;栄光出版社;1,500円(借覧);四六判;縦組;上製;238頁;;;
二つ以上の単語から構成される外来語、たとえば「マントル・ピース」などに用いられる場合
(p.50)の史的展開がわからないかな、と思つたのだけれど、それについては、特に記述がなかつた。目次を写しておく。
- 序 / 平井昌夫 3
- まえがき 5
- I 句読法序説 11
- II 句読法詳説 23
- 句点の位置 25
- 文末の語の文法的分析(品詞と活用形) 29
- 読点の位置 47
- 文節の概念と獅子文六の句読法 73
- III 句読点の効果的な使い方 77
- 句読点の意義 79
- 句読点の歴史 88
- 句読点の種類 97
- 句読法の手順 109
- 句読法研究の方法 115
- 句読法則 120
- 句読法の上達 141
- IV 短歌と句読法 155
- 短歌と句読法 その(一) 157
- 短歌と句読法 その(二) 164
- 釈迢空の句読法 172
- 若山牧水の句読法 210
- 前田夕暮の句読法 217
- 石川啄木の句読法 225
- 句読法資料一覧 235
最後に小咄を一つ。ある
女 、婚約者から長い間便りのないのを詰り、ハガキの中ほどに「?」とのみ書いて送ったところ、即刻ハガキで返事があった。中ほどに「!」とのみ書いてあった。文字で表せば、「どうしてる? 元気? なぜ手紙を寄こさないの?」「元気だ! 変わりないよ! そのうち書くよ!」となる。これは本当にあった話で、たかが句読点が、目と同じように「口ほどに物を言った」例である。親しき者は幸いである。「ある女」とは、じつは愚妻のことである。
これは、ユーゴーと出版社のやりとりみたいだけれど。
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