講座源氏物語研究 第八巻;おうふう;(借覧);A5判;縦組;上製;270頁;;ISBN978-4-273-03458-0;
目次を写しておく。
- 監修のことば / 伊井春樹 1
- 一、日本語研究における『源氏物語』
- 言語コミュニティと文体・スピーチスタイル / 金水敏(きんすい・さとし) 9
- 1 はじめに
- 2 コミュニケーションの多様性
- 2・1 個人的コミュニケーションと言語コミュニティ
- 2・2 マス・コミュニケーションと小説
- 3 源氏物語とコミュニケーション
- 3・1 源氏物語の内と外
- 3・2 源氏物語の受容
- 4 ケーススタディ : 「をり」をめぐる問題
- 4・1 「をり」の語誌
- 4・2 源氏物語の「をり」
- 4・3 五位の壁
- 4・4 文体のヴァリエーションと書き手の推移
- 5 さいごに
- 源氏物語のテンス・アスペクト / 野村剛史(のむら・たかし) 30
- 一 キ
- 二 ケリ
- 三 語り方
- 四 アスペクト
- 五 リ・タリ
- 六 ツ・ヌ
- 七 基本形
- 「連体なり」の性格 : 源氏物語の文章を通して / 大鹿薫久(おーしか・ただひさ) 57
- 一 はじめに
- 二 「連体なり(「なりφ」)」と地の文、非地の文
- 三 「なりφ」以外の「連体なり」
- 四 「連体なり」の構文的機能と文法的性格
- 五 おわりに
- 文構造 : 「連接構文」をめぐって / 西田隆政(にしだ・たかまさ) 79
- 一 「開いた表現」と「連接構文」
- 二 「連接構文」と文の終止
- 三 「連接構文」と動詞アリ
- 四 「連接構文」と「はさみこみ」
- 五 「連接構文」と係助詞ゾ・ナム
- 六 「連接構文」と助動詞ケリ
- 七 「連接構文」の有効性
- 二、『源氏物語』のことばと解釈
- 和歌は正しく解釈されているか / 工藤重矩(くどー・しげのり) 103
- 一 はじめに
- 二 花に心をとめぬとぞ見る(夕顔巻) : 打消と完了の「ぬ」
- 三 みやま木に羽うちかはしゐる鳥(真木柱巻) : 比喩の当否(1)
- 四 深山木にねぐら定むるはこ鳥も(若菜上巻) : 比喩の当否(2)
- 五 おわりに
- 句読を切る。本文を改める。 / 加藤昌嘉(かとー・まさよし) 126
- I 平安和文の気脈を蘇生せしめるために、種々の書記法を駆使したい。
- 整定本文のレイアウト
- 挿入句の捉え方
- 追叙法の捉え方
- 言いさしの捉え方
- II 注釈者は、時に、己の責任で本文を改めなければならない時がある。
- 底本本文改訂の是非をめぐって #
校訂の放棄は、読みの放棄である(石田穣二)- 『新日本古典文学大系 源氏物語』の改訂方法
- 大島本の傍記をどう扱うか #
最も恐るべきは、その校訂本によって別の異本を作るということである(西下経一)- 蓬生巻の「めづらし人」 : 物語異文の形態学的研究 / 片岡利博(かたおか・としひろ) 151
- 三、『源氏物語』の表現と構造
- 源氏物語本文考 : 続篇巻序について / 長谷川佳男(はせがわ・よしお) 171
- 序 『源語』『狭衣』
- 宿木巻頭
- 梅枝巻の本文の検討
- 竹河巻の本文の検討
- 橋姫物語
- 再び宿木巻本文へ
- 古系図から
- 再び本文へ
- まとめ
- 表現の水脈と作品の構造 / 山田利博(やまだ・としひろ) 231
- 心内文の切り拓くもの / 池田節子(いけだ・せつこ) 252
- 一 はじめに
- 二 心中表現と語り手
- 三 心中表現の傾向
- 四 「心の中」
- 五 まとめ
- あとがき / 加藤昌嘉 267
- 執筆者一覧 270
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