Article
ねい・きよし(根井浄);2008/3;観音浄土に船出した人びと 熊野と補陀落渡海;
歴史文化ライブラリー250;吉川弘文館;1,700円(借覧);B6判;縦組;並製;7+229頁;;ISBN978-4-642-05650-2;
熊野詣の道には無遮大悲・無遮平等の精神が敷かれていたに違いあるまい。かつて寺院教団では一切の人びとを制限することなく、誰人へにも財施・法施する無遮大会がおこなわれていた。『法然上人絵伝』や『一遍聖絵』には、弱者に対して食を与える場面が多く描かれている。とすれば、飢え餓えたわれわれが、急いで食を口にしたときにいう「ムシャ、ムシャ」とは決して擬音ではなく、施しを受けた「無遮、無遮」にたいする感謝の言葉であった、と思われる
(p.23)といふのは、だうかな。
- 台記康治元年(1142)8月18日条の記事を紹介して、
補陀落渡海の「願{がん}(ねがい)」は叶えられたのであろうと思います
と現代語訳してゐる覚宗の語の書き下しの、願、成就す矣
の矣字に「や」とルビをしてゐるのも解せない(pp.37-38)。
- 法燈国師縁起の書き換へ(表記体の変更)のはなしはちよつと興味深い。絵解き。
佐藤信介監督、砂時計@広島バルト11
- 夏帆めあて。
- 予告篇は夏にむけてもりだくさん。徳一の恋はだうしようかな。
- 上映は10番シアターで、さういへば恋空もここだつた気がするなあ、と思つてゐたら、夏帆は納屋でやつちやふし、ガッキーは図書室でやつちやふし、ここは鬼門だ。
- 序盤はかなりぐいぐいお話がすすんで、夏帆も溌剌として魅力的なのだけれど、藤君が失踪する辺から、かなり鬱展開にはひつて、ちよつとしんどかつた(夏帆が大悟に別れを切り出すシーンの表情の陰影にはちよつとはッとさせるものがあつた)。
- 自分の不幸に酔ふのはやめませう、といふのがこの作品の教訓なのだらうと思ふ。
- スカイ・クロラの前売りをまううつてゐたので購入する。携帯ストラップがついてきたので(サンカ)、早速つけてはみたけど、フィギュアの細かいところがもげさう。
けふの買物
- 日本古書通信 第73巻第4号 通巻945号
- 日本古書通信社
- 本の旅人(5月号)もらふ。よそほひがかはる。
今月の角川文庫編集長
だといふ森絵都の、角川文庫は、愛。
といふメッセージののつた写真が電撃文庫(だと思ふけど)の棚のまへで撮られてゐて、わるい常談みたいだ。
Trackback
PingURL :
Generated by lily 0.1.5
Powered by ruby 1.8.5
snob@s1.xrea.com