身体をめぐるレッスン3;岩波書店;2,700円(借覧);四六判;縦組;上製;xvii+276頁;;ISBN978-4-00-026729-8;[執筆者]いしかわ・じゅん(石川准)/かなもり・おさむ(金森修)/つかもと・まさひこ(塚本昌彦)/たかおか・けん(高岡健)/おかはら・まさゆき(岡原正幸)/にしむら・ゆみ(西村ユミ)/うちだ・たつる(内田樹)/たまち・まさひろ(玉地雅浩)/むかいやち・いくよし(向谷地生良)/ニキ リンコ/はしもと・みさお(橋本みさお)
ちくま新書199;筑摩書房;660円(100円);新書判;縦組;並製;222頁;;ISBN4-480-05799-4;[執筆者]中牧弘允/山田厳子/八木透/安井眞奈美/岩本通弥/宇田哲雄/福田アジオ/中込睦子/高田公理/森栗茂一/森謙二
;講談社;(借覧);四六判;縦組;上製;303頁;;ISBN4-06-211893-9;
すこし前に文庫化してて、斎藤美奈子が解説を書いてたので親本をかりる。結構おもしろい。
近代日本の思想家3;東京大学出版会;2,800円(借覧);四六判;縦組;並製;8+266頁;;ISBN978-4-13-014153-6;
哲学の歴史 第6巻;中央公論新社;3,200円(借覧);新書判;縦1・2段組;並製;726頁;;ISBN978-4-12-403523-0;[執筆者]まつなが・すみお(松永澄夫)/あさひろ・けんじろー(朝広謙次郎)/いちのせ・まさき(一ノ瀬正樹)/うえむら・ただお(上村忠男)/おーじ・けんた(王寺賢太)/おぐら・こーせー(小倉孝誠)/かわで・よしえ(川出良枝)/しもかわ・きよし(下川潔)/たかやま・ひろし(高山宏)/つげ・ひさのり(柘植尚則)/なかさい・としろー(中才敏郎)/ますだ・まこと(増田真)/むらまつ・まさたか(村松正隆)/やまぐち・ひろゆき(山口裕之)
祥伝社新書086;祥伝社;760円(借覧);新書判;縦組;並製;251頁;;ISBN978-4-396-11086-4;[ゲスト他]山本繁/月乃光司/AKIRA/湯浅誠/今野晴貴/佐野章二/松本哉/梶屋大輔/杉田俊介/赤木智弘/大槻ケンヂ/小穴哲至
講座源氏物語研究 第七巻;おうふう;(借覧);A5判;縦組;上製;265頁;;ISBN978-4-273-03457-3;[執筆者]むろふし・しんすけ(室伏信助)/おーうち・ひでのり(大内英範)/たさか・けんじ(田坂憲二)/まつばら・しのぶ(松原志伸)/なかむら・かずお(中村一夫)/にーみ・あきひこ(新美哲彦)/うえの・えーこ(上野英子)/いとー・てつや(伊藤鉃也)/なかがわ・てるまさ(中川照将)/おーの・ゆーこ(大野祐子)
数ある伝本は各個に読み解かれるべきものであって、単純な誤字を除けば、伝本を相互につき合わせ改訂すべきでない、というに尽きる。(……)伝本によってはミセケチや補入を含むが、それらもすべて現在伝えられている状態で受容し、意味が通じやすいからといって、他本を参着して改めるべきではないのである。もしそこに不合理で理会しがたい行文があっても、なぜそうなっているのかをまず対象化し討究すべきなのである。その前提として、同系統の写本だからとか、写した元の本が判明していて、それと相違するからとかの理由があっても、いまの時点でそれを改めたら、また新しい異本を作ることになるだろう。/古典を読むとは、写本を含むすべての伝本に伝えられた文章を、まずそのまま読み解く能力を怠らないことである。仮名遣いの相違や当て漢字等も、それらを生み出した古人の遺志を、その時代の、或いはその言語状況のなかでまず対象化し、研究することを古典を読む第一義と心得べきものなのである(室伏信助、本文研究を再検討する意義。pp.9-10)。
われわれは、大島本という唯一の本文を頼りに『源氏物語』を受容してきた。これからどこへ向かうのであろうか。大島本以外に、それに代わる新たな流布本はあるのか。私は次善の策として、天理大学附属図書館所蔵の池田本をも参看することを提案したい。これは、その一部が『源氏物語大成』の底本として採択されていたものである。そのためにも、池田本の校訂本文を提示する用意を進めている。/これからの『源氏物語』の受容は、これまでの流布本と併存する形で池田本を、そして〈河内本群〉を代表するものとして天理大学附属図書館所蔵の河内本を、〈別本群〉を代表するものとして陽明文庫本を提供すべく、これも校訂本文の準備を進めている(伊藤鉃也、あとがき。p.264)。
なんか盲者を演じるのをみるのつてもつといやな感じかなあ、と思つてゐたのだけど、意外にさうでもなかつた。マイコのうつくしい面ざしをみてるだけでも――思へば徳市にはそれは不可視なのだなあ――見料分はあった(徳市をよんでおいて、はぐらかそうとして、道で気づかれるシーンにはちよつと胸がときめいた)。加瀬亮は全然加瀬亮だと思はなかつた。すごいなあ。
「グーグーだって猫である」の前売りがまう出てた(買はなかつたけど)。早いな。
書を讀むは極めて好きことなり。されど書を讀むの法をゆるがせにして書を讀むは極めて危きことなり。
書卷を手にして佔筆を事とすれば、讀書の能事了れりと考ふるが如きは、最も無意義の讀書法なり。
如何なる種類の書なるか、如何なる人の著述せる書なるか、如何なる人の編纂せる書なるか、これらの點を都て顧みること無くして妄に讀むが如きは、必ずしも好き結果をのみ呈すべきならず。世には惡を勸むるといふ書も無けれど、たま〳〵矯激の説を載せたる書の其弊害甚だ多きものもあるなり。また固陋謬迷の識見を抱ける人の著述にして、其偏頗の説の後進を過誤に陷らしむべきものもあるなり。また粗雜孟浪の編纂にかゝる書の空しく人を勞せしむるのみなるものもあるなり。以上の如き良からぬ書を讀むは、讀まざるに若かざる塲合多し。
偏僻の嗜好を有せざる老成の人の教によりて我が讀むべき書を知る事は、最も大切なる事なり。縱ひ學深しと云はるゝ人なりとも其人偏僻の嗜好を有せる人ならば、其人の言にのみ憑るべからず。須らく他の中正の趣味を有せる人の言をきゝて考ふべきなり。
問ひ尋ぬべき先輩無き時は、書籍解題の類を購ひ得て、凡そ先づ我が讀まんと欲する類の書に、如何なる名の書の存するか、如何なる體裁性質の書のあるかを知りて、さて其後に審かなる判斷により、讀むべき書を擇び定むべし。解題を得ずんば目録をなりとも得て覽るべし。
書を讀むは猶文を作るが如し。速なる人あり、遲き人あり。各其性の然らしむるといふべし。速きが必ずしも勝れたるにあらず、また遲きが必ずしも勝れたるにあらず。人或は、書を讀むは叮嚀に、いと遲くすべしなどと説くものあれど、遲速は人〻の習ひにある事なれば、強ひたりとも益あらんや否や覺束なし。また或は、書を讀むは幾度も繰返し繰返し讀むべし、と説くものあり。これも一概には定めて云ひがたし。速きもよし遲きもよし、要はたゞ散亂心をもつて書を讀まず、熱心をもつて讀むべきのみ。
書を讀むに二の惡癖あり。一は多きを貪るの癖なり。此癖ある人は、鼠の物を噛むが如く、甲の書をも二三枚讀み乙の書をも四五枚閲し丙の書をも一二枚窺ひ、畢竟書目をのみ知るに止まりて何等の要領をも得ること無く終るものなり。
他の一の癖は、蟎といふ蟲の一處に咬みつけるが如く、書中の一部に拘泥して空しく字句の詮議に過分の心を勞し、句讀訓詁を讀書の目的の如くに考へ誤り、一日二日三日と月日を經て猶一葉二葉を讀み得ず、一處に滯りて終に一部の書の意は知る無くして止むの類なり。
蠶の桑の葉を食ふが如く順序だてゝ漸〻精密に咀嚼し行くを讀書の一良法とす。
また書を讀むに當つて、多少解し難きところあるに關らず、先づ一讀過し、次でまた一讀過し、次でまた〳〵讀過し、また次でまた〳〵讀過し、是の如く數十囘讀過して、其間おのづから圓悟融解して後已む。これもまた讀書の一良法なり。但し此法は才高からざるものの爲し難きところとす。
書を讀むものは、くれ〴〵も讀書の法に就て熟慮せざるべからず。今たゞ其大概を擧説するのみ。猶各人が自得の工夫に待つあるや論無きなり。
全集 日本の歴史 第3巻;小学館;(借覧);A5判;縦組;上製;12+366頁;;ISBN978-4-09-622103-7;
橙と白の横縞のシャツとデニムの短パン。写つてないからはつきりとはしないけど、たぶん、ルームバイクみたいなのにのつてるのだと思ふ。
けふは、茶寮都路里でほうじ茶カステラパフェをたべたうへに(されい、とどつちにしようか迷つた)、帰宅後、晩いのに大原豊寿庵の黒ごま大福もたべちやつたから、運動しなきやな。和スイーツはヘルシー
、といふ甘言を信じたい。しかし、もすこしやせたらかわいいのに
、なんていつてくれる対手もゐないのに体重のことを気にするのもむなしい。
;笠間書院;4,500円(2割引);A5判;縦組;上製;247頁;;ISBN4-305-70305-X;
美濃国戸籍には略体字の使用が目立つ。万葉仮名としての使用例は「つ(の古体)」「ム」がある。いずれも七世紀の出土資料に頻出する字体である。前者は今もって字源がわからない。「川」もしくは「州」、あるいは「門」「闘」、さらには「津」かと言われているが確証が得られていない。筆者は、日本列島へ輸入されたときすでに略体字だったのではないかと予想している。後に述べるように「部」の旁を字源とする「へ」がそうだからである(pp.140-141)、といふところをみて、最近ちよつと機会があつてのぞいた太宰春台の倭読要領に、
或人以呂波ノ中ノヘツノ二字ハ百済ノ諺文ナルベシトイヘリ。サモアランカとあるのを思ひ出した。この
或人つてだれなのかな。
尊敬の補助動詞としての「賜」の用法も朝鮮半島からもたらされた可能性が大きい、
半島では固有語の発音が「賜」の字音に近似していたといふのも興味深い(p.62)。
- 前書き 1
- 年表 8
- 序論 木簡が日本語史研究にもたらすもの
- 導言 13
- 1 八世紀日本における漢字の普及度 13
- 2 地方における漢字の普及度 17
- 3 七世紀以前の実情を知る手がかり 20
- 4 朝鮮半島との関係 24
- 5 結語 26
- 注 28
- 本論
- 第一章 日本語史資料としての七世紀木簡
- 1 七世紀日本における漢字・漢語の普及 34
- 2 漢文訓読と字訓体系の成立 40
- 3 日本語に馴化した字音体系 45
- 4 漢字で日本語の文を書く諸様式 53
- 5 朝鮮半島の漢字使用とのかかわり 58
- 注 62
- 第二章 森ノ内遺跡出土手紙木簡の書記様態
- 導言 67
- 一、森ノ内遺跡木簡の字訓の性格 70
- 1 森ノ内木簡の使途と書記様態との相関 70
- 2 森ノ内木簡の用字の検討 72
- 3 森ノ内木簡の用字の位置 79
- 注 81
- 二、壬申誓記石と森ノ内木簡の空格 83
- 1 壬申誓記石の方量と書記様態と文意の相関 83
- 2 句読の指標としての空格 86
- 注 90
- 第三章 木簡上の日本語
- 導言 91
- 一、木簡の「ひとつひとつ」「ひとりひとり」 93
- 1 畳語形態による択一の語法 94
- 2 二項並列の構文と文意 97
- 注 100
- 二、人名「あしへ」と集団を指す「つら」 101
- 1 人名「悪閇」の語形と語義 102
- 2 「つら」による業務担当 104
- 3 人員の派遣と記録 108
- 注 110
- 第四章 地方中心地における漢字の受容 : 観音寺遺跡木簡
- 1 七世紀前半の層 114
- 2 七世紀中頃の層 115
- 3 七世紀後半~七世紀末の層 119
- 4 七世紀末~八世紀前半の層 124
- 5 結語 129
- 注 130
- 第五章 大宝二年度戸籍と木簡
- 導言 133
- 一、美濃国戸籍の文字言語史上の位置 134
- 1 美濃国戸籍が編まれた頃の漢字使用 135
- 2 文字言語としての美濃国戸籍の位置 137
- 3 中国籍帳の様式との乖離 142
- 4 記載された人名に反映している言語 146
- 注 149
- 二、「枚」と「牧」の通用 : 「牧夫」は「ひらぶ」 152
- 1 上代戸籍の命名原理 152
- 2 「枚」と「牧」の通用 156
- 3 「牧夫」は「ひらぶ」 161
- 4 通用の背景 163
- 注 166
- 第六章 万葉仮名「皮」 : 万葉仮名前史試論
- 1 万葉仮名「皮」の存在確認 172
- 2 万葉仮名「皮」は「波」の略体か 173
- 3 単体の万葉仮名であった可能性 174
- 4 朝鮮半島の仮借との関係 177
- 5 字音と語音の整合性 178
- 6 五世紀の音韻体系推定の端緒 181
- 7 字音と音韻認識 183
- 注 184
- 第七章 古事記と木簡の漢字使用
- 1 問題設定 188
- 2 漢字の字種の比較 189
- 3 漢字の用法の比較 194
- 4 言語要素の文字化・非文字化 200
- 5 書記様態の比較 203
- 6 結語 206
- 注 207
- 第八章 「歌」の習書木簡 : 律令官人が「難波津の歌」を書いた理由
- 1 律令官人が「歌」をつくる 210
- 2 出土資料に書かれた「難波津の歌」ども 220
- 3 出土資料に書かれた日本語韻文 224
- 4 詠歌の場とその記録 228
- 5 漢字で「歌」を書き和歌を書く書記様態 232
- 6 結語 235
- 注 237
- 後書き 241
- I 著者名索引 247
- II キーワード索引 245
青弓社ライブラリー52;青弓社;1,600円;四六判;縦組;並製;243頁;;ISBN978-4-7872-3284-7;
;ぺりかん社;5,200円(借覧);A5判;縦組;上製;358頁;;ISBN978-4-8315-1192-8;
非常にナイーブな感想だと思ふけど、政治の季節といふのがあつたのだなあとか、人間の集団つてこはいなあとか。総括リンチのところと、あさま山荘のところがうまくつながつてこないやうな感じ、といふか森、永田の逮捕をラジオできく拍子ぬけ感はすごいなあ、と思ひながらみてたら、最後の加藤三兄弟末弟のことばに、要は、勇気がないんでしょ? を思ひ出してひとりをかしかつた。
ちくま新書687;筑摩書房;740円(借覧);新書判;縦組;並製;244頁;;ISBN978-4-480-06387-8;
中公新書25;中央公論社;200円(100円);新書判;縦組;並製;1+2+2+180頁;;;
合掌。
出版ニュース(4月上、中、下旬号)。
;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;2+3+352頁;;ISBN978-4-7576-0446-9;
その出身地は、やはり「蛯原」の多い宮崎県であり、姉の姓と同じである点からもこれが本名であると考えられる(「EBIHARA YURI official webcite」http://www.jap.co.jp/ebihara_yuri/)(p.251)といふ記述は、いま見ると
websiteになつてるみたいだけど(アクセス日が書いてないからなんともいへないけど)、といふのはともかく、
姉といふのは英里さんのことだとすると「妹」だと思ふのだけれど。
高橋五郎『[漢英/対照]いろは辞典』(明治二十一年五月刊)は辞典冒頭に掲げる「仮名と羅馬字との比較一覧表」中には「うゐのおくやまけふこえて」の「え」に〈江〉を掲げているが、その理由はなにかといふのは(p.188)、遠藤論文にとく
平仮名書きいろは歌のエの字体が「え」ではなく、「江」であった伝統をふんでゐるだけではないのかな(だから、常用の「え」には「ちぢみえ」といふ異名が用意されたのだといふ。p.131)。
- 『国語文字史の研究』第十集を迎えて / 前田富祺
- 『心躰抄』に見る漢字表記の特性 : 室町時代初期の特異な漢字資料 / 山内洋一郎(やまうち・よーいちろー) 1
- 一
- 二 辞に見る当て字
- 1、形容詞カリ活用
- 2、形容詞シク活用活用語尾
- 3、助動詞
- 4、助詞
- 三 一字漢語 その一
- 1、書体の判読が困難な字がある。
- ○「もみぢ」の漢字
- ○「まつる」の漢字
- 2、一字漢語の注意すべき語
- ア、羅(くれなゐ)
- イ、春(あさみどり)
- ウ、危・佹・脆(あだ)
- エ、漢(あまのがは)漢原(あまのかはら)
- オ、天(あまのはら)・天原
- カ、人(ひと)の異体
- ク、詹(セン・タン)を持つ漢字
- ケ、華(みやこ)の増画
- コ、道(たまぼこ)と枕詞
- 四 一字漢語 その二
- サ、「あかねさつ」の用字
- シ、「いつはり」
- ス、「おぼろづくよ」
- セ、化・顔(おもかげ)
- ソ、賞(おもしろし)
- タ、維(この・これ)
- チ、開・闢・闡・發(さく)
- ツ、楮・桜(さくら)
- テ、貞(さだか・さやか)
- ト、刊(さだむ・さだめ) #刊の右を天につくる
- ナ、宿(さぶ)
- ニ、浣・曝(さる)
- ヌ、爲(しげし)蕃(しげし・しげみ・しげる)
- ネ、菫・菫菜・〓{辶+單}菜(すみれ) #菫もほんとは異体
- ノ、糺・貞(ただし)
- ハ、〓{无/灬}・謁(たなびく)
- ヒ、哠(つぐ)
- フ、啼・㗛(なく)
- ヘ、昵・妙・玅(なつかし)
- 五 多字漢字表記
- 倭文体の背景について / 佐野宏(さの・ひろし) 19
- はじめに
- 1 表記に対する文体の位置
- 2 訳読(訓読)の回路と倭文体
- 3 仮借表記と仮名表記 : 文体把握の転換によるあり方
- 4 文体属性の拘束が及ばない一群
- 5 倭文体の背後にあるもの
- おわりに
- 「略書」再考 / 乾善彦(いぬい・よしひこ) 41
- はじめに
- 一 略書の諸相
- 二 固有名詞表記における略書
- 三 略書の原理
- 四 仮名書きと固有名詞
- 『日本書紀』の中国口語 : 「你」をめぐって / 是澤範三(これさわ・のりみつ) 53
- 一 はじめに
- 二 中国口語
- 三 字音仮名としての「你」
- 四 二人称代名詞「你」
- 五 和語と漢語
- 六 まとめ
- 正税帳における「都合」と「合」 : 熟字と単漢字の使用をめぐって / 奥田俊博(おくだ・としひろ) 69
- 写経・正倉院文書(食口案・献物帳)の所用字体をめぐって / 井上幸(いのうえ・みゆき) 89
- 一、はじめに
- 二‐1、調査の概要
- 二‐2、調査結果
- 【1】 形の数について
- 【2】 資料ごとの関わり
- 二‐3、書記意識小考
- 三、今後の課題
- コンテクストと文字研究 : 書記資料の文字の処理はどうするか / 西崎亨(にしざき・とーる) 101 #代/戊、土/云
- ちぢみ「え」 : 仮名の異名といろは歌 / 遠藤邦基(えんどー・くにもと) 115
- はじめに
- 一 ちぢみ「え」
- 二 仮名の見立て : 「~の字(文字)」の場合
- [しの字]
- [さの字]
- [ぬの字]
- [その他―鴈―]
- 三 異体字の選択と仮名文字つかい
- 四 平仮名書きいろは歌の「え」の字体
- まとめ
- 定家の表現における表記と語形の選択 / 田中雅和(たなか・まさかず) 135
- はじめに
- 表記にかかわる選択意識
- 語形にかかわる選択意識
- I 「かなしむ」と「かなしぶ」「くるしぶ」「あはれぶ」 #菅家点との共通性
- II 「まなぶ」と「まねぶ」
- III 「まぼる」と「まもる」
- むすびに
- 近世初期刊行の画引字書について / 米谷隆史(よねや・たかし) 151
- 一 はじめに
- 二 初期の画引字書の刊行状況
- 三 諸本の概略
- ① 画数分類を部首目録のみに採用する字書
- ○五音図
- ○大広益会玉篇A
- ○奇字早鑑
- ② 画数分類を部首内配列のみに採用する字書
- ○新刊大広益会増玉篇
- ③ 画数分類を部首目録と部首内配列に採用する字書
- ○袖珍倭玉篇 付 画引倭玉篇
- ○新刊画引和玉篇
- ○篇海類編
- ④ 画数分類を部首配列と部首内配列に採用する字書
- ○字彙 付 続字彙補
- ○字集便覧
- ○大広益会玉篇B
- ○増補二行和玉篇
- ⑤ 画数分類を漢字の総画数配列に採用する字書
- ○韻会捷見
- 四 各類の特徴と位置づけ
- 五 最後に
- 合巻類の漢字 : 『一之富當眼』『正本製 五編 難波家土産』を中心に / 矢野準(やの・じゅん) 165
- はじめに
- 一
- 二
- 三の1
- A 異同の見られない漢字
- 三の2
- Ba 稿本のみに見られた漢字
- Bb 版本のみに見られた漢字
- 三の3
- Bc 一部に異同を持つ漢字
- おわりに
- 二つの『星』 / 今野真二(こんの・しんじ) 179
- はじめに
- 一 『日本之女學』・『やまと錦』の濁点
- 二 句読点、その他の符号類について
- 三 異体仮名の使用
- 四 振仮名について
- おわりに
- 明治期の漢字表記の一側面 : 当時三種の小新聞における「あて字」を資料として / 潘鈞(はん・きん) 195
- 一、「あて字」とは
- 1、従来の定義
- 2、借義法による「あて字」
- 二、借音的あて字について
- 1、資料としての小新聞
- 2、『かな』における戯作的あて字
- 【あ】 借音兼借義式
- 【う】 文字遊戯的なもの
- 【え】 記号の併用
- 3、三紙の各自の特徴
- 三、借義法による「あて字」
- 1、借義的あて字の狙いと特質
- 2、『絵入』の特色
- 3、伝達機能による仮分類
- 1) 書き換え
- 2) 情報付加
- A) 限定的付加
- B) 明確的付加
- (a) 具体化(範囲提示)
- (b) 意味累加(二重表記)
- (c) 意味特徴づけ
- 3) 文脈依存
- 4、あて方の種種相
- B 句語対応
- C 品詞転換
- D 自他不問
- E 受身無視
- F 使役活用
- G 二重表記
- H 置換対応
- I 書き添え
- J 文字列造り
- K 重複避け
- 四、むすび
- 『道草』の書き潰し原稿と最終原稿の文字・表記 / 佐藤栄作(さとー・えーさく) 213
- はじめに
- 一 分析の対象
- 二 「には」 : 仮名の「かたち」
- 三 「細君」 : 漢字の「かたち」
- 四 「眺えた」と「経験」 : 誤記と送り仮名、ルビ
- おわりに
- 代用字・代用表記(同音の漢字による書きかえ)について / 田島優(たじま・まさる) 229
- はじめに
- 一 「同音の漢字による書きかえ」について
- 二 代用表記の扱い
- 三 代表表記の実態 #新明解(6版)
- A 代用表記(下の表記)だけが見出し漢字表記になっているもの
- B 元の表記(上の表記)だけが見出し漢字表記になっているもの
- C 元の表記と代用表記とが別見出しあるいは別項目になっているもの
- D 元の表記ともまた代用表記とも異なるもの
- E その見出し語がないもの
- 四 『明解国語辞典』(昭和十八年)の見出し漢字表記
- A 『新明解』では代用表記だけが見出し漢字表記になっているもの(二〇九例)
- I 代用表記が既に『明解』で見出し表記として見られるもの(一〇二例)
- II 代用表記が『明解』に見られないもの(一〇七例)
- B 『新明解』では元の表記(上の表記)だけが見出し漢字表記になっているもの(七二例)
- I 『明解』には代用表記が見られないもの(六三例)
- II 『明解』に代用表記が見られるもの(九例)
- C 『新明解』では元の表記と代用表記とが別見出しあるいは別項目になっているもの(一一例)
- D 『新明解』では元の表記ともまた代用表記とも異なるもの(五例)
- E 『新明解』にその見出し語がないもの(四例)
- おわりに
- 「蛯」の使用分布の地域差とその背景 / 笹原宏之(ささはら・ひろゆき) 245
- 一 はじめに
- 二 近代から現代までの「蛯」
- 二・一 地名における使用の分布
- 二・二 姓における使用の分布
- 二・三 社名・店名における使用の分布
- 二・四 普通名詞としての使用
- 三 理解字への過程
- 四 おわりに
- 京都の「祇園」の表記 : 「しめすへん」をどう書くか / 當山日出夫(とーやま・ひでお) 267
- 一 はじめに
- 二 なぜ祇園を対象とするか
- 三 非文献資料とは
- 四 辞書的規範における「祇(示)」
- 五 資料収集の方法
- 六 祇園の地域分類
- 七 その他の具体的事例
- 八 まとめ
- 九 今後の課題
- 一〇 謝辞と付記
- 現代仮名遣いの長音表記 / 蜂矢真郷(はちや・まさと) 283
- 『初心假名遣』索引(上) / 狩野理津子(かの・りつこ) 297
- 『国語文字史の研究』第一~十集総目次
- 書名索引
- 人名索引
- 用語索引
- 語彙索引
- 仮名索引
- 漢字索引
中国の歴史08;講談社;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;6+406頁;;ISBN4-06-274058-3;
;NTT出版;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;vi+2+291頁;;ISBN978-4-7571-4168-1;
うーん。
ビジュアル文化シリーズ;臨川書店;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;229頁;;ISBN978-4-653-04012-5;
;青土社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;309頁;;ISBN978-4-7917-6350-4;
講談社現代新書1837;講談社;700円(100円);新書判;縦組;並製;201頁;;ISBN4-06-149837-1;
単位が来る、といふコロケーションがあるんだなあ。
;明治書院;8,544円(借覧);A5判;縦組;上製;16+460頁;;ISBN4-625-42073-3;
合掌。橋本進吉の薫陶をうけたひとも、かうしてゐなくなつてゆくのだなあ。大空社から出てたの(ちらしももらはなかつたのでいま書名がわからない)買つとけばよかつたかな。
目次を写しておく。
- 序
- 第一部 文体と語法
- I 言文一致体から口語体へ 3
- 第一章 標準語の普及 / 森岡健二 3
- 1 標準語形成における東京語の問題
- 2 本江戸の性格
- 3 標準語の性格(一)
- 4 標準語の性格(二)
- 第二章 素描・言文一致体の成立するまで / 森岡健二 17
- 1 実用文・文語系統の流れ
- 1 漢文
- 2 漢文訓読体
- 3 和漢折衷体
- 4 明治普通文
- 2 実用文・口語系統の流れ
- 1 講義体
- 2 演説原稿
- 3 演説体(演説速記体)
- 3 文学・文語系統の流れ
- 1 漢文脈の濃厚な文体
- 2 和漢折衷体の諸相
- 3 雅俗折衷体の諸相
- 4 文学・口語系統の流れ
- 1 講釈体
- 2 初期口語体
- 5 まとめ
- 第三章 言文一致体成立試論 / 森岡健二 43
- 1 問題と仮説
- 2 言文一致体の基礎としての言(話し言葉)の問題
- 3 「言語」(ラング)と「言」(パロール)
- 4 「言」と場
- 5 談話体と演説体と言文一致体
- 6 口語文法の成立 : 結びに代えて
- 第四章 言文一致と東京語 / 森岡健二 65
- 1 初期の言文一致論と東京語
- 2 言文一致の土台としての「言」行為の発達
- 3 東京語から標準語へ
- 4 言文一致体から口語体へ
- むすび
- 第五章 東京語の文法と標準語の文法 : 言文一致の基礎的問題 / 森岡健二 83
- 1 明治初期の文体改良論
- 2 「言」の問題 : 東京語から演説・標準語へ
- 3 明治二、三十年ごろの東京語の文法
- 4 標準語の文法
- 一 いわゆる標準語の性格
- 二 標準的口語法の確定法
- 第六章 共通語とその変容 : 口語体成立の要因 / 森岡健二 114
- 1 言語における共通項と変異項
- 2 思想・思考法の成長
- 3 弁論術の発達と普及
- むすび
- 第七章 明治期口語文典の語法 / 塩沢和子 134
- 1 はじめに
- 1 口語文典成立の背景
- 2 標準語文法の確定
- 2 動詞
- 3 形容詞
- 4 助詞
- 5 助動詞
- 6 むすび
- 第八章 明治期国定教科書の口語文 : 言文一致体の成立に果たした役割 / 塩沢和子 160
- 序論
- 一 国定教科書における標準語と言文一致体
- 二 教科書の文体と『口語法』『口語法別記』
- 三 本稿の課題
- 待遇法の整理
- 一 待遇法と文章の種類
- 二 各文章における待遇法とその変化
- 三 対話体の待遇語
- 四 独話体の待遇語
- 五 記述体
- 標準的な口語法の確定
- 一 動詞
- 二 形容詞
- 三 助動詞
- 四 助詞
- 五 副用言
- 六 その他
- むすび
- II 江戸共通語 200
- 第一章 抄物の語法 : 「抄物共通語」の存在について / 大橋敦夫 200
- 1 序
- 2 資料と考察の方法
- 3 語法の考察
- ① 音便形
- ② 融合形
- ③ 助詞
- ④ 助動詞
- ⑤ 形式語
- ⑥ 副用言
- 4 まとめ
- 第二章 江戸期講義筆記の口語 / 平沢啓 213
- 序
- 1 目的と方法
- 2 資料
- 1 講義筆記と戯作物に共通する助動詞
- 2 講義筆記と戯作物に共通する助動詞の活用形の異同
- 3 講義筆記と戯作物に共通して現れない助動詞
- 4 四種の講義筆記によって異同のある助動詞
- 5 講義筆記と現代口語文法との助詞の比較
- 6 講義筆記と戯作物とで異なる助詞
- 1 接続助詞
- 2 終助詞・間投助詞
- 3 助詞の形態変化
- 結び
- 第三章 用例集 日向高鍋藩校「明倫堂」の講義ノートの語法 / 平沢啓 242
- 序
- 1 助動詞 : 附 断定の文末辞「である」
- 1 受身・可能・尊敬の助動詞
- 2 使役の助動詞
- 3 打消の助動詞
- 4 推量の助動詞
- 5 打消の推量の助動詞
- 6 過去・完了の助動詞
- 7 希望の助動詞
- 8 丁寧の助動詞
- 9 比況の助動詞
- 10 断定の助動詞 : 附 断定の文末辞「である」
- 2 助詞
- 1 格助詞
- 2 接続助詞
- 3 係助詞
- 4 副助詞
- 5 並立助詞
- 6 準体助詞
- 7 準副体助詞
- 8 準副助詞
- 9 終助詞
- まとめ
- 第四章 心学道話の語法 / 森岡健二 269
- 1 中立的な口語を求めて : ある仮説
- 2 口語資料としての心学道話
- 3 道話の語法
- 1 音便形
- 2 融合形
- 3 助詞
- 4 助動詞
- 5 形式語
- 6 副用語・その他
- 4 まとめ
- 第五章 雅俗対訳資料における俗語の共通的性格 / 湯浅茂雄 291
- はじめ
- 1 助詞
- 2 助動詞
- 3 使役辞「(サ)ス」
- 4 「(ラ)ル」
- 5 「ナサル」
- 6 形容詞連用形のウ音便化状況
- まとめ
- III 汎共通語論 317
- 一 言文一致体の成立を追って
- 二 東京語と標準語の問題
- 三 共通語の汎時代性・汎地域性
- 四 汎共通語論の提唱
- 五 汎共通語の検定の手順
- 六 資料
- 七 語法一覧
- 助詞
- 格助詞
- 接続助詞
- 係助詞
- 準体助詞
- 準副助詞
- 準副体助詞
- 副助詞
- 並立助詞
- 間投助詞
- 終助詞
- 助動詞
- 受身・可能・尊敬
- 敬譲
- 使役
- 希望
- 推量
- 打消
- 過去
- 比況
- 伝聞
- 指定
- 形式体言
- (1) 時間・空間
- (2) 時
- (3) 場所・方向
- (4) 程度・範囲
- (5) 伝聞
- (6) 様態
- (7) 起点
- (8) 人物
- (9) 事柄
- (10) 理由
- (11) 準接続助詞的用法
- 形式用言
- (1) 敬卑
- (2) 可能・許容
- (3) 指定
- (4) 存在・状態
- (5) 行為・する
- (6) 言う
- (7) 準副助詞・準連体助詞的用法
- (8) 疑問・禁止・程度
- (9) 難易
- (10) 移動・試み
- (11) 授受・やる・もらう
- 八 共通語の選定
- (1) 共通語の助詞
- (2) 共通語の助動詞
- (3) 共通語の形式体言
- (4) 共通語の形式用言
- 九 むすびに代えて
- 第二部 明治期文体各論
- 第一章 漢文訓読体の語法 / 高野繁男 383
- はじめに
- 資料
- 方法
- 結果
- 1 副詞(述語と呼応するもの)
- A 否定
- B 推量・意志
- C 希望
- D 使役
- E 受身
- F 比較・選択
- G 比況
- H 疑問・反語
- I 仮定
- J 限定
- K 抑揚
- 2 副詞(単独で用いられるもの)
- 3 接続詞
- 4 助動詞
- 5 形式語
- 6 その他
- おわりに
- 第二章 明治初期の西周の文体 / 日向敏彦 403
- はじめに
- 1
- 2
- I 副詞
- II 助詞および形式名詞
- まとめ
- 第三章 福沢諭吉の通俗物の文体 : 心学書と比較して / 平沢啓 416
- はじめに
- 1 目的
- 2 資料
- 1 訓読の語法
- 2 和文脈の挿入
- 3 口語脈の挿入
- まとめ
- 第四章 欧文脈の形成 / 森岡健二 430
- 1 人称代名詞
- 2 複合代名詞
- 3 指示代名詞
- 4 関係代名詞
- 5 無人称の主語
- 6 抽象名詞の主語
- 7 抽象名詞の目的語
- 8 無生物の主語(擬人的用法)
- 9 名詞句
- 10 動詞(to give, to have, to find)
- 11 動詞句(to be free from, to be obliged to)
- 12 受身形
- 13 進行形
- 14 不定詞
- 15 比較
- 16 形容法
- 17 接続法
- 18 熟語
- 19 倒置
- 索引 441
- 書名索引
- 人名索引
- 事項索引
松岡正剛 千夜千冊 特別巻;求龍堂;(借覧);A5判;縦組/横組;上製;16+1+1+419+488+xxv頁;;ISBN978-4-7630-0654-7;
;森話社;5,800円(1割引);A5判;縦組;上製;395頁;;ISBN4-916087-27-5;
岩波新書(新赤版)1078;岩波書店;780円(1割引);新書判;縦組;並製;xi+237頁;;ISBN978-4-00-431078-5;
鈍い光でたっぷり時間をかけて撮らないと無理なんです(p.171)とあつた。最近は白色LEDでかなり見えるやうになつた、とあとできいたのだけれど、ほんとかな。ためす機会もないけど)。高山寺関係のものもいくつかまとめて出てゐた。明治の工芸品だつたか、あれはなんで器に2匹の蟹をはりつけようとしたんだらうか。ひとりだと、くづし字を釈読する気にもならない。
愛を誓ふ対手もゐないままに出かける。初タワー。カップルばつかりで目の毒。昇りのエレベーターで一緒だつたシャネルのサンダルをはいた娘可愛かつたなあ。
舌をかんで死にたくはならなかつたけど、不貞寝。
なにわ塾叢書51;ブレーンセンター;680円(1割引);新書判;縦組;並製;202頁;;ISBN4-8339-0151-X;[コーディーネーター]さいとー・きよあき(斎藤清明)
目次を写しておく。
- まえがき
- はじめに 13
- 懐徳堂の思い出
- 昔の懐徳堂の一面
- 講座の計画
- 第一回講座 『文字の文化史』のあとさき 23
- 『文字の文化史』の誕生
- 『言語生活』の表紙を担当して
- 敦煌写本編年と垂直分布説
- 古写本編年研究の試み
- 北朝期写本
- なぜ、コディコロジーか
- 第二回講座 敦煌トルファン写本研究事情 57
- 一瞬で決まる真贋判定
- 藤田和夫教授の地形観察
- 旅順博物館の大谷コレクション
- 『高昌残影』
- 『高昌残影』図版冊の内容
- 印沙仏
- 印刷本の分類について
- 紙屑からの発見
- 『敦煌写本総論』の試み
- 蔵経洞
- 敦煌写本の夾雑物
- 『敦煌国史』
- 塾生の質問に答えて
- 第三回講座 聖徳太子
- 『勝鬘経義疏』写本との出会い
- 太子作『勝鬘経義疏』の秘密
- 『勝鬘経義疏』は誰が書いたのか
- 『勝鬘経義疏』真偽問題の反省
- 神話としての聖徳太子伝承
- 聖徳太子像のナゾと飛鳥仏教の実態
- 聖徳太子伝説への疑問
- 聖徳太子は『勝鬘経』を読んだか
- 第四回講座 漢訳大蔵経
- 大蔵経の三系譜
- 北宋版大蔵経の系譜
- 高麗版大蔵経の系譜
- 金版大蔵経と中華大蔵経
- 契丹版大蔵経の系譜
- 南宋版大蔵経の系譜
- 第五回講座 敦煌・西域の仏教考古学
- 『大正大蔵経』英訳の誤報事件
- 「国定楷書」のこと
- 寧楽美術館の古印
- 白点の撮影秘話
- 本物だった空海の出家免許状
- 百万塔陀羅尼は印刷物かスタンプか
- 写真の威力と魔力
- 敦煌写本の偽物問題について
- 『文字の文化史』中国版の問題点
- まとめとして
- 略年譜
- 塾生名簿
- あとがき
- 本叢書の刊行にあたって
- 編輯後記
ブルーバックス B-1580;講談社;1,060円(借覧);新書判;縦組;上製;309頁;;ISBN978-4-06-257580-5;[原題]Elkhonon Goldberg, The Executive Brain: Frontal Lobes and the Civilized Mind
東京タワー見つめて 今夜愛を誓ったりしたいなあ。
ブルーバックス B-1584;講談社;880円(借覧);新書判;縦組;並製;229頁;;ISBN978-4-06-257584-3;[原題]Robert R. H. Anholt, Dazzle'Em With Style. The Art of Oral Scientific Presentation 2nd edition
りぼんマスコットコミックス クッキー;集英社;390円(1割引);新書判;並製;;185頁;;ISBN978-4-08-856816-4;
お話は、いろいろとおほきく動いてゐるのだけれど、一番ビックリしたのは、あれ、皐にはお兄ちゃん
(p.13)がゐるのか、といふこと。こちらがかんがへてた年立がくるつた。といふのは、メインの物語が2001年(花火大会)前後で、そこで妊娠中の「幸子」が皐で、その皐が〈語り手の現在〉では6歳児
(12巻、p.16のヤスのセリフ)らしいので、つまり〈現在〉は2007年くらゐなのかと思つてたんだけど、「幸子」はお兄ちゃん
のはうで、いま所在をみつけられないのだけれどタクミの、幸子は男の子に決定、といふのがあつてるのか。
;集英社;1,900円(借覧);四六判;縦組;上製;271頁;;ISBN4-08-775304-2;
;新潮社;(借覧);四六判;縦組;上製;220頁;;ISBN4-10-410204-0;
PHP新書415;PHP研究所;720円(借覧);新書判;縦組;並製;225頁;;ISBN4-569-65430-4;
しかし、ほとんどの作家は、そもそも「黙筆」(?)だった
(p.82)、といふ点は、さういへば気にしたことがなくて、ちよつと興味深いのだけれど、ほんとにさうなのかな。音筆から黙筆へ、といふやうなことはなかつたのかな。誰かしらべてるだらうか。
にしても肝腎の、今、スロー・リーディングがもてる! といふモデルと結婚できる法がどこにも書いてないんぢやよー。
といふかこの日、私は劣情のあまり、人倫に悖る行ひをしてしまつたのだつた。もう若くないのに 自分でもおかしいから
、どころぢやないな。まうああいふgalanterieはやめにしたい。
文春新書630;文藝春秋;820円(552円);新書判;縦組;並製;276頁;;ISBN978-4-16-660630-6;
;青土社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;252頁;;ISBN978-4-7917-6375-7;
笠間叢書368;笠間書院;(借覧);A5判;縦組;上製;xi+329+21頁;;ISBN4-305-10368-0;
刀水歴史全書78;刀水書房;2,800円(借覧);四六判;縦2段組;上製;xi+294頁;;ISBN978-4-88708-369-1;[執筆者]あおやぎ・まさのり(青柳正規)/いしー・しろー(石井紫郎)/いしー・すすむ(石井進)/いしがみ・えーいち(石上英一)/いとー・さだお(伊藤貞夫)/いまむら・けーじ(今村啓爾)/うたがわ・ひろし(宇田川洋)/えがわ・あつし(江川溫)/おーぐち・ゆーじろー(大口勇次郎)/おがた・いさむ(尾形勇)/かとー・ひろし(加藤博)/かばやま・こーいち(樺山紘一)/からしま・のぼる(辛島昇)/かわきた・みのる(川北稔)/きしもと・みお(岸本美緒)/きたはら・あつし(北原敦)/きど・たけし(城戸毅)/きむら・せーじ(木村靖二)/きやす・あきら(喜安朗)/ごとー・あきら(後藤明)/ごとー・ただし(後藤直)/こまつ・ひさお(小松久男)/ごみ・ふみひこ(五味文彦)/こんどー・かずひこ(近藤和彦)/さくらい・まりこ(桜井万里子)/さくらい・ゆみお(桜井由躬雄)/ささやま・はるお(笹山晴生)/さとー・しょーいち(佐藤彰一)/さとー・つぎたか(佐藤次高)/さとー・まこと(佐藤信)/しばた・みちお(柴田三千雄)/すずき・きみお(鈴木公雄)/たかぎ・しょーさく(高木昭作)/たかむら・なおすけ(高村直助)/つるま・かずゆき(鶴間和幸)/なみき・よりひさ(並木頼寿)/にしかわ・まさお(西川正雄)/にのみや・ひろゆき(二宮宏之)/ねもと・けー(根本敬)/はっとり・ひでお(服部英雄)/はましま・あつとし(濱島敦俊)/ばんの・じゅんじ(坂野潤治)/ひらせ・たかお(平㔟隆郎)/ふじもと・つよし(藤本強)/まつもと・のりお(松本宣郎)/みき・せーいちろー(三木清一郎)/みたに・ひろし(三谷博)/むらい・しょーすけ(村井章介)/もりもと・よしき(森本芳樹)/もりやす・たかお(森安孝夫)/よしえ・あきお(義江彰夫)/よしだ・のぶゆき(吉田伸之)/よしだ・みつお(吉田光男)
世界史の鏡といふシリーズの広告がはさんであつて、そのなかの、D 情報のテーマのなかに、町田和彦、インド系文字 : 空間、時間、ことばを越えた拡がりとか、大木康、中国のメディア革命 : 明末の出版文化とか、鈴木広光、可視化される「言語」 : 活版印刷術とキリスト教とかおもしろさうな書目が予定されてゐた。
新潮新書237;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;191頁;;ISBN978-4-10-610237-0;
坂部恵集1;岩波書店;4,200円(借覧);四六判;縦組;上製;xi+394頁;;ISBN4-00-026166-5;
乗馬。
;朝日新聞社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;342+31頁;;ISBN978-4-02-250255-1;
;ポット出版;3,200円(借覧);四六判;縦組;上製;376頁;;ISBN978-4-7808-0111-8;
;新潮社;1,300円(借覧);四六判変型;縦組;上製;159頁;;ISBN978-4-10-305571-6;
;法研;1,400円(借覧);B6判;縦組;並製;263頁;;ISBN978-4-87954-680-7;
中公新書ラクレ130;中央公論新社;760円(100円);新書判;縦組;並製;x+4+221頁;;ISBN4-12-150130-6;
;古今書院;3,800円(借覧);四六判;縦組;上製;xi+342頁;;ISBN978-4-7722-5211-9;
新典社研究叢書63;新典社;17,282円(7,143円);A5判;縦組;上製;574頁;;ISBN4-7879-4063-5;
目次を写しておく(超スタイリッシュ)。訓点語学へかうしたスタンスで接することができるひとがいまはゐない(やうな気がする)のも、をしい。(あと、こんなのはさまつてた。)
- 国語生活の史的背景 1
- 異質の混在
- 個人の分裂
- 複写の時代
- 証明の不在
- 言語の支配
- 表現の不備
- 構成の缺陥
- 論理と理窟
- 説得の表現
- 表現の規制
- 萬葉表現の史的座標 29
- 対象と資料
- 表記の漢字
- 視覚の印象
- 訓釈の動揺
- 視覚の文学
- 和歌と漢詩
- 本文の生成
- 歌経標式の史的展開 49
- 萬葉の表記
- 律動と表記
- 反立の措定
- 仮名の集約
- 聴覚の回復
- 浜成の方法
- 原理と作品
- 短歌の条件
- 原理の検証
- 旋律の文学
- 歌経標式仮名一覧
- 仮名文章の創造形成 85
- 口承と文章
- 仮名と散文
- 散文の創生
- 共通の語彙
- 訓点共通語
- 漢文訓読語
- 共用と専用
- 共用の語彙
- 展開の方向
- 諷誦文稿の史的座標 119
- 諸家の規定
- 文章の実態
- 仮説の提起
- 二種の訓法
- 訓読の機能
- 多種の訓法
- 訓点と補読
- 文稿の文体
- 漢文の享受
- 享受の実態
- 訓読の振幅
- 創生と展開
- 史的変遷の共時定着 151
- 二種の見解
- 乙説の疑問
- 王朝の事例
- 口頭の言語
- 和歌の事例
- 撥音の語尾
- 連体形接続
- 認識の対象
- 仮説の仮説
- 二種の公理
- 直観的認識
- 助動詞「なり」
- 接続の形式
- 王朝の形式
- 形式と意味
- 構文的意味
- 検証の総括
- 解釈と文法
- 清少納言の表現論理 205
- 清女と論理
- 構成の論理
- 論理の均衡
- 表現と論理
- 複合の論理
- 文章の特徴
- 鎖型の構文
- 挿入の語句
- 源氏物語の表現語法 227
- 冒頭の表現
- 基軸と挿入
- 史的な動向
- 構文の語法
- 一文の音節
- 基調と変調
- 長文の傾斜
- 視点の転換
- 長文の分析
- 基調の総合
- 散文構成と和歌表現 259
- 和歌の成立
- 二種の和歌
- 和歌の基本
- 貫之の理論
- 心情と形式
- 基本の路線
- 和歌の存在
- 王朝の和歌
- 成立の場面
- 物語と和歌
- 大鏡表現の聞書構成 285
- 王朝の散文
- 引用の叙事
- 聞き書構造
- 甲種の表現
- 挿入の構成
- 共通の原理
- 挿入の文脈
- 大鏡の方法
- 王朝表現の史的変転 309
- 崩壊と胎動
- 主体の拡張
- 言語の拡充
- 交流と動揺
- 展開の諸相
- 擬古と新風
- 文体の統合
- 言文の統合
- 品位の敬語
- 鎌倉室町の文章表現 335
- 時代の区分
- 文章の系列
- 漢字の文章
- 仮名の表現
- 和漢の統合
- 異質の統合
- 中世の特質
- 統合の諸相
- 異質の融和
- 統合の展開
- 文章の活動
- 敬語機構の史的展開 365
- 敬語
- 成立の条件
- 敬語の種類
- 用法の派生
- 敬語の変遷
- 語法の歴史
- 現代の敬語
- 中世敬語の表現特性 387
- 丁寧の生成
- 語彙と語法
- 社会的機能
- 社会的背景
- 国語通史と方言研究 405
- 補完の関係
- 雅言と方言
- 研究の停滞
- 湮滅の国語
- 国語の歴史
- 方言の歴史
- 方言価値の史的変遷 423
- 方言と俚言
- 価値の推移
- 異国的情調
- 方言の抹殺
- 古代の方言
- 対立と割拠
- 中世の方言
- 方言の否定
- 近代の方言
- 付録一 国語史原論拾遺断章 439
- 過去の言語
- 中世の認識
- 訓読の座標
- 前史的説明
- 訓読と和文
- 付録二 萬葉編纂の史的意義 455
- 緒言
- 国史の修撰
- 過去と言語
- 人麻呂の歌集
- 人麻呂の座標
- 古語の認識
- 付録三 鎌倉室町の敬語表現 477
- 中世の敬語
- 特徴的語彙
- 付録四 国語研究の学的展開 487
- 研究の停滞
- 批判と論争
- 学的な混沌
- 方法の展開
- 実践と理論
- 学史の課題
- 国語表現関係著者著作目録 505
- あとがき 526
- 索引 574
新潮新書241;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;207頁;;ISBN978-4-10-610241-7;
平凡社新書367;平凡社;760円(借覧);新書判;縦組;並製;219頁;;ISBN978-4-582-85367-4;
新潮新書227;新潮社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;223頁;;ISBN978-4-10-610227-1;
身体をめぐるレッスン1;岩波書店;2,700円(借覧);四六判;縦組;上製;xix+248頁;;ISBN4-00-026727-2;[執筆者]みなと・ちひろ(港千尋)/さいとー・たまき(斎藤環)/みつはし・じゅんこ(三橋順子)/みずこし・しん(水越伸)/いしうち・みやこ(石内都)/ささき・みきろー(佐々木幹郎)/ささき・まさと(佐々木正人)/きむ・まんり(金満里)/えんどー・とーる(遠藤徹)/しのはら・もとあき(篠原資明)/わしだ・きよかず(鷲田清一)
三橋文を興味深くみた。遠藤文に、サブリミナルでポップコーンとコーラが売れたとあるけど、あれデマだつたんぢやなかつたけ。
豊饒。船場の商家つてすごいな。私も4人も囲ひ者をかかえるくらゐの甲斐性がほしい(いや、ほしくないけど)。これもそのうち原作よまう。
百万円と苦虫女(ピンバッチがついてきたので、カバンのメッシュになつてるところにつけた)、靖国の前売りを買ふ。
ワードマップ;新曜社;2,400円(借覧);B6判;縦組;並製;xii+8+272+29頁;;ISBN978-4-7885-1062-3;[執筆者]なかむら・かずお(中村和生)/こみや・ともね(小宮友根)/いがらし・もとこ(五十嵐素子)/つるた・さちえ(鶴田幸恵)/これなが・ろん(是永論)/さかい・しんいちろー(酒井信一郎)/いけや・のぞみ(池谷のぞみ)/さかい・たいと(酒井泰斗)
日本語の世界15;中央公論社;1,800円(-);四六判;縦組;上製;368頁;;;[著者]いけうち・おさむ(池内紀)
合掌。
ワードマップ;新曜社;2,000円(借覧);B6判;縦組;並製;viii+206+16頁;;ISBN978-4-7885-1073-9;
●独立行政法人国立文化財研究機構 奈良文化財研究所編『日本古代木簡字典』(2008.6月初旬予定) 予価2,625円が予告されてゐた。
;紀伊國屋書店;2,000円(借覧);18.7×14.9cm;横組;上製;172頁;;ISBN4-314-01017-7;[原題]Nicholas Humphrey, Seeing Red: A Study in Consciousness
;学陽書房;2,900円(借覧);A5判;縦組;並製;294頁;;ISBN978-4-313-81308-3;
WikipediaをみるとS.H.I.Pはいまは活動してないみたいだ。
第一次地方アイドルブームの記録のひとつとして、第4章の参考文献にあがつてゐるBOMB誌2003年1月号(第25巻第1号)は持つてる気がしたので、さがしてみたら、あつた(表紙はいまからふりかへるとこのとき水着卒業はしなかつた平田裕香。沢尻エリカのコスプレ写真とか時代を感じる)。Perfumeもまだ、パッパラー河合氏プロデュース
で、平仮名でぱふゅ~む表記、写真はOMAJINAI☆ペロリのジャケットと同じもの(そのPerfume巻頭特集の2008年5月号では、アイドル地元愛のコーナーに平田裕香が出てゐるのもおもしろいめぐりあはせに感じられる)。
さういへばPerfumeのことは、地元広島出身だからといふのではなくて、モーコーリミックスがもりあがつてたころに、connieさんがスウィートドーナッツを紹介なさつてて知つたのだつたと思ふのだけれど、そのconnieさんが関係なさつてゐたNegiccoはまだ活動してるんだなあ。
岩波テキストブックス;岩波書店;2,400円(借覧);A5判;横組;並製;ix+198頁;;ISBN978-4-00-028046-4;[執筆者]みくりや・たかし(御厨貴)/ながえ・あきら(永江朗)/にわ・きよたか(丹羽清隆)/たけだ・とーる(武田徹)/なかじま・やすひこ(中島康比古)/まきはら・いずる(牧原出)/まつしま・しげる(松島茂)/もり・みちや(森道哉)/たなか・せーじ(田中誠二)/かとー・あつこ(加藤厚子)/しみず・ゆいちろー(清水唯一朗)/てずか・よーすけ(手塚洋輔)
;勉誠出版;(借覧);A5判;縦組;上製;5+401頁;;ISBN4-585-03150-2;
目次を写しておく(くの字点の倍角しわすれがちよつとおほすぎ)。
- 序にかえて
- 〈論考篇〉
- 一、『法華訳和尋跡抄』所引の仮名書き法華経について : 「妙一本群」の祖本を求めて 3
- 二、「瑞光寺本」について 19
- 仮名書き法華経の現存資料
- 瑞光寺本
- (一) 漢文原典の構文的な理解を反映した相違
- A. 文の切れ続きの異同
- B. 倒置法の有無
- C. 語順の相違
- D. 語順の相違と切れ続きの異同
- E. 再読文字の読み方
- (二) 語法、文体レベルでの相違
- F. 中止の型の相違
- G. 引用の「ト」の有無
- (三) 受容、翻訳レベルでの相違
- H. 敬語の読み添え〈有無、相違〉
- 〈絶対敬語(自敬表現)〉
- 〈謙譲の「給フ」〉
- 〈謙譲表現の相違〉
- I. 助動詞の読み添え〈有無、相違〉
- 〈助動詞の多用〉
- 〈妙一本の「ム」の多用〉
- 〈「マシカバ……マシ」〉
- 〈「マジ」の使用〉
- (四) 語彙的な相違
- J. 音読か訓読かの相違
- K. 別訓による相違
- L. 漢字連語の読み方の相違
- 〈四字漢語の読み方〉
- 〈その他の漢字連語の読み方〉
- (五) 特殊な語法・訓法
- 〔1〕 特殊なラク語法 : 「~タマフラク」「ノタマフラク」
- 〔2〕 古訓法「~シク」
- 〔3〕 「不肯」の訓法
- 〔4〕 「何況」の訓法
- 〔5〕 「降る(雨)」の他動詞的用法
- 〔6〕 「雖」の訓法 : 逆接の条件法
- 〔付〕 瑞光寺本の音便
- 三、「月ガ瀬本 (付)矢代本」について 41
- 月ガ瀬本
- (一) 語順の相違
- 〈倒置法の有無によるもの〉
- 〈漢文原典の構文的な理解によるもの〉
- 〈「受け身構文」の訓法によるもの〉
- 〈「為」字の訓法によるもの〉
- (二) 敬語の読み添え
- 〈謙譲の「給ふ」〉
- 〈絶対敬語(自敬表現)の使用〉
- 〈尊敬表現の違い〉
- (三) 助動詞の読み添え
- 〈讀み添えの有無〉
- 〈「り」と「つ・ぬ・たり」「き」〉
- 〈「ず」と「じ・まじ」〉
- 〈月ガ瀬本のみの助動詞使用〉
- 〈異種の助動詞の使用〉
- (四) 別訓の対立
- (五) 古訓法「~コトヲ得」の消滅
- (六) 音韻的な特徴
- 〔1〕 連声
- 〔2〕 四つ仮名の乱れ
- 〔3〕 開合の乱れ
- 〔4〕 合拗音の直音表記
- (七) その他
- 〔1〕 「かくのごときの」という語法
- (付) 矢代本
- 校異
- 〔切れ続き〕
- 〔敬語の読み添え〕
- 〔助動詞の読み添え〕
- 〔その他の補読〕
- 〔音読、訓読の相違〕
- 〔別訓〕
- 〔「為」字の訓法〕
- 四、「法華経切れ」に見る仮名書き法華経 : 「翻訳法華経」の存在 63
- 〔一〕 伝西行筆 仮名法華経切 (一葉)
- 〔二〕 伝後京極良経筆 仮名法華経切 (八葉)
- 〔三〕 伝慈円筆 仮名法華経切(一) (十二葉)
- 〔四〕 伝慈円筆 仮名法華経切(二) (一葉)
- 〔五〕 伝藤原家隆筆 仮名法華経切(一) (二葉)
- 〔六〕 伝藤原家隆筆 仮名法華経切(二) (二葉)
- 〔七〕 伝世尊寺行尹筆 仮名法華経切 (方便品 十葉)
- 〔八〕 伝世尊寺行俊筆 仮名法華経切 (一葉)
- 五、「絵巻」のなかの仮名書き法華経 : 「簡約仮名書き法華経」の存在 93
- はじめに
- 一
- 二
- 三
- 四
- 五
- 六、仮名書き法華経に見る謙譲の「給フ」の消長 111
- 〈資料編〉
- 〔比較、考察〕
- 一 瑞光寺本(妙一本との比較、考察資料) 126
- 如来寿量品 第十六 126
- 分別功徳品 第十七 138
- 随喜功徳品 第十八 150
- 法師功徳品 第十九 157
- 常不軽菩薩品 第二十 166
- 如来神力品 第二十一 176
- 囑累品 第二十二 176
- 薬王菩薩本事品 第二十三 184
- 妙音菩薩品 第二十四 200
- 二 月ガ瀬本(妙一本との比較、考察資料) 210
- 譬喩品 第三(三車火宅の譬え) 210
- 信解品 第四(長者窮子の譬え) 223
- 薬草喩品 第五(三草二木の喩) 230
- 化城喩品 第七(化城宝処の譬え) 234
- 五百弟子授記品 第八(衣裏繋珠の譬え) 244
- 安楽行品 第十四(髻中明珠の譬え) 249
- 如来寿量品 第十六(良医の譬え) 253
- 〔翻字〕
- 一 瑞光寺本 264
- 二 月ガ瀬本 314
- あとがき 401
;青土社;1,200円(借覧);四六判;縦組;並製;199+v頁;;ISBN978-4-7917-6325-2;[共著者]いとー・ごー(伊藤剛)/かみやま・けんじ(神山健治)/さくらざか・ひろし(桜坂洋)/しんかい・まこと(新海誠)/しんじょー・かずま(新城カズマ)/なつめ・ふさのすけ(夏目房之介)/にしじま・だいすけ(西島大介)
よりみちパン!セ21;理論社;1,200円(借覧);四六判;縦組;並製;154頁;;ISBN4-652-07821-8;
宣伝芸術 鈴木一誌とあつた(やうに思ふ)。
;世界思想社;3,600円(借覧);A5判;縦組;上製;v+234頁;;ISBN978-4-7907-1256-5;[執筆者]たなか・こーいち(田中耕一)/みかみ・たけし(三上剛史)/おばた・まさとし(小幡正敏)/てらだ・あきよ(寺田明代)/やまだ・とみあき(山田富秋)/にしざか・あおぐ(西阪仰)/かわしま・みちえ(川島理恵)/おもだ・そのえ(重田園江)/しぶや・のぞむ(渋谷望)/おぎの・まさひろ(荻野昌弘)
紺のTシャツに白いホットパンツのラフな格好。附箋のついたガイドを手にして、ベッドのうへにあぐらをかいてゐるところ。赤いペディキュア。あー、旅行いいなあ。
;日本経済評論社;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+240頁;;ISBN978-4-8188-1918-4;[執筆者]くろたき・ひでひさ(黒瀧秀久)/あらい・さとし(荒井聡)/わたなべ・たかし(渡辺尚志)/みしな・ひでのり(三品英憲)/いーだ・たかし(飯田恭)/ふじた・けん(藤田憲)/いとー・まさなお(伊藤正直)
集英社新書0373G;集英社;660円(350円);新書判;縦組;並製;188頁;;ISBN4-08-720373-5;
知の攻略 思想読本[11];作品社;2,000円(借覧);A5判;縦2・3段組;並製;3+222頁;;ISBN4-86182-009-X;[執筆者]すが・ひでみ(絓秀実)/いずち・きしゅー(井土紀州)/うえの・こーし(上野昂志)/うちの・ただし(内野儀)/おーじ・けんた(王子賢太)/おーさと・としはる(大里俊晴)/おーした・あつし(大下敦史)/おーとり・ひでなが(鴻英良)/おがさわら・ひろき(小笠原博毅)/おき・こーすけ(沖公祐)/こじま・りょー(小島亮)/さかい・たかし(酒井隆史)/さきやま・まさき(崎山政毅)/たかはし・じゅんいち(高橋順一)/なむら・ちほ(田村千穂)/なかじま・かずお(中島一夫)/なかた・ひでき(中田英樹)/ながはら・ゆたか(長原豊)/にぶや・たかし(丹生谷貴志)/のりこし・たかお(乗越たかお)/はすみ・しげひこ(蓮實重彦)/ひろせ・じゅん(廣瀬純)/ほそみ・かずゆき(細見和之)/まえだ・としあき(前田年昭)/まるやま・てつと(丸山哲人)/やまもと・ひとし(山本均)
絓の68年は呉智英の封建主義みたいなもの、といふ評言を、どこでみかけたのだつたかはわすれてしまつたのだけれど、なんか非常に腑におちたので覚えてゐて、座談会での蓮實重彦の注文は実に剴切に思へるけど、人脈に梱包されることがなければ絓の仕事にはならなかつたらうといふ気がする。田村千穂といふかたの文がなんか滑稽な感じ。
;筑摩書房;1,900円(借覧);四六判;縦組;上製;219頁;;ISBN4-480-87351-1;
;扶桑社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;225頁;;ISBN978-4-594-05539-4;
歴史文化ライブラリー251;吉川弘文館;1,700円(借覧);;縦組;並製;6+174頁;;ISBN978-4-642-05651-9;
印欧語の故郷についても考古学者の立場から新見を提出してゐる。
;笠間書院;14,000円(借覧);A5判;横組;上製;xiii+668頁;;ISBN4-305-70308-4;
目次を写しておく(窪田般彌への献辞がある)。
- 緒言 1
- 第I章 江戸異言語接触と言語文化
- 第1節 近世異文化言語交渉の基礎環境 9
- 1. 日本に来航した船舶数
- 2. 対蘭政策と長崎出島
- 2―1 長崎出島
- 2―2 蘭通詞
- 3. 対中政策と唐人屋敷
- 3―1 唐人屋敷
- 3―2 唐通事
- 4. 外国語を受容する環境
- 4―1 蘭語
- 4―2 唐話
- 第2節 西欧の発見した日本語の本質 : 南蛮・紅毛の見た待遇表現の文化 15
- I―1 イエズス会宣教師と日本語敬語
- I―2 ガラヴニンの敬語・敬語行動観察
- I―3 日本人敬語学者の敬語観
- II―1 西欧の日本人発見
- II―2 日本人の贈答行為
- 第3節 唐話の受容と江戸の言語文化 34
- 1. 唐話と日本
- 2. 唐話の受容と唐話学の展開
- 2―1 唐通事と黄檗宗
- 2―2 岡島冠山と唐話
- 2―3 白話と読本の成立
- 2―4 唐話辞書の形成
- 3. 白話小説の翻訳意識
- 4. 蘭語学と唐話学との交渉
- 4―1 蘭語学と唐話
- 4―2 蘭語・唐話と日本語の交渉
- 4―3 長崎通詞と翻訳
- 5. 漢字文化の日本
- 第4節 蘭語の研究と幕末に至る言語空間 47
- 1. アルファベットと漢字
- 2. 西欧の言語との出合いと蘭語学の発展
- 3. 蘭日辞書の形成
- 4. 新たな世界の発見と生活の思考
- 5. 蘭学者の視点と認識
- 6. 西洋との新たな出合いと情報
- 7. ナポレオン戦争とドゥーフ
- 8. アヘン戦争と「ドゥーフ・ハルマ」出版の建白
- 第II章 蘭語学史の諸相
- 第1節 『和蘭字彙』(「ドゥーフ・ハルマ」)翻訳文体の基礎分析 63
- I 論文解題
- II 文法用語のパラダイム
- 1. 見出し語に付された略号
- 2. 本文に現れた翻訳文法用語
- 3. 本文に現れた文法説明
- III 翻訳と欧文脈形成の諸相
- 1. 代名詞の多用
- 1―1 人称詞
- 1―2 指示詞
- 1―3 場所詞
- 2. 非人称代名詞の主語使用
- 3. 抽象名詞の主語使用と擬人法
- 3―1 抽象名詞の主語使用
- 3―2 非人称名詞の主語使用
- 4. 受身・使役の用法
- 4―1 受身
- 4―2 使役
- 5. 名詞句の多用
- 6. 動詞と二重目的語
- 7. 進行態用法
- 8. 比較法
- 9. 接続法
- 10.倒置法
- IV 各種表現
- 1. 構文表現
- 2. 時制表現
- 2―1 過去の表出
- 2―2 未来の表出
- 2―3 状態・継続の表出
- 3. 存在表現
- 4. 否定・打消表現
- 5. 推量表現
- 6. 疑問表現
- 7. 義務・当然表現
- 8. 詰問表現
- 9. 命令表現
- 10. 勧誘表現
- 11. 禁止表現
- 12. 詠嘆・感嘆表現
- 13. 断定表現
- 第2節 「ハルマ和解」・「ドゥーフ・ハルマ」再考 : F・ハルマ編『蘭仏辞典』の翻訳辞典をめぐって 105
- 1. 二つの翻訳辞典
- 2. 改めてハルマの辞書の価値を問う
- 3. 原典・「ハルマ和解」・「ドゥーフ・ハルマ」(『和蘭字彙』)の訳語対照と再検討
- 3―1 音訳語生成の問題
- 3―2 長崎通詞の翻訳方針
- 3―3 『和蘭字彙』の問題
- 3―4 『和蘭字彙』翻訳上の配慮
- 3―5 基本方針の差異
- 第3節 トクガワ・ジャパンで聞いた蘭語の響き : 『和蘭字彙』音訳語の表記をめぐって 126
- 1. 蘭語と発音体系
- 2. 前置詞 uit の発音
- 3. いくつかの語音の受けとめについて
- 3―1 “g”の場合
- 3―2 “g”のカ/ガ表記以外の場合
- 3―2―1 拗音化表記
- 3―2―2 ザ行表記
- 3―2―3 “g”と“ch”
- 3―3 “ch, sch”の場合
- 3―4 “v”と“w”の場合
- 4. 転写上のユレと一つの規則
- 4―1 さまざまな蘭語音の表記
- 4―2 語音転写上での一つの規則(仮説)
- 第4節 漢語の定着と『和蘭字彙』 : 異文化接触に現われた翻訳漢語の生成について 136
- 1. 翻訳と漢語の生成
- 2. 翻訳漢字語の実態
- 第5節 馬場佐十郎と蘭文指導 : 宇田川榕庵“Handboek”に見る江戸手紙文化の一面 146
- 1. 早稲田大学洋学文庫所蔵『孔保知文』との対比
- 2. 蘭語書簡文
- 第6節 フィッセル「蘭日対話集」のローマ字表記 : フィッセルの表記法 154
- 1. フィッセル「蘭日対話集」
- 2. フィッセル式ローマ字の表記法
- 2―1 ローマ字表
- 2―2 表記の実態
- 2―3 さまざまな表記
- 第7節 蘭語の翻訳・研究史に生まれた文法用語 : 江戸の言語学環境の下で 164
- 1. 蘭語学研究史にみる文法用語観察のための前提と基本要件
- 2. 蘭語学史における文法用語の生成過程
- 3. 蘭語学史にみられる文法用語
- 3―1 資料文献
- 3―2 漢語学における実・虚・助の語分類概念
- 3―3 文法用語の実際
- 4. 主要文法術語
- 4―1 品詞 spraakdeelen
- 4―2 冠詞 ledkens, lidwoord, geslegt woorden
- 4―3―1 名詞 naamwoord
- 4―3―2 名詞に関連する数,性
- 4―3―3 代名詞 voornaamwoord
- 4―4―1 形容詞 bijvoeglijk/toevoeglijk naamwoorden
- 4―4―2 形容詞に関連する比較
- 4―5 動詞 werkwoord
- 4―6 副詞 bijwoorden
- 4―7 接続詞 zamenvoegzel woorden
- 4―8 前置詞 voorzetsels
- 4―9 間投詞 tusscenwerpselwoorden
- 5―1 接辞
- 5―2 格 naamvallen
- 5―3 法 wijze
- 5―4 時制 tijd
- 第8節 蘭学者のとらえた時制表現 : 江戸蘭語学史の流れの中で 187
- 1. 初期段階江戸蘭学者の時制認識
- 2. 18世紀末に現れた中野柳圃の時制認識
- 3. 柳圃以後の時制認識
- 第9節 唐話・蘭語・日本語対照辞典としての『改正増補蛮語箋』 : 江戸における唐話学・蘭語学・日本語学の交渉を探る 198
- I 『改正増補蛮語箋』をめぐって
- I―1 森島中良と箕作阮甫
- I―2 唐話と文学・語学研究
- II 「言語」部「日用語法」の検討
- II―1 箕作阮甫の編集方針
- II―2 文法カテゴリーと品詞名
- II―3 見出しの記述形式
- II―4 「言語」部の分析
- i 「依頼名字」(形容詞)
- i―1「依頼名字」における見出しの型
- i―1―1 一字の漢字見出し
- i―1―2 二字の漢字見出し
- i―1―3 「的」のある見出し
- i―1―4 訓読形式の見出し
- i―2 「依頼名字」における形容詞型の分類
- ii 「添字」(副詞)
- iii 「動字」(動詞)
- iv 「代名字」(代名詞)
- v 「処前字」(前置詞)
- II―5 「日用語法・会話一・会話二」部の分析
- i 「日用語法」見出しの文体
- ii 人称の表現
- ii―1 「代名字」にみられる人称パラダイム
- ii―2 「日用語法・会話一・会話二」部の人称パラダイム
- ii―3 二人称代名詞と文体
- ii―4 二人称代名詞「君」をめぐって
- ii―4―1 敬称「君」
- ii―4―2 二人称代名詞として使用される「君」
- ii―4―3 「儞」との対照における「君」の待遇性
- 第III章 唐語学史 白話の受容と展開
- 第1節 岡島冠山における唐話学の方法 : 改めて冠山学を考える 227
- 1. 岡島冠山の語学書
- 2. 『唐話纂要』
- 2―1 書物の性格
- 2―2 記述の内容
- 3. 『唐話類纂』
- 3―1 書物の性格
- 3―2 記述の内容
- 4. 『字海便覧』
- 4―1 書物の性格
- 4―2 記述の内容
- 5. 『唐音雅俗語類』
- 6. 『唐訳便覧』
- 7. 『唐話使用』
- 第2節 唐話辞書探索 : 唐話辞書六二書の検討 243
- 1. 唐話辞書の検討
- 1―1 唐話辞書成立刊行史
- 1―2 唐音表記の有無による分布
- 1―3 排列方法による分布
- 2. 『水滸伝』注解・注釈書類をめぐって
- 3. 各辞書の検討
- 4. 唐話辞書の分類
- 4―1 辞書
- 4―2 実用的語学書
- 4―3 小説講読から生まれた注解書
- 4―4 小説講読のための辞書
- 4―5 宋儒語録の訳解
- 4―6 位相性をもった辞書類
- 第3節 唐話の翻訳文体と待遇表現 : 『唐訳便覧』にみる人称詞と敬意表現 322
- 1. 『唐訳便覧』の会話表現
- 2. 人を表わすことば
- 3. 人称詞の翻訳における零表現化と訳出化
- 4. 待遇表現の翻訳
- 5. 日本語にふさわしい翻訳
- 第4節 白話翻訳小説と人を表わすことば : 江戸「通俗物」白話小説の人称語彙 336
- 1. 人の呼び方・呼ばれ方と翻訳
- 2. 白話小説翻訳に現れた人称詞
- 2―1 人称詞
- (1)自称
- (2)対称
- (3)他称
- (4)不定称
- 2―2 人の表現(一般名詞語彙)
- 3. 中国現代の人称語彙表との対照
- 1 我 我們
- 2 你 你們
- 3 他 他們
- 第5節 「通俗物」白話小説と和文化の度合い : 翻訳文体解析の試み 354
- I 「通俗物」白話小説作品の分析
- 1. 通俗物白話小説簡介
- 2. 翻訳者の翻訳方針
- 3. 「通俗物」作品の文章・文体の特徴
- 3―1 『通俗酔菩提全伝』1759(宝暦9)
- 3―2 『通俗隋煬帝外史』1760(宝暦10)
- 3―3 『通俗赤縄奇縁』1761(宝暦11)
- 3―4 『通俗金翹伝』1763(宝暦13)
- 3―5 『通俗孝粛伝』1770(明和7)
- 3―6 『通俗天明女仙伝』1789(寛政1)
- 3―7 『通俗醒世伝言』1789(寛政2)
- 3―8 『通俗繍像新裁綺史』1799(寛政11)
- 3―9 『通俗平妖伝』1802(享和2)
- 3―10 『通俗西湖佳話』1805(文化2)
- 3―11 『通俗古今奇観』1814(文化11)
- 4. 「通俗物」作品間における翻訳の対照
- 4―1 原話を同じくする三作品の翻訳対照
- 4―2 同一翻訳者の作品比較
- 4―2―1 西田維則
- 4―2―2 三宅嘯山
- II 翻訳文体の解析
- 1. 翻訳文の評価要素と分析の方法
- 2. 翻訳語彙の解析と振り仮名の分布
- 2―1 振り仮名の分布
- 2―2 翻訳の実態
- (1)人称詞と待遇
- (2)人を表わす詞例(「我 汝・你 他」以外の自称,対称,他称を含む)親族語彙
- (3)数の表現例
- (4)指示詞例
- (5)場所詞例
- (6)副用語例
- (7)接続・構文の表現例
- (8)文末表現例
- (9)疑問・反語・詠嘆表現例
- (10)漢文訓読構文例
- (11)使役表現例
- (12)受身表現例
- (13)白話保存の用言例
- 2―3 章回小説の書き出し
- 2―4 翻訳文と原文依存の度合い
- 2―5 通俗物白話翻訳文体の和文度
- 第6節 解釈学としての徂徠学 : 『訳文筌蹄』『訓訳字蒙』の言語学的解析 400
- 1. 『訳文筌蹄』の分析
- 2. 『訓訳字蒙』の分析
- 2―1 書物の意図
- 2―2 異学への態度
- 2―3 (無題)
- 2―4 助語
- 第7節 大宰春台と言語の学 : 『倭読要領』の記述をめぐって 416
- I 『倭読要領』の分析
- 1. 『倭読要領』のコンテンツ
- 2. 漢字音と日本漢字音(⑨倭音正誤 第七)
- 2―1 漢字音
- 2―2 日本漢字音
- 2―3 日本漢字音の把握
- 3. 読みの誤り(⑪倭読正誤 第九)
- 4. 日本語についての基本認識
- 4―1 総説(①倭読ノ総説 第一)
- 4―2 日本には固有の文字が無かった(④日本ニ文字無キ説 第二)
- 4―3 文字移入史(⑤中国文字始テ此ノ方ニ行ハルル説 第三)
- 4―4 漢字音と倭音(⑥倭音ノ説)
- 4―5 倭語とは何か(⑦倭語ノ説)
- 4―6 日本式訓読法は文義を誤る(⑧顛倒読文義ヲ害スル説)
- 4―7 日本語語彙をめぐって(⑩倭語正誤 第八)
- 4―8 読書の方法(⑫書ヲ読ム法 第十)
- 4―9 書物に点を打つ法(⑬書ニ点スル法 第十一)
- 4―10 書物の抜書きについて(⑭書ヲ抄スル法 第十二)
- 4―ll 四声点の打ち方(⑮音ヲ発スル法 第十三)
- 4―12 倭読への実例と読み方(⑯倭読ノ例 第十四)
- 5. 「学則」と「学戒」
- 1. 学則(⑰学則 第十五)
- 1―1 学問の出発にあたって
- 1―1―1 素読の必要
- 1―1―2 必読書とテキストの選定
- 1―2 学習法「古学」学習の完成まで
- 1―2―1 第一段階 受け読みと日課
- 1―2―2 第二段階 六経・文選
- 1―2―3 第三段階 司馬遷『史記』・班固『漢書』
- 1―2―4 第四段階 司馬温公『資治通鑑』
- 1―2―5 第五段階 広汎な読書と環境の必要
- 1―3 詩文の実践と修行の心構え
- 2. 学戒(⑱学戒 第十六)
- II 言語の学
- III 春台と徂徠学
- IV 春台と江戸の言語学
- V 二つの徂徠学派評価
- V―1 丸山真男の批評
- V―2 マリウス・ジャンセンの批評
- 第8節 豊子愷『源氏物語』翻訳の発想と江戸 : 白話小説翻訳の発想 : 母語と翻訳の文体をめぐって 448
- 1―1 豊子愷訳『源氏物語』
- 1―2 江戸の白話小説翻訳
- 1―3 通俗物の翻訳実態
- 1―4 日・中の翻訳者のちがい
- 2. 翻訳と日本語待遇表現
- 第9節 「魚返善雄」あるいは中国言語学との出会い : 教養言語としてのシノワを夢想した学者 459
- 1. 魚返善雄
- 2. 1945年以前の魚返善雄
- 3. 魚返善雄にとっての中国の言語
- 4. 魚返善雄の翻訳の方法
- 第IV章 蘭学史・蘭語学史と文学・文化
- 第1節 蘭学環境と幕末の文学 : 18,9世紀の東アジアを生きる気分と蘭学文学 473
- 1. 幕末・維新・明治・19世紀という基準
- 2. 発見される文学 世界認識の方法 : 相対としての日本をみる
- 2―1 見られる日本列島と大槻玄沢『環海異聞』
- 2―2 ノンフィクションに込める筆力と桂川甫周『北槎聞略』
- 2―3 微小な世界の発見と森島中良『紅毛雑話』
- 2―4 柔らかな啓蒙主義者
- 3. ナポレオン,ドゥーフ・アヘン戦争と新世界へのかかわり
- 3―1 長崎オランダ商館長ヘンドリック・ドゥーフ『日本回想録』
- 3―2 アヘン戦争と東アジア
- 3―3 ナポレオンとロビンソン
- 3―4 幕末を生きる少女の眼と今泉みね『名残のゆめ』
- 第2節 ヘンドリック・ドゥーフと長崎通詞そしてシーボルト : 辞典の翻訳と商館長の19世紀初頭を生きる気分 498
- 1. 欧州学としての蘭学
- 2. ヘンドリック・ドゥーフ
- 3. ハルマ辞典の翻訳
- 第3節『環海異聞』の情報処理と記述法をめぐって : 大槻玄沢と事件関係者の19世紀東アジア 506
- I ロシア遣日使節
- I―1 ロシア艦船の長崎来航
- I―2 日本の礼法とロシア人の遺憾な思い
- I―3 ナジェジダ号艦上
- I―4 レザノフ上陸
- I―5 江戸からの使者
- II 資料と大槻玄沢
- II―1 大槻玄沢の情報処理
- II―2 『環海異聞』の成立
- II―3 『環海異聞』の表現
- II―4 『環海異聞』の文体
- II―5 『環海異聞』と『北槎聞略』の語彙の比較
- 第4節 佐久間象山とアヘン戦争後の東アジアを生きる気分 : 『省諐録』と「ハルマ辞書」出版の建白 527
- 1. 佐久間象山の発議
- 1―1 海防と蘭日辞典
- 1―2 『省諐録』の発想
- 1―3 象山の対外認識
- 2. 松代藩への「ドゥーフ・ハルマ」出版の建白書
- 2―1 ハルマ出版に関する藩主宛上書1849(嘉永二)年二月
- 2―2 徳川幕府への「ドゥーフ・ハルマ」出版の建白書
- 第V章 唐話辞典・江戸時代唐音表・江戸言語学年表
- 第1節 唐話辞典 549
- 1. 『唐話纂要』二字話部のピンイン順辞典化
- 2. 「二字話」部解題
- 2―1 語の性質について
- 2―2 語釈について
- 2―3 唐音について
- 2―4 本文の誤記について
- 2―5 記号用法
- 第2節 江戸時代唐音表 577
- 第3節 江戸言語学年表 : キリシタン語学・蘭語学・唐話学・日本語学 590
- 引用図版一覧 632
- 初出一覧 635
- あとがき 640
- 中文要旨 642
- 英文要旨 647
- 英文目次 652
- 索引 655
;批評社;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;165頁;;ISBN4-8265-0438-1;