明るい部屋のなかで、肩もあらはな薄手の黒の洋服――腰の辺に白いレースの帯がアクセントになつてゐる。しかしこの服はなんといふのかなあ。しらないのにしらべる気もしなくてだめだ。この企画は無謀だつたなあ。でもがんばらう――を身にまとひ、苺を盛つた宝石箱を右手にもつて、その苺を左手でひとつ手にして口によせてゐるところ。かはいい。
;講談社;2,800円(借覧);四六判;縦組;上製;455頁;;ISBN4-06-213424-1;
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