角川文庫;角川書店;220円(100円);文庫判;縦組;並製;308頁;;;
;世界思想社;2,600円(借覧);四六判;縦組;並製;ix+338頁;;ISBN4-7907-0669-9;[執筆者]おーつき・おさむ(大槻修)/かたおか・としひろ(片岡利博)/しおだ・ともこ(塩田公子)/たぶち・ふくこ(田淵福子)/からしま・まさお(辛島正雄)/とよしま・ひでのり(豊島秀範)/いしの・けーこ(石埜敬子)/よしかい・なおと(吉海直人)/よねだ・あけみ(米田明美)/かんのとー・あきお(神野藤昭夫)
つづけて段落をあらためて、『新日本語論』として世に送り出して二十年近くたってみると、いろいろまずいと思う点も出てくる。ことに漢字を目の敵にして、少しでも減らそうとしているところ――当用漢字でも多すぎるように思っているところは、考え直した。というのは、今大いに使われてはじめているワープロというものの働きである。漢字というものは、タイプで速く打てないからいけないと私は思っていた。が、私の親しくしているシャープという会社で作っているワープロを自分で実際に使ってみると、三千近くの漢字がおもしろいように速く打てる。それに書く人が字画を正確に覚えることもいらない。ワープロはますます便利なものが発明され、安価なものになるであろう。とすると、漢字はやはりすぐれた点を利用すべきだと思う、という気持である。
それともう一つ、片仮名言葉の乱用は、もっと強く戒めてもよかった、とある。
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