;世界思想社;(借覧);A5判;縦組;上製;iv+338頁;;ISBN4-7907-0744-X;
目次を写しておく。
- 序 / 大槻修 i
- はじめに 3
- 第一章 中世王朝物語における表現の問題 7
- 一 はじめに
- 二 語彙・語法
- 三 「物語取り」の問題
- 四 結語
- 第二章 『恋路ゆかしき大将』の成立 : その語句の特徴をめぐって 19
- 序
- 一
- 二
- I いや
- II 「御」+〔純粋な形容詞〕
- III 景気
- IV 式
- V ~たがる
- VI 念なし
- VII 日柄
- VIII 面々
- IX 病は心
- 結語
- 第三章 『松陰中納言物語』の成立 : 文法的特徴をめぐって 49 #
修士論文は、『松陰中納言物語』を取り上げることに決めていたが、「語彙は入れ替わる可能性がある。文法からやった方がより確かでしょう」との阪倉(篤義――引用者補)先生のお教えに従い、文法面を中心に研究してみることにした(p.328)。
- 序
- 一 文末の助動詞について
- 二 係結びについて
- 三 已然形終止について
- 結語
- 第四章 『松陰中納言物語』における敬語の特殊な用法について 83
- I 啓す
- II 御覧じ給ふ
- III 四段活用動詞+「さす(尊敬・使役)」
- 第五章 『木幡の時雨』の文章 : 先行物語からの影響(一) 93
- 一
- 二
- 三
- 四
- 五
- 第六章 『あさぎり』の文章 : 先行物語からの影響(二) 115
- 一 序
- 二 『あさぎり』と『狭衣物語』
- 三 『あさぎり』と『伊勢物語』
- 四 『あさぎり』の引き歌
- 五 『あさぎり』の和歌
- 六 結語
- 第七章 『小夜衣』の引き歌について 157
- 一
- 二
- I 袖のみ濡るる筧の水の訪れ
- II 憂き身知りける袖の露
- III ふるやの軒の玉水
- 三
- I 心にあまる涙
- II 山の井の浅き契り
- 結語
- 第八章 『狭衣物語』と百番歌合 173
- 一
- 二
- 三
- 四
- 五
- 第九章 『狭衣物語』と『風葉和歌集』 197
- 一
- 二
- 三
- 四
- 第十章 資料編 大覚寺本『小夜衣』翻刻 217
- あとがき 327
- 初出一覧 329
- 索引 338
岩波新書(新赤版)1104;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;viii+205+5頁;;ISBN978-4-00-431104-1;
川瀬一馬の識語入のもの(風間書房版)が古書店に出ている。訓点研究者ならずとも書誌学研究者(もしくは川瀬一馬ファン)にとってはぜひ手に入れたい一冊であろう、と紹介されてゐたのに、いまだに入手可能だつた。うーん。
昭和三十一年七月十四日春日政治博士より 贈らる。この頃旧久原文庫の中にて 川瀬一馬識 大乗広百論釈論に承和八年七月八日の白点 あるを発見せる際とて博士よりのたまはりもの也 喜ばしき次第なり。承和八年点本は多分予が発見 せねば、かなり長い間知られざるまゝに過ぎしなるべし
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