;白水社;3,800円(借覧);四六判;縦組;上製;253+vii頁;;ISBN978-4-560-06776-5;[原題]『우리말의 수수께끼(韓国語の謎)』(キムヨン社、二〇〇二)
目次を写しておく。
- 著者まえがき
- 1 表音文字か、表意文字か : 漢字との出会い 9
- よその文字を借りて使う
- 漢文との出会い : 韓国語語順の漢文
- 音を借りるか、意を借りるか
- 2 吏読は本当に薛聰が作ったのか : 表記をめぐる葛藤の歴史、吏読は本当に必要だったのか 21
- 吏読とはどのような文字体系か
- 吏読はなぜ朝鮮王朝時代にも用いられたのか
- 吏読は本当に薛聰が作ったのか
- 3 新羅の人々はどのように文を書いたのか : 郷札に込められた先人の智慧 36
- 二千年前の歌
- 新羅のことばを知る端緒 : 郷歌
- 郷歌は新羅時代の流行歌ではない
- 郷歌は詩に曲をつけたものか
- 郷歌は漢文ではなく新羅のことばだった
- 「行く春が恋しくて」か、「行く春は戻り来れず」か
- 郷札はなぜ消えたのか
- 4 漢文の経典はどう読まれたか : 漢文に振られた吐、口訣の歴史 52
- 経典に吐を振り、区切って読んでみたらどうか
- 経典を韓国語式に読み解く方法はないものか
- 口訣はいかにして作られたのか
- 吏読と口訣
- 口訣は韓国だけのものか : 日本の文字との関係
- 口訣の起源 : アジア諸民族の文字生活と口訣
- 訓民正音が創製されたのち口訣は?
- 5 訓民正音(ハングル)はすべての民衆に用いられたのか : 訓民正音と「愚かな」民衆 69
- 国のことばが中国に異なり
- 宇宙の運行原理 : 陰陽五行と訓民正音
- 世宗は果たして優秀な言語学者だったのか
- 訓民正音はすべての民衆に用いられたのか
- 6 訓民正音(ハングル)は他の文字を真似たものか : 模倣説が囁かれるわけ 85
- 疑惑はなぜ生じたか
- 申叔舟が遼東に行ったわけ
- 周辺地域ではどんな文字が使われていたか
- 訓民正音は何かほかの文字に似ているのか
- 加臨土{カリムト}文字と神代文字
- 7 崔萬里はなぜ訓民正音(ハングル)創製に反対したのか : 集賢殿の学者崔萬里の哲学と思想 103
- 崔萬里が理解されないわけ
- 崔萬里を理解するために
- 崔萬里も集賢殿の官吏だったというのに
- 訓民正音を知り過ぎた?
- あの智慧に溢れた聖聰はどこに行かれたのです
- 世宗はなぜ崔萬里を排斥したのか
- 8 朝鮮王朝時代の人々は「ᄀ」をどう呼んだか : ᄀからᄒまで、ハングルの順序 125
- 失われた文字の名称
- 新たな始まり、『訓蒙字会{フンモンチャフェ}』
- 世宗は二十八文字をどう名づけたか
- 「기역、니은…」の名はいつ、どうやってつけられたのか
- 「기역」から「히읗」まで、「아」から「이」まで、文字の順序はどうやって決められたのか
- 約束の時代に向かって
- 9 ハングルはいつから大衆に愛用されるようになったのか : ハングルの価値再発見 140
- 言語の独立と国の独立
- ハングルの価値再発見、周時経{チュシギョン}
- 句を分けて書くのは読みやすくするため : 最初の分かち書き
- 10 ハングル正書法統一案はなぜ作られたのか : 表記法の混乱と標準語の必要性 153
- 国語学者たちが日本に留学したわけ
- ついに国の文字となる
- 総督府でも綴字法統一案を作ったと言うが
- 標準語はなぜ必要か?
- 正書法が先か、辞書が先か?
- 11 集め書きか、ばらし書きか : ばらし書きを実践した人々 179
- ᆫᅡᆫᅥᆯᅳᆯᆺᅡᆯᅡᅌᇂᅡ고ᅵᄊᆫᅳᆫᆨᅥᄉ가타
- ばらばらに作った文字を集めて書いたわけ
- ばらし書きの元祖、周時経の実験
- 集めて書いた文字をばらして書こうとした人々
- ばらし書き裏話
- 北朝鮮のばらし書き、金斗奉の理想と挫折
- 今、ばらし書きをするとしたら
- 12 外国人のためか、韓国人自身のためか : 外国人のための韓国語表記、ローマ字表記法 195
- 外国人のための韓国語表記、古代から現代まで
- 外国人のために?
- 韓国人のために?
- KOREAか、COREAか
- KimchiとGimchi : 異なる表記法
- 南北のローマ字表記法はどう違うか
- 統一時代のローマ字表記法
- ローマ字表記、ほかの国では?
- 13 熾烈な綴字法論争の真相 : 共に歩めぬ道、朴勝彬と崔鉉培 211
- 綴字法論争は韓国だけのものか
- 国語表記法の戦国時代
- ハングル綴字法は韓国人にも難しい?
- 共に歩めぬ道だったのか : 朴勝彬と崔鉉培
- ついに公聴会が開かれる : ハングル派と正音派、どちらが正しかったか
- 「있습니까」か「잇습니〓」か : 公聴会初日
- 「값이」か「갑시」か : 公聴会二日目
- 「먹으며」か「머그며」か : 公聴会三日目
- 統一された表記法は容易く受け入れられたのか : ハングル派の勝利その後
- 14 新しい文化の誕生か、過去への回帰現象か : 現代版象形文字、視角言語 238
- 新しい正書法の誕生か、正書法の崩壊か
- 文字を描き、刻み、書き、打ち、さてその次は?
- 図形で語ることはできないだろうか
- 再び原始時代に?
- 訳者あとがき 251
- 索引
全集 日本の歴史 第2巻;小学館;2,400円(借覧);A5判;縦組;上製;12+355頁;;ISBN978-4-09-622102-0;
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