the view from nowhere : 2007-02-01 (Thu)

Article

町田宗鳳[編];2006/7;狂の巻;

思想の身体;春秋社;2,000円(借覧);四六判;縦組;上製;iii+2+254頁;;ISBN4-393-33255-5;[執筆者]町田宗鳳/上田紀行/岩波明/坂東眞砂子/宮迫千鶴

これはないな。

すずき・ひろし(鈴木博);1998/9;国語学叢考;

;清文堂出版;(借覧);A5判;縦組;上製;ii+288頁;;ISBN4-7924-1340-0;

目次を写しておく。

  1. 一 四の字嫌い : 「四」の音「シ」が「死」に通じることを忌む現象について 1
    1. 一 「四」ないしシの字を嫌う現象
    2. 二 万葉時代の言葉忌み
    3. 三 平安時代の四の字嫌い
    4. 四 中世および近世初期の四の字嫌い
    5. 五 畳敷き、町火消、厄年の場合
    6. 六 中国・日本における言葉忌みなど
    7. 七 聖数・吉数
    8. 八 むすび
  2. 二 祝いの言葉「五百八十年」 : 「五百八十年七まはり」は千年ではなく、四千六十年 36
    1. 一 はじめに : 「五百八十年」の用例
    2. 二 「五百八十年七まはり」の意味
    3. 三 抄物に見える「五百八十年」
    4. 四 「五百八十年」の根拠 #ホホデミノミコト
    5. 五 「五八七」の用例など
    6. 六 むすび
  3. 三 「草冠」の意の「サウカウ」 50
    1. 一 本稿の目的
    2. 二 『台記(別記)』中の用語「草合」は「クサカンムリ」を意味する
    3. 三 「サウカウ」「艸甲」「艹冠」の用例
    4. 四 「サイカウ」と「艹冠」との関係
    5. 五 「サウカク」について
  4. 四 かな書き本『太平記』の「ようふう」は「淫風」 58
    1. 一 問題の所在
    2. 二 「ようふう」の意味は「淫風」か
    3. 三 「淫」の字音が「よう」(「えう」)である可能性
    4. 付説 京大本のかな書き語二、三 #大行、行粧、守禦
  5. 五 狂言の言葉「きやうせん」 67 #狂せん説
    1. 一 本稿の目的
    2. 二 山口論文の検討 : その一、推量「ん」 #山口(明穗)論文は軽賤・軽浅説
    3. 三 山口論文の検討 : その二、清濁
    4. 四 「宗論」の筋立て、詞章
    5. 五 山口論文の検討 : その三、意味
    6. 六 結論
  6. 六 サイカン(才幹)考 : 『天草版イソップ物語』の翻字 80
    1. 一 本稿の目的
    2. 二 ローマ字書き「サイカン(ナ)」の用例とその翻字
    3. 三 かな書き「さいかん(な)・さえかん(に)」の用例
    4. 四 中国・日本における「才幹」「才翰」「材幹」の用例
    5. 五 日本における「才堪」「才勘」の用字例
    6. 六 「才漢」の用字例
    7. 七 キリシタン資料の「サイカン」(および「さいかん」)の翻字に際して「才漢」を当てることの可否について
  7. 七 (りん)四郎のいわれ 95
    1. 一 古辞書『いろは字』跋文中の「林四郎」
    2. 二 『下学集』序文中の「林四郎」
    3. 三 「林四郎」は人名ではなく「欝」の拆字
    4. 四 『無門関抄』における用例
    5. 五 『いろは字』の「林四郎」の所拠
    6. 六 漢字の誤りを意味する言葉
  8. 八 ライデン本『長恨歌』(和解本)に見える「お(折)れて」について 104 #受身用法
  9. 九 『太平記』巻二「落花の雪に」の一節について 110
    1. 一 『太平記』巻二の道行文「落花の雪に」の一節の特色
    2. 二 音よみか訓よみか
    3. 三 訓よみに二通りある場合
    4. 四 七五調と字余りの法則
    5. 五 『平家物語』・『宴曲』の場合
    6. 六 「道迷フ」と「蹈迷フ」
    7. 別記1 「松坂の一夜」における「一夜」の読み #佐佐木信綱博士は、鈴鹿市の記念館蔵の自著『賀茂真淵と本居宣長』に「佐佐木」ではなく「佐々木」と墨筆で自署してゐる由(p.126.)
    8. 別記2 字余りの法則についての江馬蘭斎説
  10. 十 『三体詩素陰抄』について 136
    1. 一 はじめに
    2. 二 大谷女子大学蔵本の問題点二つ
      1. 1 大谷女子大学蔵本の第一冊は元和八年版
      2. 2 裏打紙の古活字版断簡の素性
    3. 三 古活字版『三体詩素隠抄』に潜む問題点二つ
      1. 1 寛永三年版二種(b・c)の問題
      2. 2 『三体詩素隠抄』の草稿成立の場所
    4. 四 成城大学本について
      1. 1 成城大学本の裏打紙について
      2. 2 裏打紙の内容整理
    5. 五 成城大学本と大谷女子大学本との裏打紙の共通箇所
    6. 六 土井洋一氏説について
    7. 七 書誌についての一おうのまとめ
    8. 八 国語学的考察
  11. 十一 「病院」は和製漢語か 163
    1. 一 「病院」についての諸説
    2. 二 「療病院」という語
    3. 三 「明人」の意味
    4. 四 「病院」はヨーロッパ人の造語
  12. 十二 ライデンかいまみの記 : 辞書探訪 172
  13. 十三 江州すりはり峠 181
  14. 十四 近江八景の歌をめぐって 186 #日本文典唱歌なんてものがあるんだなあ。
  15. 十五 滋賀大学所蔵の旧教科書の価値 : 明治中期の関西語と関東語 193
  16. 十六 国語教材をさかのぼる : サザエノジマン・サルカニ合戦・コロンブスの卵・イソップ物語 197
    1. 1 はじめに
    2. 2 サザエノジマン
    3. 3 サルカニ合戦 #助太刀にコンブ、タマゴなど
    4. 4 コロンブスの卵
    5. 5 イソップ物語
  17. 十七 『学びのてほどき』の資料性と言語 212
    1. 一 著者の松浦果について
    2. 二 書誌と第三までの内容概観と言葉
    3. 三 「第四」中の言葉「しんこだから」
    4. 四 「第七」の「おひなりました」など #お昼になる(お起きになる)
    5. 五 「第八」と「第九」
    6. 六 『新選小学入門』から
    7. 七 烏丸光広『はな見の記』中の言葉「黄雲をこらす」
  18. 十八 黒本植(『黒本本節用集』の旧蔵者)の人物像 229
    1. 一 人物のあらまし
    2. 二 漱石との関係
    3. 三 京師時代
  19. 十九 『山月記』僻案 239 #当時声跡共相高を現在わたしは、人食い虎として世評が高く、またその実跡も世間に知れ渡っていると解す(p.240.)
余禄 ミズノエ犬の遠吠え
  1. 二十 万葉の姫は燃ゆる思ひ(火)を胸に秘めたか? 246
  2. 二一 雪か布か : 『万葉集』東歌窺管 249
  3. 二二 芥川龍之介への質問 : 『奉教人の死』をめぐって 251
  4. 二三 『大成和抄』解説((そうはじめ)氏) 254
  5. 二四 ライデン本『長恨歌』解説 259
    1. 一 書誌
    2. 二 箚記
    1. 『国語学叢考』所収論稿の初出一覧 265
    2. 索引 269
      1. i 語句索引
      2. ii 事項索引

けふの貰物

「月刊百科」(2月号)もらふ。

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Comment

森 洋介
 佐佐木信綱の姓は、もと普通に佐々木と書いたが、支那旅行を機に元來「々」は漢字に無いと知り、佐佐木に改めたと何かで讀みました(いま檢索したらWikipediaにも書いてありますね)。さういふ理窟の先走った表記改正なので、手ではその後もぶり返したのでせうか。
猪川
はなから佐佐木なのだと思つてゐたのですが、もともとは重点をつかつてゐたのですね。御教示ありがたうございます。
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