講談社学術文庫1868;講談社;1,100円(借覧);文庫判;縦組;並製;343頁;;ISBN978-4-06-159868-3;
通俗的なサービスにあふれるわりにはおもしろいわけでもなかつたけど、谷村美月のたたずまひはわるくなかつた。といふか、おつぱいおほきいなあ。あと、超ひも理論から白鳥たんこと松本莉緒――あんなおめめパッチリだつたつけ――のヒモになるのを妄想するシーンもよかつた。
グーグーの前売りを買ふ。
;明治書院;9,515円(借覧);A5判;縦組;上製;7+6+572頁;;ISBN4-625-42074-1;
目次を写しておく。
- 序
- 『改訂近代語の成立・語彙編』序
- 英和辞書における訳語
- 第一章 英和辞書における訳語の変遷 2
- 1 辞書の選択 2
- 第一期
- 第二期
- 第三期
- 第四期
- 2 訳語の抽出 6
- 3 各辞書における訳語法の特質 7
- 薩摩とヘボン
- 薩摩に句の多い原因
- 柴田への展開
- 島田・井上への展開
- 4 語構成の変遷 17
- 語構成の方法
- 第一類と第二類の分布
- 基本和語
- 組み合わせ和語
- 句
- 漢語
- 5 訳語の品詞と語構成 30
- 第一類・第二類の割合
- 名詞と動詞
- 第二章 英和辞書に与えた蘭学の影響 / 田島尚子 38
- 1 『英和対訳袖珍辞書』の特徴 38
- 句による概念の説明
- 単語訳では和語が多い
- 難語が少ない
- 2 『和蘭字彙』との比較 40
- 数値的に見た『和蘭字彙』からの影響
- 訳語の性質
- (a) 全く同じ訳語
- (b) 概念の類似した訳語
- (c) 新たに加えられた訳語
- (d) 捨てられた訳語
- (e) 独自の訳
- (f) 全く異なる訳
- 第三章 英和辞書に与えた英華字典の影響 55
- 1 英華字典の概要 55
- 主たる『英華字典』
- ロブシャイドの『英華字典』
- ① 吉田賢輔ら編『英和字典』
- ② 柴田昌吉、子安峻『附音挿図英和字彙』
- ③ 敬宇中村先生校正、津田仙、柳沢信大、大井鎌吉同訳『英華和訳字典』
- ④ 柴田昌吉、子安峻『増補訂正英和字彙』第二版、同再版
- ⑤ 羅布存徳著、井上哲次郎訂補『増訂英華字典』
- ⑥ 「術語辞典」
- 2 英和辞書とロブシャイド 61
- 翻訳書における訳語
- 第四章 翻訳書に与えた英華字典の影響 96
- 1 中村正直訳『自由之理』(明治五年) 96
- ロブシャイドと一致する語
- ロブシャイドの訳語を修正している語
- (1) 書き下し
- (2) 中国語法の和訳
- (3) 文字の倒置
- (4) 二語の組み合わせ
- (5) 主要漢字の選択
- (6) 中国語の意訳で漢字の一部が共通するもの
- ロブシャイドの訳語と異なっている語
- (1) 中国語の意訳に相当するが漢字の異なるもの
- (2) 独自の訳語かと思われるもの
- 2 西周訳『利学』(明治十年) 106
- ロブシャイドの訳語と全く一致する訳語
- (1) ロブシャイド、英和字彙の両者と一致する訳語
- (2) ロブシャイドのみと一致する訳語
- ロブシャイドの訳語を修正している語
- (1) 中国語法の和訳
- (2) 文字の倒置
- (3) 二語の組み合わせ
- (4) 主要(もしくは平易な)漢字の選択
- (5) 文字の入れ換え
- (6) 語(字)の省略と補足
- ロブシャイドの訳語と異なっている語
- (1) 『英和字彙』(初版)のみと一致するもの
- (2) 独自の訳語かと思われるもの
- 3 佐藤喜峰訳『天路歴程』(明治十二年) 118
- ロブシャイドと全く一致する訳語
- (1) ロブシャイド、英和字彙の両者と一致する訳語
- (2) ロブシャイドのみと一致する訳語
- ロブシャイドの訳語を修正して採用している語
- (1) 書き下し
- (2) 中国語法の和訳
- (3) 文字の倒置
- (4) 二語の組み合わせ
- (5) 主要漢字の選択
- (6) 文字の入れ換え
- (7) 語(文字)の省略と補足
- ロブシャイドの訳語と異なっている語
- (1) 『英和字彙』(初版)と一致する訳語
- (2) 漢訳『天路歴程』の影響を受けていると思われる訳語
- 4 その後の翻訳 128
- 5 中国語採り入れに関する諸問題 130
- (1) 中国語の音読
- (2) 中国語の訓読
- (3) 中国語の意読
- (4) 中国語の修正
- (5) 中国語と異なる訳語
- 第五章 西周の訳語 / 栗島紀子 138
- 1 辞書との関係 138
- 一般辞書との関係
- 前期の辞書と西周の訳語とが一致するもの
- 後期の辞書と西周の訳語とが一致するもの
- 英和字彙(二版)に一致する語
- A 西周の訳語と、それ以前・以後の辞書の訳語がほぼ完全に一致するもの
- B 西周の訳語と、前期の辞書の一部のものと一致するもの
- C 西周の訳語と一致する語が前期の辞書にはなくて、後期の辞書にあるもの(すなわち、後期の辞書が西周の訳を取り入れたのではないかと思われるもの)
- D 全く西周独自と思われる語
- 哲学辞書との関係
- A 三辞書すべてにみられるもの
- B 一時通用、後廃語
- 2 使用訳語の存在の有無について 152
- 西周以前に存在していた語と存在していなかった語
- (1) 当時存在した語で典拠のある語
- (2) 西周独自と思われる語で典拠のある語
- (3) 当時存在した語で典拠のない語
- (4) 西周独自と思われる語で典拠のない語
- (5) 西周独自と思われる語で『大漢和辞典』に載っていない語
- 現在存在している語と消滅した語
- 3 生存語と廃語の性格 157
- 明治初年の訳語
- (1) 現在まで続いている訳語
- (2) 途中で変化した訳語
- 西周独自の訳語
- (1) 現在まで続いているもの
- 第六章 新約聖書の和訳 161
- 1 和訳聖書における漢字の役割 163
- 2 和文調の基礎に見られる漢文書き下し文 169
- 3 用語における漢訳との関係 175
- (1) 漢訳と同一の音読の語
- (1) 漢訳を訓読した語
- (2) 漢語を意読した語
- (4) 一字漢語を二字に修正した語
- (5) 漢訳と異なる語
- 4 構文における漢訳との関係 188
- 文
- 文の切り方
- 「形式上の文」における不整表現
- 「実質上の文」の構造と漢訳聖書
- (1) 文の区切り
- (2) 助詞の用法
- (3) 名詞句の利用
- (4) 助動詞の用法
- (5) 語順
- (6) 直訳的語法
- 第七章 旧約聖書の和訳 206
- 1 和訳旧約聖書の成立過程 207
- 2 翻訳の方法に関する問題点 209
- 1 文字の問題
- 2 文体の問題
- 3 漢訳聖書との関係についての問題
- 3 漢字の用法と漢訳との対応 214
- 4 漢訳と一致する語 222
- 1 音読の語
- 2 訓読の語
- 3 意読の語
- 5 漢訳と一致しない語 231
- 1 補足
- 2 省略
- 3 字の差し換え
- 4 異字
- 5 異訳
- 現代漢語の特質
- 第八章 漢語訳の方法 246
- 1 問題 246
- 2 置きかえ 249
- 3 再生転用 251
- 4 変形 254
- 省略
- 音読法の変更
- 文字の入れかえ・転倒
- 5 借用 258
- 6 仮借 262
- 7 造語 263
- 和語に対応する漢語の語基
- 和語にない漢語の語基
- 第二次的語基
- 省略によって生じた語基
- 第九章 現代漢語の成立条件 272
- 1 訳語における「語」と「字」との遊離 272
- (1) 『三語便覧』
- (2) 『増訂華英通語』
- (3) 『英和字典』
- (4) 『委員会訳新約聖書』
- 2 訳語における「語」と「字」との一致 285
- 音訓の流通による日本的漢語の創造と選択
- 形態素文字としての漢字体系確立の方向
- a 基準漢字の確定
- b 形態素文字としての漢字の使用
- 漢語形態素の拡充と種類
- a 単純自立形式(minimum free form)
- b 派生語(derivative)として用いられる単純結合形式(minimum bound form)
- c 派生語を作るため接辞的に用いられる単純結合形式
- d 合成語(Compound words)をして用いられる音訓自在の単純結合形式
- e 既成漢語から派生する単純結合形式
- f a~e以外の単純結合形式
- g 分解しにくい複合形式
- 第十章 文字形態素論 303
- 1 「新しき国語学の提唱」 303
- 2 形態素としての文字の機能 305
- 能記としての文字の機能
- a 人名における文字の役割
- b 同音異義語を識別する文字の役割
- c 語彙体系を支える文字の役割
- d 和語の語彙体系を変更した漢字の役割
- e 省略語における文字の役割
- 文字の表意生と形態素
- 3 漢字形態素の種類 317
- (1) 漢語の語基となる漢字形態素
- a 字音専用の自立形式(free form)
- b 派生語(derivative words)として用いることのできる字音専用の結合形式(bound form)
- c 和語異態(音訓流通)の性格をもつ結合形式
- d 不完全形態素としての字音専用の結合形式
- (2) 接辞に準ずる漢字形態素
- 4 漢字形態素の複合形式 325
- 複合形式における漢字形態素の結合
- 複合形式の日本語としての質
- a 形態素に分解することの可能な複合形式
- b 形態素に分解することの困難な複合形式
- c 形態素に分解することの不可能な複合形式
- 漢字形態素ならびに複合形式による語構成の方法
- a 自立語
- b 派生語
- c 合成語
- 第十一章 学術用語 / 徳重郁子 331
- 1 概観 331
- 一原語に対する訳語数
- 語の内訳
- 各分野間の原語および訳語の一致率
- (1) 原語について
- (2) 訳語について
- 一般辞書(『英和字彙』)との比較
- (1) 原語について
- (2) 訳語について
- 2 各分野の漢語の比較 343
- 使用漢字の難易
- 形態素による分類
- 第十二章 明治・大正・昭和の漢字・漢語の変遷 / 杉山昌子 357
- 1 前提となる調査 358
- 作業手順
- 作業規則
- 2 分類手順 361
- 漢語における漢字形態素の分類
- (イ) 漢語における漢字形態素の質的分類
- (ロ) 各形式の性格、特徴
- (ハ) 分類規定及び分類方法
- 3 質的に見た漢字漢語 368
- 仮名表記漢語
- 漢字表記漢語
- 一字漢語
- 4 量的推移 377
- 漢字表記語使用率
- 漢語と和語の比率
- 仮名表記和語使用率
- 5 日本語の傾向 : 近代から現代へ 386
- 訳語の系譜
- 第十三章 欧米における事物概念の翻訳 390
- 1 はじめに 390
- 2 キリシタン時代の訳語 392
- 3 概念の理解と訳字 : 語と表記の乖離の問題 395
- 4 科学・技術用語の翻訳 : 直訳・意訳・音訳 401
- 5 人文関係の用語 : 古語の再生と専門用語の採集 405
- 先輩之訳字
- 古典に典拠を求めた訳語
- 各学科から採集した訳語
- 6 むすび 409
- 第十四章 開化期の翻訳 410
- 1 生活用語 411
- 2 人文関係用語 413
- (1) 『英和対訳袖珍辞書』と『英華字典』に共通する訳語
- (2) 『英和対訳袖珍辞書』とのみ一致する訳語
- (3) 『英華字典』とのみ一致する訳語
- (4) 訳者の創意による翻訳
- (1) 『哲学字彙』と一致する訳語
- (2) 『哲学字彙』で少し修正された訳語
- (3) 『哲学字彙』と一致しない訳語
- 先人の用語から探す
- 古典に典拠を求める
- 3 科学・技術関係用語 423
- 1 直訳
- 2 意訳・音訳
- 3 用語の更新
- 4 むすび 427
- 第十五章 和英語林集成・英和の部の訳語 / 塩沢和子 428
- 序
- 1 第一版の見出し語の性格 434
- 2 第二、第三版における訳語の増減とその性格 438
- 1 訳語増減の実態
- 2 第二版の訳語の性格
- 3 第三版の増補訳語
- 3 第三版の増加訳語と『英和字彙』との関係 451
- 1 『英和字彙』(初版)との対応関係
- 2 『英和字彙』(第二版)との対応関係
- 4 『英和字彙』初版に与えたヘボンの影響 457
- 1 共通の見出し語を持つ訳語
- 2 共通の用例の訳語
- 3 派生関係にある語の訳語
- 4 見出し語と用例の違いがあるが、ヘボンと一致する英和字彙のルビ
- まとめ 462
- 第十六章 『増補訂正英和字彙』の訳語 : 特に増補された訳語の典拠を中心に / 湯浅茂雄 463
- 序
- 1 調査の方法 465
- 2 第二版における「増補改訂」 466
- 1、増補された見出し、小見出しとその訳語
- 2、訳語の増補
- 3、初版の訳語の入れ換え
- 4、初版の訳語の訂正
- 5、初版の訳語の削除
- 6、初版の見出し、小見出しの削除
- 3 術語辞典と『英和字彙』第二版の増補訳語 469
- 1、『医語類聚』
- 2、『薬品名彙』
- 3、『化学対訳辞書』
- 4、『羅甸七科字典』
- 5、『機関名称字類』
- 6、『英華学芸辞書』
- 7、『哲学字彙』
- 4 『英華字典』と『英和字彙』第二版の増補訳語 490
- 1、『英華字典』(ロブシャイド)
- 2、『英華字典』(メドハースト)
- まとめ 494
- 付表 498
- 人名索引 501
- 書名索引 504
- 語彙索引 508
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