講談社学術文庫1883;講談社;880円(借覧);文庫判;縦組;並製;243頁;;ISBN978-4-06-159883-6;
目次をうつしておく。
- プロローグ 漢字ブーム 7
- 二五〇万以上もの受験者
- 「ハラカ」 : 漢検一級の問題
- 受験者の大半は若者
- 好き嫌いのある文字
- 第一章 漢字との出会い 17
- 1 活版印刷屋の息子に生まれて 17
- 原っぱ育ちの世代
- 生家は印刷屋
- 活字を買いにいく
- 「文選」という仕事
- 「画数」という曲者
- 「卍」は何画か?
- 「牙」は四画か五画か?
- 恩師が出した課題
- 「巨」は《工》部
- 活字の配列方式
- 2 名もなき人びとの文字 38
- 中国文学へのあこがれ
- 中国ブームの時代
- 小川環樹先生のこと
- 基礎科学としての「小学」
- 鄭樵の文字学を卒業論文に
- 新しい文字学の萌芽
- 違和感
- 開けられていない小箱
- 第二章 古代文字を楽しむ 58
- 1 はじめて文字が使われたとき 58
- もって生まれた母語
- 人類最古の文字「古拙文字」
- ヒエログリフの装飾的効果
- ロゼッタ石という奇跡
- 七、八百もの文字の種類
- 原始時代の情報伝達
- 情報を記録して伝達すること
- 古代文字に描かれた「魚」
- 絵画は文字にはなりえない
- 絵文字から文字へ
- 富士山か槍ヶ岳か
- ものの形からできた漢字
- 2 漢字のルーツをさぐる 82
- 足跡から動物の姿を思い浮かべる : 漢字の発明伝説
- 四つの目を持つ人物 : 蒼頡のイメージ
- 象形文字誕生の実際
- 漢字に見える象形文字
- エジプトの象形文字
- キリンの象形文字 #決定詞
- 象形文字解読のキー
- 財産のシンボルとしての「貝」
- 第三章 古代文字の世界に遊ぶ 97
- 1 漢字の作り方 97
- 「文」と「字」 : 重層的構造
- 具体的かつ絵画的に : 象形
- 本、未、刀の由来 : 指事
- 真の勇気は休戦? : 会意
- 「武」の真の意味
- 「櫻」と「梅」 : 形声の作り方
- 「歔欷」はキョキとよむ : 形声の効用
- 2 古代中国人の世界を読む 112
- 「六書」だけにたよることの危険
- 「おんな」をあらわす文字
- 「奻」の意味
- 造字における普遍と特殊
- 古代中国の造字状況を分類する
- 見たままの象形文字
- 中国独自の社会的背景をもつ漢字
- 「当て字」という方法=仮借
- 「東」は信玄袋の形
- 「万」と「卍」の関係
- 第四章 漢字の宇宙 137
- 1 増えつづける漢字 137
- もっとも多くの漢字を収録する字典
- 方言字・国字から未公認の簡体字まで
- 表音文字と表意文字
- 「克林頓」、「布什」 : 音訳字という例外
- 使用時間最長の文字
- 時代に応じて作られる新しい文字
- 歴史的な蓄積
- 永遠に範を垂れる字書を
- 誰もが使ったことがない漢字
- 2 海を渡った漢字 165
- 東アジア漢字文化圏
- 国際共通文字
- 朝鮮通信使との漢文での交流
- 木簡に登場する「鰯」
- 第五章 現代日本と漢字 175
- 1 漢字制限論の流れ 175
- 漢字の危機
- かな書きの日本語
- 「古くさい」文字
- 漢字パズルに夢中になる学生
- デフォルトとしての漢字
- 「目安」としての常用漢字表
- コンピュータで扱われる漢字
- パソコン・ワープロでは書けない漢字
- 漢字はどれくらい必要か
- 2 コンピュータ時代の漢字 195
- 「電子式日本語タイプライター」の登場
- ペンからキーボードへ
- 「単身不妊」、「耳鼻淫行科」!?
- 「親指族」
- 作文とメール
- 「書は人なり」という呪縛
- 電子メールと漢字ブーム
- 音声か文字か
- 永遠の回帰の対象
- エピローグ 漢字の未来 215
- 甲骨発見一〇〇周年
- エピソードの真相
- 甲骨文字はなぜ読めたか
- 甲骨文字における意味の明示法
- 西暦一〇〇年の文字研究
- 「即」と「既」の違い
- 現代のピクトグラム
- 新しい時代の文字
- まとめにかえて 233
- 学術文庫版のためのあとがき 237
- 索引 243
講談社現代新書331;講談社;420円(100円);新書判;縦組;並製;182頁;;ISBN4-06-115731-0;
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