;日本図書館協会;3,900円(借覧);A5判;縦組;上製;425頁;;ISBN4-8204-8105-3;[原題]S. R. Ranganathan, The Five Laws of Library Science. Edition 2, 1957.
;桜楓社;1,200円(借覧);四六判;縦組;並製;4+335+8頁;;;
先日みた市民のための国語の授業のあとがきであはせて読んでほしいむねが書いてあつたので。目次を写しておく。
- はじめに
- 序説 #時代区分論
- I 日本語の起源 18
- 1
- レプチャ語と起源論争
- アルタイ語族と朝鮮語
- 言語年代学と起源推定
- 2
- 四つの文化圏
- 3
- インドと日本語の故郷
- II 日本語の夜明け 44
- 1
- 倭と日本
- 2
- 日本語の誕生 #
そのほか〈(pp.51-52)。絵 〉とか〈泳 グ・探 ル〉なども、中国語を日本語化したものでしょう。泳グはyung , 探ルはt'an (現代中国語)ですが、英語のネグレクト neglect からネグル(怠ける)の日本語ができたようなものでしょう- III 言霊の国 54
- 1
- 古代と言霊
- 2
- 文字の習得
- 3
- 東西の方言
- IV 文字とその学習 68
- 1
- かなのいろいろ
- 2
- 貴族と言語教育
- V 近代語の源流 83
- 1
- 近代の諸相
- 2
- 京都の変質
- VI 生活のことば(一) 99
- 1
- 中国文化と僧侶
- 2
- 女性のことば
- 3
- 玄関と便所
- 4
- ことばと感覚
- VII 生活のことば(二) 114
- 1
- パンとタバコ #
江戸市は日本の他の市のごとく、多数の住民をもたないが、これを有名にさせる特別な点がある。(中略)パンは日本人が果物とおなじく、常食外の品として用いるに過ぎないが、此市で造るパンは世界中最良のものというのも過言ではない。そしてこれを買う者が少ないゆえに、ほとんど無量に等しい。此市及び街路には見るべきものがはなはだ多く、市政もまた大いに見るべき所がある。ローマの政治とあらそうことができよう――『日本見聞録』(慶長八年・一六〇三)――(p.115.)- 2
- ビールと丹前
- VIII 男と女のことば 127
- 1
- お冷とおかちん
- 2
- 女と男のことば
- IX 宗教とことばの論理 141
- 1
- 論証と論理
- 2
- 論理のゆくえ #
梵字ハ左横書キデアルガソノ理由ハナゼカ――左横書キハ目ノタメニヨイ(p.149)といふのは、〈現証〉の1例としてひいてあるけど、出典はなんなのかな。東山往来?- X 庶民とかな文字 156
- 1
- かなの使命
- 2
- かな獲得の意義
- 3
- いろはとローマ字
- XI 身分とことば 173
- 1
- 奥さんとおかみさん
- 2
- 敬語の本質
- XII 京ことばと大坂ことば 189
- 1
- 京なまり・尾張なまり
- 京都の町と京なまり
- 2
- 京ことばの種々相
- 3
- 京・大坂と庶民のことば
- 生活の知恵、諺
- XIII 出版文化とことば 208
- 1
- 出版と啓蒙
- 2
- 報道と自由
- XIV 町人文化とことば 222
- 1
- 歌舞伎とことば
- 2
- 見世物とせんぼう
- XV 関東方言と江戸ことば 238
- 1
- 江戸と江戸ことば
- 関東方言と江戸なまり
- 2
- 江戸ことばの成立
- XVI 西欧文化と日本語(一) 254
- 1
- 翻訳と長崎通詞
- 2
- 訳語と近代日本
- XVII 西欧文化と日本語(二) 268
- 1
- 漢字と横文字
- 2
- ことばと文化
- XVIII 文明開化と言文一致 281
- 1
- 漢語と教育
- 2
- 作家と言文一致
- XIX 東京ことばと共通語 294
- 1
- 東京語の選択
- 2
- 大正・昭和の外来語
- 戦争用語の記録
- XX まとめ : 現代日本と日本語の論理 310
- 1
- ことばと文化
- 2
- 日本語の特色
- 3
- 東と西
- 参考資料 327
- 辞典・事典の系譜
- 古代,写本の〈変体仮名〉一覧表
- 江戸時代,板本の〈変体仮名〉一覧表
- 片仮名字源一覧表
- 日本語アクセント資料
- 日本方言区画地図
- 索引
しらべてみたら、やはりその前の現証とおなじく東山往来だつた。日本教科書大系本でひいておく(第39条、梵字左行所由状。訓点は略)。
- 〔往〕
- 謹言。一日比。高野聖人來坐。數日被經廻之間。傳念梵字大佛頂陀羅尼。爰余請取此本、拜見之處。梵字書樣、異於例書。外首内尾。仍問此由。答曰。梵書皆如是也。謂之左行之文。凡文籍之例、以外方爲右。以内爲左云々。但至于所由者、未問決矣。貴房被明其故者、所仰也。謹言
- 〔復〕
- 梵書左行事。天竺賢人、爲養性作文左行。所謂爲以書卷横置掌等横見也。夫眼數竪見令上下、眼精早疲。自作闇矣。是故智者、横見文行、莫令上下。所以左行之文、見之有便。梵書左行爲此也。梵天所作耳。唯佛世尊令眼上下、無有其損。是其徳一也。是故無量義經、讃佛徳中云。淨眼明鏡上下眴云々。當知、餘人不及也。子細不具。謹言
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