中公新書1941;中央公論新社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;ix+221頁;;ISBN978-4-12-101941-7;
シリーズ言語対照〈外から見る日本語〉第1巻;くろしお出版;3,000円(借覧);A5判;横組;並製;iii+219頁;;ISBN978-4-87424-383-1;
目次をうつしておく。
- 「シリーズ言語対照」の刊行に寄せて i
- 第1章 序 / 定延利之(さだのぶ・としゆき) 1
- 第2章 レキシカルな韻律とフレーザルな韻律の関係 : 日本語共通語・新見市方言・中国語・マテンゴ語の対照 / 定延利之/友定賢治(ともさだ・けんじ)/朱春躍(しゅ・しゅんやく、ZHU Chunyue)/米田信子(よねだ・のぶこ) 15
- 1. はじめに
- 2. 日本語(岡山県新見市方言)
- 2.1 文アクセント
- 2.2 岡山県新見市方言での考察
- 2.2.1 全文高音
- 2.2.2 高音部連続
- 2.2.3 アクセント核の移動
- 2.2.4 一音特立
- 2.2.4.1 末尾上げ
- 2.2.4.2 ゆすり
- 2.2.5 イントネーション破り
- 2.3 この節のまとめ
- 3. 中国語
- 3.1 単語や連語レベルの声調変容
- 3.2 文中の卓立による声調変容
- 3.3 感動詞の声調変容
- 3.4 発話態度による声調の変容
- 3.5 声調変容が起きた音声の声調認知
- 3.6 この節のまとめ
- 4. マテンゴ語
- 4.1 マテンゴ語のアクセントについての基本知識
- 4.2 アクセント知識
- 4.3 Yes-No疑問文のアクセント
- 4.4 語アクセントとのかかわり
- 4.5 この節のまとめ
- 5. 日本語(共通語)
- 6. まとめと考察
- 第3章 発話態度の文化的特徴と「偽の友達」 : 日仏語の対照研究を通して / 昇地崇明(しょーち・たかあき)/Véronique Aubergé/Albert Rilliard 55
- 1. はじめに
- 2. 発話態度
- 2.1 声によって表される話者の態度
- 2.2 Cross cultural researchの重要性
- 2.3 偽の友達(False friends)
- 2.4 日仏語を対象とした発話態度の対照研究
- 3. 実験資料
- 3.1 発話態度のラベルと定義
- 3.2 発話者と音声資料
- 3.3 録音
- 4. 聴覚実験
- 4.1 被験者
- 4.2 刺激音の選定
- 4.3 実験方法
- 5. 実験結果
- 5.1 日本語母語話者
- 5.2 日本語学習暦のないフランス語母語話者(レベル0)の反応
- 6. フランス人日本語学習者の反応
- 6.1 被験者の日本語運用能力
- 6.2 レベル1のフランス人日本語学習者の反応
- 6.3 レベル2のフランス人日本語学習者
- 7. 音響分析
- 7.1 「丁寧」と「感心」にみられる韻律
- 7.2 「誠意」と「恐縮」の韻律に見られる特徴
- 7.3 「ぞんざい」な態度にみれれる韻律
- 7.4 問いかけのモダリティの発話態度に見られる韻律のパターン
- 8. 結論と今後の課題
- 第4章 否定応答詞の方言間対照 / 友定賢治 79
- 1. はじめに
- 2. 『方言文法全国地図4』の「いや,有るよ」
- 3. 「いいえ」のバリエーションのパターン
- 3.1 語彙型 : 岡山県新見市方言
- 3.2 音調型 : 青森県南津軽郡方言
- 3.3 単一型 : 首里方言
- 3.4 文表現型 ; 出雲方言
- 4. 位相差によるバリエーションについて
- 4.1 青森県南津軽郡大鰐町方言
- 4.2 岡山県新見市方言
- 5. 「いいえ」の音声
- 5.1 語頭の「イ」と「ウ」の対立
- 5.2 語中の「ン」と「ー」
- 5.3 「~ンニャ」の音形
- 6. 「いいえ」の音調
- 6.1 新見市方言の「インニャ」の音調
- 6.2 強調の音調の地域差
- 6.2.1 長音化とストレス : 岡山県新見市方言
- 6.2.2 打ち込み引き上げ : 出雲方言
- 6.2.3 りきみ : 熊本市方言
- 7. おわりに
- 第5章 外国語音声に見られるポーズと流暢性の分析 / 林良子(はやし・りょーこ) 93
- 1. はじめに
- 2. 音響分析方法
- 2.1 対象とした音声データ
- 2.2 音声分析方法
- 2.3 音声の評価方法
- 3. 分析結果
- 3.1 読み上げ文1
- 3.2 読み上げ文2(北風と太陽)
- 3.3 自己紹介文
- 4. 考察
- 第6章 句末昇降調について : 現れ方と成り立ち / 金田純平(かねだ・じゅんぺー) 103
- 1. はじめに
- 1.1 句末イントネーション
- 1.2 句末昇降調
- 1.3 本稿の目的
- 2. ミクロ的視点から1 : 句末昇降調の出現環境
- 2.1 先行研究
- 2.1.1 「区切りの強調」説
- 2.1.2 「ターンの維持」説
- 2.1.3 「相手への働きかけ」説
- 2.2 第4の説「言いよどみ」
- 2.3 言いよどみと句末昇降調の共起関係
- 2.3.1 方法
- 自然対話コーパス
- 対象となる発話
- 調査方法
- 句末イントネーションに基づく分類
- 2.3.2 結果
- 2.4 句末昇降調と句末延伸
- 2.5 言いよどみを生む心内処理 : 発話モニタリング
- 3. ミクロ的視点から2 : 断片化と文末詞
- 3.1 メッセージの断片としての発話
- 3.2 イントネーションユニットの構造
- 3.3 文末詞と句末昇降調
- 3.4 ミクロ的視点のまとめ
- 4. マクロ的視点から : 役割語とレジスター
- 4.1 句末形式と役割語
- 4.2 丁寧さとの関わり : 自然対話コーパスより
- 4.2.1 方法
- 対象となる発話
- 調査項目
- 分類基準
- 4.2.2 結果
- 4.3 まとめ : ネサヨ運動・ネハイ運動との関わりから
- 5. おわりに
- 第7章 日本人が空気をすするとき / 定延利之 129
- 1. はじめに
- 2. フィラー的な空気すすり
- 3. ポライトネスマーカー的な空気すすり
- 4. ヘッジ的な空気すすり
- 5. 現実の聞き手と架空の聞き手
- 6. 発言が後続しないフィラー的な空気すすり
- 7. おわりに
- 第8章 音声コミュニケーションにみられる発話キャラクタ / 中川明子(なかがわ・あきこ)/澤田浩子(さわだ・ひろこ) 149
- 1. はじめに
- 1.1 声の個人内バリエーション
- 1.2 人間の話者識別能力
- 1.3 本研究の目的
- 2. 実験方法
- 2.1 刺激音
- 2.2 実験参加者
- 2.3 手続き
- 3. 実験結果
- 3.1 実験結果の概観
- 3.2 個人内バリエーションは個人間バリエーションを越えるか
- 4. 話者の混同とその傾向
- 4.1 刺激音ごとに見る実験の結果
- 4.2 話者混同の傾向
- 5. 考察
- 5.1 声から想定される人物像
- 5.2 人物像に関するアンケート
- 5.3 7人の架空の人物像=7つの発話キャラクタ
- 6. まとめ
- 第9章 外国語発話音声に見られるキャラクタの習得 : 外国人力士のインタビュー分析を通して / 林良子 169
- 1. はじめに
- 2. 観察対象としたデータの概要および分析方法
- 3. 「力士らしさ」を体現するスピーチ・スタイル
- 4. 録画資料データの分析
- 5. 考察 : 琴欧州は何を習得したのか?
- 第10章 日本語/aN/と中国語/an, ang/における生成および知覚上の相異 / 朱春躍/本田清志(ほんだ・きよし) 183
- 1. はじめに
- 2. MRI動画の撮影と画像データ解析の方法
- 使用機材と撮影方法
- 被験者
- 発話テキスト
- 単語発話の速度
- 画像解析の方法
- 3. 生成面から見た中・日鼻音の相違
- 3.1 鼻音調音時の舌・声道の形状
- 3.1.1 後続子音が両唇音mの場合
- 3.1.2 後続母音が舌先・歯茎音dの場合
- 3.1.3 後続母音が後舌面・軟口蓋音gの場合
- 3.1.4 考察(1)
- 3.2 母音/a/調音時の舌・声道の形状
- 3.2.1 中国語an, angにおける母音aの相違
- 3.2.2 日本語/aN/+[m][n][ŋ]における母音/a/の実態
- タイプ1
- タイプ2
- タイプ3
- 3.2.3 考察(2)
- 3.3 単語発話の各セグメント区間の時間的分布
- 3.3.1 両唇子音m, bが後続する場合(図9)
- 中国語
- 日本語
- タイミングの比較
- 3.3.2 前舌子音n, dが後続する場合(図10)
- 中国語
- 日本語
- タイミングの比較
- 3.3.3 後舌子音k, gが後続する場合(図11)
- 中国語
- 日本語
- 3.3.4 考察(3)
- 4. nとngの知覚に「文脈」が必要なのか : 知覚実験による検証
- 4.1 実験方法
- 録音条件
- 4.2 実験の結果と分析
- 4.3 考察(4)
- 5. まとめ
- 6. 教育への提言
- 7. 今後の研究課題
- あとがき / 中川正之(なかがわ・まさゆき) 213
- 執筆者一覧 219
歴史文化ライブラリー222;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;6+214頁;;ISBN4-642-05622-X;
狐狸の類が蒸気機関車にばけてみたいなはなしも、いつごろからあるのかなー、とか思つた。
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