中公新書1879;中央公論新社;880円(借覧);新書判;縦組;並製;16+iii+2+274頁;;ISBN978-4-12-101879-3;
ポストモダン・ブックス;岩波書店;1,500円(借覧);B6判;縦組;上製;vii+109頁;;ISBN4-00-027076-1;[原題]Phil Mollon, Freud and False Memory Syndrome、[解説]おーひら・けん(大平健)
朝日文庫[こ 14-1];朝日新聞社;485円(100円);文庫判;縦組;並製;234頁;;ISBN4-02-260707-6;
合掌。
『芸術新潮』2006年2月号特集「ひらがなの謎を解く」を再編集・増補したもので、小松英雄との対談も収録してゐたので。
映画化決定!つて。
「もんずい」と読み慣わしている(p.3)のだけれど、白氏文集とおなじく、前近代には「ぶん」であつたとどこかで見たおぼえがある。
中公新書ラクレ228;中央公論新社;760円(借覧);新書判;縦組;並製;4+270頁;;ISBN4-12-150228-0;
双書 時代のカルテ;岩波書店;1,100円(借覧);B6判変型;縦組;上製;xi+124頁;;ISBN4-00-028081-3;
;家の光協会;1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;239頁;;ISBN4-259-54677-5;
;河出書房新社;(借覧);四六判;縦組;上製;4+219頁;;ISBN4-309-01763-0;[執筆者]平井隆/平井憲太郎/本多正一、[座談会]中島河太郎/平井隆太郎/山村正夫/藤田昌司
;原書房;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;282+iii頁;;ISBN978-4-562-04072-2;
ぬるサヨ。やつぱり買つてまでしてよむことなかつたなあ。ライフスタイルの項は不案内なので面白くみる。
全体に白。なんだか部屋着つぽい感じのキャミソールとパンツ姿で、レースのクッションをかかへてソファにこしかけてゐるところ。
;平凡社;(借覧);四六判;縦組;上製;268頁;;ISBN4-582-83327-6;
怪談の種類も色々あるのを、理由のある怪談と、理由のない怪談とに別けてみよう(p.22、一寸怪)の、意志の助動詞の「よう」にママをふる必要はないのになあ(同文を別の箇所にも引くほか、同様のママがまう1つ2つあつたと記憶する)。むしろ、
尤も、昨夜の会は、最初から百物語に、白装束や打散らし髪で人を怯かすのは大人気無い、素にしやう(p.53、吉原新話)にふるべきなのに。
自動車は初め「自働車」と表記したが、これは「動」という字が新しいものなのであまり使われなかったらしい(p.212)、
という言は、どういう意味なのかいまだに謎である(p.257)。「働」という字が、のまちがひなのかな。
中公新書1880;中央公論新社;740円(借覧);新書判;横組;並製;x+3+214頁;;ISBN978-4-12-101880-9;
;塙書房;13,000円(9,000円);A5判;縦組;上製;iv+474+40頁;;ISBN4-8273-0098-4;
目次を写しておく。
- 序章 上代の言語に関する動態論 3
- 第一篇 動態としての用字と音訓
- 序 13
- 第一章 字形の衝突 15
- 一 はじめに 16
- 二 字形と字体 19
- 三 字形変容上の二形態 20
- 四 字形の牽引、衝突、回避 24
- I 牽引 24
- II 同字形非衝突 28
- (ア) 文脈上非衝突 28
- (イ) 臨時的な誤字 32
- III 字形衝突 34
- IV 衝突回避 37
- 五 おわりに 45
- 第二章 真福寺本『遊仙窟』損傷個所復元 51
- 一 はじめに 51
- 二 その復元作業 53
- 第三章 拗音仮名 87
- 一 真福寺本『遊仙窟』における例 87
- 二 万葉古写本における例 89
- 三 観智院本『類聚名義抄』における「拗音仮名」の例 90
- 四 平安初期の例 102
- 五 上代の拗音例 104
- 六 佛足石歌碑歌の「舎」の仮名 106
- 七 直音化現象 111
- 八 上代のサ行音価 112
- 九 おわりに 115
- 第四章 訓の独立 121
- 一 訓の独立について 121
- 二 訓の従属について 122
- 三 訓の独立の種々相 127
- I 独立の兆しの見られる事例 128
- II 類句関係を越えて独立した事例 128
- III 本文も訓も共に独立して誤ってしまった事例 130
- IV 他句の誤訓により独立した事例 130
- V 訓により本文を訂している事例 131
- VI 訓により本文を訂し得る事例 132
- VII 本文により訓を訂している事例 134
- VIII 本文により訓が訂正できる事例 136
- 四 訓の独立ということについて 138
- 五 漢字訓について 145
- 六 二一七四番歌への応用 147
- 第五章 「音之亮左」攷 155
- 一 はじめに 155
- 二 二一四一番歌の第五句について 157
- 三 二一四一番歌の第五句のよみの歴史 162
- 四 「亮」の字義 166
- 五 「さやけ」と「はろけ」と「はるけ」 168
- 六 「音」字の訓 : 「こゑ」と「おと」と 172
- 七 むすび 175
- 第六章 「風」字攷 181
- 一 本文整定など 181
- 二 はろかに―風―髣髴―ほのかに 184
- 三 「ほのかに」の語義 186
- 四 「風」字を「ほのかに」と訓むこと 187 #諷の省文説
- 五 「ほのかに」から「はろかに」へ 189
- 六 はろけし~はるけし
- 七 音、ほのか 193
- 八 まとめ 195
- 第二篇 動態としての上代語
- 序 203
- 第一章 漢文体と倭文体 205
- 一 「古風土記」の文体 205
- 二 「訓読」とは 208
- 三 『風土記』における文献性格の差異とその訓読 210
- 四 訓読の功罪 220
- 五 まとめ 221
- 第二章 文末辞・語已辞としての「者」字 227
- 一 文末辞「者」について 228
- 二 風土記逸文の用例から 230
- 三 『萬葉集』中の用例と用法の型 236
- 四 『萬葉集』中の用例の分析 244
- 五 『萬葉集』における用法のまとめ 267
- 六 まとめ 273
- 第三章 防人歌の形成 279
- 一 はじめに 279
- 二 防人における歌の場 280
- 三 東国における歌学び 291
- 四 おわりに 300
- 第四章 東歌の形成 307
- 一 はじめに 308
- 二 倭歌の様式 308
- I 枕詞から 309
- II 漢語等から 309
- 三 東国の言語 313
- I 戸籍から 313
- II 「土蜘蛛」など、副次資料から 316
- 四 「東国特有語」の検討 322
- 五 倭歌摂取の場 333
- 六 むすび 337
- 第三篇 動態としての枕詞
- 序 353
- 第一章 言語遊戯としての枕詞 355
- 一 はじめに 355
- 二 折口信夫氏の「生命の指標(らいふ・いんできす)」説 356
- 三 枕詞起源説の概観 360
- 四 『萬葉集』に見られる地名枕詞 361
- 五 他の上代文献に見られる地名枕詞 367
- 六 おわりに 374
- 第二章 被枕摂取と隔語修飾 381
- 一 はじめに 381
- 二 染色説について 384
- 三 「あかねさす」の『萬葉集』での用例とその理解 388
- 四 被枕摂取と隔語修飾 395
- 五 おわりに 406
- 第三章 「うまさけ」攷 417
- 一 枕詞「味酒」の用例 418
- 二 うまさか――うまさけ 419
- 三 みわ――さけ――き 421
- 四 枕詞「味酒」の解釈 426
- 五 うまさけ三輪 430
- 第四章 枕詞の類型 435
- 一 はじめに 435
- 二 枕詞の類型について 437
- 三 類型分析 438
- 四 まとめ 441
- 第五章 『萬葉集』枕詞一覧 443
- (一) 枕詞用例数 : 五十音配列 444
- (二) 枕詞用例数 : 多寡順配列 452
- (三) 枕詞の類型 460
- 終章 動態としての言語 467
- あとがき 473
- 索引(倭歌歌謡索引・事項索引・研究者名索引) 巻末
万葉誌にのつた書評を目にすることがなければ、本書が字のかたちのことをあつかつてゐるのに気づかなかつたらうから、感謝したい(私がちよつと調べたいと思つてゐる字にもふれるところがあつたし)。「被枕」といふ術語については、工藤力男「〈被枕詞〉考」(成城国文学論集27)の批判がある。
;洋泉社;667円(300円);文庫判;縦組;並製;244+viii頁;;ISBN4-86248-014-4;
祇園祭以外は、全部「祗園」になつてゐるのが、洋泉社だし、しやうがないといへばしやうがないのだけれど、京都本としては残念な感じ。
河出文庫[や 20-1];河出書房新社;760円(1割引);文庫判;縦組;並製;331頁;;ISBN978-4-309-40844-6;
平凡社ライブラリー571;平凡社;1,400円(借覧);B6変型判;縦組;並製;317頁;;ISBN4-582-76571-8;
瑜祗経(p.274他)とか、
「セレブな祗園女御」(p.314)とか(示+氏につくつてゐるところがほとんどではあるけれど)。
表百集(p.45)といふのも、表白のまちがひだよな(ところで、ここの「補説」の含みがちよつとわからない)。
李莽湖(現代思想誌の田中克彦による亀井孝インタビュー「国家語の系譜」、p.40)と、
李莽古(国語史学基礎論所収の「李莽古先生追慕記」)とどつちがただしいのか。
『日本古典文学大系七五 栄花物語』上 角川書店 一九六四年とあつて、不思議(p.246)。全注釈とごつちやになつたのかな。
;講談社;1,600円(借覧);四六判;縦組;上製;201頁;;ISBN4-06-211927-7;
中公叢書;中央公論新社;1,800円(借覧);四六判;縦組;並製;287頁;;ISBN4-12-003716-9;
素人でもわかるやうなひつくりかへしがある訳でもなくて、あんまり。
;おうふう;(借覧);A5判;縦組;上製;580頁;;ISBN4-273-03437-9;[編集委員]池田三枝子/秋澤亙/石川透/鈴木健一/宗像和重/矢田勉
目次を写しておく。
- はじめに
- 日本文学の想像力 / 中西進 9
- 上代
- 前期万葉 : 人麻呂とその周辺 / 菊地義裕 21
- 古事記研究、回顧と展望 / 西條勉 32
- 日本書紀研究の展望 / 青木周平 41
- 古風土記研究五十年の回顧と展望 / 橋本雅之 50
- 上代歌謡研究の展望 / 藤原享和 59
- 上代漢文研究の広がり : 東アジアにおける日本漢文学の展開 / 藏中しのぶ 73
- 万葉民俗学と万葉文化論の将来 / 上野誠 82
- 中古
- 八代集 新古今集を除く / 小町谷照彦 93
- 私家集 / 後藤祥子 100
- 平安朝漢詩文 / 金原理 108
- 歌物語(伊勢・大和・平中) / 妹尾好信 118
- 前期物語 / 室城秀之 125
- 源氏物語研究の回顧と展望 / 小嶋菜温子 131
- 後期物語 / 後藤康文 140
- 日記文学研究通観 : この五十年から今後へ / 秋澤亙 146
- 歴史物語(栄花物語・大鏡) / 加藤静子 157
- 電脳国文学の黎明 / 伊井春樹 164
- 異文化体験と平安朝文学 : 季節感と男女の関係を中心に / 井上英明 171
- 後宮女房と平安文学 : 日記・随筆を中心に / 宮崎莊平 179
- 〈折口学〉と平安文学 / 長谷川政春 190
- 平安文学研究における作家伝の意義 / 津本信博 197
- 平安文学における史実と虚構 / 仁平道明 206
- 中世
- 歌謡・連歌 / 真鍋昌弘 214
- 中世物語 / 石川透 226
- 軍記(前期) / 鈴木彰 234
- 軍記(後期) / 小秋元段 244
- 芸能 / 田口和夫 253
- 仏教文学 / 三角洋一 263
- 随筆・日記 : 回顧と展望 / 齋藤彰 272
- 近世
- 俳諧 : 芭蕉研究を中心に / 堀切実 281
- 川柳・狂歌 / 石川了 293
- 和歌・漢詩 / 鈴木健一 304
- 西鶴 / 篠原進 314
- 仮名草子・浮世草子 / 杉本好伸 324
- 読本回顧と展望 / 内田保廣 335
- 草双紙・合巻 / 佐藤至子 345
- 歌謡(音曲) / 鹿倉秀典 354
- 演劇 : 近松研究の軌跡 / 阪口弘之 364
- 演劇と草双紙の交流 / 高橋則子 373
- 近代
- メディアとイデオロギーの問題 / 西田谷洋 382
- 戦後鴎外研究史の余白に : 〈回顧と展望〉に代えて / 大石直記 391
- 樋口一葉 : テクスト研究がめざすもの / 戸松泉 400
- 漱石研究の現在 / 佐藤裕子 410
- 大正・昭和の文学場 / 山口直孝 419
- 国際化の中の近代文学研究 / 原善 429
- フェミニズム批評・ジェンダー批評 / 岩淵宏子 438
- 現代作家研究の開拓 / 二瓶浩明 448
- 〈詩〉を論じるために / 勝原晴希 457
- 文学研究と教育の接点 : 研究と教育の架橋のために / 馬場重行 467
- 国語学
- 国語史研究のこれまでとこれから / 柳田征司 476
- 「近代語」とは何か / 小林賢次 485
- 文献資料と口語性 / 辛島美絵 495
- 漢字文から見える世界 / 橋村勝明 505
- いま近世・近代語研究で何が問題か : 近世~明治期江戸語・東京語研究を中心に / 神戸和昭 514
- 文法論と意味論 : その相関性 / 岩下裕一 524
- 文字・表記研究の資料と方法と / 今野真二 534
- 古辞書研究のパラダイム / 鈴木功眞 543
- 「国語学史」再考 : 概説的記述と専門的研究をめぐって / 矢田勉 555
- 方言の現在と方言研究の今後 / 齋藤孝滋 565
- 編集後記 577
- 執筆者一覧 579
最近、本書の漱石のところにも名前のあがつてゐる相原和邦のはてなキーワードをみてビックリした。
角川oneテーマ21 C-61;角川書店;667円(100円);;縦組;並製;227頁;;ISBN4-04-704125-4;
通俗心理学書みたいなタイトルだけれど、コミュニケーション論の入り口としてよいもののやうに思ひました。
;汲古書院;(借覧);A5判;縦組+横組;上製;1+VI+18+1154頁;;ISBN4-7629-3524-7;
目次を写しておく。
- 石塚晴通教授近影
- 序 / 池田証寿 I
- 石塚晴通教授年譜・研究業績目録 1
- 訓点資料として見た漢文文献の諸相 : 陀羅尼部の訓点を手掛かりとして / 沼本克明 3
- 訓読と翻訳 : 日本書紀の古訓 / 木田章義 23
- 古語拾遺の古訓点について : その年代性をめぐって / 月本雅幸 47
- 蘇磨呼童子請問経における注釈と訓読 / 松本光隆 59
- 尚書正義との関係から見た古文尚書平安中期点の問題 / 小助川貞次 79
- 金剛寺一切経の古訓点本 : 『維摩経』を中心に / 金水敏 95
- 辞書と材料 : 和訓の収集 / 大槻信 117
- 高山寺蔵新訳華厳経音義と宮内庁書陵部蔵宋版華厳経 / 池田証寿 143
- 高野山性厳房宥快の講説とその聞書類について : 金剛三昧院蔵大日経疏傳受抄に見える古辞書逸文を中心に / 土井光祐 161
- 僧侶の書紀用漢字 : 接続詞「これによりて」の用字から / 山本真吾 185
- 中世における「心身不調」表現の諸相 / 伊原信一 207
- 「すまひ(住)」用字考 : 宛字“住居”の慣用に至るまで / 漆﨑正人 235
- あらすじ過去と別人格 : 『法華百座聞書抄』のキ・ケリ / 福沢将樹 263
- 新漢語の産出と近代漢文訓読 / 陳力衛 287
- 文字番号および部首番号の起源と応用 : 『大字典』と華英辞典とRose-Innes / 高田智和 303
- 標準語形使用率と鉄道距離重心 / 井上史雄 323
- 談話における発話の相互関係とまとまり / 野村眞木夫 339
- 受身文の動作主マーカーについて / 劉笑明 359
- 日本文学(古典)の精神病理学 / 林美朗 369
- 明治前期における中日漢詩文の交流 / 王宝平 391
- 敦煌写本の書誌学的研究 : 近年の動向を踏まえて / 赤尾栄慶 413
- 唐代楷書字体研究に果たした敦煌出土スタイン三八八番写本の役割 : 『正名要録』と『群書新定字様』 / 西原一幸 431
- 「無」・「无」字の問題系 : 『唐開成石経周易』における二字体 / 紅林幸子 453
- ロシア所蔵ウイグル文「金剛般若経」断片一葉について / 庄垣内正弘 1(1154)
- 敦煌石窟におけるペン描き壁画 : 粛北五個廟第4窟を中心に / 劉永増 29(1126)
- 敦煌文献によって展開された六朝隋唐注釈学 : 『毛詩音隠』を例に / 鄭阿財 45(1110)
- 敦煌写本真偽弁別示例 : 法成の講じた『瑜伽師地論』の学生による筆記を中心として / 栄新江・余欣 61(1094) #谷美喜子訳
- 敦煌仏経の50巻本『華厳経』を探して / 李丞宰 73(1082) #大塚忠蔵訳
- 日本の敦煌文学研究の成果と方法の考察 / 朱鳳玉 95(1060)
- 閻崇璩『敦煌変文詞語匯釈』の検討および補 / 方一新 121(1034)
- 《遊仙窟》俗語詞訓釈 / 黄征 143(1012)
- 韻律と附加式二音節語の形成についての試論 / 王雲路 149(1006)
- 敦煌学への自然科学的分析の導入 / 加藤雅人 167(988)
- 『大宋重修広韻』における掲出字と注内異体字との関わり / 工藤祐嗣 183(972)
- 日本書紀における中国口語起源漢語の受容 / 唐煒 193(962)
- 『源氏物語』における儒家思想 : 第一部を中心にして / 陳明姿 213(942)
- 訓点資料として見た「長恨歌伝」「長恨歌」の訓読に関する一考察 : 金沢文庫本『白氏文集』巻十二所収の場合 / 渡辺さゆり 229(926)
- バレト著「葡羅辞書」のキリシタン語学に於ける意義 / 岸本恵実・豊島正之 247(908)
- キリシタン版前期国字版本の平仮名活字について / 白井純 307(848)
- 酒田市立光丘文庫所蔵慶応四年「土人共江申渡書」のアイヌ語について / 佐藤知己 321(834)
- 英和兵語辞書について / 朴均轍 345(810)
- 『飲氷室合集』にある日本借用語の性格 / 李運博 357(798)
- 広辞苑の漢字 / 小野芳彦 373(782)
- 『大漢語林』における漢字の一番目の意味記述に関する一考察 / 林立萍 399(756)
- 「どうせ」の用法の分析 / 菊池康人 421(734)
- 日本語の主題文の形成原理と情報構造 / 陳訪澤 445(710)
- 慣用句の翻訳による意味伝達の問題について / ボトーエフ・イーゴリ 463(692)
- 日韓推量表現形式の対応関係分析 / 尹相実 481(674)
- 「言語接触」の観点から見た日本語と朝鮮語 / 門脇誠一 501(654)
- 韓国漢字の表音字と表意字 / 朴盛鐘 519(636)
- 韓国の口訣 / 鄭在永 547(608) #中西恭子訳
- 漢字・漢文の韓国的受容 : 初期吏読と釈読口訣資料を中心に / 金永旭 575(580) #金京淑訳
- 周本『華厳経』巻第六における点吐の重複表記と符号 / 朴鎮浩 603(552) #上保敏訳
- 『瑜伽師地論』点吐口訣に関する一考察 : 口訣点の懸吐位置の細分と位置変異現象について / 張景俊 621(534) #徐聖花訳
- 韓国の角筆符号口訣と日本の訓点において存する華厳経の不読字について / 尹幸舜 639(516)
- 16世紀韓日両国の論語理解 / 呉美寧 659(496)
金永旭論文で、広開土好太王碑文の倭字は副詞としてみる解釈もあるのだ、といふのを知る。にしても、同論文の参照文献のなかにある、金槿(2003)『欲望する千字文』韓国:三仁出版社
とか、김상일(2003)『ゲーデルの不完全性定理で解いてみた元暁の判比量論』韓国:知識産業社
とかは、すげーポモいタイトルなあ(ハングルの知識がないので、写しまちがへて不正確かもしれません)。
;講談社;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;183頁;;ISBN4-06-212998-1;
「世界思想」(2007春、34号)もらふ。日本書房から古典・近代資料目録7号を送つていただいく。また、福田恆存の草稿(282番、80,000円 『ことばの倫理』 ペン書 四百字詰二十二枚完 雑誌「言語生活」所収
、この言語生活は1952年12月のものである模様)がのつてゐた。平井昌夫のとおなじページなのはちよつぴり皮肉だ(といつても、自筆の原稿用紙はこの1ページだけなのだけれど)。
;丸善プラネット株式会社[発行]・丸善[発売];1,400円(借覧);四六判;縦組;並製;ix+226頁;;ISBN4-901689-53-3;
文春新書570;文藝春秋;730円(1割引);新書判;縦組;並製;223頁;;ISBN978-4-16-660570-5;
;かもがわ出版;(借覧);四六判;縦組+横組;上製;238頁;;ISBN4-87699-988-0;
新書y028;洋泉社;680円(100円);新書判;縦組;並製;230頁;;ISBN4-89691-529-1;
かういふのをカトキ立ちといふのか(といふか、モデル立ちなんだらうな)。白のスクリーンを背景に、濃紺のブレザーにおほきな白いコサージュをあしらつた上着。白いスカートからのびた脚がながい。
;明石書店;1,500円(借覧);A5判;縦1、2段組;並製;188頁;;ISBN4-7503-2327-6;[執筆者]さかい・なおき(酒井直樹)/いけだ・ゆーいち(池田雄一)/マイケル・ハート(Michael Hardt)/おーわき・みちこ(大脇美智子)/みやざわ・あきお(宮沢章夫)/まつざわ・くれいち(松沢呉一)/はつみ・もとい(初見基)/おぐら・むしたろー(小倉虫太郎)/たけい・てるお(武井照夫)/ささぬま・ひろし(笹沼弘志)/いりえ・きみやす(入江公康)/きむら・たつや(木村建哉)/いずち・きしゅー(井土紀州)/早稲田大学2005年7月22日集会実行委員会
;飛鳥新社;(借覧);四六判;縦組;上製;349頁;;ISBN4-87031-685-4;
;青弓社;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;294頁;;ISBN4-7872-3266-5;[著者]いちやなぎ・ひろたか(一柳廣孝)/かねこ・たけし(金子毅)/ながやま・やすお(長山靖生)/のむら・のりひこ(野村典彦)/たにぐち・もとい(谷口基)/おーしま・たけし(大島丈志)/すみか・まさよし(住家正芳)/いーくら・よしゆき(飯倉義之)/しみず・じゅん(清水潤)/よしなが・しんいち(吉永進一)/よしだ・もりお(吉田司雄)
;同時代社;(借覧);四六判;縦組;上製;247頁;;ISBN4-88683-577-5;
ヰノテツのヰの字もでてこない(当然、小金井の井はでてくる。まあ、能く如彼いふ話はあるもんです
、といふ程度には井上もドイツでなにかあつたのだらうけど)。
前著を献呈し
て返信をいただい
た国文学者
のなかに、一柳氏のなまへもあつた(跋、p.246)。
;風間書房;5,800円(借覧);A5判;縦組;上製;2+12+645頁;;;
合掌(といふのは、神道のひとに対してはをかしいか)。目次を写しておく。
- 序文 / 小島憲之
- 凡例
- 序説 1
- I部 文章の研究 13
- 第一章 文章の述作 15
- 第一節 古事記の文章 17
- 一 變體漢文體の採擇 19
- (一) 上代三文體の概念 21
- (二) 推古遺文の文體 25
- (三) 白鳳遺文の文體 38
- (四) 三文體の竝存 50
- (五) 古事記の變體漢文體の採擇 54
- 二 序文 59
- (一) はじめに 61
- (二) 序文僞作説二つの批判 63
- (三) 序文成立は何故和銅五年なのか 71
- (四) 序文作者は何故太安萬侶なのか 80
- 三 本文批判 85
- (一) 本文批判の方法 87
- (二) 諸本による基礎的批判 90
- (三) 文體論的批判 95
- (四) 訓詁による批判 105
- (五) 構造論的批判 110
- 第二節 日本書紀の文章 121
- 一 漢籍利用の方法 123
- (一) 漢籍による潤色の方法 125
- (二) 出典よりみたる本文批判 128
- 1. 「渾沌如㆓雞子㆒」批判 128
- 2. 「奠三過飯」批判 134
- 二 朝鮮資料の問題點 141
- (一) 加羅資料における問題 143
- (二) 高麗資料における問題 148
- (三) 比喩表現を中心として 153
- 三 日本書紀の文章の性格 159
- (一) 自稱の書分けとその背景 161
- (二) 文脈の合理性 168
- (三) 文末助字「之」について 178
- 第三節 祝詞の文章 189
- (一) 延喜大祝詞の表現上の特質 191
- (二) 大祓詞の文脈より 207
- 第二章 文章の受容 217
- 第一節 古事記の訓讀 219
- (一) 文體と訓法 221
- (二) 直接話法の形式と訓讀 237
- (三) 「名某」の訓讀 244
- (四) 「御」+動詞の訓讀 250
- 第二節 日本書紀の訓讀 257
- 一 序説 259
- (一) 日本書紀訓讀の諸問題 261
- (二) 日本書紀の講筵と私記 265
- (三) 日本書紀訓讀固定化の傍證 282
- 二 和名抄所引『日本紀私記』 285
- (一) 十卷本と廿卷本との扱ひについて 287
- (二) 和名抄序の檢討 290
- (三) 田氏私記と公望私記 296
- (四) 和名抄所引『日本紀私記』(田氏私記)の意義 302
- 資料〔田氏私記〕 306
- 三 日本紀竟宴和歌の左注 317
- (一) 左注の年代 319
- (二) 左注の作者 326
- (三) 左注と書紀古寫本訓 333
- (四) 書紀訓讀の固定化の時代 342
- 四 日本書紀私記、乙本・丙本について 349
- (一) 春瑜本神武紀と丙本 351
- (二) 乙本・丙本の成立 358
- (三) 訓讀史上の位置づけ 369
- 五 寛文版日本書紀の訓 375
- (一) 假名の異體字 377
- (二) 表記形式 381
- (三) 誤訓の檢討 385
- (四) 意譯の方法 388
- (五) 妙な訓 394
- 第三節 祝詞の訓讀 399
- (一) 訓讀上の問題點 401
- (二) 「訓添へ」について 402
- (三) 表意文字の訓讀 412
- (四) 文字の異同をめぐつて 420
- II部 表記の研究 423
- 1 古事記の假名モの意圖 425
- (一) モの書分けについての説 427
- (二) モの書分けの意圖 434
- 2 日本書紀の假名と卷々の成立 439
- (一) 歌謠と訓注の假名 441
- (二) 各卷の假名の偏在 447
- (三) 書紀各卷區劃論 489
- 3 佐吉大社神代記の假名遣 497
- (一) 成立に關する諸説 499
- (二) 假名遣による批判 504
- (三) 成立について 511
- 4 令集解所引『古記』の假名遣 523
- (一) 成立の年代 525
- (二) 特殊假名遣を通じて 528
- (三) 文體を通じて 538
- 5 琴歌譜の假名遣と符號 543
- (一) 資料の年代 545
- (二) <・〻表記について 550
- (三) ム・牟・无表記について 555
- 6 「具フ」をめぐる假名遣 561
- (一) 「
具 」について 563- (二) 「蘇那布」と「十名相」について 568
- (三) 「具フ」の假名遣の意味するもの 574
- 7 萬葉集の借訓表記 581
- (一) 上代語の清濁問題解明の一方法 583
- (二) 萬葉集の借訓表記の原則 587
- (三) 問題表記の考察 592
- (四) 清濁變化語彙一覽 609
- 索引 619
- (一) 事項の部 620
- (二) 語彙の部 627
- (三) 人名の部 630
- (四) 書名の部 633
- 後記 643
;紀伊國屋書店;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;262頁;;ISBN4-314-00999-3;[原著]Michael S. Gazzaniga, The Ethical Brain (Dana Press, 2005)
ちくま新書012;筑摩書房;660円(100円);新書判;縦組;並製;205頁;;ISBN4-480-05612-2;
理想の教室;みすず書房;1,300円(借覧);四六判;縦組;並製;151頁;;ISBN4-622-08311-6;
ちなみに、草稿での「な」「に」には変体仮名が使われています。中原が変体仮名を使用したのは、この詩(秋の愁嘆――引用者注)の書かれた大正十四年頃が最後です。
岩波現代文庫[文芸99];岩波書店;1,100円(借覧);文庫判;縦組;並製;iii+302頁;;ISBN4-00-602099-6;
;朝日新聞社;1,300円(借覧);四六判;縦組;並製;253頁;;ISBN4-02-250189-8;
ひらいたらタイトルページに、自筆墨書署名と落款があつて、びつくり。寄贈書みたい。面白くよんだけど、なんだかちよつと妙な書きつぷりだなあ。
右肩のはうから、かなりのアップで光もつよい。白のノースリーブに、白のハーフパンツ(だと思ふ)。髪にも白の花飾り。写真下のメッセージにも、好き? キライ? この魔法を誰か解いて!
、とあるけど(さういへばこれに言及するのはじめてだなあ)、ちよつと意の決さないやうな表情。
PHP新書299;PHP研究所;950円(1割引);新書判;縦組;並製;424頁;;ISBN4-569-62615-7;
講談社選書メチエ366;講談社;1,500円(借覧);四六判;縦組;並製;204頁;;ISBN4-06-258366-6;
なんだかこのところ、活字のうへを目がつるつるすべる感じで、読んだもののやうに書名をかきだすのは、まるで詐欺みたいだ。
ところで、きのふもらつたUP誌をみてゐたら、本書にも名前のでてくる井上哲次郎や福沢諭吉が、『舞姫』(森鴎外)のモデルは誰かと言えば、井上哲次郎であると言っても大過なかろう
とか、さらに、「某新聞紙の編輯長」「通信員」「相沢謙吉」とあっては、この文章の名宛人の一人が、『時事新報』と福沢諭吉であったように想像することを禁じえない
とか、書かれてあつて、えー、と思ふ(関口すみ子「真夏の苦行と、舞い降りた姫 : 『国民道徳とジェンダー』の「あとがき」の後書き」、p.5)。
同誌ではほかに、テーマに「アジア」と入れると文部科学省の研究費がもらいやすくなる、という巷のうわさがあり、もともとのアジア研究者以外でも、「アジア」研究で研究費申請する者が急増している
(川島慶子「ジェンダーと科学の未来に向けて : 「女性史青山なを賞」を受賞して」、p.39)、といふ注とか、東大出版会6月の新刊予定の斉藤くるみ「少数言語としての手話」とか、くろしお出版広告の野間秀樹編著「韓国語教育論講座」とかすこし気になる。
;慧文社;2,000円(借覧);四六判;縦組;並製;228頁;;ISBN4-905849-39-X;
逐条的によんでいくものかと思つてゐたら、ウェーバー知識人論のまとめみたいな感じ。
シリーズ 現代思想ガイドブック;青土社;2,400円(借覧);四六判;縦組;並製;324頁;;ISBN4-7917-6231-2;[原著]Lee Spinks, Friedrich Nietzsche (Routledge, 2003)
ちくま新書591;筑摩書房;720円(借覧);新書判;縦組;並製;232頁;;ISBN4-480-06295-5;
中公新書1662;中央公論新社;780円(100円);新書判;縦組;並製;8+265頁;;ISBN4-12-101662-9;
;青土社;2,200円(借覧);四六判;縦組;上製;298+22頁;;ISBN4-7917-5777-7;
西尾幹二の江戸のダイナミズムですこしふれられてゐて、ちよつと興味をひかれたので。有穴鍔付土器の太鼓説を中心として、縄文の音文化を考察。実際に演奏したものも聴いてみたいな。
;講談社;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;175頁;;ISBN4-06-213324-5;
なにこのぬるいラスト。
;文藝春秋;1,429円(借覧);四六判;縦組;上製;285頁;;ISBN4-16-368450-6;
恐慌論。
NHKブックス[1063];日本放送出版協会;970円(借覧);B6判;縦組;並製;251頁;;ISBN4-14-091063-1;
うーん。
;笠間書院;(借覧);A5判;縦組;上製;339頁;;ISBN4-305-70210-X;
目次を写しておく。
- はしがき 8
- 第I部 歌の表現と構文
- 第一章 「大和の国は押しなべて…」
- 1 はじめに 12
- 2 「大和の国は、押しなべて吾こそ居れ…」 17
- 3 歌の構成と表現 20
- 4 おわりに 24
- 第二章 「み山も清にさやげども…」
- 1 はじめに 27
- 2 「見る」ことと「…ども」 29
- 3 「省略」説 33
- 4 「省略」説のあやまり 37
- 5 「恋はまされど」の背景 41
- 6 「恋はまされど」の「ど」 45
- 第三章 「悔いにはありと言へ」
- 1 はじめに 49
- 2 「…にあり」という表現 51
- 3 歌の表現技法 56
- 4 〈言歯五十戸常〉の訓 59
- 5 〈後悔在〉との関係 61
- 第四章 「吾が恋は千引の石を…」
- 1 はじめに 64
- 2 第四句と第五句 67
- 3 第二句~第四句と歌の構成 70
- 4 挿入された条件句 74
- 第五章 「偽りも似つきてそする」
- 1 はじめに 79
- 2 古注の解釈 80
- 3 妥当な解釈からあやまった解釈へ 84
- 第六章 「槻弓の臥やる臥やりも…」
- 1 はじめに 85
- 2 枕詞の機能 86
- 3 「臥やる臥やりも」と「立てり立てりも」 92
- 4 原文を尊重した解釈 95
- 5 「立てり立てりも」という結合 100
- 6 「取り見る」の主格 104
- 第七章 「千歳を待ちて澄める川かも」
- 1 はじめに 106
- 2 寿歌の表現 108
- 3 「兼ねて」と「待ちて」 111
- 4 動詞のもつ二種の用法 115
- 5 「千歳を待ちて」と歌の構成 118
- 第II部 歌の構文と表記
- 第一章 〈我許背歯告目〉
- 1 はじめに 124
- 2 [――こそは(こそば)――め]の用法 128
- 3 [――こそは(こそば)――め]の「は/ば」 133
- 4 [――こそ――め]の用法 138
- 5 おわりに 142
- 第二章 〈反見為者月西渡〉
- 1 はじめに 144
- 2 「…ば」をうける活用語 148
- 3 「見れば」のばあい 154
- 4 「返り見すれば」と「ぬ」「り」 159
- 5 諸訓の可能性 164
- 6 おわりに 168
- 第三章 〈朝霜之消者消言尓…〉
- 1 はじめに 169
- 2 [動詞連体形+に]の用法 173
- 3 「朝霜の消なば消と言ふに」の背景 177
- 第四章 〈直相者相不勝〉
- 1 はじめに 181
- 2 〈直相者〉をうける表現 184
- 3 諸説の検討 189
- 第五章 〈山寸隔而不遠国〉
- 1 はじめに 192
- 2 「へなる」の用法 195
- 3 「山きへなりて」の原形 199
- 4 「山置きへなりて」の問題点 203
- 第六章 〈惑情不堪念〉
- 1 はじめに 205
- 2 「堪ふ」の用法 207
- 3 〈惑情〉と〈不堪念〉 212
- 4 「惑情(にして)」 217
- 5 派生する問題 223
- 第七章 〈著丹穂哉人可知〉
- 1 はじめに 228
- 2 諸訓と〈穂〉字 230
- 3 〈丹〉字の用法 234
- 4 義訓としての〈丹穂〉 236
- 5 〈色葉二毛〉の検討 241
- 第八章 〈引豆良比有雙雖為…〉
- 1 はじめに 245
- 2 「有り否み」と「有り並み」 249
- 3 「赤のそほ舟」と「引こづらひ」 253
- 4 歌意 258
- 第III部 『古事記』の表現と構文
- 第一章 〈伊都之男建蹈建而…〉
- 1 はじめに 264
- 2 〈伊都之男建蹈建而〉の文脈 267
- 3 助詞「と」の用法 273
- 4 「建ぶ」の文脈 278
- 5 助詞「と」と「に」 282
- 第二章 〈為穢汚而奉進乃…〉
- 1 はじめに 289
- 2 継起構文のありかた 291
- 3 〈為穢汚而奉進、乃…〉と継起構文 295
- 4 おわりに 298
- 付章 「天石門別神」の素性と機能
- 1 はじめに 301
- 2 「石戸」と「石屋戸」 302
- 3 天石門別神の機能 306
- 4 「石」と宮門 309
- 5 おわりに 311
- 初出一覧 316
- あとがき 318 #
本書の刊行を笠間書院にもちかけてくださったのは、かつて学部・大学院で御指導いただいた小松英雄先生である(p.320)。- 索引(事項・引用歌) 321
講談社現代新書1745;講談社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;1+223頁;;ISBN4-06-149745-6;
;東洋経済新報社;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;x+296+39頁;;ISBN4-492-31365-6;[原著]Steven D. Levitt and Stephen J. Dubner, Freakonomics: A Rogue Economist Explores the Hidden Side of Everything (William Morrow & Company, May, 2005)
「創文」(2007.04 NO.496)「asta*」(6月号)もらふ。
ちよつと気になつてゐた、スィロミャートニコフ著、植村進訳、近世日本語の進化を書店でみかけたので、すこしのぞいてみる。訳者によると、著者はまうなくなつてゐて、原著は結構まへのもののやう(たしか1980年代のものだつた)。亀井高孝や村山七郎とも親交があつたみたい。さしあたつて入り用にはおもへなかつたので、棚にかへす。しかし、近世語についてひとわたりの知識を得ようと思つたときには、なにを見るのがよいのかなあ。
花盛りの庭。白の襯衣にジーンズ。白い扉のまへで、これからなかにはひらうとしてゐるのか、いま出てきたところなのか、右手をノブにかけてゐるところ。左手に手提げ(手首には赤い腕輪)。たいていかうしてバッグをもつてる気がするのだけれど、一体なにがはひつてるのかな。
;青蛙房;1,900円(借覧);四六判;縦組;上製;204頁;;ISBN4-7905-0412-3;
「根岸の里の佗住居」(と「昔問答ありし寺」)の考案者は、初代柳家小せん「失明するまで」によれば、入船亭扇橋である由(p.26)。といふのは、レファレンス協同データベースにもあつた。
;新潮社;1,400円(借覧);四六判;縦組;上製;158頁;;ISBN4-10-303231-6;
藤澤清造といふ作家のことははじめて知つた。
その藤澤清造のゴシップを紹介したなかに国語国字改革以前のまぜがきの例があつたので、孫引きしておく。文壇稀に見る正義派として、自他ともに許してゐる藤澤清造氏
(中略)恋人といふのは、毎月同人雑誌の印刷を頼んでゐる印刷所の娘なのだが、それがいよ〳〵結婚といふことにまで進んで来て、こゝに思ひ設けぬ一大難関にそう遇した
(p.73)。もとは、『週刊朝日』昭和六年七月十二日号所載「文壇噂ばなし」
(p.74)で、作者の推定によれば、おそらくは清造の友人で、その告別式には総代のひとりをつとめた、文藝春秋社の鈴木氏亨の筆によるものであろう
、とのこと(p.76)。
中公PC新書9;中央公論社;757円(100円);新書判;縦組;並製;186頁;;ISBN4-12-510010-1;
そういえば古い話を思い出した。田中角栄の戸籍上の文字も中棒の長い角だと聞いたことがある。なんでも首相に就任した際、ある新聞社は敬意を表してわざわざ角という字を外字として作成し、その字で新聞を印刷していたという。
これは、どこなのかな(といふか、こちらの期待するとほりの表示がされてゐるのかしら)。
身体をめぐるレッスン2;岩波書店;2,700円(借覧);四六判;縦1,2段組;上製;xvii+248頁;;ISBN4-00-026728-0;[執筆者]おぎの・みほ(荻野美穂)/みうら・あつし(三浦展)/いちのかわ・やすたか(市野川容孝)/かとー・しゅーいち(加藤秀一)/こーざい・とよこ(香西豊子)/かゆかわ・じゅんじ(粥川準二)/つげ・あずみ(柘植あづみ)/みま・たつや(美馬達哉)/にしかわ・ゆーこ(西川祐子)/うえの・ちずこ(上野千鶴子)
上野千鶴子は、実は三〇代の後半に、子宮筋腫で子宮を全摘してい
たのか(p.221a)。
シリーズ 現代思想ガイドブック;青土社;2,400円(借覧);四六判;縦組;並製;257頁;;ISBN4-7917-6227-4;[原著]Sara Mills, Michel Foucault (Routledge, 2003)
光文社新書283;光文社;760円(借覧);新書判;縦組;並製;270頁;;ISBN4-334-03383-0;
;桜楓社;9,800円(借覧);A5判;縦組;上製;6+446頁;;;
目次を写しておく。
- 序 / 遠藤嘉基
- 第一章 聖語蔵経巻調査略史 9
- 第二章 正倉院聖語蔵点本 16
- まえがき 16
- 一 正倉院聖語蔵点本目録 18
- 二 点本とその成立 35
- 三 初期点本追考 43
- 第三章 ヲコト点の成立について : 唐楽の文字譜を粉本としたか 48
- 第四章 点本の原初形態とその補読の実字点について 67
- 第五章 平安極初期点本所見の虚字雑考 90
- 第六章 初期点本所見の呼格表示の助詞「と」について 99
- 第七章 平安極初期点本所見の語法 : 「助動詞 ずき、ずつ、べらなり、連体格 これの」用例補遺 114
- まえがき 114
- 一 打消助動詞「ず」に過去助動詞「き」が直接に接続した用例補遺 : 付、奈良県山辺郡山添村方言「んずき」 115
- 二 打消助動詞「ず」に完了助動詞「て」が直接に接続した例の発見 120
- 三 助動詞「べらなり」の用例補正 122
- 四 連体格「これの」の用例補充 123
- 第八章 金剛般若経讃述巻下嘉祥点続貂 126
- 第九章 返読字の成立について 146
- 序 146
- 一 返読字の分類 147
- 二 小林芳規氏の説 148
- 三 第一類(ベシで終る)返読字 150
- 四 第三類の返読字について 161
- 五 連文について 165
- 結び 174
- 第十章 初期点本の連文訓と古事記冒頭「天地初発之時」の読みについて 177
- 一 まえがき 177
- 二 漢字二字からなる熟語と平安極初期資料における熟語注記 178
- 三 連文の特質と連文認定法 180
- 四 八十巻花厳経音義私記の連文 182
- 五 平安極初期点本所見の連文訓 184
- 六 連文を分訓することから生じた誤訓 187
- 七 上代文献の連文 190
- 八 古事記上巻冒頭「天地初発之時」の読み 191
- 九 初発の二字は連文ではあるまいか 195
- 十 天地初発之時の訓法を宣長訓に復帰させること 198 #ハジメ訓
- 第十一章 上代人の正字意識について : 付 萬葉集か万葉集か 202
- 第十二章 「つ・ツ」の字源をめぐる問題について 222 #鬥(鬪)字説
- 第十三章 国語史料としての藤原・平城両宮跡出土の木簡雑考 246
- 第十四章 奈良時代の年号「天平」の読みかた試論 256 #
テンピヤウによって記される称呼は恐らく明治以後に生じたもので古くはテンビヤウ、更に平安極初期はテンビアウと注記される可能性のあるものであったことだろう(p.268.)- 第十五章 「鑑真和上」の称呼について : 字音語の清濁小論 270 #
鑑真の称呼についてはガムジンワジヤウとよみ得る可能性のあることだけは知られるけれども、それ以上は現在管見に入った資料では不明である(p.285.)- 第十六章 平城京のよみかたをめぐって 288
- 第十七章 奈良町書道盛行の素因 292
- 第十八章 聖語蔵願経四分律巻四十六破僧揵度古点 299
- まえがき 299
- 本文 四分律蔵第三分破僧揵度 第十五 300
- 第十九章 興福寺本往生要集 319
- まえがき 319
- 本文 321
- 解説 379
- 一 379
- 二 往生要集の諸本 381
- 三 興福寺本の体裁 383
- 四 末文 386
- 本文索引(事項、人名、文献) 391
- 願経四分律巻四十六破僧揵古点語彙索引 405
- 興福寺本往生要集仮字書き自立語用語索引 417
- あとがき 445
丸善からでた聖語蔵経巻のCD-ROMといふのは、白点はちやんと写つてるのかなあ。
文春新書017;文藝春秋;710円(借覧);新書判;縦組;並製;230頁;;ISBN4-16-660017-6;
中公新書1887;中央公論新社;780円(1割引);新書判;縦組;並製;ii+4+243頁;;ISBN978-4-12-101887-8;
| 文春文庫 | 同時代ライブラリー |
|---|---|
| 大きな不安と、しかし新しい分野に足を踏み入れたことについてのかすかな期待や興奮をもって出したこの本が、幸いに暖く迎えられ、一九七七年度の日本エッセイスト・クラブ賞を授けられ、いまこうして文春文庫に入れられることにもなった。まことにうれしい。/文庫版にするにあたり、東京大学出版会による元版の本文にごくこまかな表現上の手を加え、挿絵にも一、二枚変更を加えたが、内容そのものはもとのままである。改めたい部分がないではないが、あえて修正を試みなかった。ただ「参考文献」だけは省いたので、興味をお持ちの方は元版を参照されたい。そのかわり、文庫版では、鶴見俊輔さんに解説を書いていただけることになった。望外の喜びである。 | (……)そのため、本書を書くにあたって、不安もあったが快い興奮もあった。(……)幸い広く暖かく迎えられて、一九七七年度の日本エッセイスト・クラブ賞までいただいた。また、いまこうして同時代ライブラリーに入れられることにもなり、まことにうれしい思いだ。/この版を編むにあたり、元版の本文にごくこまかな表現上の手を加え、挿絵も二、三枚さしかえたが、内容はもとのままである。改めたい部分がないではない。(……)しかしあえて補正を加えず、本書をいわば「同時代」的な証言として残す方を選んだ。ただ元版にあった「参考文献」だけは省いた。その代わり、アメリカ大衆文化研究の新しい世代の先頭を切っている能登路雅子さんに、「解説」を書いていただけることになった。ますますうれしい。 |
シリーズ・哲学のエッセンス;日本放送出版協会;1,000円(借覧);B6判;縦組;並製;109頁;;ISBN4-14-009336-6;