顔アップ。画面左より。すこし右に頭をかたむけて、つよいまなざしでこちらを見てゐる。
後日購入したsabra誌で、小悪魔agehaといふ雑誌が紹介されてゐて、その表紙に、生まれつきエビちゃんじゃなくたって私たちは努力と一緒に生きていくんだ
、といふコピーが大書されてゐた。ミヂカリスマ
。
;角川書店;2,200円(借覧);菊判;縦組;上製;1+336頁;;;
いつどこで、といふのは覚えてないのだけど(たぶんen-taxi誌だらうとは思ふけど)、福田和也が本書をほめてたのが癪だつたなあ。追記。網野善彦がなくなつたときの、週刊新潮誌、闘う時評、「網野善彦」というサイクルの完成につぎのやうにあつた。
東大での、平泉の最後の弟子だった田中氏は、平泉の著作集、全集を出版しようとして果たさず、先に『平泉博士史論抄』を出し、このほど解題集とも云うべき『全著作紹介』を出しました。中村直勝は、淡交社から一応著作集が出ていますが、その全貌を窺うというには、かなりの不満が残るものです。もう一人、同様の理由で忌避されてきた碩学、山田孝雄も著作集、全集が出ていない。山田の『俳諧語談』などは、考証文として空前の名著だと思うのですが。
目次を写しておく。
- 大岡寺繩手 7
- ねまるなり 16
- 水棚 41
- 款冬を飲む 47
- きはつく 60
- 長嘯子の擧白集と蕉門の俳諧 67
- 七里渡に關する芭蕉の發句二首 96
- 石の「ろく」 123
- 分にならるゝ 159
- 宮の縮 171
- 昌陸の松 180
- 常齋 190
- 宿かし鳥 195
- 何の「あれ」かの「あれ」 221
- 毛に毛が揃ふ 229
- 鬼嶽 235
- 和日 245
- 四方 249
- 月夜さし 258
- 十二三辨の衣裳 265
- 淡氣の雪 284
- 笠縫おき 299
- 鶴脛 312
- 「十三、七つ」 324
- あとがき / 山田忠雄 330
PingURL :