春日政治著作集 第八冊;勉誠社;(借覧);A5判;縦1,2段組;上製;8+7+443頁;;;
目次を写しておく。
- 序文 / 小島吉雄
- 随筆 青靄集 1
- 徒然草と衣食住 4
- 言語から観た婦人 18
- 蛍狩りの童謡 25
- 「榊の薫」を読んで 34
- 「永代蔵」と「胸算用」 45
- 久保田さんの事ども 55 #島木赤彦
- 海の哀話 62
- 銷夏漫筆 68
- 鐘の岬を訪ねて
- 古京幻想
- 谷の家に帰つて
- 歳次連想 79
- 亥の年を迎へて
- 牛よせ
- 青柳種信の事ども 96
- 種麿と海量 109
- 柳園資料 : 種麿宛宣長の書簡 117
- 短歌に比較した俳句 122
- 春野集を見る 132
- 言道と方言 136
- 撫子にそそぐ涙 143
- 山居小話 147
- 小閑徜徉 151
- 陳列余談 : 九州の仮名資料 156
- 廐谿偶語 162
- 梅霖随想 167
- 灌仏の思出 172
- 九州と文学 177
- 万葉集の筑紫歌 185
- 夏から秋へ 195
- 菊について 204
- 草木欣々 : 跋に代へて 213
- 論考拾遺 その一
- 宇治拾遺物語の一本より : 世継物語私考 217
- 万葉集の歌へる北九州 247
- 西府梅花宴 291
- 童謡 月見草
- 月見草 299
- 裸ん坊 299
- 一の鳥居 300
- 指の名 301
- 麦殻焼き 301
- お旅所 302
- 宇治の薄雪 303
- 麦稈籠 304
- 後宴のお能 304
- すさ切り 305
- 節分 306
- ジヨツフル将軍 307
- 山焼き 307
- お彼岸 308
- 挿画 青い鳥
- 青い鳥 309
- 塀の向ふ 310
- 袋角 310
- 大仏さん 311
- べん天まつり
- 凸凹さん 312
- 坊さんの帽子 313
- お松明 313
- ばちこ 314
- 挿画 写生
- 写生 315
- ねんねん鼠(子守唄) 316
- 正倉院 316
- 太一爺さん 317
- ストーブ
- 芽を吹く柳 318
- 竜田の紅葉 318
- 牡丹 319
- 豆腐屋さん 320
- 花びら 320
- ねんねしよ(子守唄) 321
- 五重の塔の下から 321
- 猿 322
- 木馬 323
- ひだりつかち 323
- サクラ ガ チツタ
- 電燈工夫 324
- 僕のうまれ 325
- 雀の相談 326
- 鯉のぼり 327
- 挿画 チヤルメラの声
- チヤルメラの声 328
- ほうくろ 328
- あのねえお父さん 329
- 扇風機 329
- 赤ちやん 330
- 論考拾遺 その二
- 子供を謳へる 335
- 一茶 335
- 良寛 349
- 言道 357
- 曙覧 366
- 幼児の言違へ 372
- 杉の家詠歌抄
- 旧詠 387
- 能古詠草 389
- 詠草余滴 397
- 創作二編
- 濤の音 409
- 此の二人 417
- 解説 425
- 春日政治略暦(関係著作年譜を兼ねる) 433
- 補正 437
- 編集後記 440
- 刊行を了りて 442
;平凡社;1,800円(借覧);B6変型判;縦組;上製;408頁;;ISBN4-582-83161-3;[インタビュアー・対談者]いしかわ・きゅーよー(石川九楊)/高橋秀元/みちうら・もとこ(道浦母都子)/おかの・れーこ(岡野玲子)
国語の「まつり」というのは本当は「待つ」という意味の語の再活用語ですね(p.76)といふのは、これは院政鎌倉期の資料だけれど、観智院本類聚名義抄をみると、つぎのやうにアクセントがちがふので、無理筋のやうに思ふなあ(
という意味の語、と言つてゐるのはもしかすると、それを意識してかもしれないけど)。
マツ(平上)[待、仏上42]
マツリ(上上○)[祭、法下9]
マツリヿ(上上上上濁)[政、僧中54]
白川先生は文字の成立の外的契機について、十二支の元形がイランあたりから、インド、ビルマ、四川、陝西と南回りで入った可能性について触れておられ、これには驚きました(p.180、石川九楊)。
先生からも『国語学原論』についての慎重な言及があった、と記されてゐる(p.11)。
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