明石ライブラリー116;明石書店;(借覧);四六判;縦組;上製;366頁;;ISBN978-4-7503-2673-3;
目次を写しておく。
- まえがき / 遠藤織枝(えんどー・おりえ) 3
- 第I部 シンポジウム「ことばとジェンダーのこれからを考える : 寿岳章子さんの志をうけついで」から
- 第1章 志を貫いた寿岳さん : 研究と実践の見事な一致とともに / 遠藤織枝 18
- 1 女学生の寿岳さん 18
- 2 女性差別のある教育制度を憤る 29
- 3 抄物研究 30
- 4 『日本語と女』 42
- 5 「憲法を守る婦人の会議」と「答責会議」 48
- 6 現代日本語研究会のメンバーとして
- 第2章 歌に見る女性像・男性像 / 金秀容(キム・スヨン) 64
- はじめに 64
- 1 寿岳章子の調査 65
- 2 寿岳の調査結果と現代の日本の大衆歌謡との比較 67
- 3 現代の日本の大衆歌謡と韓国の大衆歌謡との比較 77
- 4 おわりに 88
- 第3章 寿岳氏の先駆性 / 柴本‐スミス・ジャネット(シバモト・スミス・ジャネット) 91
- 1 モダンな寿岳氏 93
- 2 ポストモダンな寿岳氏 100
- 第4章 少女から見た言葉の教育 : 戦前・戦中の労働新聞と少女雑誌から / 鷲留美(わし・るみ) 111
- 1 女学生の寿岳さんとその時代 112
- 2 国語政策と「女らしい言葉遣い」 113
- 3 少女と階層 114
- 4 女工の意見 119
- 5 女学生の意見 123
- おわりに 127
- 第5章 思いを熱く共有しあった場としてのシンポジウム : 「ことばとジェンダー」研究の現在 / 熊谷滋子(くまがい・しげこ) 131
- 1 シンポジウムのまとめ 132
- 2 「ことばとジェンダー」研究の現在 140
- 第II部 「ジェンダー」への理解を深め、広めるために
- 第1章 ジェンダーの教育実践例 / 小矢野哲夫(こやの・てつお) 150
- はじめに 150
- 1 男女共同参画の意識 152
- 2 授業での取り組み 155
- 3 事例の紹介 157
- 4 授業効果と期待 162
- 第2章 高校における「ジェンダー」 : その「傾向と対策」を九九%の側から考える / 小林美恵子(こばやし・みえこ) 165
- 1 学校とジェンダー : 都立高校教員としての体験 165
- 2 男女混合名簿の広がり 168
- 3 バックラッシュが始まった 170
- 4 九九%のために何ができるのか 173
- 5 性教育と言葉 175
- 6 国語教材をジェンダー的視点で見ると 177
- 7 『こころ』の授業 181
- 第3章 日本語教師とジェンダーに関する一考察 : 「そのネクタイ、すてきですね」をどう扱うか / 萩原秀樹(はぎわら・ひでき) 188
- はじめに 188
- 1 国内日本語教育の現場から 189
- 2 ジェンダーから眺めた日本語テキスト 191
- 3 指導者と学習者 195
- 4 日本語教育への示唆 198
- おわりに 202
- 第4章 スリランカのジェンダー学と女性運動 / イミヤ・カマラ・リヤナゲ 206
- 1 ペラデニヤ大学 206
- 2 女性で初の学部長 207
- 3 初めてのジェンダー学 210
- 4 ジェンダーとの出会い 215
- 5 政治におけるスリランカの女性 218
- 6 Independent Women's Collectivの結成 223
- 第III部 ことばとしての「ジェンダー・フリー」 : 言語的意味と行政による禁止の動き
- 第1章 「ジェンダー・フリー」の言語領域からの分析 : "gender-free"の誤用と「ジェンダー・フリー」の混乱 / 佐々木恵理(ささき・えり) 228
- はじめに 228
- 1 「ジェンダー」の導入 229
- 2 「ジェンダー」はどれくらい認識されているか 231
- 3 「ジェンダー・フリー」を読み解くために 233
- 4 「ジェンダー・フリー」の分布図 237
- 5 日本語人のことばと言語改革への態度 249
- 6 ことばを発信するということ 252
- 7 バッシングと闘うために 254
- 第2章 東京都議会・地方自治体における「ジェンダー・フリー」禁止の経緯と現状 / 戸張きみよ(とばり・きみよ)/藤田恵(ふじた・めぐみ) 263
- 1 東京都議会におけるジェンダー・フリー論争 263
- 2 地方自治体の「ジェンダー・フリー」 288
- 第3章 地方行政でのジェンダーの取り組み / 田中優子(たなか・ゆーこ) 300
- はじめに 300
- 1 世田谷区における女性政策の沿革 303
- 2 世田谷区におけるジェンダー関連の動き(議会質問より抜粋) 311
- 3 男女共同参画に関する世田谷区独自の取り組み 328
- おわりに 331
- 索引 364
明石ライブラリー67;明石書店;(借覧);四六判;縦組;上製;329頁;;ISBN978-4-7503-1970-4;
これはいいな。目次を写しておく。
- はじめに : この本ができるまで(山本真弓) 9
- 言語的近代とは、なにか?
- 南アジアでの言語体験
- 「人工語」で育てられた赤ん坊の話
- 地域研究とエスペラント研究 : 「外部」に居続けるか、「内部」に迎えられるか
- 近代アカデミズムを超えて
- わたしたちの試み
- 第一部 言語的近代の成り立ち 29
- 1 「韓国語」という呼称は、どこからきたのか 30
- ひとつの言語に、たくさんの呼称!
- 呼称は、視点を表す
- 愛人(エイン)は、恋人(こいびと)!
- 宇宙人から見た地球語とは?
- 自称が分裂しているとき : 他称の可能性について
- 2 〈通じる〉のに、別の言語/〈通じない〉のに、同じ言語 45
- 朝解語は、日本語の「方言」だった!?
- 政治が〈ひとつのことば〉を創出する
- 「数えられない」ものを、「数える」ために
- 3 国家の名まえが言語の名まえになるとき 54
- 「バイリンガル」は、「奇形」だった!
- 文法は、誰のため?
- 日本語が日本全国で通じる理由
- 東亜の共通語を目指して
- つくられなければならなかった、日本語
- 4 ドイツ型ナツィオーンでもフランス型ナシオンでもなく : 南アジアのネーション 75
- ヨーロッパという〈他者〉
- 「ヒンドゥーとムスリムはふたつの異なるネーションである」
- 文字がことばを分かつ
- アイデンティティの所在 : 言語と宗教をめぐって
- 近代化された多言語状況
- 南アジアの言語問題
- 5 ヒトが新しいことばを作るとき 97
- 「橋渡し機能」と「群れ機能」
- もし、言語共同体という「群れ」からはじき出されたら
- ユダヤ人は、ロシア人になれない
- 「ユダヤ教徒」から、「ユダヤ民族」へ
- 「民族主義」を超えるために
- 第二部 ことばについて、〈われわれ〉が語ってきたこと 119
- 6 ことばが〈できる〉〈できない〉とは、どういうことか? 120
- 「わかるけど、しゃべれない」「しゃべれるけど、読めない」
- 言語統計の読み方
- 「誰」が「なに語」を〈できる〉のか?
- 朝鮮語が〈できる〉日本人と、日本語が〈できる〉朝鮮人 : その非対称性について
- 認定するのは、誰か?
- 7 ひとつではない〈母のことば〉 138
- コミュニケーション・スタイルという考え方 : 言語を超えた観点
- 〈母語〉概念のイデオロギー性
- 話しことばと書きことば : なに語でものを考えるか?
- ことばを、どのようにして、身につけるか?
- 〈母語〉神話から解放されるために
- 8 〈やさしい言語〉〈むずかしい言語〉とは、どういうことか? 156
- 9 あらゆる言語は、固有の価値をもつ 161
- 新語のつくり方
- 「ワニ」の動詞形 : 「ワニる」って、なに?
- 「国際的」は、非‐国際的
- 10 「ことばの変化」と「ことばの乱れ」は、どう違うか? 172
- 言語は必要に応じて変化する
- 「男」(malino)は「女」(ino)から派生した
- 11 「翻訳する」とは、どういうことか? 182
- 誰のための翻訳か?
- 「エトランジェ」って、どんな人? : フランス語からの翻訳
- 翻訳者は創造者である
- 第三部 言語的近代を超える営み 197
- 12 近代言語学が扱ってこなかった言語 198
- 手話は、日本語ではない
- 音声言語に囲まれて : ろう者の多言語性
- 「身振り・手振り」と「完全な手話」とのあいだ
- 絶滅しない少数言語
- ろう文化への視点
- 13 自分の意思で選ぶ言語 216
- コトバの「所有権」
- 書斎で考案された言語
- 「血と地」から解放されるために
- 14 日本語を選んだ作家たち 229
- 植民地支配下の日本語作家
- 英語ではなく、日本語で
- 作家が言語を選ぶとき
- 15 〈国際語〉概念の解体と〈国際語〉の現実 248
- 〈国際語〉は、どこでも通じる?
- Englishes : さまざまな英語たち
- 16 東アジアにおける〈国際語〉とは? 257
- 〈国際〉と〈intemacia〉の違い
- 日本におけるエスペラントの担い手たち
- 「大東亜共通語」としてのエスペラント
- エスペラントの「第二国語」化 : 北一輝のもくろみ
- 17 英語の〈国際語〉化と少数言語の関係 : ヨーロッパの事例 279
- 小さきことばたちの権利
- 英語は少数言語を救う?
- われわれにとって、言語とは、どのようなものなのか?
- 18 「われわれは、エスペラント人である」という主張 291
- 「少数言語」としてのエスペラント : ラウマ宣言
- エスペラント自治共同体 : 〈民族〉のパロディー
- おわりに : 〈通じない〉けど〈わかる〉、〈通じる〉のに〈わからない〉 303
- わたしたちの授業の試み
- 〈多言語状況〉を生きる意味
- 注 314
- 参考文献 316
- あとがき 325
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