-8273-0107-6;
字余り現象を古代日本語の音韻的性格に基づく現象であると見る
のではなく、古代和歌の唱詠法と関わる現象であって、古代における日常言語の音韻的性格とは直接には関係がないと見る立場
をとり(p.3)、従来指摘されてきた単独母音――エによる字余り例は確かに少ないが、ないわけではない。例が少ないのは、すでに触れたように、そもそもエで始まる単語が少ないからに他ならない。それは量の問題であって、質の問題ではない。理論的に言っても、エによる字余りを除外する理由はない。(……)要するに、問題になる単独母音としては、ア・イ・ウ・オの他に、エを含めるべきなのである
(pp.25-26)――をふくみながら字余り句になつてゐないものが、短歌では第2句・第4句におほいのは、第2句・第4句は句のなかで2分されて唱詠された――切れ目の直後に単独母音がきた場合、非字余り句で問題ない――からだとしてゐるのだけれど、切れ目の認定がだうしてもアドホックな感がぬぐひきれない気がするな。あと、いはゆる日本語のリズムと本書でいふ唱詠とはだう関係するのかな、と思つてよんでたけれど、これは、ところで、本書では「唱詠」という言葉を使ってきたが、詳しく言えば、和歌に対しては音楽的な「歌唱」と音楽から離れた「律読」とがあったと思われる
(p.350)とある以降にすこしふれるところがあつた。
目次をうつしておく。
- 本書のはじめに 3
- 第一章 『万葉集』字余りの研究・序説
- 第一節 古代和歌と字余り 11
- 第二節 万葉和歌の字余りと唱詠法 35
- 第二章 短歌の字余り
- 第一節 短歌・奇数番句の字余りと訓法 55
- 第二節 短歌・偶数番句の字余りと唱詠法(上) : 〈連休修飾句+名詞句〉の構成をもつ句を中心に 89
- 第三節 短歌・偶数番句の字余りと唱詠法(中) : 二文節から成る句を中心に 113
- 第四節 短歌・偶数番句の字余りと唱詠法(下) : 短歌・偶数番句の全般を問題として 155
- 第三章 長歌・旋頭歌の字余り
- 第一節 長歌の字余りと唱詠法(上) : 五音句・結句の場合 189
- 第二節 長歌の字余りと唱詠法(下) : 七音句の場合 209
- 第三節 旋頭歌の字余りと唱詠法 235
- 第四章 [非単独母音性の字余り句]について
- 第一節 [非単独母音性の字余り句]と訓法 253
- 第二節 [非単独母音性の字余り句]と句切り 289
- 第三節 [非単独母音性の字余り句」の類型 299
- 本書のまとめとして 三四五
- 既発表論文との関係 三五七
- 後記 三六一
- 索引 巻末
角川選書421;[発行]角川学芸出版、[発売]角川グループパブリッシング;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;239頁;;ISBN978-4-04-703421-1;
学びのエクササイズ;ひつじ書房;1,200円(借覧);A5判;横組;並製;ix+145頁;;ISBN978-4-89476-394-4;
目次をうつしておく。
- 文法を考えるということ iii
- 第1章 文学科の星野です 1
- 1.1 コンテクストに応じて 1
- 1.2 「は」と「が」は同じか 3
- 第2章 私はアップルジュースです 9
- 2.1 「私はアップルジュースです」は誤用か 9
- 2.2 「AはBだ」文の文脈・状況依存度 12
- 2.3 「AはBだ」以外の形式にうなぎ文はあるか 14
- 第3章 ティラノサウルスは前足が短い 17
- 3.1 「…が…が…」文は誤用か 17
- 3.2 「はが」文は広く「がが」文は狭い 21
- 第4章 お庭がきれいでいらっしやいますね 27
- 4.1 尊敬語の文とはどのようなものか 27
- 4.2 背後の所有者を高める文 29
- 4.3 許容度の高い所有者敬語文とは 31
- 第5章 これから発表させていただきます 37
- 5.1 謙譲語の文とはどのようなものか 37
- 5.2 「~させていただく」の成り立ち 39
- 5.3 「~(さ)せていただく」文の許容度 41
- 5.4 「~(さ)せていただく」は変化している? 44
- 第6章 明け方飛び起きた音 47
- 6.1 内の関係と外の関係 47
- 6.2 結びつきのしくみ① : 役割パズル型 50
- 6.3 結びつきのしくみ② : のりしろ型 51
- 6.4 結びつきのしくみ③ : かみ砕き型 53
- 6.5 その他にも : ①②③の組み合わせ 54
- 第7章 それにしてもなんだね 57
- 7.1 先取り発話 57
- 7.2 ことがらの成否・蓋然性の判断を予測させる表現 58
- 7.3 ことがらについての評価を予測させる表現 59
- 7.4 相手の発話内容に対する発話者の考えを予測させる表現 60
- 7.5 話題転換時に用いられる「ていうか」 64
- 第8章 日本を休もう 67
- 8.1 規範からの意図的な逸脱 67
- 8.2 「AがBをC」型文 70
- 8.3 1つの単語が2つの意味類に 71
- 第9章 新作映画を先に借りられちやった! 77
- 9.1 受動文① : 役割パズル型 78
- 9.2 受動文② : のりしろ型 79
- 9.3 受動文②に共通する意味 80
- 9.4 なぜ迷惑の意味が付随するのか 83
- 第10章 ジョーカーが来た? 87
- 10.1 「行く」と「来る」 87
- 10.2 「くれる」「やる(あげる)」 92
- 第11章 銅メダルとかとっちやって! 97
- 11.1 「とか」の基本的な用法 : ①一部例示 97
- 11.2 「とか」の基本的な用法 : ②断定回避 100
- 11.3 「とか」の評価的卓立提示の用法 101
- 11.4 他の例示用法に見られる評価的卓立提示の用法 104
- 第12章 あ、バスが来た! 107
- 12.1 事柄の時の意味 107
- 12.2 「―る」と「―だ」 109
- 12.3 現在の出来事なのに「タ形」 : ①開始の「タ」 110
- 12.4 現在の出来事なのに「タ形」 : ②認識改めの「タ」 113
- 第13章 「とても子どもらしい」と「どうも子どもらしい」 117
- 13.1 2つの「らしい」 117
- 13.2 述語部分の要素の順番 121
- 13.3 述語部分の意味的な階層構造 123
- 第14章 彼は悲しい! 127
- 14.1 感情の表現 127
- 14.2 表現の時・出来事の時 130
- 14.3 物語文における「タ形」と「ル形」 131
- 文献案内 137
- 引用文献 141
- 索引 143
シリーズ方言学1;岩波書店;3,400円(借覧);A5判;横組;上製;xix+222頁;;ISBN978-4-00-027117-2;
目次をうつしておく。
- 方言形成論への誘い : 「シリーズ方言学」の世界 / 小林隆(こばやし・たかし) v
- 新しい方言学へ,ようこそ
- 方言形成論と方言学
- 方言形成をとらえる二つの軸
- 内的変化と接触変化
- 新しい視点と方法
- さらなる課題
- 第1章 方言形成における中央語の再生 / 小林隆 1
- 1.1 はじめに 1
- 1.2 「再生」という視点 1
- (a) 方言周圏論への疑問 1
- (b) 「再生」とは何か 3
- 1.3 再生論の射程 4
- (a) 方言周圏論の見直し 4
- (b) 伝播論と自律変化論の融合 6
- (c) 地域差研究から地域性研究への展開 7
- 1.4 再生の姿とメカニズム 8
- (a) 再生の種類 9
- (i) 形態の変化
- 短縮
- 省略
- 変形
- 合成
- 改造
- 活用の変化
- (ii) 意味の変化
- 拡張
- 縮小
- 交替
- 変質
- 対人化
- (iii) 品詞の変化
- 文法化
- 副詞化
- 用言化
- (b) 再生の要因 13
- (i) 言語的要因
- 自律的変化
- 言語的創造性
- 体系性・規則性
- 基層語
- 言語的嗜好性
- (ii) 自然的要因
- (iii) 社会的要因
- 中央的規範力
- 都市型社会化
- 中央規範と都市化の関係
- 社会組織・制度
- (c) 再生の地理的性質 19
- (i) 再生の地域差
- 東西差
- 周圏的対応
- 地域レベルの差
- (ii) 再生の中心
- 東西日本の再生基地
- 段階的再生
- 多元的再生
- (d) 再生の時間的性質 23
- 再生の時代性
- 再生形式の普及速度
- 1.5 再生の進行過程 24
- (a) 再生の東西差と時間差 24
- (b) 「サ」の類の再生 25
- (c) 九州方言再考 27
- (i) ひとつの仮説
- (ii) 分析の観点と資料
- 地理的分布状況から
- 地理的変異と世代的変異の状況から
- (d) 地理的分布状況から 28
- (i) 短縮化の過程
- (ii) 短縮化と格助詞化
- (e) 地理的変異と世代的変異の状況から 33
- (i) グロットグラム調査
- (ii) 短縮化と格助詞化
- 短縮化
- 格助詞化
- (iii) 意味拡張
- (f) 結論 37
- 1.6 再生論の課題 39
- (a) 言語分野の特性と再生との関連 39
- (b) 中央における変化との対比 40
- (c) 方言形成の全体像の中で 40
- 参考文献 41
- 第2章 内的変化による方言の誕生 / 木部暢子(きべ・のぶこ) 43
- 2.1 はじめに 43
- 2.2 内的変化とは 43
- (a) 内的変化と外的変化(接触変化) 43
- (b) 内的変化の発生のプロセス 46
- 2.3 音韻における内的変化 48
- (a) 音韻の誕生 : 音韻の増加 48
- (b) 音韻の統合・消滅 : 音韻の減少 51
- (c) 音価の変化 : 音韻の増減を伴わない変化 52
- (d) 変化の相対年代 52
- 2.4 アクセントにおける内的変化 58
- (a) アクセントの諸要素の整理 59
- (b) トーンの変化 61
- (c) 核の変化 61
- (d) トーンから核へ,核からトーンへ 64
- (e) トーンの消失,核の消失 65
- 2.5 諸方言アクセントの形成過程試論 66
- (a) 整理すべき問題 66
- (b) 東北アクセントと九州アクセントの形成過程 67
- (c) 現代京都アクセントと東京アクセントの形成過程 72
- (d) 複合語のアクセント規則 74
- (e) 諸方言アクセントの形成過程 75
- (f) 無型への道 76
- 参考文献 78
- 第3章 接触度化から見た方言の形成 / 高橋顕志(たかはし・けんじ) 83
- 3.1 はじめに 83
- (a) 言語接触 83
- (b) 分節・引き当て 84
- (c) 単語登録 85
- 3.2 変異種の発生 86
- (a) 不完全な伝承 87
- [ア] 誤った引き当て1 : 同音語による牽引
- [イ] 誤った引き当て2 : 類音語による牽引
- [ウ] 誤った分節
- [エ] ハング・アップ~創造
- (b) 不完全な伝播 92
- ① 同義衝突
- [オ] 勝利と敗北1 : 伝播の完成
- [カ] 勝利と敗北2 : 伝播の失敗
- [キ] 妥協1(言語形式上) : 混淆
- [ク] 妥協2(場面上・意味上) : 棲み分け
- ② 同音衝突
- [ケ] 勝利と敗北1 : 伝播の完成
- [コ] 勝利と敗北2 : 伝播の失敗
- [サ] 妥協1 : 同音異義語として共存
- [シ] 妥協2 : 一音多義語として共存
- ③ 類音語による牽引 : [ス] 民衆語源
- ④ 類義語による牽引 : [セ] 民衆カテゴライズ
- (c) 変異種発生の原因 105
- ① 言語外的抵抗
- ② 言語内的抵抗
- 3.3 方言状態の形成 108
- (a) 中央部における変異種の発生 109
- (b) 周辺部への伝播 110
- ① 受信者側の抵抗が弱い場合
- ② 受信者側の抵抗が強い場合
- (1) 拒否
- (2) 在来の言語(体系)による改変
- (c) 地域独自の変異種発生 112
- (d) 絶え間なき接触・絶え間なき変容 113
- ① 地域的拡大
- ② 限定的分布
- ③ 空からの伝播
- (e) 外的変化の連鎖 115
- ① 物の移動による外的変化の連鎖
- ② 時代の変化による外的変化の連鎖
- 3.4 おわりに 119
- 参考文献 120
- 第4章 アジアの中の日本語方言 / 安部清哉(あべ・せーや) 123
- 4.1 アジアの言語を「地域差」「方言」から見る研究 123
- (a) はじめに : 日本語の「方言」をアジアの方言の中で見ることの意義 123
- (b) 日本語方言の基層としての「モンスーン・アジア」 124
- (c) アジア・環太平洋の中で比較する日本語方言 128
- (d) 日本語の方言分布パタンとMAの方言分布パタン 130
- (e) MAの言語・方言の中で日本語方言を考えていく意義 132
- (f) アジアの言語史研究・文化史研究への寄与 133
- 4.2 アジアの言語・方言と日本語方言の比較 : 視点と方法 134
- (a) はじめに : 従来の日本語方言の位置付け 134
- (b) 比較の視点の相違 : 方言学と言語学 135
- 語彙
- 音韻
- アクセント
- 文法
- (c) 比較方法 : 方言単位での地理的類型的研究 139
- (d) 比較のための地理的類型の視点 144
- (1) 方言区画論
- (2) 全国方言分布パタンの類型
- (3) 方言境界線の類型
- (e) アジアと関連する地理的類型 147
- 4.3 「南北方言境界線」と日本語方言の南北区画 147
- (a) 日本語方言とアジアにおける南北方言境界線の諸相 147
- (b) 日本語南北方言の音韻とアジア方言との共通性 150
- (c) 日本語南北方言の文法とアジアの地域差との類似性 151
- (d) アジアの中の日本語方言南北区画と出雲方言分化 153
- 4.4 日本語ABA型方言分布とアジアとの関係 155
- (a)日本語方言のABA型分布(関東境界型)の諸相 155
- (b) ABA型(関東型)方言の特徴と日本語の新旧比較 157
- (c) アジアの中の「糸」の方言「カナ―ソ―イト」 159
- 4.5 おわりに 162
- 参考文献 163
- 第5章 方言形成研究の方法としてのシミュレーション / 熊谷康雄(くまがい・やすお) 169
- 5.1 はじめに 169
- 5.2 方言形成研究の方法としてのシミュレーションに関する先行研究 171
- (a) 情報の空間的拡散に関する確率論的モデル 171
- (b) 情報の空間的拡散に関する確率論的モデルの方言研究への応用 174
- (c) セルオートマトンとエージェントベースシミュレーション 177
- (d) Nettleによる方言の発生に関するシミュレーション研究 178
- (i) シミュレーションにおける社会の構造
- (ii) 個体における言語の学習とノイズレート
- (iii) 言語的な多様性を測る方法
- (iv) グループの孤立と学習におけるランダムなノイズ
- (v) より現実的な社会構造 : 他グループへの個体の移住
- (vi) 社会的選択
- (vii) 機能的選択
- (viii) 離散的言語項目の場合
- (ix) Nettleのシミュレーションの結果の要約
- (e) Nettleのシミュレーション研究に続く研究 185
- (f) Nettleをめぐるシミュレーション研究の比較 189
- 5.3 方言形成に関する古典的議論の再検討 191
- (a) 方言形成に関する古典的な議論 191
- (b) 方言孤立変遷論と楳垣実の論の再検討 192
- (c) 楳垣実の論 195
- (I) ことばを使う個人が引き起こす変化
- (II) 制約
- (III) ことばの機能の差
- (IV) 違った面に結果が現れてくる
- (d) 楳垣実の論における規範と保守性 200
- (e) 小林好日の社会規範と言語 201
- 5.4 改めて問題を考える 204
- (a) 方言形成における社会的な要因 204
- (b) 楳垣実の論における音韻と語彙の違いとNettleのシミュレーション 205
- (c) 小林隆の方言形成モデル 208
- 5.5 おわりに 212
- 参考文献 214
- 索引 217
メモ。マティソフは,シナ・チベット語は,当初,子音と母音が整然と配列された,声調(tone)もピッチ(pitch)もない単一音調の音節言語であったとし,それが,後代に語頭または語末の子音の音韻対立の消滅の「代償」として声調の対立が生じたとする
(p.142)。
堀切直人コレクション3;右文書院;(借覧);四六判;縦組;並製;iii+261頁;;ISBN978-4-8421-0709-7;
;インスクリプト;(借覧);四六判;縦組;上製;269頁;;ISBN978-4-900997-17-2;
うーん。
;筑摩書房;(借覧);四六判;縦組;上製;284頁;;ISBN978-4-480-82362-5;
;講談社;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;185頁;;ISBN978-4-06-214289-2;
;南雲堂;(借覧);四六判;縦組;上製;297頁;;ISBN978-4-523-26469-9;[限界小説研究会]わたなべ・だいすけ(渡邉大輔)/つるば・のぶひろ(蔓葉信博)/まえじま・さとし(前島賢)/こもり・けんたろー(小森健太朗)/かさい・きよし(笠井潔)、[ゲスト参加]ふくしま・りょーた(福嶋亮大)/いーだ・いちし(飯田一史)
『冷たい校舎の時は止まる』で、作者と限りなく近似した(一画違い)キャラクター「辻村美月」を、主要なヒロインの一人として設定した辻村は
(p.64、前の「辻」は1点、後の「辻」は2点の之繞になつてゐる)、つてなんだかな。ていふか、仮名フォントがよみにくい本だなあ。
;英宝社;4,400円(借覧);四六判;縦組;上製;381頁;;ISBN978-4-269-72088-6;
うーん。
;河出書房新社;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;302頁;;ISBN978-4-309-24428-0;
;岩波書店;2,100円(借覧);四六判;縦組;並製;xvi+231+15頁;;ISBN978-4-00-022039-2;
;中央公論新社;1,900円(借覧);四六判;縦1・2段組;上製;6+302頁;;ISBN978-4-12-003983-6;
薬師院仁志とか綾辻行人とか教へ子なんだ。
;大修館書店;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;xi+289頁;;ISBN978-4-469-24528-8;
一往目次をうつしておく。
- はじめに iii
- 「国際化時代」の日本人
- 日本人と味覚の尺度
- 英語学習と異文化理解
- 第1章 日本の教育を点検する 3
- 大いなる国際的誤解
- 〈1〉 「世界最高の数学学力」 4
- 国際数学学力テストの結果
- 日本の高得点をめぐる諸説
- 文化型としての数学学習
- 簡明な数詞と完全な10進法
- 多様に読める数詞
- 記憶しやすい乗法九九
- 個別言語と四則計算
- 漢字文化圏の強み
- 数式と日本語
- 「日本人の知的水準」
- 〈2〉 「世界最低の外国語能力」 35
- 国際英語能力テストの結果
- TOEFLの得点と受験者の言語・文化
- 国際日本語能力試験の結果
- 外国語と言語的距離
- 「優越感」と「劣等感」の克服
- 〈3〉 「大規模クラスが教育効果を押し上げる」 48
- 世界の国々の学級規模
- わが国の学級規模
- 学級規模に関する文部科学省の姿勢
- 教育現場からの反乱
- 「21世紀のパスポートは教育」
- 学級規模に関する研究成果
- アメリカ大統領の決断
- アメリカの学級規模論争
- 新たな国際的誤解
- 学級規模論争にひそむ陥穽
- 第2章 揺れる日本人の言語・文化意識 75
- 〈1〉 40年周期の往復運動 75
- 学習者層の変化
- 大学新入生の言語志向
- 日本人学生の言語意識
- 歴史的にみた日本人の言語・文化意識
- 第1回「親英」「反英」のサイクル
- 第2回「親英」「反英」のサイクル
- 第3回「親英」「反英」のサイクル
- 第4回「親英」の時代
- 〈2〉 国民的カルチャー・ショック 99
- 「親英」と「知英」
- 「親英」と「反英」
- カルチャー・ショック
- 漱石・鑑三・ハーン
- 外国語アレルギー
- 国民的カルチャー・ショック
- 〈3〉 「英語の達人」と「異文化理解の達人」 116
- 異文化との衝突 : 日本人とドイツ人
- 「英語の達人」としての英文学者
- 「英語の達人」としての文化人
- 敗戦と「英語の達人」たち
- 「異文化理解の達人」 : 開戦時の発言
- 「異文化理解の達人」 : 沖縄の戦場で
- 「異文化理解の達人」 : 日独伊同盟をめぐって
- 「異文化理解の達人」 : 戦争末期の首相として
- 「親英」「反英」のサイクルから「知英」へ
- 〈4〉 日本人の「ミヤコことば」志向 142
- 日本の「ミヤコことば」
- 世界の「ミヤコことば」
- アメリカの2言語教育
- アメリカの外国語教育
- 第3章 日本人の異文化理解の考え方 153
- 〈1〉 低文脈文化と高文脈文化 153
- 新幹線の実験
- ウチ面とソト面
- ことばに対する信頼
- ホンネとタテマエ
- 〈2〉 異言語学習と異文化理解 166
- 日本人の「国際感覚」
- 異文化理解と外国語
- 外国語科目の特質
- 文化の「比較」と「対比」
- 第4章 日本の英語教育を糺す 181
- 〈1〉 英語教育と人間教育 181
- 人間教育としての「文武両道」
- 「スポーツマンシップ」からみた日本人
- 「異文化理解」に対する姿勢
- 「リンギストシップ」を引き出す教育
- 〈2〉 「発信型」英語教育 191
- 「発信」を阻むものは何か
- なぜ、とくに英語なのか
- 周辺を見る目をどう変えるか
- ことばを見る目をどう変えるか
- 〈3〉 「量」からみた日本の英語教育 199
- 日本人の「量」感覚
- 日本人の「国際」感覚
- クラス・サイズと教師
- 外国語のカリキュラム
- 〈4〉 異文化理解と教科書 208
- 外国語教育の一枚看板
- 一対一対応と一対一不対応
- 敗北主義の英語教育?
- 自分流と相手流
- 第5章 英語教師に問われるもの 217
- 〈1〉 英語の文化的背景 217
- 「翻訳者は裏切り者」
- 『あたし猫なの』
- プロの英語教師
- 〈2〉 プロとしての英語教師 226
- アマとプロの近接化
- プロ教師と英語運用
- 英語文化と学校教育
- 〈3〉 英語教師にとっての「情報」 234
- 教師の世界
- 世界の動き
- 情報の発掘
- 第6章 新しい時代の異言語教育を考える 241
- 〈1〉 21世紀を考えるために 241
- 20世紀をどんな時代とみるか
- 「戦争の世紀」
- 第2次世界大戦の教訓
- 異文化理解教育の試み
- 〈2〉 「戦争」の時代と「戦争修復」の時代 251
- EU誕生の意味
- 「リングア計画」
- 「水平に交流し合う」ことば
- イギリスの異言語教育の動向
- アメリカの異言語教育の現状
- 戦争修復の世紀
- 注 271
- おわりに 281
;三元社;(借覧);A5判;横組;上製;215頁;;ISBN978-4-88303-211-2;
目次をうつしておく。
- 序文 9
- 第1部 言語権の理論的論問題 ■渋谷謙次郎(しぶや・けんじろー) 13
- 1章 言語権はいかなる財か 15
- 1. 自由財としての言語 15
- 2. 公共財としての言語 17
- 3. コモンズとしての言語 23
- 2章 言語権 31
- 1. なぜ「権利」なのか 31
- 2. 倫理的権利としての言語権 36
- 3. 「言語的人権」論 41
- 4. 制度と言語権 45
- 5. 平等と言語権 49
- 3章 言語権と集団的権利論 57
- 1. 個人の権利と集団性 57
- 2. 集団的権利論からの提起 64
- 3. 「共同財」と言語権 69
- 4. 集団的権利のジレンマ 76
- 5. 集団的権利論から自治論へ 82
- 5.1. 領土的な自治 82
- 5.2. 文化自治とは 84
- 5.3. 文化自治の歴史的事例 86
- 5.4 現代国家における文化自治 89
- 5.5. 文化自治と人権 91
- 4章 まとめにかえて 94
- 参考文献 97
- 第2部 日本社会における言語権の実践 103
- はじめに 105
- 1章 言語に関する権利と法制 ■小嶋勇(こじま・いさむ) 107
- 1. 言語権の概念 107
- 2. 言語権概念の必要性 109
- 3. 言語権概念の憲法学的許容性 111
- 3.1. 新しい人権としての言語権 111
- 3.2. 人権の共同行使としての言語権 112
- 3.3. 言語権の憲法上の根拠 113
- 3.4. 日本に在留する外国人への言語権保障 115
- 3.5. 言語権の保障と通訳に関する権利 116
- 3.6. 子どもへの言語権保障と学習権 119
- 4. 日本の言語政策と言語に関する法制 122
- 4.1. 日本の言語政策 122
- 4.2. 日本の言語に関する法則 123
- 5. 言語に関する権利等が争われた、あるいは、主張された裁判例等 124
- 5.1. 外国人名の呼称問題 124
- 5.2. ろう者の言語水準と訴訟能力 125
- 5.3. 差別語使用問題 125
- 5.4. 外国人被告人への通訳費用負担問題 125
- 5.5. アイヌ民族裁判 126
- 5.6. ろう児への日本手話保障 126
- 5.7. その他 127
- 参考文献 127
- 2章 言語権に関する国際法 ■小嶋勇 129
- 1. 国際的動向 129
- 2. 国際人権の国内的保障としての言語権 130
- 参考文献 133
- 3章 刑事裁判実務と言語権の実践 ■小嶋勇 134
- 1. 刑事裁判実務と言語権 134
- 1.1. 強制処分時の令状提示あるいは任意処分時の説明 135
- 1.2. 被疑者の権利等の告知・説明 136
- 1.3. 取り調べと供述調書の作成 136
- 1.4. 接見交通 137
- 1.5. 起訴状謄本とその翻訳 137
- 1.6. 公判手続 137
- 2. 通訳に関する論問題 138
- 2.1. 通訳人の確保 138
- 2.2. 通訳人の能力・資格 138
- 2.3. 通訳言語の選択 138
- 2.4 通訳人の公正性・公平性 139
- 2.5. 通訳の正確性 140
- 2.6. 通訳費用 140
- 2.7. 公判廷での通訳方法(ワイヤレス通訳) 140
- 参考文献 141
- 4章 民事裁判実務と言語権の実践 ■宇都宮英人(うつのみや・ひでと) 142
- 1. はじめに 142
- 2. 言語の選択と事実 142
- 3. 各手続段階における言語の問題 145
- 3.1. 事件の端緒と申告 145
- 3.2. 法律相談 147
- ① 日本語による相談と外国語による相談 147
- ② 通訳を介する相談と通訳を介さない相談 148
- ③ コミュニケーションにおける共通部分と相違部分 150
- 3.3. 裁判手続 152
- 4. 家事事件と言語 155
- 4.1. 離婚事件における親権の問題と面接交渉権 155
- 4.2. 約束を細かく決めることと家庭裁判所の考え方 157
- 4.3. 「父」と「father」 158
- 5. 損害賠償事件と言語 159
- 5.1. 損害の把握 159
- 5.2. 損害の表現 161
- 5.3. 損害の評価 162
- 6. まとめ 163
- 6.1. 権利擁護と言語 163
- 6.2. 自己の言語を使用する権利と通訳される権利 164
- 6.3. 自己の言語によって説明を受ける権利 165
- 6.4. 言語権と言語選択の権力性(まとめに代えて) 167
- 参考文献 170
- 5章 移住者と言語権の実践 : 特に子どもの言語的人権について ■古石篤子(こいし・あつこ) 171
- 1. はじめに : 問題の所在 171
- 2. 外国人、特に移住者の言語権 174
- 3. ことば・学力・アイデンティティ 180
- 3.1. ことばと学力 181
- 3.2. ことばとアイデンティティ、そして学力 187
- 4. 制度と政策 191
- 5. 結論 : よりよい明日のために 194
- 参考文献 197
- 6章 日本手話と言語権の実践 ■小嶋勇 200
- 1. 言語としての手話 200
- 2. 日本手話と言語権 202
- 2.1. 語順 203
- 2.2. 手指単語の文法化 203
- 2.3. 頭の動き、目の動き 204
- 2.4. 空間の文法化 204
- 3. 日本手話による言語権と民族性、エスニシティとの相対化 206
- 参考文献 208
- 7章 将来の展望 : まとめに代えて ■小嶋勇 209
- 1. 言語権概念が意味するもの : 自己決定の重要性 209
- 2. 言語権が果たすべき役割 : 言語的他者への尊重と共存 210
- 参考文献 211
- あとがき 212
- 執筆者略歴 214
;北樹出版;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;162頁;;ISBN978-4-7793-0118-6;
うーん。
講談社選書メチエ401;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;278頁;;ISBN978-4-06-258401-2;
岩波テキストブックスα;岩波書店;2,200円(借覧);A5判;横組;並製;viii+172頁;;ISBN978-4-00-028048-8;
ちくま学芸文庫[ス-9-1];筑摩書房;1,000円(借覧);文庫判;縦組;並製;251頁;;ISBN978-4-480-09134-5;
ちくま学芸文庫[ヨ-1-3];筑摩書房;1,165円(100円);文庫判;縦組;並製;397頁;;ISBN4-480-08279-4;
丸善ライブラリー033;丸善;602円(100円);新書判;縦組;並製;ix+205頁;;ISBN4-621-05033-8;
;徳間書店;1,165円(100円);新書判;縦組;並製;221頁;;ISBN4-19-850076-2;
合掌。
;柏書房;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;253頁;;ISBN978-4-7601-3246-1;
;大修館書店;(借覧);四六判;縦組;上製;261頁;;ISBN978-4-469-22197-8;
東海大学文学部叢書;東海大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;xii+191頁;;ISBN978-4-486-01784-4;
「国民国家」は、十全な機能を保持するために、「標準語」の存在を必要とする。たとえば、江戸時代までの――「国民国家」成立以前の――日本には、「標準語」がなかった(このため、明治維新の際、藩を異にする武士同士では会話が困難を極め、わざわざ謡曲の詞章を使って意思の疎通を図ったとされる)。しかし、他の「みんな」と共有できる言語がなければ、「国民」が「みんなと同じように」国家に所属している意識を持つことはできない。しかも、その「共有できる言語」は、なるべく「人工臭」が薄いものである必要がある(謡曲の詞章のような、誰にとっても非日常的な言語のみを共有することは、逆に相互の隔絶感を強めてしまう)。こうした要請から、「国民国家」が成立すると、洋の東西を問わず「標準的な話し言葉」――多くの場合、首都近辺での日常語をベースとする――が国家によって制定される。さらには、文章語をそうした「標準的な話し言葉」に近づけて行く運動が、国家の支援を受けながら勃興する。このようして成立した「標準的な話し言葉」と「話し言葉に近い文章語」は、これも「国民国家」の成立と共に普及した「義務教育」によって広められて行く
(pp.64-65)、てまたみてきたやうなことを。
WEB時代におけるPR誌という紙媒体の在り方の問題など、『ウフ.』を取り巻く環境が厳しくなり、やむなく休刊の決断に至りました。
八本松は、山陽本線の駅では最も標高が高く、二五五メートルある。ここから次の瀬野までの十・六キロで、大山峠を一気に下る。この区間は、「セノハチ」と呼ばれる有名な難所で、上り貨物列車はいまでも補助機関車を連結しないと超えられないとか、広島駅について、
ここは私が最も好きな大都市駅のホームである。同じ平面に改札口があり、入口と出口が離れた構造は、戦前の面影をよく保っている。こういう駅はほかにないだろうとか、毎日のやうに利用してるのにぜんぜんしらなかつた。
新潮選書;新潮社;1,000円(借覧);四六判;縦組;並製;207頁;;ISBN0978-4-10-603623-1;
なにこのトヨティズム礼賛。
;ポプラ社;(借覧);四六判;縦組;並製;365頁;;ISBN978-4-591-10005-9;
;冬至書房;(借覧);四六判;並製;縦組;v+259頁;;ISBN978-4-88582-155-4;[執筆者]あやめ・ひろはる(綾目広治)/おーわだ・しげる(大和田茂)/おかの・ゆきえ(岡野幸江)/かわい・おさむ(河合修)/かわはら・よしひさ(川原よしひさ)/くろこ・かずお(黒古一夫)/すずき・あきら(鈴木斌)/ちば・まさあき(千葉正昭)/ちば・みつぎ(千葉貢)/はた・しげお(秦重雄)/まえだ・かくぞー(前田角蔵)/まるかわ・ひろし(丸川浩)/やざわ・みさき(矢澤美佐紀)/やまぎし・たかし(山岸嵩)
;芸術新聞社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;237頁;;ISBN978-4-87586-137-9;
MINERVA歴史・文化ライブラリー11;ミネルヴァ書房;(借覧);四六判;縦組;上製;v+206頁;;ISBN978-4-623-05071-0;
;人文書院;(借覧);四六判;縦組;上製;225頁;;ISBN978-4-409-16092-3;
晩年の西脇順三郎がもっとも心血を注いだ作業が、ギリシャ語と漢語の意味音韻をめぐる比較研究であったこと
なんか全然しらなかつたな(p.49)。それをあつかつた、西脇順三郎と完全言語の夢の初出は、さいはひ、明治学院大学言語文化研究所のサイトで見ることができる。
徳間文庫[や-12-3];徳間書店;388円(100円);文庫判;縦組;並製;219頁;;ISBN4-19-598802-0;
ちくま新書339;筑摩書房;720円(借覧);新書判;縦組;並製;236頁;;ISBN4-480-05939-3;
光文社新書354;光文社;760円(100円);新書判;縦組;並製;237頁;;ISBN978-4-334-03457-3;
;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;4+499頁;;ISBN978-4-622-07381-9;
;早川書房;(借覧);四六判;縦組;並製;345頁;;ISBN978-4-15-208979-3;[原題]Dan Ariely, Predictably Irratinal: The Hidden Forces That Shape Our Decisions
豪華絢爛(だうしたら、こんなに資金があつまるんだろ)。画面ばえはすばらしいのだけれど、おはなしにめりはりがなくて、なんだかながく感じた。才蔵――最後のキャストをみるまで大沢たかおだとわかつてなくて、ずつとサラネオにでてたひと(池田鉄洋)だと思つてみてた――が釜ゆでになつた辺で終はればよかつたんぢやないかなあ。ていふか、あれだ。ゴリは、ひどいことになる、とかいふまへに、才蔵を脱走させたときに妻子もかくまつとけよなー。
ちよつと期待してたヒロスエはあまり効果との相性がよくない感じで残念(ヒラ・ミキジローも)。しかし、その少女時代を演じた福田麻由子はよかつたな。
ハイグレードシートに1,000円ですはれてお得だつたし、作品もおもしろくてためになるものだつた。ゲイ・ムーブメントのこともなんにもしらないなあ。