;明治書院;15,000円(借覧);A5判;縦組;上製;16+787頁;;;
目次を写しておく。
- 序篇 呼称に関する問題
- 第一章 命名者 3
- 第一節 呼称の普及 3
- 第二節 命名者は橋本進吉博士か 4
- 第三節 遠藤嘉基博士が命名者 7
- 第四節 呼称をめぐる疑点 10
- 第二章 語義 16
- 第一節 橋本博士の考え 16
- 第二節 時枝誠記博士の批判 18
- 第三節 その他の人々 21
- 第三章 呼称の適否 23
- 第一節 上代仮名遣 23
- 第二節 上代仮名遣A 25
- 第三節 上代仮名遣B 27
- 第四節 上代仮名遣C 27
- 第五節 上代仮名遣D 29
- 第六節 普通の仮名遣と特殊の仮名遣 30
- 第七節 旧系統の仮名遣と新系統の仮名遣 32
- 第八節 呼称に対する私の態度 33
- 本文篇 研究史
- 第一部 事実の発見 : 本居宣長
- 第一章 刊本『古事記伝』の記述 40
- 第二章 刊本『古事記伝』の記述に対する解説と批判 42
- 第一節 全体的な問題 42
- 第一項 万葉仮名の並べ方
- 第二項 類別による並べ方
- 第三項 音節の挙げ方の順序
- 第四項 説明の仕方
- 第二節 個別的な問題 47
- 第一項 ヒ・ギ
- 第二項 此ノ類の定まり、なほ餘にも多かり
- 第三項 書紀・万葉などの仮字にも、此ノ定まりほのぼのと見えたれど云々
- 第四項 此記の正しく精しきには及ばざるものぞ
- 第五項 此ノ事は人のいまだ得見顕さぬことなるを
- 第六項 凡て古語を解く助となること、いと多きぞかし
- 第七項 同音の中にも
- 第八項 其ノ言に随ひて用フる仮字異にして
- 第三章 仮名遣観 71
- 第一節 刊本『古事記伝』の記述 71
- 第二節 『倭訓栞』の記述 73
- 第三節 宣長自筆の稿本『古事記伝』の記述 77
- 第四節 付言三項 84
- 第一項 明和四年頃の考え
- 第二項 『韻鏡』の問題
- 第三項 明和八年以後の考え
- 第四章 宣長の業績評価 94
- 第一節 同時代の評価 94
- 第一項 荒木田久老
- 第二項 平田篤胤
- 第二節 後世の評価 96
- 第二部 研究の進展 : 龍麿・美穂・宣隆
- 第一 石塚龍麿
- 第一章 研究の系譜 102
- 第二章 『カナズカイ奥ノ山ジ』 104
- 第一節 表記 104
- 第二節 訓み方 111
- 第三節 成立 118
- 第四節 内容 133
- 第一項 日本古典全集本と自筆本との比較
- 第二項 「定まり」の意味
- 第三項 「定まり」に就ての補説
- 第三章 宣長の研究内容との比較 170
- 第一節 第一の相違点 171
- 第二節 第二の相違点 172
- 第三節 第三の相違点 174
- 第四節 第四の相違点 175
- 第五節 第五の相違点 178
- 第六節 第六の相違点 180
- 第四章 仮名遣観 181
- 第一節 日本古典全集本の記述 181
- 第二節 『古言別音鈔』所引本の記述 186
- 第三節 自筆稿本『古事記伝』と所引本との関係 191
- 第五章 龍麿の業績評価 203
- 第一節 同時代の評価 203
- 第一項 荒木田久老の一書簡
- 第二項 「四白」
- 第三項 批判の対象の問題
- 第四項 誤った批判の生れた理由
- 第五項 この節のまとめ
- 第二節 後世の評価 219
- 第一項 明治末年迄
- 第二項 大正年代以降
- 第二 八木美穂
- 第一章 略歴と学統 225
- 第二章 「仮字袋」の紹介者 226
- 第三章 「仮字袋」の全文 227
- 第四章 「仮字袋」の制作者 235
- 第五章 「仮字袋」が拠った物 238
- 第六章 『仮字遣奥山路』と「仮字袋」との比較
- 第一節 母仮字八十六字連韻 239
- 第二節 圏点 240
- 第三節 上段・下段 245
- 第四節 字体 247
- 第五節 注記 255
- 第六節 万葉仮名の掲載順序 256
- 第一項 変更の無い音節
- 第二項 変更はあるが問題の無い音節
- 第三項 変更があり問題もある音節
- 第七節 全集本にはあるが「仮字袋」には無い万葉仮名 272
- 第八節 前節とは逆の関係の万葉仮名 274
- 第九節 掲載順序を類別から見た場合の問題 285
- 第一項 類別順序の違う物
- 第二項 類別の認否
- 第七章 仮名遣観 299
- 第八章 美穂の業績評価 310
- 第三 草鹿砥宣隆
- 第一章 略歴と学統 314
- 第二章 『古言別音鈔』の諸本 316
- 第一節 現存本を中心に 316
- 第二節 現存諸本の性質 322
- 第一項 A系統本とB系統本
- 第二項 両系統の先後関係
- 第三節 書名の表記 326
- 第三章 「仮字袋」との比較 333
- 第一節 圏点 333
- 第二節 汎用・単用 335
- 第三節 字体 342
- 第四節 注記 343
- 第五節 脱落 347
- 第六節 万葉仮名の掲載順序 348
- 第七節 本章のまとめ 350
- 第四章 『仮字遣奥山路』との比較 352
- 第一節 第一条項 352
- 第一項 同じ事象の記述に違う表現がなされている場合
- 第二項 全集本にあってA系統本に無い物
- 第三項 前項と逆の関係の物
- 第二節 第二条項 362
- 第一項 汎用・単用
- 第二項 傍線
- 第三項 注記
- 第三節 第三条項 366
- 第一項 用語例の丁付
- 第二項 標目語・用語例とその順序
- 第三項 注記
- 第五章 仮名遣観 396
- 第六章 宣隆の業績評価 403
- 第三部 研究の大成 : 橋本進吉博士
- 第一章 研究の系譜 412
- 第二章 最初の発表迄の研究経過 414
- 第一節 『古代国語の音韻に就いて』に見られる記述 414
- 第二節 『古言別音鈔』の閲読 423
- 第三章 最初の発表 434
- 第一節 講演の日時の演題 434
- 第二節 講演の内容 441
- 第三節 最初の講演と最初の論文との内容比較 448
- 第四節 反響 455
- 第四章 先人の業績との比較 460
- 第一節 龍麿の業績との比較 460
- 第一項 龍麿の業績に対する橋本博士の批判
- 第二項 龍麿の橋本博士との業績の相違点
- 第三項 本節のまとめ
- 第二節 宣隆の業績との比較 468
- 第一項 仮名遣観
- 第二項 所属音節
- 第三項 東国語
- 第四項 訓仮名
- 第五項 シ
- 第六項 汎用・単用と甲類・乙類
- 第五章 仮名遣観 471
- 第一節 最初の講演 471
- 第二節 最初の論文 472
- 第三節 最初の講義 473
- 第四節 二番目の論文 476
- 第五節 二番目の講義 478
- 第六節 二度目の講演 484
- 付節 二度目の講演の日時 485
- 第七節 三番目の論文 493
- 第八節 「音韻の標識としての仮名遣観」の根拠 494
- 第九節 本章のまとめ 503
- 第六章 橋本説批判 508
- 第一節 全面否定 508
- 第一項 『万葉集講義』の説
- 第二項 山田説に対する批判
- 第三項 補足説明
- 第二節 部分否定 529
- 第一項 「エ」の帰属
- 第二項 「エ」の区別の認否
- 第三項 音価
- (A) 二重母音
- (B) 開音・合音
- 第四項 仮名遣観
- (A) 吉沢義則博士の見解
- (B) 吉沢説の当否
- (い) 国語の音韻変遷律
- (ろ) 人為的な規約
- (は) 当字用法
- 第五項 東国語
- (A) 橋本博士の見解
- (B) 橋本説に同調する見解
- (C) 橋本説と異る見解
- (い) 東条操氏
- (ろ) その他の人たち
- (は) 東条氏たちの所論批判
- 第三節 補訂 598
- 第一項 音韻変化と書分けの崩壊
- 第二項 シ・オ・ホ
- 第七章 橋本博士の業績評価 623
- 第一節 諸家の見解 623
- 第一項 橋本博士の研究部面
- 第二項 上代特殊仮名遣
- 第二節 私の考え 626
- 第一項 事実の発見をめぐって
- (A) 先人の業績との関係
- (B) 宣長・龍麿との比較
- 第二項 事実の受取り方
- 第三項 先人の業績評価をめぐって
- 第四項 応用面
- 第三節 本章のまとめ 634
- 付篇 荒木田久老の一書簡をめぐる問題
- 第一章 原文 639
- 第二章 佐佐木信綱博士の解説 643
- 第三章 書かれた歳時 644
- 第一節 『蟹胥』の序 645
- 第二節 『鼎玄録』の序 651
- 第三節 宣長逗留中 651
- 第四節 嵯峨の松 652
- 第五節 豊前中津の書生重名 656
- 第六節 没後説 661
- 第四章 人間関係 669
- 第一節 川喜田久太夫氏 669
- 第二節 世古帯刀 670
- 第三節 林寛哉 672
- 第四節 橘泰 674
- 第五節 西村重波 678
- 第六節 御薗主計助 679
- 第五章 荒木田久老 702
- 第一節 略歴 702
- 第二節 活動分野 704
- 第三節 宣長と関係ある事蹟 704
- 第一項 称皇朝歌
- 第二項 『手向草』の歌稿
- 第三項 前山の花見
- 第四項 鈴屋の歌
- (附) 五十槻園の詞
- 第五項 宣長等を招いての饗応
- 第六項 五十の賀歌
- 第七項 『伊勢二宮さき竹の弁』の刊行をめぐって
- 第八項 『古事記伝』終業竟宴歌
- 第九項 宣長の訃を聞く
- 第六章 宣長に対する久老の態度 736
- 第一節 好意的な時期 736
- 第二節 『手向草』から鈴屋の歌迄 736
- 第三節 反撥を示し始めた時期 739
- 第四節 反宣長の態度強化 742
- 第五節 宣長没後 746
- 第七章 反宣長感情増幅の条項 749
- 第一節 真淵の遺著刊行 749
- 第二節 橋本経亮の存在 752
- 第一項 宣長との関係
- 第二項 久老との関係
- 第三項 経亮と宣長・久老との関係
- 第三節 晩年の宣長の生き方 766
- 索引
p.289で、國語問題論爭史の、橋本は更に
から明かにした
の部分が、山内育男が国語国文学研究史大成に書いたもののほとんど丸写しであることが指摘されてゐるけれど、あたらしいのではなんかかはつてるのかなあ。
ブルーバックス B-1572;講談社;750円(借覧);新書判;縦組;並製;166頁;;ISBN978-4-06-257572-0;
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