長澤規矩也著作集 第三卷;汲古書院;8,000円(借覧);A5判;縦組;上製;3+526頁;;;
阿部隆一の訃をあはせてしらせる配本延引の「お詫び」がかなしい。一往目次を写しておく。
- 凡例 (3)
- 繪入の宋刊本に就いて 1
- 宋刊本展覽會陳列書解説 9
- 宋版の話 23
- 序説 23
- 刊行者に就いて 25
- 刻書の内容 29
- 宋本の形態 29
- 宋本の尊重と僞作 33
- 餘説 34
- 宋朝私刻本攷 36
- 元朝私刻本表 63
- 元刊本成齋孝經直解に關して 林秀一考、長澤規矩也編 90
- 靜嘉堂文庫宋刊本展覽會陳列書解説 93
- 帝諱闕筆に基く宋刊本鑑定に關する注意 125 #
宋刊本の闕筆に就いて、最も問題な事項は、刊行當時の天子の諱は、之を闕くか否かの一點である(p.125)。不闕説。- 宋刊本刻名表初稿 128
- 宋刊本刻名表 157
- 宋刊本廣韻刻年の推定 : 宋刊本刻名表應用の一例 197
- 元刊本刻名表初稿 202
- 刻工と出版社との關係 215 #刻工銘に「共刀」とか「三人刋」とかあるのは技術の難易によつて横画縦画を分業した実証かもとか。
たゞ邦人の學者にして、此(刻工によつて刊年を推定する――引用者補)方法を採つた先輩に、近藤守重と島田翰とがあることによつて、彼等兩人が其他の版本學者の羣を拔いてゐることのみを附言し、島田がとにかく非常に偉い人であり、彼の戲言は寧ろ之に迷はされる方がまぬけで、彼の茶目氣を愛すべく、罵るものではないと近頃切に感じてゐることを、蛇足乍ら附け加へて筆を擱く(pp.217-218)。- 棭齋舊藏宋元刊本に就いて 219
- 宋刊本「唐百家詩選」考 223
- 關東現存宋元版書目 229
- 關西現存宋元版書目(未定稿) 266
- 宋刊本の闕筆について仁井田博士の教を乞ふ 271
- 新編醉翁談録について 長澤規矩也/薄井恭一 276
- 元明編刊の故事集について 284
- 東京夢華録諸本考(上) 298
- 本邦所見宋本行格表初稿 298
- 宋代合刻本正史の傳本について 315
- 宋刊本南華眞經注疏と付刻本 328
- 明初刊本五種 331
- 十三經注疏影譜 337
- 明清插圖本圖録 411
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