ちくま新書606;筑摩書房;780円(借覧);新書判;縦組;並製;269頁;;ISBN4-480-06311-0;
研究叢書359;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;iii+270頁;;ISBN978-4-7576-0395-0;
目次を写しておく。
- 序論 本研究の目的と構成 1
- 第一部 古風土記の編纂
- 第一章 成立論の再検討 11
- 第二章 古風土記がめざしたもの 21
- 第一節 「古老相伝」を手がかりとしてみた古風土記の性格 21
- 第二節 古風土記の記述方法 : 「古」・「昔」・「今」の文体 35
- 第三節 各国風土記の「古」と「昔」 49
- 第三章 古風土記の視点と世界観 63
- 第一節 編纂の視点 63
- 第二節 地理的説話の採択をめぐって 76
- 第三節 「天下(あまくだ)り」と「天下(あめのした)」を中心とした世界観 83
- 結語 96
- 第二部 漢語受容を中心とした『常陸国風土記』の述作とその本文批判
- 序説 『常陸国風土記』諸本の概略 99
- 第一章 『常陸国風土記』と初唐詩賦 104
- 第一節 叙景記事における詩序の受容 104
- 第二節 童子女松原記事と七夕詩賦 117
- 第二章 行方郡条「建借間命」説話における漢語受容 129
- 第一節 「天人」の表現と訓読 129
- 第二節 「天之鳥琴」と「天之鳥笛」 138
- 第三節 「杵島唱曲」をめぐって 147
- 第三章 漢語受容の諸相
- 第一節 「昇降坱圠」考 155
- 第二節 「娉財」と婚姻習俗 162
- 第三節 漢籍受容からみた注記形式 176
- 第四節 訓釈四題 183
- 第四章 『常陸国風土記』本文批判の方法 197
- 第一節 伴信友書き入れ本の位置 197
- 第二節 狩谷棭斎の本文批判 213
- 第三節 西野宣明「訂正常陸国風土記」の本文校訂 223
- 第四節 万葉仮名の用法からみた本文批判 244
- 結語 253
- まとめ 255
- 論文初出一覧 257
- あとがき 263
- 索引 270(1)
第3章第1節では、当該部分の表現が文選李善注によることをあきらかにして本文を整定し、とほしろし訓を採用するとしてゐるけど、文選の訓を参照する必要はないのかなあ(九条本文選古訓集をちよつとみると、坱圠トヒロク大キニシテとよんでゐるみたいだつた)。
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