白地にちひさな黒の水玉のキャミ(?)にカーデガン。ジーパン。英字のファッション誌を手にし、コインランドリーにもたれて、拗ねたやうな表情でこちらを見てゐるところ。可愛い。
;三元社;2,600円(借覧);A5判;縦組;並製;245頁;;ISBN978-4-88303-199-3;
一往目次を写しておく。
- 序章 台湾・韓国・沖縄で日本語は何をしたのか / 古川ちかし/林珠雪/川口隆行 7
- 一、言語による支配
- 二、台湾・韓国・沖縄における日本語支配の「その後」
- 三、脱植民地化と言葉の支配への抵抗
- 第一部 台湾 : 切断と継承 19
- 第一章 反植民地主義と近代化 : 国語「同化」教育の再検討 / 陳培豐(CHEN PEI-FENG) 20
- 一、国語「同化」教育の特徴と変動 : キリスト教・「国体論」・「同化」
- 二、「(同化)受容による抵抗」の態度及び影響
- 三、反植民地主義の中における近代化知識の追求 : 台湾人の「同化」に対する自主態度
- 四、近代文明の観点から「同化」教育史を考える
- 五、近代文明に向かうことの代償
- 六、結びにかえて : 戦後の問題
- 第二章 植民地期台湾人の「知」的体系 : 日本語に「横領」された「知」の回路 / 李承機(LEE CHENG-CHI) 40
- 〇、はじめに
- 一、活字メディア使用言語の不均衡による「知」の「横領」
- 二、聴覚回路における「知」の「横領」
- 三、知識人の動員力に対しての「横領」
- 四、むすび
- 第三章 戦後台湾における日本語使用禁止政策の変遷 : 活字メディアの管理政策を中心として / 何義麟(HO I-LIN) 58
- 一、はじめに
- 二、二・二八事件と日本語欄廃止をめぐる対立
- 一、新聞日本語欄廃止をめぐる論争とその影響
- 二、日本語欄復活の計画とその実施経過
- 三、国語普及運動と日本語による宣伝政策
- 一、日本語の使用禁止と日本語印刷物の刊行
- 二、日本語使用禁止令の強化
- 四、権威主義体制下の日本語活字メディアの規制
- 一、日本語の新聞雑誌の輸入規制
- 二、反共愛国の日本語華僑新聞紙の輸入
- 五、おわりに
- 第二部 韓国 : 抗争と戦略 85
- 第四章 日本語との抗争から和解へ : 韓国での日本語をめぐる言語編成史・概説 / 佐野正人(さの・まさと) 86
- 一、序
- 二、二〇世紀前半の言語的風景
- 三、二〇世紀前半の朝鮮における日本語をめぐるポリティックス
- 四、一九三〇年代の言語的風景
- 五、解放後の言語的風景
- 六、結び
- 第五章 「日本語」という「配電システム」 : その複製と継承と / 安田敏朗(やすだ・としあき) 103
- 一、はじめに
- 二、「配電システム」としての「言語」 : ことばと暴力/構築される「言語」
- 三、「配電システム」の再生産
- 三‐一、朝鮮人による再生産
- 三‐二、再生産阻止の論理 : 時枝誠記の場合
- 三‐三、京城帝国大学という接点 : 小倉進平と「朝鮮語」の構築
- 四、「配電システム」の継承
- 五、おわりに
- 第六章 戦略としての「日本語」教育 : 韓国の高校における日本語教科書内容変遷を中心に / 金賢信(きむ・ひょんしん) 118
- 一、はじめに
- 二、解放後の「日本語」教育の開始
- 二‐一、社会政治的背景
- 二‐二、「日本語」の教育をめぐる韓国の世論
- 三、韓国の高校の日本語教科書と国策イデオロギー
- 三‐一、第三次教育課程期(一九七四~一九八一)
- 三‐二、第四次教育課程期(一九八二~一九八七)
- 三‐三、第五次教育課程期(一九八八~一九九五)
- 四、おわりに
- 【資料】
- 第三部 沖縄 : 継続する戦争 139
- 第七章 戦時を生きる : 沖縄と「日本語」をめぐる断章 / 川口隆行 140
- 一、「母親が正しい日本語を使っていると、子どもの国語力は伸びる」
- 二、なぜ「母親」なのか?
- 三、継続する植民地主義
- 四、方言の復活?
- 五、「正しい日本語」を食い破るために
- 第八章 「日本語」「日本民族」の編成でいかに翻弄されたか : 沖縄の郷土史家・島袋全発の軌跡 / 屋嘉比収(やかび・おさむ) 155
- はじめに
- 一、知の編成史としての「日琉同祖論」
- 二、移民先、戦場での言葉
- 三、島袋全発の軌跡
- 四、戦時体制期、沖縄戦での島袋全発
- 第九章 日本語を内破する : 又吉栄喜の小説における「日本語」の倒壊 / 新城郁夫(しんじょー・いくお) 174
- 一、「沖縄で日本語の小説を書くこと」の政治性
- 二、「他者の言語」としての「日本語」
- 三、戦争のなかの日本語
- 第四部 日本語の現在 : 誰の言葉か 187
- 第一〇章 主流派の言葉と公共の言葉 : 言葉の教育の向かうところ / 古川ちかし 188
- 一、「民主主義国家における言語の問題」
- 二、主流派のディスコース
- 三、近代言語クラブ
- 四、代弁か、横領か
- 五、分かれ道にたつ言葉の教育
- 第一一章 〈日本語問題〉への序奏 : 〈国民〉の詩と歌謡 / 坪井秀人(つぼい・ひでと) 203
- 第一二章 グローバル言語の教育という営為 / 春原憲一郎(はるはら・けんいちろー) 222
- 一、はじめに : 自己愚民化を越えて
- 二、持続可能な言語生態系
- 三、世界の言語の階層化・序列化
- 四、言語教育のパラダイム
- 五、植民地政策と言語教育
- 六、国内植民地化と国史・国語・国土 : 「死の美学」としての国民アイデンティティ
- 七、グローバリゼーションと言語教育
- 七‐一、グローバルな人の移動と言語政策
- 七‐二、グローバルな市場化と日本語教育
- 八、新自由主義と新国家主義
- 八‐一、多国籍企業の言語戦略
- 八‐二、英語公用語論と日本語普及論
- 九、第四の言語教育パラダイムをめざして
- 九‐一、住民運動としての多言語相互支援ネットワーク
- 九‐二、強い自律的個人と〈力〉至上主義
- 九‐三、〈力〉志向型の社会から〈弱さ〉に降りていく社会へ
- 九‐四、言語と文化の多様性とは何か?
- あとがき / 林珠雪 239
- 執筆者紹介 242
;集英社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;186頁;;ISBN978-4-08-774849-9;
「代理人」がおしかけ女房になるのかとちよつと思つたけど、さすがにそんなぬるいrラノベみたいな展開にはならなかつた。
ノマド叢書;新曜社;1,600円(100円);四六判;縦組;上製;218頁;;ISBN4-7885-0436-7;
現在執筆中の『少女まんがとは何か』(岩波新書)
(p.45)なんて予定されてたのか。
PingURL :