赤いワンピース。手にはビューラー。頭にも赤いボンボンがのつてゐるのは、髪をセットしてゐる底なのかな。でも、鏡の前で支度しなくちゃ
といふウキウキしたやうな感じでもなくて、なんだかさめたやうな面持ちで、不思議な印象をのこす。
中公新書1928;中央公論新社;940円(借覧);新書判;縦組;並製;8+5+317頁;;ISBN978-4-12-101928-8;
;笠間書院;(借覧);A5判;縦組;上製;iii+256頁;;ISBN978-4-305-70357-6;[扉文字]よしだ・きえこ(吉田紀惠子)
編者への喜寿記念論集。古稀論集は著者版下のやうに見えたけど、今回はちがふみたい(鈴木論文が新字新かなになつてる)。編者略歴の、(講座物など)
の項に、『日本語学大事典』(担当 敬語史論考 敬語法の研究 など) 朝倉書店(平成19年12月出版予定)
といふのがあるんだけど、これまだ出てないよなあ。お金ためとかないと(http://d.hatena.ne.jp/kuzan/20070212/1171279736#cでの、もう一つの方
つてこれかな。また別かな)。
以下、目次を写しておく。
- 「経つ」「経ぬ」の例から見た「つ」と「ぬ」 / 山田裕次(やまだ・ゆーじ) 1
- 一 はじめに
- 二 「経つ」について
- 三 「経ぬ」について
- まとめ
- 平家物語における人を示す表現について : 覚一本・対称 / 伊藤一重(いとー・かずしげ) 16
- 一 はじめに
- 二 話し手の階層ごとの考察
- 三 対称詞ごとの性格
- 四 むすび
- 「続古今和歌集」の「詞書」の語彙について / 若林俊英(わかばやし・としひで) 42
- 一 はじめに
- 二 異なり語数・延べ語数と類似度
- 三 基幹語彙と特徴的使用語
- 四 非共通基幹語の使用状況(1)
- 五 非共通基幹語の使用状況(2)
- 六 まとめ
- 『春の深山路』の敬語 : 「侍り」と「候ふ」 / 宮内健治(みやうち・けんじ) 62
- 一 はじめに
- 二 「侍り」「候ふ」の共存の実相
- 三 地の文の「侍り」
- 四 「候ふ」の使用状況
- 五 「侍り」と「候ふ」の敬度
- 六 会話文における「侍り」「候ふ」の使用実態
- 七 まとめ
- 夢梅本倭玉篇と第四類本との関係に就いて / 鈴木功眞(すずき・のりまさ) 73
- 一 はじめに
- 二 『夢梅本』「日」部の掲出字排列に就いて
- 三 『夢梅本』「日」部後半部の掲出字排列と『第四類本』との関係に就いて
- 四 まとめ : 『夢梅本』の部首排列に就いて
- 小さい仮名小考 : 江戸時代版本の表記について(本居宣長の場合) / 菊地圭介(きくち・けーすけ) 90
- 一 はじめに
- 二 調査の方法
- 三 動詞関連語以外の語句について
- 四 動詞関連語について(一)
- 五 動詞関連語について(二)
- 『雅俗幼学新書』の周辺と、収録される三字以上の漢字表記一斑 / 木村一(きむら・はじめ) 112
- 一 はじめに
- 二 森楓齋について
- 三 三字以上の漢字表記
- 四 『魁本大字類苑』との比較
- 五 「唐話辞書類」の収録状況
- 六 まとめ
- 明治末期の二人称代名詞 : 『太陽コーパス』を資料として / 近藤明日子(こんどー・あすこ) 131
- 一 はじめに
- 二 用例収集の方法
- 三 知識層の男性の二人称代名詞の体系
- 四 知識層の女性の二人称代名詞の体系
- 五 非知識層の男性の二人称代名詞の体系
- 六 非知識層の女性の二人称代名詞の体系
- 七 「おまへさん」について
- 八 おわりに
- 明治女流作家の文末表現 : 格助詞、接続助詞の使用について / 田貝和子(たがい・かずこ) 149
- 一 はじめに
- 二 第二期の作品
- 三 順接
- 四 逆接
- 四 その他 #番号ママ
- 五 おわりに
- 日本語連用修飾表現の本質的機能 / 竹林一志(たけばやし・かずし) 163
- 一 はじめに
- 二 文の機能
- 三 連用修飾表現の本質的機能
- 三・一 形容詞による連用修飾
- 三・二 副詞による連用修飾
- 三・二・一 情態副詞による連用修飾
- 三・二・二 程度副詞による連用修飾
- 三・二・三 時間副詞による連用修飾
- 三・二・四 陳述副詞による連用修飾
- 三・二・五 注釈副詞による連用修飾
- 三・三 程度副詞による、連用修飾表現の修飾
- 四 おわりに
- 菅原道真研究『菅家後集』「504 官舎幽趣 六韻」の詩情一考察 : 五句目「此時傲吏思荘叟」十二句目「優於誼舎在長沙」の出典をめぐって / 焼山廣志(やきやま・ひろし) 178
- 『京極大殿御集』の研究 : 付、他出文献一覧表 / 花上和広(はなうえ・かずひろ) 198
- 一 はじめに
- 二 新出歌について
- 三 登場人物の呼称と詠作年次
- 四 まとめ
- 付、『御集』の他出文献一覧表
- 中村憲吉の系譜考 : 父方と母方の資質について / 関口昌男(せきぐち・まさお) 215
- 一 憲吉の父系について
- 二 憲吉の母系について
- 吉村昭『大黒屋光太夫』論 : 「国家」と「個人」の相克 / 安本隆子(やすもと・たかこ) 232
- 一 はじめに
- 二 磯吉の見たもの
- 三 国家と個人の相克
- 四 「日本」と光太夫後半生の再発見
- 編者略歴 247
- あとがき / 伊藤一重/山田裕次/若林俊英/宮内健治 253
- 執筆者紹介
;塙書房;(借覧);A5判;縦組;上製;263頁;;ISBN978-4-8273-0529-6;
目次を写しておく。
- はしがき
- 人麻呂歌集『寄物陳思』考(三) : 「寄海」歌群 / 稲岡耕二(いなおか・こーじ) 15
- 一、はじめに 15
- 二、「沖つ白浪」「沖つ島山」の譬喩 17
- 三、海に寄せる誇張法 22
- 四、「二重の序」とその変形 32
- 五、新体歌二首(二四三四・二四四〇) 41
- 佐用姫歌群をめぐって : 巻五の歌群構成 / 鉄野昌弘(てつの・まさひろ) 47
- ウタとともにカタル : 女鳥王物語論 / 身﨑壽(みさき・ひさし) 81
- 0
- 1 モノガタリとウタと 87
- 2 モノガタリにおけるウタの機能 100
- 「天地の神」考 / 曽倉岑(そくら・たけし) 111
- 一 目的 111
- 二 万葉集の「天地の神」 112
- 三 「天地」と「天地の神」 117
- 四 続日本紀宣命の「天地の神」 120
- 五 続日本紀宣命と万葉集 125
- 六 諸説批判 128
- 七 「天つ神国つ神」「天神地祇」と「天地の神」 131
- 八 結び 134
- 笠金村の天平元年十二月歌 / 村山出(むらやま・いずる) 139
- 一 はじめに 139
- 二 表現の検討 140
- (1) 「うつせみの 世の人」
- (2) 「大君の 命畏み」
- (3) 「石上の 布留の里」
- (4) 「色に出でば 人知りぬべみ」
- 三 「直香」について 153
- 四 『万葉集』等における「香」 157
- 五 『遊仙窟』と『玉台新詠』における「香」 161
- 六 題詞をめぐって 169
- 七 作歌の背景 175
- 八 むすび 178
- 仮名の位相と万葉集仮名書歌巻 / 乾善彦(いぬい・よしひこ) 185
- はじめに 185
- 一 仮借と仮名 186
- 二 記紀歌謡の仮名と基層の仮名 187
- 三 有韻尾字と仮名 190
- 四 仮名成立の条件 193
- 五 「仮名」の位相 197
- おわりに 199
- 改編される『日本書紀』 / 神野志隆光(こーのし・たかみつ) 205
- はじめに 205
- 一、『革命勘文』をめぐって 206
- 1 『革命勘文』のふくむ問題
- 2 『日本書紀』の紀年構成
- 3 辛酉革命説による歴史認識
- 二、『日本書紀』の改編 221
- 1 年表化
- 2 『日本書紀』にかわる権威
- 3 基準としての『歴録』
- 三、『万葉集』巻一、二左注の「日本紀」をめぐって 237
- 1 左注の問題性
- 2 改編本による左注
- 3 『万葉集』の完成
- 鑑真書状再考 / 東野治之(とーの・はるゆき) 249
- 一、はじめに 249
- 二、年代と内容 250
- 三、自筆説と代筆説 253
- 四、書状の特色 256
- 五、借用依頼の目的 259
;岩波書店;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+1+278頁;;ISBN978-4-00-023435-1;[編者]まつざわ・かずひろ(松澤和宏)
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