the view from nowhere : 2006-06-23 (Fri)

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おの・みつやす(小野恭靖);2005/11;ことば遊びの世界;

新典社選書15;新典社;1,600円(借覧);B6判;縦組;並製;223頁;;ISBN4-7879-6765-7;

鈍字なる字謎について教はる。たとへば、竹冠の下に間をあけて廾を書いたもの(ヨリ正確に記せば、廾の右下に点を打つ)を、誰れがつぶした{そろばん}を玉がない(p.215、筭(算)字も正確には王を玉、廾は右下に点を打つ)と解くものだけれど、これを「玉」と「目」の草書体同士が近似した形であるところから成立する鈍字である(p.208)と解説してゐるのは少しちがふんぢやないか、とか思ふ。いろんなことば遊びが紹介されてゐて、音韻史などからも興味深くよめるのではないか、たとへば、だういふ音が近似したものとされてゐたのかとか、とは思ふのだけれど、その能力は私にはない。ところで、郭巨の釜掘りの絵に、こいつはえらいおやじさんでかしなさつた(p.193)とあつたりするのとか超キュート。

こばやし・のぶひこ(小林信彦);1988/5→1991/6;背中あわせのハート・ブレイク;

新潮文庫[こ-10-21];新潮社;466円(100円);文庫判;縦組;並製;411頁;;ISBN4-10-115821-5;『世間知らず』改題

けふの配達物

三十五のことばに関する七つの章
久保忠夫・大修館書店
本文の生態学 漱石・鴎外・芥川
山下浩・日本エディタースクール出版部
概説日本語の歴史
佐藤武義編著・朝倉書店
辞書のはなし
三省堂編修所編・三省堂

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