;明治書院;4,800円(借覧);A5判;縦組;上製;14+330頁;;;
目次をうつしておく。
- はしがき 1
- 凡例 13
- 序章 接続法に関する基本概念と研究法
- 一 接続とは何か 1
- 二 古代語と接続 4
- 三 研究法と留意点 6
- 第一章 已然形による接続法 : 確定条件法の前段階
- 一 意味関係の広がり 10
- 二 係助詞の介入 14
- 二の一 「こそ――已然形」の場合 15
- 二の二 前句末への係助詞介入 16
- 三 反語による中止表現 20
- 第二章 条件形式の成立
- 一 対応的な成立 24
- 二 「未然形+ば(連用形+は)」「已然形+ば」の成立 25
- 三 「終止形(連用形)+とも」「已然形+ども(ど)」の成立 29
- 四 「――け(――しけ)+ば(ども)」 32
- 第三章 「已然形+ば」の確定条件法
- 一 「已然形+ば」の意味関係 35
- 一の一 因由性 35
- 一の二 機縁性 39
- 一の三 呼応性 40
- 一の四 志向性 42
- 二 「ぬに」の「ねば」 44
- 二の一 はじめに 44
- 二の二 従来の諸説 45
- 二の三 結果の暗示性 51
- 二の四 場面性の両立 54
- 二の五 「ねば」の表現性 55
- 三 「已然形+ば」の表現性 57
- 第四章 「已然形+ど・ども」の確定条件法
- 一 「已然形+ど・ども」の意味関係 62
- 二 対立性と下位の意味関係 63
- 二の一 因果対立性・因由不在性 63
- 二の二 期待無効性 66
- 二の三 二者対比性・反面随伴性 68
- 二の四 意志対抗性 72
- 三 前置性 76
- 四 「已然形+ど・ども」の表現性 77
- 第五章 「已然形+ば」「已然形+ど・ども」の一般条件法
- 一 一般条件法とは 80
- 二 確定条件法との関連 82
- 三 一般条件表現の構造 84
- 四 一般条件法と仮定条件法 87
- 第六章 仮定条件法の特色
- 一 可能性の表現形式 89
- 二 順接仮定における帰結の保証性 91
- 三 逆接仮定における帰結の保証性 92
- 四 仮定条件法の意味関係 95
- 第七章 仮定表現の類型と諸相
- 一 はじめに 99
- 二 四種の類型 100
- 二の一 疑問仮定 102
- 二の二 現実仮定 104
- 二の三 非現実仮定 108
- 二の四 一般仮定 113
- 三 おわりに 115
- 第八章 「ずは」の表現性
- 一 橋本進吉説の問題点 117
- 二 現実仮定の「ずは」 120
- 三 前句の目的的性格 122
- 四 結果的表現 124
- 五 おわりに 128
- 第九章 「を・ものを」による接続
- 一 接続助詞「を・ものを」の成立 132
- 一の一 従来の説をめぐって 132
- 一の二 統覚の変化と文構造の転換 133
- 一の三 前句の述体化 136
- 一の四 「ものを」形式と体言下接用法 137
- 二 「を・ものを」の意味関係 140
- 二の一 対立性 140
- 二の一の一 現実忌避性 140
- 二の一の二 二者対比性 142
- 二の一の三 因果対立性 144
- 二の二 志向性 145
- 二の三 因由性 147
- 二の四 齟齬性 148
- 三 「を・ものを」形式の中止表現 149
- 四 「を・ものを」の表現性 152
- 第十章 「に」の接続法とその関連形式
- 一 接続助詞「に」の成立 155
- 二 「に」の意味関係 157
- 二の一 場面性 157
- 二の二 累加性 161
- 二の三 条件形式との関連 162
- 二の三の一 機縁性 163
- 二の三の二 因由性 165
- 二の三の三 対立性 167
- 二の三の四 仮定性 170
- 二の四 志向性 172
- 三 「に」の表現性 174
- 四 場面性を基本とする「に」の関連形式 175
- 四の一 「なへ(に)」「うへに」 176
- 四の二 「あひだ(に)」 178
- 四の三 「ほど(に)」 180
- 四の四 「うちに」 182
- 四の五 「それに」 186
- 第十一章 「ク語法+に」の表現性
- 一 はじめに 189
- 二 「に」の接続法との対応 191
- 三 対立性 : 否定への集中 194
- 四 志向性・二重否定・到置 199
- 五 「ク語法+に」の中止表現 206
- 六 結び : 「ク語法+に」の表現性 211
- 第十二章 体言の意義に基づく接続形式とその周辺
- 一 「から」に基づく接続形式 215
- 一の一 「ながら」 215
- 一の二 「からに」 221
- 一の三 「ものから」 226
- 二 「ままに(まにまに)」 230
- 三 「ゆゑ・ものゆゑ」 233
- 四 「の・ものの」・「が」 236
- 四の一 「の・ものの」 236
- 四の二 「が」 240
- 五 「ものは」「さるは」 242
- 六 動詞の意義に基づく形式 251
- 第十三章 「て」「つつ」の表現性
- 一 はじめに 255
- 二 「て」の表現性 256
- 二の一 基本的意味関係 256
- 二の二 条件形式との関連 258
- 二の三 「を」「に」「つつ」との関連 263
- 二の四 方法性・修飾関係・転成 265
- 二の五 結び : 「て」の表現性 268
- 三 「つつ」の表現性 271
- 第十四章 用言連用形による接続とミ語法
- 一 中止法と時間的前後 278
- 二 文脈依存の意味関係 282
- 三 ミ語法の表現性 286
- 四 ミ語法の背景 292
- 第十五章 古代語の接続法
- 一 成立から見た接続形式 298
- 二 各接続形式の表現性 301
- 三 古代語の接続法 306
- 三の一 機能の両立性・連続性 306
- 三の二 文脈依存の関係表示 308
- 三の三 情意の強さと中止表現 312
- 三の四 古代語における分析化の傾向 315
- 後記 319
- 索引 323
遅い人、だと思つてゐたのだけれど、襲ひ人のダブルミーニングなのかな。べつに本作が障碍者へのいらざる偏見をまねくことになるのではないか、とは思はないのだけれど、クライム映画としてぬるいやうな気がするのは、テーマへのもたれかかりがあるんぢやないか、とは思つた。
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