;清文堂出版;(借覧);A5判;縦組;上製;vi+401頁;;ISBN4-7924-1370-2;
用例の問題とする部分に傍線を引いてくれるくらゐのサーヴィスはあつてもいいんぢやないかなあ(なぜか一部つけてあるところもあるけど)。目次を写しておく。
- はじめに iii
- 一 玉塵抄の資料性と本書の目的
- 二 引用本文について
- 第一章 用言類の考察 1
- 第一節 玉塵抄の中性動詞 : 「読ムル」の用法 2
- 1 絶対中性動詞
- 2 自然勢から可能へ
- 3 自然勢と尊敬・状態動詞
- 4 『玉塵抄』の中性動詞
- 5 「読ムル」と「読メル」
- 第二節 玉塵抄のサ変動詞 : 未然形の用法 23
- 1 未然形「セ」の用法(一)
- 2 未然形「セ」の用法(二)
- 3 未然形「サ」の用法
- 4 「サ・ルル」の成立過程
- 第三節 玉塵抄の形容動詞 : 連用形について 37
- 1 断定「ダ」と「ヂヤ」
- 2 断定「デ」と形容動詞「ニ」
- 3 形容動詞「デ」の用法
- 4 「デアル」と「ニアル」
- 第四節 玉塵抄の述定・装定表現 : 「デアル」と「ニアル」 52
- 1 はじめに
- 2 装定(一) 用言・副詞
- 3 装定(二) 助動詞・形式名詞・助詞
- 4 述定 体言・連体形・副詞
- 5 装定「~ニ」と述定「~デ」との交渉
- 6 まとめ
- 第二章 副詞類の考察 75
- 第一節 抄物における副詞「一向(に)」の諸相 76
- 1 副詞「一向(ニ)」の概観
- 2 陳述副詞としての用法 : 『玉塵抄』における
- 3 誘導副詞としての用法 : 『四河入海』における
- 4 程度副詞としての用法 : 『史記桃源抄』における
- 第二節 玉塵抄の程度副詞 : 「スグレテ」「ツヲウ」「イカウ」 90
- 1 はじめに
- 2 程度副詞「スグレテ」の用法
- 3 程度副詞「ツヲウ」の用法
- 4 程度副詞「イカウ」の用法
- 第三章 助動詞類の考察 109
- 第一節 助動詞「うず」の表現性 110
- 第一項 推量の助動詞「う」「うず」「うずる」の用法 : キリシタン資料における実態
- 要旨
- 資料
- 1 推量表現におけるウ・ウズ
- 2 意志表現におけるウ・ウズ
- 3 ベシとウズの近似性
- 4 文末表現のウズ・ウズル
- 第二項 史記抄における助動詞「う」「うず」
- はしがき
- 1 推量表現におけるウ・ウズ
- 〔1〕 疑問詞との呼応
- 〔2〕 副詞との呼応
- 〔3〕 前兆・予言・診断
- 2 意志表現におけるウ・ウズ
- 〔1〕 感動詞・副詞との呼応
- 〔2〕 目的「~ウトテ」
- 〔3〕 ウズの表す意志
- 3 ウズ特有の意味領域
- 〔1〕 慣用句
- 〔2〕 単独の用法
- 4 ウと仮定表現
- 5 ウズと接続関係 : 已然形の用法
- 〔1〕 ウズと逆接の助詞
- 〔2〕 已然形の用法
- 〔3〕 ウズとベシ
- まとめ
- 第三項 蒙求抄における助動詞「う」「うず」 : 史記抄との比較を通して
- 1 はじめに
- 2 推量表現
- 3 意志表現
- 4 当然・適当・予定・可能表現
- 5 仮定・逆接表現
- 6 蒙求抄の資料性
- 第四項 助動詞「うず」の表現性
- 1 「いたさうずるとすれば」
- 2 ン・ンズ・ベシとウ・ウズとの対応
- 3 丁寧表現とウズ
- 4 謙譲表現とウズ
- 5 助動詞「ウズ」の表現性
- 第五項 玉塵抄の助動詞「うず」
- 1 はじめに
- 2 返読文字「可」に対応するウズ
- 3 再読文字「当・須・宜・将」とウズ
- 4 反語表現とウズ
- 第二節 助動詞「らう」とその複合辞 190
- 第一項 平家物語における助動詞「つ」の文章論的考察 : 助動詞「き」との比較を通して
- 1 はじめに
- 2 「つ」と「き」の互用
- 3 「つ」と「き」の差異
- 4 「つ」の「脈絡」的解釈
- 5 「つ」の「存続」用法
- 6 助動詞「つ」の本質
- 7 おわりに
- 第二項 複合助動詞「つらむ」の用法
- 1 複合助動詞
- 2 助動詞「つ」の表わす意味
- 3 助動詞「つらむ」の表わす意味
- 4 源氏物語の「つらむ」
- 第三項 複合助動詞「つらう」の用法
- 1 「つらむ」の解釈
- 2 「けん」から「つらう」へ
- 3 天草本平家物語の「つらう」
- 4 玉塵抄の「つらう」
- 第四項 助動詞「らう」「うずらう」の用法
- 1 「らう」の用法(一)
- 2 「らう」の用法(二)
- 3 「うずらう」の用法(一)
- 4 「うずらう」の用法(二)
- 第四章 助詞類の考察 261
- 第一節 玉塵抄の主格表現 : 「ノ」「ガ」の用法 262
- 1 はじめに
- 2 「者」と「人」
- 3 「ガ」と「ノ」の相違 : 主節の場合
- 4 従属節の主格助詞「ノ・ガ」
- 5 接続助詞と「ノ」「ガ」
- [付] 「さたがころもをぬぎかくるかな」考 281
- 1 主格の「が」
- 2 連体格の「が」
- 3 呼格の「が」
- 4 「そちめ」と「そちめが」
- 第二節 玉塵抄の確定順接表現 290
- 1 「已然形+ば」の三用法
- 2 必然確定表現
- 3 偶然確定表現
- 第三節 玉塵抄の仮定順接表現 303
- 1 天草本平家物語の仮定順接表現
- 2 「ナラバ」の用法
- 3 「タラバ」「未然形+バ」の用法の相違
- 4 「未然形+バ」の独自性
- 5 まとめ
- 第四節 天草本平家物語の誤植に関わる一問題 : 「mŏxitaua:」について 318
- 1 はじめに
- 2 サントスの御作業の校正態度
- 3 天草本平家物語の校正態度
- 4 「ては」の用法
- 5 まとめ
- 第五章 待遇表現の考察 335
- 第一節 玉塵抄の尊敬表現 : 「シム」「サシム」の用法 336
- 1 はじめに
- 2 「シム」「サシム」の活用形
- 3 「シム」「サシム」の上接語
- 4 尊敬「シム」の敬意度
- 5 尊敬「シム」と使役「シムル」の交渉
- 第二節 玉塵抄の「まらする」の用法 : 丁寧語化の過程 354
- 1 「マラスル」の用法(一) 授受表現
- 2 「マラスル」の用法(二) 謙譲表現
- 3 「マラスル」の用法(三) 謙遜・丁寧表現
- 4 天草本平家物語の「マラスル」の用法
- 第三節 玉塵抄の丁寧表現 : 「サウラウ」の用法 373
- 1 平家物語の「候」の用法(一)
- 2 平家物語の「候」の用法(二)
- 3 玉塵抄の「サウラウ」の用法(一)
- 4 玉塵抄の「サウラウ」の用法(二)
- 本書と既発表論文との関係 390
- あとがき 392
- 索引 395
新潮選書;新潮社;1,068円(100円);四六判;縦組;並製;212頁;;ISBN4-10-600489-5;
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