だが人間的ないたわりが書物を救った試しはない/書物は非人間的な力学――その理不尽な暴力――に耐えられるだけの強度を主張すべきだ
ベージュの袖なしのスウェーター。白いマフラーを両手でかきあげるやうなしぐさをして、こちらにスマイル。ことし最後だけあつて、かつちり可愛いな。
;青土社;3,200円(借覧);四六判;縦組;上製;489+31頁;;ISBN4-7917-6307-6;[原著]Tom Lutz, Doing Nothing: A History of Loafers, Loungers, Slackers, and Bums in America (Farrar, 2006)
;ぺりかん社;(借覧);A5判;縦組;上製;300頁;;;
先日みた「訓読」論のなかの論考のいくつかで、本書の「宇野明霞の訓法の悲劇」への言及があつたので。吉川幸次郎、小島憲之のラインの、妙に和らげた訓読文の先蹤みたいな感じ。目次をうつしておく。
- 遠山荷塘と広瀬淡窓・亀井昭陽 5
- 宇野明霞の訓法の悲劇 74
- 野村篁園の「罵蚊」詩と『淵鑑類函』 95
- 篁園詩注釈二首 : 「悼空空翁三十韻」「精里劉先生挽詩六十八韻」 118
- 『唐土名勝図会』典拠探原 : とくに『万寿盛典』の図証を中心として 159
- 二つの『絵本漢楚軍談』と『西漢演義』 204
- 『北里懲毖録』白話語彙出拠考 : とくに『名物六帖』との関連において 231
- 読本と清朝筆記小説 : 『今古奇談』『通俗排悶録』について 251
- 『近世説美少年録』と『緑牡丹』 275
- あとがき 296
大森荘蔵著作集 第七巻;岩波書店;(借覧);A5判;縦組;上製;vii+355頁;;ISBN4-00-092167-3;
近代日本の思想家9;東京大学出版会;2,800円(借覧);四六判;縦組;並製;2+189頁;;ISBN978-4-13-014159-8;
;名古屋大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;vii+340+9頁;;ISBN978-4-8158-0603-3;
;平凡社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;261頁;;ISBN4-582-70265-1;
世界思想ゼミナール;世界思想社;(借覧);四六判;縦組;並製;xii+256頁;;ISBN4-7907-1063-7;
シリーズCura;中央法規出版;1,200円(借覧);四六判;縦組;並製;194頁;;ISBN978-4-8058-3004-8;
サンガ新書033;サンガ;700円(15%引);新書判;縦組;並製;188頁;;ISBN978-4-901679-99-2;
盂蘭盆経のもとになるやうなのが、ちやんとパーリ語経典にあるんだなあ。
岩波現代文庫[学術78];岩波書店;1,100円(100円);文庫判;縦組;並製;vi+1+332頁;;ISBN4-00-600078-2;[原題]Ronald Divid Laing, Wisdom, Madness and Folly: The Making of a Psychiatrist 1927-1957
合掌。
角川選書280;角川書店;1,359円(借覧);四六判;縦組;並製;283頁;;ISBN4-04-703280-8;
クリスマスツリーの飾られた部屋。落ちついた色のワンピースドレス。花束。(結構、肩がつしりしてるな、とあらためて思ふ。)
中公叢書;中央公論新社;(借覧);四六判;縦組;並製;252頁;;ISBN4-12-003168-3;
朝日新書074;朝日新聞社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;245頁;;ISBN978-4-02-273174-6;
現代自由学芸叢書;創文社;(借覧);A5判;縦組;上製;xv+273+9頁;;ISBN4-423-73033-2;
;[發行所]麗澤大學出版會、[發賣所]廣池學園事業部;(借覧);四六判;縦組;並製;2+372頁;;ISBN978-4-89205-550-8;
日本語関係の文章、「日本語はなぜ聽き取りにくいか」「敬語について」「輕率な言文一致論」「惡書追放」(白石大二、国語慣用句辞典)「新漢語の問題」ををさめる。
;日本放送出版協会;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;272+29頁;;ISBN978-4-14-081322-5;[原題]Randall Stross, PLANET Google
NTT出版ライブラリーレゾナント037;NTT出版;(借覧);四六判;縦組;並製;244頁;;ISBN978-4-7571-4155-1;
ローカル・カトリック・ヒーラーの「通経剤」。
同時代ライブラリー276;岩波書店;1,165円(借覧);文庫判;縦組;並製;vii+270頁;;ISBN4-00-260276-1;
語学研究叢書 No.54;제이앤씨;25,000원(借覧);A5判;横組;上製;328頁;;ISBN89-5668-350-6;
目次をうつしておく。
- 推薦の辞 / 石塚晴通 1
- はしがき 3
- 第二部 抄物の部
- 第一章 考察の方法 11
- 第二章 応永二十七年本論語抄における中国側注釈書の取り入れ 19
- 一 はじめに 19
- 二 応永二十七年本論語抄における中国側注釈書の取り入れ 21
- 1. 古注だけを取っている-131例
- 2. 新注だけを取っている-17例
- 3. 古注と新注をともに取っている-54例
- 4. 古新注以外の注釈だけを取っている-5例
- 5. 古注と古新注以外の注釈をともに取っている-16例
- 6. 新注と古新注以外の注釈をともに取っている-3例
- 7. 古注と新注と古新注以外の注釈をすべて取っている-11例
- 8. 其の他-7例
- 三 まとめ 35
- 第三章 業忠講論語聞書における中国側注釈書の取り入れ 37
- 一 はじめに 37
- 二 業忠講論語聞書における中国側注釈書の取り入れ 39
- 1. 古注だけを取っている-38例
- 2. 新注だけを取っている-22例
- 3. 古注と新注をともに取っている-8例
- 4. 古新注以外の注釈だけを取っている-27例
- 5. 古注と古新注以外の注釈をともに取っている-7例
- 6. 新注と古新注以外の注釈をともに取っている-6例
- 7. 古注と新注と古新注以外の注釈をすべて取っている-5例
- 8. 其の他-131例
- 三 応永二十七年本論語抄との関連 46
- 四 まとめ 48
- 第四章 宣賢撰論語聴塵における中国側注釈書の取り入れ 51
- 一 はじめに 51
- 二 宣賢撰論語聴塵における中国側注釈書の取り入れ 53
- 1. 古注だけを取っている-102例
- 2. 新注だけを取っている-16例
- 3. 古注と新注をともに取っている-66例
- 4. 古新注以外の注釈だけを取っている-2例
- 5. 古注と古新注以外の注釈をともに取っている-19例
- 6. 新注と古新注以外の注釈をともに取っている-6例
- 7. 古注と新注と古新注以外の注釈をすべて取っている-30例
- 8. 其の他-3例
- 三 先行抄との関連 65
- 1. 応永本との関連
- 2. 業忠抄との関連
- 四 まとめ
- 第五章 論語私抄における中国側注釈書の取り入れ 71
- 一 はじめに 71
- 二 論語私抄における中国側注釈書の取り入れ 72
- 1. 古注だけを取っている-99例
- 2. 新注だけを取っている-32例
- 3. 古注と新注をともに取っている-62例
- 4. 古新注以外の注釈だけを取っている-9例
- 5. 古注と古新注以外の注釈をともに取っている-15例
- 6. 新注と古新注以外の注釈をともに取っている-8例
- 7. 古注と新注と古新注以外の注釈をすべて取っている-12例
- 8. 其の他-7例
- 三 先行抄との関連 80
- 1. 応永本との関連
- 2. 業忠抄との関連
- 3. 論語聴塵との関連
- 四 まとめ 88
- 第六章 古活字版論語抄における中国側注釈書の取り入れ 91
- 一 はじめに 91
- 二 古活字版論語抄の訓読文における中国側注釈書の取り入れ 93
- 1. 古注の訓である-31例
- 2. 新注の訓である-102例
- 3. 正訓は古注の訓で、左訓は新注の訓である-4例
- 4. 正訓は新注の訓で、左訓は古注の訓である-2例
- 5. 其の他-50例
- 三 古活字版論語抄の抄の文における中国側注釈書の取り入れ 102
- 1. 古注だけを取っている-96例
- 2. 新注だけを取っている-8例
- 3. 古注と新注をともに取っている-99例
- 4. 古新注以外の注釈だけを取っている-2例
- 5. 古注と古新注以外の注釈をともに取っている-11例
- 6. 新注と古新注以外の注釈をともに取っている-5例
- 7. 古注と新注と古新注以外の注釈をすべて取っている-20例
- 8. 其の他-3例
- 四 古活字版論語抄の抄の文における先行抄との関連 112
- 1. 論語聴塵との関連
- 2. 論語私抄との関連
- 五 中国側注釈書の取り入れにおける古活字版論語抄の訓読文と抄の文 114
- 六 まとめ 118
- 第七章 清原家論語抄における中国側注釈書の取り入れの変遷 121
- 一 はじめに 121
- 二 清原家論語抄における中国側注釈書の取り入れの変遷 121
- 三 清原家論語抄の先行抄との関連 123
- 四 まとめ 127
- 第三部 訓点本と抄物
- 第一章 中国側注釈書の取り入れにおける訓点本と抄物 131
- 一 はじめに 131
- 二 中国側注釈書の取り入れにおける永正本と論語聴塵 132
- 三 中国側注釈書の取り入れにおける訓点本と抄物の役割分担 : 古活字版論語抄における中国側注釈書の取り入れから 139
- 四 まとめ 144
- 結
- 参考文献 149
- 《資料二》清原家論語抄における中国側注釈書の取り入れの変遷 159
- 〈テキスト〉
- 1. 論語抄
- 2. 中国側注釈書
- 〈用例の分類〉
- 《凡例》
- 學而第一
- 爲政第二
- 八佾第三
- 里仁第四
- 公冶長第五
- 雍也第六
- 述而第七
- 泰伯第八
- 子罕第九
- 郷黨第十
- 先進第十一
- 顔淵第十二
- 子路第十三
- 憲問第十四
- 衛靈公第十五
- 季氏第十六
- 陽貨第十七
- 微子第十八
- 子張第十九
- 堯曰第二十
;洋々社;(借覧);四六判;縦組;上製;258頁;;;
中公文庫[あ-38-2];中央公論社;699円(100円);文庫判;縦組;並製;375頁;;ISBN4-12-201932-X;
合掌。荒さんは
(中根千枝、解説、p.374)、आलयविज्ञान。
佛教大学研究叢書2;[発行]佛教大学、[制作・発売]思文閣出版;6,500円(借覧);A5判;縦組;上製;vi+352+viii頁;;ISBN978-4-7842-1393-1;
「近代用語の辞典集成」別巻;大空社;9,709円(借覧);A5判;縦組;上製;3+2+316頁;;ISBN4-7568-0033-5;
目次をうつしておく。
- 刊行のことば / 松井栄一
- 解説
- 新語辞典・流行語辞典解説 / 松井栄一 1
- 一 新語と新語辞典
- 二 『や、此は便利だ』
- 三 『新らしい言葉の字引』
- 四 その他の大正期新語辞典
- (一) 主な新語辞典とその関連辞典
- (二) 見出し項目について
- (三) 解説について
- 五 昭和期の新語辞典
- (一) 主な新語辞典とその関連辞典
- (二) 付録の新語辞典
- 六 収録項目の問題点
- (一)
- (二)
- (三)
- 七 新語辞典の有用性(1)
- 八 新語辞典の有用性(2)
- 九 新語辞典中の外来語
- 十 おわりに
- 新語辞典一覧(昭和20年まで) / 松井栄一 93
- エッセイ
- 「アパート」の「孤独」 : 新語から見た近代日本人の生活と観念 / 曾根博義 111
- カタカナ新語と新漢語
- 日本の「アパート」第一号
- 「アパート」の流行と実態
- 「孤独」の意味
- 古い「孤独」から新しい「孤独」へ
- 近代的「孤独」の成立
- 「アパート」の「孤独」
- 浮游する言葉 : 〈モダンガール〉の変容 / 大屋幸世 135
- 解題
- 新語辞典・流行語辞典・隠語辞典ほか解題 / 松井栄一 153
- 外来語辞典・文芸用語辞典解題 / 曾根博義 170
- 社会思想用語辞典・新聞語辞典解題 / 大屋幸世 176
- 資料 雑誌記事・付録
- 文芸新語辞彙/「文章倶楽部」/大正七年 183
- 辞彙本位 社会思想解説(相田隆太郎)/「文章倶楽部」/大正一二・一三年 191
- 俺達の字引(俺達の辞引・俺達の言葉)/「幟旗」/昭和四・五年 209
- モダン百語辞典/「文藝春秋」/昭和五年 249
- モダン日本辞典(室生犀星)/「モダン日本」/昭和五年 261
- 流行語の社会的考察(赤神良譲)・流行語辞典/「文学時代」/昭和七年 265
- 女学生モダン流行語辞典(川原くにを・画)/「少女の友」九月号付録(発行年不詳) 273
- 「近代用語の辞典集成」収録一覧
- 松井栄一・曾根博義・大屋幸世 監修 「近代用語の辞典集成」全41巻・別巻1揃定価四一〇、〇〇〇円(本体三九八、〇五八円)
- 収録一覧
- 第1期配本9巻(1~9) 揃定価一〇〇、〇〇〇円(本体九七、〇八七円)
- 第1巻「現代新語辞典」時代研究会編/耕文堂/大正8年2月 定価六、〇〇〇円(本体五、八二五円)
- 第2巻「〈訂正/増補〉新らしい言葉の字引」服部嘉香・植原路郎著/実業之日本社/大正8年3月 定価一〇、〇〇〇円(本体九、七〇九円)
- 第3巻「〈大増補/改版〉新しい言葉の字引」服部嘉香・植原路郎著/実業之日本社/大正14年3月 定価一五、〇〇〇円(本体一四、五六三円)
- 第4巻「模範〈新語/通語〉大辞典」上田景二編/松本商会/大正8年5月 定価七、五〇〇円(本体七、二八二円)
- 第5巻「現代日用 新語辞典」小林鴬里編/文芸通信社/大正9年2月 定価七、五〇〇円(本体七、二八二円)
- 第6巻「新しき用語の泉」小林花眠編著/帝国実業学会/大正11年12月 定価二三、〇〇〇円(本体二二、三三〇円)
- 第7巻「〈英語から/生れた〉新しい現代語辞典」上田由太郎著/駸々堂出版部/大正14年1月 定価八、〇〇〇円(本体七、七六七円)
- 第8巻「最新 現代用語辞典」小山内薫監修・秋山潮風・太田柏露編/明光社/大正14年5月 定価七、五〇〇円(本体七、二八二円)
- 第9巻「〈音引/正解〉近代新用語辞典」竹野長次監修・田中信澄編/修教社書院/昭和3年1月 定価一五、五〇〇円(本体一五、〇四九円)
- 第2期配本10巻(10~19) 揃定価一〇〇、〇〇〇円(本体九七、〇八七円)
- 第10巻「新しい時代語の字引」実業之日本社出版部編/実業之日本社/昭和3年6月 定価八、〇〇〇円(本体七、七六七円)
- 第11巻「〈時勢に/後れぬ〉新時代用語辞典」長岡規矩雄著/磯部甲陽堂/昭和5年7月 定価一五、〇〇〇円(本体一四、五六三円)
- 第12巻「モダン辞典」モダン辞典編輯所編/弘津堂書房/昭和5年10月 定価六、五〇〇円(本体六、三一一円)
- 第13巻「モダン用語辞典」喜多壮一郎監修・麹町幸二編/実業之日本社/昭和5年11月 定価一〇、五〇〇円(本体一〇、一九四円)
- 第14巻「〈アル/ス〉新語辞典」桃井鶴夫編/アルス/昭和5年12月 定価五、○○○円(本体四、八五四円)
- 第15巻「現代新語辞典」(「現代」第12巻第1号付録)現代編輯局編/大日本雄弁会講談社/昭和6年1月 定価九、五〇〇円(本体九、二二三円)
- 第16巻「尖端語百科辞典」早坂二郎・松本悟朗編/尖端社/昭和6年1月 定価九、〇〇〇円(本体八、七三八円)
- 第17巻「〈これ一つで/何でも分る〉現代新語集成」小山湘南著/博隆舘/昭和6年1月 定価一二、〇〇〇円(本体一一、六五〇円)
- 第18巻「〈ウル/トラ〉モダン辞典」(1931年版)酒尾達人編/一誠社/昭和6年6月 定価九、五〇〇円(本体九、二二三円)
- 第19巻「モダン語〈漫/画〉辞典」中山由五郎著/洛陽書院/昭和6年11月 定価一五、〇〇〇円(本体一四、五六三円)
- 第3期配本10巻(20~29) 揃定価一〇〇、〇〇〇円(本体九七、〇八七円)
- 第20巻「分類式 モダン新用語辞典」小島徳弥著/教文社/昭和6年11月 定価一五、五〇〇円(本体一五、〇四九円)
- 第21巻「〈社/会〉ユーモア・モダン語辞典」社会ユーモア研究会編/鈴響社/昭和7年4月 定価八、五〇〇円(本体八、二五二円)
- 第22巻「モダン語辞典」鵜沼直著/誠文堂/昭和7年9月 定価五、〇〇〇円(本体四、八五四円)
- 第23巻「〈常/用〉モダン語辞典」伊藤晃二著/好文閣/昭和8年3月 定価二二、〇〇〇円(本体二一、三五九円)
- 第24巻「〈日/用〉舶来語便覧」棚橋一郎・鈴木誠一著/光玉館/明治45年4月 定価七、五〇〇円(本体七、二八二円)
- 第25巻「外来語辞典」勝星英造編/二松堂書店/大正3年2月 定価八、五〇〇円(本体八、二五二円)
- 第26巻「文学新語小辞典」生田弘治(長江)著/新潮社/大正2年10月 定価五、〇〇〇円(本体四、八五四円)
- 第27巻「新文学辞典」生田長江・森田草平・加藤朝鳥編/新潮社/大正7年3月 定価七、五〇〇円(本体七、二八二円)
- 第28巻「新文芸辞典」菊池寛著/誠文堂/昭和7年9月 定価五、〇〇〇円(本体四、八五四円)
- 第29巻「文芸大辞典」菊池寛校閲・斎藤竜太郎編著/文芸春秋社出版部/昭和3年6月 定価一五、五〇〇円(本体一五、〇四九円)
- 第4期配本12巻(30~41)・別巻解説書1 揃定価一一〇、〇〇〇円(本体一〇六、七九六円)
- 第30巻「〈改/訂〉プロレタリア辞典」共生閣編輯部編/共生閣/昭和5年8月 定価九、〇〇〇円(本体 八、七三八円)
- 第31巻「プロレタリア文芸辞典」山田清三郎・川口浩編/白揚社/昭和5年8月 定価八、〇〇〇円(本体 七、七六七円)
- 第32巻「プロレタリア科学辞典」山洞書院編輯部編/山洞書院/昭和6年7月 定価一〇、〇〇〇円(本体 九、七〇九円)
- 第33巻「新特高辞典」横溝光暉著/松華堂書店/昭和6年11月 定価八、○○○円(本体 七、七六七円)
- 第34巻「〈最/新〉百科社会語辞典」改造社出版部編/改造社/昭和7年4月(A5判) 定価九、〇〇〇円(本体 八、七三八円)
- 第35巻「〈再増補/十一版〉新聞語辞典」竹内猷郎編/竹内書店/大正9年11月 定価六、〇〇〇円(本体 五、八二五円)
- 第36巻「新聞新語辞典」(1933年版)大西林五郎編/〈日/刊〉新聞通信社/昭和8年4月 定価八、〇〇〇円(本体 七、七六七円)
- 第37巻「新聞語辞典」千葉亀雄編/栗田書店/昭和8年10月 定価八、〇〇〇円(本体 七、七六七円)
- 第38巻「東京語辞典」小峰大羽編/新潮社/大正6年10月
「秘密辞典」自笑軒主人著/千代田出版部/大正9年6月 定価八、〇〇〇円(本体 七、七六七月)- 第39巻「通人語辞典」勝星英造編/二松堂書店/大正11年11月 定価一二○○○円(本体一〇、六八〇円)
- 第40巻「かくし言葉の字引」藤村作校閲・宮本光玄著/誠文堂/昭和4年11月 定価八、五〇〇円(本体 八、二五二円)
- 第41巻「新かくし言葉辞典」津田異根編/博進堂書店/昭和5年2月 定価六、五〇〇円(本体 六、三一一円)
- 別巻「新語辞典の研究と解題」松井栄一・曾根博義・大屋幸世(A5判) 定価一〇、〇〇〇円(本体 九、七〇九円)
白いノースリーブのワンピース。ふるいチェストのうへにおかれたテレビ受像器のやうなものにむかふやうにして、体はよこむきで、見かへるやうにして顔をこちらにむけてゐるところ。手首にはふはふはした毛皮のブレスレットをして、をりまげるやうにした腕のしぐさもかはいらしい。
ていふか、腋下にちよつとしたふくらみがのぞいてゐるやうに見えるよ(*´Д`)
講談社学術文庫1897;講談社;1,050円(借覧);文庫判;縦組;並製;309頁;;ISBN978-4-06-159897-3;
岩波新書(新赤版)1038;岩波書店;780円(借覧);新書判;縦組;並製;xiv+229+8頁;;ISBN4-00-431038-5;
幻冬舎新書062;幻冬舎;720円(借覧);新書判;縦組;並製;206頁;;ISBN978-4-344-98061-7;[電通新大衆プロジェクト]宮城美幸/藤本旬/望月裕/四元正弘/佐々木厚/桑原和彦/石倉正二郎/上條典夫
中公新書1967;中央公論新社;800円(借覧);新書判;縦組;並製;16+ii+3+246頁;;ISBN978-4-12-101967-7;
笠間叢書373;笠間書院;(借覧);A5判;縦組;上製;iv+692+3頁;;ISBN978-4-305-10373-4;
一定の修練を受けた研究者なら、新資料に遭遇すれば、それ相当の確実な成果を導入するのは、それほど困難な営為ではないはずである。研究者の力量が問われるのは、古い時代から無数の読者を獲得してきた古典文学を対象に、周辺資料に依拠するのではなく、それを深く読み込む行為を通して、皆の納得できる新見解、新解釈を提示しうるかどうかにおいてであろう。
最近の中世文学研究は、神社・仏閣などの秘庫から発掘した、文学作品とは思えない文献を対象とした研究が隆盛な状況にある。その種の資料の紹介、解明が、中世文学の成立の周縁を照らし出すという意義を認めるのに吝かではない。けれども、研究者自身、その種の文献の追究に知的好奇心を喚起することはあっても、果して、その資料の言説に触れ、魂を揺さぶられるような感銘を受けているのか、その心音が読み手に影響してくるような論考がすくない。
文春文庫[よ-9-2];文藝春秋;447円(100円);文庫判;縦組;並製;348頁;;ISBN4-16-749102-8;
合掌。
岩波新書(新赤版)1149;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;xix+1+179+5頁;;ISBN978-4-00-431149-2;
中公新書1971;中央公論新社;780円(借覧);新書判;横組;並製;iv+2+241頁;;ISBN978-4-12-101971-4;
;日本エディタースクール出版部;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;iv+249頁;;ISBN4-88888-110-3;
シリーズ ケアをひらく;医学書院;2,200円(借覧);A5判;縦組;並製;212頁;;ISBN4-260-33209-0;
講談社選書メチエ428;講談社;1,500円(1割引);四六判;縦組;並製;206頁;;ISBN978-4-06-258428-9;
なんかよい評判をいくつかみたやうに思つたので、まだみられるかな、としらべたら上映館があつた。たぶんここにゆくのは、はじめてか、ものすごくひさしぶりかなのだけれど、あたらしくてピカピカといふわけではないけど、気持ちのよいところだつた。内容は、まつたく通俗的なものだつたけれど、たしかにおもしろくみられた。といふか、広末涼子かはいいなあ。キッチンで本木雅弘が彼女にすがりつくシーンがエロかつた。軽勃起。
双書 現代の哲学;岩波書店;2,900円(借覧);四六判;縦組;上製;viii+267+6頁;;ISBN4-00-026590-3;
双書 哲学塾;岩波書店;1,200円(借覧);新書判;縦組;並製;viii+151頁;;ISBN978-4-00-028154-6;
歴史文化ライブラリー254;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;6+224頁;;ISBN978-4-642-05654-0;
現代思想の冒険者たちSelect;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;308頁;;ISBN4-06-274355-8;
岩波ブックレット742;岩波書店;480円(借覧);A5判;縦組;並製;51+5頁;;ISBN978-4-00-009442-9;
図書、ちくま、UP、みすず(12月号)。東大出版会の1月の予定に、渡部明、生成文法。
回転木馬。上は黒で、濃いピンクのスカート。手にはポップコーン。快活な笑顔。
ああ、デートとかしてみたいものだなあ。後日、Cさんが現在ステディな――結婚もかんがへてるつぽい――かたと旅行にいつたデジカメ写真をみせてもらつたのだけれど、不思議とそんなには心はあわだたかなかつたよ。それより林檎さんみたいなひとはなかなかゐないから、といはれたのは私のことはいいかげんあきらめろと暗にいはれたのかしら、といふのはたぶんかんがへすぎだらう。
;フィルムアート社;2,900円(借覧);A5判;縦組;並製;301頁;;ISBN4-8459-0231-1;
;紀伊國屋書店;2,200円(借覧);四六判変型;縦組;上製;254頁;;ISBN4-314-00998-5;
ミネルヴァ日本評伝選[062];ミネルヴァ書房;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;8+xxvii+268+3頁;;ISBN978-4-623-05252-3;
岩波現代文庫[社会122];岩波書店;1,000円(借覧);文庫判;縦組;並製;v+304頁;;ISBN4-00-603122-X;
;有精堂;5,800円(借覧);A5判;縦組;上製;x+244+7頁;;ISBN4-640-30593-1;
目次をうつしておく。
- 序
- I
- 第一 蜻蛉日記の文体 : その調 3
- 第二 たけ高き蜻蛉日記の作者 18
- 第三 蜻蛉日記の文学語彙目録 35
- II
- 第四 枕草子の文体 : その随想性 57
- 第五 枕草子の表現手法 : 見立て 77
- 第六 三巻本枕草子総索引まで 95
- III
- 第七 源氏物語の文体 : 「ものあはれなり」 125
- 第八 源氏物語の敬語法 : 逆敬語 146
- 第九 源氏物語大成索引篇の問題性 162
- IV
- 第十 和歌のことば 187
- 第十一 「をかし」と歌系列、文系列 208
- 第十二 「恋しき人」 229
- 結 239
- 索引
;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;4+vi+259頁;;ISBN978-4-7576-0483-4;
世界史リブレット68;山川出版社;729円(借覧);A5判;縦組;並製;90頁;;ISBN4-634-34680-X;
;勉誠出版;1,200円(借覧);四六判;縦組;並製;2+170頁;;ISBN4-585-05366-2;
私はあえて「重層的」という言葉を、使わないようにしています。(……)もともと、神道というのは仏教と一体の、不即不離の関係にあったのですね。それをいまのわれわれは学術用語で「神仏習合」と言うわけですが、これは後の人がそういうふうに呼ぶだけでして、江戸時代になってから神仏を分離させようというときに、それ以前は「習合していた」から、と「神仏習合」と言うのに過ぎないのです
(pp.126-127.)。そのときだう思つてたか、といふのはたしかに大事だけれど、それとはべつに分析のわくぐみがあつても、よいとは思ふのだけれどな。
岩波新書(青版)690;岩波書店;430円(100円);新書判;縦組;並製;ii+218頁;;;
中世史研究選書;吉川弘文館;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;7+291+11頁;;ISBN4-642-02654-1;
;溪水社;2,500円(借覧);A5判;縦組;上製;iv+287頁;;ISBN4-87440-841-9;
中公新書1966;中央公論新社;760円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+5+242頁;;ISBN978-4-12-101966-0;
中国では名づけに使う漢字の制限はないから、とんでもないむずかしい漢字の名前がどんどん生まれている(歯止めをかけようと現在、規範漢字表を制作中といわれている)。(……)ハングルを常用文字としている韓国は、名前だけは漢字書きも義務づけているので使える漢字を制限しているが、日本に比べると使うことができる漢字は多く、計五一五一字という
(p.6)。
岩波新書(青版)689;岩波書店;480円(100円);新書判;縦組;並製;ii+224頁;;;
合掌。
シリーズ思想の身体;春秋社;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+254頁;;ISBN4-393-33251-2;[執筆者]島薗進/朴奎泰/源淳子/高橋原/藤田正勝/佐藤弘夫
講談社学術文庫1892;講談社;1,050円(借覧);文庫判;縦組;並製;324頁;;ISBN978-4-06-159892-8;
ミネルヴァ日本評伝選[060];ミネルヴァ書房;3,000円(借覧);四六判;縦組;上製;4+xxiii+401+30頁;;ISBN978-4-623-05166-3;
とんぼの本;新潮社;1,400円(借覧);A5判;縦2段組;並製;;;ISBN978-4-10-602151-0;
ちくま学芸文庫[エ-12-1];筑摩書房;1,200円(借覧);文庫判;縦組;並製;349頁;;ISBN978-4-480-09058-4;[原著]Lester Embree, Reflective Analysis, A First Introduction into Phenomenological Investigation, Morelia Editorial, 2003
ミネルヴァ日本評伝選[063];ミネルヴァ書房;(借覧);四六判;縦組;上製;2+xix+292+6頁;;ISBN978-4-623-05255-4;
;青弓社;2,400円(借覧);A5判;縦組;並製;280頁;;ISBN978-4-7872-3280-9;[著者]はせ・まさと(長谷正人)/おーた・しょーいち(太田省一)/にわ・よしゆき(丹羽美之)/なんば・こーじ(難波功士)/こーの・こーへー(高野光平)/うりゅー・よしみつ(瓜生吉則)/たどころ・よしき(田所承己)
〈1冊でわかる〉シリーズ;岩波書店;1,500円(借覧);B6判;縦組;並製;viii+195+14頁;;ISBN4-00-026888-0;[原著]Roy Porter, Madness: A Brief History (Oxford University Press, 2002)、[解説]すずき・たまみ(鈴木瑞実)
シリーズ文と発話3;ひつじ書房;3,200円(借覧);A5判;横組;上製;xix+2+265頁;;ISBN978-4-89476-257-2;
目次をうつしておく。
- シリーズまえがき i
- 第3巻「時間の中の文と発話」まえがき v
- 録音・録画データの共通転記記号 xi
- 1 発話と発話の時間的位置関係
- (1) 同時的重なり(overlap)
- (2) 切れ目ない接続(latching)
- (3) 間隙(pause, gap, silence)
- 2 発話の音声的特徴
- (1) 音声の引き延ばし
- (2) 音声の中断
- (3) 抑揚
- (4) 強弱など
- (5) 呼気と吸気
- (6) 速度
- 3 転記作業における不確実性や限界
- (1) 発話者の同定における不確実性
- (2) 発話の聞き取りにおける不確実性
- 4 転記者/分析者による注釈や説明など
- 時間の経過から生まれる破格文 / 野田尚史(のだ・ひさし) 1
- 1 時間の経過から生まれる破格文とは
- 2 訂正補足型の破格文
- 2.1 直後訂正の破格文
- 2.2 補足追加の破格文
- 2.3 内容変更の破格文
- 3 会話制御型の破格文
- 3.1 聞き手制御の破格文
- 3.2 自発話制御の破格文
- 4 過剰反復型の破格文
- 4.1 構造的反復の破格文
- 4.2 意味的反復の破格文
- 4.3 非意図的反復の破格文
- 5 無計画型の破格文
- 5.1 無計画開始の破格文
- 5.2 無計画挿入の破格文
- 6 外部影響型の破格文
- 6.1 発話影響の破格文
- 6.2 状況影響の破格文
- 7 呼応消失型の破格文
- 7.1 継続中止の破格文
- 7.2 呼応不整の破格文
- 7.3 呼応忘却の破格文
- 8 時間の経過から生まれる破格文の位置づけ
- 9 この論文のまとめ
- デスネ考 / 丸山岳彦(まるやま・たけひこ) 35
- 1 はじめに
- 2 問題の所在
- 2.1 デスネの間投用法と文末用法
- 2.2 先行研究
- 2.3 本稿の目的
- 3 分析対象データ
- 4 分析1 : デスネの間投用法と文末用法
- 4.1 間投用法と文末用法の出現数
- 4.2 デスネの発話数に関する話者ごとの偏り
- 4.3 デスネが出現する位置
- 5 分析2 : 間投用法にも文末用法にも分類できないデスネ
- 5.1 挿入用法のデスネ
- 5.2 中止用法のデスネ
- 5.3 分析のまとめ
- 6 考察
- 6.1 発話から文を切り出すことは可能か
- 6.2 デスネの機能と発話の動的な構築
- 6.3 関連する現象
- 7 展望
- 自発的な話し言葉に見られる挿入構造と線状化問題 / 高梨克也(たかなし・かつや)/丸山岳彦 67
- 1 はじめに : 独話における線状化問題と挿入構造
- 2 発話産出の際の自己モニタリングと線状化問題
- 3 『日本語話し言葉コーパス』における挿入構造の認定
- 3.1 『日本語話し言葉コーパス』における節単位
- 3.2 節単位の認定と挿入構造への対処
- 4 挿入構造の位置と機能 : 何のために、なぜその位置に現れるのか
- 4.1 対象データ
- 4.2 挿入部分の統語的位置 : 係り受け構造の観点から
- 4.3 挿入部分の機能分析 : 何についてのどのような種類の注釈か
- 4.4 挟み込み型の挿入構造の位置と機能に関する考察
- 4.5 背景節型の挿入構造の位置と機能に関する考察
- 4.6 残された課題
- 5 話し言葉のオンライン性と挿入構造 : どのような工夫によって、どの時点で挿入であることが分かるのか
- 5.1 挿入構造を含む自己修復の過程
- 5.2 挟み込み型の挿入構造における継続問題の解決
- 5.3 背景節型の挿入構造の問題
- 5.4 残された課題
- 6 おわりに
- 発話冒頭付近での語句の繰り返しの機能 / 伝康晴(でん・やすはる) 103
- 1 はじめに
- 2 データ
- 2.1 談話資料
- 2.2 単語・文節・発話単位ラベリング
- 2.3 非流暢性ラベリング
- 2.4 基本統計
- 3 繰り返し型と置換型の比較1 : 形態的特徴
- 3.1 発話単位中の生起位置
- 3.2 中断位置と文節境界・単語境界との一致
- 3.3 再開位置と文節境界との一致
- 3.4 考察
- 4 繰り返し型と置換型の比較2 : 音響的特徴
- 4.1 分析データ
- 4.2 中断区間・非流暢性の範囲直後の休止長
- 4.3 修復対象・修正部分の継続長
- 4.4 考察
- 5 文法装置としての語句の繰り返し
- 6 おわりに
- 「即時文」・「非即時文」 : 言語学の方法論と既成概念 / 岩崎勝一(いわさき・しょーいち)/大野剛(おーの・つよし) 135
- 1 はじめに
- 2 「即時文」
- 3 「非即時文」
- 4 「即時文」・「非即時文」 : 再分析
- 5 言語学の方法論と既成概念 #節連鎖言語
- 6 おわりに
- 進行中の文に対する聞き手の漸進的文予測のメカニズムの解明 / 高梨克也 159
- 1 はじめに
- 2 2つの背景 : 会話分析と予測文法
- 2.1 会話分析 : 話者交替とターン構成
- 2.1.1 話者交替と投射
- 2.1.2 日本語の文法構造と投射特徴
- 2.2 予測文法研究
- 2.3 予測と係り受け関係
- 3 実験
- 3.1 実験素材
- 3.2 手順
- 4 刺激文の分析 : 係り先未定文節数の変化と文節の種類
- 5 予測結果の全般的傾向
- 6 予測結果の分析
- 6.1 最終文節直前における予測の採点
- 6.1.1 予測結果の採点方法
- 6.1.2 予測結果の採点と述語文節の分類との関係
- 6.2 具体述語の予測
- 6.3 M文節+最終文節箇所の特徴
- 6.4 節単位途中のM文節直前における予測
- 6.5 分析のまとめ
- 7 予測文法研究にまつわる理論的問題
- 8 今後の展望
- 発話末要素の認知と相互作用上の位置づけ / 榎本美香(えのもと・みか) 203
- 1 はじめに
- 2 日本語における話者交替規則
- 2.1 「一時一人」を達成するための社会的システム
- 2.2 日本語のターン構成と発話末要素
- 2.3 前完結可能点の認識と話者移行適格空間の開始
- 2.3.1 日本語のターン構成と前完結可能点の認知メカニズム
- 2.3.2 移行適格空間の開始位置
- 3 実験1 : 完結可能点認識の認知メカニズム
- 3.1 方法
- 3.1.1 被験者
- 3.1.2 実験刺激とデザイン
- 3.1.3 手続き
- 3.2 結果
- 3.3 考察
- 4 実験2 : 発話末要素の相互行為上の位置づけ
- 4.1 方法
- 4.1.1 被験者
- 4.1.2 実験刺激とデザイン
- 4.1.3 手続き
- 4.2 結果
- 4.3 考察
- 5 おわりに
- 対面会話における発話と視線のモニター機能と調整機能 / 坊農真弓(ぼーのー・まゆみ)/片桐恭弘(かたぎり・やすひろ) 231
- 1 はじめに
- 2 対面会話における発話と視線の研究
- 2.1 Kendon(1967) : 視線のモニター機能と調整機能
- 2.2 Sacks et al. (1974) : 話者交替システム
- 3 取り上げる現象 : 複数表現モダリティによる発話単位特定
- 3.1 発話と視線の関係
- 3.2 3つの表現モダリティの関係
- 4 手続き
- 4.1 データ収集
- 4.2 ラベリング
- 5 分析
- 5.1 分析1 : 発話と視線の関係
- 5.2 分析2 : 発話に後続するポーズ持続長
- 5.3 分析3 : 発話の統語形式
- 5.4 分析1と分析2と分析3の結果の相互作用
- 5.5 結果と課題
- 6 おわりに
- 索引 261
- 執筆者一覧 264
シリーズ認知と文化6;勁草書房;(借覧);四六判;縦組;上製;xi+225+xli頁;;ISBN978-4-326-19942-6;
ちくま新書071;筑摩書房;(借覧);新書判;縦組;並製;238頁;;ISBN4-480-05671-8;
幻冬舎新書006;幻冬舎;720円(343円);新書判;縦組;並製;204頁;;ISBN4-344-98005-0;
タイトルにひかれてかつたのだけれど、60歳定年後の男性辺をメーンにしたもので、その点あてはづれ。途中にひかれた太宰、津軽の本編冒頭の、「正岡子規三十六、尾崎紅葉三十七、斎藤緑雨三十八、国木田独歩三十八、長塚節三十七、芥川龍之介三十六、嘉村礒多三十七。」「それは、何の事なの?」「あいつらの死んだとしさ。ばたばた死んでゐる。おれもそろそろ、そのとしだ
、といふくだりには、ちよつとハッとした。
;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;xiii+333+21頁;;ISBN978-4-13-051313-5;
アップ。ライトアップがきらきらとして、眉はきりりと睫毛もばつちりな感じ。髪をかきあげるかのやうにあてた右手のリングと、ネックレスがアクセント。
講談社学術文庫1893;講談社;900円(借覧);文庫判;縦組;並製;251頁;;ISBN978-4-06-159893-5;
シリーズ進化学2;岩波書店;(借覧);A5判;横組;上製;ix+285頁;;ISBN4-00-006922-5;
たぶんどちらのこともよくわかつてないだけなのだけれど、ことばのうつりかはりを進化のアナロジーでかたるのつて無理なやうな気がしてたな(ことばの中立突然変異つてなんだろとか)。
朝日選書733;朝日新聞社;(借覧);四六判;縦組;並製;287+2+VI頁;;ISBN4-02-259833-6;[原題]Henry Petroski, Invention by Design: How Engineers Get from Thought to Thing
講座源氏物語研究 第十巻;おうふう;(借覧);A5判;縦組;上製;;;ISBN978-4-273-03460-3;[執筆者]いとー・ゆーこ(伊東祐子)/いなもと・まりこ(稲本万里子)/なかまち・けーこ(仲町啓子)/いけだ・しのぶ(池田忍)/なりはら・ゆき(成原有貴)/むかさ・あきら(武笠朗)/きむら・さえこ(木村朗子)/あかざわ・まり(赤澤真理)
;みすず書房;2,800円(借覧);四六判;縦1・2段組;上製;235頁;;ISBN4-622-07251-3;
;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;10+541+xii頁;;ISBN978-4-622-07313-0;
中公新書1962;中央公論新社;820円(借覧);新書判;縦組;並製;xii+7+276頁;;ISBN978-4-12-101962-2;
新潮新書281;新潮社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;223頁;;ISBN978-4-10-610281-3;
光文社新書362;光文社;840円(381円);新書判;縦1・2段組;並製;302頁;;ISBN978-4-334-03465-8;
女性むけ、といふのはタイトルのやうな圧力をむけられるのが、女性がもつぱらといふことなのだらうけど、愚問愚注といふか、どつちもどつち、といふ感じ。結婚が幻想なら、自立だつておなじくらゐには幻想だらうよ。しかし、定位家族といつしよにゐられなくなつたら(想像力が貧困)、私はだうなつちやふかな。
;青土社;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;251頁;;ISBN4-7917-6263-0;
極端に自己評価の低い男が、どうして女に愛されたいと思うのか。自分が評価できないものを、なぜ他人に勧められるのか。女はゴミ箱ではない。出来損ないをいちいち持ってくるなというのだ
(p.95)。
最近の日本映画であるなあ、といふ感じ。ことし加瀬亮がでてたり、たむらまさきが撮影してたりする作品をいくつみたかしら。
岩波ブックレット738;岩波書店;580円(借覧);A5判;縦組;並製;103頁;;ISBN978-4-00-009438-2;
外山滋比古著作集5;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;iv+333頁;;ISBN4-622-04855-8;
岩波新書1147;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;xii+200+12頁;;ISBN978-4-00-431147-8;
;校倉書房;8,000円(借覧);A5判;縦組;上製;426頁;;ISBN4-7517-3780-5;
本書の著者のかくものには、わたくしはなぜだかなんか不感症なんだけれど、なんでなんだろ。
;雄松堂書店;非賣品(借覧);A5判;縦組;上製;1+4+15+246頁;;;
学問は結局資料の問題である(これは諸橋先生から學生の時に教へられた言葉である。)といふことが身に沁みて思はれたのである(p.20)――、保科孝一との
逆縁(p.8)、山岸徳平に
お預けしておいた論文をお返し戴いて、二十四年五月に東京文理科大學の教授會に学位請求論文として提出して受理されたのである。それは二十年六月に書き上げた姿の儘で一字の加筆もないものである(p.13)、といつたエピソードがやはり興味ぶかいな。
大いさといふのは独特だなあ、と思ふけどだうだろ。
昭和八年貴重圖書影印刊行會からコロタイプ版が覆製されたことがある。今回の覆製は二度目であるが、新しい所藏者の好意に據り、前囘朱點を生かした寫眞版ではなかつたのを遺憾とし、特に朱刷を加えた原姿を存する覆製を行なうことになつた(p.115)、とあるけれど、こなひだ、小倉肇、法華経単字反切攷(I)(弘前大学教育学部紀要44)をみてたら、
古辞書叢刊本をも参看したが,朱声点については,それが明らかに脱落していると認められる箇所があるので,注意する必要がある(p.1)、とかいてあつたよ。
- 例言
- 一 古辭書覆製叢刊の企劃 1
- 二 私の古辭書研究 3
- 三 古辭書研究の問題 23
- 四 古辭書の發達
- (イ) 鎌倉以前の辭書 38
- (ロ) 鎌倉時代の辭書 附南北朝の辭書 53
- (ハ) 室町時代の辭書 62
- 五 原裝影印諸本解説篇
- 一 新撰字鏡(寛永頃寫) 75
- 二 和名類聚抄(江戸初期寫)十卷本 77
- 三 和名類聚抄訂本(狩谷棭齋自筆稿本) 80
- 四 和名類聚抄(室町中期寫)二十卷本 85
- 五 口遊(文化四年模刻) 94
- 六 掌中歴(狩谷棭齋手校本) 104
- 七 童蒙頌韻(弘治二年寫) 108
- 八 童蒙頌韻(慶長頃寫) 112
- 九 法華經單字(保延二年寫) 115
- 一〇 和歌童蒙抄(室町初期寫) 120
- 一一 簾中抄(狩谷棭齋自筆校正本) 126
- 一二 伊呂波字類抄(鎌倉初期寫)原型本 128
- 一三 色葉字類抄(永祿八年寫) 130
- 一四 伊呂波字類抄(室町初期寫)十卷本 137
- 一五 世俗字類抄(室町中期寫) 141
- 一六 和歌色葉(鎌倉初期寫) 145
- 一七 字鏡抄(永正五年寫) 151
- 一八 字鏡集(狩谷棭齋自筆校正書入本)七卷本 156
- 一九 消息詞・書状文字抄(天正十五年尊朝親王筆) 159
- 二〇 法華經音義(室町中期寫) 165
- 二一 仙源抄(江戸初期寫) 167
- 二二 縮芥抄(應永十八年寫) 170
- 二三 拾芥抄(天正十七年吉田梵舜自筆) 174
- 二四 琑玉集(眞福寺本摸、朱筆二種校正書入本) 176
- 二五 下學集(室町中期寫) 180
- 二六 下學集(江戸初期刊、狩谷棭齋自筆校正書入本) 200
- 二七 壒嚢抄(慶長十六年寫) 205
- 二八 和玉篇(大永四年寫) 208
- 二九 倭玉篇(弘治二年寫) 211
- 三〇 玉篇略(享祿五年寫) 214
- 三一 類字韻 (附)初辭通韻(慶長頃寫) 227
- 三二 節用集(室町末期寫)印度本 230
- 三三 化城笑具(室町末期寫) 241
- 三四 名數語彙(室町末期寫) 244
講座日本美術史 第4巻;東京大学出版会;4,200円(借覧);A5判;縦組;上製;8+viii+348+5頁;;ISBN4-13-084084-3;[執筆者]ながおか・りゅーさく(長岡龍作)/おーた・しょーこ(太田昌子)/きのした・なおゆき(木下直之)/えびね・としお(海老根聰郎)/たかはし・のりこ(高橋範子)/さかきばら・さとる(榊原悟)/ねだち・けんすけ(根立研介)/かすや・まこと(加須屋誠)/おく・たけお(奥健夫)/おーくぼ・じゅんいち(大久保純一)
講談社現代新書881;講談社;530円(100円);新書判;縦組;並製;232頁;;ISBN4-06-148881-3;
講談社学術文庫1890;講談社;1,150円(借覧);文庫判;縦組;並製;356頁;;ISBN978-4-06-159890-4;
丸善ライブラリー327;丸善;660円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+166頁;;ISBN4-621-05327-2;
はたらく大人はカッコいい、という映画だつたのかなあ。群像劇といつていひのかだうか、綾瀬はるかの見せかたはなんか中途半端な感じで、バタ子こと田畑智子のはうが実はいい役まわりであるなあ、と思ひました。肘井美佳、美人。
黒いつばのおほきな帽子、上はやはり黒でハイネックでノースリーブ、下はゼブラ柄の短めのスカート、黒いブーツといふ出で立ちに、バッグとネックレスの赤が映える。カッコいい。
アジア遊学特別企画;勉誠出版;1,400円(借覧);A5判;縦1~3段組;並製;135頁;;ISBN4-585-10403-8;[執筆者]こじま・つよし(小島毅)/ほたて・みちひさ(保立道久)/おーくし・あつひろ(大櫛敦弘)/えのもと・わたる(榎本渉)/おか・もとし(岡元司)/すえき・ふみひこ(末木文美士)/たけもと・みきお(竹本幹夫)/こんどー・しげかず(近藤成一)/たかはし・ただひこ(高橋忠彦)/しまお・あらた(島尾新)/ほりかわ・たかし(堀川貴司)/まえだ・つとむ(前田勉)/なかむら・しゅんさく(中村春作)/つの・ともあき(津野倫明)/おぎ・しんいちろー(荻慎一郎)/にしお・けんりゅー(西尾賢隆)/えんどー・たかとし(遠藤隆俊)
最初のスパークリングのあとで、リングにあふむけになつて息をあららげた北乃きいの胸の起伏が印象的。
全集 日本の歴史 第8巻;小学館;(借覧);A5判;縦組;上製;8+366頁;;ISBN978-4-09-622108-2;
うさぎちゃん、には戦慄せざるをえない。そして、さうした暴力性をみづからもはらんでゐることが、なほおそろしい。
;[発行]麗澤大學出版會、[発売]廣池學園事業部;(借覧);四六判;縦組;並製;2+372頁;;ISBN978-4-89205-548-5;
時文的な面についての解説がほしいなあ。だれか、〈民主〉と〈愛国〉の裏ヴァージョンをかかないかしら。
新典社研究叢書81;新典社;16,505円(借覧);A5判;縦組;上製;551頁;;ISBN4-7879-4081-3;
合掌。
智慧の海叢書18;勉誠出版;950円(借覧);B6判;縦組;並製;189頁;;ISBN4-585-07119-9;
参考文献にあがつてる、山口唯七『公卿日記の統計学的考察――玉葉・明月記』(私家版、一九九九年)
、てはじめて見た。どんなのかな。
講談社現代新書1891;講談社;740円(100円);新書判;縦組;並製;285頁;;ISBN978-4-06-149891-4;
私はその言説に必ずしも
(p.56)、といふことばづかひに与せない(のだけれど、ググってみると、それなりに用例があるみたいだ。しかし、かういふ検索結果がどんどんと人それぞれにフィッティングされてゆくとすると、ウェブ検索による言語研究つてだうなるのかなあ)。
講談社学術文庫1896;講談社;1,050円(借覧);文庫判;縦組;並製;289頁;;ISBN978-4-06-159896-6;
近代日本の思想家8;東京大学出版会;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;2+280頁;;ISBN978-4-13-014158-1;
龍谷大学仏教文化研究叢書19;思文閣出版;7,200円(借覧);A5判;縦組;上製;2+ii+475+iii頁;;ISBN978-4-7842-1349-8;[執筆者]あんどー・とーる(安藤徹)/あずま・みほ(東望歩)/とやま・あつこ(外山敦子)/いとい・みちひろ(糸井通浩)/きむら・まさのり(木村雅則)/あさき・としこ(朝木敏子)/やまざき・やすまさ(山嵜泰正)/ただずみ・かおり(忠住佳織)/まんなみ・ひさこ(万波寿子)/あめのもり・まさたか(雨森正高)
;文藝春秋;(借覧);四六判;縦組;上製;340頁;;ISBN978-4-16-369770-3;[原題]Ian Ayres, Super Crunchers: Why Thinking-by-Numbers Is the New Way to Be Smart
;NTT出版;1,900円(1割引);四六判;縦組;並製;351頁;;ISBN978-4-7571-0245-3;
ミネルヴァ日本評伝選[061];ミネルヴァ書房;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;8+xviii+292+6頁;;ISBN978-4-623-05251-6;
;勉誠出版;(借覧);A5判;縦組;上製;6+338+18頁;;ISBN978-4-585-03184-0;
目次をうつしておく。
- まえがき (1)
- なぜ、いま「訓読」論か / 中村春作(なかむら・しゅんさく) 1
- 一 ある文化研究者の嘆き
- 二 「訓読」を論じることは何を論じることか
- 三 「訓読」論を「開い」ていくこと
- 四 本書の構成について
- 第I部 異文化理解の「課題」としての訓読
- 「訓読」の思想史 : 〈文化の翻訳〉の課題として / 中村春作 17
- 一 〈文化の翻訳〉という課題
- 二 問題化された「漢語」と「和語」
- 三 近代日本の「漢字・漢文」問題
- 四 転換点として在った徂徠「古文辞学」
- 五 徂徠「古文辞学」と「訓読」へのまなざし
- 六 徂徠学における難題
- 七 徂徠学の「方法」のその後
- 八 「訓読」の変質、精密化 : 宇野明霞と皆川淇園の場合
- 九 「漢文」の「国文」化
- 十 『六諭衍義』招来の経緯
- 十一 『六諭衍義』刊行に至る〈文化の翻訳〉の重奏
- 十二 徂徠加点本『六諭衍義』の特徴と「ルビ」の発生
- 十三 荻生徂徠の「問い」と私たち : 徂徠を「読む」ということ
- 近代における「漢文直読」論の由緒と行方 : 重野・青木・倉石をめぐる思想状況 / 陶徳民(タオ・デミン) 49
- 一 重野における「正則漢学」の構想 #「漢学宜しく正則一科を設け少年秀才を選み清国に留学せしむべき論説」
- 二 青木・倉石における「訓読排斥」の論調
- 三 青木論文の掲載延期と論題改題の背景
- 四 「発言自粛」を促された倉石の行方
- 五 おわりに
- ピジン・クレオール語としての「訓読」 / 高津孝(たかつ・たかし) 87
- 一 他者の言語
- 二 訓読の風景
- 三 ピジン・クレオール語
- 四 ピジン・クレオール研究の展開
- 五 ピジン・クレオール語の特徴
- 六 音声言語としての訓読
- ベトナムの「訓読」と日本の「訓読」 : 「漢文文化圏」の多様性 / 岩月純一(いわつき・じゅんいち) 105
- はじめに
- 一 ベトナムにおける「漢文」と「自言語」との交錯関係
- 二 漢文読解のプロセス
- 三 漢文テクストの諸相
- 四 「訓読」の内包と外延
- おわりに
- 第II部 訓読と日本語・日本文化の形成
- 日本における訓点資料の展開 : 主として音読の視点から / 沼本克明(ぬもと・かつあき) 123
- 一 訓点資料研究の概要
- 二 訓点資料による日本漢字音の研究
- 1、仏書訓読資料の字音
- a 呉音を主とするもの
- b 漢音を使用したもの
- 2、仏書音読資料の字音
- a 呉音読資料
- b 漢音読資料
- 3、漢籍訓読資料の字音
- 4、漢籍音読資料の字音
- 三 日本呉音と日本漢音
- 1、日本呉音の特徴
- a 呉音の音韻体系
- b 呉音の声調体系
- 2、日本漢音の特徴
- a 中古音・秦音との対照
- b 漢音の声調体系を手掛りとした漢音の重層性
- 四 訓点資料としての梵語音資料
- 1、平安初期以後の梵語音の学習 : 悉曇学
- 2、日本語表記史の展開
- 五 宋音と朱子学導入以後の訓点資料の展開
- 近世における漢文訓読法の変遷と一斎点 / 齋藤文俊(さいとー・ふみとし) 151
- はじめに
- 一 江戸時代における漢文訓読の流れ
- 二 一斎点の特徴
- ① 「則」
- ② 「而」
- ③ 「雖」
- ④ 「コト」
- ⑤ 過去完了の助動詞を用いない
- ⑥ 使役形式
- ⑦ 「於」「乎」などを直接読む
- 三 一斎点の影響
- 四 一斎点の訓読原理
- 付 口語訳としての訓読法
- 漢文訓読体と敬語 / 前田勉(まえだ・つとむ) 171
- 一 はじめに
- 二 江戸時代の候文体
- 三 漢文訓読のなかの敬語
- 四 江戸時代の漢文訓読体のなかの敬語
- ① 聖賢への敬語
- ② 長上(父・君)への敬語
- ③ 日本の歴史上の人物(天皇・将軍など)
- ④ 超越者への敬語
- 五 幕末建白書
- 六 明治期の漢文訓読体の意義
- 国語施策と訓点語学 / 山東功(さんとー・いさお) 201
- 一 はじめに
- 二 訓読研究と訓点語学の成立
- 三 漢文教育と訓読
- 四 国語施策と訓読研究
- 五 国語施策と訓点語学 : おわりにかえて
- 第III部 訓読論の地平
- 〈訓読〉問題と古文辞学 : 荻生徂徠をめぐって / 田尻祐一郎(たじり・ゆーいちろー) 221
- はじめに
- 戦前の研究史
- 吉川幸次郎「徂徠学案」
- 一 『訓訳示蒙』と『訳文筌蹄』
- 1、『訓訳示蒙』
- 「訳文ノ学」
- 「和訓」の弊害
- 訳文の形
- 2、『訳文筌蹄』
- 「題言十則」
- 「読書不如看書」
- 二 古文辞学
- 1、『学則』
- 2、『徂徠集』
- 「辞」の発見
- 「古言」への沈潜
- むすびに代えて
- 表現文法の代用品としての漢文訓読 / 加藤徹(かとー・とーる) 261
- 二人の志士の漢詩
- 漢作文のメソッド
- やわらかい訓読とかたい訓読
- 日尾荊山の主張
- 表現文法としての漢文訓読
- むすび
- 日本漢文の訓読とその将来 / 小島毅(こじま・つよし) 277
- はじめに
- 一 鞭声粛々
- 二 霜満軍営
- 三 トキンバ
- 四 徂徠対陽明
- むすびにかえて
- 漢文訓読の現象学 : 文言資料読解の現場から / 市來津由彦(いちき・つゆひこ) 295
- 一 研究技法としての漢文訓読法のいま
- 一―一 訓読法を用いる分野、課題
- ① 日本学研究世界
- ② 中国学研究世界
- 一―二 九十年代からの研究環境の変化
- 二 漢文訓読の作業過程とその技法の特色
- 二―一 文言と白話
- 二―二 漢文訓読の作業過程
- 漢文訓読の作業過程
- i 単語の認定
- ii 語順解析
- iii 送り仮名
- iv 書き下し文の作成
- v 現代日本語翻訳文の作成
- 二―三 漢文訓読法の技術的特色
- ① 書き下し文における原文漢字(=漢語)の保存
- ② 原文語順(構文構造)の解析の重視
- ③ 書き下し文の共有
- 三 「文言」表記文の機能と漢文訓読法
- 三―一 中国「文言」文章文化の特質
- 三―二 唐前半期の文章文化のあり方
- 三―三 日本における漢文訓読法の形成
- 三―四 日本古代における中国文化世界認識の偏りの可能性
- 三―五 宋元における中国文章文化世界の更新
- 三―六 日本語表記世界の展開 : 漢字・仮名文字使用の棲み分けと文物受容フィルター
- 四 これからの研究技法としての漢文訓読
- 四―一 日本学分野における研究技法としての漢文訓読法
- 四―二 中国学分野における研究技法としての漢文訓読法
- 二つのアプローチ : 中国語直読及び講釈による理解と漢文訓読法による理解
- 中国語直読及び講釈による理解の特質
- 日本語漢文訓読法による理解の特質
- 漢文訓読法の使用と通して立ち上がる研究世界
- あとがき 333
- 執筆者一覧 336
- 人名索引 左1
- 書名(論文名)索引 左8
田尻、前田論文をおもしろくよんだ。
連休あけの平日の朝つぱらから映画とかみてるのは自分ぐらいかなー、と思つてたら、女子高生くらゐの女の子2人組、をばさんの2人組がゐて、予告篇がすんだくらゐで、さらに3、4人はひつてきた。作品は、たんに若い女の子がたくさん出てゐるといふ以上にすばらしくて、一日いい気分だつた。
NHKブックス[987];日本放送出版協会;(借覧);B6判;縦組;並製;278頁;;ISBN4-14-001987-5;
薩戒記の除目聞書の作名の紹介(形骸化する人事、といふ見出し)のあと、様式化する除目、といふ見出しのところの記事がちよつと気になつたのでメモ(p.181)。
このような架空の人名をみると、慣れない人はやはり怪訝に感じたらしい。『師守記』の貞治二年(一三六三)閏正月の記事に、鎌倉公方として関東を掌握していた足利基氏(尊氏の息子)のところに県召除目の聞書を送ろうとしたことがみえる。ところが幕府側の使節が、「除目に不思議の異名候、一本仮名をあそばしつけられたまうべし」と願ったという。使節が目をつけたのは「常陸目 五百木部繁季」「大和権守 調弾弦」の二つで、聞いたことのない珍しい名前だから、ぜひ読みがなをつけてほしいとたのんできたのである。
もちろんどちらも樹木と楽器にひっかけた語呂あわせである。『師守記』記主の中原師守は、それぞれの名の推薦者(もちろん書類上だけの形式的なもの)に問いあわせ、前者には「いおきべしげすえ」、後者には「つきのただお」とふりがなをつけて関東に送った。ただしこれらの名前を推薦した者の答えも、「読みがななんていわれても、特別な言い伝えがあるわけではありません。私の推測で書いておきますね。武家から聞かれたというけれど、そんなことを知りたがるのはいったいだれですか」と、いたって無責任である。
わたしには、不幸せになるってことが、どうにも信じられなくて、ただぼんやり、途方にくれている……。今にもワーッと叫ぶか、バカなことをしでかしそうだ……、と口にするところが、とくに印象的だつた。
;ミシマ社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;245頁;;ISBN978-4-903908-00-7;
NTT出版ライブラリーレゾナント034;NTT出版;(借覧);四六判;縦組;並製;238頁;;ISBN978-4-7571-2198-0;
;新書館;(借覧);四六判;縦組;上製;278頁;;ISBN978-4-403-23105-6;[聞き手]みうら・まさし(三浦雅士)
;東洋経済新報社;(借覧);四六判;縦組;並製;ix+181頁;;ISBN978-4-492-31376-3;
幻冬舎新書059;幻冬舎;720円(借覧);新書判;縦組;並製;209頁;;ISBN978-4-344-98058-7;
講談社BIZ;講談社;1,300円(借覧);四六判;縦組;並製;230頁;;ISBN978-4-06-282081-3;
モノトーンの模様のブレスレットと指輪。バラ色の頬。思はずさはりさうになる。
;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;2+iii+4+430+48頁;;ISBN978-4-13-010106-6;
;みすず書房;3,000円(借覧);四六判;縦組;上製;345頁;;ISBN4-622-07200-9;
双書 哲学塾;岩波書店;1,300円(借覧);新書判;上製;縦組;vi+2+152頁;;ISBN978-4-00-028153-9;
;御茶の水書房;(借覧);菊判;縦組;上製;xii+299+v頁;;ISBN978-4-275-00540-3;
講談社現代新書1918;講談社;720円(617円);新書判;縦組;並製;178頁;;ISBN978-4-06-287918-7;
;岩波書店;(借覧);A5判;縦組;並製;xiii+230頁;;ISBN4-00-001399-8;
「ちんちん…ありがとうございました」と書き出された葉書をもらったことがあります(山口仲美、「滑稽稿」と鶏が啼く。寿岳章子から)。
世界思想ゼミナール;世界思想社;(借覧);四六判;横組;並製;vii+218頁;;ISBN4-7907-1221-4;[著者]たろーまる・ひろし(太郎丸博)/かめやま・としろー(亀山俊朗)/ひぐち・あきひこ(樋口明彦)/むらかみ・あかね(村上あかね)/こばやし・だいすけ(小林大祐)/ながよし・きくこ(永吉希久子)
岩波新書(新赤版)1146;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;xi+1+205頁;;ISBN978-4-00-431146-1;
講談社現代新書1924;講談社;1,100円(943円);新書判;縦組;並製;412頁;;ISBN978-4-06-287924-8;
クロノス選書;ランダムハウス講談社;2,300円(借覧);四六判;縦組;上製;310頁;;ISBN978-4-270-00407-4;[原題]Colin Renfrew, Prehistory: Making of the Human Mind
ちくま新書708;筑摩書房;720円(借覧);新書判;縦組;並製;237頁;;ISBN978-4-480-06414-1;
中公新書1959;中央公論新社;800円(借覧);新書判;縦組;並製;ii+6+268頁;;ISBN978-4-12-101959-2;
;東京大学出版会;(借覧);A5判;横組;並製;v+165頁;;ISBN978-4-13-012046-3;
新潮新書248;新潮社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;223頁;;ISBN978-4-10-610248-6;
んー。
集英社新書[0361B];集英社;640円(借覧);新書判;縦組;並製;157頁;;ISBN4-08-720361-1;
;吉川弘文館;(借覧);四六判;縦組;上製;v+248頁;;ISBN4-642-07407-4;
蝦夷地名のかな表示では、たとえばシヤとよむのとシャとよむのとの区別を、後者に傍線をひく手法も多く用いられた。活字利用者がほとんどないとき、文字の大きさでの区別は正確でなく、シヤとシャとは、口頭呼称では大きな差となるのだから賢明な手法といえる。そして、このような表示法は、少なくも享和三年以前にも、一部で知られていた。安永四年(一七七五)刊の『物類称呼』が、その例である
(p.234、地名と幕府 : 江戸幕府のかな表示地名調について)。
歴史文化ライブラリー260;吉川弘文館;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;8+247頁;;ISBN978-4-642-05660-1;
あんまりキャッチーではないかなあ。
中公新書1873;中央公論新社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+4+203頁;;ISBN4-12-101873-7;
;玉川大学出版部;(借覧);A5判;横組;並製;254頁;;ISBN978-4-472-40353-8;[執筆者]いまい・むつみ(今井むつみ)/おーもり・たかし(大森隆司)/おときた・のぶひろ(音喜多信博)/こーの・てつや(河野哲也)/さかがみ・まさみち(坂上雅道)/さわ・こーすけ(澤幸祐)/たけだ・すみお(竹田純郎)/どい・けんじ(土井健司)/ともなが・まさき(友永雅己)/なかやま・つよし(中山剛史)/のえ・しんや(野家伸也)/のぶはら・ゆきひろ(信原幸弘)/ぱん・しゃおしゅん(潘曉川・Pan Xiaochuan)/ほし・えーじ(星英司)/まつまる・けーこ(松丸啓子)/むらた・じゅんいち(村田純一)/よこやま・てるお(横山輝雄)、[討論参加者]松田哲也/奥田次郎/原塑
;朝日新聞社;(借覧);四六判;横組;上製;190頁;;ISBN4-02-257749-5;
黒のノースリーブワンピでセクシーな感じ。
;大和書房;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;198頁;;ISBN978-4-479-39170-8;
;岩波書店;4,500円(借覧);A4判;横組;上製;viii+201頁;;ISBN978-4-00-025303-1;[原著]Denise Schmandt-Besserat, Hou Writing Came About (Austin: University of Texas Press, 1996)
目次をうつしておく。
- はじめに v
- 序章 トークンという新しい理論 1
- 1. 神話
- 2. 絵文字起源説
- 3. トークン
- トークンの研究史
- 考古学者たち
- A. レオ・オッペンハイム
- ピエール・アミエ
- 第I部 証拠資料 15
- 第1章 トークンとは何か 17
- 1. タイプとサブタイプ
- 2. プレインからコンプレックスへの進化
- 3. 素材
- 4. 製作
- 5. 研究の対象としたトークン
- 第2章 トークンはどこで誰が使ったか 31
- 1. 遺跡の形態
- 2. 遺跡内でのトークンの分布
- 3. 建造物
- 4. 組になって発見されたトークン
- 5. トークンの容器
- 6. トークンと一緒に現れる遺物または遺構
- 7. 副葬品としてのトークン
- 遺跡
- 埋葬
- トークン
- 第3章 紐に通したトークンと封球 41
- 1. 紐に通したトークン
- 孔あきトークン
- 中空でないブッラ
- 2. 封球
- 遺物
- 地理的分布と数
- 年代
- 保存状況
- 封球に入っていたトークン
- 押印マーク
- 第4章 記号が押印された粘土板 57
- 1. 出土数
- 2. 出土状況
- 3. 年代
- 4. 押印記号のある粘土板の概略
- 5. 記号
- 粘土板面の構成
- 押印の手法
- トークンから記号への進化
- 6. 押印記号のある粘土板から先へ : 絵文字
- 押印記号の原型としてのトークン
- 押印と線描を組み合わせた記号の原型としてのトークン
- 線描絵文字の原型としてのトークン
- 7. 記号とそれに対応するトークン
- 押印記号
- 1) マークなしの円錐型トークン/球型トークン/扁平円盤型トークン=穀物量の単位か
- 2) 凹み付き円錐型トークン/球型トークン=土地の面積の単位か
- 3) 円筒型トークン/凸レンズ形円盤型トークン=動物の数の単位か
- 線描記号
- 数字
- 8. 押印記号のある粘土板を文字進化過程に位置づける
- 第II部 解釈 91
- 第5章 先史時代におけるシンボルの進化 93
- 1. シンボルと記号
- 2. 下部旧石器時代と中部旧石器時代のシンボル
- 3. 上部旧石器時代と中石器時代のシンボル
- 4. 新石器時代のシンボル
- 新しい形
- 新しい内容
- 5. コミュニケーションとデータ保存における転換点
- 第6章 トークンの社会経済的意義 105
- 1. 計算技術と経済
- 狩猟と採集
- 農耕
- 産業
- 2. 計算技術と社会組織
- 平等社会
- 序列社会
- 1) テル・ムレイベト遺跡の最初のトークン
- 2) 副葬品としてのトークン
- 3-1) 文献資料上の証拠
- 前3千年紀
- ジェムデト・ナスル期
- ウルク期
- 3-2) 美術資料上の証拠
- 国家
- 1) コンプレックス・トークンとメソポタミア南部における神殿の出現
- 2) 再分配における変化 : 課税
- 巨大建造物
- リーダーシップの変化 : 権力の独占
- 官僚制の発達
- 貢納物の徴収
- 第7章 計算から文字の発生へ 115
- 1. 多様な計算様式
- 1,2,たくさん
- 1対1対応
- 具象的計算
- 抽象的計算
- 2. シュメール文献学上の証拠
- 3進法の数詞系
- 数詞の多様性
- 3. 近東における考古学上のデータ
- 旧石器時代のタリー
- トークン
- 1) 基数の使用
- 2) 1対1対応
- 3) 対象の特定性
- 4) 抽象的数を表現するトークンの欠如
- 文字
- 1) 封球と粘土板文書への押印
- 2) 最初の文字
- 3) 絵文字と表音文字
- 第8章 トークン : 先史時代における役割と考古学への貢献 129
- 1. 経済
- 2. 政治構造
- 3. 数学
- 前8000年~前3500年頃
- 前3500年~前3100年頃
- 前3100年(ウルク第IVa層)
- 前3100年~前2500年頃
- 4. コミュニケーション
- 前3700年~前2600年頃
- 前3500年~前3100年頃(ウルク第VI~V層初出)
- 第3100年~前3000年頃(ウルク第IVa層初出)
- 第III部 遺物 133
- 線画と写真
- 1. 円錐型
- 2. 球型
- 3. 円盤型
- 4. 円筒型
- 5. 四面体型
- 6. 卵型
- 7. 四角形型
- 8. 三角形型
- 9. 双円錐型
- 10. 釣鐘型
- 11. 二つ折り型
- 12. 楕円形型/菱形型
- 13. 容器型
- 14. 道具型
- 15. 動物型
- 16. その他
- 原注 165
- 用語解説 187
- 写真図版の出典・提供一覧 189
- 訳者あとがき 191
- 索引 197
;新曜社;(借覧);四六判;縦組;上製;492頁;;ISBN978-4-7885-1109-5;
;法政大学出版局;(借覧);四六判;縦組;上製;204頁;;ISBN978-4-588-67207-1;
なんかべたなテーマだなあ、と思つたのでみかけたときにかりずにゐたのだけれど、細川周平が、遠きにありてつくるもので、わりとよさげに言及してゐたのでかりてみたのだけれど、んー、といふ感じ。出典を、文中にかく場合と章末注にする場合とのつかひわけの基準がよくわからない。
;寿郎社;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;190頁;;ISBN978-4-902269-23-9;[解説]西原和海
鮎貝房之進て、落合直文の弟
だつたのか(歌人でもあった鮎貝松園
(p.78)、といふのは、槐園のまちがひみたいだけど。まう著作権きれてるんだな)。
ウフ.(12月号)。ぱーぷる(こと瀬戸内寂聴)の、あしたの虹も源氏千年紀に連動してたのだなあ(斎藤美奈子、世の中ラボ)。表紙の宮﨑あおいは、レースのワンピースのうへにカーキのジャンパーをはおつて湖のほとりにすつくと佇つ。波(11月号)。三田村雅子、記憶の中の源氏物語。
;藤原書店;3,600円(借覧);四六判;縦組;上製;310頁;;ISBN978-4-89434-614-7;
まともに時枝誠記をよんだことがないのでしらかつたのだけれど(といふか、自分でちやんとたしかめてみる必要があるのだけれど)、時枝つてそんな係助詞にそつけなかつたのか。以下、一往目次をうつしておく。
- はじめに 005 #
フランス人に日本語を教えるという経験において、私には焦点となる事象が三つあった。(1)「場所格の助詞の使い分け」、(2)「ハとガの使い分け」、(3)「動詞のテ形(「食べる」に対する「食べている」)の使い分け」の三つである(p.7.)- 第1章 格助詞について 013
- はじめに
- (一) 格助詞について
- 全体から部分へ
- 格助詞の根本的な役割
- 格助詞の機能の条件
- 格助詞が喚起させる空間性
- 空間性の三つの類型
- 第2章 二つの包摂 : 格助詞と係助詞 041
- 国学者・西田幾多郎・時枝誠記
- 時枝の「包摂」概念
- 西田幾多郎の包摂概念
- 時枝の包摂概念と西田の包摂概念
- 第3章 「は」と「格助詞」との境界画定へ 073
- 三上章から本居宣長へ
- 三上章の文法論
- 「主題」ということばについての疑問
- ポスト三上の理論は三上から前進したか
- (1) 三上と大野晋
- (2) 三上と寺村秀夫
- 代案
- 「ハ」と「格助詞」との境界画定へ
- あらかじめの注記
- (1)から(4)についての若干の説明
- 図による代案
- 第4章 テニヲハの中で占めるハの位置 123
- 「は」の位置づけ : 山田孝雄と三上章
- 宣長継承 : 山田孝雄と三上章
- (続)大野晋と三上章
- 第5章 日本思想と日本語の問題 157
- 西田幾多郎の文章世界
- 日本思想と日本語文法 : 繋辞(コプラ)について(その一)
- 三上による繋辞(コプラ)の定義
- 金谷武洋『評伝三上章』
- 和辻哲郎
- 第6章 和辻哲郎と日本語 193
- 和辻神話
- 祖述を許容する読み
- 祖述を斥ける読み
- 翻訳語としての「存在」
- 和辻による「存在」の定義を読む
- 冒頭の一文を読む
- 第一段落の全体を読む
- 第二段落を読む
- 和辻哲郎の日本語論が抱えている問題点
- 「日本語における繋辞」の問いに向けて
- 和辻とハイデガーが出会う地点に向けて
- 第7章 日本的自然について語る二つの道筋 235
- 「日本的自然」をめぐる対立
- 二つの「あいだ」概念
- 木村敏と日本語
- 「こと=事、言、出来事」概念のケース
- 「こと=dictum」概念のケース
- 「日本的自然」についての二つの見方
- 寺尾五郎と柄谷行人の「自然」規定
- 第8章 繋辞をめぐって 271
- 「近代の超克」の乗り越え
- 丸山眞男との対話
- 丸山眞男の視点をずらす
- 文字の問題
- 述語一本立てにおける繋辞
- 「テニヲハ」を繋辞とみなす
- 虚勢的係り=結び(ピリオド越え)
- 三上章と柄谷行人
- あとがき 307
;筑摩書房;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;242+1頁;;ISBN978-4-480-86383-6;
世界思想ゼミナール;世界思想社;2,300円(借覧);四六判;縦組;並製;v+278頁;;ISBN978-4-7907-1358-6;
自分が、〈普通の〉ダメ人間であることを確認しただけなのもかなしいので、ひとつ気になつたところをひいておく。
第一次集団が私たちにもたらしてくれるものは数多くありますが、その一つが方言です。方言は何より、対面的な状況で耳から入る言葉であり、その意味では、第一次集団との関わりの賜物です。もしもprimaryがprimaryとしてうまく機能しなければ、標準語より方言の方が身につきにくいだろうと想像されます。ところで、言葉がうまく話せる自閉症スペクトラムの人にとっても、方言の習得は難しいと言われます(熊谷、二〇〇六年、一二八頁、服巻、二〇〇六年、五九頁)。
(p.93)。くはしいことをしらうとおもふと、熊谷高幸『自閉症――私とあなたが成り立つまで』ミネルヴァ書房、二〇〇六年
や、服巻智子『自閉っ子、自立への道を探る』花風社、二〇〇六年
をみる必要があるなあ。
;生活書院;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;200頁;;ISBN978-4-903690-21-6;
双書エニグマ(10);勁草書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;iv+242+xvi頁;;ISBN4-326-19913-X;
認知科学のフロンティア;大修館書店;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;231頁;;ISBN4-469-21302-0;
おなじ脳とことばでも、酒井邦嘉とかとは、またおもむきがちがふ感じ。目次をうつしておく。
- はじめに 9
- 第一部 脳とことば、脳とこころ
- 第一章 心と脳がつながるまで 14
- 神経心理学事始め
- 神経心理学と高次脳機能障害学
- 第二章 脳とことば 24
- 形態と機能
- 形態と機能 : ことばの場合
- ことばの特異性
- 理論とデータの関係
- 文法とデータ
- 生得性とモジュール性
- ことばと機能画像
- 第三章 ことばの障害の大脳地図 47
- 失語症と脳
- ブローカ領域
- ウェルニッケ領域
- 神経ネットワーク
- ことばと左右半球
- 利き手と言語半球
- 失語症から見た脳のとらえ方
- 第四章 ことばの機能の大脳地図 67
- ことばから見える脳の領域
- 第五章 脳と心 73
- 心とは何か
- 意識について
- 心の成り立ちとマイクロジェネシス
- 第六章 ことばを解剖する 92
- 理解するということ
- ことばの発達と障害
- 話しことばと手話
- 第二部 ことばの原型
- 第七章 脳からみたことばの基盤 108
- 進化とことば
- 意味の脳内構造 : 身体と空間
- 身体性 : 環境と身体の重要性
- ジョイント・アテンション(共同注意)と比較認知科学
- メンタル・レキシコン(脳内辞書、心的辞書)
- 名前のありか
- 第八章 認知活動としてのことば 147
- 認知科学と神経心理学
- ディスコネクションとコネクショニズム
- 第九章 認知と言語の諸相 156
- 比喩がわかるとは?
- 変性疾患からことばを探る
- イメージとことば
- 記憶とことば
- カテゴリーとことば
- 言語研究と発想転換
- 第三部 ことばの構造と機能
- 第一〇章 ことばの仕組み 184
- ことばを聴く、話す
- ことばを読む、書く
- 第一一章 ことばとコミュニケーション 191
- コミュニケーションにおけることばのはたらき
- 第一二章 日本語の症例とそこからみえるもの 197
- 日本語と漢字
- 漢字の視覚性
- 擬音語と擬態語
- おわりに 215
- 主要参考・引用文献 231
平凡社選書30;平凡社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;302頁;;ISBN4-582-82280-0;
生活人新書202;日本放送出版協会;700円(借覧);新書判;縦組;並製;213頁;;ISBN978-4-14-088202-3;
日本史リブレット84;山川出版社;800円(借覧);A5判;縦組;並製;1+102+4頁;;ISBN978-4-634-54696-7;
第II期がではじめてたんだな。小川剛生、中世の書物と学問、とかたのしみ。
再発見 日本の哲学;講談社;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;268頁;;ISBN978-4-06-278757-4;
巻末の続刊予定に、山田孝雄 滝浦真人著
、といふのがあるなあ。
;集英社;1,200円(借覧);四六判変型;縦組;上製;124頁;;ISBN4-08-774683-6;
ルイの一人称なので若干印象がちがふといへばちがふけど、映画版は原作に忠実につくられてたんだなあ。
ピアスホールあけて、そろそろひとつきだし、セカンドピアスどんなのにしようかな。G(ゲージ)数のこととか、全然気にしてなかつたのを、本作をよんで気がついた。とりあへずは拡張とかかんがへてないけど。
みすず(11月号)。レヴィ=ストロース生誕100年(すげえ)の記念復刊のなかに、ヤコブソンの一般言語学と、音と意味についての六章がはひつてゐる(わたくしには関係ないけど)。
;慶應義塾大学出版会;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;xxix+396頁;;ISBN978-4-7664-1445-5;
;青土社;2,524円(借覧);四六判;縦組;上製;277頁;;ISBN4-7917-5474-3;
カッパ・サイエンス;光文社;767円(100円);新書判;縦組;並製;255+3頁;;ISBN4-334-06017-X;[引導師]うえすぎ・せーぶん(上杉清文)、[漫画]たかはし・はるお(高橋春男)、[注釈]つきもと・ゆたか(月本裕)
UP、春秋(11月号)。
;風間書房;3,800円(借覧);A5判;縦組;上製;3+309+7頁;;ISBN4-7599-0663-0;
目次をうつしておく。
- 序 1
- 第一章 中国語学の基本概念 5
- 第一節 中国語史の時代区分 5
- 第二節 中国語音韻学 12
- (1) 音節構造 12
- (2) 声母 16
- (3) 韻母 24
- (4) 声調 33
- (5) 反切 39
- 第三節 「広韻」 49
- 第四節 等韻学 64
- 第五節 古音学 76
- 第二章 万葉仮名 93
- 第一節 概観 93
- 第二節 例外的音形 107
- 第三節 解釈 125
- 第三章 漢音 139
- 第一節 漢音・呉音の名称 139
- その(一) 139
- その(二) 151
- 第二節 漢音の音形 175
- (1) 概観 175
- (2) 声母 187
- (3) 韻母 197
- 第四章 呉音 219
- 第五章 中世的唐音 239
- 第一節 声母 239
- 第二節 韻母 252
- 第六章 近世的唐音 269
- 第一節 269
- 第二節 290
- 跋 307
- 索引
;日本経済新聞出版社;(借覧);四六判;縦組;上製;317頁;;ISBN978-4-532-35258-5;
;丸善;(借覧);A5判;横組;並製;xiv+157頁;;ISBN4-621-07652-3;[原題]Study Skills: A Student Survival Guide、[執筆者]Jeff Bamber/Maggie Flower/Barry Jenkins/Bob Ott/Neil Walford/Steve Webb/Stan Venitt、[訳者]いとー・ゆーこ(伊藤佑子)/くろさわ・あさみ(黒澤麻美)/よしだ・あけみ(吉田朱美)
よいものだとは思ふけど、もつとはやくよんでおけばなー、とは思はない。院進まへにみてても、きつと、やつぱりいまとおんなじやうに研究室の澱になつてゐたらう。けふはCさんがおやすみで、あへなくてしよんぼり。
〈1冊でわかる〉シリーズ;岩波書店;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;viii+214+8頁;;ISBN978-4-00-026892-9;[原著]James Gordon Finlayson, Habermas: A Very Short Introduction (Oxford University Press, 2005)、[解説]きまえ・としあき(木前利秋)
研究叢書338;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;iii+554頁;;ISBN4-7576-0337-1;
目次をうつしておく。
- 序 語彙研究の視点 1
- 第一篇 古代語形容詞の語彙体系 13
- 第一章 古代語形容詞の語構成 : 分析の対象と方法 15
- 一 調査の対象(使用したデータ)
- 二 語構成(語のしくみ)の記述方法
- [1] 語のつくり
- (1) 語構成要素の認め方
- (2) 結合の階層性
- [2] 語のくみたて
- (1) 造語成分と造語形式
- (2) 造語型
- (3) 造語形式分類表
- [3] 問題となる語構成要素
- 三 形容詞の認め方ならびに一覧表(別表一~三)の見方
- [1] 見出し語の配列
- [2] 見出し語形の統一
- [3] 助詞・助動詞(補助動詞を含む)を介在させている語および接頭辞がついた語の扱い
- [4] 複合語の扱い
- [5] 漢字
- [6] 活用
- [7] 結合型・結合タイプ
- [8] 階層構造
- [9] 造語型・造語形式
- [10] 区分
- [11] 三資料における出現状況
- 第二章 古代語形容詞の量的性格 37
- 第一節 活用から見た古代語形容詞 37
- 第二節 上代形容詞の継承性と中古新出の形容詞 42
- 一 三資料に共通する形容詞 : ①上代○八代○中古○
- 二 二資料に共通する形容詞 : ③上代○八代○中古×・④上代○八代×中古○・⑤上代×八代○中古○
- 三 一資料にのみ出現する形容詞 : ②上代○八代×中古×・⑥上代×・八代○・中古×・⑦上代×八代×中古○
- 四 各資料の形容詞の構成
- (イ) 上代形容詞
- (ロ) 八代集の形容詞
- (ハ) 中古散文の形容詞
- 第三節 古代語形容詞の「つくり」 78
- 一 構成単位数から見た古代語形容詞
- 二 結合タイプから見た各単位語のつくり
- [1] 二単位語のつくり
- [2] 三単位語のつくり
- [3] 四単位語のつくり
- [4] 五・六単位語のつくり
- 三 優勢な結合タイプ
- 第四節 古代語形容詞の階層構造 105
- 第五節 古代語形容詞の「くみたて」 116
- 一 上代形容詞と新出形容詞の造語形式
- 二 造語形式から見た各資料の形容詞
- 三 優勢な造語形式の結合タイプ
- 第二篇 形容詞・形容動詞の体系性と連関 141
- 第一章 中世語における形容詞 : 両活用する形容詞を中心に 143
- はじめに
- 第一節 ク活用「イカメイ」とその周辺 : ク活用後出の両活用形容詞 145
- 第二節 虎明本狂言集のフカシイとフカイ 164
- 第三節 重複形容詞との連関をもつ両活用形容詞 183
- 第四節 両活用形容詞からシク活用形容詞へ 201
- 第五節 両活用形容詞「うたてし」について : 平家物語を中心に 219
- 第二章 語構成と意味 235
- 第一節 「語形容詞」と「句形容詞」 235
- 第二節 形容詞・形容動詞の意味領域 248
- 第三章 古代語における形容詞と形容動詞の交流 253
- 第一節 形容詞と形容動詞の交替 : ケシ型形容詞を中心に 253
- 第二節 ゲナリ型形容動詞 : 造語力拡大の様相について 276
- 第三篇 形容詞・形容動詞の計量的分析 295
- 第一章 八代集および中古散文作品の形容詞 297
- 一 使用率と使用範囲との関係
- 二 ク活用形容詞とシク活用形容詞
- 八代集の形容詞
- 中古散文の形容詞
- 三 既存の形容詞と新出の形容詞
- 八代集の形容詞
- 中古散文の形容詞
- 四 語構成
- 八代集の形容詞
- 中古散文の形容詞
- 第二章 中古散文作品の形容動詞 : ゲナリ型形容動詞とカナリ型形容動詞 335
- 一 はじめに
- 二 使用率と使用範囲との相関
- 三 総形容動詞に対するゲナリ型形容動詞とカナリ型形容動詞の比率
- [1] 異なり語数
- [2] 延べ語数
- 四 出現作品数から見たゲナリ型形容動詞とカナリ型形容動詞
- 五 ゲナリ型形容動詞の語構成とその比率
- [1] ゲナリ型形容動詞の語基
- [2] ゲナリ型形容動詞の語基と出現作品数との関係
- 六 カナリ型形容動詞の語構成とその比率
- [1] カナリ型形容動詞語幹を構成する接尾辞
- [2] 作品別に見た各接尾辞の比率
- (1) 異なり語数
- (2) 延べ語数
- 七 まとめ
- むすび 357
- 一 古代語形容詞の語構成上の特性
- 二 形容詞・形容動詞から見た中古散文作品
- 別表および参考資料
- 別表一 古代語形容詞の語構成 365
- 別表二 八代集の形容詞対照語彙表 417
- 別表三 中古散文作品の形容詞対照語彙表 431
- 別表四 中古散文作品の形容動詞対照語彙表 477
- 参考資料 訓点資料の形容詞の語構成 527
- あとがき 537
- 人名・事項索引 545
- 語彙索引 548
これからお出かけなのか、ちよつと首をすくめるやうにして、硝子戸をひらいて出てくるところ。白い上衣、金のネックレス、紺のバッグ。
;名古屋大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;8+ix+511+67頁;;ISBN978-4-8158-0588-3;
あのおかつぱつて、古代ギリシャコスプレからだつたからのかあ。蘆原英了(や芦原義信)と血縁だといふのもしらなかつたな(といふやうなことは、もつと手がるさうな伝記のたぐひからでもしれたやうな気もするけど)。
講座社会言語科学6;ひつじ書房;3,200円(借覧);A5判;横組;上製;v+2+230頁;;ISBN4-89476-250-1;
それぞれに根城をもつてゐて、あんまりinter-disciplinaryな感じはしないな。まあ、学境は越えても、盛者必衰、と林檎姫ならおつしやるだらう。以下、目次をうつしておく。
- 社会言語科学の実践 : まえがきにかえて
- 第1部 インタビュー 1
- インタビューによる言語調査法 / 日高水穂(ひだか・みずほ) 2
- 1. はじめに
- 2. 調査の注意点
- 2.1. インフォーマント
- 2.1.1. 言語形成歴
- 2.1.2. 年齢
- 2.1.3. 性別
- 2.1.4. 職業
- 2.1.5. パーソナリティ
- 2.2. 調査方法
- 2.2.1. 質問方式に関わる注意点
- 2.2.2. 回答を導く際の注意点
- 2.2.3. 併用回答の扱いにおける注意点
- 3. 調査法試案
- 3.1. ヴォイス表現の選択
- 3.2. 模擬会話の翻訳
- 3.2.1. 表現類型を見る模擬会話
- 3.2.2. 従属節の表現を見る模擬会話
- 4. おわりに
- 対話プロセスとしてのインタビュー / 山田富秋(やまだ・とみあき) 18
- 1. はじめに
- 2. 対話的相互行為としてのインタビュー
- 3. 調査行為の批判的考察
- 4. インタビューの批判的検討
- 5. 回答者の相互行為活動
- 6. まとめ
- 方言研究法 : 構造から変異へ / 小林隆(こばやし・たかし) 32
- 1. 方言のとらえ方
- 1.1. 「方言」という概念
- 1.2. 方法論の概観
- 2. 事例に見る研究法
- 2.1. 調査の全体像
- 2.2. 記述調査
- 2.3. 年齢別多人数調査
- 2.3.1. 高年層対若年層の比較調査
- 2.3.2. 若年層の調査
- 2.4. 分布調査
- 2.5. グロットグラム調査
- 3. 多様な方法論の総合
- 第2部 サーベイ調査 53
- 「新規登場事象」をとらえたい : 探索的調査法による多人数調査 / 田中ゆかり(たなか・ゆかり) 54
- 1. 「新規登場事象」をとらえたい
- 2. 「新規登場事象」をとらえるには?
- 2.1. 関連情報を検索・収集する
- 2.2. コアとなる層を狙う
- 2.3. 調査の組み立てのポイント
- 3. 実際に行った調査
- 3.1. 「携帯電話アンケート」
- 3.2. 「携帯メイル・アンケート」
- 3.3. 「携帯メイル実態調査」
- 3.4. 「ロールプレイ調査」
- 3.5. 「めるまが調査」
- 3.6. 「らしさアンケ」
- 4. おわりに
- 仮説検証的研究 : 言語的集団間バイアスを実際例として / 岡隆(おか・たかし) 74
- 1. はじめに
- 2. 実証のロジック
- 3. 補助仮説
- 3.1. 諸事象の代表としての概念
- 3.2. 仮説的構成概念
- 4. 純化と多重操作
- 4.1. 純化
- 4.2. 多重操作
- 5. 仮説検証的研究の実際例 : 言語的集団間バイアス
- 5.1. 補助仮説 : Maass et al. (1989)の研究
- 5.2. 多重操作 : Tanabe & Oka (2001)の異文化追試
- 6. おわりに
- 第3部 実験 89
- 会話を対象とする仮説検証型実験の手法 / 榎本美香(えのもと・みか) 90
- 1. はじめに
- 2. 作業仮説の設定
- 3. 被験者の母集団および被験者数の決定 #
会話研究において平均値の標準誤差や意味のある最小の差を推定できる先行研究が存在することはめったにない(……)被験者をいくつかの群に分ける実験計画では,各群16人程度の被験者が適切な標本サイズであると経験的・統計的に言われており(Dunbar 1998),これに倣うのが常套手段と言える(p.94.)- 4. 実験において設定すべき要因・変数
- 4.1. 実験要因・測定変数
- 4.2. 統制すべき外的要因
- 4.2.1. 実験環境を整える
- 4.2.2. 実験刺激を並べ替える
- 4.2.3. 実験計画に盛り込む
- 4.2.4. その他
- 5. 被験者の実験条件への割り当て(要因計画)および統計的検定法の決定
- 5.1. 完全無作為化計画(CR計画)
- 5.2. 完全無作為化要因計画(CRF計画)
- 5.3. 無作為化ブロック計画(RB計画)
- 5.4. 無作為化ブロック要因計画(RBF計画)
- 6. 実験の妥当性の検討
- 6.1. 生態学的妥当性の検討
- 6.2. 社会的妥当性の検討
- 7. おわりに
- 自然な場面を設定してことばを収集する方法 / 白勢彩子(しろせ・あやこ) 110
- 1. はじめに
- 2. 実験の実際
- 2.1. 実験の目標設定
- 2.2. 実験ツールの準備
- 2.2.1. 検査語(文)の選定
- 2.2.2. 刺激の作成,呈示機器類の選定および設定
- 2.3. 協力者の確保
- 2.4. 実験の施行
- 2.4.1. 保護者への説明
- 2.4.2. 被験者との面会
- 2.4.3. 実験の教示
- 2.4.4. 刺激の呈示
- 2.4.5. 反応の記録
- 2.4.6. 謝礼
- 2.5. 結果の解析
- 2.6. 協力者への結果報告
- 3. 上記実験方法による研究の展開
第4部 談話データの収録 127
- フィールドにおける会話データの収録と分析 / 木村大治(きむら・だいじ) 128
- 1. フィールドにおける会話研究
- 2. 会話形式の分析
- 2.1. 背景発話のサンプリング
- 2.2. 発話重複のサンプリング
- 3. 会話内容の分析
- 3.1. 収録と転記
- 3.1.1. 電源
- 3.1.2. 音声・画像の収録
- 3.1.3. 転記と翻訳
- 3.2. 分析
- 3.2.1. 人類学と会話
- 3.2.2. 理解可能性の問題
- 3.2.3. 自明性の問題
- 3.2.4. 「わかりえないもの」と「わかってしまっているもの」の狭間
- 3.2.5. 違和感から
- 幼児の発話資料の収録方法とその意義 / 白井純子(しらい・じゅんこ) 146
- 1. はじめに
- 2. 幼児のことばの収集法と問題点
- 2.1. 手書きの記録
- 2.2. 録音による記録
- 2.3. 録画
- 3. 研究の方法 : 幼児のことばを研究するための準備
- 1. 幼児のことばを収集し分析しよう.でも目的は何か?
- 2. 研究協力をお願いする.
- 3. 契約書を交わすか?
- 4. 機器の用意をする.
- 5. 幼児のお宅に伺う,撮影を始める.
- 6. メモをとる.他の記録媒体にも保存する.
- 7. 書き起こしをする.
- 8. フィードバックを返す.
- 4. 録画資料を用いた研究の実際
- 4.1. 録画資料の意義
- 4.2. 録画資料を用いた研究例 : 幼児の「聞き返し」
- 5. まとめ,問題点と今後の課題
- 会話データの構築法 : 収録と書き起こし / 小磯花絵(こいそ・はなえ) 170
- 1. はじめに
- 2. 収録対象とする会話の種類
- 2.1. 日常活動の中に見られる会話
- 2.2. 研究のために設定した場で行われる会話
- 2.3. テレビやラジオ番組の中の会話
- 3. 会話収録で利用する機器
- 3.1. 録音機器
- 3.1.1. サンプリング周波数
- 3.1.2. 量子化ビット
- 3.1.3. 音声の圧縮
- 3.2. マイクロフォン
- 3.2.1. 机の上にマイクロフォンを1つ配置する場合
- 3.2.2. 話者毎に個別のマイクロフォンを配置する場合
- 3.2.3. 話者から離れた場所にマイクロフォンを一つ配置する場合
- 3.2.4. マイクロフォンに関する補足
- 4. 会話の収録
- 4.1. 収録場所の選択
- 4.2. 収録機材の準備
- 4.3. 収録の記録
- 4.4. フォローアップインタビュー
- 5. 書き起こし資料の作成
- 5.1. 表記法
- 5.1.1. 会話分析で利用される表記法
- 5.1.2. 言語社会心理的なアプローチを志向した表記法
- 5.1.3. 大規模なデータベースを志向した表記法
- 5.2. 書き起こし作業
- 5.2.1. 書き起こし作業上の利点
- 5.2.2. 分析上の利点
- 6. おわりに
第5部 談話データの分析 187
- 会話分析の方法と論理 : 談話データの「質的」分析における妥当性と信頼性 / 串田秀也(くしだ・しゅーや) 188
- 1. はじめに
- 2. 理解と分析
- 2.1. 中核的データとしての録音・録画(ステップ①)
- 2.2. 理解から分析へ(ステップ②)
- 3. 横断的分析と単一ケース分析 : 記述の妥当性
- 3.1. 規則性の発見と最初の記述(ステップ③)
- 3.2. 問題と解(ステップ④)
- 4. 変則ケース分析(ステップ⑤)
- 4.1. 変則ケース分析の論理 : 記述の信頼性
- 4.2. 変則ケース分析の実際
- 5. 結論
- 談話データの定量的分析 : タグの設計と集計 / 伝康晴(でん・やすはる) 208
- 1. はじめに
- 2. タグ付けとは何か
- 3. タグの設計
- 3.1. タグの設計における注意点
- 3.2. 単位認定
- 3.2.1. 単位認定の考え方
- 3.2.2. 「文」相当の単位
- 休止にもとづく単位
- イントネーションにもとづく単位
- 節にもとづく単位
- 相互行為にもとづく単位
- 3.2.3. 「文」より大きな単位
- 3.2.4. その他の単位
- 3.3. 内容記述
- 3.3.1. 内容記述の考え方
- 3.3.2. 文法的な記述
- 3.3.3. 談話機能に関する記述
- 3.3.4. その他の記述
- 4. タグ付与作業
- 4.1. タグ付与作業における注意点
- 4.2. マニュアル作成
- 4.3. 作業実施環境
- 4.4. 信頼性の評価
- 5. タグの集計
- 5.1. タグの集計における注意点
- 5.2. 集計作業
- 5.3. 統計的検定
- 5.4. 予測モデル
- 6. おわりに
執筆者紹介 230
思想の身体;春秋社;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;iii+1+214頁;;ISBN4-393-33258-X;[執筆者]松尾剛次/市川裕/佐々木閑/沖本克己/末木文美士
;岩波書店;(借覧);四六判;縦組;上製;vii+280頁;;ISBN978-4-00-023019-3;
質的心理学講座1;東京大学出版会;3,500円(借覧);A5判;横組;並製;v+276頁;;ISBN978-4-13-015121-4;[執筆者]むとー・たかし(無藤隆)/あさお・たけし(麻生武)/あきた・きよみ(秋田喜代美)/おーたに・たかし(大谷尚)/くじらおか・たかし(鯨岡峻)/さとー・きみはる(佐藤公治)/つねよし・りょーこ(恒吉僚子)/ほりこし・のりこ(掘越紀香)/みやうち・ひろし(宮内洋)/もろ・ゆーじ(茂呂雄二)
;朝日新聞社;1,200円(100円);A5判;縦3段組;並製;206頁;;ISBN4-02-255347-2;[対談者]のだ・ひでき(野田秀樹)/むらかみ・りゅー(村上龍)/はやし・まりこ(林真理子)/とがわ・じゅん(戸川純)/おーたけ・しんろー(大竹伸朗)/はしもと・おさむ(橋本治)/みやけ・いっせー(三宅一生)/やまもと・よーじ(山本耀司)/すずき・くにお(鈴木邦男)/やました・かずひと(山下和仁)/おぐり・こーへー(小栗康平)/なかじま・あずさ(中島梓)
合掌。
;慶應義塾大学出版会;1,600円(借覧);B5判;横組;並製;195頁;;ISBN978-4-7664-1471-4;[イラスト]早乙女民
目次をうつしておく。
- はじめに 2
- I. 理論編
- 1. 「ことばへの気づき」と教育 9
- 1-1 「ことばを知っている」ことと「ことばについて知っている」こと
- 1-2 「ことばへの気づき」とはなにか
- 1-3 ことばへの気づきと外国語学習
- 2. ことばの教育(言語教育)に関する若干の注釈 26
- 3. 言語教育と外国語教育 29
- 4. ことばの教育(言語教育)の実践 31
- 5. ことばの力を育む教育と小学校英語 34
- 5-1 小学校英語に対するさまざまな立場
- 5-2 学習指導要領の改訂とことばの力
- 5-3 小学校英語の取り扱い
- 6. 最後に 47
- Box
- 1 母語・第二言語・外国語
- 2 バイリンガル
- 3 ことば・言語・言葉
- 4 句、節、主文、埋め込み文
- 5 言語使用の創造性
- 6 必修化と教科化
- 7 児童・生徒・学生
- 8 実践知と科学知
- II. 実践編
- 1. ことばの多様性
- (1) 世界の言語と日本語 : 1/6,000の日本語 50
- 絶滅危機言語
- (2) 方言と言葉 : つかれた、えらい、しんどい、てそか 54
- 方言の言葉
- (3) 方言とアクセント : 日本各地のありがとう 58
- 行くと来る
- (4) 文字の世界 : 日本の文字、世界の文字 62
- (5) 2種類のローマ字 : hutatuかfutatsuか? 64
- (6) 漢字の読み方 : 左右と右左 66
- 無理と無事
- (7) 数字の言葉 : 39=ありがとう 72
- 2. さまざまな言葉
- (1) 同音異義語 : このはし、渡るべからず 78
- 二人の孫悟空
- (2) 多義語 : 円を書く 82
- 先生の卵
- (3) 複合語 : 獣と毛虫 88
- (4) 複合語の語順 : 「はちみつ」と「みつばち」 92
- 山猫と海猫
- (5) 複合語の発音 : 風と風車 96
- 「ときどき」と「たびたび」
- (6) 短縮語 : アニメの話 102
- (7) 複合語の短縮 : ポケモンとポケットモンスター 104
- 短縮語 : 規則の例外
- (8) 混成語 : ゴジラの誕生 108
- オバタリアン
- (9) 外来語 : ニッポンとジャパン 112
- 3. 文の仕組み
- (1) 語順 116
- (2) 句 120
- (3) 文を横並びにする 124
- (4) 文を重ねる 128
- (5) あいまい文 : 青い縞模様のシャツ 132
- ただの水
- (6) 文の意味 136
- 4. ことばの規則と例外
- (1) 倍数の法則 : ひとつ、ふたつ、3つ 140
- 五十六と八十吉
- (2) 数字の音訓 : 4月と4人 144
- (3) 二桁の数字 : 11と21 146
- 1本、2本、3本
- (4) 日付の読み方 : 17日は「じゅうなのか」? 152
- 5. 言語の個性とことばの特性 156
- コラム
- 日本の苗字トップ100 69
- 日本語のリズム 76
- 雰囲気は「ふいんき」? 91
- 日本語の濁音 100
- 言語の本性 119
- チンパンジーの「言語」獲得 127
- 文と文章 131
- 言語使用の創造性 139
- 忌み言葉 149
- 絵本と文庫本 154
- 句と文節 155
- III. 資料篇
- 1. 言語力の育成方策について 162
- 2. 「ことばの時間」の試み / 齋藤菊枝作成 177
- 1. 目的
- 2. 目的設定の理由
- 3. 現状
- 4. 目標
- 5. 目標達成のための方策
- 6. 子どもによる子どものためのことば力向上講座
- (1) 概要
- (2) 内容
- (3) 配布プリント
- (4) 事前準備
- (5) 小学生の感想
- (6) 担当した高校生の感想
- (7) 反省等
- 7. これからの課題
- 巻末[クイズの答え] 189
- あとがき 193
;藤原書店;(借覧);四六判;縦組;上製;294頁;;ISBN978-4-89434-576-8;[コメント]キム・ソッグン(金錫根)/イム・ミョンシン(任明信)/ユン・ヘドン(尹海東)/キム・キボン(金基鳳)、[翻訳]イム・ミョンシン(任明信)/小西明子/キム・ソンホ(金成浩)/山泰幸/全成伸、[聞き手]ファン・ホテク(黄鎬澤)
;日本経済評論社;3,800円(借覧);A5判;縦1、2段組;上製;xiv+363頁;;ISBN4-8188-1873-9;[執筆者]とべ・ひであき(戸邉秀明)/わだ・ゆー(和田悠)/きじま・あつし(鬼島淳)/ひわ・みずき(檜皮瑞樹)/きのした・みちこ(木下路子)、[再録]小田切秀雄/亀井勝一郎/松田道雄/遠山茂樹/篠原一/今井清一/松沢弘陽/荒井信一、[インタビュー]今井清一/中島義勝
歴史文化ライブラリー237;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;6+199頁;;ISBN978-4-642-05637-3;
夢幻能(実盛)に、怨霊から幽霊への転換があるのかも、といふ指摘がちよつと興味ぶかい。
;青土社;1,600円(100円);四六判;縦組;上製;262頁;;;
;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;x+291+vi頁;;ISBN978-4-13-026216-3;
どうか無邪気な者の疑問を抑圧せず、または小ざかしいくちさきだけの解答を誘導せずに、努めて多数者の一致した知識欲に応じようとするならば、我々の学問は次第に成長していくであろう
とか、各自の生活からにじみ出た自然の疑問こそは、学問の最も大いなる刺戟である。これを些々たる要領の暗記によって、一通りは習得したごとく自得されるなどは、一言で評すれば文化の恥である
とか、柳田国男超カッケー。
月刊百科、未来(11月号)。
;講談社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;270頁;;ISBN978-4-06-213954-0;[原題]Daniel Tammet, Born on a Blue Day
祥伝社新書121;祥伝社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;236頁;;ISBN978-4-396-11121-2;
;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;6+442頁;;ISBN978-4-622-07312-3;
図書(2008臨時増刊、岩波新書創刊70年記念 私のすすめる岩波新書)、大学出版(No.75、2008.8 夏)、いずみ通信(No.37、2008-9)。川瀬一馬にもいはゆる上代特殊仮名遣についての論があるのはしらなかつたな。
シリーズ進化学1;岩波書店;(借覧);A5判;横組;上製;ix+222頁;;ISBN4-00-006921-7;
;中央公論新社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;389頁;;ISBN978-4-12-003850-1;
新潮新書277;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;207頁;;ISBN978-4-10-10277-6;
NTT出版ライブラリーレゾナント002;NTT出版;1,300円(借覧);四六判;縦組;並製;230頁;;ISBN4-7571-0136-8;
全集 日本の歴史 第7巻;小学館;(借覧);A5判;縦組;上製;8+366頁;;ISBN978-4-09-622107-5;
講座日本美術史 第2巻;東京大学出版会;4,200円(借覧);A5判;縦組;上製;8+viii+341+7頁;;ISBN4-13-084082-7;[執筆者]いで・せーのすけ(井手誠之輔)/いたくら・まさあき(板倉聖哲)/ねだち・けんすけ(根立研介)/こーの・もとあき(河野元昭)/ふじおか・ゆたか(藤岡穣)/あいざわ・まさひこ(相澤正彦)/たけだ・こーいち(武田光一)/さとー・やすひろ(佐藤康宏)/しまお・あらた(島尾新)/たまむし・さとこ(玉蟲敏子)
;慶應義塾大学出版会;(借覧);四六判;縦組;上製;200+32頁;;ISBN978-4-7644-1423-3;
本をよんでかかれた本、といふ感じ。にしても、第2章――もとは、男女交際・コートシップ : 「純潔」の日米比較社会史(京都大学大学院教育学研究科紀要46、pp.235-247)――で紹介されてる、バンドリングとは男女一組が服を完全に脱がずに一夜を一緒にベッドで過ごすという求愛行動(courting custom)
(p.47)つて、すごいな。
定本 柄谷行人集 第2巻;岩波書店;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+240頁;;ISBN4-00-026487-7;
トラクリをみかへす気にはちよつとなれないので、本集をみるのは、とりあへずこれでおしまひ。
にしても(本書とは直接には関係ないけど)、数学者クルト・ゲーデルは、n個の公理を証明するためには、n個以上の公理が必要になるという「不完全性定理」を証明した。このことはいかなる公理系もその枠内では証明不可能であることを示しており、形式化の限界を明らかにしたとされている
とか、自分にはとてもこはくてかけないな。岩波文庫よむかな。
あかるいキッチン。上下ともベージュ。ボウルと泡立て器とを手にして、味をみるかのやうに指を口もとにやつて、シンクの縁にかるく腰かけてゐるところ。髪をあげてゐるのは、好きではないかな、と思つてゐたのだけれど、実は全然さうぢやなかつた。ひさしぶりに好みの写真だなあ。
PHP新書058;PHP研究所;657円(100円);新書判;縦組;並製;201頁;;ISBN4-569-60309-2;
外山滋比古著作集4;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;iv+356頁;;ISBN4-622-04854-X;
;開拓社;(借覧);A5判;横組;上製;xiii+287頁;;ISBN978-4-7589-2138-1;
;勉誠出版;(借覧);A5判;縦組;上製;389+12頁;;ISBN4-585-10041-5;
;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;iv+407+11頁;;ISBN978-4-13-026217-0;
;朝日出版社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;327頁;;ISBN978-4-255-00412-9;
東京へゆくな(谷川雁)。
吉高由里子のはだかめあてで見にいつたといへば、さうなのだけれど、吉高さんは、濡れ場ぢやないときのはうが、はるかにエロいなあ。新古書店で、吉高由里子のあいうえおをのぞいてみたら、わんわん泣いたシーンがボツにされてた、とかかいてゐた。
;慶應義塾大学出版会;(借覧);四六判;縦組;上製;viii+4+326+32頁;;ISBN978-4-7664-1440-0;[原題]Faye Yuan Kleeman, Under an Imperial Sun
専修大学社会科学研究所 社会科学研究叢書10;専修大学出版局;(借覧);A5判;横組;上製;xv+270頁;;ISBN978-4-88125-198-0;[執筆者]あみの・ふさこ(網野房子)/なかがわ・ゆり(仲川裕里)/おむ・きじゅ(厳基珠)/まえかわ・とーる(前川亨)/つちや・まさあき(土屋昌明)
春秋(10月号)。
;慶應義塾大学出版会;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;8+iii+202+2頁;;ISBN978-4-7664-1432-5;
ミネルヴァ日本評伝選[008];ミネルヴァ書房;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;2+xvi+217+12頁;;ISBN4-623-03967-6;
言語・文化選書6;開拓社;1,600円(借覧);四六判;横組;並製;xi+173頁;;ISBN978-4-7589-2506-8;
目次をうつしておく。
- まえがき v
- 第1話 ことばの構造 1
- 1 区切るということ 2
- 2 樹形図 3
- 3 動詞句の内部構造 6
- 第2話 「部長は,多分,本社に応援を依頼するだろう」 13
- 1 副詞をどこに置くか 14
- 2 文副詞の位置 16
- 3 動詞句副詞の位置 18
- 4 文副詞のタイプ 19
- 第3話 「え~ん,ヒロちゃん,わたし,ぶつた」 3
- 1 格助詞脱落 24
- 2 格助詞と後置詞 27
- 3 主要部 30
- 4 「は」 33
- 第4話 「このクラスでは,佐藤君が,いちばん頭がいい」 37
- 1 主語? 38
- 2 総記の「が」 39
- 3 「が」の脱落 43
- 第5話 「私は局長の行動を不審に思った」 49
- 1 認識動詞構文 50
- 2 「を」句の機能 53
- 3 認識動詞構文の構造 56
- 4 把握様式 59
- 第6話 「みんな自分の老後を気にしている」 63
- 1 なぜ複数に? 64
- 2 作用域 66
- 第7話 「田中先生はスワヒリ語が話せる」 69
- 1 目的語の「が」標示 70
- 2 「が/を」の交替と作用域 73
- 3 先触れの「が」句 78
- 4 主格目的語構文の構造 81
- 第8話 「警官は男が逃げようとするのを呼び止めた」 87
- 1 奇妙な関係節? 88
- 2 関係節ではない 89
- 3 「が」と「を」 92
- 4 副詞節 94
- 第9話「凧あげ」 101
- 1 動詞由来複合語 102
- 2 動詞との距離 104
- 3 状態変化の自動詞 107
- 第10話 「山田さんが,奥さんに逃げられた」 113
- 1 二種類の受動文 114
- 2 主語の移動 115
- 3 音形をとらない動詞 119
- 第11話 「みんな,そうし始めた」 123
- 1 二種類の複合動詞 124
- 2 語彙的と統語的 127
- 3 述語移動 130
- 第12話 「美穂は直人にチョコレートをあげた」 135
- 1 二重目的語構文 136
- 2 「に」の範疇と基本語順 138
- 3 与格所有者 142
- 第13話 「そのことを,私は今でもよく覚えている」 147
- 1 かき混ぜ文 148
- 2 かき混ぜ文と談話 150
- 3 談話の構造? 154
- 第14話 構造から日本語を見る 159
- 1 「自分」 160
- 2 視点 163
- 3 事象 167
- 案引 171
;風間書房;3,200円(借覧);A5判;縦組;上製;6+377頁;;;
目次をうつしておく。
- はしがき
- 序説 1 #
「浄土真宗本願寺派本願寺」ふつう「西本願寺」と呼ばれているものの式務部の僧侶達が伝えている、聖教の唱読法(p.2.)- 本論 5
- 第一章 伝承音の資料解題 5
- 第一節 正信偈和讃 5
- 第二節 五帖一部御消息 10
- 第三節 御伝鈔 13
- (附) 浄土三部経 20
- 第二章 ワリ仮名 28
- 第一節 伝承音中のワリ仮名 28
- 第二節 ワリ仮名をもつ字音の性格
- 第三節 室町時代音韻史とワリ仮名 44
- 第三章 字音入声/t/ 55
- 第一節 伝承音の所謂「鼻音」と入声/t/ 55
- 第二節 伝承音中の鼻音となるもの 56
- 第三節 室町時代音韻史と入声/t/ 84
- 第四章 連声 88
- 第一節 伝承音中の連声するもの 95
- 第二節 浄土三部経の連声 117
- 第三節 室町時代音韻史と連声 129
- 第五章 促音化 136
- 第一節 伝承音中の促音化するもの 137
- 第二節 室町時代音韻史と促音化 169
- 第六章 撥音化 175
- 第一節 伝承音中の撥音化するもの 175
- 第二節 室町時代音韻史と撥音化 177
- 第七章 連濁 181
- 第一節 伝承音中の連濁するもの 182
- 第二節 浄土三部経の連濁 220
- 第三節 浄土三部経における連濁現象の変遷 235 #親鸞自筆本との比較
- 第四節 連濁現象の発生史 252
- 第五節 室町時代音韻史と連濁 260
- 第八章 ハ行音 265
- 第一節 伝承音中のハ行音 265
- 第二節 室町時代音韻史とハ行音 275
- 第三節 ハ行半濁音化の法則 278
- 第九章 合拗音 287
- 第一節 伝承音中の合拗音 287
- 第二節 室町時代音韻史と合拗音 311
- 第十章 特殊な読みかたをするもの 313
- 結語 341
- 附録 345
- 唱読指南 一巻(複刻) 351
- 御伝読法 一巻(翻刻) 365
- 索引 373
近代日本の思想家7;東京大学出版会;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;6+1+294頁;;ISBN978-4-13-014157-4;
;講談社;(借覧);A5判;縦組;上製;877頁;;ISBN978-4-06-213997-7;
ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック;ワークスコーポレーション;2,838円(借覧);23.2x18.5cm;並製;横2段組;207頁;;ISBN978-4-86267-009-0;[執筆者]ましこ・たかひろ(益子貴寛)/さかい・ゆーじ(境祐司)/はせがわ・やすひさ(長谷川恭久)/ひぐち・すすむ(樋口進)/のぐち・たかし(野口貴史)/やまもと・あきら(山本聰)/ながさわ・だいすけ(長澤大輔)/はら・かずひろ(原一浩)/さとー・のぶや(佐藤伸哉)/やの・りん(矢野りん)/うえき・まこと(植木真)/なかむら・きょーすけ(中村享介)/たなか・まさひろ(田中正裕)/なかじま・ふみひこ(中嶋文彦)/わたなべ・たかひろ(渡辺隆広)
;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦2段組;並製;6+vii+276頁;;ISBN978-4-13-023054-4;[執筆者]山田朗/義江明子/仁藤敦史/藤森健太郎/森公章/池享/森暢平/大日方純夫/保立道久/竹内光浩/亀谷弘明/木村茂光/服藤早苗/森岡清美/井原今朝男/菊池照夫/小野一之/河内春人/関根淳/長谷部将司/戸川点/川尻秋生/高松百香/元木泰雄/河内祥輔/近藤成一/伊藤喜良/村井章介/堀新/野村玄/福田千鶴/深谷克己/紙屋敦之/久保貴子/奈倉哲三/宮地正人/加藤貴/小田部雄次/猪飼隆明/奥平康弘/外池昇/岩本努/青木哲夫、[編集委員]青木哲夫/大谷正/亀谷弘明/川手圭一/竹内光浩/戸川点/堀新
白いシャツにグレイのカーディガン。黒のスカートとストッキング。手に薄桃色の首巻き。シックにまとめた感じの見返り美人。
;NTT出版;1,500円(1割引);四六判;縦組;並製;2+218頁;;ISBN978-4-7571-0241-5;
タグづけやコメントは利他行だ、といふことみたい。
講談社文庫[あ-104-1];講談社;552円(333円);文庫判;縦組;並製;247頁;;ISBN978-4-06-275990-8;
鳥取駅にほどちかいLOHASを標榜する安宿でみをへた。
幻冬舎文庫[や-4-3];幻冬舎;571円(100円);文庫判;縦組;並製;340頁;;ISBN4-87728-718-3;
新典社新書20;新典社;800円;新書判;縦組;並製;123頁;;ISBN978-4-7879-6120-4;
目次をうつしておく。
- はじめに 5
- 小浜市とオバマ氏 5
- “マイ”“マイ”“マイ”のことば遊び 8
- 究極の逆読み 11
- 「美しい国」の“アナグラム” 12
- 福田康夫の“アナグラム” 13
- 小野恭靖のことば遊び 14
- 東川さんのことば遊び 18
- I “なぞ”への招待 23
- “なぞ”の語源 24
- 『枕草子』の“なぞ” 25
- 平安朝の“なぞなぞ合” 27
- 『徒然草』の“なぞ” 29
- 「むまのきつりやう……」の複数の解 32
- 室町時代の“二段なぞ” 35
- 江戸時代の“三段なぞ” 39
- 【“二段なぞ”問題】 42
- II “判じ物”への招待 45
- “判じ物”とは何か 46
- 『紫式部集』の歌絵 47
- 『久能寺経』の歌絵 48
- 『扇の草子』の歌絵 50
- 白隠禅画の歌絵 51
- 冷泉為恭の歌絵 53
- 鶴の作り物と“判じ物” 54
- 祇園祭礼の作り物と“判じ物” 56
- 香合せ懸物と“判じ物” 57
- 「鎌輪ぬ」の“判じ物” 58
- 「鎌輪ぬ」の“判じ物”再び 60
- 「斧琴菊」の“判じ物” 61
- 『蹄渓随筆』記事の“判じ物” 63
- 「物尽くし判じ物」の“判じ物” 66
- 【“判じ物”問題】 70
- III “回文”への招待 81
- “回文”の現在と過去 82
- 平安時代の“回文和歌” 84
- 室町時代の“回文和歌” 86
- 七福神図と“回文和歌” 87
- “漢字回文” 89
- 伊丹市ことば遊び大会 90
- 【“回文”問題】 95
- IV “倒言”“アナグラム”への招待 97
- 『閑吟集』歌詞の呪力 98
- ラーメン店看板の“倒言” 99
- “倒言”とは何か 100
- “倒言和歌” 101
- “アナグラム”とは何か 102
- “アナグラム”によるペンネーム 104
- 「いろは歌」と“アナグラム” 105
- 【“アナグラム”問題】 109
- 解答と解説 111
- 【“二段なぞ”解答と解説】 112
- 【“判じ物”解答と解説】 116
- 【“回文”解答と解説】 119
- 【“アナグラム”解答と解説】 120
- おわりに 121
生活人新書185;日本放送出版協会;740円(100円);新書判;縦組;並製;235頁;;ISBN4-14-088185-2;
ちくま新書333;筑摩書房;680円(100円);新書判;縦組;並製;202頁;;ISBN4-480-05933-4;
;汲古書院;(借覧);A5判;縦組;上製;vi+293頁;;ISBN978-4-7629-2841-3;[執筆者]ふじた・かつひさ(藤田勝久)/ちん・い(陳偉)/かきぬま・よーへー(柿沼陽平)/ふじた・たかお(藤田高夫)/せきお・しろー(關尾史郎)/すみや・つねこ(角谷常子)/ひがし・けんじ(東賢司)/まつばら・ひろのぶ(松原弘宣)/こばやし・しょーじ(小林昌二)/いち・ひろき(市大樹)/おーひら・さとし(大平聡)/かとー・ともやす(加藤友康)/まえざわ・かずゆき(前沢和之)
古代史研究者は、鰹節に群がる猫と揶揄されながら、個々の木簡の釈読とその理解に追われているのが現状である(p.ii、松原、はしがき)。
高昌国時代、文書による上奏の対象となった事案は前稿【關尾二〇〇二】で述べたように、話しことばや音声に置換することができない事案に限定されていた(p.85、關尾、高昌郡時代の上行文書とその行方)。文書と音声といふことでは、大平論文、日本古代の文書行政と音声言語も。
任官聞き書き文書の人名表記(p.225、マロ、カイ)。
珍しい字体構造(p.119、東、北魏墓誌作成に関わる二人の人物像)なのかだうか、ここに提示された情報だけぢや、よくわからない。
欧昌俊『六朝唐五代石刻俗字研究』(巴蜀書社、二〇〇四年七月)、呉鋼『唐碑俗字録』(三秦出版社、二〇〇四年六月)(p.134)。
;[発行]麗澤大学出版会、[発売]廣池学園事業部;2,800円(借覧);四六判;縦組;並製;2+372頁;;ISBN978-4-89205-552-2;
;京都大学学術出版会;2,200円(借覧);A5判;横組;並製;ii+289頁;;ISBN978-4-87698-730-6;[執筆者]たけもと・しゅーぞー(竹本修三)/こまごめ・たけし(駒込武)/いとー・きみお(伊藤公雄)/ともざわ・ゆーき(友澤悠季)/のだ・きみお(野田公夫)/まえひら・やすし(前平泰志)/わきなか・ひろし(脇中洋)/かただ・あき(片田晶)/きたむら・なおや(北村直也)/さいごー・はやと(西郷甲矢人)/とかじ・たみお(戸梶民夫)/まつのぶ・しゅーいち(松延秀一)/まるやま・さとみ(丸山里美)/やすおか・けんいち(安岡健一)
;武蔵野美術大学出版局;2000円(借覧);A5判;縦組;並製;235頁;;ISBN978-4-901631-81-5;
新潮新書276;新潮社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;222頁;;ISBN978-4-10-610276-9;[著者]みどり・ゆたか(緑ゆたか)/ユカリ・トラビス(Yukari Travis)/やまもり・ななこ(山盛菜々子)/ねがわ・さちお(根川幸男)/ゆーき・おと(由木音)/わたなべ・まゆこ(渡辺真由子)/たかや・かずみ(高谷一美)/またひら・なおこ・アフェアキ(又平直子・Afeaki)/いさがい・のぶひろ(飯盛敦博)/いなば・かおる(稲葉霞織)/いせもと・ゆかり(伊勢本ゆかり)/うちだ・いずみ(内田泉)/くつけ・さちこ(靴家さちこ)/こじま・ゆきこ(小島幸子)/たぐち・りほ(田口理穂)/ユタカ・ハシモト/パッパー・眞理(Mary Pacher)/いそのゆきこ
学術選書034;京都大学学術出版会;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;viii+199頁;;ISBN978-4-87698-834-1;[著者]とやま・けーすけ(外山敬介)/かわと・みつお(川人光男)/さくらい・よしお(櫻井芳雄)/かねこ・たけし(金子武嗣)/しのもと・しげる(篠本滋)/あまり・しゅんいち(甘利俊一)/にき・かずひさ(仁木和久)/おかだ・まさと(岡田真人)/あそー・ひでき(麻生英樹)
ちくま新書686;筑摩書房;680円(100円);新書判;縦組;並製;206頁;;ISBN978-4-480-06389-2;
語学研究叢書 No.54;제이앤씨;20,000원(借覧);A5判;横組;上製;279頁;;ISBN89-568-349-2;
韓国ででた本だけれど、日本語で書かれてゐる(でなけれや、とても私にはよめない)。目次をうつしておく。
- 推薦の辞 / 石塚晴通 1
- はしがき 3
- 序
- 第一章 論語の訓読と中国側注釈書 11
- 第二章 論語の中国側注釈書 19
- 第三章 朱子新注の日本伝来 23
- 第四章 日本儒学史の概略 27
- 第一部 訓点本の部
- 第一章 考察の方法 33
- 一 考察の方法 33
- 二 用例の詳細 38
- 1. 対立内容が両方の注釈書にあらわれるもの
- 2. 対立内容が一方にだけあらわれるもの
- 3. 本文の相違に起因するもの
- 4. 一方が二つ以上の説を持ち、その中の一つと片方の注が対立するもの
- 第二章 鎌倉時代の論語訓点本における中国側注釈書の取り入れ : 高山寺蔵清原家本・正和本・嘉暦本・文永本・高山寺蔵中原家本・元応本を対象に 47
- 一 はじめに 47
- 二 鎌倉時代の清原家論語訓点本における中国側注釈書の取り入れ 48
- 1. 高山寺蔵清原家本
- 2. 正和本
- 3. 嘉暦本
- 三 中原家論語訓点本における中国側注釈書の取り入れ 59
- 1. 文永本
- 2. 高山寺蔵中原家本
- 四 元応本における中国側注釈書の取り入れ 63
- 五 鎌倉時代の論語訓点本における中国側注釈書の取り入れから 72
- 六 まとめ 74
- 第三章 室町時代の論語訓点本における中国側注釈書の取り入れ : 宣賢伝本・永正本・正平版四種・論語義疏本を対象に 77
- 一 はじめに 77
- 二 宣賢伝本と永正本における中国側注釈書の取り入れ 78
- 1. 宣賢伝本
- 2. 永正本
- 三 正平版論語集解四種における中国側注釈書の取り入れ 84
- 1. 単跋本
- 2. 三条本
- 3. 無跋本
- 4. 双跋本
- 四 論語義疏本における中国側注釈書の取り入れ 98
- 五 室町時代の清原家論語訓点本における中国側注釈書の取り入れ 106
- 六 まとめ 109
- 第四章 室町時代末記から江戸時代初期の論語訓点本における中国側注釈書の取り入れ : 元亀本・寛永本・寛文本を対象に 111
- 一 はじめに 111
- 二 室町時代から江戸時代初期の朱子学派の流れ 112
- 三 元亀本・寛永本・寛文本における中国側注釈書の取り入れ 120
- 1. 元亀本
- 2. 寛永本
- 3. 寛文本
- 四 中国側注釈書の取り入れにおける元亀本と寛永本 140
- 五 中国側注釈書の取り入れにおける寛文本と寛永本 143
- 六 まとめ 145
- 第五章 鎌倉時代から江戸時代初期における論語訓読の変遷 147
- 一 はじめに 147
- 二 鎌倉時代から江戸時代初期における論語訓読 147
- 三 清原家の論語訓読 148
- 四 論語訓読における三重構造と二種のギャップ 150
- 五 まとめ 154
- 《資料一》 論語訓点本における中国側注釈書の取り入れ 157
- 〈テキスト〉
- 1. 訓点資料
- 2. 中国側注釈書
- 《凡例》
- 一 句・章全体
- 二 語
- 學而第一
- 爲政第二
- 八佾第三
- 里仁第四
- 公冶長第五
- 雍也第六
- 述而第七
- 泰伯第八
- 子罕第九
- 郷黨第十
- 先進第十一
- 顔淵第十二
- 子路第十三
- 憲問第十四
- 衛靈公第十五
- 陽貨第十七
- 微子第十八
- 子張第十九
- 堯曰第二十
高山寺本の論語に朱子新注による訓があるといふのは、たんなる偶合でなくて、やはり新注によるものなのか、とか、古注と新注とで訓に異同がでるところが189あるといふのを、たぶん資料篇で網羅してあるのだらうけど、なんでこれ、通し番号をつけて、で、本文中からも参照しやすいやうなかたちにしなかつたのか、とか、にしても、有注本テキストなのいにその注とはちがふ注によつて訓がつけられることがあるのかー、とか、わたくしなんかでもいろいろ思ふところがでてくるのは、たぶんそれだけ土台をしつかり整備してくれてゐるといふことだらうな。
;慶應義塾大学出版会;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;4+ii+218+12頁;;ISBN978-4-7664-1442-4;[執筆者]たむら・しゅんさく(田村俊作)/うえだ・しゅーいち(上田修一)/いしかわ・とーる(石川透)/しまうち・ゆーこ(島内裕子)/とくなが・さとこ(徳永聡子)/みやした・しろー(宮下志朗)/アンナ・フィノッキ(Finocchi, Anna)/ながとも・ちよじ(長友千代治)/フリッツ・ニース(Nies, Friz)/ウィリアム・B・ワーナー(Warner, William Beatty)、[翻訳者]にしだ・ゆき(西田有紀)/せとぐち・まこと(瀬戸口誠)/たにやま・ひでゆき(谷山秀幸)/あがた・まり(安形麻理)
読書画像データベースを構築したやうなことがかいてあるけど、公開はしてないのかな。
黒のジャケットとデニムミニスカート、黒のストッキングを穿いた脚をくむやうにして、青いスポーツカー――なのかだうか、車のことは全然くはしくないのでちがふかも。しかし、くしくもハロプロエルダークラブ全員卒業の報をきいた日なので、かうかいておく――のボンネットのうへに腰かけてゐるところ。
;扶桑社;1,700円(借覧);四六判;縦2段組;並製;502頁;;ISBN978-4-594-05595-0;[構成]いしまる・げんしょー(石丸元章)
双書 哲学塾;岩波書店;1,300円(借覧);B6判;縦組;並製;vi+2+155頁;;ISBN978-4-00-028151-6;
;[発行]育英書院、[発売]目黒書店;3円(借覧);A5判;縦組;上製;2+4+10+6+320頁;;;
先日みた、本文解釈学に以下のやうな文章があつて、ちよつと気になつたので(pp.252-253)。
かくて、御物の『更級日記』が、過去の或時期において犯された誤綴という書誌的な原因によって錯簡を生じ、以後の末流伝本が悉くその欠陥を伝承していたが故に、その本文には、如何にも解釈し難い文意不通の個所を残していたものである。たまたま田中親美先生の手もとで、その全面的な補修が行なわれた際、冊子各丁を解きほぐし、料紙を一枚一枚表裏二枚に剥がして薄様の鳥の子を挟んで虫損個所を埋めた後、扨、もと通りに綴じ戻すこととなったが、日記の本文には殆ど関心のない助手の吉田氏が、窮余ひたすら虫損の形の経路を辿って料紙を重ね合わせたものを綴じ上げて、当時の宮内庁図書寮に返納したところ、錯簡によって文章の続きが全く不明となっていた個所が、定家書写当時の正しい順序におのずと復原していたので、調査に当っていた佐佐木信綱・玉井幸助両博士が驚嘆されたという逸話がある。「虫の知らせ」とはまさにこのこと。本文学の前段処理としての書籍学の段階において、何百年来の本文解釈上の疑問が解決したという稀有の例である。
とりあへず、やはり本書にはさうした事情はまつたく書いてゐなかつたけれど、さて実のところは、だうなのかな(ときほぐすときに、もとのならびがわからなくなるやうな下手をうつものかしら、とも思ふけど。さういへば、田中親美 : 平安朝美の蘇生に捧げた百年の生涯、も機会があればよみたいな)。
定家は本文に忠實な人であつて、假名一字の末と雖も私意を以て本文を改刪するといふ事はしない人である
(p.232)とか、讀み得ない所を我が計らひで讀まうとしない點に定家の貴さがあり、その寫本が信頼し得るのである
(p.262)とかは、現在では、まづきかれない言であるよなあ。
;勁草書房;4,000円(借覧);A5判;横組;上製;viii+315頁;;ISBN978-4-326-10169-6;
;社会評論社;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;353頁;;ISBN978-4-7845-0879-2;
;ぺりかん社;7,200円(借覧);A5判;縦組;上製;510頁;;ISBN978-4-8315-1202-4;[荻生茂博論文集刊行会]佐藤弘夫/菅其久子/田尻祐一郎/中村安宏/前田勉
;佼成出版社;(借覧);四六判;縦組;並製;284頁;;ISBN4-333-02081-6;「経典 : その成立と展開」改題
ちくま新書684;筑摩書房;700円(借覧);新書判;縦組;並製;222頁;;ISBN978-4-480-06386-1;
;みすず書房;5,200円(借覧);四六判;縦組;上製;xi+469+v頁;;ISBN978-4-622-07379-6;
ディスカヴァー携書021;ディスカヴァー・トゥエンティワン;1,000円(571円);新書判;縦組;並製;197頁;;ISBN978-4-88759-623-8;
;NTT出版;(借覧);四六判;縦組;上製;380頁;;ISBN4-7571-6011-9;[原著]George Ainslie Breakdown of Will (2001, Canbridge University Press)
有斐閣選書;有斐閣;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;iii+230頁;;ISBN4-641-28030-4;
;昭和堂;(借覧);B6判;縦組;並製;ix+220頁;;ISBN4-8122-0528-X;
創文(9月号)、みすず(10月号)。
〈1冊でわかる〉シリーズ;岩波書店;1,500円(借覧);B6判;縦組;並製;xiv+193+18頁;;ISBN4-00-025884-8;[原題]Dylan Evans, EMOTION: A Very Short Introduction
ワードマップ;新曜社;(借覧);四六判;縦組;並製;ix+216+8頁;;ISBN978-4-7885-1034-0;
;論創社;(借覧);四六判;縦組;上製;IV+283頁;;ISBN978-4-8460-0771-3;
;永田文晶堂;7,000円(借覧);A5判;縦組;上製;2+9+498+22頁;;;
古辞書研究でときどき、第9章、「本文」を権威とする学問形態と有職故実(の初出)への言及があるので。本書自体に著者のよみはかかれてゐないのだけれど、奥づけの著者名の右傍に図書館のかたのものとおぼしき鉛筆書きが、イケダゲンダ
とわざわざ「太」字のところには丸をつけてかいてあるので、とつておく。
;慶應義塾大学出版会;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;v+237頁;;ISBN978-4-7664-1443-1;
;明治書院;5,631円(借覧);A5判;縦組;上製;11+289頁;;ISBN4-625-42067-9;
正直さつぱりよめなかつた。だめだな、自分。一往、目次をうつしておく。
- はしがき 1
- 凡例 3
- 第一編 疑問表現とその周辺
- 第一章 疑問表現の原理 2
- 一 疑問表現はどう見られてきたか 2
- 二 内面の疑念と問いかけ 5
- 三 解答案の提示 8
- 四 詠嘆とのつながり 12
- 五 反語とのつながり 15
- 第二章 疑問表現の方式と形態 20
- 一 はじめに 20
- 二 疑問表現の方式 21
- 二の一 不定方式 21
- 二の二 特定方式(並列方式・単独方式) 22
- 三 疑問表現の形態 24
- 三の一 不定方式の形態 24
- 三の二 特定方式 : 並列方式の形態 29
- 三の三 特定方式 : 単独方式の形態 34
- 第三章 疑問表現の情意 42
- 一 疑問周辺の情意 42
- 二 詠嘆性の情意 47
- 三 確認・反語性の情意 54
- 第四章 疑問表現の否定 64
- 一 はじめに 64
- 二 否定態の論理と情意 64
- 三 否定態の確認形式 67
- 四 確認対象と確認効果 70
- 四の一 被予測事態・疑念強調 70
- 四の二 被発見事態・詠嘆強調 75
- 四の三 現実事態・判断強調 76
- 五 当為事態の確認―主張 79
- 六 むすび 83
- 第五章 疑問表現の推量語 85
- 一 解答案における推量語の有無 85
- 二 表現性の別と推量語の有無 87
- 二の一 狭義の疑問表現 88
- 二の一の一 対自的疑問表現 88
- 二の一の二 質問表現 93
- 二の二 詠嘆・確認・反語性の表現 97
- 二の二の一 詠嘆性の表現 97
- 二の二の二 確認性の表現 99
- 二の二の三 反語性の表現 103
- 第六章 疑問表現の推移 106
- 一 疑問詞のみを有する不定方式の表現 106
- 二 「か・や・ぞ」の消長から 110
- 二の一 上代 110
- 二の二 中古 114
- 二の三 中世 118
- 二の四 近世 123
- 二の五 現代 126
- 三 結びに代えて 127
- 第七章 疑問表現と感動語・呼掛語・応答語 132
- 一 はじめに 132
- 二 いづら・どれ・どこ 133
- 三 いかに・いかな・どう 139
- 四 なに・あに 144
- 五 1語文的表現性の由来 150
- 第八章 喚体性の文における疑念の含意 : 「しづ心なく花のちるらん」の基底 156
- 一 はじめに 156
- 二 「はや」「はも」「もが」の含意 157
- 三 「しづ心なく花のちるらん」とその周辺 161
- 三の一 研究史覚書 162
- 三の二 連体形終止法の疑念含意傾向 165
- 三の三 推量語の訳しにくさと該当例の補足 169
- 三の四 述体基盤の高まりと「省略」 172
- 四 「連体形+ぞ」とその類似例 174
- 五 おわりに 176
- 第二編 不確定成分とその周辺
- 第九章 不定方式の不確定成分 : 疑問詞の不確定用法 180
- 一 はじめに 180
- 二 疑点表示 182
- 三 不定表示 184
- 四 代理表示 188
- 五 網羅表示 194
- 六 放任表示 200
- 七 強述表示 203
- 八 おわりに 206
- 第十章 特定方式の不確定成分 : 疑問助詞の不確定用法その他 208
- 一 はじめに 208
- 二 並列方式の不確定成分 210
- 二の一 疑点表示 210
- 二の二 不確定表示 212
- 二の三 限定表示 215
- 二の四 放任表示 216
- 三 単独方式の不確定成分 219
- 三の一 疑点表示 219
- 三の二 不確定表示 220
- 三の三 婉曲表示 222
- 三の四 観相表示 224
- 三の五 反説表示 226
- 第十一章 不確定成分の構成とその推移 230
- 一 不定方式の成分構成と推移 231
- 一の一 不定表示の場合 231
- 一の一の一 句の挿入 231
- 一の一の二 語的資材化 233
- 一の一の三 副助詞の添加 235
- 一の一の四 文脈依存的表示 238
- 一の二 その他の表示性の場合 239
- 一の二の一 代理表示の場合 239
- 一の二の二 網羅表示の場合 241
- 一の二の三 放任表示の場合 242
- 二 特定方式の成分構成と推移 244
- 二の一 不確定表示・婉曲表示の場合 244
- 二の一の一 句の挿入 244
- 二の一の二 語的資材化 246
- 二の一の三 副助詞の添加 247
- 二の二 その他の表示性の場合 249
- 第十二章 副助詞「など」とその周辺 251
- 一 例示の原理と成分構成 251
- 二 代表性・重視性・軽視性 258
- 三 概要性・婉曲性・反発性 260
- 四 包括限定性・提示性 263
- 後記 268
- 索引 271
平凡社新書407;平凡社;700円(350円);新書判;縦組;並製;193頁;;ISBN978-4-582-85407-7;
ウフ.、本が好き!(各11月号)、波(10月号)。
ワインレッドのドレス。ベッドにあふむけで眠つてゐるところをうへから。
中公文庫[こ-6-7];中央公論社;563円(250円);文庫判;縦組;並製;282頁;;ISBN4-12-202026-3;
;河出書房新社;9,515円(3,500円);A5判;縦組;上製;680頁;;ISBN4-309-00935-2;
ちよつと内容の重複がおほくも感じるけど、おもしろくよんだ。桃尻語訳の印税の10分の1はパテント料として本書の著者にしはらはれてゐるとか、古典の批判的処置に関する研究の第二部第五章「文献批判の規準」の中、第二節「心理学的規準」の項と、その例証としての第十五章「日本古典作品に於ける本文転化の諸類型とその実例」に関する、一切の考案と調査・執筆を委
(p.152)されたのだとか。目次をうつしておく。
- 第一部 緒論 学問する者の心構え十七条
- 一 学問とは、解釈の実践とその方法論の追求とである 13
- 二 解釈の基礎となる観察と、観察の原動力としての飽くことのない好奇心(求知心) 16
- 三 経験は疑問に答え、疑問は経験を素早くキャッチする 18
- 四 解釈には常識の涵養が肝要。「犬も歩けば棒に当る」(一) 21
- 五 雑務の処理と精神衛生。「時は命なり」「軽きを先にし、重きを後にす」 26
- 六 目的と手段とを顛倒すべからず。「ミイラ取りがミイラとならず」「自分の頸にしっかりと鈴をつけ得る猫となれ」 30
- 七 徒弟制度の是非。「自分のことは自分でせよ」「急がば廻れ」「他人の所為にするな」 35
- 八 徒弟制度の活用 42
- 九 共同研究の是非。学際間の交流をこそ 48
- 十 自他の所説の区分を明確にせよ。思考のプロセスを明らかにする為に。まして他人の所説を歪めて引用するのは甚だ迷惑 51
- 十一 剽窃・盗用は論外、孫引きも学究としての資格放棄。人文科学にもパテントを認めて基礎学に人材を集中すべし 67
- 十二 当面の研究課題の他に不純な目的を夾雑すべからず。「二兎を逐う者一兎をも得ず」 77
- 十三 他説を否定し、それに替えて新たに自説を提示しようとする時には、他説を否定するのに用いた証拠・論理を先ず自説に適用して、その当否を験試し、猶且つ、他説の論旨を可能な限り弁護して然る後に、肯定否定の態度を決すべし。「脚下照顧」「他人のふり見て我がふり直せ」(一) 82
- 十四 「初心忘るべからず」「ゼロからの出発」。常に、前人未踏の処女地に足を踏み入れるパイオニア精神を忘れるな。正論は常に少数意見に始まる 90
- 十五 研究者は、自己の研究作業が一定段階に達して、何らか独自の結論を措定し得た時には、間髪を容れず、同一課題に就いての先人の業績を参看して、自説を厳密に反省吟味せよ。自信が過信であってはならぬ。「他山ノ石、以テ玉ヲ攻クベシ」(一) 95
- 十六 即戦即決。鉄は熱いうちに打つもの。明日ありと思うな 100
- 十七 本質と現象・演繹と帰納・普遍と特殊・相対と絶対・綜合と分析・巨視と微視・全体と個体、一見両極に位置するものの帰一するところに真理あり。―同心円理論―学問の目的は、要するに自己の人間形成にある 104
- 第二部 本文学序説
- 一 諸学の基礎科学としての文献学 109
- 二 文献学の命題 112
- 三 文献学の対象規定=本文学の提唱 114
- 四 本文学の二面性 117
- 五 本文学の二段階 118
- 六 本文学の目的と書誌学 121
- 七 書誌学の対象規定=書籍学の提唱 122
- 八 本文批判と本文解釈との先後如何。「糾エル縄ノ如シ」 123
- 九 疑文は異文を生じ、異文は疑文の存在を標示する 132
- 十 本文解釈の結論は、同時に本文批判の高部批判の結論となる 137
- 十一 「注釈」と「解釈」とを区別すべし 144
- 第三部 本文解釈学実践の心構え
- 一 日本の古典を対象として本文解釈学の方法論を構築することの奇妙な利点。「艱難汝ヲ玉ニス」「窄き門より入れ」 151
- 二 解釈者は、古典の本文との間に余人をまじえぬ一対一の対決を心掛けよ。驚く勿れ「未詳」の孫引き 171
- 三 本文解釈の基本的な姿勢を獲得するのに最も有効で速成の方法は、古写本を影写することによって、本文を出来るだけゆっくり、一字一字を辿って遅読する能力を身につけることである。「影写一遍意オノズカラ通ズ」 181
- 四 本文の読解は、徒歩の旅。遅読による問題点の発掘 187
- 五 本文を復読反拠せよ。健忘症は禁物。日本人は今少し執念深くなれ 193
- 六 個は孤ならず。「必ズ隣リ(旁証)アリ」 200
- 七 本文解釈のプロセス。本質としての実体と現象としてのコトバ 208
- 八 解釈者は、古典成立の現代即ち古代当時に参入すべし。ゴー・ビハインド 212
- 九 本文解釈の次元的段階 219
- 十 問題意識あってこその古典解釈 228
- 十一 本文解釈の最終的決算報告書としての現代語訳 246
- 十二 疑文の発見。異注統合は必要か? 260
- 十三 解釈者は、自己の本文解釈が一つの結論に達した時には、必ず先人の注釈を参照して、自己批判を怠るな。「他人のふり見て我がふり直せ」(二)「他山ノ石、以テ玉ヲ攻クベシ」(二) 267
- 十四 国文学者の古典口訳文には、何故に死語翻訳が多いか。社会的外圧と研究意欲の内圧とのアンバランス 271
- 十五 本文解釈に従事する者の嫌忌。教科書・受験参考書の編纂と受験予備校・学習塾の授業 281
- 十六 本文学者は古書を尊重すべし。されど私蔵すべからず 283
- 十七 索引使用の時機 289
- 十八 古語辞典使用に際しての用意 296
- 十九 用例解釈の限界(一)。循環論証の危険 312
- 二十 用例解釈の限界(二)。「葭の髄から天覗く」 320
- 二十一 資料調査は虱潰しの総浚え。「犬も歩けば棒に当る」(二) 326
- 二十二 漢文資料は白文で。一個の文字への注目 332
- 二十三 本文解釈の結果に対する験試法(一)。「再演出法」 337
- 二十四 本文解釈の結果に対する験試法(二)。「古文還訳法」 345
- 第四部 対照法解釈の方法と諸規準の適用
- 一 対照法解釈の根本理念 355
- 二 対照法解釈の前段処理 365
- 三 対照法解釈の低部段階と高部段階。その各段階に用意すべき対照諸規準の分類 367
- 四 語義的規準の適用 371
- 五 語脈的規準の適用 388
- 六 修辞的規準(口誦効果を含む)の適用 402
- 七 文脈的規準の適用 432
- 八 構文的規準の適用 451
- 九 空間的規準の適用 469
- 十 時間的規準の適用 482
- 十一 論理的規準の適用 494
- 十二 心理的規準の適用 511
- 十三 構想的規準の適用 528
- 十四 主題的規準の適用 543
- 十五 物理的規準の適用 555
- 十六 歴史的規準の適用 570
- 十七 個性的規準の適用 621
- 十八 本文解釈における巨視的観点と微視的観察 632
- 十九 脚色・虚構のあるところに主題の露頭を見出だす 638
- 二十 アルヘティープス(宗本)における本文誤謬の処理 649
- 二十一 原作者の原手記オリギナール(祖本)における本文誤謬の処理 656
- 二十二 短詩型文学における対照法解釈の限界性 663
- おわりに (付)萩谷朴、本文解釈に関連する著書論文 671
;笠間書院;1,900円(2割引);四六判;縦組;上製;4+216頁;;ISBN978-4-305-70390-3;
目次をうつしておく。
- プロローグ 「うた」を素材にした「歌」が昇華して和歌となる 001
- 第一章 難波宮から出土した「歌木簡」 015
- 七世紀中頃に「歌」を一字一音式で書きあらわしていた物証
- 「歌」の「習書」ではなく清書
- 「歌木簡」の提案
- 「難波津の歌」木簡の一部が「歌木簡」
- 「歌木簡」の様式はどこまで貫徹されていたか
- 難波宮木簡の字句の内容
- この木簡の用途は何だったのか
- 第二章 紫香楽宮跡から出土した「両面歌木簡」 043
- 1. 表裏に「難波津の歌」「安積山の歌」が書かれた木簡
- 「あさかやまの歌」木簡の発見
- 『万葉集』の和歌と同じ歌句が書かれている
- 流動する歌句の一つの形が歌集、物語にとりあげられる
- 『万葉集』とは異なる表記形態
- どのような事情で書かれ使われた木簡か
- 「歌」の作法の手本
- 2. 「難波津の歌」「安積山の歌」は「歌」の手本だった
- 『古今和歌集』仮名序の記述中の両歌
- 「てならふ」とは歌の書き方の習得だった
- 「書き方」は「詠み方」につながる
- うたのちち「難波津の歌」うたのはは「安積山の歌」
- 第三章 典礼の席でうたう「歌」 067
- 1. 律令官人は職務として「歌」をつくり書いた
- 「歌」が公のものとして朝廷に位置付いていた
- 天武朝の「歌」政策
- 「うた」から典礼向けの「歌」へ
- 2. 中国の「楽府」と日本の「歌」
- 典礼で「歌」い「舞」い「奏」する
- 事務官が「歌」い「舞」う
- 典礼でうたつために「歌」をつくるならわし
- 「歌」から和歌へ : 漢詩の影響
- 第四章 出土物に書かれた「歌」たち 093
- 1. 出土した「難波津の歌」たち
- 「難波津の歌」木簡の特徴
- 七世紀末から八世紀初頭
- 八世紀前半
- 八世紀後半から九世紀
- 平安時代にもうたわれた
- 土器に「難波津の歌」を墨書または線刻したもの
- 「なには」と書いただけでわかるほど普及していた
- 2. 出土した「歌」たち「うた」たち
- 七世紀の万葉仮名表記の典型
- 歌句を書いた木簡たち
- 「歌」は一字一音式で書かれた
- 例外的に一字一音式でない「歌」たち
- 一字一音式で書いたのは口頭でうたうため
- 第五章 観音寺遺跡から出土した「難波津の歌」木簡の価値 115
- 予想できた「発見」
- はじめ日本語の韻文はどのように表記されたか
- 今私たちがみる『万葉集』は原本ではない
- 一字一音式が先行したと考えなければ物証に合わない
- 次々に繰り出される言いつくろい
- 見る目をもってすなおに物をみつめよう
- 古代の地方と東アジアとのつながり
- 第六章 「歌」の記録と和歌の表記 137
- 1. 「歌」をうたう場と記録
- 官人たちは職務として「歌」をうたい筆録した
- うたわれた「歌」の表記を精錬して歌集に収める
- 「褻」の一字一音式「晴」の訓字主体表記
- 2. 漢字で「歌」を書くとき和歌を書くとき
- 漢字の用法と書記方法の整備状況
- 目で見て楽しむ迂回的表記
- 漢詩の表現を和歌に取り入れる
- 文字の文学
- 訓よみを使って書くと歌句の意味と発音とがあらわされる
- 文字情報を歌意の表現に参加させる
- 付属語の文字化は事態・情意の表現のために行われた
- 第七章 五重塔の天井に書かれた「難波津の歌」と和歌 161
- 寺院の材に「歌」を書いた動機
- 醍醐寺五重塔の天井板にも和歌が書かれていた
- 法隆寺と醍醐寺の事例の共通点と相違点 : 歌集とは別の「歌」の世界
- 第八章 典礼の場から文学サロンへ、そして贈答歌へ 173
- 典礼向けの「歌」の様式で個人向けにうたう
- 個人向けの「歌」を書いた木簡
- 歌句は文脈と場面のなかで意味をもつ
- 「うた」水準のものがなぜ木簡に書かれたのか
- 再び醍醐寺五重塔の天井板の歌句について
- 十世紀、流布していた和歌が歌集にひろい上げられる
- 第九章 「難波津の歌」の世界と『万葉集』の世界 191
- 「難波津の歌」はどのようにうたわれたか
- 文学作品としての和歌の創造
- 公の「歌」、私の和歌
- 典礼で「難波津の歌」をうたい、自宅で「『万葉集』」を読む
- 後書 204
- 付録 207
- 本書で言及する資料に関する年表
- 主な木簡出土地図
- 著者名索引(左開)
- キーワード索引(左開)
実践女子学園学術・教育研究叢書6;実践女子学園;非売品(借覧);A5判;縦組;上製;369頁;;;
空格の分布をてがかりに、説話のブロック(と複数の編者)を想定する、第一章第四節、巻十五に見られる用語の偏在と周期性、をとくにおもしろくよんだ。
講談社現代新書1921;講談社;720円(333円);新書判;縦組;並製;237頁;;ISBN978-4-06-287921-7;
;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;8+498頁;;ISBN978-4-622-07311-6;
日本の〈現代〉14;NTT出版;2,300円(借覧);四六判;縦組;上製;6+316頁;;ISBN978-4-7571-4105-6;
ちくま、未来(各10月号)。
中公新書1941;中央公論新社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;ix+221頁;;ISBN978-4-12-101941-7;
シリーズ言語対照〈外から見る日本語〉第1巻;くろしお出版;3,000円(借覧);A5判;横組;並製;iii+219頁;;ISBN978-4-87424-383-1;
目次をうつしておく。
- 「シリーズ言語対照」の刊行に寄せて i
- 第1章 序 / 定延利之(さだのぶ・としゆき) 1
- 第2章 レキシカルな韻律とフレーザルな韻律の関係 : 日本語共通語・新見市方言・中国語・マテンゴ語の対照 / 定延利之/友定賢治(ともさだ・けんじ)/朱春躍(しゅ・しゅんやく、ZHU Chunyue)/米田信子(よねだ・のぶこ) 15
- 1. はじめに
- 2. 日本語(岡山県新見市方言)
- 2.1 文アクセント
- 2.2 岡山県新見市方言での考察
- 2.2.1 全文高音
- 2.2.2 高音部連続
- 2.2.3 アクセント核の移動
- 2.2.4 一音特立
- 2.2.4.1 末尾上げ
- 2.2.4.2 ゆすり
- 2.2.5 イントネーション破り
- 2.3 この節のまとめ
- 3. 中国語
- 3.1 単語や連語レベルの声調変容
- 3.2 文中の卓立による声調変容
- 3.3 感動詞の声調変容
- 3.4 発話態度による声調の変容
- 3.5 声調変容が起きた音声の声調認知
- 3.6 この節のまとめ
- 4. マテンゴ語
- 4.1 マテンゴ語のアクセントについての基本知識
- 4.2 アクセント知識
- 4.3 Yes-No疑問文のアクセント
- 4.4 語アクセントとのかかわり
- 4.5 この節のまとめ
- 5. 日本語(共通語)
- 6. まとめと考察
- 第3章 発話態度の文化的特徴と「偽の友達」 : 日仏語の対照研究を通して / 昇地崇明(しょーち・たかあき)/Véronique Aubergé/Albert Rilliard 55
- 1. はじめに
- 2. 発話態度
- 2.1 声によって表される話者の態度
- 2.2 Cross cultural researchの重要性
- 2.3 偽の友達(False friends)
- 2.4 日仏語を対象とした発話態度の対照研究
- 3. 実験資料
- 3.1 発話態度のラベルと定義
- 3.2 発話者と音声資料
- 3.3 録音
- 4. 聴覚実験
- 4.1 被験者
- 4.2 刺激音の選定
- 4.3 実験方法
- 5. 実験結果
- 5.1 日本語母語話者
- 5.2 日本語学習暦のないフランス語母語話者(レベル0)の反応
- 6. フランス人日本語学習者の反応
- 6.1 被験者の日本語運用能力
- 6.2 レベル1のフランス人日本語学習者の反応
- 6.3 レベル2のフランス人日本語学習者
- 7. 音響分析
- 7.1 「丁寧」と「感心」にみられる韻律
- 7.2 「誠意」と「恐縮」の韻律に見られる特徴
- 7.3 「ぞんざい」な態度にみれれる韻律
- 7.4 問いかけのモダリティの発話態度に見られる韻律のパターン
- 8. 結論と今後の課題
- 第4章 否定応答詞の方言間対照 / 友定賢治 79
- 1. はじめに
- 2. 『方言文法全国地図4』の「いや,有るよ」
- 3. 「いいえ」のバリエーションのパターン
- 3.1 語彙型 : 岡山県新見市方言
- 3.2 音調型 : 青森県南津軽郡方言
- 3.3 単一型 : 首里方言
- 3.4 文表現型 ; 出雲方言
- 4. 位相差によるバリエーションについて
- 4.1 青森県南津軽郡大鰐町方言
- 4.2 岡山県新見市方言
- 5. 「いいえ」の音声
- 5.1 語頭の「イ」と「ウ」の対立
- 5.2 語中の「ン」と「ー」
- 5.3 「~ンニャ」の音形
- 6. 「いいえ」の音調
- 6.1 新見市方言の「インニャ」の音調
- 6.2 強調の音調の地域差
- 6.2.1 長音化とストレス : 岡山県新見市方言
- 6.2.2 打ち込み引き上げ : 出雲方言
- 6.2.3 りきみ : 熊本市方言
- 7. おわりに
- 第5章 外国語音声に見られるポーズと流暢性の分析 / 林良子(はやし・りょーこ) 93
- 1. はじめに
- 2. 音響分析方法
- 2.1 対象とした音声データ
- 2.2 音声分析方法
- 2.3 音声の評価方法
- 3. 分析結果
- 3.1 読み上げ文1
- 3.2 読み上げ文2(北風と太陽)
- 3.3 自己紹介文
- 4. 考察
- 第6章 句末昇降調について : 現れ方と成り立ち / 金田純平(かねだ・じゅんぺー) 103
- 1. はじめに
- 1.1 句末イントネーション
- 1.2 句末昇降調
- 1.3 本稿の目的
- 2. ミクロ的視点から1 : 句末昇降調の出現環境
- 2.1 先行研究
- 2.1.1 「区切りの強調」説
- 2.1.2 「ターンの維持」説
- 2.1.3 「相手への働きかけ」説
- 2.2 第4の説「言いよどみ」
- 2.3 言いよどみと句末昇降調の共起関係
- 2.3.1 方法
- 自然対話コーパス
- 対象となる発話
- 調査方法
- 句末イントネーションに基づく分類
- 2.3.2 結果
- 2.4 句末昇降調と句末延伸
- 2.5 言いよどみを生む心内処理 : 発話モニタリング
- 3. ミクロ的視点から2 : 断片化と文末詞
- 3.1 メッセージの断片としての発話
- 3.2 イントネーションユニットの構造
- 3.3 文末詞と句末昇降調
- 3.4 ミクロ的視点のまとめ
- 4. マクロ的視点から : 役割語とレジスター
- 4.1 句末形式と役割語
- 4.2 丁寧さとの関わり : 自然対話コーパスより
- 4.2.1 方法
- 対象となる発話
- 調査項目
- 分類基準
- 4.2.2 結果
- 4.3 まとめ : ネサヨ運動・ネハイ運動との関わりから
- 5. おわりに
- 第7章 日本人が空気をすするとき / 定延利之 129
- 1. はじめに
- 2. フィラー的な空気すすり
- 3. ポライトネスマーカー的な空気すすり
- 4. ヘッジ的な空気すすり
- 5. 現実の聞き手と架空の聞き手
- 6. 発言が後続しないフィラー的な空気すすり
- 7. おわりに
- 第8章 音声コミュニケーションにみられる発話キャラクタ / 中川明子(なかがわ・あきこ)/澤田浩子(さわだ・ひろこ) 149
- 1. はじめに
- 1.1 声の個人内バリエーション
- 1.2 人間の話者識別能力
- 1.3 本研究の目的
- 2. 実験方法
- 2.1 刺激音
- 2.2 実験参加者
- 2.3 手続き
- 3. 実験結果
- 3.1 実験結果の概観
- 3.2 個人内バリエーションは個人間バリエーションを越えるか
- 4. 話者の混同とその傾向
- 4.1 刺激音ごとに見る実験の結果
- 4.2 話者混同の傾向
- 5. 考察
- 5.1 声から想定される人物像
- 5.2 人物像に関するアンケート
- 5.3 7人の架空の人物像=7つの発話キャラクタ
- 6. まとめ
- 第9章 外国語発話音声に見られるキャラクタの習得 : 外国人力士のインタビュー分析を通して / 林良子 169
- 1. はじめに
- 2. 観察対象としたデータの概要および分析方法
- 3. 「力士らしさ」を体現するスピーチ・スタイル
- 4. 録画資料データの分析
- 5. 考察 : 琴欧州は何を習得したのか?
- 第10章 日本語/aN/と中国語/an, ang/における生成および知覚上の相異 / 朱春躍/本田清志(ほんだ・きよし) 183
- 1. はじめに
- 2. MRI動画の撮影と画像データ解析の方法
- 使用機材と撮影方法
- 被験者
- 発話テキスト
- 単語発話の速度
- 画像解析の方法
- 3. 生成面から見た中・日鼻音の相違
- 3.1 鼻音調音時の舌・声道の形状
- 3.1.1 後続子音が両唇音mの場合
- 3.1.2 後続母音が舌先・歯茎音dの場合
- 3.1.3 後続母音が後舌面・軟口蓋音gの場合
- 3.1.4 考察(1)
- 3.2 母音/a/調音時の舌・声道の形状
- 3.2.1 中国語an, angにおける母音aの相違
- 3.2.2 日本語/aN/+[m][n][ŋ]における母音/a/の実態
- タイプ1
- タイプ2
- タイプ3
- 3.2.3 考察(2)
- 3.3 単語発話の各セグメント区間の時間的分布
- 3.3.1 両唇子音m, bが後続する場合(図9)
- 中国語
- 日本語
- タイミングの比較
- 3.3.2 前舌子音n, dが後続する場合(図10)
- 中国語
- 日本語
- タイミングの比較
- 3.3.3 後舌子音k, gが後続する場合(図11)
- 中国語
- 日本語
- 3.3.4 考察(3)
- 4. nとngの知覚に「文脈」が必要なのか : 知覚実験による検証
- 4.1 実験方法
- 録音条件
- 4.2 実験の結果と分析
- 4.3 考察(4)
- 5. まとめ
- 6. 教育への提言
- 7. 今後の研究課題
- あとがき / 中川正之(なかがわ・まさゆき) 213
- 執筆者一覧 219
歴史文化ライブラリー222;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;6+214頁;;ISBN4-642-05622-X;
狐狸の類が蒸気機関車にばけてみたいなはなしも、いつごろからあるのかなー、とか思つた。
;明治書院;4,800円(借覧);A5判;縦組;上製;14+330頁;;;
目次をうつしておく。
- はしがき 1
- 凡例 13
- 序章 接続法に関する基本概念と研究法
- 一 接続とは何か 1
- 二 古代語と接続 4
- 三 研究法と留意点 6
- 第一章 已然形による接続法 : 確定条件法の前段階
- 一 意味関係の広がり 10
- 二 係助詞の介入 14
- 二の一 「こそ――已然形」の場合 15
- 二の二 前句末への係助詞介入 16
- 三 反語による中止表現 20
- 第二章 条件形式の成立
- 一 対応的な成立 24
- 二 「未然形+ば(連用形+は)」「已然形+ば」の成立 25
- 三 「終止形(連用形)+とも」「已然形+ども(ど)」の成立 29
- 四 「――け(――しけ)+ば(ども)」 32
- 第三章 「已然形+ば」の確定条件法
- 一 「已然形+ば」の意味関係 35
- 一の一 因由性 35
- 一の二 機縁性 39
- 一の三 呼応性 40
- 一の四 志向性 42
- 二 「ぬに」の「ねば」 44
- 二の一 はじめに 44
- 二の二 従来の諸説 45
- 二の三 結果の暗示性 51
- 二の四 場面性の両立 54
- 二の五 「ねば」の表現性 55
- 三 「已然形+ば」の表現性 57
- 第四章 「已然形+ど・ども」の確定条件法
- 一 「已然形+ど・ども」の意味関係 62
- 二 対立性と下位の意味関係 63
- 二の一 因果対立性・因由不在性 63
- 二の二 期待無効性 66
- 二の三 二者対比性・反面随伴性 68
- 二の四 意志対抗性 72
- 三 前置性 76
- 四 「已然形+ど・ども」の表現性 77
- 第五章 「已然形+ば」「已然形+ど・ども」の一般条件法
- 一 一般条件法とは 80
- 二 確定条件法との関連 82
- 三 一般条件表現の構造 84
- 四 一般条件法と仮定条件法 87
- 第六章 仮定条件法の特色
- 一 可能性の表現形式 89
- 二 順接仮定における帰結の保証性 91
- 三 逆接仮定における帰結の保証性 92
- 四 仮定条件法の意味関係 95
- 第七章 仮定表現の類型と諸相
- 一 はじめに 99
- 二 四種の類型 100
- 二の一 疑問仮定 102
- 二の二 現実仮定 104
- 二の三 非現実仮定 108
- 二の四 一般仮定 113
- 三 おわりに 115
- 第八章 「ずは」の表現性
- 一 橋本進吉説の問題点 117
- 二 現実仮定の「ずは」 120
- 三 前句の目的的性格 122
- 四 結果的表現 124
- 五 おわりに 128
- 第九章 「を・ものを」による接続
- 一 接続助詞「を・ものを」の成立 132
- 一の一 従来の説をめぐって 132
- 一の二 統覚の変化と文構造の転換 133
- 一の三 前句の述体化 136
- 一の四 「ものを」形式と体言下接用法 137
- 二 「を・ものを」の意味関係 140
- 二の一 対立性 140
- 二の一の一 現実忌避性 140
- 二の一の二 二者対比性 142
- 二の一の三 因果対立性 144
- 二の二 志向性 145
- 二の三 因由性 147
- 二の四 齟齬性 148
- 三 「を・ものを」形式の中止表現 149
- 四 「を・ものを」の表現性 152
- 第十章 「に」の接続法とその関連形式
- 一 接続助詞「に」の成立 155
- 二 「に」の意味関係 157
- 二の一 場面性 157
- 二の二 累加性 161
- 二の三 条件形式との関連 162
- 二の三の一 機縁性 163
- 二の三の二 因由性 165
- 二の三の三 対立性 167
- 二の三の四 仮定性 170
- 二の四 志向性 172
- 三 「に」の表現性 174
- 四 場面性を基本とする「に」の関連形式 175
- 四の一 「なへ(に)」「うへに」 176
- 四の二 「あひだ(に)」 178
- 四の三 「ほど(に)」 180
- 四の四 「うちに」 182
- 四の五 「それに」 186
- 第十一章 「ク語法+に」の表現性
- 一 はじめに 189
- 二 「に」の接続法との対応 191
- 三 対立性 : 否定への集中 194
- 四 志向性・二重否定・到置 199
- 五 「ク語法+に」の中止表現 206
- 六 結び : 「ク語法+に」の表現性 211
- 第十二章 体言の意義に基づく接続形式とその周辺
- 一 「から」に基づく接続形式 215
- 一の一 「ながら」 215
- 一の二 「からに」 221
- 一の三 「ものから」 226
- 二 「ままに(まにまに)」 230
- 三 「ゆゑ・ものゆゑ」 233
- 四 「の・ものの」・「が」 236
- 四の一 「の・ものの」 236
- 四の二 「が」 240
- 五 「ものは」「さるは」 242
- 六 動詞の意義に基づく形式 251
- 第十三章 「て」「つつ」の表現性
- 一 はじめに 255
- 二 「て」の表現性 256
- 二の一 基本的意味関係 256
- 二の二 条件形式との関連 258
- 二の三 「を」「に」「つつ」との関連 263
- 二の四 方法性・修飾関係・転成 265
- 二の五 結び : 「て」の表現性 268
- 三 「つつ」の表現性 271
- 第十四章 用言連用形による接続とミ語法
- 一 中止法と時間的前後 278
- 二 文脈依存の意味関係 282
- 三 ミ語法の表現性 286
- 四 ミ語法の背景 292
- 第十五章 古代語の接続法
- 一 成立から見た接続形式 298
- 二 各接続形式の表現性 301
- 三 古代語の接続法 306
- 三の一 機能の両立性・連続性 306
- 三の二 文脈依存の関係表示 308
- 三の三 情意の強さと中止表現 312
- 三の四 古代語における分析化の傾向 315
- 後記 319
- 索引 323
遅い人、だと思つてゐたのだけれど、襲ひ人のダブルミーニングなのかな。べつに本作が障碍者へのいらざる偏見をまねくことになるのではないか、とは思はないのだけれど、クライム映画としてぬるいやうな気がするのは、テーマへのもたれかかりがあるんぢやないか、とは思つた。
3日がお誕生日だつたので(おめでたうございます)、右手にケーキ、左手にフォーク。いつもより瞳がくりくりとした感じに見える。
;朝日新聞社;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;420頁;;ISBN978-4-02-250272-8;
中公新書1958;中央公論新社;760円(借覧);新書判;縦組;並製;v+5+226頁;;ISBN978-4-12-101958-5;
対象への贔屓がすぎるやうにみえるなあ(ちやんとひかへとかなかつたからうろおぼえでかいておくのだけれど、国民、の語を江藤新平がつくつたのではないか、とかは無理つぽく思ふ)。ついでに、江藤の「文字の議」なるものが紹介されてゐるのをメモ(pp.144-145)。
情報公開との関連で注目すべき江藤の意見に、先駆的な文章・文字の簡易化論がある。情報公開が効果をあげるには、民衆が公開された情報の内容を的確に理解できることが先決だ。ところがお役所が作る文章は往々にして難しくてわかりづらいきらいがある。そこで江藤は、「文字の議」(明治四年か)で、
「御布告書はじめ一切」を平易にせよと論じた。江藤によれば、そもそも「文明を開くの元は文字の便にあり」、にもかかわらず「世間に不通用の見慣れぬ漢字を使うを学者とする」、すなわち「官」や知識人には難解な漢語をひけらかす悪弊があるが、それでは「実用学問の進歩は覚束なし」。そこで、「当分の処はこれまで用い来る所の漢字の数を極め、凡そ千字内に限り、その他はかな書きにすべし」と、漢字は一〇〇〇字以内に制限し、それ以外はかな書きにする旨を「大いに天下に御布告あるべし」、そして「自今御布告はじめ一切これにてお用いあるべし」と具体的に提案した。それどころか、いずれ「字は片かな平かな、数字は是までの字にて然るべく」と最終的には漢字廃止までを見透し、いったんは一〇〇〇字にまで制限する漢字の使用自体を漢数字以外は止めてしまえとまで論じた。文章家として知られた江藤にしてこの極論ありとは、いかにも彼らしい徹底ぶりではある。いずれにせよ漢字制限から廃止、かな書きへの転換のねらいは、
「とかく少しにても行われ易きが目的なり」、すなわち文明開化のためには民衆の文字使用や知識習得の負担を軽減したいとの願いだった。明治新政になって以来、政府が権威を誇示しようとでもしたのか、布告の類にやたらに漢語が増えて旧幕時代よりかえって難解になる風潮があっただけに、江藤の知られざる文字簡易化論は、情報公開論との関わりにとどまらず、広く教育論や文化論などの観点からも再検討される価値があるのではなかろうか。
おなじ著者の、明治初期政治・法制史における江藤新平 : 『江藤新平関係文書』解説(明治維新政治外交史研究、pp.197-198)をみると、江藤新平関係文書のR9. 257-1の雑記帳中にかかれてゐるものみたい。たぶん全文の翻刻はまだないのだと思ふ。
中公文庫[こ-6-8];中央公論社;816円(100円);文庫判;縦組;並製;449頁;;ISBN4-12-202094-8;
en-taxi誌の匿名コラムで著者がなくなつてゐたのを知つたので。合掌。
;慶應義塾大学出版会;2,400円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+3+330頁;;ISBN978-4-7664-1545-2;
はじめのはうで、最近ちよつとだつた話題のマクロビとか――ただ、くだんの食育冊子へのウェブ上での興がりかたも気にかからないでもないのだけど――、ホワイトバンドとかへの肯定的な言及があつて、うーん、と思ふ。
;慶應義塾大学出版会;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;278頁;;ISBN978-4-7664-1404-2;[執筆者]おもだ・そのえ(重田園江)/とさ・ひろゆき(土佐弘之)/はこだ・てつ(箱田徹)/ひろせ・じゅん(廣瀬純)/さかい・たかし(酒井隆史)/しぶや・のぞむ(渋谷望)
岩波新書(新赤版)1141;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;ix+2+222+2頁;;ISBN978-4-00-431141-6;
;岩田書院;2,800円(借覧);A5判;縦組;上製;249頁;;ISBN978-4-87294-500-3;
中世末~近世での変化。
一冊の本、月刊百科(各10月号)。後者には、谷川恵一、齋藤真麻理による佐竹昭広への追悼文が掲載されてゐる。古語雑談がちかく平凡社ライブラリーにはひるみたい。
堺雅人――作品のはじめでの作中年齢が同い年だつたよ――人気なのか、レディスディのためもあつてか、40人くらゐはひつてゐたなかで、男性はわたくしもいれて3人程度だつた。それなりに。ケータイ。田中あさみがわりあひ印象的。
;明治書院;7,800円(借覧);A5判;縦組;上製;4+422頁;;;
目次をうつしておく。
- 第一章 和語の性格
- 源氏物語を通して見た和語動詞の性格について 2
- はじめに
- 一 現代の文章において和語の果たしている役割 3
- 二 和語の基礎的な動詞の性格 : 活用形式と意味との関係 9
- 和語の基礎的な語形
- 和語の一・二音節動詞の性格
- (イ) 四段動詞と上二段動詞との比較
- (ロ) 下二段動詞の性格
- 三 和語動詞の派生 18
- (イ) 和語動詞の派生力
- (ロ) 三音節の派生動詞
- (ハ) 四音節の派生動詞
- 四 和語動詞の複合 21
- 源氏物語の形容詞について : 語基の構成方式と語基の性格を中心に 26
- はじめに
- 一 語基の性質と語基末尾の音との関係 30
- 形容詞語基の末尾母音
- 形容詞語基の末尾の音節
- 二 語基の音節数と語基構成方式との関係 34
- 三 形容詞語基と動詞語尾との関係の仕方 37
- 形容詞語基と一音節動詞語尾との関係
- ク系語基と動詞語尾との関係の仕方
- シク系語基と動詞語尾との関係の仕方
- 反復型語基と動詞語尾との関係の仕方
- 形容詞語基と二音節動詞語尾との関係
- 四 形容詞語基と体言(形容動詞語幹及び名詞)との関係 49
- 語基と形容動詞語幹との関係
- 形容詞と名詞構成の「さ」との関係
- 形容詞語基の名詞修飾方式
- 五 形容詞語基と副詞との関係 53
- まとめ
- 第二章 語彙と作品の性格
- 和泉式部日記の諸本とその語彙 58
- はじめに
- 一 和泉式部日記の系統の異なる諸本の間では語彙にどれくらいの相異があるか 59
- 二 和泉式部日記の同系統に属する諸本の間ではどれくらいの確率でその系統の語彙的特色が保たれているか 63
- 三 最も異文の生じやすい語彙は何か 67
- 和泉式部日記の語彙的特色 71
- はじめに
- 一 和泉式部日記と源氏物語との語彙の共通率について 71
- 二 和泉式部日記語彙の品詞別百分率について 73
- 三 和泉式部日記の異なり語数とその言語量との関係について 76
- 四 和泉式部日記の名詞について
- 結び
- 第三章 和文体と訓読文体における語義の相異
- 「あぢきなし」における二つの意味 82
- はじめに
- 一 訓読文における「あぢきなし」の意味について 85
- 日本書紀古訓の「あぢきなし」
- 宇津保物語の「あぢきなし」
- 遊仙窟傍訓などに見られる「あぢきなし」の一用法
- 二 和文における「あぢきなし」の意味について 94
- 万葉集の「あづきなし」
- 平安朝文学の「あぢきなし」
- 三 「あぢきなし」を通して見た源氏物語と枕草子 100
- 源氏物語の「あぢきなし」
- 枕草子の「あぢきなし」
- 枕草子類聚段と「あぢきなし」と 108
- はじめに
- 一 類聚的章段の表現様式 108
- 「山は」型章段の表現様式
- 「あさましきもの」型章段の表現様式
- 二 「あさましきもの」型章段の性格 114
- 三 枕草子の「あぢきなきもの」の段と「あぢきなし」の意味について 117
- 上代における「あぢきなし」の意味の二系列
- 「あぢきなし」の客観的意味
- 枕草子の「あぢきなし」
- 中古における「あぢきなし」の主情的意味
- むすび
- 第四章 語と表現形成
- 「桐壺巻」冒頭の解釈 : 「あいなく」「あぢきなう」を中心に 130
- はじめに
- 一 「あいなく」をめぐって 140
- 人々の登場
- 女御・更衣の反応
- 上達部・上人の反応 : 「目をそばむ」
- 「あいなく」の解釈
- 二 「あぢきなう」をめぐって 160
- 源氏物語の複合動詞 171
- 一 「思ひ」を前項とする複合動詞について 171
- 二 「おぼし疑ふ」について 176
- 第五章 和歌・和文の助詞・助動詞
- 和歌・和文の助動詞の体系 I : 相互承接の順序と接続との関係 190
- はじめに
- 資料および対象の限定
- 助動詞の位置づけ
- 助動詞の範囲
- 一 助動詞の分類 192
- 助動詞研究の趨勢
- これまでの助動詞の分類
- 二 接続による分類の検討 201
- 助動詞はどんな活用形にでも接続するのか
- 助動詞の接続する活用形
- I 連用形とそれに付く助動詞
- II 終止形とそれに付く助動詞
- III 未然形とそれに付く助動詞
- まとめ
- 和歌・和文の助動詞の体系 II : 相互承接の順序と意味との関係 231
- はじめに
- 一 相互承接を考慮した助動詞の分類 : これまでの主な研究 232
- 二 奈良時代における助動詞相互の承接について 236
- 1 相互承接表 236
- 2 動詞に接続する助動詞 その一 : 使役・自発・受身の形式 239
- a 可能の形式の成立について
- b 使役・自発・受身の助動詞が未然形に接続することの意味
- c 助動詞「ゆ(る)」の基本的意味と派生的意味
- d 使役の意味の性格及び、「使役」と「自発・受身」との意味の対応
- e 使役の助動詞と受身の助動詞との相互承接
- 3 動詞に接続する助動詞 その二 : いわゆる完了・存続の形式 251
- a 「ぬ・つ」「り・たり」の活用に関する問題点
- b 「ぬ・つ」「り・たり」の成立
- c 「ぬ」「つ」の意味の違い
- d 「り」「たり」の意味
- e 「ぬ」「つ」と「り・たり」の意味的関連について
- f 第二グループの助動詞の相互承接について
- g 「ぬ」「つ」の性質の変遷
- 4 用言及び用言相当の単位を構成する「なり」「たり」について 269
- 5 用言に接続する助動詞 その一 273
- (1) 否定の形式
- a 「ず」の活用形式の成立
- b 「ず」と「じ」との関係
- c 否定の助動詞の接続する範囲と日本語における否定の性質
- (2) 推定の形式
- a 「べし」について
- b 「ましじ」について
- 6 用言に接続する助動詞 その二 284
- (1) 存在詞性のもの : 現時点における状況判断の形式
- a 終止形につく「なり」について
- b 「けり」について
- (2) 特殊活用型のもの : 記憶・回想の形式
- (3) 動詞性のもの : 予想・推量の形式
- (4) 形容詞性のもの : 想定の形式
- a む・まし
- b らし・らむ
- c けむ
- d じ
- 三 平安時代における助動詞相互の承接について 311
- 1 相互承接表
- 2 指定表現の変遷
- 3 「まほし」の成立
- 4 「ぬ」「つ」の性質の変化
- 5 「まじ」の成立と平安時代の「べし」
- 6 「めり」の成立と平安時代の「終止なり」
- 係助詞「こそ」について 329
- 一 「ぞ・なむ・こそ」の強調の仕方 329
- 1 「ぞ」の強調
- (1) A類の「ぞ」
- (2) B類の「ぞ」
- 2 「なむ」の強調
- 3 「こそ」の強調
- (1) 独立句の「こそ」
- (2) 従属句の「こそ」
- 二 係助詞「こそ」を通してみた源氏物語と枕草子 350
- 1 枕草子の切れる「こそ」と源氏物語の続く「こそ」
- 2 「こそ―已然形」の用法の展開
- (1) 条件型
- (2) ノニ型
- (3) 切レ結ビ型
- 3 「こそ―已然形」の用法とその表現性
- 4 「こそ―已然形」の使い方を通して見た源氏物語と枕草子
- 5 源氏物語における「こそ」と「なむ」
- 第六章 平安時代の文章活動
- 平安時代の公的文章活動 366
- はじめに
- 一 実用的な文章活動 367
- 概観
- 1 法典の制定
- 格・式の時代
- 弘仁・天長期の格式
- 貞観期の格式
- 延喜・延長期の格式
- 2 公文書の作成
- 勅命伝達の文書
- 天皇に奉る文書
- 官庁のとり交わす文書
- 宣旨
- 駢儷文
- 3 国史の修撰
- 国史修撰の仕組み
- 国史修撰の態度
- 平安期の国史の特色
- 4 公家の日記
- 公家日記の性格
- 公家日記の文章
- 二 文学的な文章活動 385
- 1 漢詩文
- 勅撰詩集の時代
- 別集の時代
- 2 和歌
- 女手と和文 392
- はじめに
- 一 漢字・漢文の地位 393
- 二 かな文字と文章との結び付き 396
- 索引 409
- 既発表論文と本書との関係 417
- あとがき 419
外山滋比古著作集3;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;v+347頁;;ISBN4-622-04853-1;
講座日本美術史 第1巻;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;8+ix+361+6頁;;ISBN4-13-084081-9;[執筆者]ありが・よしたか(有賀祥隆)/たなべ・さぶろーすけ(田邉三郎助)/しまお・あらた(島尾新)/やまもと・つとむ(山本勉)/はやし・おん(林温)/かわもと・けーこ(川本桂子)/まつばら・しげる(松原茂)/くろだ・たいぞー(黒田泰三)/さとー・やすひろ(佐藤康宏)/つかはら・あきら(塚原晃)
非常におもしろくよんだ。ただ、編者による、序 : 調査・記述・考察といふ、はじめの文章で、他人の論を批判するのに直接対象をあげないでおぼめかすやうなかきかたをしてゐるのは、よくないな、と思ふ。谷沢永一が、森銑三の思ひ出すことどもだつたかに、批判は名ざしですべきだ、と苦言をのべてゐたやうな記憶があるけど、そのとほりだ(先日、安田敏朗の愚痴みたいなのをみたときもさう思つたのだけれど)。
;世界思想社;(借覧);A5判;縦組;上製;iv+394頁;;ISBN978-4-7907-1304-3;
NTT出版ライブラリーレゾナント001;NTT出版;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;4+359頁;;ISBN4-7571-0135-X;
このところ、なんかまうかなりゆきづまり感がつよくつて、冒頭で香川照之(出演作をみるの、今月2回目だなあ。妻役の小泉今日子も2回目)がリストラされるところから、結構移入しながらみてしまつて、自分にはたぶん、札束のつまつた封筒をひろふことも、役所広司に突然おそはれることも、実は天才的なピアノの才能があるのをみいだされることもなくて、米軍にはひらうといふ風に、みずから転機をつくることもないのだけれど、それなりに救はれたやうな気分にならなくもなかつた。すくなくともたつぷり映画をみた気分にはなつた。物理的な居場所があるといふのはありがたいことだなあ、とか陳腐なことも思つた。
;現代思潮新社;(借覧);A5判;縦2段組;上製;485+vii頁;;ISBN978-4-329-00454-3;[原著]Jonathan Haslam, The Vices of Integrity, E. H. Carr 1892-1982, Verso, 1999
定本柄谷行人集第1巻;岩波書店;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+330頁;;ISBN4-00-026486-9;
ちくま新書685;筑摩書房;720円(借覧);新書判;横組;並製;188頁;;ISBN978-4-480-06385-4;
白のニットのうへに、黒の、これはなんといふのか、袖なしチュニックでいいのか、よくわからん。水色のソファにこしかけて、ちよつと小首をかしげるやうにして(といふ表現は「ちよつと」と「小」が重複してるかなあ)、くちもとに笑みをふくんで、こちらを見てゐるのが、とてもかはいらしい。
近代日本の思想家6;東京大学出版会;2,800円(借覧);四六判;縦組;並製;ix+320頁;;ISBN978-4-13-014156-7;
いつだつか、わりに最近、なんだつたかのメディアで本書の著者をめにしたとき、金髪でびつくりした。
うーん、あんまり。自己申告の血液型だけで輸血はしないだらうよとか、門前葵の最後のレティサンスがあからさまにすぎるとか、さういふのはおいとくにしても、結局、男のかんがへるところの、女ッてこはい、といふはなしになつちやつてたやうで、あまりおもしろからぬ感じ。原作もそんなだつたつけ。
ミネルヴァ日本評伝選[050];ミネルヴァ書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;2+xxiii+271+11頁;;ISBN978-4-623-04941-7;
寛政二年(一七九〇)一月に、幕府の役人たちは、つぎのような注意を口頭で申し渡された(『御触書天保集成』下、五一四二号)。それは、幕府役人たちの最近の風潮に対する警鐘だった。その風潮とは、人への応対の仕方や文書の文面が丁寧すぎる、というものだった。相手の身分や地位に応じた振舞いをし、文言を用いるはずなので、その度を超すとかえって相手に対して不敬になってしまうのだ、としてその例をあげる。
老中、若年寄、側用人などの幕府重職には、月に数回、登城前対客がある。それは、登城する前に大名や幕臣が陳情などのために老中らの屋敷を訪れ、面談をする機会である。その登城前対客に訪問した幕府役人が、ずっと平伏したままでいる挙動を問題にする。たとえ下級の役人であっても、お辞儀のとき以外は、その顔が老中らに見えるようにすべきだ、と諭す。
ついで、奉行らが老中へ上申するときの文書に、「ご覧に入れ奉り候」「お渡し遊ばされ候」「畏まり奉り候」といった語句を用いていることを、問題にしている。「お目にかけ候」「ご覧にいれ候」「お渡しなされ候」「承知し奉り候」「承知つかまつり候」といった文言でよいのではないか、と言う。老中らの安否を問い合わせる文書に、「機嫌尋ねられ候」などの文言が使われているが、たとえお目見え以下の御家人身分の者であっても、老中に「機嫌尋ねられ候」といった文言を使うべきではないし、「有り難い」などという語句も、将軍に関わらないことに使うべきではない、と戒めている。
丁寧すぎる振舞いや文面は、老中ら幕府重職に対するときだけではなかったらしい。地位や格式の面で上下関係のない同輩同士の文通でも、文面があまりに丁寧すぎて、かえって礼儀に反している、と指摘する。その結果、人情が軽薄になるのでそこのところをよく理解するように、と注意を与えている。相手の人の身分や地位はどうであれ、とにかくへりくだり、慇懃で馬鹿丁寧な応対をしたり、丁寧すぎる文面の手紙や上申書を書く風潮があり、かえって礼儀にそぐわない事態が生まれている、と警告する。幕臣たちの昨今の風潮、とくに丁寧すぎる風潮をわざわざ戒告するのだから、寛政の改革期の老中たちにとってよほど目に余ったのだろう。
この申渡しを読んだ京都町奉行所与力の神沢杜口が、解説を加えている。対等の関係同士ならば、昔は「何々殿」と書いた。それが、いまでは「何々様」と書く。ちなみに江戸時代は、殿と様では様の方が相手を尊んだ使い方である。「何々令しむ」と書くのを止めて「何々致す」に替え、それでも丁寧すぎるのに、上の者におもねって「何々仕る」と書く者もいるほどである。なお、「致す」の方が、「令しむ」より相手を敬っている表現だった。古い書き方を変えない人は、「横柄者」に見られるので、心ならずもおもねった文面にしているのだという。
このような社会の風潮は、この三、四十年でますます強まり、地位が対等の者同士の間でも、まるで主君に宛てて書くかのように、「御機嫌よく」「恐悦」「有り難い」「献上」などと書く。これでは上下の区別もなく、「慇懃尾龍」になる。京都町奉行所でも、奉行が与力に「貴様」と言っている。下僚に対して「貴様」とはどういうことなのだ、と神沢は疑問を投げかける。このように、相手の身分や地位にふさわしい応対の仕方や手紙の文面などが崩れてしまった。相手もところも構わず、とにかくめったやたらに慇懃を尽くし、馬鹿丁寧にすればよいという風潮は、ここ三十年来のことであり、それは意次が台頭してきてからのことだ、と指摘する(「翁草」4)。
;東京大学出版会;(借覧);A5判;縦組;上製;xiv+454+39頁;;ISBN978-4-13-036230-6;
角川選書426;[発行]角川学芸出版・[発売]角川グループパブリッシング;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;307頁;;ISBN978-4-04-703426-6;
時代のことつて歴史をあひてにしようとしてる以上、ちやんとかんがへないといけないのだらうけど、乾善彦、語彙史の時代区分・文字史の時代区分をながめたときに、ちよつとかんがへなくちやな、と思つたことがあるくらゐだなあ(モモ記付古典徒然 日本語史における時代区分についてに、諸家の論の紹介がある)。ていふか、絶対年代に定位するやうな作業すらしたことないしな。
講談社文庫[え-26-1];講談社;533円(100円);文庫判;縦組;並製;289頁;;ISBN4-06-273657-8;
今月3本目の麻生久美子出演作。吉岡澪皇君かはいい。
;NTT出版;(借覧);A5判;縦組;上製;x+5+388頁;;ISBN978-4-7571-4080-6;[原著]Andrew E. Barshay, The Social Sciences in Modern Japan: The Maxian and Modernist Traditions, Berkeley, Los Angeles and London; University of California Press, 2004, xiv+331p.
講座源氏物語研究 第十二巻;;おうふう;(借覧);A5判;縦組;上製;;ISBN978-4-27303462-7;[執筆者]おーうち・ひでのり(大内英範)/きむら・さえこ(木村朗子)/みどりかわ・まちこ(緑川真知子)/はたなか・ちあき(畑中千晶)/チャン・ロンメイ(張龍妹)/キム・チョントク(金鍾徳)/せき・れーこ(関礼子)/かんのとー・あきお(神野藤昭夫)/かわぞえ・ふさえ(河添房江)/たていし・かずひろ(立石和弘)/きたむら・ゆいか(北村結花)/なかがわ・まさみ(中川正美)
;笠間書院;2,200円(借覧);四六判;縦組;並製;vii+311頁;;ISBN978-4-305-70336-1;
おほきくあはく花のうつしだされたシルクスクリーンを背にして、小豆色の帽子とタイツ、白いニットのうへに白いコート。秋だ。
;中央公論新社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;299頁;;ISBN978-4-12-003837-2;
;青土社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;305+iii頁;;ISBN978-4-7917-6398-6;
ホモソに言及しないはうがすつきりしたんぢやないかなといふ感じ。
;春秋社;1,700円(850円);四六判;縦組;上製;192頁;;ISBN978-4-393-36625-7;
稲賀敬二コレクション2;笠間書院;(借覧);A5判;縦組;上製;viii+514頁;;ISBN978-4-305-60076-9;[編集]妹尾好信、[解説]竹村信治
おー、洪水だ。
今月2本目の麻生久美子出演作品で、またファム・ファタール的というかアンコンシャス・ヒポクリット的な女性を演じてゐた。ちよつとやせてる感じ。仲里依紗の力演がひかる。女性の気をひかうとして、自分はダメ男だと自嘲するのは、たんにみつともないだけだとありありとみえたので、自重しよう。
;日本教文社;905円(100円);新書判;縦組;並製;2+230頁;;ISBN4-531-06148-9;「“私”との対面 : 精神分析的出会い論」改題
私はあの『精神分析入門』の邦訳を岩波文庫から出す予定になっている
(p.230)。
明石ライブラリー90;明石書店;(借覧);四六判;横組;上製;357頁;;ISBN4-7503-2278-4;[原題]Sara Mills, Gender and Politeness
目次をうつしておく。
- 序論 7
- 言語モデル
- ジェンダー
- 丁寧さ(ポライトネス)
- 方法論とデータについて
- 本書の構成
- 第1章 言語学的分析の再検討 25
- はじめに
- モデルスピーカー
- 個人と集団
- コミュニケーションと言語のモデル
- 方法論 : データ収集と解釈
- 結論
- 第2章 丁寧さ(ポライトネス)理論の再検討 77
- はじめに
- ブラウンとレヴィンソンの丁寧さ(ポライトネス)理論の問題
- 丁寧さの構成素をめぐる問題
- ブラウンとレヴィンソンのコミュニケーションモデルの問題
- ブラウンとレヴィンソンの方法論の問題
- 分析からみえてくること
- 結論
- 第3章 丁寧さと失礼さ 161
- はじめに
- 丁寧さと失礼さ
- 失礼さの判断
- 階級や人種と失礼さ
- 失礼だと判断した事例の分析
- 結論
- 第4章 言語分析におけるジェンダー 215
- はじめに
- 支配か差異か?
- 二項対立思考をこえて
- 他の変数とジェンダー
- ジェンダー・ステレオタイプ : 女らしさと男らしさ
- 強い女性の話し方
- フェミニスト言語学者と実践コミュニティ
- 結論
- 第5章 ジェンダーと丁寧さ 265
- はじめに
- ジェンダーと丁寧さのステレオタイプ
- ジェンダーと丁寧さをめぐる理論的研究
- ほめことば
- 謝罪のことば
- ジェンダーと丁寧さの分析
- 結論
- 結論 313
- 言語とジェンダー研究
- 言語分析と丁寧さ(ポライトネス)研究
- 訳者あとがき : 「丁寧さ」の奥にあるものは? 325
- 参考文献 335
中公新書ラクレ210;中央公論新社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;189頁;;ISBN4-12-150210-8;
ディスカヴァー携書001;ディスカヴァー・トゥエンティワン;1,000円(借覧);新書判;縦組;並製;182頁;;ISBN978-4-88759-528-6;
アヤカ ウィルソンかはええ(かういふイノセンスのつかひかたは趣味ではないのだけれど)。よくできてゐて、とてもおもしろく、たのしく見たのだけど、ちよつとほろりとするためにこれだけの大仰な装置を必要とするのは、難儀なことだなあ、とも思つた。
歴史文化ライブラリー223;吉川弘文館;1,700円(借覧);B6判;縦組;並製;5+208頁;;ISBN978-4-642-05623-6;
〈1冊でわかる〉シリーズ;岩波書店;(借覧);B6判;縦組;並製;x+197+8頁;;ISBN4-00-026861-9;[原題]John H. Arnold, HISTORY: A Very Short Introduction、[解説]ふくい・のりひこ(福井憲彦)
ちくま、春秋、本郷、未来(各9月号)。戸板康治の歳月がちくま文庫いりするのか。魚雷の眼にひかれた、石原吉郎のノートからのぬきがきがどれもよいな。関幸彦、『吾妻鏡』雑感はおもしろくよんだけど、編著の吾妻鏡必携の訓読法のところはどんな感じなのかな。
最初の辺のサイクリングデートとか、とつても気分がよさそうで、私も白いジャケットほしいな、と思つた。混沌を混沌のままに着地させることができればおもしろいのだけれど、きつとなんらかの破局があるのだらうとは予期してゐたものの、まさかあんな逃避行になるとはな。マザコン男は消え失せろ、といふメッセージにちがひない。
文春文庫[た-66-1];文藝春秋;619円(1割引);文庫判;縦組;並製;367頁;;ISBN978-4-16-771731-5;
かなり人がはひつてて、ひまなくそスノッブどもめ、と自分をたなにあげて思つてたら、をつさん2人にはさまれてみることになりさうだつたので、あわてて最前列に移動。小池栄子がはじめて拘置所にさしいれにゆく辺からちよつとうとうとしてしまつて、気がついたら仲村トオルと小池とが、豊川悦司の兄のはなしを聞きをはるところだつた。どのくらゐねてゐたのかな、と思つてゐたら、小池が、当人は自殺なんてする気はないのに自殺しさうだと心配されるといふのは、つまり、つまらない、生きる価値のない人生をおくつてゐると見られてゐるといふことだ、といふやうなセリフを言つてゐて、ハッとする。
予告篇だつたかで、衝撃の結末、みたいなことをいつてゐたと思ふのけれど、ラストシーンでの小池のうごきからは、なにをしようとしてゐるのかは、ありありとわかつて、だれかとめろよ、としか思へなかつた(「接吻」自体はちよつと意外だつたけれど)。結局、思ひ込みのつよい一途な女はなにをするかわからなくてこはい、といふ女性嫌悪なおはなしであるやうに見えて、あんまり好ましくはうけとれない。小池栄子はなかなかの好演だつただけに、残念な感じ。
;講談社;1,300円(借覧);B6判;縦組;上製;158頁;;ISBN978-4-06-214195-6;
目次をうつしておく。
- I 英語の世界 世界の英語
- 英語学習者の心理分析 10
- 1. 愛される英語
- 2. 急ぐ英語
- 3. 恨まれる英語
- 4. 捜す英語
- 5. 競う英語
- 「体育会系英語」と「文型英語」 29
- 間違いにもいろいろある 36
- クイズを一つ 39
- 大学英語も使いよう 42
- 英語の嫌いなナオキ君へ 45
- わーるど・いんぐりっしず 48
- 1. 誰もが英語を学ぶ理由
- 2. 英語の失ったもの
- 3. World Englishは複数である
- わたしが大学教師を辞めたワケ 56
- II 外国語あれもこれも
- 鏡の国の外国語 66
- ロシア語はふつうです! 73
- ウクライナ語の「火酒」 77
- ベラルーシ語とロシア語の不思議な関係 82
- リトアニア語の夏休み 91
- 言語の秘める力 98
- スラヴ「モツ煮込み」考 101
- 多言語なボサノヴァ 106
- 通訳はつらいよ 114
- 辞書を選ぶときに 117
- 明治大正露語辞典事情 121
- にぎやかな言語学 131
- 純血主義者と原理主義者 139
- モスクワ、シベリア 146
- ポケットに外国語を 156
- 初出一覧 158
;人文書院;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;240頁;;ISBN4-409-24076-5;
陽のあたる窓辺。白い丸テーブルのうへには、朝食なのか、パンやサラダやドーナツがならんでゐる。白いワンピース(?)で、下に黒のスパッツ(レギンスつていふのかな)。両手で(たぶん紅茶の)カップをもつて口もとによせてゐるところ。
私もこの日は、イノダコーヒで女の子とさしむかひで朝食をとるとかありえないことになつてゐて、そのあと地主神社におまゐりしたりもしたけど、別に恋仲といふわけではなくて、むしろ私がCさんに思慕をよせてゐることがその女性には露見してゐることがわかつて、ちよつとはづかつた。
講談社現代新書1675;講談社;920円;新書判;縦組;並製;417頁;;ISBN4-06-149675-1;
京大人文研漢籍セミナー1;研文出版;1,800円(借覧);A5判;縦組;並製;188頁;;ISBN978-4-87636-280-6;
これはおもしろいな。買はうかな。たぶん斯学をまなぶひとにはあたりまへのことばかりなのだらうけど。一往、目次をうつしておく。
- 創刊の辞 / 森時彦 1
- 総説 漢籍の時空と魅力 / 武田時昌(たけだ・ときまさ) 7
- 漢籍とは何か
- 安南本漢籍
- 倭寇のヒロインのアジア漂流
- 準漢籍の出世頭
- 第一回TOKYO漢籍SEMINAR
- 四部分類法と線装本
- 仏教と出版文化
- 文献考証の探偵術
- 京大人文研漢籍セミナー・シリーズの発進
- 錯誤と漢籍 / 冨谷至(とみや・いたる) 37
- はじめに
- 一 錯簡
- 二 伝書の誤り
- 邪馬台国はなかった?
- 景初三年と卑弥呼の鏡 #
私は、草書は唐の初期には、模楷の書体(手本とすべき書体)=楷書となっていたと考えている。従って、楷書手が書写した典籍が草書で書かれていた、特にそれは太宗期以後がそうであった蓋然性は極めて高いと考えられるのである(pp.67-68)。- 漢語仏典 : その初期の成立状況をめぐって / 船山徹(ふなやま・とーる) 71
- 一 大正蔵について
- 大正蔵とはなにか
- 大正蔵の校勘
- 大正蔵の欠点あれこれ
- 大正蔵に収められていないもの
- 二 大蔵経と一切経
- 開宝蔵
- 金蔵
- 開元釈教録
- 大蔵経と一切経
- 三 最初の漢訳経典をめぐって
- 最初の漢訳経典
- 仏教初伝
- スートラと経
- 四 南斉梁初の仏書編纂活動
- 仏典は一つの叢書
- 梁の武帝と仏教類書
- 梁以前の仏典整理編纂事業
- 南斉の蕭子良
- 小結
- 使えない字 : 諱と漢籍 / 井波陵一(いなみ・りょーいち) 119
- はじめに
- 諱
- 三国志演義
- 紅楼夢
- 世説新語
- 避諱
- 避諱の方法(一) : 改字
- 避諱の方法(二) : 空字
- 避諱の方法(三) : 欠筆
- 清朝皇帝の諱
- 順治帝
- 顔氏の命名
- 蘇氏の命名
- 梁氏の命名
- 康煕帝
- 雍正帝
- 琰と倹
- あえて名を呼ぶ
- 諱にまつわるエピソード(一) : 李賀
- 李賀と沢木耕太郎
- 諱にまつわるエピソード(二) : 馮道
- 馮道と李卓吾
- 漢籍はおもしろい : 読書する女性
- 商景蘭
- 遺言と悼亡
- 参考文献
- 漢籍全般に関するもの
- 書写材料(竹簡・帛書・紙)に関するもの
- 大蔵経の成立に関するもの
- 目録学、避諱に関するもの
丸善ライブラリー376・情報研シリーズ10;丸善;760円(借覧);新書判;縦組;並製;158頁;;ISBN978-4-621-05376-8;
久保田啓一といふ名がでてきて、なんで近世堂上歌壇研究者が、と思つたら、NHKにも同名のひとがゐるのだな。
ソフトバンク文庫NF[コ-2-1];ソフトバンク クリエイティブ;950円;文庫判;縦組;並製;693頁;;ISBN978-4-7973-4502-5;[原題]Ron Louis & David Copeland, How To Succeed With Women
;汲古書院;(借覧);A5判;縦組;上製;vi+218+22頁;;ISBN978-4-7629-3565-7;
;ぺりかん社;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;226頁;;ISBN978-4-8315-1181-2;
;ポプラ社;1,200円(810円);四六判;縦組;並製;16+253頁;;ISBN978-4-591-10385-2;
ジェンダー秩序にからめとられてゐることでは、結局ずつと一貫ゐるよなあ、と思ふ。p.215の女性器をみせてもらふエピソードは、ちよつといい話でもあるのだけれど、カップルの男性が女性にみせてやれ、といつて、女性がそれに応じるといふのには釈然としないものがあるな(つて、だうしやうもなくぬるい男フェミきどりだな、自分は)。
角川全書・世界言語学名著選集 第III期 東アジア言語編(2) 第1巻;ゆまに書房;(借覧);A5判;縦組;上製;2+321+2+2頁;;ISBN4-89714-885-5;
山田孝雄は篠山だ - くうざん本を見るをみて、かりてきたもの。pp.86-88につぎのやうにあつた。
(……)關根正直氏の普通國語學にも主格を示す助詞として「の」「が」「は」の三をあげてあつたと覺えてゐる。今に至つては時効にかゝつてゐると云つてもよいから、ここに明かにいふが、著者が日本文法論を命がけで著述するに至つた最初の動機をつくつたのはこり關根正直氏の著書であつた。ここに少しく脱線氣味であるけれどもこの學問の爲にわざと一言しておかう。
著者は丹波國篠山の鳳鳴義塾に國語の教師をしてゐた。當時學校できめられてゐた文法の教科書が上の普通國語學であつた。著者はその主格の助詞の條をそのまゝ受賣的に講義してゐた。ところが一人の生徒があつて質問しつゝ自分らの用ゐてゐる「は」といふ助詞は主格の外のものをも示してゐると云つていろ〳〵實例をあげて質問し、本書の説はわからぬと言ふのであつた。自分の講義は教科書の朗讀の程度のもので、之に即答は出來なかつた。それで答は次の週まで待つてくれと云ひ、さて考ふれば考ふるほど、生徒のいふことが正しくて教科書が正しくないことが明かになつたので、次の授業には生徒にあやまつたのである。而して當時の大學者の國語學といふものが中學二年生よりも劣つてゐるといふことを考へて見たときに、我が國語の學問の貧弱さに悲しくもあり腹立たしくもあつたが、しかしながら、世に大學者も少からぬことだから、正しい説も世に公にせらるゝであらうと、それから一ケ年ばかりの間、國語國文に關する學術上の論説を深く注意して殆ど洩すまいとして讀みあさつたけれど、一人もその正しい説を出すものが無く、いづれも同し樣なことを繰り返してゐるに過ぎなかつた。そこで自分は思つた。こんなことで時日が經過してしまへばわが國語の正しい研究は全く行はれず、しまひには西洋人に日本語を教へてもらふ樣なことになるかも知れぬ。今はまさしく國語の災難に遭うてゐる時である。之を救うて正しいことを明かに示さねばならぬ。それには火事は見つけた人間が先づ消さねばならぬと同じく、かやうなことを見せられた自分が先づ之に沒頭せねばならぬと決心してこゝに日本文法の研究に殆んど半生を捧げたのであるが、その動機は普通國語學といふ書に「は」を主格の助詞としてあつたことにあり、その「は」が主格を示すものか否か、係といふことは如何なるものかといふことに自分の研究の出發點があり、その係といふことが確認せられた所に自分の研究の到着點があつたのである。
山田孝雄の文法関係の著作をよんだのは、たぶんはじめて。目次をうつしておく。
- 凡例 #
復刻にあたり、著者山田孝雄博士の書き込みに基づき、初版の誤植を一部訂正した。また、著者による本文の書き換えに関しては、三男である山田俊雄氏による付記を巻末に記した。- はしがき 7
- 一 語と文 8
- 二 一つの語 14
- 三 單語の種類別け 23
- 四 用言の種類別け 30
- 五 用言の活用と複語尾 46
- 六 助詞の種類別け 66
- 七 「は」と係助詞 84
- 八 語の位格 102
- 九 語の運用の研究と句の研究 125
- 一〇 文の本質 133
- 一一 文の研究の基礎としての句 137
- 一二 句の性質上の種類別け 152
- 一三 喚體の句の種類別け 159
- 一四 述體の句の種類別け 173
- 一五 喚體の句と述體の句との交渉 182
- 一六 句の複雜なる構成 193
- 一七 語の排列の原理 217
- 一八 文の種類別け 232
- 一九 複雜なる文及び文法學の極限 246
- 二〇 未開展の句 257
- 二一 略體の文 264
- むすび 308
- 索引
- 付記
うーん、感想がまとまらなくて、ほかのかたの感想をみる気になれないな。ポピュラリティもたかめだけれど(笑い声もけっこうあがっていた)、性愛と生死とについてのデリケートなとりあつかひがなされてゐるやうにも思へた。そして、なにより大島弓子作品をよみかえしたい気分になりました。いろいろと引照されてゐるのに、こちらのいんでくすが貧弱なせゐで、ぴんとこないところがあるのが、くやしい(だいたい、30もすぎたら、いちにんまへの大人で、大島弓子選集とか、ぽんとそろへてるはずだつたのになー)。大後寿々花、かはいかつた。
;NTT出版;(借覧);四六判;縦組;上製;viii+256+10頁;;ISBN978-4-7571-4156-8;
;春秋社;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;vi+3+239+24頁;;ISBN978-4-393-93023-6;
本が好き!(10月号)。
新潮選書;新潮社;850円(100円);四六判;縦組;並製;238頁;;;
図書誌のこぼればなし欄で訃報をみて。合掌。
;ぺりかん社;7,200円(借覧);A5判;縦組;上製;392+6頁;;ISBN978-4-8315-1170-6;
もっと知りたい! 日本語;岩波書店;1,600円(借覧);B6判;縦組;並製;xi+167頁;;ISBN978-4-00-006839-0;
目次をうつしておく。
- 一 はじめに : 「母語」ではなく「外国語」として 1
- 「母語」ではなく「外国語」として 3
- 日本語学習者の質問や誤用を手がかりに 4
- 二 「どうして「食べって」と言わないの」 : 説明は簡単じゃない 7
- 1 動詞のグループの見分け方 9
- 「くりこる」のテ形 9
- 動詞のグループ 11
- テ形を作るルール 13
- テ形を歌う 16
- 「活用」から「グループ」を考える 18
- 「グループ」から「活用」を考える 19
- 2 「正しい文」と「正しくない文」 22
- 「○」か「×」かを判断する 22
- 「×」の文を直す 23
- 「×」の理由を説明する 24
- ネイティブだからできること 25
- ネイティブでも簡単にはできないこと 26
- 3 「正しいけど、正しくない文」 27
- 「○」か「×」か「?」か 27
- 「○」がつけられない理由 28
- 「?」の理由 29
- 「文法性」と「容認可能性」 30
- 三 「そうですねえー、北京です」 : 文法は日々作られる 33
- 1 「そうですねえー、北京です」 34
- 会話授業の面接で 35
- 「そうですねえー」 36
- 意見を述べるとき、事実を答えるとき 38
- 考えているサイン 41
- 「「です」があるから丁寧です」 42
- 2 「よろしくお願いします」 46
- 「皆さん、よろしくお願いします」 47
- 「では、よろしくお願いします」 49
- 「あと、よろしく」 50
- いつでも、どこでも「よろしく」? 52
- 3 「中国から来ました」 57
- 「どこから来たの?」 57
- 教科書の第一課 59
- 出身地を言うときは…… 60
- 「~から来ました」 62
- アメリカから来たのはいつ? 63
- モデル会話の背後にあるもの 64
- 4 自分だけの文法 66
- 四 「先生、どうですか」 : 日本語にもお国柄 67
- 1 「先生、どうですか」 69
- 大学のキャンパスで 69
- ¿Qué tal? 70
- 2 「お金、ありますか」 72
- 「日本人は、よくお金の話をします」 72
- 「習慣ですか、あいさつですか」 73
- 「他にありますか」 74
- 「ハヒフヘホ」は「アイウエオ」 75
- 常識が働かなくなる!? 76
- 「日本語では直接的な表現は好まれない」 77
- 「ハサンと思います」 79
- 3 「一口、飲ませて」 80
- 「そばにいさせてください」 81
- 「ククスを食べさせて」 83
- 「ちょっとティッシュを使わせて」 85
- 4 「あっさりした和食」 86
- 一つの文でまとめて名乗る 88
- 〈制限用法〉と〈非制限用法〉 89
- 天ぷらは「あっさりした和食」? 92
- 子どもは何人? 94
- 5 母語によっても異なる日本語 95
- 五 「先生は若いし、……」 : ことばの背後に潜む文化や価値観 97
- 1 「海外旅行といっても……」 99
- 予想を裏切る 101
- 「「……」と言っても」 103
- 「広いといっても全員は泊まれません」 105
- 「海外旅行といっても……」 106
- 「ハワイ」といえば…… 108
- 何が「ふつう」か 110
- 2 「カレーも作れます!」 111
- 尺度を含意する「も」 114
- 「計算」のものさし 115
- 「携帯電話」のものさし 118
- 「日本の食べ物」のものさし 118
- 「料理」のものさし 120
- まずは「ものさし」の共有から 122
- 3 「青山先生は若いし、……」 123
- 「~し」でつなげられるのは? 124
- 「若い先生」は好きですか 127
- 「狭いアパート」は? 128
- 4 ことばを教える、文化を教える 129
- 六 「今日はネコ暑いですね」 : 「わかりにくさ」を生みだすもの 131
- 1 「私の国には、こめかみがたくさんあります」 133
- templeを辞書で調べたら…… 134
- 英和辞書いろいろ 136
- 2 「今日はネコ暑いですね」 138
- 「虫暑い」 140
- 「虫」のムシでなく「蒸し暑い」のムシ 142
- 「メタ言語」と「対象言語」 143
- ハルモエナ国にて 144
- 「の」は働き者 146
- 「メタ言語」でことばの世界が広がる 150
- 3 「母が怒って、ドアを蹴りました」 151
- 「Aて、B。」 154
- 「母が怒って」vs.「母に怒られて」 155
- 受身文が本領を発揮するとき 158
- 文脈が主語の解釈を助ける 160
- 4 「誤用」のコレクション 162
- あとがき 165
双書 哲学塾;岩波書店;1,300円(借覧);新書判;縦組;上製;2+170頁;;ISBN978-4-00-028152-2;
新潮文庫[た-86-2];新潮社;400円(1割引);文庫判;縦組;並製;205頁;;ISBN978-4-10-133552-0;「センチメンタルダイエット」改題
白い縁取りの黒のノースリーブ。ポニーテール。
シリーズ言語対照〈外から見る日本語〉第2巻;くろしお出版;3,000円(借覧);A5判;横組;並製;iii+192頁;;ISBN4-87424-368-1;
かういふ研究分野があるんだなー、といふ以上のことはわからないのだけれど、一往目次をうつしておく。
- 「シリーズ言語対照」の刊行に寄せて i
- 第1章 言語に現れる世間と世界 : まえがきにかえて / 中川正之(なかがわ・まさゆき)/定延利之(さだのぶ・としゆき) 1
- 1. 「世間」と「世界」
- 2. 「世間」で見られる表現
- 3. 各論文の位置づけ
- 3.1 菅さやか,唐沢穣「人物の属性表現に関する「具体」と「抽象」」
- 3.2 金田純平「無助詞題目の認知的特徴 : 心内処理と現場性」
- 3.3 澤田浩子「描写に関する個とステレオタイプ : 談話から見る中国語の「存現文」」
- 3.4 湯淺章子「日本語,インドネシア語のナル型受動構文 : 受動表現にみる「世界」と「世間」」
- 3.5 米田信子「マテンゴ語における「未来」と「現在」 : 2種類の時間境界」
- 3.6 定延利之,アンドレイ・マルチュコフ「エビデンシャリティと現代日本語の「ている」構文」;定延利之「心内情報の帰属と管理 : 現代日本語共通語「ている」のエビデンシャリティな性質について」
- 4. なぜ既存の二分法を取らなかったか
- 付記
- 第2章 人物の属性表現に関する「具体」と「抽象」 : 社会心理学的見地から / 菅さやか(すが・さやか)/唐沢穣(からさわ・みのる) 31
- 1. はじめに
- 2. 人物の属性に関する言語表現
- 2.1 社会的認知と言語表現
- 2.2 言語指標を適用する際の問題点
- 3. 対人認知および言語表現に影響を及ぼす要因
- 3.1 集団間葛藤の影響
- 3.2 既存の期待の影響
- 3.3 言語的期待バイアスに関する実験的研究
- 4. 傾性理解の文化差
- 5. まとめ
- 5.1 「具体=個人」と「抽象=集団」
- 5.2 言語表現が社会問題に及ぼす影響
- 第3章 無助詞題目の認知的特徴 : 心内処理と現場性 / 金田純平(かねだ・じゅんぺー) 47
- 1. 無助詞題目
- 2. 無助詞題目と話題
- 2.1 新規題目導入
- 2.2 談話展開と題目
- 2.3 まとめ
- 3. 現場依存性
- 3.1 発話行為と現場性
- 3.2 現場性と想起しやすさ : 情報構造
- 4. 無助詞題目出現の要件をめぐって
- 4.1 無助詞題目の現れにくい発話 : 自在的言表
- 4.2 一般性・総称性・知識
- 4.3 無助詞題目個別具体説とその問題点
- 4.4 知識と経験
- 4.5 まとめ
- 5. 現場性再考
- 5.1 無助詞題目と談話空間
- 5.2 現場内行為の拡張
- 5.3 題目に助詞が現れること
- 6. 結論に代えて
- 第4章 描写に関する個とステレオタイプ : 談話から見る中国語の「存現文」 / 澤田浩子(さわだ・ひろこ) 79
- 1. まえがき : 中国語における「描写性」
- 2. 存現文と描写性
- 2.1 存現文の全体像
- 2.2 「存在のあり方」と描写
- 2.3 不定名詞と数量詞
- 2.4 問題の所在 : 定名詞存現文と裸名詞存現文
- 3. 定名詞の存現文
- 3.1 先行研究
- 3.2 ズームイン効果 : 表情や心情の描写
- 3.3 視野における出現 : 驚き・意外性
- 3.4 定名詞存現文のまとめ
- 4. 裸名詞の存現文
- 4.1 先行研究
- 4.2 象徴的意味
- 4.3 記号的意味
- 4.4 機能的意味と「セット名詞」
- 4.5 裸名詞存現文のまとめ
- 5. まとめ : 2つの「描写性」
- 第5章 日本語,インドネシア語のナル型受動構文 : 受動表現にみる「世界」と「世間」 / 湯淺章子(ゆあさ・あきこ) 105
- 1. はじめに
- 2. 先行研究
- 3. 日本語,インドネシア語の様々な受動表現
- 3.1 'di-受動文'と日本語の「直接受け身」
- 3.2 'ter-受動文'と日本語の「自発的受け身」
- 3.3 'ke-an受動文'と日本語の「第三者の受け身(迷惑受け身)」
- 4. 日本語,インドネシア語の受動表現における「スル型/ナル型」の共存
- 5. 各項の関与と「世界/世間」
- 6. 「スル型」「ナル型」の使い分け
- 7. ニュートラルな「スル型」と結果含意の「ナル型」
- 8. 日本語とインドネシア語との差異
- 9. まとめにかえて : 世間と婉曲
- 第6章 マテンゴ語における「未来」と「現在」 : 2種類の時間境界 / 米田信子(よねだ・のぶこ) 129
- 1. はじめに
- 1.1 マテンゴ語の動詞の構造
- 1.2 マテンゴ語の未来表現
- 2. 「遠未来」と「近未来」
- 2.1 時間的距離
- ① 基本的な境界
- ② イベントのサイズ
- ③ 評価
- 2.2 「現在」との関わり
- 2.3 シーズン
- 2.4 時間指定
- 2.5 イベント境界
- 3. 「現在」と「未来」の境界
- 4. 「スワヒリ語的」な時間と「マテンゴ語的」な時間
- マテンゴ語の名刺クラス
- 略語および表記
- 第7章 エビデンシャリティと現代日本語の「ている」構文 / 定延利之/アンドレイ・マルチュコフ(Andrej Malchukov) 153
- 1. はじめに
- 1.1 「継続」と「くり返し」
- 1.2 「パーフェクト」
- 1.3 「経験」と「記録」
- 2. アスペクト的把握の問題点
- 2.1 「ている」の一般的な意味がとらえ難い
- 2.2 内部状態の表現に関する人称制限が説明できない
- 3. エビデンシャリティのねじれ
- 4. 人称制限
- 5. まとめ
- 第8章 心内情報の帰属と管理 : 現代日本語共通語「ている」のエビデンシャリティな性質について / 定延利之 167
- 1. はじめに
- 2. アスペクト的把握の問題点
- 2.1 「ている」が抽象性を嫌い具体性と結びつくことが説明できない
- 2.2 「ている」が観察対象を必要とすることが説明できない
- 2.3 内部状態表現の人称制限が説明できない
- 2.4 「当然の理屈」の例外性が説明できない
- 2.5 期間表現のえり好みが説明できない
- 2.6 瞬間的なデキゴトを表せることが説明できない
- 3. 「観察」というエビデンシャル
- 4. エビデンシャルと認識論的事情
- 5. 観察の仮想性
- 6. デキゴト情報の帰属 : 回数表現をもとに
- 7. デキゴト情報の管理 : スキャニング表現をもとに
- 8. デキゴト情報を帰属させ,貯め込む3つの水瓶
- 9. 予想させる反論に対して
- 10. まとめに代えて : 「世界の現状」とは?
- 執筆者一覧 193
;バジリコ;2,000円(借覧);A5判;縦2段組;並製;443+iii頁;;ISBN978-4-86238-070-8;
新潮選書;新潮社;(借覧);四六判;縦組;並製;255頁;;ISBN978-4-10-603578-4;
;三一書房;1,524円(借覧);四六判;縦組;並製;257頁;;ISBN978-4-380-07218-5;[著者]さくらい・はるひこ(桜井春彦)/なやま・そーたろー(名山宗太郎)/ほしー・えり(星井えり)/うさみ・さあら(宇佐美サアラ)
;講談社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;309頁;;ISBN978-4-06-214644-9;
講談社学術文庫850;講談社;(借覧);文庫判;縦組;並製;245頁;;ISBN4-06-158850-8;[原題]Paul Claudel, L'Oiseau noir dans le Soleil levant
訳者の訃報があたまにあつて。
外山滋比古著作集2;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;並製;vi+350頁;;ISBN4-622-04852-3;
表題作はいつぺん目をとほしたことがあるはずなのに、全然おぼえてなかつたな。ひどいな。まあ、本書所収、読者の世界に、忘却の創造、といふ節もあるから、いいか。
異本が積極的に肯定され、異本によってそれ以前の版が棄てられるという現実が長い間にわたって存在したことを仮定しなくては、今日、文学史上、あれほど多くの作品が、原形は影形もなくなって、ずっと後世の写本によって伝えられているという事実の説明がつかなくなる
(p.58)。旧仮名の新仮名組みなおしによる異本
(p.59)にも言及がある。けふたまたま、amazonの講談社文芸文庫、保田與重郎文芸論集をめにしたら、カスタマーレビューがかなづかひのことにだけけちをつけてて、なんだかげんなりした。
岩波新書(新赤版)1132;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;xi+224頁;;ISBN978-4-00-431132-4;
新潮新書271;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;207頁;;ISBN978-4-10-610271-4;
新潮新書273;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;189頁;;ISBN978-4-10-610273-8;
恋の青山 ルート246 アイツに逢いにバイク飛ばすの、
若い娘はそういうものなの、と歌つてゐたのぐらいしか思ひ当たらないしなー。
;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;229頁;;ISBN978-4-06-213943-4;
図書(9月号)。
岩波新書(新赤版)1143;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;2+vii+211頁;;ISBN978-4-00-431143-0;
岩波新書(新赤版)1140;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;xi+205+2頁;;ISBN978-4-00-431140-9;
;翰林書房;3,800円(借覧);四六判;縦組;並製;283頁;;ISBN4-87737-239-3;
;吉川弘文館;9,515円(借覧);A5判;縦組;上製;3+444+11頁;;ISBN4-642-02733-5;
没後の編纂書なのだな、ちよつとかなしいものがあるな(生前の文書の紙背をつかつたり、漉返したりして供養経にするはなしもかいてあつて、余計に)。
中公新書1957;中央公論新社;740円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+4+213頁;;ISBN978-4-12-101957-8;
ヴォージュラ「フランス語に関する注意書き」とサロンの時代。
角川叢書40;[発行]角川学芸出版・[発売]角川グループパブリッシング;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;270頁;;ISBN978-4-04-702140-2;
;汲古書院;(借覧);A5判;縦組;上製;8+338+16頁;;ISBN978-4-7629-3549-7;
三国志言説のうけいれのはじまりは太平記なんだ。抄物は言語面だけでなくて、内容もおもしろいものなんだなあ。
傑作といふわけでは全然ないけれど(といふか、佳品ともいひがたい)、そんなに期待値をたかくしてゐなければ、それなりにおもしろく見られる娯楽作品ではあるかな、といふ感じ。しかし、エンディングをみて、これがあのリンダ リンダ リンダをうんだエンジェル大賞作なのか(ほかの応募作はどんなんだつたんだ)、と思ふと、ちよつと日本映画の前途に暗澹たる気もちにもなつた。ピアノが、原田郁子つてむだにすごいな、とか、キサラギの時といひ、香川照之はなんかいつも(といつても、私のみたのは2作だけだけど)ダメ親父役をやつてるなあ(香川がチャン・チュンニン(張鈞甯)と妙なムードをかもしだしてゐるシーンはちよつと気持ちわるかつた)、とか。
美味しい中国茶のみたいなあ。
全集 日本の歴史 第6巻;小学館;(借覧);A5判;縦組;上製;12+364頁;;ISBN978-4-09-622106-8;
それでもきつかったのは、子供が小さかったころ、まわりの方はみなさんどんどん研究成果を上げているのに、思うように論文が書けなかったのはつらかったですね。辞めずに続けられたのは、職場の方たちがとても配慮してくれたおかげです。その点では、同業の主人(本郷和人氏・東京大学史料編纂所准教授)はあんまり。子供が夜泣きしたときに主人がすっと立つので、何かしてくれるのかなと思ったら、そのまま隣の部屋に逃げていくんですよ。いまだにものすごい恨みが残っています(笑)。
最近、主人が少女漫画の大人買いをするようになりまして、先日も『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ)の豪華箱入りセットを買ってきました(月報pp.2-3)。
感想は、twitterで、だらつと書いた。その後、着うたを、恋とマシンガンにかへました。
白のキャミワンピ。ネックレス。椅子にかけて、右ひじを椅子の背について頬杖をつくやうにして、すこし左に首をかしげるやうな感じで、こちらに莞爾と笑みをむけてゐるところ。
定本 柄谷行人集 第5巻;岩波書店;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;vii+277頁;;ISBN978-4-00-026490-7;
;工作舎;2,300円(借覧);四六判;縦組;並製;453頁;;ISBN978-4-87502-410-1;
;紀伊國屋書店;1,600円(100円);四六判;縦組;並製;281頁;;ISBN978-4-314-01033-7;「「やせ願望」の精神病理 : 摂食障害からのメッセージ」を加筆修正
挿画が西島大介。
;[発行]集英社インターナショナル・[発売]集英社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;261頁;;ISBN978-4-7976-7172-8;
;清文堂出版;(借覧);A5判;縦組/横組;上製;iii+330頁;;ISBN978-4-7924-1403-0;
目次をうつしておく。
- 第一章 動詞の活用と解釈
- 第一節 サ変動詞未然形「さ」の成立過程 1
- 一 『玉塵抄』の「セラルル・サラルル」
- 二 『玉塵抄』の「サ・スル」
- 三 「サ・ルル」の成立過程
- 四 『御伽草子』の「せらるる」
- 五 『御伽草子』の「せさする・さする」
- 六 まとめ
- 第二節 「送り迎ひ」と「送り迎へ」 14
- 一 はじめに
- 二 動詞としての「迎ひ」
- 三 名詞としての「迎ひ」
- 四 「迎へ」の用法
- 五 「送り迎ひ」と「送り迎へ」
- 第三節 動詞の解釈三題 29
- 「思ひのごとくも、のたまふ物かな」 29
- 「春の色のいたりいたらぬ里はあらじ」 35
- 「植うるつるぎに照りそひし」 38
- 第二章 補助動詞の史的考察
- 第一節 鎌倉期における丁重語「給ふる」 44
- 一 「し給ひき」と「し給へき」
- 二 「思ひ給へ知る」
- 三 「めを見たまへて」
- 四 丁重語「給ふる」
- 第二節 『御伽草子』の受益表現 53
- 一 補助動詞「たまふ」と受益表現
- 二 本動詞としての「たぶ」の用法
- 三 補助動詞としての「たぶ」の用法
- 四 「他行自利態」としての「たまはる」
- 五 「くれよ」と「えさせよ」
- 第三節 抄物における「候」の用法 70
- 一 はじめに
- 二 『孟子抄』の「候」の用法
- 三 『論語抄』の「候」の用法
- 四 『史記抄』の「候」の用法
- 第三章 形容詞・副詞の考察
- 第一節 『玉塵抄』の情意形容詞 89 #あさましい/あぢきない/うつくしい/かたじけない/かなしい/かはいい/からい/すさまじい/たのしい/をかしい
- 第二節 形容詞の解釈二題 102
- 「生くる人ぞいとつらきや」 102
- 「よしなきことを語りてけるかな」 107
- 第三節 『玉塵抄』の副詞語彙
- 一 はじめに
- 二 『玉塵抄』の副詞語彙 #いぞろ〳〵/えつたらと/きよ〳〵と/くゝと・くゝ〳〵と/くす〳〵と/くぢ〳〵と/ぐつたらと/くつゝらと/くわらと/こかう〳〵と/さいり〳〵と/さゝと/じかと/しやり〳〵と/じよろ〳〵と/しるらと/じをりと/すうすつと/ずらりと/せら〳〵と/そご〳〵と/そんびらと/ちう〳〵と/ちやつ/ちやつ〳〵/ちやんと/ちんほらと/づい〳〵(と)/つぼりと/つんつと/てらりと/とつとつと/とつとゝ/なんめらと/につとらと/によん〳〵と/のんどりと/ばつさらと/ひかりと/ひく〴〵と/ふい〳〵と/ぶうと/ふうわりと/ふつちらと/ふんと/べんと/ぼく〳〵と/まう〳〵と/むせりと/ゆくりと/ゆた〳〵と/ゆつたりと/ゆるらと
- 三 おわりに #あいまちに/かならず/すつでに
- 第四章 推量系助動詞の考察
- 第一節 助動詞「らむ」の詠嘆用法 131
- 「しづ心なく花のちるらむ」 131
- 一 解釈の検討
- 二 省略の順序
- 三 「いぶかしさ・驚き」の「らむ」
- 四 「擬喚用法」と「らむ」
- 五 「花のちるらむ」の解釈
- 「泡をか玉のきゆと見つらむ」 145
- 一 はじめに
- 二 「つらむ」の用法
- 三 「しづ心なく花のちるらむ」
- 四 「か」の意味
- 五 互文法
- 第二節 抄物における反実仮想表現 159
- 一 はじめに
- 二 『御伽草子』における反実仮想表現
- 三 抄物における反実仮想表現(一)
- 四 抄物における反実仮想表現(二)
- 第三節 『玉塵抄』における助動詞「さうな」の用法 175
- 一 視覚的判断としての「さうな」
- 二 「体言+さうな」
- 三 「さうな」の意味
- 四 「さうな」と逆接表現
- 五 「さうな」の複合辞
- 第五章 接続表現と助詞
- 第一節 確定条件表現と解釈 198
- 「渡り果てねば明けぞしにける」 198
- 一 はじめに
- 二 必然確定の構文的特徴
- 三 偶然確定の構文的特徴
- 四 「渡り果てねば」の解釈
- 「いかなる奏事ありけれども」 211
- 一 はじめに
- 二 「けり」の用法
- 三 文中の「けり」
- 四 「已然形+ども」の用法
- 五 「いかなる奏事ありけれども」の解釈
- 「これぞあればよくくふ日」 223
- 第二節 抄物における「も」の反戻用法 230
- 一 「少しも」
- 二 「ちつとも」
- 三 「不定詞+も」
- 四 「いかな…も」
- 五 反戻「も」の派生的用法
- 第三節 反戻の助詞「も」とその派生用法 253
- 一 「誰も知つた」
- 二 「一歩も前へ行かしめ」
- 三 「高祖も剛な人ぢやぞ」
- 四 「酒をも飲まぬぞ」
- 五 「見も返らぬぞ」
- 六 「詩をも作らう」
- 第六章 『長崎版日葡辞書』の語法
- 第一節 『日葡辞書』の述定・装定表現 : SerとEstar 324
- 1 はじめに
- 2 述定・装定とSer・Estar
- 3 述定「~デアル」とSer
- 4 装定「~ニアル」とEstar
- 5 装定「~テアル」とEstar
- 6 Estar・Serと現象文・判断文
- 第二節 『日葡辞書』における「た」の用法 304
- 1 はじめに
- 2 体言に上接する「た」の用法
- 3 文末終止の「た」の用法(一) 過去・完了
- 4 文末終止の「た」の用法(二) 存続
- 5 文末終止の「た」の用法(三) 不完全過去
- 本書と既発表論文との関係 277
- あとがき 280
- 索引 330
ちくまプリマー新書085;筑摩書房;680円(借覧);新書判;横組;並製;127頁;;ISBN978-4-480-68785-2;
;春秋社;3,400円(借覧);四六判;縦組;上製;v+327頁;;ISBN978-4-393-32309-0;[原著]Stanley Cavell, A Pitch of Philosophy: Autobiographical Exercises, Harvard University Press, 1994
ちくまプリマー新書082;筑摩書房;700円(借覧);新書判;縦組;並製;143頁;;ISBN978-4-480-68784-5;
坂部恵集5;岩波書店;4,400円(借覧);四六判;縦組;上製;x+420頁;;ISBN978-4-00-026170-8;
;世界思想社;2,300円(借覧);四六判;縦組;上製;x+246頁;;ISBN978-4-7907-1334-0;
;講談社;1,700円(借覧);四六判;縦組;上製;284頁;;ISBN978-4-06-213939-7;
歴史文化ライブラリー258;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;6+215頁;;ISBN978-4-642-05658-8;
なお、これまでほとんどの研究者が本史料に見える「首陽に赴く」という言葉を「京都に向かう」と解釈しているが、これは中国の首陽山の故事に由来する「餓死する」という意味の慣用表現である
(p.172、本史料
は看聞日記)。
岩波新書(新赤版)1138;岩波書店;740円(借覧);新書判;縦組;並製;viii+226頁;;ISBN978-4-00-431138-6;
50 明朝活字(その歴史と現状)(大阪)(平凡)函書帯 矢作勝美 昭51 一二、〇〇〇がみえる。ちよつとやすめ?
世界史の鏡 情報3;刀水書房;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;v+151頁;;ISBN978-4-88708-503-9;
講談社学術文庫1887;講談社;900円(借覧);文庫判;縦組;並製;256頁;;ISBN978-4-06-159887-4;
合掌。
中公新書1943;中央公論新社;860円(借覧);新書判;縦組;並製;iv+6+282頁;;ISBN978-4-12-101943-1;
講談社現代新書1278;講談社;740円(100円);新書判;縦組;並製;317頁;;ISBN4-06-149278-0;
;吉川弘文館;(借覧);A5判;縦組;上製;6+271+14頁;;ISBN978-4-642-02460-0;
第四部 摂関・院政期の思想動向、第一章 摂関・院政期における本朝意識の構造の、二 知識の日本的再編と本朝意識、1 漢学的著述の和風化、辺とか興味ぶかい。池田源太、奈良・平安時代の文化と宗教、みてみるかな。
講談社学術文庫1852;講談社;900円(借覧);文庫判;縦組;並製;280頁;;ISBN978-4-06-159852-2;
人文社会科学講演シリーズIII;東北大学出版会;1,700円(1割引);四六判;縦組;並製;1+5+212頁;;ISBN978-4-86163-097-2;
目次をうつしておく。
- はじめに / 阿子島香(あこしま・かおる)
- 1 「あいうえお」の言語学 / 後藤斉(ごとー・ひとし) 1
- 一 はじめに
- 二 五十音図と「あいうえお」
- 三 子音と母音の共通性
- 四 五十音の普及 : 『言海』
- 五 近代以前の五十音 : 学問の世界で
- 六 五十音図の成立 : 悉曇学
- 七 「あいうえお」の順序 : インドの音声学
- 八 「あいう」は三角形の頂点 : 調音音声学
- 九 世界の「あいうえお」 : 言語類型論
- 十 まとめ
- 2 古くて新しい古典文法 / 大木一夫(おーき・かずお) 51
- はじめに
- 一 古典作品の世界と古典文法
- 二 ふたつの「けり」
- 三 発見・想起をあらわす過去形
- 四 言語による認識と言語による伝達
- 五 古典語の「けり」再考
- おわりに
- 3 詩の言葉の魅力 / 佐藤伸宏(さとー・のぶひろ) 89
- 4 インドのことばとヨーロッパのことば / 後藤敏文(ごとー・としふみ) 117
- 一 インドのことば
- 二 インド・ヨーロッパ語族
- 三 インド・ヨーロッパ語比較言語学
- 四 インド・ヨーロッパ語族の各語派
- アナトリア語派(Anatolian)
- インド・イラン語派(Indo-Iranian)
- ミタンニのアーリヤ人
- ヒッタイト語が簡素な文法体系をもつ理由をどう解釈するか
- 「海の民」(sea people, Seevölker)
- トカラ語派(Tocharian)
- ギリシャ語派(Greek)
- ヴェネト語(Venetic)
- 水上の防御集落
- イタリック語派(Italic)
- ケルト語派(Celtic)
- ゲルマン語派(Germanic)
- バルト・スラヴ語派(Balto-Slavic)
- まとめ
- 五 終わりに
- 5 漢字の魅力と魔力 : 「反切」の成立とその応用 / 花登正宏(はなと・まさひろ) 165
- 一 はじめに
- 二 漢字の歴史
- 三 中国語の音節はどのようになっているか
- 四 「反切」以前の注音方法
- 五 「反切」とは何か
- 六 「反切」はいつ、どのようにして考案されたのか
- 七 「韻書」の成立
- 八 名前には意味がある
- 九 「反切」は難しい
- 十 撃鼓射字法
- 十一 『鏡花縁』に見られる反切の利用
- 十二 人に知られたくないことは「反切語」を用いて
- 十三 名前を付ける時は慎重に
- 十四 この花押はだれのもの #秀吉、悉
- 読者の皆様へ / 東北大学大学院文学研究科出版企画委員会
- 執筆者紹介
白と黒の花模様のワンピース。あたまにサングラスをのせ、麦藁帽を手にして、すあしで浜辺をあるいてゐるところ。海とかいきたかつたな。
近代日本の思想家5;東京大学出版会;2,800円(借覧);四六判;縦組;;5+342頁;並製;ISBN978-4-13-014155-0;
;お茶の水書房;3,200円(借覧);A5判変型;縦組;上製;iii+322+vii頁;;ISBN4-275-00436-1;
汲古選書40;汲古書院;3,500円(2割引);四六判;縦組;上製;7+xix+283+11頁;;ISBN4-7629-5040-8;
先日の鎌田正だけでなく、諸橋大漢和コンビであつた本書の著者も結構まへにおなくなりになつたのだよなあ。合掌。一往目次をうつしておく。
- 口絵
- 『図説中国印刷史』序 / 傅熹年 i
- 自序 ix
- 第一章 木版印刷のはじまり 3
- 第一節 印刷の起源 5
- 第二節 唐代の印刷 12
- 日本の百万塔陀羅尼経 12
- 韓国の無垢浄光大陀羅尼経 16
- 中国の金剛般若波羅蜜経 17
- 第三節 五代十国の印刷 21
- 第二章 北宋の印刷 27
- 第一節 経巻の印刷 29
- 第二節 外典の開雕 : 南宋の覆刻本から 34
- 重定宋刑統 34
- 太平御覧 35
- 説文解字 37
- 五経正義 38
- 史書 38
- 爾雅疏 40
- 第三節 日本に伝世の北宋版 42
- 御注孝経 42
- 通典 45
- 第三章 南宋の印刷 49
- 第一節 概説 51
- 第二節 地方官公署の出版 53
- 第三節 書院の出版 59
- 第四節 家塾、私宅の出版 61
- 第五節 書肆の出版 64
- 第六節 版刻の特徴 68
- 刊記・木記 68
- 宋諱の闕画 70
- 版形の定着 76
- 大小字数と刻者姓名 78
- 宋版の書体と版下書き 85
- 帯図本 88
- 巾箱本 92
- 略字・俗字等の使用 95
- 第七節 宋版のあれこれ 99
- 第四章 遼の印刷 103
- 第五章 金の印刷 109
- 第六章 元の印刷 117
- 第一節 概説 119
- 第二節 中央官署の出版 120
- 第三節 学校の出版 123
- 第四節 書院の出版 130
- 第五節 家宅の印刷 133
- 第六節 書肆の印刷 137
- 第七節 帯図本と套印本 142
- 第八節 元版の様式 146
- 第九節 元版の書体 150
- 第十節 元版余録 152
- 第七章 明の印刷 157
- 第一節 内府の刊本 159
- 第二節 南北国子監の刊本 159
- 第三節 経廠本 161
- 第四節 藩府の印刷 166
- 第五節 布政司・按察司等地方行政機関の印刷 171
- 第六節 民間の私刻・坊刻 176
- 第七節 帯図本 183
- 事林広記 183
- 飲膳正要 183
- 農書 185
- 宣和博古図 187
- 籌海図編 188
- 方氏墨譜 189
- 程氏墨苑 191
- 三才図会 196
- 人鏡陽秋 198
- 帝鑑図説 198
- 名山勝概図 202
- 天工開物 203
- 史伝演義・詞曲小説類 205
- 第八節 套印本 213
- 第九節 大蔵経と道蔵 215
- 第八章 清の印刷 217
- 第一節 欽定書の内府公刊 219
- 第二節 帯図本 227
- 第三節 套印本 235
- 第四節 類書・叢書 238
- 第九章 歴代の活字印刷 245
- 第一節 宋・元の活字印刷 247
- 第二節 明の銅活字印刷 251
- 華燧の会通館 251
- 華珵 253
- 華堅の蘭雪堂 254
- 安国の桂坡館 256
- 第三節 明の木活字印刷 259
- 第四節 清の活字印刷 261
- 中国印刷史略年表 267
- 跋 / (南京図書館)沈燮元 279
- 索引(書名・人名・事項) 1
;築地書館;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;XVI+10+340頁;;ISBN978-4-8067-1356-2;[装画・マンガ]きあ
ホリプロタレントスカウトキャラバンのおひろめ映画。観客は7、8人。みんな男性で、わたくしより若いだらう男の子が1人ゐたほかは、みんなをつさんだつた。そんなに女子高生が見たいのか(ひとのこといへないけど)。超常的なサービス業の従業員男性の名前がイナバだといふのは、うる星やつらの運命製造管理局員を思ひ出させずにはおかないのだけれど、意識的なものなのかな。あと、バンドつていふ設定なのに、設定だけで演奏もまるでなしで、作中で作詞した曲をエンディングでつかはないとか、ありえん。
新潮新書270;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;189頁;;ISBN978-4-10-610270-7;
んー。
かなりアップめ。自信をふくんでこちらに流し目をくれやる風情。気圧されさう。
ちくま新書734;筑摩書房;760円(684円);新書判;縦組;並製;254頁;;ISBN978-4-480-06435-6;
笠間叢書362;笠間書院;(借覧);A5判;縦組;上製;2+viii+628+32頁;;ISBN4-305-10362-1;
中田大成氏「題詠に於ける「まはして心を詠む」文字について」(和歌文学研究60 平2・4)、家永氏「「まはして心をよむ」詠法に関する一考察」(中世文学39 平6・6)は、実作から帰納することで、「詞の字」を現代の品詞では動詞・形容詞・形容動詞・副詞などほぼ用言に相当することを明らかにした。一方佐藤氏注9前掲論考は、「詞の字」とは当時の理解で「こゑ」の対となるもので、題の中で日本語、つまり訓で読む字を指すとしている(p.417、注10。佐藤恒雄「歌学と庭訓と歌論」『歌論の展開』和歌文学論集7)
金子拓氏「室町殿の帝王学―中世読書史序説」(歴史97 平13・9)は、主に室町幕府将軍の読書始を例として「身体行為としての読書史」を構想する(p.327、注3)。
『ラブ&ポップ』の、なのがかなしい。仲間由紀恵にはたぶん絶対、かぶせられることはないし、本作で重要な役どころをやつてる藤谷文子は、式日の、ではないよ(さういへば式日もここでみたんだつた)。ていふか、何年まへだ。
;大月書店;2,500円(借覧);四六判;縦組;上製;331+vii頁;;ISBN978-4-272-43072-7;
藤井貞文(国学転生史のかただよね)の子だつたのか。
講談社学術文庫1883;講談社;880円(借覧);文庫判;縦組;並製;243頁;;ISBN978-4-06-159883-6;
目次をうつしておく。
- プロローグ 漢字ブーム 7
- 二五〇万以上もの受験者
- 「ハラカ」 : 漢検一級の問題
- 受験者の大半は若者
- 好き嫌いのある文字
- 第一章 漢字との出会い 17
- 1 活版印刷屋の息子に生まれて 17
- 原っぱ育ちの世代
- 生家は印刷屋
- 活字を買いにいく
- 「文選」という仕事
- 「画数」という曲者
- 「卍」は何画か?
- 「牙」は四画か五画か?
- 恩師が出した課題
- 「巨」は《工》部
- 活字の配列方式
- 2 名もなき人びとの文字 38
- 中国文学へのあこがれ
- 中国ブームの時代
- 小川環樹先生のこと
- 基礎科学としての「小学」
- 鄭樵の文字学を卒業論文に
- 新しい文字学の萌芽
- 違和感
- 開けられていない小箱
- 第二章 古代文字を楽しむ 58
- 1 はじめて文字が使われたとき 58
- もって生まれた母語
- 人類最古の文字「古拙文字」
- ヒエログリフの装飾的効果
- ロゼッタ石という奇跡
- 七、八百もの文字の種類
- 原始時代の情報伝達
- 情報を記録して伝達すること
- 古代文字に描かれた「魚」
- 絵画は文字にはなりえない
- 絵文字から文字へ
- 富士山か槍ヶ岳か
- ものの形からできた漢字
- 2 漢字のルーツをさぐる 82
- 足跡から動物の姿を思い浮かべる : 漢字の発明伝説
- 四つの目を持つ人物 : 蒼頡のイメージ
- 象形文字誕生の実際
- 漢字に見える象形文字
- エジプトの象形文字
- キリンの象形文字 #決定詞
- 象形文字解読のキー
- 財産のシンボルとしての「貝」
- 第三章 古代文字の世界に遊ぶ 97
- 1 漢字の作り方 97
- 「文」と「字」 : 重層的構造
- 具体的かつ絵画的に : 象形
- 本、未、刀の由来 : 指事
- 真の勇気は休戦? : 会意
- 「武」の真の意味
- 「櫻」と「梅」 : 形声の作り方
- 「歔欷」はキョキとよむ : 形声の効用
- 2 古代中国人の世界を読む 112
- 「六書」だけにたよることの危険
- 「おんな」をあらわす文字
- 「奻」の意味
- 造字における普遍と特殊
- 古代中国の造字状況を分類する
- 見たままの象形文字
- 中国独自の社会的背景をもつ漢字
- 「当て字」という方法=仮借
- 「東」は信玄袋の形
- 「万」と「卍」の関係
- 第四章 漢字の宇宙 137
- 1 増えつづける漢字 137
- もっとも多くの漢字を収録する字典
- 方言字・国字から未公認の簡体字まで
- 表音文字と表意文字
- 「克林頓」、「布什」 : 音訳字という例外
- 使用時間最長の文字
- 時代に応じて作られる新しい文字
- 歴史的な蓄積
- 永遠に範を垂れる字書を
- 誰もが使ったことがない漢字
- 2 海を渡った漢字 165
- 東アジア漢字文化圏
- 国際共通文字
- 朝鮮通信使との漢文での交流
- 木簡に登場する「鰯」
- 第五章 現代日本と漢字 175
- 1 漢字制限論の流れ 175
- 漢字の危機
- かな書きの日本語
- 「古くさい」文字
- 漢字パズルに夢中になる学生
- デフォルトとしての漢字
- 「目安」としての常用漢字表
- コンピュータで扱われる漢字
- パソコン・ワープロでは書けない漢字
- 漢字はどれくらい必要か
- 2 コンピュータ時代の漢字 195
- 「電子式日本語タイプライター」の登場
- ペンからキーボードへ
- 「単身不妊」、「耳鼻淫行科」!?
- 「親指族」
- 作文とメール
- 「書は人なり」という呪縛
- 電子メールと漢字ブーム
- 音声か文字か
- 永遠の回帰の対象
- エピローグ 漢字の未来 215
- 甲骨発見一〇〇周年
- エピソードの真相
- 甲骨文字はなぜ読めたか
- 甲骨文字における意味の明示法
- 西暦一〇〇年の文字研究
- 「即」と「既」の違い
- 現代のピクトグラム
- 新しい時代の文字
- まとめにかえて 233
- 学術文庫版のためのあとがき 237
- 索引 243
講談社現代新書331;講談社;420円(100円);新書判;縦組;並製;182頁;;ISBN4-06-115731-0;
;新評論;2,400円(借覧);四六判;縦組;並製;318頁;;ISBN978-4-7948-0770-0;[インタビュー]いりえ・きみやす(入江公康)/かしむら・あいこ(樫村愛子)/やぶ・しろー(矢部史郎)/おかやま・しげる(岡山茂)/かただ・かおり(堅田香緒里)
;青土社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;222頁;;ISBN978-4-7917-6355-9;
講談社現代新書1922;講談社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;238頁;;ISBN978-4-06-280040-2;
;世界思想社;2,600円(借覧);四六判;縦組;並製;vi+342頁;;ISBN978-4-7907-1296-1;
国語科解体、とかいさましいことをいつてるわりには普通だなあ、といふ感じ。といふか、現場の役にたつ本なのかだうか、わたくしにはわからないけれど。一往目次をうつしておく。
- はじめに i
- 1章 座談会 臨床国語教育の模索 / 長澤貴(ながさわ・たかし)/牧戸章(まきど・あきら)/難波博孝(なんば・ひろたか)/森美智代(もり・みちよ) 3
- 1. 私たちの授業研究の出発点 : 違和感
- 2. 国語教育における研究とは
- 3. 背負う・見る・聞く
- 4. 臨床国語教育が目指すべきところ
- 2章 私の臨床国語教育の歩み / 難波博孝 27
- 1節 はじめに 私の「臨床国語教育」の歩み : 授業実践編 28
- 2節 私の「臨床国語教育」の歩み : 研究実践編 32
- 0. 前史
- 1. 一九九八年 ラウンドテーブル「本当に必要なことばの力とは何か」
- 2. 一九九九年 学会発表「「ことばの学び」生態史研究II」
- 3. 二〇〇〇年 岡崎市羽根小学校における共同授業研究
- 4. 二〇〇〇年 学会発表A「孤立と引き裂かれの「授業研究」」
- 5. 二〇〇〇年 学会発表B「第一次の出会い : したたかな主体を立ち上げるための共同授業研究」
- 6. 二〇〇一年 ラウンドテーブル「共犯と裏切りの共同授業研究」
- 7. 臨床国語教育研究会の設立と頓挫
- 8. 臨床国語教育研究会部会の成立と継続
- 9. 二〇〇三年 雑誌論文「臨床的なアプローチをどのように有効なものにしていくか : 国語科授業研究を中心に」
- 10. その後の研究発表
- 3節 課題の克服と現在の私の実践 52
- 3章 臨床国語教育の理論的基盤 57
- 1節 「ことばの学び」生成の場への「臨床的アプローチ」 / 牧戸章 58
- (1) 具体性(個別性)
- (2) 主観性
- (3) 対話性
- (4) 多声性
- (5) 身体性
- (6) ローカル性(ミクロな視点)
- (7) 私秘性
- (8) 関係性
- (9) 互恵性
- (10) 生成性(同時性・現場性)
- さらなる課題
- * 「教室における身体」 / 齋藤智哉(さいとー・ともや) 69
- 2節 教育学と臨床国語教育 : 教育学と国語科教育学のはざま / 長澤貴 72
- 0. はじめに : 喧騒と沈黙の場としての教室
- 1. 他文化・他者を語ること : 沈黙への饒舌
- 2. 他文化・他者と語ること : 喧騒への寡黙
- 3. まとめ : 臨床という囁き
- 4. おわりに
- 3節 教室談話を捉える : I-R-Eをめぐるキャズデンの研究成果を中心に / 藤森祐治(ふじもり・ゆーじ) 82
- 0. はじめに
- 1. I-R-Eとは何か
- 2. 非伝統的授業への視座
- 3. 臨床国語教育研究への示唆
- 4. 課題と展望
- 5. おわりに
- 4節 未完のプロジェクトと呼応する教育理論 / 中村敦雄(なかむら・あつお) 93
- 0. はじめに
- 1. シラバスマニュアルにおける教育内容
- 2. 言語観・コミュニケーション観・学習観
- 3. 基礎理論としてのリテラシー論
- 4. 到達度(outcome)重視に内在する哲学
- 5. おわりに
- 5節 臨床国語教育から読む / 小室弘毅(こむろ・ひろき) 103
- 0. はじめに
- 1. 『教育学年報10 教育学の最前線』(二〇〇四、世織書房)
- 2. 『コミュニケーションとしての身体』(一九九六、大修館書店)
- 3. おわりに
- 4章 実践者が行う臨床国語教育 113
- 1節 実践者自らが研究を行うこと / 河野順子(かわの・じゅんこ) 114
- 0. はじめに
- 1. 臨床的研究において実践者が語ること
- 2. 私の臨床国語教育研究の歩み
- 3. 語り得ることと語り得ないこと
- 4. おわりに
- 2節 小学校 : 北九州市における臨床国語教育研究の実際 127
- 0. はじめに / 稲田八穂(いなだ・やほ)
- 北九州市の研究会
- デザイン性と出来事性
- 1. 教師が教師らしく生きることとは / 尾濱邦子(おはま・くにこ)
- 学級担任として
- 学校を取り巻く社会の状況から
- 管理職として臨床国語教育研究会に参加して
- 2. 臨床の学びを学校に返すこと / 内村健太郎(うちむら・けんたろー)
- 3. 「ねうちを見出すこと」と「ねうちを意味づけること」を目指して / 二宮利之(にのみや・としゆき)
- 「読むこと」の学習における過去の自分を振り返って
- 臨床国語教育との出会いで、「読むこと」の指導がどう変わったのか
- おわりに
- 4. 学級崩壊の子どもと向き合う / 北川尊士(きたがわ・たかし)
- 「恐ろしい教室」 : 問題児といじめターゲット
- 「恐ろしい教室」から「楽しい教室」への転換
- 学級崩壊の子どもたちと向き合うことによっての学び
- 5. 子どもと語る大人と語る / 山下恵子(やました・けーこ)
- 二〇〇四年 四年一組
- 実際の指導と手だて
- だっことおんぶ
- 二〇〇五年 職員室
- 3節 中学校 : 交流活動での表現指導 / 小迫洋子(こさこ・よーこ) 149
- 0. はじめに
- 1. 交流活動について
- 2. 交流活動の実際
- 伝える1 : 「伝える」「伝え合う」って……?
- 伝える2 : 橋本香折「ジョーカー」「ささくらハートの女王様」連作による感想文交流
- 伝える3 : 新聞記事「藤沢中学校消化剤噴霧事件」
- 3. 「交流活動」の意味 : 分析と考察
- 4節 高等学校 言説の教育 : メタレベルを問題とする地平へ / 丹藤博文(たんどー・ひろふみ) 171
- 0. はじめに
- 1. ダブルバインドとしての学校言語
- 2. メタレベルへ
- 3. ことばのユートピア
- 5節 短期大学 / 森美智代 183
- 0. 問題の所在
- 1. 意図された学習者への負荷
- 2. 学習者と教師による出来事の分有
- 3. 「考えること」「見つめること」で生きやすくなる
- 4. 「学問」として学ぶこと
- 6節 予備校・大学 : 予備校における問題解決としての「臨床」国語の可能性 / 成田秀夫(なりた・ひでお) 201
- 0. はじめに : 自己語りとしての問題構成(プロブレマティーク)
- 1. 予備校における「国語」教育 : 日常的な問題解決としての予備校教育
- 予備校の変遷と社会的「意義」
- 日常的な問題解決としての予備校教育
- 予備校での「国語」教育
- 2. 大学教育への越境 : あるいは、臨床国語への架橋
- とにかく「現場」へ
- 試行錯誤と問題発見
- 探索と「邂逅」
- 臨床への架橋
- 3. 「国語」から「日本語」教育へ! : 学びのOSとしての「日本語」教育
- 「国語」から「日本語」へ
- 学びのOSとしての「日本語」
- 4. おわりに : 「黒板芸者」の意識の経験の学
- 5章 臨床国語教育における実践者と研究者 229
- 1節 研究者が実践に寄り添って研究を行なうこと / 松崎正治(まつざき・まさはる) 230
- 0. はじめに
- 1. 一般化を目指す研究と観察対象としての実践者
- 2. 研究者と実践者との関係の編み直し
- 2節 教師研究 238
- 1. 実践経験の対話的構築からアクション・リサーチへ / 藤原顕(ふじわら・あきら)
- 2. 史料による臨床的アプローチという矛盾をこえて / 浮田真弓(うきだ・まゆみ)
- 地方教育史という媒体
- フィクションという方法
- エッセイという方法
- 書きついでいくという方法
- 3節 授業研究 255
- 1. 「反省的実践家」としての武田常夫の授業記録に学ぶ : 一人称で授業を語ることの意味 / 鶴田清司(つるだ・せーじ)
- 授業研究の目的と方法
- (1) 授業研究における理論と実践の関係
- (2) 教師の自己形成史という観点
- 「反省的実践」としての授業記録
- 武田常夫が授業を語ることば
- (1) 授業研究の目的 : 「真の授業者」を目指して
- (2) 授業記録における「実践言語」の問題
- まとめ : 授業研究の課題
- 2. 臨床国語教育学の授業論 : 研究者が実践者とともに授業を作る取り組みの実際 / 住田勝(すみだ・まさる)
- はじめに : 研究者が実践者と授業を作る一つの取り組み
- K中学校のこと
- 実践者とのコンタクト
- 『クジラの飲み水』(大隅清治)について
- 大隅さんの論理を追求しようコース
- 大隅さんの頭脳を乗り越えようコース
- 「それは、大隅清治が勝手に言うとることやろ!」
- おわりに : 「臨床」という陥穽
- 4節 学習者研究 : 臨床国語教育における「学習者」とは誰のことなのか? / 原田大介(はらだ・だいすけ) 283
- 5節 教材研究 288
- 1. 「支配的な物語」を揺さぶる探究活動としての教材研究 / 山本隆春(やまもと・たかはる)
- 発達援助に貢献する教材研究
- 「なすこと」と「みること」
- 「リテラシー」を育成する「教科(サブジェクト)」
- 『伊勢物語』第四十五段の読み
- 「自己」と「社会」と「リテラシー」と
- ことばとテクストの探究への「いざない」
- 2. 教材研究における教師と研究者とのパートナーシップ / 佐藤明宏(さとー・あきひろ)
- 研究者と教師と学習者の関係
- 臨床の場への入り方
- かかわり合いの方法
- 教材研究
- 対案授業
- 公立小学校体育の先生との教材研究「動物の体」
- 国語科ベテランの先生との教材研究「ビーバーの大工事」
- 附属の先生のクラスでの対案授業
- 研究者と教師の相互啓発
- 6章 臨床国語教育をすすめるために / 難波博孝 311
- 1節 臨床国語教育とは何か 312
- 1. 国語教育と臨床国語教育
- 2. 臨床教育と臨床国語教育
- 3. 臨床国語教育の目的とアプローチの種類
- 2節 臨床国語教育の枠組み 317
- 1. 臨床国語教育の行為者と対象(者)
- 2. 臨床国語教育の過程(第三者が行なう研究実践に焦点をあてて)
- 3節 臨床国語教育の倫理 323
- 4. おわりに
- 索引 338
- 執筆者紹介 342
中国の歴史12;講談社;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;6+406頁;;ISBN4-06-274062-1;[訳者]大川裕子
;大修館書店;2,300円(借覧);A5判;横組;上製;vi+243頁;;ISBN4-469-22186-4;
目次を写しておく。
- 序章 日本語はいかに日本文化と関わるか
- グローバル化時代の日本語と日本文化 4
- 日本語の「なぜ」 7
- 文法は民族文化 9
- 日本語は「あいまい」か 10
- 日本語を包む枠組み 12
- 第1章 「言うという行為」とモダリティ
- 1.1. 「言うという行為」という単位 16
- 1.2. 「言うという行為」の構造 18
- 1.2.1. 命題のレベル 18
- 1.2.2. メタ・コミュニケーションのレベル 19
- 1.2.3. メタ・プラグマティックのレベル 27
- 1.3. 「言うという行為」と話し手の視点 27
- 1.3.1. 命題をくるむモダリティとコンテクスト 27
- 1.3.2. モダリティー命題とコンテクストを結ぶもの 30
- 1.4. 発話のための判断 : 発話とコンテクストを結ぶもの 31
- 1.5. モダリティ再考 35
- 1.5.1. 英語のモダリティとの異なり 35
- 1.5.2. 日本語の「言うという行為」のモダリティ 36
- 1.6. プラグマティック・モダリティ 42
- 1.6.1. 命題に関するモダリティ 42
- 1.6.2. 場面に関するモダリティ 49
- 1.6.2.1. 人間関係 49
- 1.6.2.2. 状況 52
- 1.6.3. 談話レベルのモダリティ 52
- 1.6.3.1. 言い換え 53
- 1.6.3.2. 何を言うか何を言わないか 54
- 1.7. なぜ日本語のモダリティは豊かなのか 57
- 1.8. 「言うという行為」の制約はどこからくるのか 62
- 第2章 ポライトネスの普遍理論
- 2.1. ポライトネス理論のはじまり 66
- 2.1.1. 生成意味論の発展途上で 66
- 2.1.2. ブラウン&レビンソンの挑戦 68
- 2.1.3. 非西欧からの反駁 71
- 2.1.4. より普遍性のある理論へ 74
- 2.1.5. ヨーロッパのポライトネス研究 76
- 2.2. ポライトネスの概念について 78
- 2.2.1. ポライトネスの普遍性78
- 2.2.2. 'polite'と「丁寧さ」を比べる実証研究 79
- 2.2.3. 日米の対人認識の根源的異なり 92
- 第3章 わきまえのポライトネス
- 3.1. 敬語はなくても良いものか 100
- 3.2. 日本人とアメリカ人の敬語行動の研究から 101
- 3.3. 越中五箇出郷の調査から 106
- 3.4. わきまえのスーパー・システム 108
- 3.5. わきまえの源 113
- 3.6. わきまえの諸相 115
- 3.7. ミクロとマクロのわきまえ 118
- 第4章 敬語のダイナミックな動き
- 4.1. グローバル社会での敬語の存在意義 122
- 4.2. コンテクストで解釈される意味 124
- 4.3. 儀礼形式としての敬語・敬意表現 125
- 4.4. 儀礼としての敬語とポライトネス 128
- 4.5. 敬語はどのようにして品位を表わすのか 134
- 第5章 敬意表現と円滑なコミュニケーション
- 5.1. 21世紀の日本社会のことばの在り方 140
- 5.2. 「敬意表現」誕生の経緯 140
- 5.3. 敬意表現の骨子 143
- 5.4. 敬意表現と国際化 154
- 5.5. 敬意表現のどこが日本文化を維持しているのか 155
- 5.6. 敬意表現と共生のグローバル社会 158
- 第6章 女性語はなぜ丁寧か
- 6.1. 女性語研究と女性の地位の向上 160
- 6.2. 欧米と異なる日本の女性語 165
- 6.3. なぜ女性はより丁寧なことばを使うのか 166
- 6.4. 位相語としての女性語 174
- 6.5. アイデンティティ指標としての女性語 180
- 第7章 ホロン構造型社会の言語使用
- 7.1. 雄弁な説得は美徳か 184
- 7.2. 感じの良いイチローと古田の言葉遣い 185
- 7.3. わきまえと日本型社会システム 187
- 7.4. わきまえの行動原理を求めて 192
- 7.5. ホロンとは何か 195
- 7.6. ホロン型社会のインフラとしての日本語の二層構造 196
- 7.7. ホロン的振る舞いと敬語 198
- 7.8. ホロンシステムの中の「よろしくお願いします」 200
- 7.9. 要素還元主義を超えて 201
- 第8章 〈複雑系〉社会の日本語
- 8.1. 21世紀型知識社会と日本語 204
- 8.2. 「伊豆の踊子」にみる日英語比較 206
- 8.3. 談話にみる日本語 213
- 8.4. 森林の思考・砂漠の思考 218
- 8.5. 異なるわけを求めて 221
- 8.6. 複雑系社会の中の言葉遣い 226
- 参考文献(日本語) 229
- References (English) 231
- あとがき 235
- 索引 241
中公新書1955;中央公論新社;880円(借覧);新書判;縦組;並製;4+320頁;;ISBN978-4-12-101955-4;
二十一世紀叢書;藤原書店;4,200円(借覧);四六判;縦組;上製;474頁;;ISBN4-89434-502-1;
当時の新聞の写真がふんだんにひかれてゐて、感冒の冒字の下のエレメントが、目だつたり月だつたり、効字の旁はたいてい攵でなくて力だつたり、衛字も衞でなくてヰにつくるものが結構あつたり、蔓延はまんねんと連声してたりするのだなあ、と。
新潮新書261;新潮社;700円(借覧);新書判;縦組;並製;223頁;;ISBN978-4-10-610261-5;
;プレジデント社;1,429円(借覧);四六判;縦組;上製;207頁;;ISBN978-4-8334-1866-9;
アキバ通り魔事件をどう読むか!? の浅羽通明の文章に、名があがつてゐたので(よさこい云云で)。
岩波新書(新赤版)1137;岩波書店;700円(借覧);新書判;縦組;並製;v+212頁;;ISBN978-4-00-431137-9;
祥伝社新書111;祥伝社;840円(借覧);新書判;縦組;並製;348頁;;ISBN978-4-396-11111-3;
;勁草書房;(借覧);A5判;横組;上製;xi+224頁;;ISBN978-4-326-40239-7;
南国らしい高い木のならぶ道。黒のノースリーブに、青の花模様のスカート。笑顔からもれる皓い歯がうつくしい。
;岩波書店;4,660円(借覧);A5判;縦組;上製;xi+380+7頁;;ISBN4-00-002805-7;
合掌。目次をうつしておく。
- まえがき
- 序章 3
- 一 これまでの重要な研究 3
- 二 基本的視点と研究の方法 14
- 三 係り結びの構造(一) : 対立的二系列 19
- 四 係り結びの構造(二) : 上下の二類 21
- 第一章 二系列・二類の区別 29
- 一 二系列の区別 29
- モ
- ゾ
- カ
- コソ、ナム(ナモ)
- ヤ
- 二 上下二類の区別 39
- 第二章 ハとモ 45
- 一 基本的用法 45
- イマ・イマハ・イマモ
- ノチ・ノチハ・ノチモ
- シマシ、シマシハ・シマシモ、シマシクハ・シマシクモ
- マタ・マタハ・マタモ
- 二 題目の提示、話の場の設定 59
- 三 用法の多用な展開 70
- 1 テハとテモ 71
- 2 クハとクモ : 「再審」の機構 75
- 3 動詞の連用形を承けるハとモ 79
- 4 疑問詞を承けるハ 82
- 5 併立肯定のモ 87
- 6 文末にあるハとモ 88
- 四 ズハの解釈 91
- 第三章 コソ(付シ) 99
- 一 奈良時代の已然形の機能 : 順接と逆接 99
- 二 「コソ―已然形」の呼応。ド型・ノニ型 106
- ド型
- ノニ型
- 三 単純な強調への展開 113
- 1 已然形の機能の弱まり 113
- 2 「コソ―形容詞連体形」の呼応 118
- 3 シコソ――単純な強調 123
- 四 古今集以後のコソ 126
- 五 宇津保物語の成立論とコソ 137
- 六 源氏物語の成立論とコソ 143
- 七 コソとコソハ 147
- 八 鎌倉・室町時代のコソ 154
- 九 付説(一) : シについて 164
- 一〇 付説(二) : シモについて 174
- 1 奈良時代のシモ 174
- 2 平安時代のシモ 178
- 第四章 ゾとナム 191
- 一 ゾの係り結びの成立 192
- 1 ゾの清濁 192
- 2 終助詞のゾは教示・報知・説明 194
- 3 終助詞ゾの倒置 197
- 二 ゾを含む文の文型 202
- 1 ハとゾとの組合せの文型 202
- 2 接続助詞とゾとの組合せの文型 205
- 三 源氏物語の中のゾ 213
- 四 鎌倉・室町時代のゾ 216
- 1 格助詞との複合形 216
- 2 ゾの係り結びの衰退 218
- 五 奈良時代のナモの意味と用法 224
- 六 平安時代のナム 237
- カクゾとカクナム
- サゾとサナム
- 七 鎌倉・室町時代のナム 253
- 第五章 カとヤ 259
- 一 奈良時代のカ 259
- 二 奈良時代のヤ 269
- 1 文末のヤ 269
- キヤの例
- ツヤの例
- ベシヤ、マシヤ、ズヤの例など
- メヤの例
- 2 文中のヤ 281
- 下に疑問詞が来る形
- 文末に連体形が来る形
- 已然形・副詞・助詞を承けるヤ
- 名詞について反語を導くヤ
- 韻律をととのえるヤ
- 三 平安時代のカとヤ 295
- 1 カからヤへの移行 : 古今集に見る 295
- 見込みのヤ
- 迷いのヤ
- 疑問詞を承けるヤ
- 2 ヤの変質 : 源氏物語に見る 306
- 確言・断定のヤ
- 相手に訊くヤ
- 勧誘・懇請・依頼のヤ
- 反語のヤ
- 並列のヤ
- 四 鎌倉・室町時代のカとヤ 316
- 1 時代的変化と文体の個性 316
- 2 助詞カの用法の年代的変化 317
- 3 助詞ヤの用法の変化 325
- 終章 古典語から近代語へ 335
- 一 係り結びとはいったい何だったのか 335
- 二 係り結びはいかにして亡びたか 341
- 三 係り結びの亡びた後はどうなったか 352
- 注 367
- あとがき 379
- 引用歌索引
;みすず書房;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;xi+374頁;;ISBN4-622-07189-4;
;角川書店;1,300円(650円);四六判;縦組;並製;264頁;;ISBN4-04-883823-7;
ユニ知的所有権ブックスシリーズ NO.8;太田出版;2,800円(借覧);A5判;横組;並製;186頁;;ISBN978-4-7783-1111-7;
;新書館;(借覧);四六判;縦組;上製;285頁;;ISBN978-4-403-23106-3;
講談社;1,900円(借覧);四六判;縦組;上製;325頁;;ISBN978-4-06-214738-5;
坂部恵集4;岩波書店;(借覧);四六判;縦組;上製;x+390頁;;ISBN978-4-00-026169-2;
;河出書房新社;1,900円(借覧);四六判;縦組;上製;215頁;;ISBN4-309-24394-0;
外山滋比古著作集1;みすず書房;(借覧);四六判;縦組;上製;vi+346頁;;ISBN4-622-04851-5;
中公新書1951;中央公論新社;860円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+4+296頁;;ISBN978-4-12-101951-6;
;[発行]日経BP社、[発売]日経BP出版センター;(借覧);四六判;縦組;並製;230頁;;ISBN978-4-8222-4604-4;
未来、ちくま(各8月号)、刀水(No.11)。筑摩の今月の刊行予定に、立岩真也、良い死、の名がみえる。
ブルーバックス B-1186;講談社;760円(借覧);新書判;縦組;並製;235頁;;ISBN4-06-257186-2;
扶桑社新書019;扶桑社;720円(100円);新書判;縦組;並製;222頁;;ISBN978-4-594-05463-2;
ブルーバックス B-1600;講談社;1,100円(借覧);新書判;縦組;並製;324頁;;ISBN978-4-06-257600-0;[原題]Colin Bruce, SCHRÖDINGER'S RABBITS: The Many Worlds of Quantam.
現代自由学芸叢書;創文社;4,200円(借覧);A5判;縦組;上製;xi+287+22頁;;ISBN4-423-73078-2;
;笠間書院;11,000円(借覧);A5判;縦組;上製;419+39頁;;ISBN978-4-305-70348-4;
浴衣ヽ(´ー`)ノ レースの日傘。
全集 日本の歴史 第5巻;小学館;(借覧);A5判;縦組;上製;12+382頁;;ISBN978-4-09-622105-1;
再発見 日本の哲学;講談社;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;278頁;;ISBN978-4-06-278756-7;
;勉誠出版;(借覧);A5判;横組;並製;viii+290頁;;ISBN4-585-03157-X;
舩城俊太郎、湯沢質幸両氏は、大学同級生として親しい間柄
(p.ii)なのか。韻書によくあふといふのは、しかし、字音資料としてはあんまり評価できないのではないのかなあ、と思ふけど、よくはわからない。といふか、あふかだうかもたしかめなくちやわからなかつたわけだしなあ。目次を写しておく。
- 序文 / 船城俊太郎 i
- 序編
- 一 問題の提起と研究の目的 1
- 二 研究の素材 2
- 三 先行研究について 4
- 四 研究方法、本書の構成及び素材の概観
- 1 観智院本『類聚名義抄』の三内撥音
- 2 心空『法華経音義』の三内撥音
- 3 文明本『節用集』の三内撥音
- 4 『下学集』や『和玉篇』の三内撥音
- 5 中世通俗三辞書の中の文明本『節用集』の三内撥音
- 第一編 文明本『節用集』の音注加点の字音史的意義
- はじめに 22
- 第一章 文明本『節用集』の音注加点 23
- 一 見出しの表出単位 23
- 二 音訓加点 26
- 1 単字単位見出しの音訓加点
- 2 語単位見出しの音訓加点
- 三 音注の状況について 40
- 第二章 文明本『節用集』とほかの中世期辞書 43
- 一 文明本『節用集』と『下学集』 43
- 1 狩谷棭齋自筆校正本『下学集』
- 2 室町中期寫『下学集』(村口四郎蔵本)
- 3 文明本『節用集』と『下学集』
- 4 まとめ
- 二 文明本『節用集』と『和玉篇』 52
- 1 『玉篇要略集』
- 2 弘治二年本『和玉篇』
- 3 まとめ
- 三 文明本『節用集』と慶長十七年本『聚分韻略』 56
- 1 漢音と唐音の対応する例
- 2 部分的に対応する例
- 3 対応なしの例
- 4 まとめ
- 四 文明本『節用集』と弘治二年本『節用集』 66
- 1 加点の種類
- 2 字音体系
- 第三章 結語 69
- 第二編 喉内撥音字の母音から見た呉音と漢音
- はじめに 75
- 第一章 文明本『節用集』と観智院本『類聚名義抄』の音形の分布 76
- 第二章 両書音形の異同及び字音体系との関係 81
- 一 文明本『節用集』の場合 81
- 二 観智院本『類聚名義抄』の場合 82
- 三 両書の比較 83
- 第三章 主母音から見た両書字音の状況と字音体系との関係 87
- 一 同じ主母音を持つ同摂字の音形 87
- 二 主母音が同摂仲間と違う音形 88
- 三 まとめ 89
- 第四章 両書音形の等による検討 91
- 一 文明本『節用集』の音形を等に対照して 91
- 二 観智院本『類聚名義抄』の音形 94
- 三 結語 101
- 第三編 舌内唇内撥音字の母音から見た呉音と漢音
- はじめに 107
- 第一章 墨筆音注と朱筆音注における母音の違い 109
- 第二章 墨筆音と朱筆音の体系 113
- 一 墨筆音の体系 113
- 二 朱筆音の体系 117
- 三 まとめ 121
- 第三章 朱筆音の実態の分析 123
- 一 墨筆音[-e]→朱筆音[-a]のグループ 123
- 1 二等山産襉刪豏銜鑑韻字の朱筆音注加点例
- 2 三、四等の元阮琰韻字の朱筆音注加点例
- 3 唇音合口字の朱筆音注加点例
- 二 墨筆音[-o]→朱筆音[-i][-u][-e][-a]のグループ 132
- 1 [-o]→[-i]のグループ
- 2 [-o]→[-u]のグループ
- 3 [-o]→[-e]のグループ
- 4 [-o]→[-a]のグループ
- 三 墨筆音[-i]→朱筆音[-e][-o]のグループと[-u]→[-o]のグループ 137
- 1 [-i]→[-e][-o]のグループ
- 2 [-u]→[-o]の対応例
- 四 結語 138
- 第四編 入声字の母音から見た呉音と漢音
- はじめに 143
- 第一章 文明本『節用集』入声字音注加点の分布 145
- 第二章 墨筆音注加点と朱筆音注加点の音形の異同 155
- 一 韻尾の仮名音注の違い 155
- 二 母音の違いについて 159
- 第三章 朱筆音注加点の考察 163
- 一 朱単音注加点の音形上の特徴 163
- 1 入声字韻尾[k]の場合
- 2 入声字韻尾[t]の場合
- 3 入声字韻尾[p]の場合
- 二 母音による考察 176
- 第四章 結語 187
- 終編
- 一 本研究の結論 195
- 二 今後の課題 198
- 主な参考文献一覧 199
- 一 辞書・韻書類
- 二 著書類
- 三 論文類
- 附録
- I‐〔文明本『節用集』墨筆・朱筆音注加点対応例リスト〕 205
- II‐〔文明本『節用集』喉内撥音字音注加点例リスト〕 229
- III‐〔文明本『節用集』舌内唇内撥音字朱筆音注加点例リスト〕 239
- IV‐〔文明本『節用集』入声字朱筆音注加点例リスト〕 259
- あとがき 289
講談社学術文庫1881;講談社;1,200円(借覧);文庫判;縦組;並製;402頁;;ISBN978-4-06-159881-2;[原題]Ruth Benedict: Patterns of Culture.
感想は、http://d.hatena.ne.jp/viewfromnowhere/20080803/1217789190にちよつとかいてる。
;青木書店;3,500円(借覧);A5判;縦組;上製;vii+376頁;;ISBN978-4-250-20808-9;[執筆者]磯前順一/田中聡/内田好昭/李成市/林淳/赤澤史朗/ハリー・D・ハルトゥーニアン/酒井直樹、[訳者]磯前順一/星野靖二/高橋原
うーん。あんまり。
;青木書店;3,500円(借覧);四六判;縦組;上製;viii+300頁;;ISBN978-4-250-20812-6;
つまらない。上田耕一郎を、他者との“対話”は生まれない
(p.98)と非難できたすぢあひぢやないと思ふ。
;みすず書房;3,000円(借覧);四六判;縦組;上製;5+327+2頁;;ISBN4-622-07184-3;
;勁草書房;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;xi+222+xviii頁;;ISBN978-4-326-65329-4;
;[発行]早稲田文学会・[発売]太田出版;2,200円(借覧);四六判;縦組;並製;254頁;;ISBN978-4-7783-1123-0;
合掌。
井伏さんが詠んだ唯一の俳句ということになっている
らしい、冬の夜や/いやです/だめです/いけません
の上五を、春の夜や、だとまちがつておぼえてゐた(p.57)。
- 平成二十年七月三十日
- 「何う」は「どう」であつて「だう」ではないのだけれども、正かな派にすら「だうも」なんて書いてゐる人がゐたりする。何なのだらう。
なぜ、だう、と書いてゐるのか、過去にかいたものを以下にまとめて引いておく。
岡島昭浩「旧仮名遣変換について」(http://kuzan.f-edu.fukui-u.ac.jp/zatu/qkana.txt)に教へられて、柳田征司「『ドウ』(如何)の成立」(「国語と国文学」第55巻第5号〔通巻651号〕、昭和53年5月特集号「日本語の語彙」、pp.79-96.)を読む。
- 「カク」(斯)がウ音便を起して「カウ」となり、更にそれがオ段開長音化した。
- そのオ段開長音形に引かれて、「サ」(然)がオ段開長音化した。
- こうして出来上がったオ段開長音「カウ」「サウ」に対して、体系の空白をうめる形で不定称が産み出されて、『ドウ』が成立した。
といふことで、開長音なら仮名遣は「ダウ」になる訳だけど、
ドレ・ドコ・ドチ・ドノ→ドウという横からの力が働いて合長音形で成立した可能性もあるみたい。開合のこととか、キリシタン資料のこととか勉強する必要があるなあ。
旧仮名遣変換については、現在は、http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/zatu/qkana.txt、http://www.ne.jp/asahi/nihongo/okajima/zatu/qkana.txtにある。
永田論文は、歴史的仮名遣なのだけど、最う/何うを、まう/だうと書いてゐるなあ。まうについては、濱田敦が「ま」(「いま」の「ま」)の長呼で、まう、ではないかとどこかで書いてゐたやうに記憶するほか、工藤力男も山田俊雄、日本のことばと古辞書への書評で、名語記をひいて、まう、ではなかいかと書いてゐた。――
古代の和語の語中末には音便によらない母音音節が存しないという原則に従うと、「もう」は中世以後に忽然と出現した語ということにならないだろうか。半世紀近い昔、著者も編纂に加わった『新潮国語辞典現代語・古代語』の「もう」の項には、歴史的仮名遣を「まう」とする説がある、としている。その「まう」は、「いま」から語頭音が落ちた「ま」を長呼した語かと思われる。右の辞典にも、「ま」は「いま」の約か、とあった。ならば、『日葡辞書』の"Mŏfaya"、『名語記』巻二の「イマハトイフヘキイヲイヒケチテマトハカリイヘル也」(43オ)を傍証に、歴史的仮名遣で書くなら「まう」がふさわしいのではないか。現代語に残る「もはや」は「いまは早」の崩れたもので、世上によく見る「最早」は論外の当て字だ、わたしはそう考える。(p.172)――だうについては、山田忠雄、北原保雄、加藤正信、柳田征司が、だうではないかとしてゐることは、室山敏昭、国語学会研究発表会発表要旨 鳥取県地方方言の情態副詞「ダーニー」の由来に簡潔にまとまつてゐる(最うも開合の区別を存する方言のはうから解明できないのかなあ)。
日本語と韓国語の、331 名前:娜々志娑无 ◆NcNEDmUA 投稿日:2001/10/02(火) 14:10 ID:.Qu4jOhQ
の投稿をみると、『講座方言学』の『中国四国地方の方言』
にも、同様のことがかかれてゐるみたい。
九大のIRで語文研究誌がいくつか見られるのに気がついた。迫野虔徳、指示詞におけるコソアド体系の整備を見て、最近不定詞「ドー」の仮名遣を「だう」にしてゐたのだけれど、「どう」のはうがいいのかなあ、と思ひもしたのだけれど、結局のところはよくわからない。
以前、歴史的仮名遣をフランケンシュタインの怪物みたいとかいたことについて、鳩笛雑記帳で疑義を呈されたことがあつたのだけれど、こんなに種種の資料をよせあつめても、文献主義的には仮名遣が決定しづらいのをそんな風に感じたのでした。
定本 柄谷行人集 第4巻;岩波書店;2,600円(借覧);四六判;縦組;上製;viii+267頁;;ISBN4-00-026489-3;
言語は死んだり、天寿をまっとうしたりはしません。ただ、急死することならある。(……)しかし、何と言おうが、言語は有機的組織などではない。人間とは別個に存在する植物みたいなものではない。それは、生まれたり死んだりするような生命を負ってはいません。(……)言語は有機化もされてもいなければ、自分で死滅することもない。衰えもしなければ成長もしません。(……)そして、最後に、言語は生まれることさえありません。(「ジュネーヴ大学就任講演」、『沈黙するソシュール』同前)(pp.183-184.)
日本語と同じシンタックスをもった言語をもつ他の文化において、以上のような(辞詞論的な)発想が見られない。ということは、「日本語の論理」は、日本人が「帝国の言語」を特殊なやり方で受け入れて漢字・仮名交用のエクリチュールを編み出した、歴史的経験に根ざしている、ということを意味するのである(ネーション=ステートと言語学、p.201)。
中公新書1009;中央公論社;(借覧);新書判;縦組;並製;iii+6+222頁;;ISBN4-12-101009-4;
これから言語学編集者になる人のためのブックリストで、最初にあげられてゐて、全然しらない本だつたので、かりてきてみたのだけれど、とてもおもしろくよんだ。わたくしなんかつい簡単に、民族とか、人種とか、あるいは言語の境界とか虚構だと知的太平楽をくちにしてしまふけれど、それらに対してこんなに緊張感をもつてむきあはなくてはいけない場といふのがあるのだよなあ。
;朝日新聞出版;1,900円(借覧);四六判;縦組;上製;277頁;;ISBN978-4-02-250408-1;
;北大路書房;(借覧);A5判;横組;上製;v+191頁;;ISBN978-4-7628-2550-7;
しごくおほまかにまとめると、日本語のリーディングで、漢字がなにか特殊なはたらきをしてゐるといふのは、表記文字の迷信
(DeFrancis, J. 1984 The Chinese language: Fact and fantasy.)であつて、漢字でよくかかれる語は漢字でかいてあるとよみやすく、ひらがなでよくかかれる語はひらがなでかいてあるとよみやすく、カタカナでよくかかれる語はカタカナでかいてあるとよみやすいといふ、要はなれの問題だ、といふ理会でいいのかなあ(第II部でなにをやつてゐるのかが、ぜんぜんわかつてないのだけれど)。この研究ではあつかつてないのだけれど、おそらくはローマ字をふくめても妥当するのだと思ふけど、文/文章の単位だと、だういへるのかもしりたいな。
以下に、目次を写しておく。
- はじめに i
- 第I部 単語の視覚的認知における表記の親近性効果に関する検討
- 第1章 日本語における表記差研究の問題点と本研究の位置づけ 2
- 第1節 話しことばと書きことばの対応関係 2
- 第2節 日本語の表記システム 5
- (1) 表記システムの変遷
- (2) 日本における書きことばのはじまり
- (3) ひらがな文字とカタカナ文字の歴史
- (4) 日本語表記システムの特徴
- (5) 現在の日本語における漢字とかな文字
- 第3節 単語の視覚的認知における音韻的符号化の役割 13
- (1) 心理学的研究における書きことば
- (2) 話しことばとしての単語と書きことばとしての単語の関係
- 第4節 単語の視覚的認知における音韻的符号化の役割に関する議論の歴史 16
- (1) Rubunstein et al. (1971a) の研究
- (2) 音韻的符号化を支持する研究
- (3) 音韻的符号化を支持していない研究
- (4) 認知神経心理学的研究からの知見
- (5) 二重ルートモデル
- 第5節 1980年代中頃までの単語認知における日本語の表記文字の影響に関する研究 24
- (1) 単語認知における表記文字の影響
- (2) 表記文字を扱った神経心理学的研究
- (3) 表記文字を扱った認知心理学的研究
- 第6節 問題の所在 28
- (1) 研究の視点
- (2) 第I部の研究の構成と目的
- (3) 本書の研究で主として用いる言語刺激
- 第2章 日本語処理における漢字単語の優位性の再検討 35
- 第1節 日本における読書障害の発生率に問する再検討(研究1) 35
- 問題
- 方法
- 被験者
- 手続き
- 結果
- 読書障害の発生率について
- 読書障害の知能指数分布
- 考察
- 第2節 漢字単語とかな単語の意味判断課題に及ぼす表記の親近性効果(研究2) 43
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第3章 意味的プライミングに及ぼす表記の親近性効果 : 綴り深度仮説の検討 52
- 第1節 かな単語の意味的プライミングに及ぼす表記の親近性効果(研究3) 52
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第2節 命名課題における表記の親近性効果と意味的プライミングに刺激提示の操作が及ぼす影響(研究4) 61
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第4章 言語連想に及ぼす表記の親近性効果の検討 66
- 第1節 言語連想反応と表記文字 : 問題の所在 66
- 第2節 視覚提示による清音1文字音節からの連想語に及ぼす表記文字の効果(研究5) 73
- 問題
- 方法
- 被験者
- 刺激用冊子の作成
- 手続き
- 結果と考察
- 連想価
- 各刺激文字に対する主たる連想語
- 主たる連想語における外来語率
- 全連想語における外来語率
- 第3節 聴覚提示による清音1音節からの連想語(研究6) 77
- 問題
- 方法
- 被験者
- 刺激材料
- 手続き
- 結果と考察
- 連想価
- 主たる連想語における外来語率
- 研究5の結果との比較
- 第4節 視覚提示による清音2文字音節からの連想語に及ぼす表記文字の効果(研究7) 80
- 問題
- 方法
- 被験者
- 刺激冊子の作成
- 手続き
- 結果と考察
- 各提示条件における反応率
- 各提示条件における外来語率
- 第5節 言語連想研究からの総括的提言 86
- 第II部 単語の視覚的認知における頻度効果に関する検討
- 第5章 頻度効果の再検討と本研究の位置づけ 92
- 第1節 単語の頻度効果 92
- 第2節 単語の頻度効果と単語認知モデル 94
- (1) 走査モデル
- (2) 活性化モデル
- 第3節 頻度効果に対する疑義 99
- (1) Balota & Chumbley の主張とそれを支持する研究
- (2) 頻度と親近性の測定法に関わる問題
- (3) 実験的操作の困難性
- 第4節 視覚的経験の表層的側面と深層的側面 104
- (1) 同音偽単語を用いた研究からの示唆
- (2) 表記の親近性にもとづく頻度効果の検討
- 第5節 問題の所在 109
- 第6章 単語の視覚的認知課題に及ぼす頻度の表層的側面と深層的側面の検討 111
- 第1節 問題 111
- 第2節 語彙判断課題における頻度の表層的側面と深層的側面の検討(研究8) 113
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 第3節 命名課題に及ぼす頻度の表層的側面と深層的側面の検討 : 刺激として単語のみを用い,条件間でランダム提示した場合(研究9) 118
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第4節 命名課題に及ぼす頻度の表層的側面と深層的側面の検討 : 刺激として単語のみを用い,条件間でブロック化されたリスト構成の場合(研究10) 120
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第5節 総合的考察 123
- (1) 頻度の深層的側面が頻度効果に及ぼす影響について
- (2) 頻度の表層的側面が頻度効果に及ぼす影響について
- (3) 語彙判断課題と命名課題
- (4) 単語認知モデルとの関連
- (5) 英語圏の同音偽単語実験
- 第7章 命名課題に及ぼす頻度の2側面の検討 128
- 第1節 外来語単語と非単語を含む刺激リストを用いた命名課題 128
- 第2節 単語類似性の低い非単語を混入させた刺激リストを用いた命名課題(研究11) 130
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第3節 単語類似性の高い非単語を混入させた刺激リストを用いた命名課題(研究12) 134
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第4節 日本語と外来語の混合した刺激リストを用いた命名課題(研究13) 136
- 目的
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第5節 本章のまとめ 139
- 第8章 頻度の2側面と単語の視覚的認知課題で確認されている諸効果 141
- 第1節 はじめに 141
- 第2節 反復効果と頻度効果 142
- 第3節 頻度の表層的側面が反復効果に及ぼす影響(研究14) 145
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第4節 頻度の2側面が反復効果に及ぼす影響(研究15) 151
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 促進量について
- 考察
- 第5節 不鮮明化効果と頻度効果 158
- 第6節 頻度の表層的側面と不鮮明化効果(研究16) 160
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第7節 頻度の2側面が不鮮明化効果に及ぼす影響(研究17) 165
- 問題
- 方法
- 被験者
- 装置および刺激
- 手続き
- 結果
- 考察
- 第9章 総合的考察 170
- 第1節 総合的考察 170
- 第2節 今後の課題 177
- 引用文献 180
;早川書房;1,800円(1割引);四六判;縦組;上製;350頁;;ISBN978-4-15-208941-0;
野心的ですこぶるおもしろい。
黒と白のチェックのミニワンピにジーンズ。バスのなかで、手すり棒にもたれるやうにして立つてゐるところ。
再発見 日本の哲学;講談社;1,300円(借覧);四六判;縦組;並製;230頁;;ISBN978-4-06-278755-0;
また昭和二年(一九二七)から四年(一九二九)にかけて、「文藝春秋」に無署名で連載された「アルチュル・ランボオ伝」「シャルル・ボオドレエル伝」をはじめ、かなりの述作が全集未収録である
(p.226)。まだ新全集のネタがあるのか。
中国の歴史11;講談社;2,300円(借覧);四六判;縦組;上製;6+426頁;;ISBN4-06-274061-3;
;[発行]日経BP社、[発売]日経BP出版センター;(借覧);四六判;縦組;上製;271頁;;ISBN978-4-8222-4583-2;
中国語の「幹部ganbu」がもともとフランス語「cadre」からロシア革命を経て、中国共産党の用語としてそのコンセプトが導入されたのは、あまり知られていない。むしろ日本語の「幹部」がそのまま逆輸入されたと見るむきが多い(p.265)。
リストアップされてないな。といふか、書誌データの人名を、それもその本そのものから判明するときだけしか書いてないからな。でも、あべ・やすしさんに、すばらしい
、といつていただけたのはうれしかつた。坂口安吾の「新カナヅカヒの問題」「敬語論」「戦後文章論」を入力したのも、坂口安吾の おもしろさの影響がちよつとあつたのだけれど、さうしたら、はてな移転時に利用してもらへて、ありがたいことでした。
;岩波書店;3,400円(借覧);四六判;縦組;上製;xi+330+20頁;;ISBN978-4-00-022482-6;
講談社選書メチエ392;講談社;1,500円(借覧);B6判;縦組;並製;222頁;;ISBN978-4-06-258392-3;
草臥させたに
そうがとルビがふつてあるけど(p.48)、くたびれさせた、ではないのかなあ。
なお、「中国人」とあるのは引用で誤りではない。原文の表記通りである、
なお、引用文中の「中国」は原文表記のとおりである(p.204)といふことわりがある。
;くろしお出版;2,500円(借覧);A5判;横組;並製;iii+227頁;;ISBN978-4-87424-396-1;
目次を写しておく。
- 導入 / 金水敏(きんすい・さとし) 1
- 第1部 「対照役割語研究への誘い」 7
- 第1章 役割語の個別性と普遍性 : 日英の対照を通して / 山口治彦(やまぐち・はるひこ) 9
- 1 はじめに
- 2 翻訳にみる役割語の日英比較
- 3 英語に見る役割語のかたち
- 3.1 視覚方言と非標準的つづり : 方言話者のことば
- 3.2 ピジン英語と「引き算式」マーキング : 中国系探偵のことば
- 3.3 人称という名のオプション : しもべ妖精ドビーのことば
- 3.4 幼児語と擬音語 : トゥイーティーのことば
- 3.5 英語が背負うハンディキャップ
- 4 フィクションにおける不自然なことば : 役割語の普遍性と巨視的コミュニケーション
- 5 おわりに
- 第2章 キャラ助詞が現れる環境 / 定延利之(さだのぶ・としゆき) 27
- 1 はじめに
- 2 日本語のキャラコピュラ
- 3 日本語のキャラ助詞
- 4 キャラコピュラとキャラ助詞の生起環境
- 4.1 倒置文
- 4.2 終助詞との先後関係
- 4.3 文中の文節末
- 4.4 まとめ
- 5 韓国語のキャラコピュラ
- 6 韓国語のキャラ助詞
- 7 韓国語の、キャラコピュラとキャラ助詞の中間的なもの
- 8 キャラコピュラとキャラ助詞、中間的なものの生起環境(韓国語の場合)
- 9 キャラ助詞の創発
- 第3章 声質から見た声のステレオタイプ : 役割語の音声的側面に関する一考察 / 勅使河原三保子(てしがわら・みほこ) 49
- 1 はじめに
- 2 仮説
- 3 受聴による分析
- 3.1 方法
- 3.2 音声資料
- 3.3 結果
- 3.4 考察
- 4 聴取実験
- 4.1 方法
- 4.1.1 刺激音
- 4.1.2 質問紙と手順
- 4.2 音声特徴量
- 4.3 結果・考察
- 5 まとめと今後の課題
- 第4章 日韓対照役割語研究 : その可能性を探る / 鄭惠先(Jung, Hyeseon) 71
- 1 はじめに
- 2 対訳作品にみる両言語役割語の相違
- 2.1 「性別」を表わす文末形式
- 2.2 「年齢」を表わす文末形式
- 2.3 「方言」を表わす文末形式
- 3 意識調査から見る役割語に対する意識差
- 3.1 意識調査の概要
- 3.2 人物イラストとイメージに対する意識差
- 3.3 人物像と言葉づかいに対する意識差
- 4 役割語としての方言イメージの対照
- 4.1 韓国の地域方言についてのイメージ
- 4.2 日本語と韓国語の方言イメージの対照
- 5 まとめ
- 第2部 「近代マンガの言語と身体」 95
- 第5章 近代日本マンガの言語 / 金水敏 97
- 1 はじめに
- 2 役割語について
- 3 老人語・博士語について
- 4 男性語・女性語について
- 5 ケーススタディ : サイボーグ009
- 6 本書のまとめ
- 第6章 近代日本マンガの身体 / 吉村和真(よしむら・かずま) 109
- 1 〈マンガ読者〉とは何者か
- 2 『サイボーグ009』の身体が意味すること
- 3 ヒーローとヒロインの身体
- 4 「西洋人」的身体と「日本人」的身体
- 5 まとめ
- 第3部 「役割語研究の射程」 123
- 第7章 小説における米語方言の日本語訳について / トーマス・マーチン・ガウバッツ(Thomas Martin Gaubatz) 125
- 1 序論
- 2 定義
- 3 訳の例文
- 4 基本的なモデル
- 5 アンケート調査説明・背景
- 6 アンケート調査分析
- 6.1 ジム
- 6.2 ロビンソン先生とシャーバン大佐
- 6.3 ハック
- 6.4 まとめ
- 7 役割語の紹介
- 8 『ハックルベリー・フィンの冒険』における役割語
- 9 結論
- 第8章 〈西洋人語〉「おお、ロミオ!」の文型 : その確立と普及 / 依田恵美(よだ・めぐみ) 159
- 1 はじめに
- 2 役割語の実態
- 2.1 西洋人に関するステレオタイプ : 「おお、ピエール」
- 2.2 漫画の王妃・貴族
- 3 翻訳劇の実態
- 3.1 〈西洋人語〉「おお・ああ+人物」の源泉
- 3.2 感動詞「O(オゥ)」の訳語の変遷
- 4 〈西洋人語〉の確立過程 : 役割語への道
- 5 まとめと今後の課題
- 第9章 役割語としての「軍隊語」の成立 / 衣畑智秀(きぬはた・ともひで)/楊昌洙(Yang, Changsu) 179
- 1 役割語としての「軍隊語」
- 2 軍隊語の実態を探る
- 3 「軍隊語」の起源
- 3.1 一人称の「自分」
- 3.2 「であります」
- 4 おわりに
- 第10章 役割語としてのピジン日本語の歴史素描 / 金水敏 193
- 1 はじめに
- 2 Yokohama Dialect
- 3 アリマス型とアル型
- 4 幕末~明治の記録文献
- 5 明治時代初期の創作的作品
- 6 明治中期~昭和初期の創作的作品
- 7 昭和10年代の記録文献
- 8 昭和10年代の創作的作品
- 9 まとめ
- Abstracts of the Chapters 211
- 1 Universals and Specifics of Role Language in Poplar Fiction: A Contrastive Analysis between Japanese and English / Haruhiko Yamaguchi
- 2 The Occurrence Environment of "Character-Paricles" in Japanese and Korean / Toshiyuki Sadanobu
- 3 Voice Qualities of Vocal Stereotypes of Good Guys and Bad Guys: A Phonetic Study in the Role Language Framework / Mihoko Teshigawara
- 4 Possibility of the Contrastive Study of Role Language in Japanese and Korean / Hye-seon Jung
- 5 Languages in Modern Japanese Manga / Satoshi Kinsui
- 6 Bodies im Modern Japanese Manga / Kazuma Yoshimura
- 7 Translating Dialect in Mark Twain's The Adventures of Huckleberry Finn / Thomas Martin Gaubatz
- 8 On the Establishment and Spread of the Sentence Pattern "Oh, Romeo!" as <Westerner Language> / Megumi Yoda
- 9 Formation of 'Army Language' as an Instance of Role Language / Tomohide Kinuhara & Chang-su Yang
- 10 Historical Sketch of the Pidgin Japanese as a Role Language / Satoshi Kinsui
- 索引 218
- 著者略歴 226
没後25周年記念上映といふので。初ATG。土着、前衛、メタフィクション。書を捨てよ町へ出よう、もあした見ようかと思つてたけど、ちよつとおなかいつぱいだ。
;岩波書店;1,900円(借覧);B6判;縦組;並製;x+260頁;;ISBN978-4-00-022478-9;
光文社新書337;光文社;700円(350円);新書判;縦組;並製;195頁;;ISBN978-4-334-03442-9;
;河出書房新社;1,300円(借覧);四六判;縦組;上製;305頁;;ISBN978-4-309-01804-1;
新潮新書264;新潮社;680円(借覧);新書判;縦組;並製;188頁;;ISBN978-4-10-610264-6;
;大修館書店;14,000円(借覧);A5判;縦組;上製;1+4+10+766+6+19頁;;ISBN4-469-23082-0;
合掌。
カールグレン(Bernhard Karlgren)、左傳の眞僞及び其の性質(On the Authenticity and Nature of the Tso Chuan)をうけて、第二章 康有爲の左傳僞作説に關する考察、第二節 史記・左傳先後考、一 史記に於ける左傳の平易化、(イ) 當時の詁訓を用ひたと見るべきもの、に列挙された漢字のかきかへがおもしろい。
中公新書1939;中央公論新社;960円(借覧);新書判;縦組;並製;4+iv+5+353頁;;ISBN978-4-12-101939-4;
「モテたい非モテ」のことは、不モテ、といふはうがいい気もしてるのだけれど)。
講座源氏物語研究 第十一巻;おうふう;(借覧);A5判;縦組;上製;240頁;;ISBN978-4-273-03461-0;[執筆者]ハルオ・シラネ(Haruo Shirane)/マーガレット・H・チャイルズ(Margaret・H・Childs)/ロイヤル・タイラー(Royall Tyler)/E・G・サイデンステッカー(Edward G. Seidensticker)/ジョシュア・モストウ(Joshua Mostow)/ルイス・クック(Lewis Cook)/ヴィーブケ・デーネーケ(Wiebke Denecke)/鈴木登美(Tomi Suzuki)、[翻訳者]きたむら・ゆいか(北村結花)/みどりかわ・まちこ(緑川真知子)/あんざい・てつお(安西徹雄)/たにおか・たけひこ(谷岡健彦)/ながせ・まり(長瀬真理)/しばやま・さえこ(柴山紗惠子)/ないとー・まりこ(内藤まりこ)
ほかが研究のテーマにそつてわけられてゐるのに、この巻だけは欧米の研究者だといふ研究者の属性によつてわけられてゐるのが、いささかグロテスクに思へた(海外つて欧米だけなの、といふのもあるし)。
;原書房;1,500円(1割引);四六判;縦組;並製;223頁;;ISBN978-4-562-04163-3;
歴史文化ライブラリー257;吉川弘文館;1,700円(借覧);四六判;縦組;並製;6+232頁;;ISBN978-4-642-05657-1;
;勉誠出版;(借覧);A5判;横組;上製;17+506頁;;ISBN978-4-585-10438-4;
目次を写しておく。
- 緒言 (11)
- 第1部 延慶本の日本語史料的価値
- 第1章 延慶本の書誌・成立 3
- 第1節 延慶本の書誌 3
- 第2節 延慶書写本と応永書写本との関連 6
- 第3節 延慶本の翻字 7
- 第4節 延慶本の成立年代 9
- 第5節 延慶本古態論 11
- 第2章 日本語史料としての延慶本 15
- 第1節 平家諸本の言語年代 15
- 第2節 延慶本の古態性と日本語史料性 16
- 第3節 延慶本の依拠資料と言語年代 18
- 第4節 延慶本を史料にした日本語史研究の可能性 21
- 第3章 江戸期書写の三本について 23
- 第1節 三本書写の事情 23
- 第2節 『平家物語の語法』にある誤記 25
- 第3節 諸本の関係 33
- 第4節 誤写の生じた理由 40
- 第5節 朽木本の書写年代 42
- 第4章 延慶本の言語年代に関する研究1 43
- 第1節 延慶本の言語年代 43
- 第2節 延慶本の言語年代と成立年代 45
- 第3節 山田孝雄の仮名遣い研究 46
- 第4節 「お」・「を」の混同 48
- 第5節 「い」・「ゐ」と「え」・「ゑ」 53
- 第6節 仮名書き法華経との比較 56
- 第7節 「―えう」・「―よう」の混同 59
- 第8節 合拗音の表記について 66
- 第9節 仮名遣いのまとめ 68
- 第10節 促音表記 69
- 第11節 濁音表記 76
- 第5章 延慶本の言語年代に関する研究2 85
- 第1節 原因・理由の接続助詞句「ときに」 85
- 第2節 延慶本以外における「ときに」 89
- 第3節 「ときに」の意味判定の根拠 94
- 第4節 評価を表す「さは」 102
- 第5節 評価を表す「さは」の分析 106
- 第6節 「さに」との相違 108
- 第7節 評価を表す「さは」と延慶本の言語年代 109
- 第8節 「なむ」の衰退・「うず」の発生・指定「で」の増加 110
- 第2部 延慶本における和漢融合
- 第1章 機能進化としての日本語史 119
- 第1節 機能進化の観点に立った日本語史研究 119
- 第2節 言語変化の原因 120
- 第3節 進化に対する捉え方122
- 第4節 言語変化と社会・コミュニケーション活動との関連 125
- 第5節 コミュニケーションと言語変化 127
- 第6節 コミュニケーションを視野に入れた日本語史研究 128
- 第2章 表現システムの融合 135
- 第1節 システムという言語観 135
- 第2節 和漢融合の視点 137
- 第3節 分析から融合の視点へ 139
- 第4節 「和漢融合文体」という名称について 141
- 第5節 和漢融合文体の生産性 143
- 第6節 和漢融合に至る過程1 144
- 第7節 和漢融合に至る過程2 146
- 第8節 和漢融合文体の機能性と和漢融合の概念 148
- 第9節 和漢融合文体は「文体」の名に値するか 149
- 第3章 延慶本の文章構造 155
- 第1節 和漢融合の段階 155
- 第2節 延慶本における「記録」性と記録語の存在 157
- 第3節 記録体で書かれた掲載文書にある記録語 159
- 第4節 掲載文書における助動詞・助詞 163
- 第5節 素材的本文と編集的本文 166
- 第6節 素材的本文への「けり」の付加 168
- 第7節 記録的章段と物語的章段 171
- 第8節 「けり」の使用と記録的章段・物語的章段 176
- 第9節 延慶本の文章構造 181
- 第10節 延慶本における記録体文書の用語 182
- 第11節 延慶本本文における「記録」から「物語」への展開 186
- 第12節 延慶本の文章構造と生産性 191
- 第4章 文字表記の交用と機能的効率化 195
- 第1節 表記システムにおける和漢融合 195
- 第2節 表記様式に関する従来の規定 197
- 第3節 漢字仮名交じり表記の由来 198
- 第4節 表記システム融合の定義 199
- 第5節 延慶本における表記の偏在 200
- 第6節 ひらがな・カタカナの交替 201
- 第7節 延慶本における仮名の大字と小字 202
- 第8節 延慶本における章段ごとの表記 203
- 第9節 延慶本における本文ごとの表記 209
- 第10節 漢字仮名交じり表記の機能 210
- 第11節 仮名交じり表記における境界標示 211
- 第12節 延慶本の表記における語境界と字種 213
- 第13節 延慶本における自立語・付属語の書き分け 214
- 第14節 延慶本における副詞等の表記 215
- 第15節 副詞等の表記と色葉字類抄との関係 218
- 第16節 延慶本における表記原理 220
- 第17節 延慶本における宛字表記 221
- 第18節 仮名大小と品詞・語との関連 223
- 第19節 仮名大小の使い分けとその由来 227
- 第20節 仮名大小の差による境界標示 229
- 第21節 仮名大小の差による境界標示の条件 233
- 第22節 打聞集における書き分け 233
- 第23節 仮名の大小以外の境界標示 236
- 第24節 仮名の大小では境界標示しない場合の表記史的解釈 236
- 第25節 名語記の表記 240
- 第26節 表記システム融合の原因 242
- 第27節 延慶本の漢字仮名交じり表記における過渡的性格 243
- 第3部 延慶本の語彙システムと和漢融合
- 第1章 延慶本における語彙システムの進化 249
- 第1節 中国語の受容から和漢融合文体へ 249
- 第2節 源氏と延慶本の語彙システム 250
- 第3節 漢語仏教語の使用 256
- 第4節 漢語数詞表現の精密さ 258
- 第5節 漢語の多用による表現機能の高まり 261
- 第2章 副詞語彙システムの進化 263
- 第1節 和漢融合と副詞のシステム 263
- 第2節 延慶本における副詞語彙 264
- 第3節 副詞語彙と和漢対立 266
- 第3章 程度量副詞のシステム1 271
- 第1節 程度量副詞一覧 271
- 第2節 「少々」の用例 272
- 第3節 「少々」の対象となる名詞 274
- 第4節 検討を要する「少々」の例 277
- 第5節 「少々」以外の僅少を表す副詞 279
- 第6節 和文体資料における僅少を表す副詞 285
- 第7節 記録体における「少々」 289
- 第8節 和漢融合文体に「少々」が採られた理由 292
- 第4章 程度量副詞のシステム2 297
- 第1節 延慶本における数の多大を表す副詞 297
- 第2節 和文体資料における数の多大を表す副詞 300
- 第3節 延慶本における程度の甚大を表す副詞 306
- 第4節 訓読系副詞のイメージ 306
- 第5節 和文系副詞のイメージ 316
- 第6節 イメージの違いが意味するもの 321
- 第7節 副詞の動作性と状態性 322
- 第8節 表現システムの機能的効率化 324
- 第5章 時制副詞のシステム 329
- 第1節 時制副詞一覧 329
- 第2節 「かねて」と「すでに」 330
- 第3節 「かねて」の修飾する用言の傾向 331
- 第4節 「すでに」の修飾する用言の傾向 334
- 第5節 「はや」と「はやく」 339
- 第6節 「とうに」と「さきだちて」 342
- 第7節 源氏の「かねて」 343
- 第8節 和文体における「すでに」 345
- 第9節 時制副詞システムの相違 347
- 第6章 時間副詞のシステム1 349
- 第1節 時間の経過を表す副詞一覧 349
- 第2節 瞬時を表す副詞の一覧 349
- 第3節 「やがて」「たちまちに」「すなはち」の相違点 351
- 第4節 「やがて」「たちまちに」「すなはち」の意味