the view from nowhere : 2006-07-26 (Wed)

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国語語彙史研究会[編];2006/3;国語語彙史の研究 二十五;

;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;3+247頁;;ISBN4-7576-0335-X;

目次を写しておく(#以下はわたくしのメモ)。

特集――古代語
  • ツクエ(机)の語源と歴史的仮名遣い / 山口佳紀(やまぐち・よしのり) #小川本願経四分律平安初期点がヤ行のエにするのを非混同の例として語構成を突き枝などと考へると机の脚をさすことになつてしまふ。ツキ(机)+ウヱ(据)→ツクヱと見るべきではないか。
  • 古代時間語彙の分類 / 吉野政治(よしの・まさはる) #過去か未来かにかかはらず現在からのへだたりでさだまる時間表現(「観察の時間」)があつたかも(例、コヨヒ)。
  • 日本書紀の「訛」注記について / 佐野宏(さの・ひろし)
  • 歌語「たまゆら」の光と影―幻となりし万葉語への愛惜― / 山内洋一郎(やまうち・よーいちろー) #玉響の誤訓ではなく、和語の、和語の世界に醸成された「たまゆら」という語が「玉響」のよみへ進出したのではないだろうか(p.63)。
  • 平安時代に於ける「しきり(頻)」の意味用法について―その文体的意義特徴、漢文訓読を要因とするニ型情態副詞の形容動詞化の問題など― / 山本真吾(やまもと・しんご) #「しばしば」と対になる漢文訓読特有語ではないかも。
  • 平安鎌倉時代和文における「心いられ」の様相 / 土井裕美子(どい・ゆみこ)
  • 名詞被覆形・露出形の型の通時的相違 / 蜂矢真弓(はちや・まゆみ)

さかい・くによし(酒井邦嘉);2006/4;科学者という仕事 独創性はどのように生まれるか;

中公新書1843;中央公論新社;780円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+5+271頁;;ISBN4-12-101843-5;

みうら・あつし(三浦展);2005/3;仕事をしなければ、自分はみつからない。――フリーター世代の生きる道;

;晶文社;(借覧);四六判;縦組;並製;251頁;;;

たちばなき・としあき(橘木俊詔)[編著];2004/7;封印される不平等;

;東洋経済新報社;(借覧);四六判;縦組;上製;x+232頁;;ISBN4-492-22251-0;[座談会参加者]たちばなき・としあき(橘木俊詔)/かりや・たけひこ(苅谷剛彦)/さいとー・たかお(斎藤貴男)/さとー・としき(佐藤俊樹)

えだがわ・こーいち(枝川公一);2006/2;バーのある人生;

中公新書1835;中央公論新社;720円(借覧);新書判;縦組;並製;2+4+196頁;;ISBN4-12-101835-4;

こばやし・のぶひこ(小林信彦);1981/5;中年探偵団;

文春文庫[こ-6-2];文藝春秋;388円(100円);文庫判;縦組;並製;298頁;;ISBN4-16-725602-9;

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kzhr
原著をみてをりませんが、
> ツキ(机)+ウヱ(据)→ツクヱと見るべきではないか。
のウヱはスヱの誤りではないでせうか。
猪川
すでに返却してしまつたのですが、そこは間違つてはゐないはずです。「スヱ」ではサ行子音があつて、「ツクヱ」といふ形での結合の難になります。それが、アメ/サメ(雨)、イネ/シネ(稲)、アク/サク(開/咲)のやうなサ行子音の有無で対をなす同義(類義)の語のグループのひとつに、ウウ/スウ(植/据)を想定すれば解決できる、といふのが山口論文であるかと思ひます。詳細は原著にお当りくださいますやう。
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