だが人間的ないたわりが書物を救った試しはない/書物は非人間的な力学――その理不尽な暴力――に耐えられるだけの強度を主張すべきだ
慈学社叢書;[発行]慈学社出版、[発売]大学図書;(借覧);四六判;縦組;上製;viii+334頁;;ISBN978-4-903425-21-4;
;ダイヤモンド社;(借覧);四六判;縦組;上製;xxxviii+278頁;;ISBN4-478-37211-X;[原題]Peter F. Drucker, The End of Economic Man: The Origin of Totalitarianism
;岩波書店;(借覧);四六判;縦組;上製;xv+258+3頁;;ISBN978-4-00-023679-9;
白と黒とのシンボリズムも、あるいは蝶のそれもよくわからず。
図書(4月号)。
;大阪教育図書;3,600円(借覧);A5判;横組;並製;xx+341頁;;ISBN978-4-271-11480-2;[原著]Norman Fairclough: Language and Power (Second Edition) (2001, Longman)
一往目次をうつしておく。
- 日本語版への著者の序文 i
- 第2版への著者の序文 v
- 謝辞 ix
- 訳者まえがき xi
- キーワード一覧 xvi
- (1) ディスコース
- (2) ディスコース・オーダー
- (3) ディスコース・タイプ
- (4) 常識的想定
- (5) イデオロギー
- (6) 闘争
- (7) 共有資源(メンバーズ・リソーシズ)(MR)
- (8) ディスコースの3要素
- (9) CLSの3つのステージ
- (10) 記述(形態的特徴)の3つの価値
- (11) 社会的実践の一形態としての言語
- 第1章 はじめに : 批判的言語研究 1
- 言語研究への様々なアプローチ
- 言語学
- 社会言語学
- 語用論
- 認知心理学と人工知能
- 会話分析と談話分析
- 最近の社会理論
- CLSとこれらのアプローチとの関係
- この本を使用するにあたって
- 第2章 社会的実践としてのディスコース 19
- 具体例
- 言語とディスコース
- ラングとパロール
- 社会的実践としてのディスコース
- 口頭言語と視覚言語
- ディスコースとディスコース・オーダー
- 資本主義社会における階級とパワー
- 経済、国家及びイデオロギーが持つパワー
- パワー関係、階級関係、そして社会的闘争
- 資本主義の変化
- 社会分析とディスコース分析
- 構造と実践の弁証法
- 具体例 : 学校の主体位置
- 「主体」
- 階級の再生産 : 隠れた論点
- 要約と結論
- 第3章 ディスコースとパワー 50
- ディスコースの内部のパワー
- 異文化間の出会いにおけるパワー
- 隠されたパワー
- ディスコースの背後のパワー
- (1) 標準語
- (2) ディスコースの背後のパワー : ディスコース・タイプ
- (3a) パワーとディスコースへのアクセス権
- (3b) アクセス権に対する制約 : 「形式遵守性」
- ディスコースにおける社会的闘争
- 要約と結論
- 第4章 ディスコース、常識とイデオロギー 92
- 暗黙の想定、首尾一貫性と推測
- 常識とイデオロギー
- イデオロギーの多様性と闘争
- 支配的および被支配的ディスコース・タイプ
- 自然化と常識の生成
- イデオロギーと意味
- 相互作用の常套手順とその境界線
- 主体と場面
- 「もめごとの発生」 : 常識の前景化
- 要約
- 第5章 批判的談話分析の実際 : 記述 134
- 設問1 : 単語はどのような経験的価値を持っているか?
- 設問2 : 単語はどのような関係的価値を持っているか?
- 設問3 : 単語はどのような表現的価値を持っているか?
- 設問4 : どのようなメタファーが使用されているか?
- 設問5 : 文法的諸特徴はどのような経験的価値を持っているか?
- (1) どのようなタイプのプロセスや関与者が支配的か?
- (2) 動作主は、はっきりしていないのか?
- (3) プロセスは見た目の通りなのか?
- (4) 名刺化が使用されているか?
- (5) 文は能動態か受動態か?
- (6) 文は肯定文か否定文か?
- 設問6 : 文法的諸特徴はどのような関係的価値を持っているか?
- (1) どのような叙法(modes)が使用されているか?
- (2) 関係的モダリティの重要な特徴が存在するか?
- (3) 代名詞のweやyouが使用されているか、もしそうであれば、どのように使用されているか?
- 設問7 : 文法的諸特徴がどのような表現的価値を持っているか?
- 設問8 : (単)文がどのように結びつけられているか?
- (1) どのような論理的連結装置が使用されているか?
- (2) 複文は等位関係と従位関係のどちらによって特徴づけられているか?
- (3) テクストの内部や外部を指すのにどのような手段が使用されているか?
- 設問9 : どのような相互行為的慣習が使用されているか?
- (1) ターン交替システムとは何か?
- (2) ある関与者が他の関与者の(会話の)貢献を制御する方法があるか?
- 設問10 : テクストはどのような大規模構造を持っているか?
- 第6章 批判的談話分析の実際 : 解釈、説明と分析者位置 173
- 解釈
- 1. 発話の表層
- 2. 発話の意味
- 3. 局所的首尾一貫性
- 4. テクスト構造と「ポイント」
- 場面的コンテクストとディスコース・タイプ
- 1. 「何が起こっているのか」
- 2. 「誰が関与しているのか」
- 3. 「どのような関係なのか」
- 4. 「言語が果たす役割は何か」
- 間テクスト的コンテクストと前提
- 発話行為
- フレーム、スクリプト、スキーマ
- トピックとポイント
- 結論
- 1. コンテクスト
- 2. ディスコース・タイプ
- 3. 違いと変化
- 説明
- 1. 社会的決定要因
- 2. イデオロギー
- 3. 影響
- 結論 : 分析者の立場
- 第7章 ディスコースにおける創造性と闘争 : サッチャー主義のディスコース 206
- テクスト生産
- 事例研究
- 事例研究 : 分析
- サッチャー主義
- 関係 : サッチャー夫人と「民衆」
- 主体位置 : 女性の政治的リーダー
- 主体位置 : 「民衆」
- 闘争 : 間テクスト的コンテクスト
- 解釈
- 説明
- 結論
- 第8章 社会の変化におけるディスコース 242
- 社会とディスコースにおける傾向 : 要約
- 広告と消費主義
- 消費主義
- イデオロギーと英国広告実践規約
- 具体例
- 1. 関係の構築
- 2. イメージの構築
- 3. 消費者の構築
- 広告における言語的および視覚的要素
- 広告のディスコースにおける植民地化の傾向
- ディスコース・テクノロジーと官僚主義
- 官僚主義
- ディスコース・テクノロジー
- 社会的技能訓練
- 民衆向けの情報と公的書式
- 治療のディスコース
- 他の傾向
- 結論
- 第9章 批判的言語研究と社会的解放 : 学校での言語教育 285
- 学校での言語教育 : 批判的言語認識
- モデル
- 指針となる原則
- 第10章 言語とパワー2000 299
- 新しい世界秩序の中での言語
- ディスコースのグローバル化
- グローバル化のディスコース
- ディスコースの宇宙の閉鎖?
- (例1) 「促進」 : 仕事という領域でのコード化
- (例2) 「第3の道」の政治的ディスコース : 政治のコード化
- (例3) 抵抗の根拠
- 結論 : 批判的言語研究、社会研究、そして政治
- 研究の今後の発展
- さらに知りたい読者のために
- 参考文献(Bibliography) 325
- 索引(和英対照表) 333
- 英語索引(Index) 338
- 訳者紹介 341
;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;2+311頁;;ISBN978-4-622-07423-6;
NTT出版ライブラリーレゾナント040;NTT出版;(借覧);四六判;縦組;並製;356頁;;ISBN978-4-7571-4169-8;
宋代から清代に至る刊本の文字の横方向の並び具合を検討すると、
明代以後の刊本になると、縦方向ばかりでなく、横方向も、ちょうど原稿用紙のマス目に文字を入れた時のようにそろってくるようになるというのである。これも、縦横同じ長さのマス目に文字を入れることによって、版木を彫りやすくしたからではないかと思われる(pp.65-66)。
Martin J. Heijdra, "Typography and the East Asian Book: the Evolution of the Grid," 王成勉主編『中華文化的伝承与創新―紀念牟復礼教授論文集』香港中文大学出版社 二〇〇九年。
;印刷学会出版部;8,600円(借覧);A5判;縦1、2段組;上製;8+x+803頁;;ISBN978-4-87085-191-7;
;文藝春秋;1,619円(100円);四六判;縦組;上製;300頁;;ISBN4-16-367730-5;
越境する近代5;青弓社;3,400円(借覧);A5判;縦組;上製;270頁;;ISBN978-4-7872-2024-0;
うーん。
双書 哲学塾;岩波書店;1,300円(借覧);新書判;縦組;並製;2+161頁;;ISBN978-4-00-028158-4;
双書 哲学塾;岩波書店;1,300円(借覧);新書判;縦組;並製;2+148頁;;ISBN978-4-00-028160-7;
;三元社;(借覧);四六判;縦組;上製;259+VIII頁;;ISBN978-4-88303-221-1;
;新潮社;1,500円(100円);四六判;縦組;上製;253頁;;ISBN4-10-401303-X;
シリーズ方言学4;岩波書店;3,400円(借覧);A5判;横組;上製;xix+221頁;;ISBN978-4-00-027120-2;
目次をうつしておく。
- 方言学の技法への誘い : 「シリーズ方言学」の世界 v
- 新しい方言学へ,ようこそ
- 方言学の道具論
- 調査のための技法
- 資料化のための技法
- 分析のための技法
- 第1章 新時代の方言調査法 1
- 1.1 はじめに 1
- 1.2 現代方言・現代社会のすがたに応じた調査法 1
- (a) インフォーマント 3
- (a.1) インフォーマントの条件
- (a.2) インフォーマントの探し方
- (b) 調査法 7
- (b.1) 調査法や場面指示の有無による結果への影響
- (b.2) 回答の求めかたと記録のしかた
- 1.3 方言の調査・研究における新しい道具 12
- (a) 音声のデジタル化技術の発達 12
- (a.1) 録音技術の変遷
- (a.2) 音声のデジタル化方式の種類と特性
- (a.3) 音声データのコピー・編集
- (b) 高度情報化時代のデータ収集・成果発表 16
- (b.1) インターネットを利用したデータ収集
- WWW検索による方言形式の分布調査
- WWW上の方言形式についての言及例
- WWWや電子メールを利用したアンケート調査
- (b.2) インターネットや電子媒体を利用したデータ公開・成果発表
- (b.3) 方言の調査・研究のための電子ネットワーク
- 1.4 研究者の社会的責任 22
- (a) インフォーマントに対する倫理的問題 22
- (a.1) インフォーマントのプライバシーの保護
- プライバシーとは何か
- 人文・社会科学諸分野におけるプライバシー保護への取り組み
- 方言調査におけるインフォーマントの個人情報・個人に関わる情報
- (a.2) インフォーマントへの説明と同意取得の責任
- (b) 研究成果の社会への還元 33
- 1.5 おわりに 35
- 参考文献 36
- 第2章 方言データベースの作成と利用 39
- 2.1 方言研究におけるデータベース 39
- 2.2 方言データベースの種類と概要 40
- (a) 音声データベース 40
- 「日本語音声データベース」
- 「「日本語方言の地域差」方言音声コーパス」
- 「琉球語音声データベース」
- 『種子島方言辞典』
- 『京阪系アクセント辞典』
- 『CD-ROM版 NHK日本語発音アクセント辞典』
- (b) 語形式のデータベース 43
- 『日本方言大辞典』
- 『標準語引き日本方言辞典』
- 『現代日本語方言大辞典』
- 『方言文法全国地図』全データ(1~6集)
- 『日本言語地図』データベース 『消滅の危機に瀕する全国方言語彙資料』
- 「ふるさと日本のことば」語彙索引
- (c) 文表現(文単位)のデータベース 45
- 『日本語方言辞書 : 昭和・平成の生活語』
- 『日本語方言辞書 別巻 全国方言会話集成』
- 『方言資料叢刊』
- 『徳之島方言二千文辞典』
- 「全国実例方言集」
- 「方言の実態」
- (d) 談話データベース 46
- 『CD-ROM版 全国方言資料』
- 『国立国語研究所資料集10 方言談話資料』
- 『国立国語研究所資料集13 全国方言談話データベース 日本のふるさとことば集成』
- 『方言録音シリーズ』
- (e) 民話・昔話集 49
- 『日本の昔話』
- 『日本の昔話』
- 『南島昔話叢書』
- 『昔話 ふるさとへの旅』
- 『お国ことばを知る 方言の地図帳』
- 『ポプラディア情報館 方言』
- 2.3 方言談話データベースの作成 50
- (a) 目的 50
- (b) 内容 51
- (c) 許諾 51
- (d) 録音 52
- (e) 録画 53
- (f) 文字化・共通語訳 53
- (g) タグ・その他情報 55
- (h) 媒体 55
- (i) 保存 56
- (j) 著作権 57
- (k) 公開 57
- (l) 共有 58
- (m) 維持・管理 59
- 2.4 方言談話データベースを利用した方言研究 59
- (a) 文アクセントの構造 60
- (b) 文法形式の全国分布 61
- (c) 文法形式の地域的な出現状況 61
- (d) 談話の構造 62
- (e) 談話の展開 63
- (f) 言語行動 64
- 2.5 『全国方言談話データベース』に見る方言のオノマトペ 66
- (a) 資料と方法 67
- (b) 収集した用例 : 品詞,語構成上の特徴など 68
- (c) 方言特有オノマトペの出現状況 71
- (d) 地点別出現数 75
- (e) オノマトペが多く現れる談話 76
- (i) 音のある情景の描写
- (ii) 作業のやり方の説明
- (iii) 民話的語り
- (f) まとめ 86
- 参考文献 88
- 第3章 パソコンで作る方言地図 91
- 3.1 パソコン方言地図とは? 91
- 3.2 パソコン方言地図小史(地図の変遷) 93
- (a) 徳川宗賢氏の試み 93
- (b) GLAPS (Generalized Linguistic Atlas Printing System) 94
- (c) コンピュータプログラミングによる糸魚川言語地図 95
- (d) EGL (Editor for Geographical Linguistics) 96
- (e) SEAL (System of Exhibition and Analysis of Linguistic Data) 96
- (f) 高橋顕志氏による言語地図 98
- (g) 国立国語研究所による方言文法地図 99
- (h) MANDARAを利用した方言地図 100
- (i) ダニエル・ロング氏による方言認知地図 101
- (j) 田原広史氏による方言地図 102
- (k) 音声方言地図(声の言語地図) 103
- 3.3 パソコン方言地図とデータベース 104
- (a) データベースによるパソコン方言地図 104
- (b) 方言データベース地図の作り方 106
- (1) Excelで行う作業
- (2) 白地図の作成
- (3) FileMaker Proで行う作業
- (4) Excelデータのインポート
- (5) 方言地図の完成
- (6) 記号フォントの作成
- (7) その他,さまざまなレイアウトなど
- (8) 回答形の併用処理の問題
- (9) 地図をカラーにする
- 3.4 パソコンによる音声方言地図 119
- (a) 音声方言地図の意義 120
- (b) 記号方言地図から音声方言地図へ 121
- (c) 音声方言地図の作り方 122
- 3.5 音声方言地図のネットワーク化構想 128
- (a) 音声方言地図とデータベース 128
- (b) 音声方言地図のネットワーク化構想 128
- 参考文献 130
- 第4章 地理情報システムと方言研究 135
- 4.1 はじめに 135
- 4.2 地理情報システム(GIS)とは何か 136
- (a) GISとは 136
- (b) システムからサイエンスへ 137
- 4.3 方言と地理情報 137
- (a) 方言情報の構造 137
- (b) GISが扱う地理情報 138
- 4.4 GISによる方言分布の分析(1) : 標高データの利用 139
- (a) 動詞否定辞の分布 139
- (b) 方言分布と標高 140
- (c) 方言分布を立体視(3D化)する 145
- 4.5 GISによる方言分布の分析(2) : 人口データの利用 149
- 4.6 GISによる方言分布の分析(3) : 複数言語地図の重ね合わせ 151
- 4.7 GISを通して考える東西対立 157
- 4.8 GIS導入準備 159
- (a) 導入の留意点 159
- (b) 方言データの地理情報化 : アドレスマッチングと方言情報のデータ化 160
- (c) 言語外地理情報の取得 164
- (d) まとめ 167
- 4.9 GISの実践 167
- (a) GISプログラムMANDARAの準備 167
- (b) 基本用語 168
- (c) MANDARAで地図を描く 169
- (d) MANDARAでオーバーレイを行う 173
- 4.10 むすびと展望 175
- 参考文献 176
- 第5章 方言を量る方法 179
- 5.1 はじめに 179
- 5.2 データの問題 179
- (a) 質的データ 180
- (b) 量的データ 180
- (c) 方言データの性質 181
- 5.3 計量的方言研究の成果 182
- (a) 社会的研究への多変量解析の適用 182
- (i) 林の数量化理論III類
- (i-1) 部分尺度解析法(POSA)
- (i-2) 属性変数等との同時分析
- (i-3) 方言イメージの把握
- (ii) 重回帰分析と林の数量化理論I類,II類
- (iii) パス解析
- (b) 地理的研究への多変量解析の適用 195
- (i) 因子分析
- (ii) 林の数量化理論III類
- (iii) クラスター分析
- 5.4 多変量解析の適用例 202
- (a) 宮城県放射状グロットグラム 202
- (b) データ 204
- (c) 分析結果 205
- (i) 共通語形の分析
- (ii) 方言形の分析
- (iii) サンプルスコアを用いた分析
- (iii-1) 「共通語使用度」の地域差と属性差
- (iii-2) 「宮城方言使用度」の地域差
- (iii-3) 「新方言使用度」の地域差と世代差
- 5.5 おわりに 213
- 参考文献 213
- 索引 217
;みすず書房;3,800円(借覧);四六判;縦組;上製;iii+382+17頁;;ISBN978-4-622-07309-3;
一往目次をうつしておく。
- 第1章 はじめに 1
- 1 透明な存在 1
- 2 通訳の歴史 4
- 3 日本の戦後外交史における通訳 9
- 4 研究手法としてのオーラル・ヒストリー 12
- オーラル・ヒストリーとは何か
- 妥当性、信頼性、代表性という問題
- 調査者について
- 5 ライフストーリー・インタビュー 22
- 6 同時通訳パイオニア 25
- 西山千
- 相馬雪香
- 村松増美
- 國廣正雄
- 小松達也
- 第2章 これまでの通訳と翻訳に関する研究 31
- 1 翻訳と通訳 31
- 2 翻訳研究 35
- 等価(Equivalence)
- 翻訳の規範(Transration norms)
- スコポス理論(Skopostheorie)
- 翻訳の自立性
- ポストコロニアル的視点
- 社会学的アプローチ
- 3 通訳研究 45
- 通訳史研究
- 通訳研究の推移
- 「意味の理論(Théorie du sens)」
- ダイアローグ通訳
- 通訳者の役割再考
- まとめ
- 第3章 日本における通訳と翻訳 59
- 1 長崎通詞から同時通訳へ 59
- 2 日本人の言語観と通訳 62
- 3 通訳訓練と通訳研究 65
- 4 通訳教育と英語教育 68
- 5 通訳教育のあり方 69
- 6 これからの通訳者 71
- 第4章 通訳者の「ハビトゥス」 72
- 1 外国語として英語を学ぶ 76
- 2 英語学習の動機づけ 79
- 3 中学時代の英語の先生 85
- 4 戦時中の英語学習 88
- 5 捕虜との出会い 90
- 6 終戦後の英語学習 96
- 7 進駐軍の兵士から英語を学ぶ 98
- 8 海外体験 105
- 9 バイリンガルとして育つ 107
- 10 英語の習得 108
- 11 批判精神 117
- 12 日本語を学ぶ 122
- 13 第二次世界大戦の体験 132
- 戦前
- 戦時中
- 敗戦後
- 14 考察 159
- 第5章 通訳という「フィールド」へ 168
- 1 進駐軍 170
- 2 道徳再武装運動(Moral Re-Armament) 191
- 3 日本生産性チーム 197
- 4 日米経済貿易閣僚会議 216
- 5 考察 222
- 第6章 「実践」としての通訳 233
- 1 「ライシャワー先生」 237
- 日本人の啖呵
- 農林大臣の啖呵
- ライシャワー大使とのかけあい漫才
- 2 通訳者は透明人間 248
- アポロで表舞台へ
- 3 目に見える機械として 257
- 外交チームの一員として
- 通訳者は透明ではない
- 機械としての通訳
- 4 「不沈空母」誤訳事件 275
- 事件の概要
- 誤訳事件へ発展
- 中曾根発言の真意
- 通訳者の選択
- 5 日本初の女性同時通訳者 294
- 性差別
- 「使命」としての通訳
- 母と娘
- 通訳者の責任
- 通訳のモティベーション
- 6 首相秘書官の「けれん通訳」 306
- 三木首相記者会見
- 「通訳の美技」
- 通訳者の本音
- 「同志」として
- 7 通訳者のポジショニング 322
- 第7章 考察 : 通訳の役割をめぐって 330
- 1 「声」と「文字」 330
- オラリティ(声)と通訳
- 通訳と文字
- 2 通訳における文化的要素 335
- 異文化感性発達モデル
- 通訳者にとっての文化
- 異文化能力/異文化リテラシー
- 3 通訳者の役割とは何か 350
- 通訳者の役割に関する意識調査
- (1) 通訳者の社会的身分と、「可視性」に関する考え方に相関関係があるか?
- 権力のあるグループと地位の低いグループのどちらに同調するか
- 性別
- 年齢
- 教育と収入
- (2) 通訳する「場(setting)」によって、「可視性‐不可視性」間のどこに位置するか違いが出るか?
- (3) 通訳する「場(setting)」によって、「役割観」は異なるか?
- 会議通訳者
- まとめ
- 終章 今後の課題
- 通訳規範の生成とハビトゥス
- 狭間に立つ通訳者
- 「黒衣」再考
- あとがき 379
- 参考文献 1
ひつじ研究叢書〈言語編〉第61巻;ひつじ書房;9,800円(借覧);A5判;縦組;上製;ix+369頁;;ISBN978-4-89476-354-8;
目次をうつしておく。
- 序章 狂言台本の研究とその刊行状況・本書の底本 1
- 第I部 言語資料としての狂言台本 11
- 第一章 大蔵虎明本における狂言詞章の伝承と改訂 : 本文注記の分析から 13
- 一 はじめに 13
- 二 虎明本における本文注記の分析 14
- 1 「末広がり」に関して 14
- 2 「宝の槌」に関して 18
- 3 「鍋八撥」に関して 19
- 4 「入間川」に関して 21
- 5 「鬼瓦」に関して 26
- 6 「舩渡聟」に関して 28
- 7 「鶏泣」に関して 29
- 8 「箕被」に関して 32
- 9 「粟田口」に関して 33
- 10 「萩大名」に関して36
- 11 「瓜盗人」に関して38
- 12 「金津の地蔵」に関して 39
- 三 おわりに 40
- 第二章 天理本『狂言六義』の用語 43
- 一 はじめに 43
- 二 天理本『狂言六義』の用語の特徴 43
- 三 「たて物」再考 45
- 四 はんじや 49
- 第三章 鷺流享保保教本の用語 53
- 一 はじめに 53
- 二 問題例の指摘 54
- 三 注目すべき用語 57
- 1 ゐきやく(違格・違却) 57
- 2 ウツケウナ 58
- 3 だうけじん(道化人・道戯人) 59
- 4 かまけ(蚊負け) 60
- 5 すぐぬき(直抜き) 61
- 6 ずらめく 62
- 7 小耳のせせ(完骨) 63
- 8 ぢかた(地方) 64
- 9 てわき(手脇) 65
- 10 とびこえ・とびこし(飛越) 65
- 11 にげがまへ(逃げ構へ) 67
- 12 やまこし(山越) 67
- 13 〔擬声擬態語〕 68 #グイグイ、ツカツカ、ヌウヌウ、ブリブリ、ホッソリホツリ、ムチムチ
- 四 おわりに 70
- 第四章 和泉流雲形本『狂言六議』の本文の性格について : 筆録時期と言語事象 75
- 一 はじめに 75
- 二 雲形本の筆録者と成立時期 76
- 三 雲形本の言語事象の整理 80
- 四 『秘傳聞書』における言語事象 87
- 〈マスル〉と〈マス〉の使用状況
- 断定「ヂャ」の表記
- 五 おわりに 90
- 第五章 和泉流雲形本と古典文庫本の本文比較 93
- 第一節 せりふに関して
- 一 はじめに 93
- 二 雲形本と古典文庫本の関係について 94
- 三 雲形本と古典文庫本との校異 97
- 三・一 語句・文などの脱落 98
- 目移り等による脱落
- 語句、またその一部の脱落
- 三・二 さまざまな異同 101
- 表記の相違
- 誤認・誤写
- 雲形本の誤りの訂正
- 第二節 ト書き・注記に関して
- 一 はじめに 111
- 二 雲形本と古典文庫本の関係について 111
- 三 雲形本と古典文庫本との校異 112
- 三・一 本文の誤認とみられるもの 112
- 目移り等による脱落
- 三・二 語句・文などの異同 115
- 助詞の交替・添加等
- 種々の語句の言い換え
- 表現の整理・短縮 : 語句
- 表現の整理・短縮 : 文全体に及ぶものなど
- 四 おわりに 124
- 第六章 南大路家旧蔵和泉流狂言台本とその翻刻本文について : 言語資料としての『狂言集成』と『狂言三百番集』 125
- 一 はじめに 125
- 二 『集成』と『三百番集』の底本 126
- 三 『集成』『三百番集』の異同と南大路家旧蔵本との関係 132
- 三・一 「茶壷」の場合 133
- 三・二 「悪太郎」の場合 140
- 三・三 「川上」の場合 146
- 三・四 その他注意すべき異同 149
- 1 省略箇所 149
- 2 漢語の表記 150
- 3 偶然確定条件「タラバ」の使用 152
- 四 おわりに 154
- 第七章 和泉流三百番集本におけるシャル・サシャル敬語 159
- 一 はじめに 159
- 二 三百番集本におけるシャル・サシャル 160
- 「(サ)シャル」の活用について
- 「(サ)シャル」の用法・敬意について
- 三 版本狂言記その他との比較 168
- 「(サ)シャル」の活用について
- 「(サ)シャル」の用法・敬意について
- 四 狂言台本における近世話的要素 173
- 五 おわりに 176
- 第八章 言語資料としての天理図書館蔵『狂言大外』『狂言新』 181
- 一 はじめに 181
- 二 『狂言大外・新』の本文 182
- 三 『狂言三百番集』所収曲について 183
- 四 『狂言大外・新』における言語事象 189
- 第九章 天理図書館蔵『狂言大外』におけるシャル・サシャル敬語 195
- 一 はじめに 195
- 二 『狂言大外・新』における(サ)シャルと(サ)セラル 195
- 「(サ)シャル」の活用について
- 「(サ)シャル」の用法・敬意について
- 三 (サ)シャルに関連する語 206
- 四 おわりに 207
- 第II部 狂言台本に関連する言語事象 209
- 第十章 条件表現史にみる文法化の過程 211
- 一 はじめに 211
- 二 順接条件の場合 212
- 三 逆接条件の場合 217
- 四 接続助詞から接続詞へ 222
- 五 おわりに 224
- 第十一章 完了性仮定と非完了性仮定の分類について : 補説・大蔵虎明本の「タラバ」 227
- 一 はじめに 227
- 二 条件表現の分類について 228
- 三 完了性仮定と非完了性仮定について 230
- 四 おわりに 238
- 第十二章 順接の接続助詞「ト」再考 : 狂言台本にみる近代諸条件表現の流れ 241
- 一 はじめに 241
- 二 近世前期噺本の状況 242
- 三 狂言台本における「ト」の様相 243
- 四 同時・即時的表現から条件表現の形式へ 249
- 五 おわりに 255
- 第十三章 「重宝」と「調法」 : 狂言台本における使用状況とその語史 259
- 一 はじめに 259
- 二 『狂言集成』と『狂言三百番集』における翻字の相違 261
- 三 他の狂言台本における状況 264
- 四 語史的考察 269
- 五 おわりに 279
- 第十四章 イソガシ・セハシ・アワタタシとその類語 : 中世・近世における〈多忙〉〈性急〉を表す語の展開 283
- 一 はじめに 283
- 二 〈多忙〉〈性急〉を表す語の使用状況 283
- 三 イソガシ・イソガハシ 284
- 四 セハシ・セハシナシ・セハセハシ 292
- 五 アワタタシ 299
- 六 おわりに 302
- 第十五章 狂言台本における謙譲語法 : 「申サルル」とその周辺 305
- 一 はじめに 305
- 二 いわゆる謙譲語、及びその関連についての分類 305
- 三 狂言台本における謙譲語・丁重語 306
- 四 「申サルル」(「ルル」が尊敬語のもの)について 307
- 五 「致サルル」「参ラルル」「存ゼラルル」などについて 313
- 六 おわりに 317
- 付章
- (1) 「近代語」とは何か 321
- 一 古代語と近代語 321
- 二 近代語研究の流れ 324
- 三 近代語関係の学会活動 327
- 四 近代語研究の目指すもの 328
- (2) 天理本『狂言六義』と同筆の間狂言本について 331
- (3) 書評 蜂谷清人著『狂言の国語史的研究 : 流動の諸相』 335
- 引用・参考文献 343
- あとがき 353
- 索引 369
;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;290頁;;ISBN978-4-622-07362-8;
開拓社 言語・文化選書4;開拓社;(借覧);四六判;横組;並製;xi+199頁;;ISBN978-4-7589-2504-4;
目次をうつしておく。
- まえがき v
- 第1章 はじめに 1
- 1 言語を見る視点 2
- 2 「言語」という言葉の意味をめぐって 3
- 3 言語の解明に言語を使う : 目標と手段が同じであることの特殊性 5
- 第2章 言語に関する五つの事実 9
- 1 言語の習得は種に特有で一様である 10
- 2 言語の習得に学習は不要である 11
- 3 言語の習得は一定の時期までにほぼ完成する 12
- 4 言語の習得は質・量ともに限られた資料にもとづいて実現される 14
- 5 言語の習得には個体差がない 15
- 第3章 言語知識の構造 19
- 1 生物界を見渡す 20
- 2 言語をおぼえるための専用の能力の存在 22
- 3 自動解発型の能力と刺激解発型の能力 23
- 4 言語知識は二重構造をなしている 28
- 第4章 言語と文法 35
- 1 言語を定義する 36
- 2 生成装置としての文法 41
- 3 言語と文法の関係 44
- 4 文法は瞬間的に完成する 45
- 5 言語の座る椅子は脳の中に一つしかない 49
- 6 早期英語教育の危うさ 50
- 第5章 言語の情報構造 57
- 1 古い情報と新しい情報 58
- 2 三種類の古い情報 60
- (i) 既述情報
- (ii) 前提的事実
- (iii) 随伴的情報
- 3 新しい情報 68
- 4 失語症と情報構造 75
- 5 「はい」と「いいえ」 77
- 6 否定 80
- 第6章 文字と音声 87
- 1 言語にとって音声が本来の姿か 88
- 2 文字と音声のズレ 90
- 3 過去の言語変化は現在も活動している 99
- 4 日本語は子音で終わる言語である 100
- 5 脳は歴史かなづかいと現代かなづかいを区別しない 105
- 第7章 言語と脳 : 新しい失語症論 109
- 1 失語症とは 110
- 2 失語症に関する基本的事実の再確認 113
- 3 「失文法」の発見 114
- 4 症例を分析する 121
- 5 主要部の脱落 126
- 6 主要部と旧情報 : 何か壊れて,何か壊れていないか 142
- 7 「正しくまちがえる」ということ 153
- 8 正常な異常 154
- 9 「退行の仮説」再考 155
- 第8章 基礎の言語学 159
- 1 言語学の基礎 160
- (i) 語彙・形態論
- (ii) 統語論
- (iii) 意味論
- (iv) 音韻論
- 2 日本語学 168
- (i) 語の構造と語彙体系
- (ii) 統語的特徴
- (iii) 音韻上の特徴
- (iv) 文字に関する特徴
- 3 心理言語学 175
- (I) 心理言語学とは
- (ii) 言語の機能と分化
- (iii) 言語と思考
- (iv) 言語獲得理論と言語教育
- (v) 読み書き能力と認識
- (vi) 音声の知覚と認知
- (vii) 文章の理解,談話
- (viii) 言語障害へのアプローチ
- 参考文献 191
- 索引 195
- 初出一覧 199
;白水社;(借覧);四六判;縦組;上製;261+13頁;;ISBN978-4-560-02628-1;[原題]Valeria Della Valle & Giuseppe Patota, L'ITALIANO: Biografia di una lingua
一往目次をうつしておく。
- 第一章 起源 9
- イタリア語はラテン語から発生した。でも、どのラテン語から? 10
- 異なる地域、生活様式、社会におけるラテン語の差異 12
- 俗ラテン語からイタリア語へ 18
- 第二章 初期の俗ラテン語 25
- ヴェローナの謎歌 25
- イタリア語の出生証明 : 『カプアの判決文』 31
- 聖クレメンスのバジリカの銘 33
- 第三章 詩的言語の誕生 39
- ラヴェンナの愛の詩 40
- シチリア派の詩 41
- 第四章〈三本の柱〉ダンテ、ペトラルカ、ポッカッチョ 51
- 花火のように華麗なダンテの言語 51
- ペトラルカの完成されたフィレンツェ語 70
- ボッカッチョの散文 83
- 第五章 人文主義の時代 101
- ラテン語礼賛 101
- レオン・バッティスタ・アルベルティと俗語人文主義 102
- ロレンツォ・デ・メディチのキャンペーン 106
- ラテン語は一四〇〇年代の英語 110
- 第六章 ルネサンスと〈言語問題〉 117
- 宮廷語 118
- 現代フィレンツェ語の使用 120
- 一三〇〇年代のフィレンツェの文語 121
- 古典主義の勝利 123
- ニッコロ・マキアヴエッリの特殊なフィレンツェ語 128
- 第七章 一六〇〇年代 139
- クルスカの辞書 139
- 科学の言語 151
- バロック詩の言語 157
- 第八章 一七〇〇年代 163
- ヨーロッパにおけるイタリア語 163
- 反クルスカの気運 165
- 伝統と革新のはざまで 168
- 詩作のための言語、音楽のための言語 170
- ジュゼッペ・パリーニの〈市民派〉言語 174
- 演劇におけるイタリア語 178
- 第九章 一八〇〇年代 191
- アレッサンドロ・マンゾーニの〈アルノ川ですすいだ洗濯物〉 191
- 辞書の世紀 202
- 伝統の支配から抜けられない詩 206
- ジョヴァンニ・パスコリの詩革命 208
- 共通言語にむかって 210
- 第十章 一九〇〇年代前半 213
- デ・アミーチスからムッソリーニへ 213
- 〈詩聖〉のイタリア語 217
- ズヴェーヴォの心理分析的イタリア語 220
- ピランデッロの言語の日常性 222
- 第十一章 一九〇〇年代後半から今日まで 229
- 国語(標準イタリア語)の確立 229
- テレビのイタリア語 231
- 一九〇〇年代の伝統 233
- 新たな言語問題 244
- イタリア語を守るのは誰か 246
- 人類共通の財産 249
- 訳者註
- ダンテの生涯と『神曲』について 68
- ペトラルカの生涯と『カンツォニエーレ』について 81
- ポッカッチョの生涯と『デカメロン』について 91
- ロレンツォ“イル・マニフィコ”の生涯とフィレンツェ・ルネサンスについて 107
- アリオストの生涯と『狂えるオルランド』について 127
- マキアヴェッリの生涯と『君主論』について 134
- タッソの生涯と『解放されたエルサレム』について 149
- ゴルドーニの生涯と〈コメディア・デラルテ〉について 184
- マンゾー二の生涯と『いいなずけ』について 200
- 訳者あとがき 257
- 参考文献 8
- 原注 4
- 人名索引 1
国語論究 第13集;明治書院;(借覧);A5判;縦組;上製;xi+351頁;;ISBN978-4-625-43401-3;
目次をうつしておく。
- 戦時下日本の語彙 / 宮島達夫(みやじま・たつお)
- 一 流行語 1
- 二 勅語 2
- 三 『国体の本義』 5
- 四 社説 9
- 五 流行歌 14
- 六 国語教科書 17
- 七 軍隊の用語 19
- 漢字節減(制限)論から「当用漢字表」まで / 松本宙(まつもと・たかし)
- 一 はじめに : 漢字制限の思想 25
- 二 前史 : 明治期から大正期まで 27
- 二‐一 民間の諸説について
- 二‐二 明治期の新聞における「漢字節減」
- 二‐三 政府機関における検討と新聞等との連携
- 三 昭和二十年までの漢字政策 30
- 三‐一 臨時国語調査会
- 三‐二 戦前の国語審議会
- 四 昭和二十年代の漢字政策 : 「当用漢字表」の成立と実施 34
- 四‐一 学校教育の場で : 「当用漢字表」の位置づけ
- 四‐二 「当用漢字音訓表」と「当用漢字字体表」
- 四‐三 人名にも及ぶ漢字制限 : 「人名用漢字別表」について
- 五 むすび 38
- 仮名遣い改定初案から「現代かなづかい」制定まで / 石井正彦(いしー・まさひこ)
- 一 はじめに 41
- 二 国語政策の歴史と仮名遣いの改定 42
- 三 歴史的仮名遣いの弱点 46
- 四 二〇世紀前半の日本語 : 文章の口語化と仮名書きの増加 50
- 五 雑誌『太陽』にみる歴史的仮名遣いの「誤用」 54
- 六 おわりに 60
- ローマ字論争 : 日本式・標準式の対立と消長 / 菊池悟(きくち・さとる)
- 一 はじめに 66
- 二 明治・大正期における両派の対立 67
- 三 機関誌・議事録を通じて見る昭和前期の対立と消長 68
- 三‐1 臨時ローマ字調査会以前
- 三‐2 臨時ローマ字調査会の時期
- 三‐3 臨時ローマ字調査会以後
- 四 むすび 83
- 昭和の読み書き能力 / 島村直己(しまむら・なおみ)
- 一 はじめに 85
- 二 戦前、戦中の読み書きテスト 86
- 三 戦中の壮丁の読み書き能力 88
- 四 米国教育使節団と国字ローマ字化政策 93
- 五 日本人の読み書き能力検査 97
- 六 国民の読み書き能力検査から国立国語研究所の国語力調査まで 101
- 七 おわりに 106
- 横書きの戦中・戦後 : 地域・ジャンルでどうちがったか / 屋名池誠(やないけ・まこと)
- 一 問題の所在 109
- 一‐1 横書きの戦中・戦後 : 概観
- 一‐2 横書きに見る地域差とジャンル差
- 二 新聞広告の場合 112
- 二‐1 資料性
- 二‐2 調査資料
- 二‐3 新聞広告に見る地域差
- 二‐4 新聞広告に見るジャンル差
- 三 新聞本体の場合 125
- 三‐1 二種の左横書き
- 三‐2 見出し、題号等の左横書き化 : 縦書き主体・左横書き併用スタイル
- 三‐3 戦後最初の左横書き記事 : 左横書き専用スタイル
- 四 雑誌創刊号の場合 131
- 四‐1 資料性
- 四‐2 調査資料
- 四‐3 二種の左横書き
- 四‐4 雑誌の表紙に見るジャンル差
- 四‐5 雑誌の記事に見るジャンル差
- 五 まとめ 135
- 五‐1 時期
- 五‐2 地域差
- 五‐3 ジャンル差
- 戦前・戦中時の外地(漢字文化圏)における日本語教育 / 安田敏朗(やすだ・としあき)
- 一 はじめに : 植民地支配と「国語教育」 143
- 二 漢字を「共有」すること 145
- 三 口語と植民地 148
- 四 混乱する漢字音 : 村上廣之と国語政策論 150
- 五 おわりに : 「台湾語的国語」という視点 155
- 戦前の南洋群島における日本語教育を垣間見る : N氏へのインタビューを通して / 真田信治(さなだ・しんじ)
- 一 はじめに 161
- 二 日本語教育の現場 162
- 公学校(本科)の先生
- 学校における宮城遙拝について
- 勉強の内容(1)
- 母語を使うと罰を受ける
- 父との別離
- 公学校(補習科)を卒業して
- 戦後のこと
- 勉強の内容(2)
- 君が代/海ゆかば…
- 昭和前期における地方の言語生活と標準語・共通語の問題 / 加藤正信(かとー・まさのぶ)
- 一 はじめに 184
- 二 国家体制と地方人の言語生活 185
- 三 方言、標準語、共通語の問題 188
- 四 仮名遣いと地方発音 193
- 五 言葉遣い 196
- 六 その後の共通語化の進行と価値観の変動 199
- ガ行鼻濁音の実態と評価の変遷 / 大橋純一(おーはし・じゅんいち)
- はじめに 202
- 一 ガ行鼻濁音変遷の大要 202
- 二 戦前・戦後におけるガ行鼻濁音の実態 203
- 三 ガ行鼻濁音の動向 203
- 三‐1 ガ行鼻濁音の衰微
- (1) 首都圏東京
- (2) 関東・甲信越、北海道
- (3) 全国高校生
- 三‐2 ガ行鼻濁音の保持
- 四 ガ行鼻濁音の評価の変遷 211
- 四‐1 昭和前期における評価
- 四‐2 現代における評価
- (1) 好悪・良否
- (2) イメージ
- 四‐3 今後に向けての評価
- (1) 擁護的立場
- (2) 躊躇的立場
- 五 ガ行鼻濁音の変遷およびその今後 216
- 「これからの敬語」の背景・理念と国民の実態 / 浅野秀子(あさの・ひでこ)
- 一 はじめに 211 #
【キーワード】「これからの敬語」、「作法教授要項」、皇室、階級制、民主主義、平明・簡素、相互尊敬、階級遵守語、礼儀語- 二 「これからの敬語」が建議されるまでの時代と建議の背景 221
- 二‐1 山田孝雄の敬語観
- 二‐2 作法・礼法の一環としての敬語
- 二‐3 戦前の一般国民の実態
- 三 「これからの敬語」の理念と条項 228
- 三‐1 第一期国語審議会での議論
- 三‐2 第一の論点 : 敬語を維持すべきか否か
- 三‐3 第二の論点 : 政府の思惑
- 三‐4 「これからの敬語」の基本理念
- 三‐5 「これからの敬語」の本文
- 三‐6 「これからの敬語」の問題点(1) : 「平明・簡素」の行きすぎ
- 三‐7 「これからの敬語」の問題点(2) : 「相互尊敬」の理解の浅さ
- 三‐8 「これからの敬語」の問題点(3) : 皇室敬語の取り扱いの困惑
- 四 終わりに : 敬語と社会の行方 247
- 昭和前期の国語研究におけるソシュール / 石井久雄(いしー・ひさお)
- 一 はじめに 252
- 二 橋本進吉 254
- 三 共時・通時について、注釈 257
- 四 時枝誠記 259
- 五 佐藤喜代治 261
- 六 服部四郎 262
- 七 亀井孝 263
- 八 その後 266
- トルベツコイの音韻論と有坂秀世 / 釘貫亨(くぎぬき・とーる)
- 一 日本語学における「音韻」の概念について 272
- 二 「音声」の概念と音声学の成立 275
- 三 西洋のphoneticsとphonology 278
- 四 有坂秀世「音韻論」の確立過程 281
- 五 有坂のプラハ学派批判 288
- 山田孝雄の文法論とその受け入れられ方 / 仁田義雄(にった・よしお)
- 一 はじめに 291
- 二 山田孝雄の生涯素描 291
- 二‐1 略歴・主要業績
- 二‐2 学位のこと
- 三 山田文法大概・その一 293
- 山田にとって文法とは
- 山田の基本的な四類の品詞
- 用言の分類
- 複語尾
- 助詞
- 四 橋本進吉の受け止め方 298
- 四‐1 時枝誠記の思い出
- 四‐2 橋本進吉の評価・捉え方
- 山田文法に対する位置づけ
- 山田の助詞研究への評価
- 複語尾説への態度
- 五 木枝増一の紹介・捉え方 301
- 文法研究の部門について
- 助詞をめぐって
- 助動詞をめぐって
- 賓格・述語について
- 六 陳述をめぐって 304
- 六‐1 山田の陳述論概要
- 統覚作用
- 句と文
- 陳述
- 六‐2 陳述論争素描
- 三宅武郎の陳述論
- 三尾砂の批判
- 時枝誠記の登場
- 渡辺実の陳述論
- 橋本進吉の文法論と学校文法への採用、影響 / 鈴木泰(すずき・たい)
- はじめに 309
- 一 相対関係としての文の成分論の源流 311
- 二 文の成分論としての連文節論の成立 315
- 三 初期の橋本進吉の文節論に基づく構文論 326
- 東條操らの方言研究推進と各地の方言集作り / 遠藤仁(えんどー・ひとし)
- 一 はじめに 334
- 二 近代の方言研究と東條操の区画論 335
- 三 方言研究の隆盛と東條の語彙研究 337
- 四 各地の方言集作り 340
- 五 戦後の研究の流れと方言集のこれから 348
- 執筆者一覧 (353)
;メディアファクトリー;1,000円;四六判;縦組;並製;214頁;;ISBN978-4-8401-2376-1;
;東京大学出版会;(借覧);A5判;横組;上製;viii+262頁;;ISBN978-4-13-050169-9;
;集英社;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;219頁;;ISBN978-4-08-774899-4;
諏訪には、いつてみたいな。
映画芸術誌で、実録・連合赤軍をおさへてベスト1になつたのを映画評論家緊張日記: 映画芸術ベスト&ワースト10でみるまでは存在もしらなかつた。アリアは5、6人のいりだつたけど、本作には30人弱くらゐははひつてゐた。星野源人気なの、それとも坂井真紀のラブ・シーン?
岩波新書(新赤版)1174;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;vi+255+6頁;;ISBN978-4-00-431174-4;
中公文庫[い-68-4];中央公論新社;686円(100円);文庫判;縦組;並製;282頁;;ISBN4-12-204106-6;
;[発行]角川学芸出版、[発売]角川グループパブリッシング;(借覧);A5判;縦組;上製;2+478頁;;ISBN978-4-04-621171-2;[執筆者]秋山虔/浅尾広良/天野紀代子/安藤重和/安藤徹/伊井春樹/今井久代/岩坪健/上野辰義/岡本佳織/片桐洋一/加藤昌嘉/加藤洋介/加納重文/神谷かをる/川島絹江/河田昌之/倉田実/小谷野純一/小山利彦/斎藤正昭/坂本信道/佐野みどり/清水婦久子/陣野英則/新間一美/鈴木日出男/鈴木宏子/妹尾好信/高木和子/高橋照美/滝川幸司/田坂憲二/永井和子/中川正美/中島朋恵/中島和歌子/濱橋顕一/原田敦子/日向一雅/藤本勝義/藤原克己/堀淳一/増田繁夫/松井健児/村井利彦/森一郎/山本淳子/山本登朗/吉森佳奈子
ああ、わたくしは本書に書き、書かれるかたがたのやうに、黄金の針一つ打つ
(与謝野晶子)こともなく、あくびの奈落
(高山宏)でくちてゆくのだなあ、と思ひました。
;青土社;(借覧);四六判;縦組;上製;1+390頁;;;
;山川出版社;(借覧);四六判;縦組;上製;219頁;;ISBN978-4-634-67211-6;[原題]Thomas Nipperdey, Nachdenken über die deutshce Geschte: Essays, Deutsche Taschenbuch Verlag : München 1990 (2. Aufl. 1991)
クロノス選書;ランダムハウス講談社;2,200円(借覧);四六判;縦組;並製;257頁;;ISBN978-4-270-00312-1;[原題]Frank Kermode, The Age of Shakespeare
;岩波書店;(借覧);四六判;縦組;上製;3+166頁;;ISBN978-4-00-022617-2;[原題]Jean-Noäl Jeanneney, Quand Google délie l'Europe: Plaidoyer pour un sursaut
;藤原書店;(借覧);四六判;縦組;上製;232頁;;ISBN978-4-89434-594-2;[原題]Uwe Poerksen, Plastic Words. The Tyranny of a Modular Language, Translated by Jutta Mason and David Cayley, The Pennsylvania University Press, 1995., Plastikwörter. Die Sprache einer internationalen Diktatur, Klett-Cotta, 1988
全集 日本の歴史 第11巻;小学館;(借覧);A5判;縦組;上製;8+366頁;;ISBN978-4-09-622111-2;
岩波科学ライブラリー119;岩波書店;1,200円(借覧);B6判;縦組;並製;ix+110頁;;ISBN4-00-007459-8;
新潮文庫[い-88-1];新潮社;476円(50円);文庫判;縦組;並製;314頁;;ISBN978-4-10-131951-3;
中公新書1983;中央公論新社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+5+242頁;;ISBN978-4-12-101983-7;
岩波新書(新赤版)1150;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;xv+188+14頁;;ISBN978-4-00-431150-8;
シリーズ ケアをひらく;医学書院;2,000円(借覧);A5判;縦組;並製;233頁;;ISBN978-4-260-00457-2;
倍賞千恵子の恋心がせつない。あと、エロ潤。
講座日本美術史 第3巻;東京大学出版会;4,200円(借覧);A5判;縦組;上製;6+viii+330+7頁;;ISBN4-13-084083-5;[執筆者]ながおか・りゅーさく(長岡龍作)/いずみ・たけお(泉武夫)/あいざわ・まさひこ(相澤正彦)/いたくら・まさあき(板倉聖哲)/すどー・ひろとし(須藤弘敏)/なかしま・ひろし(中島博)/あさの・しゅーごー(浅野秀剛)/おくだいら・しゅんろく(奥平俊六)/なるさわ・かつし(成澤勝嗣)/さとー・やすひろ(佐藤康宏)
双書エニグマ11;勁草書房;3,200円(借覧);四六判;縦組;上製;xi+280+xxvi頁;;ISBN4-326-19914-8;
岩波講座 哲学5;岩波書店;3,200円(借覧);A5判;縦組;上製;xiii+275頁;;ISBN978-4-00-011265-9;[執筆者]むらた・じゅんいち(村田純一)/たかはし・きゅーいちろー(高橋久一郎)/うえむら・つねいちろー(植村恒一郎)/かなすぎ・たけし(金杉武司)/こーの・てつや(河野哲也)/ながたき・しょーじ(長滝祥司)/のぶはら・ゆきひろ(信原幸弘)/しばた・まさよし(柴田正良)/いしはら・こーじ(石原孝二)/そめや・まさよし(染谷昌義)/すずき・たかゆき(鈴木貴之)/たにがわ・たかこ(谷川多佳子)/すずき・としひろ(鈴木俊洋)/はら・さく(原塑)
新潮新書298;新潮社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;254頁;;ISBN978-4-10-610298-1;
新潮新書297;新潮社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;254頁;;ISBN978-4-10-610297-4;
岩波新書(新赤版)1169;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+263頁;;ISBN978-4-00-431169-0;
;千倉書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;v+2+322頁;;ISBN978-4-8051-0897-0;
歴史と古典;吉川弘文館;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;4+11+249頁;;ISBN978-4-642-07152-9;[執筆者]はっとり・ゆきお(服部幸雄)/たにぐち・しんこ(谷口眞子)/かさや・かずひこ(笠屋和比古)/くろいし・よーこ(黒石陽子)/たぐち・あきこ(田口章子)/やの・けーご(矢野圭吾)/いまおか・けんたろー(今岡謙太郎)/いぬまる・おさむ(犬丸治)/かみやま・あきら(神山彰)/ふじた・ひろし(藤田洋)/おーくぼ・じゅんいち(大久保純一)
合掌。
岩波新書(新赤版)1171;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+232頁;;ISBN978-4-00-431171-3;
;右文書院;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;vi+332頁;;ISBN4-8421-0070-2;
なんだこれ。本をよんでかかれた本なのだけれど、なんといふか、基礎的な学問的鍛錬をへないでつまみぐひしてると、とんでもにしかならないといふのを具現化したものにしかみえない。
ミネルヴァ日本評伝選[067];ミネルヴァ書房;3,000円(借覧);四六判;縦組;上製;4+xviii+346+15頁;;ISBN978-4-623-05343-8;
土左日記の楫取りのことばに、訓読語法や対句等の漢文レトリック、あるいは漢詩的表現技法が潜在して
(p.291)ゐることを、武骨にして野卑なこの人物こそ、プリミティブな世界の典型的住人のようでいて、実はもっともパロールとは縁遠い言葉で造型されている
(p.293)、と評してゐるけれど、もし訓読語法
が、(本書でも若干言及のある)小松英雄のいふやうに、基底社会方言にもとづくものであるものであるとしたら――これは藤本・片桐の土左日記定家筆模写本
存在説のやうに文献実証的にも危うい議論
(p.274)かもしれないけど――、やつぱりパロール
なんぢやないか、とちよつと思つた。
まうひとつ、これは木村朗子、恋する物語のホモセクシュアリティをみたときにもおもつたのだけれど、中古文学業界では、ホモソとホモセクシュアリティを連続的なもののやうにとらへてゐるやうにみえるのだけれど、これらの批評概念がセジウィックによるものであるのならば、それは変なんぢやないかなあ。
ぜんたいに妙にもたついた感じ。フォーマットをしつてゐることが前提なのもだうかな。
文春文庫[こ-6-22];文藝春秋;581円(350円);文庫判;縦組;並製;220頁;;ISBN978-4-16-725622-7;
文庫オリジナルにちかいことをen-taxi誌の匿名コラムが注意してゐたので。
未来(3月号)、asta*(4月号)。
歴史文化ライブラリー265;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;6+226頁;;ISBN978-4-642-05665-6;
朝日新書140;朝日新聞出版;740円(借覧);新書判;縦組;並製;229頁;;ISBN978-4-02-273240-8;
うーん。ありがちな現代批判なうへに、題が内容をあらはしてない(むしろ、クウキ読みバカ、といふおもむき)。
ちくま新書616;筑摩書房;740円(借覧);新書判;縦組;並製;250頁;;ISBN4-480-06320-X;
みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;v+362頁;;ISBN4-622-04858-2;
岩波ブックレット748;岩波書店;480円(借覧);A5判;縦組;並製;69頁;;ISBN978-4-00-009448-1;
ブルーバックス B-1626;講談社;820円(借覧);新書判;縦組;並製;201頁;;ISBN978-4-06-257626-0;
文春文庫[ま-2-20];文藝春秋;629円(362円);文庫判;縦組;並製;348頁;;ISBN978-4-16-713820-2;
高島俊男解説だつたのでかつたのだつたけれど、あまりよい文章でもなかつた。本書の著者のこの手のエッセイはひさしぶりによんだけど、むかしはこんなにあからさまに種本のダイジェストではなかつた気がするなあ。といふか、藤貞幹のことを、これもわたしは日野の論文で知つた人物
とかいてゐて、そんなんでよく国文にくはしいづらできるな、とちよつとびつくりした(p.223。日野龍夫、偽証と古代学 : 近世尚古主義者の遊び)。
;新曜社;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;284頁;;ISBN978-4-7885-1129-3;
なかなかよかつた。焼け野が原――むかしMステで加護ちやんがタモリとのトークで、カラオケでこれをうたふとこたへてゐたやうな記憶があるなあ。関係ないけど――くらゐまでしかきいてないのだけれど、最近の曲もきいてみようかな。しかし、ほつそいなー、と思つてみてたら、最後のとこで、拒食症の治療のため入院、と出てゐて、びつくり。あと、テツヤ、つてだれ、筑紫哲也のことだつた。沖縄の市場では財布をもたずとも買物ができたのだとか。
今から二〇年以上も前、アメリカの某会議で講演をしたときのこと。異なる理論モデルが当時の複数の宇宙論的観測データをどの程度うまく再現できるかについて○△×の表を作成して説明した。なかなかわかりやすい表であると一人悦にいっていた私に「○と×はどちらが優れているという意味なのか」という質問がでた。そもそも何を聞かれているかすら、すぐには理解できなかった。日本人にとって、○は正解、×は不正解というのは全く自明のお約束である。しかし、実はこの約束自体、決して国際的に通用する絶対的取り決めではなかったのだ。その後の私的調査の結果によると、中国、イタリア、フランス、アメリカでは、正解は✓、完全な不正解は×とのこと。もし○がついているとその解答はどこかおかしいぞという意味をもつらしい。ロシアでは正解には何もつけず、不正解には×あるいは下線を引く。ドイツでは正解に✓、不正解に下線をつけることもあるが、それぞれ小さくr(richtig)、f(falsch)と書き込む先生が多いらしい(pp.39-40、注番号は略したけれど、注6に、
韓国人の知り合いに聞いたところ、やはり正解は○、不正解は×であるそうだ、とある)。
;作品社;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;385頁;;ISBN978-4-86182-208-7;
角川選書429;[発行]角川学芸出版、[発売]角川グループパブリッシング;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;202頁;;ISBN978-4-04-703429-7;
うーん。
講談社学術文庫1932;講談社;1,050円(借覧);文庫判;縦組;並製;301頁;;ISBN978-4-06-291932-6;「東北学へ1 : もうひとつの東北から」改題
近代日本の思想家11;東京大学出版会;3,500円(借覧);四六判;縦組;並製;v+411頁;;ISBN978-4-13-014161-1;
講談社学術文庫1934;講談社;1,050円(借覧);文庫判;縦組;並製;288頁;;ISBN978-4-06-291934-0;
脳科学のフロンティア;[発行]インターシフト、[発売]合同出版;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;377頁;;ISBN978-4-7726-9513-8;[原題]Maryanne Wolf, Proust and the Squid: The Story and Science of the Reading Brain
一往目次をうつしておく。
- はじめに 10
- Part I 脳はどのようにして読み方を学んだか?
- 第1章 プルーストとイカに学ぶ
- 文字を読む脳とニューロンのリサイクリング 16
- 口承の文化から文字の文化へ、文字の文化から新たな文化へ 37
- 読み方を学ぶ幼い脳 : 生後五年間の環境が将来を左右する 38
- ディスレクシア(読字障害)と情報イリテラシー 41
- 第2章 古代の文字はどのように脳を変えたのか?
- “読むこと”の始まり 46
- 人類が初めて口にした言葉? 48
- 文字の起源 : シンボルと認知の飛躍的向上 49
- 楔形文字 : ロゴシラバリーの登場と脳内回路の拡張 55
- 現代の最先端をすでに実践していたシュメールの読字教育 62
- シュメール語からアッカド語へ 67
- ヒエログリフが育んだ活発な脳 72
- 竜骨・亀甲・結縄 : 他の古代書記体系に見られる興味深いサイン 76
- 第3章 アルファベットの誕生とソクラテスの主張
- 初期アルファベットとその特徴 82
- アルファベットの成り立ち 87
- 口承文化とギリシャ・アルファベットの誕生
- フェニキア語の娘か妹か?
- アルファベットを読む脳は、優れているのか? 95
- 第一の主張 : アルファベットは効率性であらゆる書記体系を凌いでいる
- 第二の主張 : 斬新な思考を生み出すことにかけて、アルファベットに勝るものはない
- 第三の主張 : アルファベットは音声に対する意識を高め、読字の習得を促進する
- ソクラテスはなぜ書き言葉の普及を非難したのか 109
- 第一の反対理由 : 書き言葉は柔軟性に欠ける
- 第二の反対理由 : 記憶を破壊する
- 第三の反対理由 : 知識を使いこなす能力を失わせる
- Part II 脳は成長につれてどのように読み方を学ぶか?
- 第4章 読字の発達の始まり : それとも、始まらない?
- 小児期を分ける二つのシナリオ 124
- 第一のシナリオ : 早期リテラシーの大切さ 126
- 名前の気付きと認知システムの大きな変化
- 物語は他人を理解する能力を養う
- 書物がもたらす豊かさ
- 対象物の命名と文字の音読
- 幼児にはいつから文字を読ませたらよいか? : 早過ぎると逆効果も
- 字を書き始めるきっかけ : 型破りな規則
- 音素の認識と賢いマザー・グース : 音楽的トレーニングの可能性
- 幼稚園は読字の前段階を統合する場所
- 第二のシナリオ : 恵まれない読字環境 154
- 語彙の貧困と“夕食時の語らい”
- 中耳炎が言語発達におよぼす影響
- バイリンガルな脳と外国語学習への準備
- 第5章 子どもの読み方の発達史 : 脳領域の新たな接続
- 私の“マドレーヌ”を探して 164
- 文字を読む発達のプロセス : それは奇跡のような物語 165
- 読字発達にかかわる五つのタイプ 172
- まだ文字を読めない子ども 174
- 読字初心者の段階 175
- 音韻・音素の認識の発達
- 自動化できるようになる表象への変換
- “虫”がスパイになれる : 読字初心者の語意味の発達
- 意味の理解 : 読字指導における最大の誤り
- 意味を引き出す力、文脈を把握する力
- 意味の多義性への理解
- 読字初心者の脳 : 単語解読の基盤
- “解読に取り組んでいる読み手”の段階 192
- “サイト・チャンク”と“サイト・ワード”が重要
- “解読”から、“流暢な読み”の段階へ
- 与えられた情報を踏み越え、考える時間が始まる
- 感情は読解力を伸ばす
- 第6章 熟達した読み手の脳
- アメリカの子どもの四〇パーセントは“学習不振児” 205
- “流暢な解読者”から“戦略的な読み手”ヘ 207
- 皮質の旅 : 脳の経路の切り替え
- 熟達した読み手の脳とは? 218
- 500ミリ秒までのあいだになされること
- 最初のOミリ秒~100ミリ秒 : 注意の神経回路網の方向付け
- 50ミリ秒~150ミリ秒 : 文字の認識、セル・アセンブリとサッカードの働き
- 100ミリ秒~200ミリ秒 : 文字と音、綴りと音素の接続
- 200ミリ秒~500ミリ秒 : 意味ネットワークの活性化
- 意味知識と語形情報の連携
- 熟達した読み手の脳では、右半球の言語システムが大活躍する
- Part III 脳が読み方を学習できない場合
- 第7章 ディスレクシア(読字障害)のジグソーパズル
- ディスレクシアを見直す 247
- ディスレクシアになる四つの原因 250
- 第一の原理 : 古くからある構造物の欠陥
- 第二の原理 : 自動性獲得の失敗(処理速度の不足)
- 第三の原理 : 構造物間の回路接続の障害
- 第四の原理 : 異なる読字回路の使用
- 厄介な原理 : 言語によって異なる、障害の表れ方
- 遺伝子原因説の検討 281
- ディスレクシアの歴史からわかること 283
- 第8章 遺伝子と才能とディスレクシア
- エジソン、ダ・ヴィンチ、アインシュタインもディスレクシアだった 292
- 複数の遺伝子座の関与 302
- 第9章 結論 : 文字を読む脳から“来るべきもの”へ
- “より多く、より速い”はよいことか? 312
- オンライン・リテラシーの進展によって何か失われるのか? 316
- 知的潜在能力を伸ばせているか? 325
- “超越して思考する時間”という贈り物 331
- 読者ヘ : 最後に考えていただきたいこと 337
- 謝辞 338
- 注・参考文献 (1)
- 転載の許諾 (21)
- 解説 370
岩波新書(新赤版)1139;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;xiii+218頁;;ISBN978-4-00-431139-3;
世界思想ゼミナール;世界思想社;2,300円(借覧);四六判;縦組;並製;xii+274頁;;ISBN978-4-7907-1369-2;
普通にドラッグをやつて、そして普通にやめてゆくものなのだなあ。あとがきに本書ではディスコースといふことばをつかはないことをみづからに課したやうなことがかいてあつた。
;白水社;3,400円(借覧);四六判;縦組;上製;302+38頁;;ISBN978-4-560-02637-3;[原題]Alberto Manguel, Library at Night.
;勁草書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;xix+254+xviii頁;;ISBN978-4-326-15394-7;
シリーズ脳科学2;東京大学出版会;3,200円(借覧);A5判;横組;上製;xii+271頁;;ISBN978-4-13-064302-3;[監修者]あまり・しゅんいち(甘利俊一)、[執筆者]田中啓治/永雄総一/中沢一俊/渡邊正孝
;恒星社厚生閣;2,500円(借覧);A5判;横組;並製;xii+226頁;;ISBN978-4-7699-1087-9;[執筆者]いしかわ・りょーこ(石川良子)/おかもと・ゆーじ(岡本祐二)/たにもと・なほ(谷本奈穂)/つじ・だいすけ(辻大介)/ながた・なつき(永田夏来)/なかむら・ゆか(中村由佳)/はぶち・いちよ(羽渕一代)/まきの・ともかず(牧野智和)/まつたに・そーいちろー(松谷創一郎)/やまぐち・けーこ(山口恵子)
;JICC出版局;(借覧);四六判;縦組;上製;210頁;;ISBN4-7966-0265-8;
鶴見俊輔がやたらほめてたので。
講談社現代新書275;講談社;370円(100円);新書判;縦組;並製;229頁;;;
合掌。
シリーズ・道徳の系譜;河出書房新社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;178頁;;ISBN978-4-309-24455-6;
PHP文庫[た-5-17];PHP研究所;514円(1割引);文庫判;縦組;並製;220頁;;ISBN978-4-569-67182-6;
;法政大学出版局;3,400円(借覧);四六判;縦組;上製;ix+318頁;;ISBN978-4-588-67208-8;[執筆者]かわごえ・おさむ(川越修)/ともべ・けんいち(友部謙一)/なかの・ともよ(中野智世)/よしなが・なおこ(吉長真子)/たかおか・ひろゆき(高岡裕之)/おぎの・みほ(荻野美穂)/なかやま・まきこ(中山まき子)
;角川書店;(借覧);四六判;縦組;並製;286頁;;ISBN4-04-791506-8;[原題]James Surowiecki, The Widsom of Crowds: why the many are smarter than the few and hou collective widom shapes business, economies, societies, and nations
慈学社叢書;[発行]慈学社出版、[発売]大学図書;(借覧);四六判;縦組;上製;viii+306頁;;ISBN4-903425-06-1;
;勁草書房;(借覧);四六判;縦組;上製;xii+171頁;;ISBN978-4-326-65331-7;
;青土社;(借覧);四六判;縦組;上製;248+iv頁;;ISBN978-4-7917-6424-2;
ちくまプリマー新書064;筑摩書房;760円(借覧);新書判;縦組;並製;174頁;;ISBN978-4-480-68765-4;
;武蔵野書房;2,381円(借覧);A5判;縦組;並製;iv+179頁;;ISBN978-4-8386-0228-5;[執筆者]いー・はるき(伊井春樹)/しぶや・えーいち(渋谷栄一)/かとー・まさよし(加藤昌嘉)/ゲイ・ローリー(Gaye Rowley)/うんの・けーすけ(海野圭介)/たかはし・とーる(高橋亨)/じんの・ひでのり(陣野英則)/よこみぞ・ひろし(横溝博)/なかにし・さとこ(中西智子)/ありま・よしたか(有馬義貴)/もんざわ・かつしげ(門澤功成)/やまなか・ゆき(山中悠希)/おがわ・よーこ(小川陽子)/きむ・ひょすく(金孝淑)/おかべ・あすか(岡部明日香)/レベッカ・クレメンツ(Rebekah Clements)
平凡社新書225;平凡社;860円(1割引);新書判;縦組;並製;298頁;;ISBN4-582-85225-4;
図書(3月号)。
白のシャツに黒い短めのスカート(パンツなのかも)。足もとはブーツ。花屋のまへでスキップでもするやうなポーズで、溌剌とした笑み。メッセージは、落ち込んでるのはもうおしまい! 街にはHappyがあふれてる!
、といふもの。あー、自分の気持ちに正直になつたはうがいいみたいな少女漫画的な観念にうまうまととらはれて、惚れた腫れた、目眩いた
といふ思ひを口には決して出
すのではなかつたかなあ、と、このところ悔やんでばかりいる
のだけれど、ほんとおしまひにしなくては。
;ゆまに書房;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;266頁;;ISBN978-4-8433-2831-6;
その時長塚さんは何とも云へぬ「寂しーい顔」をした
(斎藤茂吉「長塚節氏を憶ふ」、「ホトトギス」大正4年3月号、p.75)、といふ音引きがちよつと目についた。といふか、長塚節童貞説といふのがあるんだなあ。
;東京大学出版会;(借覧);四六判;縦組;上製;x+259+6頁;;ISBN978-4-13-051314-2;
福田恆存評論集 第七卷;[発行]麗澤大學出版會、[発売]廣池學園事業部;(借覧);四六判;縦組;並製;1+365頁;;ISBN978-4-89205-547-8;
NET TRAVELLERS 200X;翔泳社;3,200円(借覧);A5判;横組;並製;334頁;;ISBN978-4-7981-1358-6;
インタビューページの配色がみづらいな。
;岩波書店;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;xvi+218頁;;ISBN978-4-00-023677-5;