the view from nowhere : 2006-09-13 (Wed)

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うみの・ちか(羽海野チカ);2006/9;ハチミツとクローバー(10);

コーラスQUEEN'S COMICS;集英社;400円(1割引);新書判;;並製;183頁;;ISBN4-08-865358-0;

完結。かう落着するとは思つてもみなかつた。全然よめてないのだなあ。

あそー・みこと(麻生みこと);2006/9;GO!ヒロミGO!(9);

花とゆめCOMICS;白泉社;390円(1割引);新書判;;並製;190頁;;ISBN4-592-17848-3;

こつちも完結。大盛り上がり。ところで某T大つて教育実習は出身校なの?

ひらかわ・みなみ(平川南)/おきもり・たくや(沖森卓也)/さかえはら・とわお(栄原永遠男)/やまなか・あきら(山中章);2006/2;文字表現の獲得;

文字と古代日本5;吉川弘文館;6,300円(借覧);A5判;縦組;上製;4+10+333+v頁;;ISBN4-642-07866-5;

これもシリーズ最終巻(個人的には、神仏と文字が一番面白く思つた)。本巻は、やうやく国語国文よりの内容だけれど、やはり朝鮮半島は重要であるなあ、と思ふ。さういへばこの日、意外な方の口から「娜々志娑无」といふ言葉が出てビックリした。以下、目次を写しておく。

  1. 総説 文字表現の獲得とその背景 / 沖森卓也(おきもり・たくや) 1
    1. 文字の役割
    2. 記録されるということ
    3. 文字に表現する工夫
    4. 記号と絵画
    5. 文字表現の習得
    6. 東アジアにおける漢字
    7. 漢字の日本的展開
  2. I 文字化する試み
    1. 1 伝承の記述 / 矢嶋泉(やじま・いずみ) 8
      1. (1) 伝承と文字と 8
        1. 文字化の限界
        2. 漢字と和語
      2. (2) 古代日本の書記事情 10
        1. 和文の試み(その一)
        2. 和文の試み(その二)
      3. (3) 古事記の記述様式 15
        1. 伝承の記述
        2. 風土記の記述様式
        3. 『古事記』記述様式の諸相
        4. 『古事記』記述様式の本質
        5. 『古事記』歌謡の記述様式
        6. 歌の文字化
      4. (4) 伝承の記述 28
        1. 言と意と
        2. 伝承の記述の諸相
    2. 2 歌集編纂の方法 / 柳沢朗(やなぎさわ・ろー) 36
      1. (1) 万葉集の編纂論 36
        1. 万葉集とは何か
        2. 持統万葉
        3. 実証的な分析へ
      2. (2) 柿本朝臣人麻呂歌集 38
        1. 古体表記
        2. 新体表記
        3. 表記が意味するもの
      3. (3) 部立について 43
        1. 部立
        2. 「正述心緒」と「寄物陳思」
        3. 「寄物陳思」の歌の配列
      4. (4) 題詞と季節分類 48
        1. 題詞の問題
        2. 季節分離
    3. 3 古代の逸書 / 吉岡眞之(よしおか・まさゆき) 52
      1. (1) 古代逸書概観―八世紀を中心に― 52
        1. 様々な逸書
        2. 失われる理由
      2. (2) 律令国家の成立と律令関係書の編纂 56
        1. 律令の写本
        2. 律令の注釈書
        3. 格式の編纂
      3. (3) 史書の編纂資料 59
        1. 『日本書紀』の編纂資料
        2. 『官曹事類』『外官事類』『天長格抄』の編纂
      4. (4) 再び古代逸書概観 63
  3. II 表現の諸相
    1. 1 作歌と文字表現―「吾等」をめぐって― / 鉄野昌弘(てつの・まさゆき) 68
      1. (1) 「吾等」をめぐる議論 68
        1. 柿本朝臣人麻呂歌集
        2. 万葉集中の「吾等」
        3. 村田正博氏の「満座の共感」説
        4. 稲岡耕二氏の村田説批判
      2. (2) 接尾語ラの諸相 74
        1. 接尾語ラ
        2. 「朧化法的表現」の意義
        3. 「同種の類」
        4. 「異種の類」
        5. 毛利正守の「複数」と「例示」
      3. (3) 漢語「等」の用法 81
        1. 「等」の意義
        2. 「臣等」「僕等」の「朧化法」的用法
      4. (4) 「朧化法的表現」の「吾等」 83
        1. 「朧化法」による解釈
        2. 人麻呂歌集七夕歌の解釈
        3. 「文字」のもたらす共感
    2. 2 文字の技巧 / 川嶋秀之(かわしま・ひでゆき) 87
      1. (1) 技巧とは 87
        1. 文字上のレトリック
      2. (2) 古代における口頭語の技巧 88
        1. 音の技巧
        2. 掛詞
      3. (3) 文字の技巧の分類 89
        1. 技巧の前提
        2. 技巧の類型 #A 新字
      4. (4) 文字の技巧の諸相 92
        1. B(一) 遊戯的表記
        2. B(二) 類縁字表記
        3. B(三) 意味重層表記
      5. (5) 後世の表現技法との関わり 101
    3. 3 記号の役割 / 山田邦和(やなだ・くにかず) 103
      1. (1) 記号とは何か 103
        1. 「記号」と現代記号学
        2. 歴史学における「記号」
        3. 「記号」の概念規定
      2. (2) 記号の分類 110
        1. 文字(文字記号)
        2. 一般記号
      3. (3) 記号の類銘辞性 121 #角田文衛「銘辞学の方法論」
      4. (4) 記号史料学への試み 123
    4. 4 絵画による伝達 / 禰宜田佳男(ねぎた・よしお) 126
      1. (1) 弥生時代の絵画 126
        1. 青銅器絵画
        2. 土器絵画
      2. (2) 弥生時代の絵画は何をどう伝達しようとしたか 133
        1. 弥生絵画の意味
        2. 銅鐸絵画と土器絵画
        3. 絵画土器の機能
        4. 弥生絵画における伝達性
        5. 甕棺と絵画
      3. (3) 列島の原始絵画 140
        1. 旧石器・縄文時代の絵画
        2. 古墳時代の絵画
      4. (4) 原始絵画の意義 146
        1. 原始絵画と祭祀
        2. 原始絵画と死生観
        3. 絵画による伝達
    5. 5 宣命体 / 春名宏昭(はるな・ひろあき) 153
      1. (1) 宣命と宣命体 153
        1. 宣命体とは
        2. 宣命体の表記
      2. (2) 律令公文書の中の宣命―天皇と中央官僚― 156
        1. 漢文での表記
        2. 宣命と儀式
        3. 文字化の意味
        4. 宣命と漢文
      3. (3) 地方での宣命―天皇と一般民衆― 160
        1. 条文と告知
        2. 宣命の場
        3. 言葉を封じこめたもの
      4. (4) 宣命体から漢字かな混じり文へ 164
        1. 宣命体の意義
        2. 漢字かな混じり文へ
  4. III 文字の習得
    1. 1 漢字の受容と訓読 / 沖森卓也 168
      1. (1) 漢字の受容 168
        1. 漢字の受容
        2. 漢字と和語
      2. (2) 漢字の伝来 170
        1. 渡来人と留学生
        2. 渡来人の漢文
        3. 俗漢文
      3. (3) 朝鮮三国の漢文 174
        1. 高句麗の漢文
        2. 新羅の金石文
        3. 変格漢文
      4. (4) 和化された漢文 183
        1. 和化漢文
        2. 和文体と訓
      5. (5) 黎明期の漢字訓読 186
        1. 漢文の訓読
        2. 読み方の定形化
        3. 「矣」について
        4. 「てあり」という文体
        5. 漢文訓読と字音
    2. 2 漢字文化の受容と学習 / 佐藤信(さとー・まこと) 195
        1. 漢字文化の受容と国家
      1. (1) 七世紀における貴族の漢字受容 196
        1. 倭国の貴族と渡来僧
        2. 留学生・留学僧の帰国
        3. 百済からの亡命貴族
      2. (2) 七世紀における地方豪族の漢字受容 201
        1. 備後国三谷郡の地方豪族
        2. 阿波国造氏族
        3. 科野(信濃)国造氏族
        4. 那須国造氏族
      3. (3) 八世紀の貴族と漢字文化 206
        1. 長屋王
        2. 聖武天皇
      4. (4) 八世紀における漢字文化の地方展開 210
        1. 八幡林官衙遺跡
          1. 群符木簡
          2. 封緘木簡
        2. 習書木簡
      5. (5) 古代地方官衙と漢字文化の展開 215
    3. 3 習書・落書の世界 / 新井重行(あらい・しげゆき) 217
      1. (1) 習書・落書研究の視角 217
        1. 古代社会と漢字・漢文
        2. 習書・落書
        3. これまでの習書・落書研究
        4. 史料群としての習書・落書
        5. 習書・落書研究の課題
      2. (2) 習書の世界 220
        1. 『千字文』の習書
        2. 『論語』の習書
        3. 習書木簡の使用法
        4. 令文の習書
        5. 文書の習書
      3. (3) 落書の世界 227
        1. 「難波津の歌」の落書
        2. その他の落書
      4. (4) 習書・落書のなされた場 228
        1. 写経生の場合
        2. 下級官人の場合
        3. 何のための習書か
  5. IV 文字の展開
    1. 1 古代東アジアの書体・書風 / 深津行徳(ふかつ・ゆきのり) 234
      1. (1) 書体・書風と用筆 234
        1. 漢字
        2. 書風分析の意義
      2. (2) 朝鮮半島出土文字資料研究の現況 236
        1. 石碑への関心
        2. 様々な文字史料
      3. (3) 文字の定着方法―削る・造形する、書く― 238
        1. 筆順
        2. 文字のかたちと国家
      4. (4) 普段使いの文字 240
        1. 新羅月城垓字出土木簡
        2. 正倉院佐波理加盤付属文書
        3. 確認しがたい文字
        4. 箆書きの文字
        5. 月城垓字木簡の解釈
      5. (5) 正書の文字 247
        1. 正倉院新羅村落文書
        2. 広開土王碑文
        3. 新羅石碑に刻まれた正書文字
        4. 冷水碑
        5. 鳳坪碑
      6. (6) 見せる文字、見せない文字 255
        1. 朝鮮半島古代文字の系譜
        2. モニュメント
      7. (7) 文字のある空間 258
    2. 2 則天文字 / 田熊清彦(たくま・きよひこ) 261
      1. (1) 則天武后 261
        1. 皇后となる
        2. 皇太后として実権を握る
      2. (2) 則天文字 262
        1. 研究史
        2. 則天文字 一七字
        3. 文字の使用
      3. (3) 則天文字の流布と使われ方 265
        1. 則天文字の発見
        2. 朝鮮・日本の則天文字
      4. (4) 日本に伝えられた則天文字 270
        1. 伝世した資料に見える文字
        2. 出土資料に記されていた文字
      5. (5) 則天文字と墨書土器 280
    3. 3 国字の発生 / 笹原宏之(ささはら・ひろゆき) 284
      1. (1) 国字をとらえる 284
      2. (2) 日本製字体(変形)の出現 285 #{(司-一-口)<手}、{(阜-十)皮}
      3. (3) 日本製字義(派生転用)の出現 286
        1. 国訓 #首、俣、鮭、籾、欟、霺、栲、梶、椿
        2. 会意による日本製漢字か #俵、鯰
      4. (4) 日本における偏旁付加・置換の出現 289
        1. 部首の付加ないし置換 #法華義疏、驂、{木穀}、桙、偲、{女感}、釼、椅、㹮、狛、{之_景}
        2. 部首の付加と置換 #蘰
        3. 旁の置換 #䒾、礒
      5. (5) 会意の日本製漢字 292
        1. 会意の造字 #桛、鞆
        2. 国字であった可能性のある文字 #坰、{石(炯-火)}、鵤
      6. (6) 日本における合字の出現 294 #{同-口/下}、{戸'主}、{戸'口}、{戸'秦}
      7. (7) 国字出現の背景 295
    4. 4 古代漢字音の受容と展開 / 佐々木勇(ささき・いさむ) 299
      1. (1) 古代日本の言語 299
        1. 中国語と日本語
        2. 古代日本漢字音
      2. (2) 古代日本漢字音 300
        1. 漢字音の資料
        2. 日本漢字音の諸層
        3. 音仮名の背景にある古音
        4. 古音による音仮名の書記者
        5. 音仮名の背景にある呉音
        6. 音義・訓点資料に見られる音注の呉音
        7. 音仮名の背景にある漢音
        8. 音義・訓点資料に見られる漢音
        9. 高度な漢音学習 #悉曇学
        10. 漢籍の漢音
        11. 九世紀末の日本漢字音とその後の漢字音
    5. 5 万葉仮名 / 沖森卓也 318
      1. (1) 万葉仮名と古代日本語 318
        1. 万葉仮名とは
        2. 万葉仮名の意義
        3. 万葉仮名の由来
      2. (2) 万葉仮名の変遷と分類 322
        1. 万葉仮名と漢字音
        2. 音仮名の分類
        3. 訓仮名の出現
        4. 音訓交用と訓仮名
        5. 訓仮名の分類
      3. (3) 万葉仮名から仮名へ 322
        1. 仮名の発生
      1. 図表一覧 ii
      2. 編者・執筆者紹介 i

けふの買物

広告批評 2006 SEP NO.307 特集 ファッションは伝わっているか?
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