the view from nowhere : 2006-11-05 (Sun)

Article

こばやし・ちぐさ(小林千草);2001/10;中世文献の表現論的研究;

;武蔵野書院;18,000円(借覧);A5判;縦組;上製;689頁;;ISBN4-8386-0198-0;

目次を写しておく。

  1. 序章 本研究の目的と視点 11
  2. 第一章 『古活字版日本書紀抄』の自問自答表現―講義という表現空間― 15
    1. 一 はじめに 15
    2. 二 自問自答表現とは 16
    3. 三 『古活字版日本書紀抄』の用例分析 19
    4. 四 応答詞「アヽ」「アウ」の性格 30
    5. 五 天文五年講本と『日本紀抄』の場合 33
    6. 六 おわりに 41
  3. 第二章 「アヽ」「アウ」型自問自答表現の分布をめぐって―吉田兼倶系日本書紀抄の場合― 53
    1. 一 はじめに 53
    2. 二 吉田兼倶系日本書紀抄諸本について 54
    3. 三 文明九年景徐聞書の場合 54
    4. 四 文明十三年景徐聞書の場合 61
    5. 五 月舟聞書の場合 66
    6. 六 おわりに 68
  4. 第三章 「アヽ」「アウ」型自問自答表現の分布をめぐって―清原宣賢系『毛詩抄』『蒙求抄』『論語抄』などの場合― 78
    1. 一 はじめに 78
    2. 二 『毛詩抄』の場合 78
    3. 三 『蒙求抄』の場合 95
    4. 四 『論語抄』の場合 102
    5. 五 清原業忠講『論語聞書』の場合 110
    6. 六 和仲東靖抄出・巻子本『日本書紀抄』の場合 113
      1. 六・一 巻子本『日本書紀抄』における「アヽ」「アウ」の用例 114
      2. 六・二 巻子本『日本書紀抄』の用例分析 122
    7. 七 おわりに 131
  5. 第四章 『古活字版日本書紀抄』の敬語表現―素材への表現・聴講者への表現― 143
    1. 一 はじめに 143
    2. 二 敬語の分類 144
    3. 三 『古活字版日本書紀抄』における敬語表現の実態 145
      1. 三・一 尊敬表現の実態 145
      2. 三・二 謙譲表現の実態 164
      3. 三・三 丁寧表現の実態 168
    4. 四 おわりに 170
  6. 第五章 別視点から見た『中華若木詩抄』―表現者如月寿印の意図― 181
    1. 一 はじめに 181
    2. 二 『中華若木詩抄』の研究史と問題の所在 182
    3. 三 『錦繍談抄』『続錦繍談抄』『花上集鈔』における“絵画”との接点 184
    4. 四 『中華若木詩抄』における“絵画”との接点――“詩画一体の眼”へ 188
    5. 五 寛永十年中野道伴刊行『中華若木詩抄』の意図と意義 192
    6. 六 『本朝詩仙註』の成立と『中華若木詩抄』 200
    7. 七 『中華若木詩抄』の特質――狩野一渓『後素集』との比較を通して 205
    8. 八 おわりに 218
  7. 第六章 『中華若木詩抄』の表現構造―「竹」の詩をめぐって― 220
    1. 一 はじめに 220
    2. 二 「南十二間、竹色々かゝせられ」(『信長記』)――「色々」という表現にこめられた“室町ごころ”を抄物に探る 221
    3. 三 『錦繍談抄』における「竹」の詩と表現 223
    4. 四 『続錦繍談抄』における「竹」の詩と表現 226
    5. 五 『花上集鈔』における「竹」の詩と表現 227
    6. 六 『中華若木詩抄』における「竹」の詩と表現 231
      1. 六・一 謙岩「水竹佳処」江西「竹間芍薬」天隠「稚竹可人」詩より 231
      2. 六・二 虞伯生「聴雪軒」仲芳「夢山居」詩より 235
      3. 六・三 江西「題画」彭復雅「臨川道中」王〓{艸/隶}〓{彳|竒}「梅花」張蒙泉「一逕」詩より 236
      4. 六・四 徐淵子「偶題」、および、蘇東坡「竹」(一〇七九年作)詩より 238
      5. 七 おわりに 241
  8. 第七章 『中華若木詩抄』と評語「アリアリト」―表現を測定する― 245
    1. 一 はじめに 245
    2. 二 『中華若木詩抄』の評語「アリアリト」――如月のいう詩作の極意 247
    3. 三 「アリアリシク言イ出ス」「アリアリト作リ分クル」 255
    4. 四 「自然ニキコヘテ妙」「如在眼中」 257
    5. 五 「ソノマヽ画カイタヤウニ」 260
    6. 六 「思ヒノマヽニ」「言外ニアラワレタリ」 263
    7. 七 おわりに 266
  9. 第八章 「テノ用ハ」の表現領域―抄物から狂言まで― 272
    1. 一 はじめに 272
    2. 二 吉田兼倶系日本書紀抄諸本・清原業忠講論語聞書・史記抄・漢書列伝竺桃抄の場合 272
    3. 三 清原宣賢『日本書紀抄』〈後抄本〉における「テノ用ハ」の言語的背景 280
    4. 四 清原宣賢系抄物〈毛詩抄〉〈蒙求抄〉〈論語抄〉の場合 282
    5. 五 〈中華若木詩抄〉〈四河入海〉の場合 286
    6. 六 中世諸文献を調査する――大蔵虎明本狂言の状況から「テノ用ハ」の発生史まで 290
    7. 七 おわりに 299
  10. 第九章 「不審」という語の表現環境―狂言に反映された日常会話(一)― 304
    1. 一 はじめに 304
    2. 二 『中華若木詩抄』における直訳・意訳の「不審」と原文
    3. 三 大蔵虎明本狂言における「不審」(一) 311
    4. 四 大蔵虎明本狂言における「不審」(二) 321
      1. 四・一 〈ふしんな〉〈ふしんなよ〉 321
      2. 四・二 〈ふしんな事じや〉 326
      3. 四・三 〈ふしんにござる〉〈ふしんでござる〉 329
      4. 四・四 〈ふしんなり〉 333
      5. 四・五 〈ふしんな…〉〈ふしんなる…〉 334
      6. 四・六 〈ふしん尤〉〈ごふしん尤〉 335
      7. 四・七 〈ふしん(が)ある〉 340
      8. 四・八 〈ふしん(を)する〉 341
      9. 四・九 〈ふしんをなす〉 346
      10. 四・十 〈ふしんな事を申す〉〈ふしんに思ふ〉 348
      11. 四・十一 〈ふしんがはれる〉〈ふしんがはれぬ〉〈ふしんをはらす〉 349
    5. 五 おわりに 353
  11. 第十章 「不審」という語の表現環境―狂言に反映された日常会話(二)― 361
    1. 一 はじめに 361
    2. 二 大蔵虎明本狂言における「きどくな」と「不審」 361
    3. 三 大蔵虎明本狂言における「ふしぎな」と「不審」 374
    4. 四 大蔵虎寛本狂言における「不審」――大蔵虎明本狂言との対照研究 380
      1. 四・一 「不審ぢゃ」について 382
      2. 四・二 (a)「大蔵虎明本狂言との共通曲番のうち、虎明本に「不審」の例がある曲」の場合――実例と解釈 382
      3. 四・三 (b)「大蔵虎明本狂言との共通曲番のうち、虎明本に「不審」の例がない曲」の場合――実例と解釈 408
    5. 五 おわりに 416
  12. 第十一章 「不審」という語の表現環境―『エソポ物語』・御伽草子などの場合― 422
    1. 一 はじめに 422
    2. 二 『天草版エソポ物語』の「不審」 423
      1. 二・一 「たがいに不審の勅札を送り」――謎々・謎解きの世界 423
      2. 二・二 「エヂットよりの不審の条々」 426
      3. 二・三 「それが不審ぢゃ」 429
    3. 三 『天草版ヘイケ物語』の「不審」 434
    4. 四 御伽草子の「不審」 440
      1. 四・一 A群における「不審」 441
      2. 四・二 B群における「不審」 450
      3. 四・三 御伽草子の「不審」のまとめ 454
    5. 五 仮名草子『伊曽保物語』の「不審」 454
    6. 六 仮名草子『醒睡笑』の「不審」 463
    7. 七 おわりに 475
  13. 第十二章 『日葡辞書』の「婦人語」から―性差による表現の実態― 487
    1. 一 はじめに 487
    2. 二 『日葡辞書』の「婦人語」の実態 488
    3. 三 『日葡辞書』の「婦人語」の分析 496
      1. 三・一 正篇と補遺篇で重なりのある語について 496
      2. 三・二 正篇内部で重なりのある語について 497
      3. 三・三 補遺篇内部で重なりのある語について 498
      4. 三・四 補遺篇で、補われた語の性格等について 498
      5. 三・五 正篇・補遺篇通して言及したい語彙 522
    4. 四 おわりに 531
  14. 第十三章 みもなき事・いとふ・心のやみ・くはんねんする―『こんてむつすむん地』の用語と表現― 538
    1. 一 はじめに 538
    2. 二 世界・みもなき事・いとふ 539
    3. 三 したふ・闇路・闇・寿命・いのち 545
    4. 四 心のやみ・ひかり・行跡・ことば・語・すすむる 549
    5. 五 くはんねんする・がくもん 555
    6. 六 おわりに 565
  15. 第十四章 天の甘味・甘露・値遇・ひとしく―『こんてむつすむん地』の用語と表現― 573
    1. 一 はじめに 573
    2. 二 至る・立入る・天の甘味・甘露 573
    3. 三 甘味と甘露――重点調査 576
    4. 四 しかるに・善の望み・ほっき 588
    5. 五 あぢはふ・値遇・分別 592
    6. 六 進退・ひとしく 595
    7. 七 おわりに 598
  16. 第十五章 へりくだり・ちりんだあで・ただしき人―『こんてむつすむん地』の用語と表現― 606
    1. 一 はじめに 606
    2. 二 へりくだり・ちりんだあで・なにのゑきぞ 606
    3. 三 こびたることば 613
    4. 四 善人・ただしき人 615
      1. 四・一 日本側の文献における「正し」とその周辺の語 617
      2. 四・二 『こんてむつすむん地』の「正し」とその周辺の語 625
    5. 五 おこなひ・行儀・あはせ奉る 631
    6. 六 おわりに 633
  17. 終章 まとめ 639
    1. あとがき 658
    2. 索引 661
      1. i 人名索引 663
      2. ii 書名索引 666
      3. iii 語句・事項索引 673

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