;武蔵野書院;18,000円(借覧);A5判;縦組;上製;689頁;;ISBN4-8386-0198-0;
目次を写しておく。
- 序章 本研究の目的と視点 11
- 第一章 『古活字版日本書紀抄』の自問自答表現―講義という表現空間― 15
- 一 はじめに 15
- 二 自問自答表現とは 16
- 三 『古活字版日本書紀抄』の用例分析 19
- 四 応答詞「アヽ」「アウ」の性格 30
- 五 天文五年講本と『日本紀抄』の場合 33
- 六 おわりに 41
- 第二章 「アヽ」「アウ」型自問自答表現の分布をめぐって―吉田兼倶系日本書紀抄の場合― 53
- 一 はじめに 53
- 二 吉田兼倶系日本書紀抄諸本について 54
- 三 文明九年景徐聞書の場合 54
- 四 文明十三年景徐聞書の場合 61
- 五 月舟聞書の場合 66
- 六 おわりに 68
- 第三章 「アヽ」「アウ」型自問自答表現の分布をめぐって―清原宣賢系『毛詩抄』『蒙求抄』『論語抄』などの場合― 78
- 一 はじめに 78
- 二 『毛詩抄』の場合 78
- 三 『蒙求抄』の場合 95
- 四 『論語抄』の場合 102
- 五 清原業忠講『論語聞書』の場合 110
- 六 和仲東靖抄出・巻子本『日本書紀抄』の場合 113
- 六・一 巻子本『日本書紀抄』における「アヽ」「アウ」の用例 114
- 六・二 巻子本『日本書紀抄』の用例分析 122
- 七 おわりに 131
- 第四章 『古活字版日本書紀抄』の敬語表現―素材への表現・聴講者への表現― 143
- 一 はじめに 143
- 二 敬語の分類 144
- 三 『古活字版日本書紀抄』における敬語表現の実態 145
- 三・一 尊敬表現の実態 145
- 三・二 謙譲表現の実態 164
- 三・三 丁寧表現の実態 168
- 四 おわりに 170
- 第五章 別視点から見た『中華若木詩抄』―表現者如月寿印の意図― 181
- 一 はじめに 181
- 二 『中華若木詩抄』の研究史と問題の所在 182
- 三 『錦繍談抄』『続錦繍談抄』『花上集鈔』における“絵画”との接点 184
- 四 『中華若木詩抄』における“絵画”との接点――“詩画一体の眼”へ 188
- 五 寛永十年中野道伴刊行『中華若木詩抄』の意図と意義 192
- 六 『本朝詩仙註』の成立と『中華若木詩抄』 200
- 七 『中華若木詩抄』の特質――狩野一渓『後素集』との比較を通して 205
- 八 おわりに 218
- 第六章 『中華若木詩抄』の表現構造―「竹」の詩をめぐって― 220
- 一 はじめに 220
- 二 「南十二間、竹色々かゝせられ」(『信長記』)――「色々」という表現にこめられた“室町ごころ”を抄物に探る 221
- 三 『錦繍談抄』における「竹」の詩と表現 223
- 四 『続錦繍談抄』における「竹」の詩と表現 226
- 五 『花上集鈔』における「竹」の詩と表現 227
- 六 『中華若木詩抄』における「竹」の詩と表現 231
- 六・一 謙岩「水竹佳処」江西「竹間芍薬」天隠「稚竹可人」詩より 231
- 六・二 虞伯生「聴雪軒」仲芳「夢山居」詩より 235
- 六・三 江西「題画」彭復雅「臨川道中」王〓{艸/隶}〓{彳|竒}「梅花」張蒙泉「一逕」詩より 236
- 六・四 徐淵子「偶題」、および、蘇東坡「竹」(一〇七九年作)詩より 238
- 七 おわりに 241
- 第七章 『中華若木詩抄』と評語「アリアリト」―表現を測定する― 245
- 一 はじめに 245
- 二 『中華若木詩抄』の評語「アリアリト」――如月のいう詩作の極意 247
- 三 「アリアリシク言イ出ス」「アリアリト作リ分クル」 255
- 四 「自然ニキコヘテ妙」「如在眼中」 257
- 五 「ソノマヽ画カイタヤウニ」 260
- 六 「思ヒノマヽニ」「言外ニアラワレタリ」 263
- 七 おわりに 266
- 第八章 「テノ用ハ」の表現領域―抄物から狂言まで― 272
- 一 はじめに 272
- 二 吉田兼倶系日本書紀抄諸本・清原業忠講論語聞書・史記抄・漢書列伝竺桃抄の場合 272
- 三 清原宣賢『日本書紀抄』〈後抄本〉における「テノ用ハ」の言語的背景 280
- 四 清原宣賢系抄物〈毛詩抄〉〈蒙求抄〉〈論語抄〉の場合 282
- 五 〈中華若木詩抄〉〈四河入海〉の場合 286
- 六 中世諸文献を調査する――大蔵虎明本狂言の状況から「テノ用ハ」の発生史まで 290
- 七 おわりに 299
- 第九章 「不審」という語の表現環境―狂言に反映された日常会話(一)― 304
- 一 はじめに 304
- 二 『中華若木詩抄』における直訳・意訳の「不審」と原文
- 三 大蔵虎明本狂言における「不審」(一) 311
- 四 大蔵虎明本狂言における「不審」(二) 321
- 四・一 〈ふしんな〉〈ふしんなよ〉 321
- 四・二 〈ふしんな事じや〉 326
- 四・三 〈ふしんにござる〉〈ふしんでござる〉 329
- 四・四 〈ふしんなり〉 333
- 四・五 〈ふしんな…〉〈ふしんなる…〉 334
- 四・六 〈ふしん尤〉〈ごふしん尤〉 335
- 四・七 〈ふしん(が)ある〉 340
- 四・八 〈ふしん(を)する〉 341
- 四・九 〈ふしんをなす〉 346
- 四・十 〈ふしんな事を申す〉〈ふしんに思ふ〉 348
- 四・十一 〈ふしんがはれる〉〈ふしんがはれぬ〉〈ふしんをはらす〉 349
- 五 おわりに 353
- 第十章 「不審」という語の表現環境―狂言に反映された日常会話(二)― 361
- 一 はじめに 361
- 二 大蔵虎明本狂言における「きどくな」と「不審」 361
- 三 大蔵虎明本狂言における「ふしぎな」と「不審」 374
- 四 大蔵虎寛本狂言における「不審」――大蔵虎明本狂言との対照研究 380
- 四・一 「不審ぢゃ」について 382
- 四・二 (a)「大蔵虎明本狂言との共通曲番のうち、虎明本に「不審」の例がある曲」の場合――実例と解釈 382
- 四・三 (b)「大蔵虎明本狂言との共通曲番のうち、虎明本に「不審」の例がない曲」の場合――実例と解釈 408
- 五 おわりに 416
- 第十一章 「不審」という語の表現環境―『エソポ物語』・御伽草子などの場合― 422
- 一 はじめに 422
- 二 『天草版エソポ物語』の「不審」 423
- 二・一 「たがいに不審の勅札を送り」――謎々・謎解きの世界 423
- 二・二 「エヂットよりの不審の条々」 426
- 二・三 「それが不審ぢゃ」 429
- 三 『天草版ヘイケ物語』の「不審」 434
- 四 御伽草子の「不審」 440
- 四・一 A群における「不審」 441
- 四・二 B群における「不審」 450
- 四・三 御伽草子の「不審」のまとめ 454
- 五 仮名草子『伊曽保物語』の「不審」 454
- 六 仮名草子『醒睡笑』の「不審」 463
- 七 おわりに 475
- 第十二章 『日葡辞書』の「婦人語」から―性差による表現の実態― 487
- 一 はじめに 487
- 二 『日葡辞書』の「婦人語」の実態 488
- 三 『日葡辞書』の「婦人語」の分析 496
- 三・一 正篇と補遺篇で重なりのある語について 496
- 三・二 正篇内部で重なりのある語について 497
- 三・三 補遺篇内部で重なりのある語について 498
- 三・四 補遺篇で、補われた語の性格等について 498
- 三・五 正篇・補遺篇通して言及したい語彙 522
- 四 おわりに 531
- 第十三章 みもなき事・いとふ・心のやみ・くはんねんする―『こんてむつすむん地』の用語と表現― 538
- 一 はじめに 538
- 二 世界・みもなき事・いとふ 539
- 三 したふ・闇路・闇・寿命・いのち 545
- 四 心のやみ・ひかり・行跡・ことば・語・すすむる 549
- 五 くはんねんする・がくもん 555
- 六 おわりに 565
- 第十四章 天の甘味・甘露・値遇・ひとしく―『こんてむつすむん地』の用語と表現― 573
- 一 はじめに 573
- 二 至る・立入る・天の甘味・甘露 573
- 三 甘味と甘露――重点調査 576
- 四 しかるに・善の望み・ほっき 588
- 五 あぢはふ・値遇・分別 592
- 六 進退・ひとしく 595
- 七 おわりに 598
- 第十五章 へりくだり・ちりんだあで・ただしき人―『こんてむつすむん地』の用語と表現― 606
- 一 はじめに 606
- 二 へりくだり・ちりんだあで・なにのゑきぞ 606
- 三 こびたることば 613
- 四 善人・ただしき人 615
- 四・一 日本側の文献における「正し」とその周辺の語 617
- 四・二 『こんてむつすむん地』の「正し」とその周辺の語 625
- 五 おこなひ・行儀・あはせ奉る 631
- 六 おわりに 633
- 終章 まとめ 639
- あとがき 658
- 索引 661
- i 人名索引 663
- ii 書名索引 666
- iii 語句・事項索引 673
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