角川ホラー文庫10231[H47-1];角川書店;(-);文庫判;縦組;並製;1+490頁;;ISBN4-04-340501-4;
;草思社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;253頁;;ISBN978-4-7942-1603-8;
- はじめに 3
- 第1章 切り張り人生語り尽くし : 花形辞書『広辞林』の戦後 / 語り手 小林保民(こばやし・やすたみ) 13
- おもな登場辞書と、それらの辞書に見る世相 14
- 四代を生き抜いた栄光の辞書 16
- 金沢博士に冷たかった三省堂 17
- 『コージ林』に事件の影を見た 18
- 対『ジ苑』用の『辞海』は自滅 20
- 『辞海』着手は昭和一三年 21
- 金沢外しは“怒りの一声”? 22
- 「奥付にいたるまで全部見ました」 24
- 『ジ林』の編者は“社内著者”か? 25
- 「『コージ林』消滅を回避しろ」の緊急指令 27
- 『コージ苑』の丸写し原稿に四苦八苦 29
- 命令で編集年数を水増し 30
- 再生に『コージ苑』の助け借りる 33
- 「記憶にない」をどうみるか 34
- 金沢博士は『新版コージ林』を見ようとしなかった 36
- 全面的協力者の面妖な沈黙 38
- 最後に残った疑問符 41
- 『コージ林』の印税はたったの一%だった 42
- 冷たい対応への疑問氷解 44
- 『三省堂新国語中辞典』は『コージ林』である! 44
- 「もう『コージ林』の時代は去った」 46
- 非常識な改訂案を支持したわけ 47
- 花形辞書のさびしき晩年 49
- 悪くなかった辞書人生 51
- 第2章 裏『「広辞苑」物語』 57
- おもな登場辞書と、それらの辞書に見る世相 58
- 岩波、編者の原稿に「ノー!」 59
- “お雇い編者”に格落ちした新村博士 60
- 岩波に語り継がれる裏面史 61
- 「夏の陣」で異例の再編集 62
- NGの理由は百科項目の不備 64
- 基本語の全面見直しは副産物だった 65
- 謝辞の中に封印されていた事実 67
- 大野晋の役割 69
- 編者側と版元の公開バトル 72
- 編集権は岩波、よって印税ダウン 74
- 「新村側に介入させるな」の特命くだる 76
- 新村版の哀しき夢物語 79
- 戦いすんで…… 80
- 第3章 九〇〇〇語の大リストラを行なった辞書 85
- おもな登場辞書と、それらの辞書に見る世相 86
- 辞書最大の目玉は語数 87
- マル秘の語数リストラ大作戦 89
- 公称語数との差が意味するもの 92
- 裏付けられた仮説 95
- 大リストラ編集の中身 : 古い漢語をバッサバッサ 99
- 外来語・新語はどしどし増補 103
- 和語は微増 107
- 「最大語数」誇示した『コージ林』初版 108
- 語数の呪縛から解放される条件は? 109
- 大リストラはなぜ起こったのか? 111
- “教育爆発”による辞書の大衆化路線 114
- チャレンジャー辞書のサービス精神 116
- 第4章 辞書の語数が語るトンデモ異聞 123
- おもな登場辞書と、それらの辞書に見る世相 124
- 『日国』二版の用例は初版の半分!? 125
- 五〇万語から四五万語に下方修正 128
- 罪深い版元の数字 130
- 語数を一万語少なく公表された『コージ林』初版 132
- 金沢序文「無慮十万」の根拠 135
- 第5章 国語改革熱が刻印された辞書たち(上) 139
- おもな登場辞書と、それらの辞書に見る世相 140
- 『コージ苑』によれば「鴬」「蝉」は正字? 141
- ミステリアスな“『コージ苑』新字体” 143
- 『明解』の「祈禱」に違和感、『コージ苑』の「祈祷」に納得 144
- 「辞書に『祈祷』はあり得ない」と国語学者 147
- 戦後世代の“脳内辞書” 149
- 欠陥目次はなにを語る? 151
- “『コージ苑』新字体”の一覧表を発見! 153
- 新字体使用はミスによる産物 157
- 重大さに気づかなかった新聞記事 159
- 印刷会社が拡張新字体事件の主犯か? 162
- 略字が横行していた昭和三〇年代の印刷界 165
- 文部省の活字字体整理案 167
- 印刷会社の言い分 169
- お手本になった“官製拡張新字体” 171
- 「朝日字体」も後押し 173
- 「ほかの事情があったとしか思えません」 174
- そのとき岩波、あわてず騒がず 176
- オクラ入りした拡張新字体事件 178
- 第6章 国語改革熱が刻印された辞書たち(下) 185
- おもな登場辞書と、それらの辞書に見る世相 186
- 第二のブツ、想定外の辞書で発見 187
- 『新潮コクゴ』も目次に小細工 191
- 表記欄は正字、語釈は拡張新字体 194
- ちゃんぽん表記は国語改革熱ダウンのあかし 198
- 事件を一番よく知る証人がいた! 200
- 拡張新字体混入の辞書探しスタート 201
- “「大日本印刷」新字体”で混入チェック 204
- 昭和三〇年代の辞書の四割に略字混入! 208
- 国語辞書に「おわび」という語はない 211
- 『新潮コクゴ』の志にもとる手抜き 213
- 『レイカイ』は俗字辞典!? 216
- 「頭隠して……」のもう一つの例 219
- ぜったいの正字観に亀裂 221
- 漢和辞典のあいだで揺らぐ正字 224
- 確固たる正字の基準は存在しない! 227
- あとがきに代えて 233
- 付録 241
- 付録1 登場辞書の身上書 241
- 付録2 『広辞林』新訂版の出し入れ語 244
- 付録3 拡張新字体の混入調査で対象にした字種(九七字)と見出し語 246
- 付録4 拡張新字体の辞書別混入字種リスト 248
- 付録5 戦前の辞書の“新字体”調査 250
文春新書131;文藝春秋;660円(借覧);新書判;縦組;並製;190頁;;ISBN4-16-660131-8;
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