パーティ会場。テーブルのうへには花びらとシャンパン、ハート型のソファ。桃色の花束を手にして、ベージュ系の肩だしドレスで、笑顔も溌剌とまぶしいのだけれど、なぜだかちよつとごつめに見えるな。
;岩波書店;6,800円(借覧);菊判;横組;上製;xxii+572頁;;ISBN4-00-022758-0;[原題]Ray Jackendoff, Foundations of Language: Brain, Meaning, Grammar, Ebolution
とてもよんだとはいへないけど、目次を写しておく(ミニマリスト・プログラムではD構造、S構造とさへいはないんだなあ。あとどこかに、Chomaskyになつてるところがあつたやうな)。
- はしがき vii
- 謝辞 xiv
- 第I部 心理・生物学的基盤
- 1 言語構造の複雑さ 2
- 1.1 社会学的問題 2
- 1.2 単文の構造 4
- 1.3 音韻構造 6
- 1.4 統語構造 8
- 1.5 意味/概念構造と空間構造 10
- 1.6 レベル間をつなぐ 13
- 1.7 照応詞と非有界依存 16
- 2 心的現象としての言語 21
- 2.1 「心的」とはどういう意味か 21
- 2.2 言語的記法を心的にどう解釈したらよいのか 26
- 2.3 言語の知識 30
- 2.4 言語能力と言語運用 33
- 2.5 社会的文脈の中での言語(ごく短く) 39
- 3 組み合わせの性質 43
- 3.1 f-心的文法の必要性 43
- 3.2 規則のいくつかのタイプ 46
- 3.2.1 形成規則とタイプつき変数 46
- 3.2.2 派生(変形)規則 51
- 3.2.3 制約 55
- 3.3 語彙規則 58
- 3.3.1 語彙形成規則 59
- 3.3.2 語彙余剰規則 60
- 3.3.3 継承階層 62
- 3.4 文法の規則とは一体何か 63
- 3.5 認知神経科学にとっての4つの難題 67
- 3.5.1 結びつけ問題の大規模さ 67
- 3.5.2 2の問題 70
- 3.5.3 変数の問題 74
- 3.5.4 結びつけはワーキング・メモリーでか長期記憶でか 76
- 4 普遍文法 79
- 4.1 議論の構成 79
- 4.2 仮説を正しく理解する 83
- 4.3 言語的普遍性 86
- 4.4 実質的な普遍性,規則のタイプの一覧,および,機構的普遍性 89
- 4.5 言語的な能力とより一般的な能力とのバランス 91
- 4.6 刺激の貧困,言語獲得のパラドックス 95
- 4.7 単語学習における刺激の貧困 102
- 4.8 普遍文法は遺伝学とどう関連づけられるか 105
- 4.9 普遍文法/言語獲得装置の言語構造外からの証拠 111
- 4.9.1 種固有性 111
- 4.9.2 獲得の特有の時機 112
- 4.9.3 解離 114
- 4.9.4 言語創造 117
- 4.10 普遍文法の理論に関係する要因のまとめ 119
- 第II部 機構的基盤
- 5 並列機構 124
- 5.1 第II部の概要 124
- 5.2 統語中心主義小史 125
- 5.3 音韻論における層とインターフェース 128
- 5.4 統語論と音韻論 135
- 5.5 生成システムとしての意味論 142
- 5.6 3部制理論とその変種 144
- 5.7 語彙目録と語彙的認可 150
- 5.8 項構造入門 152
- 5.9 意味論から統語的項構造がどれだけ予測できるか 161
- 5.9.1 統語的項の数 162
- 5.9.2 統語的項の範疇 163
- 5.9.3 統語的項の位置 166
- 5.9.4 統語的項の局所性と例外 168
- 5.10 文法機能層? 174
- 6 語彙的格納 対 オンラインの構築 177
- 6.1 語彙項目 対 単語 177
- 6.2 単語より小さい語彙項目 180
- 6.2.1 生産的形態論 180
- 6.2.2 半生産的形態論 185
- 6.2.3 非均質的な理論の必要性 187
- 6.3 心理言語学的考察 191
- 6.4 語彙余剰規則の位置づけ 194
- 6.5 イディオム 196
- 6.6 構文的イディオム 203
- 6.7 構文という概念の一般化 210
- 6.8 継承階層の位置 216
- 6.9 獲得の問題 220
- 6.10 アトラクターとしての普遍文法 224
- 6.11 補遺:HPSGと構文文法に対するコメント 229
- 7 処理への示唆 232
- 7.1 並列能力機構が処理機構の基礎となること 232
- 7.2 言語能力のモデルがどのようにして処理の理論を制約できるのか 237
- 7.3 ワーキング・メモリーについてのコメント 242
- 7.4 さらに語彙的アクセスについて 244
- 7.4.1 知覚における語彙的アクセス 245
- 7.4.2 プライミング 247
- 7.4.3 産出における語彙的アクセス 249
- 7.4.4 発話エラーおよび喉元まで出かかっている状態 253
- 7.4.5 統語的プライミング 256
- 7.5 構造に制約されたモジュラー性 257
- 7.5.1 Fodorの見方とその代案 257
- 7.5.2 インターフェース・モジュールを介して統合的モジュールがたがいと交信する 261
- 7.5.3 インターフェース・モジュールの「両領域固有性」 263
- 7.5.4 同じ「黒板」に対する複数の入力と出力 267
- 7.5.5 構造のレベル間での情報のカプセル化 268
- 8 機構に対する進化論的見方 271
- 8.1 弁証法 271
- 8.2 Bickertonの提案と補助的仮定 275
- 8.3 記号の使用 280
- 8.4 記号の開いたクラス 283
- 8.5 単一記号の生成システム:原音韻論 284
- 8.6 より大きな発話を作るために記号を連ねること 288
- 8.7 意味関係を示すのに線形順序を用いること 289
- 8.8 句構造 296
- 8.9 関係概念のための語彙 297
- 8.10 文法範疇と統語論の「基本体制」 303
- 8.11 形態論と文法機能 305
- 8.12 道具一式としての普遍文法再考 308
- 第III部 意味・概念的基盤
- 9 心的活動としての意味論 314
- 9.1 第III部への導入 314
- 9.2 主流派生成文法にとっての意味論 316
- 9.3 意味とそのインターフェース 319
- 9.4 意味論に対するChomskyとFodor 324
- 9.5 意味に対するいくつかの「文脈主義的」アプローチ 330
- 9.6 言語特有の意味論はあるか 332
- 9.7 言語意味論を概念化から区別する4つのだめなやり方 336
- 9.7.1 意味論=「辞書」;運用論=「百科事典」 336
- 9.7.2 論理的な意味的性質と非論理的な意味的性質 339
- 9.7.3 文法的に実現されている内容と文法には無関係な内容 341
- 9.7.4 各言語固有の意味論が特別の意味論を含意すること 343
- 10 指示と真理 346
- 10.1 導入 346
- 10.2 常識的な見方の問題点:「言語」 347
- 10.3 常識的な見方の問題点:「事物」 353
- 10.4 「世界」を心の中に押しこめる 357
- 10.5 単純な直示的指示行為 361
- 10.6 意識の機能的相関物 364
- 10.7 指示の理論への応用 369
- 10.8 事物以外の存在物 371
- 10.9 固有名,種,および抽象的な事物 375
- 10.9.1 固有名 375
- 10.9.2 種 376
- 10.9.3 抽象的な事物 380
- 10.10 充足と真理 382
- 10.11 客観性,誤り,および共同体の役割 389
- 11 語彙意味論 394
- 11.1 語彙的意味の理論の境界条件 394
- 11.2 基本要素への分解の見込み 395
- 11.3 多義性 402
- 11.4 分類構造 407
- 11.5 知覚様相からの貢献 410
- 11.6 必要十分以外の条件 416
- 11.6.1 段階的境界をもつ範疇 417
- 11.6.2 「クラスター」概念 418
- 11.7 多くの意味場における同じ抽象的な構成 423
- 11.8 意味場にまたがる関数‐項構造 428
- 11.8.1 基本的な状態関数および事象関数 428
- 11.8.2 動詞の意味を作る 433
- 11.9 クオリア構造:特徴的な活動および目的 438
- 11.10 ドット事物 443
- 11.11 この先 446
- 12 句の意味論 450
- 12.1 単純な構成 450
- 12.1.1 項充足 450
- 12.1.2 修飾 455
- 12.1.3 ラムダ抽出と変数束縛 457
- 12.1.4 語彙意味論における並行性 460
- 12.2 豊かな構成 461
- 12.3 指示層 469
- 12.4 指示的依存と指示的枠組 475
- 12.5 情報構造(主題/焦点)層 486
- 12.6 句の意味論と普遍文法 498
- 12.7 さらに:談話,会話,物語 499
- 13 むすびのことば 506
- 文献 515
- 訳者あとがき 551
- 索引 557
ソフトバンク新書064;ソフトバンククリエイティブ;700円(600円);新書判;縦組;並製;222頁;;ISBN978-4-7973-4499-8;
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