;武蔵野書院;14,000円(借覧);A5判;縦組;上製;3+463頁;;ISBN4-8386-0223-5;
目次を写しておく。
- 二音節を単位の基本とする韻律について / 柳田征司 1
- 一、問題の所在
- 二、二音節を単位の基本とする意識と外形的性質
- 三、二音節を単位の基本とする意識の来由
- 四、結論
- 「善悪」の副詞用法の発生 : 近代語への歩み / 玉村禎郎 17
- 一 はじめに
- 二 副詞用法
- 二‐一 変体漢文
- 二‐二 漢字仮名交じり文など
- 三 副詞用法の起源
- 四 おわりに
- 接続助詞的用法としての「定(ヂャウ)」と「条(デウ)」 / 坂詰力治 33
- はじめに
- 一 中世文献に見える「定」の接続助詞的用法
- 一‐一 中世前期の場合
- 一‐二 中世後期の場合
- 二 中世文献に見える「条」の接続助詞的用法
- 二‐一 中世前期の場合
- 二‐二 中世後期の場合
- おわりに
- 旃陀羅が子日蓮の言語生活寸描 / 杉本つとむ 51
- はじめに
- (一) 譬喩の世界
- ○男と女に関する譬喩(a)
- ○犬と猨の譬喩(b)
- ○鬼に金棒の譬喩(c)
- (二) 語彙考証若干
- ○転(伝)子病
- ○強盛(ガウジャウ)
- ○十字(ジフジ)
- 抄物における反実仮想表現 / 山田潔 71
- 一 はじめに
- 二 『御伽草子』における反実仮想表現
- 三 抄物における反実仮想表現(一)
- 四 抄物における反実仮想表現(二)
- ハビアン『平家物語』と間(あい)の語り〈「と申す」「と聞こえた」の文体を再検討する〉 / 小林千草 89
- はじめに : 本稿の目的
- 一 能「融」とその“間(あい)”の文体
- 二 ハビアン『平家物語』の「と申す」「と聞こえた」使用実態と能「忠度」「鵺」の間(あい)
- 三 ハビアン『平家物語』の「と申す」「と聞こえた」と原拠本のあり方
- 四 ハビアンの語りの姿勢と間(あい)語りの姿勢
- 『雑兵物語』東京国立博物館蔵写本の本文と系統 / 浅川哲也 111
- はじめに
- 一、書誌的比較
- 二、補筆訂正箇所の比較
- 二‐一、〈内閣A本〉の補筆訂正箇所と〈東博本〉の本文
- 二‐二、〈内閣A本〉の○印附き箇所と〈東博本〉本文
- 二‐三、〈内閣A本〉本文と〈東博本〉本文
- 二‐三‐一、〈東博本〉本文にあって〈内閣A本〉に欠く箇所
- 二‐三‐二、意味内容に関わる異同箇所
- 三、〈内閣A本〉と〈東博本〉の語法・語彙の比較
- 三‐一、否定辞
- 三‐二、指定辞(ダ)
- 三‐三、推量辞(ベイ)
- 三‐四、接続辞(原因・理由)
- 三‐五、逆接
- 三‐六、命令表現
- 三‐七、禁止・制止表現
- 三‐八、音便形
- 三‐八‐一、四段活用動詞連用形の促音便形とウ音便形
- 三‐八‐二、形容詞連用形の原形・促音便形
- 四、〈東博本〉と〈内閣B本〉の比較
- 五、写本の系統図
- まとめ
- 対称代名詞から見た狂言詞章の変遷 : 鷺傳右衛門派の場合 / 米田達郎 139
- 一 はじめに
- 二 先行研究概観
- 三 対称代名詞からみた鷺傳右衛門派の変遷
- 三・一 両本におけるオマエとコナタについて
- 三・二 コナタからソナタへ
- 三・三 ソナタからワゴリヨへ
- 四 変遷の様相
- 五 まとめ
- 和泉流狂言台本雲形本と古典文庫本との本文比較 : ト書き・注記に関して / 小林賢次 159
- 一 はじめに
- 二 雲形本と古典文庫本の関係について
- 三 雲形本と古典文庫本との校異
- 三・一 本文の誤認とみられるもの
- 三・二 語句・文などの異同
- 四 おわりに
- 江戸・明治期における漢文訓読の展開 : 訓読から音読へ / 齋藤文俊 177
- 一 はじめに
- 二 江戸時代における漢文訓読の流れ
- 三 江戸時代の音読論
- 四 漢語サ変動詞における訓読と音読
- 五 明治期における新漢語への影響
- 江戸町人の会話における漢語使用の実態 : 「當世七癖上戸」の使用例から / 山口豊 193
- はじめに
- 登場人物の漢語使用の実態
- おわりに
- 一九滑稽本における「ござる」の用法 : 『江之島土産』『六阿弥陀詣』『堀之内詣』『雑司ヶ谷記行』を中心に / 神戸和昭 205
- はじめに
- 一 使用テキスト
- 二 調査結果
- 三 考察
- 三‐一 全体的傾向
- 三‐二 武士・僧・座頭グループ
- 三‐三 中層町人・下層町人グループ
- 三‐四 田舎詞中の用例
- おわりに : 「ござる」の性格
- 『浮世床』における「へ」と「に」の使い分け : 共用動詞の分析から / 園田博文 225
- はじめに
- 一 資料と調査方針
- 二 『浮世床』の概観・文体の関わり
- 三 共用動詞の分析 その一(場所か人・動物か)
- 四 共用動詞の分析 その二(動詞のアスペクト・多義性)
- まとめ
- 一九世紀近世早引節用集における大型化傾向 / 佐藤貴裕 241
- はじめに
- 一 従来型節用集の大型化の傾向
- 二 早引節用集の大型化の概要
- 三 大型早引節用集における諸相
- いろは節用集大成
- 〔早引〕永代節用集
- 〔早引〕万代節用集
- 〔増補音訓〕大全早引節用集
- 万世早引増字節用集
- 四 非大型本による補説
- おわりに
- 遊里における「であります」の使用意図 : 江戸後期の洒落本、人情本の調査から / 長崎靖子 257
- 一、本稿のねらい
- 二、人情本に見る「であります」
- 三、洒落本・滑稽本に見る「であります」
- 四、「であります」の使用時期と使用者
- 五、遊里の「であります」の使用意図
- 六、明治以降の「であります」
- 七、まとめ
- 新漢語「時間」の成立と《時》の表示法 / 松井利彦 277
- 会話篇に見る幕末の江戸語 : 音節融合を中心に / 小松寿雄 299
- はじめに
- 一 会話篇の言葉の性質
- 二 融合形の長短
- 三 係助詞ワの融合
- 1. デワ/ジャ
- 2. テワ/チャ
- 3. ヨリ+ワ
- 4. ワシ+ワ・オイラ+ワ
- 5. ソレ・コレ+ワ
- 6. 連用形+ワ
- 付. その他の助詞+ワ
- 四 ~接続助詞バ・終助詞ワの融合
- 表記と音声の乖離 : 英学資料の音節「エ」の場合 / 常盤智子 317
- 1. はじめに
- 2. 英学資料の「エ」の表記
- 3. 表記実態の概観
- 3.1. 「e」(を中心とする混在)から「ye」へ
- 3.2. 「ye」から「e」へ
- 3.3. 表記実態からわかること
- 4. 日本語の表記に対する当時の議論
- 4.1. ジャパン・ウィークリー・メイルでの書評から
- 4.2. 日本アジア協会の発表記録から
- 4.3. 議論からわかること
- 5. おわりに
- 『浮雲』の心話文 / 阿部八郎 333
- はじめに
- 1 「心話文」の認定
- 2 考察
- 2-1 読者を意識した表現
- 2-2 登場人物に対する待遇表現
- 3 まとめ
- 格助詞「~カラ」の用法 / 田中章夫 345
- 0. はじめに
- 1. 運動場カラ遊ぶ
- 2. 船カラ来た
- 3. 一万円カラお願いします
- 「~まじりに~」 / 中野伸彦 357
- 「隠岐アクセントの系譜」その後 / 山口幸洋 373
- 1
- 2 添田建治郎氏の研究
- 3
- 若い日の言語研修 / 森岡健二 387
- 一
- 二 橋本進吉先生に学ぶ
- 三 意味の意味(Meaning of Meaning)
- 四 ブロック、トレーガーの言語分析の要点
- 1 言語の体系
- 2 象徴
- 家電名の変化 / 宮島達夫 420
- 0. 資料
- 1. 「洗濯機」
- 2. 「冷蔵庫」
- 3. 「掃除機」
- 4. 「テレビ」
- 5. 「パソコン」
- 6. 「温水器」と「アイロン」
- 7. まとめ
- 『英和通信』諸本考 : 会話タイトルを中心に / 大久保恵子 440
- はじめに
- 1 書名
- 1-1 表紙・見返し・扉
- 1-2 和装本各巻頭書名
- 2 目録と所収会話数
- 2-1 和装本
- 2-2 洋装本
- 2-3 和装本各篇の所収会話数
- 3 会話のタイトル
- 3-1 総目録日本語タイトルの異同
- 3-2 総目録と各巻頭・話頭の目録における日本語タイトルの異同
- 3-3 諸本の傾向
- 4 拗音のローマ字表記から見た諸本
- 5 まとめ
- 付: 西京本見返し裏の異本について
- 『和英語林集成』「原稿」から初版への漢字表記 / 木村一 458
- 1 はじめに
- 2 漢字表記率
- 3 特異な漢字表記
- 3-1 分類方法
- 3-2 「原稿」と初版の実例
- 4 「特異な漢字表記」の特徴
- 5 今後の課題
- 執筆者略歴 459
;東北大学出版会;(借覧);四六判;縦組;上製;2+4+251頁;;ISBN978-4-86163-056-9;
大学構内こそ米兵も入れない安全地帯であったが、街の中ではしばしばトラブルが起きていた。国語学の小林好日教授が、ホールド・アップされて時計を奪われたと苦笑されたのもこの頃である
(p.128)。
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