中公新書1812;中央公論新社;800円(借覧);新書判;縦組;並製;iii+5+284頁;;ISBN4-12-101812-5;
文春新書507;文藝春秋;760円(借覧);新書判;縦組;並製;249頁;;ISBN4-16-660507-0;
;みすず書房;1,800円(借覧);四六判;縦組;上製;163+4頁;;ISBN4-622-03658-4;[執筆者]丸山眞男//ロバート・N・ベラー(Robert N. Bellah)/テツオ・ナジタ(Tetsuo Najita)/J・J・オリガス(Jean Jacques Origas)/區建英(Ou Jian-ying)/バーナード・クリック(Bernard Crick)/ドロシー・ストーリー(Dorothie Storry)/ロナルド・ドーア(Ronald Dore)/ヴォルフガング・ザイフェルト(Wolfgang Seifert)/カーメン・ブラッカー(Carmen Blacker)/ヴォルフガング・シャモニ(Wolfgang Schamoni)/ジャック・ジョリ(Jacques Joly)/マリウス・B・ジャンセン(Marius B. Jansen)/キャロル・グラック(Carol Gluck)/ベンジャミン・シュウォーツ(Benjamin I. Schwarts)/スザンヌ・H・ヴォーゲル(Suzanne Hall Vogel)/ありま・たつお(有馬龍夫)/いえなが・さぶろー(家永三郎)/いしだ・たけし(石田雄)/いりえ・あきら(入江昭)/おび・としと(小尾俊人)/ささき・たけし(佐々木武)/はぎわら・のぶとし(萩原延壽)/みたに・たいちろー(三谷太一郎)/たかぎ・ひろよし(高木博義)/みくも・まり(三雲マリ)//川口重雄、[訳者]鈴木俊彦/杉浦茂樹/守田省吾/岡田好恵/沢田博/樋口真理
飯田泰三の「「丸山諭吉」をめぐるいくつかの光景」が、ナチスもやらなかつた暴挙ダビッチ云云にまつはる誤解をとくものとして、佐々木武「あの日、あの時のこと――記憶のなかの一九六八年十二月二十三日」をあげてゐたので借りてみることに。
そのうち全共闘の学生がおきまりの隊列を組んで玄関に「突入」してきた。玄関前に集まった人々は抵抗することもなくほぼ真中でわれて左右に排除されるかっこうになり、僕は正門側に流された。その時すぐ右側で丸山先生が学生の集団と向き合って、「ファシストもやらなかったことを、やるのか」と怒りをぶっつけられる声が聞こえた。決して罵声ではなかった。学生と対等で議論される時の熱っぽさと「書生」のままの先生の声の調子は変わらなかった。別に小ぜりあいがあったわけではない。(中略)「法研封鎖」が終わって夕方近く、法研前を通りかかったら、「封鎖」された法研の一〇九号室の窓ガラスに丸山先生の「発言」が落書きされていた。反応の早さに少々驚いたけれど気に止めるほどのことではなかった。
;河出書房新社;1,600円(借覧);四六判;縦組;並製;205頁;;ISBN4-309-26865-X;
;和泉書院;(借覧);A5判;縦組;上製;2+248頁;;ISBN4-7576-0371-1;
目次を写しておく。
- 西本願寺本三十六人集の仮名表記の異例―「四つ仮名」「開合」などを中心に― / 遠藤邦基(えんどー・くにもと)
- 文字の連なり、ことばの連なり / 奥村悦三(おくむら・えつぞー) # 続紀宣命、負図亀一頭、王
- 定家の表記再考 / 矢田勉(やだ・つとむ)
- 世阿弥自筆能本におけるマ・バ行音の表記―表記の表音性をめぐって― / 長谷川千秋(はせがわ・ちあき)
- 『古言梯』の仮名字体―訓仮名出自字体の忌避をめぐって― / 内田宗一(うちだ・そーいち)
- 近世女子用往来における仮名字体 / 永井悦子(ながい・えつこ)
- 医家・田代三喜の造字―付、京都大学富士川文庫本『百一味作字』影印― / 佐藤貴裕(さとー・たかひろ)
- 同語異表記をめぐって / 今野真二(こんの・しんじ) # 鴎外
- 近代における外来語片仮名文字列の特質変化―『太陽』及び『太陽』前誌群を資料として― / 深澤愛(ふかざわ・あい)
- 台湾における外国地名の表記について―日治時期の『臺灣民報』を中心に― / 王敏東(おうびんとう)/何家德(かかとく)/洪子傑(こうしけつ)/連雅琪(れんやち)/盧慧萍(ろけいへい)
- 促音・撥音の現代ローマ字表記 / 蜂矢真郷(はちや・まさと)
- 書名索引
- 人名索引
- 用語索引
- 語彙索引
- 仮名索引
表記研究会発表といふものがおほいなあ。なかでもやはり矢田論文にはうなる。をとこもすといふ日記といふものををんなもして心みんとてするなり、が意図的な改訂といふより、誤読・誤写
かもしれないといふ指摘とか(しかし、なぜわざわざ青谿書屋本(≒為家本≒貫之自筆本)とはちがふ仮名の古形
(p.61)を経由しなくてはいけないのか、とか思ふな。古典再入門になにかしら応接はあるだらうか)。べきものだった
(p.70)といふのも含みがおほい。悪筆之一得。とりあへず、矢田勉「仮名書記史研究の方法論について」(『文化學年報』24、2005.2)もよまう。
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