講談社現代新書473;講談社;390円(100円);新書判;縦組;並製;198頁;;;
;汲古書院;(借覧);A5判;縦組;上製;420+18頁;;ISBN4-7629-3329-5;
目次を写しておく。
- 緒言 11
- 第一章 甲陽軍鑑の成立と伝来をめぐって 15
- 一、はじめに : 通説への疑問 15
- 二、古写本に残る小幡景憲の識語 16
- 三、筆録者・猿楽大蔵彦十郎 20
- 四、春日惣次郎の書き継ぎと伝来系譜 23
- 五、結び : 原本への近づき 27
- 第二章 甲陽軍鑑の版本について 33
- 一、はじめに : 研究の動機 33
- 二、甲陽軍鑑の古版本の調査 34
- 三、片仮名付訓十行本の原刻本から明暦二年本へ 36
- 四、平仮名付訓十一行本の原刻本 38
- 五、平仮名付訓十一行本の原刻本から万治二年本へ 40
- 六、二系統の関係 : 付訓と行数から見て 42
- 七、二系統の関係 : 構成と丁付形式から 46
- 八、二系統の関係 : 表記と付訓等から 50
- 九、二系統の関係 : 本文の誤脱等から 55
- 十、古版本の刊行時期 : 本の大きさ・装訂・刻風から 57
- 十一、古版本の刊行時期 : 甲陽軍鑑成立との関連から 59
- 十二、甲陽軍鑑の版本の系譜 : 甲陽軍鑑の版本一覧表 60
- [別表1] 甲陽軍鑑巻第一対校表 70
- [別表2] 甲陽軍鑑巻第二以降対校表(抽出) 81
- 第三章 甲陽軍鑑の写本について 93
- 一、はじめに : 研究の現状 93
- 二、小嶺弘興『甲陽軍大全』と有沢永貞『甲陽軍鑑清書』 94
- 三、内閣文庫蔵本と国立国会図書館蔵本 98
- 四、佐藤堅司博士旧蔵本(毛利秀元進上本の写し) 104
- 五、土井忠生博士蔵本(三井家旧蔵本)と豊橋市立図書館本(羽田八幡宮旧蔵本)及び赤尾好夫旧蔵本(杉山公憲写本) 109
- 六、まとめ : 諸本の系譜 114
- 第四章 甲陽軍鑑末書について 119
- 一、甲陽軍鑑末書の写本三部 119
- 二、甲陽軍鑑末書下巻之下の版本及び写本 125
- 三、甲州流軍学書における甲陽軍鑑末書 129
- 四、甲陽軍鑑末書上巻及び下巻之中の版本 136
- 五、甲陽軍鑑末書の概要及び下巻之上の内容 145
- 六、甲陽軍鑑末書の文体的・表記的特徴 162
- 七、結び : 語学資料としての甲陽軍鑑末書 173
- 第五章 甲陽軍鑑の写本と版本 177
- 一、「方円」から「〓{向-口+山}」へ 177
- 二、「ひたいつさん」から「ひたいづきん」へ 183
- 三、甲陽軍鑑写本から版本の刊行へ 185
- 四、写本の写音性と版本の規範性 187
- 五、写本の破格表現の版本における訂正 191
- 六、写本の俗語性の版本における矯正と資料性 193
- 第六章 中世国語資料としての甲陽軍鑑 201
- 一、はじめに : 「ぼうて」と「ばしなる」 201
- 二、甲陽軍鑑の成立と口語り的要素 206
- 三、音韻的事項の諸例の検討 210
- 四、語法的事項の諸例の検討 223
- 五、語形的事項の諸例の検討 234
- 六、語彙的事項の諸例の検討 245
- 七、甲陽軍鑑の言語の時代比定 253
- 第七章 甲陽軍鑑の後加部分の言語的特徴 265
- 一、版本において付加された部分 265
- 二、その言語的特徴 266
- 三、春日惣次郎によって書き継がれた部分 270
- 四、末書における書き継ぎ部分の検討 273
- 五、本篇における書き継ぎ部分の検討 275
- 六、結び : 付、甲陽軍鑑の執筆態度 284
- 第八章 甲陽軍鑑の方言 287
- 一、甲州・信濃のげれつのことば 287
- 二、方言らしき諸語の検討 289
- 三、甲陽軍鑑の方言をたずねて 305
- 第九章 甲陽軍鑑の語彙 309
- 一、概観 : 日ポ辞書所載語六、七〇% 309
- 二、時代語 : 現行辞書未登載語多数 311
- 三、異形語 : 言葉の揺れと地方語 316
- 四、異表記語 : 諸本による訂正語 325
- 五、終りに : 原本への遡及 331
- 付章 中近世における一種の仮名遣について 335
- 一、はじめに : 正信偈和讃と謡本の小字傍訓 335
- 二、伝統的な謡本の表記状況 338
- 三、甲陽軍鑑の写本と版本の仮名遣 347
- 四、寛永諸家系図伝の仮名遣 353
- 五、中近世の仮名遣書の記載状況 360
- 六、キリシタン資料におけるB・M両形 374
- 七、バ・マ行音の交替と読みくせ注記 381
- 八、徒然草古本の表記状況 389
- 九、まとめ : 中近世文献の翻刻と読み 404
- 後記 417
- 研究篇索引 (1)
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