堺雅人――作品のはじめでの作中年齢が同い年だつたよ――人気なのか、レディスディのためもあつてか、40人くらゐはひつてゐたなかで、男性はわたくしもいれて3人程度だつた。それなりに。ケータイ。田中あさみがわりあひ印象的。
;明治書院;7,800円(借覧);A5判;縦組;上製;4+422頁;;;
目次をうつしておく。
- 第一章 和語の性格
- 源氏物語を通して見た和語動詞の性格について 2
- はじめに
- 一 現代の文章において和語の果たしている役割 3
- 二 和語の基礎的な動詞の性格 : 活用形式と意味との関係 9
- 和語の基礎的な語形
- 和語の一・二音節動詞の性格
- (イ) 四段動詞と上二段動詞との比較
- (ロ) 下二段動詞の性格
- 三 和語動詞の派生 18
- (イ) 和語動詞の派生力
- (ロ) 三音節の派生動詞
- (ハ) 四音節の派生動詞
- 四 和語動詞の複合 21
- 源氏物語の形容詞について : 語基の構成方式と語基の性格を中心に 26
- はじめに
- 一 語基の性質と語基末尾の音との関係 30
- 形容詞語基の末尾母音
- 形容詞語基の末尾の音節
- 二 語基の音節数と語基構成方式との関係 34
- 三 形容詞語基と動詞語尾との関係の仕方 37
- 形容詞語基と一音節動詞語尾との関係
- ク系語基と動詞語尾との関係の仕方
- シク系語基と動詞語尾との関係の仕方
- 反復型語基と動詞語尾との関係の仕方
- 形容詞語基と二音節動詞語尾との関係
- 四 形容詞語基と体言(形容動詞語幹及び名詞)との関係 49
- 語基と形容動詞語幹との関係
- 形容詞と名詞構成の「さ」との関係
- 形容詞語基の名詞修飾方式
- 五 形容詞語基と副詞との関係 53
- まとめ
- 第二章 語彙と作品の性格
- 和泉式部日記の諸本とその語彙 58
- はじめに
- 一 和泉式部日記の系統の異なる諸本の間では語彙にどれくらいの相異があるか 59
- 二 和泉式部日記の同系統に属する諸本の間ではどれくらいの確率でその系統の語彙的特色が保たれているか 63
- 三 最も異文の生じやすい語彙は何か 67
- 和泉式部日記の語彙的特色 71
- はじめに
- 一 和泉式部日記と源氏物語との語彙の共通率について 71
- 二 和泉式部日記語彙の品詞別百分率について 73
- 三 和泉式部日記の異なり語数とその言語量との関係について 76
- 四 和泉式部日記の名詞について
- 結び
- 第三章 和文体と訓読文体における語義の相異
- 「あぢきなし」における二つの意味 82
- はじめに
- 一 訓読文における「あぢきなし」の意味について 85
- 日本書紀古訓の「あぢきなし」
- 宇津保物語の「あぢきなし」
- 遊仙窟傍訓などに見られる「あぢきなし」の一用法
- 二 和文における「あぢきなし」の意味について 94
- 万葉集の「あづきなし」
- 平安朝文学の「あぢきなし」
- 三 「あぢきなし」を通して見た源氏物語と枕草子 100
- 源氏物語の「あぢきなし」
- 枕草子の「あぢきなし」
- 枕草子類聚段と「あぢきなし」と 108
- はじめに
- 一 類聚的章段の表現様式 108
- 「山は」型章段の表現様式
- 「あさましきもの」型章段の表現様式
- 二 「あさましきもの」型章段の性格 114
- 三 枕草子の「あぢきなきもの」の段と「あぢきなし」の意味について 117
- 上代における「あぢきなし」の意味の二系列
- 「あぢきなし」の客観的意味
- 枕草子の「あぢきなし」
- 中古における「あぢきなし」の主情的意味
- むすび
- 第四章 語と表現形成
- 「桐壺巻」冒頭の解釈 : 「あいなく」「あぢきなう」を中心に 130
- はじめに
- 一 「あいなく」をめぐって 140
- 人々の登場
- 女御・更衣の反応
- 上達部・上人の反応 : 「目をそばむ」
- 「あいなく」の解釈
- 二 「あぢきなう」をめぐって 160
- 源氏物語の複合動詞 171
- 一 「思ひ」を前項とする複合動詞について 171
- 二 「おぼし疑ふ」について 176
- 第五章 和歌・和文の助詞・助動詞
- 和歌・和文の助動詞の体系 I : 相互承接の順序と接続との関係 190
- はじめに
- 資料および対象の限定
- 助動詞の位置づけ
- 助動詞の範囲
- 一 助動詞の分類 192
- 助動詞研究の趨勢
- これまでの助動詞の分類
- 二 接続による分類の検討 201
- 助動詞はどんな活用形にでも接続するのか
- 助動詞の接続する活用形
- I 連用形とそれに付く助動詞
- II 終止形とそれに付く助動詞
- III 未然形とそれに付く助動詞
- まとめ
- 和歌・和文の助動詞の体系 II : 相互承接の順序と意味との関係 231
- はじめに
- 一 相互承接を考慮した助動詞の分類 : これまでの主な研究 232
- 二 奈良時代における助動詞相互の承接について 236
- 1 相互承接表 236
- 2 動詞に接続する助動詞 その一 : 使役・自発・受身の形式 239
- a 可能の形式の成立について
- b 使役・自発・受身の助動詞が未然形に接続することの意味
- c 助動詞「ゆ(る)」の基本的意味と派生的意味
- d 使役の意味の性格及び、「使役」と「自発・受身」との意味の対応
- e 使役の助動詞と受身の助動詞との相互承接
- 3 動詞に接続する助動詞 その二 : いわゆる完了・存続の形式 251
- a 「ぬ・つ」「り・たり」の活用に関する問題点
- b 「ぬ・つ」「り・たり」の成立
- c 「ぬ」「つ」の意味の違い
- d 「り」「たり」の意味
- e 「ぬ」「つ」と「り・たり」の意味的関連について
- f 第二グループの助動詞の相互承接について
- g 「ぬ」「つ」の性質の変遷
- 4 用言及び用言相当の単位を構成する「なり」「たり」について 269
- 5 用言に接続する助動詞 その一 273
- (1) 否定の形式
- a 「ず」の活用形式の成立
- b 「ず」と「じ」との関係
- c 否定の助動詞の接続する範囲と日本語における否定の性質
- (2) 推定の形式
- a 「べし」について
- b 「ましじ」について
- 6 用言に接続する助動詞 その二 284
- (1) 存在詞性のもの : 現時点における状況判断の形式
- a 終止形につく「なり」について
- b 「けり」について
- (2) 特殊活用型のもの : 記憶・回想の形式
- (3) 動詞性のもの : 予想・推量の形式
- (4) 形容詞性のもの : 想定の形式
- a む・まし
- b らし・らむ
- c けむ
- d じ
- 三 平安時代における助動詞相互の承接について 311
- 1 相互承接表
- 2 指定表現の変遷
- 3 「まほし」の成立
- 4 「ぬ」「つ」の性質の変化
- 5 「まじ」の成立と平安時代の「べし」
- 6 「めり」の成立と平安時代の「終止なり」
- 係助詞「こそ」について 329
- 一 「ぞ・なむ・こそ」の強調の仕方 329
- 1 「ぞ」の強調
- (1) A類の「ぞ」
- (2) B類の「ぞ」
- 2 「なむ」の強調
- 3 「こそ」の強調
- (1) 独立句の「こそ」
- (2) 従属句の「こそ」
- 二 係助詞「こそ」を通してみた源氏物語と枕草子 350
- 1 枕草子の切れる「こそ」と源氏物語の続く「こそ」
- 2 「こそ―已然形」の用法の展開
- (1) 条件型
- (2) ノニ型
- (3) 切レ結ビ型
- 3 「こそ―已然形」の用法とその表現性
- 4 「こそ―已然形」の使い方を通して見た源氏物語と枕草子
- 5 源氏物語における「こそ」と「なむ」
- 第六章 平安時代の文章活動
- 平安時代の公的文章活動 366
- はじめに
- 一 実用的な文章活動 367
- 概観
- 1 法典の制定
- 格・式の時代
- 弘仁・天長期の格式
- 貞観期の格式
- 延喜・延長期の格式
- 2 公文書の作成
- 勅命伝達の文書
- 天皇に奉る文書
- 官庁のとり交わす文書
- 宣旨
- 駢儷文
- 3 国史の修撰
- 国史修撰の仕組み
- 国史修撰の態度
- 平安期の国史の特色
- 4 公家の日記
- 公家日記の性格
- 公家日記の文章
- 二 文学的な文章活動 385
- 1 漢詩文
- 勅撰詩集の時代
- 別集の時代
- 2 和歌
- 女手と和文 392
- はじめに
- 一 漢字・漢文の地位 393
- 二 かな文字と文章との結び付き 396
- 索引 409
- 既発表論文と本書との関係 417
- あとがき 419
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