the view from nowhere : 2007-08-11 (Sat)

Article

ちくさ・まさあき(竺沙雅章);2000/8;宋元佛教文化史研究;

汲古叢書25;汲古書院;15,000円(借覧);A5判;縦組;上製;13+603+13頁;;ISBN4-7629-2524-1;

宋版一切経について知りたいと思つて。本書第2部第1章(の初出)も参照した記述がWikipediaにあるし、本書の著者による、漢文大蔵経の歴史 : 特に宋元版大蔵経について(斯道文庫論集37)もCiNiiからよめるのだけれど、ごく簡単にメモつておくと、著者の研究によると、大蔵経は文献学的にはおほきく3つにわけられて、第1類は、最初の板刻である開宝蔵。第2類は、契丹蔵。第3類は、江南諸蔵(で、私が知りたいと思つてゐるもこの類)。わが大正蔵は第1類をうけた高麗蔵をもとにしてゐるのだけれど、これはいふならば「田舎版」で、テキストとしては中原文化にもとづいた第2類(幻の(だつた)契丹蔵や房山石経)のはうが良いものである由。

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