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ひの・たつお(日野龍夫);2005/5;宣長・秋成・蕪村;日野龍夫著作集第二巻;
ぺりかん社;8,500円(借覧);A5判;縦組;上製;579頁;;ISBN4-8315-1103-X;
- 小谷野敦がすすめてゐたやうに、新潮日本古典集成の本居宣長集の解説(をもとにした「宣長における文学と神道」)は面白いなあ(子安宣邦の本居宣長とは誰かでは、かうした当代文化との関係をにべもなく一蹴してゐたけど)。
やや誇張していえば、宣長は満七十一年の生涯のうち、宝暦十三年(一七六三、宣長三十四歳)一年間しか「物のあはれを知る」という言葉を口にしなかった
(pp.109-110)。
- ほかには、宣長の過去の助動詞への理解と古典注釈について論じた「宣長の落ちた陥穽」、宣長が端原氏物語のためにつくつた設定資料集である系図と端原氏城下絵図とを紹介した「本居宣長と地図」を興味ぶかくよんだ(とくに後者)。
- 本集にも何度か名のあがつてゐる秋成の世間妾形気、巻四の一人娘の奢は末のかれた黄金竹に、
可愛いとしの夭とれ
といふ表現があつて、この夭とれ
といふのは森山重雄の評釈を見ても明解を得ないけれど、「およづれ(妖)」でcharmの意かと考へたことがあるのだけれど(〈徒〉は「と」「つ」両方の字母になりうるし)、だうだらうか。もつとも、可愛いとしの夭とれとはこんな中をやいふならし
、といふ文だから、かういふ諺、言廻しの類があつたのかもしれない。といふのをついでに記しておく。
わだ・ひでき(和田秀樹);2003/11;大人のための文章法;
角川oneテーマ21 B-50;角川書店;695円(100円);新書判;縦組;並製;222頁;;ISBN4-04-704151-3;
書かなくちやなあ。
けふの買物
- sabra 017 2006 12th October
- 小学館
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