;大修館書店;(借覧);A5判;横組;上製;vii+349頁;;ISBN4-469-21228-8;
目次を写しておく。
- 第1章 音調とは何か 3
- はじめに 4
- 1 「音節」と「モーラ」 4
- 2 「アクセント」と「トーン(声調)」 8
- 3 「ピッチアクセント」と「ストレスアクセント」 11
- 4 「数える単位」と「担う単位」 12
- 4.1 「数える単位」
- 4.2 「担う単位」
- 5 「イントネーション」 15
- 第2章 音調の類型と比較 17
- 1節 東アジアにおける九州方言 18
- 1 九州の中の世界と世界の中の九州 18
- 2 方言とは何か 19
- 3 言語・方言の比較対照 19
- 4 なぜアクセントか 21
- 5 アクセントの特徴 22
- 6 位置のアクセントと種類のアクセントが共存する方言 26
- 7 ストレスアクセントとピッチアクセント 26
- 8 日本における九州方言の位置 28
- 9 世界における九州方言の位置 31
- 10 言語・方言の類似性の原因 33
- 2節 日本語と日本語周辺諸言語の音調システム : 特に複合名詞におけるアクセントと声調について 35
- 1 複合語アクセントと変調 36
- 2 日本語 36
- 2.1 東京方言
- 2.2 西部南部方言 鹿児島方言
- 3 朝鮮語 晋州方言(慶尚南道) 41
- 4 漢語 43
- 4.1 北京語
- 4.2 天津方言
- 4.3 保定方言
- 4.4 ドンガン(東干)語
- 4.5 上海語
- 4.6 閩語 福州語(閩東)
- 4.7 閩語 アモイ語・東山島方言(閩南)
- 4.8 粤語 広東語
- 5 アルタイ諸語 51
- 6 中国大陸の漢語・アルタイ諸語以外の言語 51
- 6.1 ヤオ(瑤)族勉語標敏[bjau-min 31-31]方言
- 6.2 ミャオ(苗)語
- 6.3 チワン(壮)語
- 6.4 ハニ語・アカ語
- 6.5 ビルマ語
- 6.6 チベット語ラサ方言
- 7 複合語における狭義のアクセント : 朝鮮語のアクセント方言 56
- 8 まとめ 63
- 3節 語声調方言 : 佐柳島と真鍋島のアクセント 70
- 1 佐柳島のアクセント体系 71
- 2 真鍋島のアクセント体系 73
- 3 語声調方言とアクセントの位置 76
- 4節 朝鮮語晋州方言のアクセント体系 79
- 1 晋州方言のアクセント型 79
- 2 名詞のピッチ型 81
- 3 四つの声調を持つ語声調方言 84
- 5節 朝鮮語慶尚道方言の長母音について 86
- 1 序論 86
- 2 2種類の長母音 89
- 2.1 長短の交替する母音と交替しない母音
- 2.2 語中アクセント・前アクセント・無アクセントの別
- 2.3 アクセントによる長母音と母音連続による長母音
- 2.4 方言アクセントの対応
- 3 結論 96
- 6節 朝鮮語諸方言アクセントの系譜再構の試み 100
- 1 資料 100
- 2 各方言アクセントの音韻論的解釈 102
- 2.1 中期朝鮮語
- 2.2 咸鏡道方言
- 2.3 慶尚道式方言群
- 2.4 固城・統営
- 2.5 漆谷方言
- 2.6 三陟方言
- 2.7 咸陽方言
- 2.8 咸安方言と泗川方言
- 2.9 海南・務安
- 2.10 光州
- 2.11 延安方言,春川方言,ソウル方言
- 3 系譜の再構 111
- 3.1 再構の方法
- 3.2 発展の過程
- 3.3 型の統合による再構
- 3.4 系譜再構のまとめ
- 7節 朝鮮語のアクセント : 共時的及び通時的研究 127
- 1 朝鮮語アクセントに対するこれまでの解釈 128
- 1.1 序論
- 1.2 金海アクセント
- 1.3 中期語アクセント
- 1.4 中期語アクセントと金海アクセントの対応
- 1.5 金海方言の複合名詞アクセント規則
- 1.6 中期語の複合名詞アクセント規則
- 1.7 ピッチアクセントによる解釈
- 2 金海方言 131
- 2.1 名詞
- 2.2 複合名詞
- 2.3 助詞
- 2.4 句
- 2.5 活用語
- 2.6 金海アクセントのまとめ
- 3 中期朝鮮語 142
- 3.1 名詞
- 3.2 複合名詞
- 3.3 活用語
- 3.4 中期語と現代慶尚道方言との対応
- 4 昌原・大邱・霊山・ソウル方言 158
- 5 歴史的変化 163
- 第3章 アクセントの基底表示と担い手 171
- 1節 書評 金田一春彦『国語アクセントの史的研究 : 原理と方法』 172
- 1 日本語はトーン言語か 173
- 2 拍と音節について 177
- 2節 アクセントの解釈をめぐって : 金田一春彦氏へのお答えの一端として 179
- 1 平安時代の日本語 179
- 2 現代日本語 180
- 3 朝鮮語 180
- 4 拍と音節 184
- 金田一春彦「早田輝洋氏の『国語アクセントの史的研究』書評を読んで」の要約
- 3節 アクセント分布に見る日本語の古層 187
- 1 方言が持つアクセントの特徴 187
- 2 数える単位 188
- 3 アクセントの担い手 190
- 4 アクセントの「位置」か「種類」か 192
- 4節 東京方言におけるアクセントの担い手と複合の熟合度 197
- 1 音節がアクセントを担う 197
- 1.1 単純語
- 1.2 複合語
- 2 モーラがアクセントを担う 200
- 2.1 形態素連続
- 2.2 表面レベルにおける対立
- 3 辞書内(1語)と辞書外(2語) 201
- 4 単語連続と複合語 203
- 4.1 《氏》
- 4.2 《市》
- 4.3 《史》
- 4.4 《紙》
- 5 まとめ 206
- 5節 アクセントについての若干の覚書き 208
- 1 古典ラテン語のモーラは言語的単位であるか否か 209
- 2 関西方言等における「テー」《手》のような形は2モーラというべきか否か 211
- 3 東京方言のアクセントの担い手はモーラが中心か音節が中心か 212
- 4 東京方言において「ゲンジモノガタリ」《源氏物語》は複合語か単語の連続かについて曖昧であるか否か 215
- 5 現代朝鮮語晋州方言のアクセント体系は,単語声調とすべきでなく,単語声調を持つ単語と,位置の有意味なアクセントを持つ(或いは持たない)単語との混合であるとすべきか 216
- 6 金次均氏の挙げる朝鮮語昌原方言のA+B型の単語の連続で,AB間に「休止が無い時」の「変動した」「声調形」は,単一の「複合語」アクセント規則で記述できても,複合語と単語の連続が混交しているが故に無意味であるか否か 218
- 6節 アクセントの単位 : 特にその担い手について 222
- 1 アクセントの単位とは何か 222
- 2 佐柳島,真鍋島のアクセント 225
- 3 伊吹島方言 231
- 第4章 アクセントとイントネーション 255
- 1節 「アクセント」早わかり 256
- 1 アクセントとは何か 256
- 2 ピッチとストレスの違い 258
- 3 声調(トーン)とアクセントの違い 260
- 4 アクセントの分類 263
- 2節 東京アクセントのピッチ曲線 265
- 1 はじめに 265
- 2 「平板型」と「起伏型」 266
- 3 語頭の「低」 268
- 4 言語的情報とピッチ曲線との関係 273
- 3節 単語のアクセントと文のアクセント 276
- 1 英語・ドイツ語のアクセント 276
- 2 日本語のアクセント 281
- 3 文音調 287
- 4 強勢 297
- 5 構造の曖昧性など 303
- 4節 文における声の高さの型について 310
- 1 序 310
- 2 周期前適用規則 314
- 3 周期適用規則 316
- 4 周期後適用規則 325
- 5 「低いはじまり」について 326
- 6 まとめ : 構文構造と音形構造 329
- 5節 東京方言の文末のアクセントとイントネーション 335
- 1 アクセントとイントネーション 335
- 2 アクセント 336
- 3 イントネーション 338
- 4 最後に 340
- 5 文末における形態素の組合わせの例 340
- あとがき 343
- 初出一覧 345
- 索引 347
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