the view from nowhere : 2006-10-03 (Tue)

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やしろ・あずさ(矢代梓);1999/9→2006/4;年表で読む二十世紀思想史;

講談社学術文庫1758;講談社;900円(借覧);文庫判;縦組;並製;264頁;;ISBN4-06-159758-2;

せき・かずお(関一雄);1993/10;平安時代和文語の研究;

笠間叢書259;笠間書院;(借覧);A5判;縦組;上製;424頁;;ISBN4-305-10259-5;

いはゆる和文特有語と漢文訓読特有語の類義のペアを位相のちがひではなく意味用法のちがひのはうへと回収しようとする(主に本書後半の)議論に興味をもつたので。以下、目次を写しておく。

  1. 序 物語の言葉
    1. 第一章 作者の語感と作品における用語選択の意識 11
    2. 第二章 女流文学の言葉 19
      1. 一 「なまうれしくて」―形容詞には複雑な感情がこめられる― 19
      2. 二 「かしらかたくおはします」―名詞は間接にその物を示す― 23
      3. 三 「うちかたぶきて物など見る」―動詞は作中人物の行動(仕草)を表わす― 27
  2. 第一部 接頭語をめぐる問題
    1. 第一章 敬語の接頭語ミとオホンについて 33
      1. 一 望月郁子説以前 33
      2. 二 望月郁子説 34
      3. 三 『宇津保物語』の用例 35
        1. (1) 用例分析 36
        2. (2) 用例分析―地の文の用例 39
        3. (3) 用例分析―会話文の用例 45
      4. 四 『源氏物語』の用例 50
        1. (1) 望月論文語彙リストの「C」の例 50
        2. (2) 用例分析―ミの会話文の用例 51
        3. (3) 用例分析―ミの地の文の用例 62
        4. (4) 用例分析―ミの異本にみえる用例 66
        5. (5) 用例分析―オホンの会話文の用例(底本と異本の例を合わせて) 69
        五 『宇津保物語』のミから『源氏物語』のオホンへ 78
    2. 第二章 接頭語「なま」の意味―『源氏物語』の用例を中心に― 83
      1. はじめに 83
      2. 一 「なま」と「すこし」 83
      3. 二 「なま」の意味 90
      4. おわりに 106
    3. 第三章 上代・中古の二、三の接頭語の意味について―形容詞ク活用・シク活用の意味上の相違の問題と関連させて― 108
      1. はじめに 108
      2. 一 大野説に対する疑問 108
      3. 二 「はつ―」「うひ―」「にひ―」の語例の検討 110
      4. 三 「はつか(なり)」と「うひうひし」と「あたらし(新)」「あたらし(惜)」 119
      5. 四 形容詞の活用と意味の相違に関連して 122
      6. 五 「ほの―」と「なま―」の場合 125
    4. 第四章 接頭語「あひ(相)」の一考察―和文の用例を訓点資料の用例と比較して― 128
      1. 要旨 128
      2. 一 「だん/\寒く相成りましたが……」の「相成る」という言い方の起源 128
      3. 二 山田孝雄説と小島憲之説 132
      4. 三 和文の用例と訓点資料の用例 133
      5. 四 『宇津保物語』の用例 138
      6. 五 まとめ 149
    5. 第五章 『源氏物語』の派生動詞―接頭語による物語用語づくり― 150
      1. はじめに 150
      2. 一 おし動詞と、ひき動詞 151
      3. 二 ひき動詞と、とり動詞 157
      4. 三 とり動詞と、かき動詞 163
      5. 四 かき動詞と、もて動詞 169
      6. 五 もて動詞と、さし動詞 174
      7. 六 さし動詞と、たち動詞 179
    6. 第六章 接頭語「うち」の意味―『源氏物語』『枕草子』『夜の寝覚』の用例について― 188
      1. はじめに 188
      2. 一 体の動きの発生を表わす「うち動詞」 189
      3. 二 心の動きの発生を表わす「うち思ふ」 197
      4. おわりに 201
  3. 第二部 接尾語をめぐる問題
    1. 第一章 接尾語「ぶ」・「む」、「めく」「だつ」・「がる」の消長―平安時代仮名文学の用例を中心に― 205
      1. 要旨 205
      2. 一 「ぶ」・「む」の、語基との結合語例と、その意味用法について 208
      3. 二 「めく」「だつ」・「がる」の、語基との結合語例と、その意味用法について 219
      4. 三 個々の結合語例を通して見た「ぶ」・「む」、「めく」「だつ」・「がる」の消長 227
    2. 第二章 『宇治拾遺物語』に伝えられた「和文語」動詞と「訓読語」動詞―中古仮名文学用語の性格に関する遡行的近づきの試み― 249
      1. はじめに―小論の意図― 249
      2. 一 「―がる」動詞の性格―「あやしがる」と「あやしむ」― 250
      3. 二 『宇治拾遺物語』の「和文語」動詞と「訓読語」動詞 253
      4. 三 物語用語としての具体動作語 262
  4. 第三部 物語用語(和文語)の性格
    1. 第一章 物語用語の一側面―「ぬ」「イヌ」、「かしら」「カウベ」、「および」「ユビ」― 269
      1. はじめに 269
      2. 一 仮名物語用語、「―がる」動詞 270
      3. 二 「和文語」動詞の性格―「ぬ」と「イヌ」の場合― 272
      4. 三 身体代表語「かしら」 272
      5. 四 身体部位語「カウベ」 279
      6. 五 間接名称語「および」と直接名称語「ユビ」 286
      7. おわりに 290
    2. 第二章 とく・早く・スミヤカニの意味―平安と院政鎌倉の用例について― 294
      1. はじめに 294
      2. 一 和漢混淆文における、とく・早く・スミヤカニ 295
      3. 二 平安仮名文における、とく・早く・スミヤカニ 304
      4. おわりに 314
    3. 第三章 「いとをかしみてかへしす」(平中物語一段)考―平安物語用語としての動詞― 316
      1. はじめに―要旨― 316
      2. 一 副詞「いと」と、形容詞「をかし」の用法について 317
      3. 二 平安物語用語としての「をかしがる」の用法について 325
      4. 三 「あはれがる」と「あはれぶ」・「あはれむ」 「あはしがる」と「あやしぶ」・「あやしむ」 328
      5. 四 平安物語用語「思ひくるしがる」について 335
      6. おわりに 338
    4. 第四章 いわゆる助詞「して」の性格 339
      1. 一 「して」に関する文法説 339
      2. 二 いわゆる接続助詞「して」の実例 347
      3. 三 いわゆる格助詞「して」の実例 356
      4. 四 まとめ―物語用語としてのサ変動詞 361
    5. 第五章 推量辞「むず」と物語用語「むとす」 362
      1. 一 『蜻蛉日記』の「むず」と「むとす」 362
      2. 二 『枕草子』能因本・三巻本の「むず」と「むとす」 367
      3. 三 『竹取物語』と『伊勢物語』の「むず」と「むとす」 374
      4. 四 『落窪物語』と『宇津保物語』の「むず」と「むとす」 376
      5. 五 『源氏物語』の「むず」と「むとす」 383
      6. 六 『夜の寝覚』『浜松中納言物語』『狭衣物語』の「むず」と「むとす」 387
      7. 七 『栄花物語』と『大鏡』の「むず」と「むとす」 392
    1. 初出一覧 399
    2. 後記 401
    3. 人名・書名・事項索引 405
    4. 語句索引 410

けふの買物

国文学 解釈と鑑賞 第47巻7号 1982年6月号 特集 平家物語・豊饒の世界
至文堂
アーロン収容所
会田雄次・中公文庫
三体詩(三)
村上哲見・中国古典選・朝日新聞社
内と外からの日本文学
佐伯彰一・新潮選書

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