平安時代記録語辞典
、峰岸 明著
、08年9月刊行予定
が予告されてゐる。
;岩波書店;3,600円(借覧);四六判;横組;上製;xi+386頁;;ISBN4-00-080305-0;
執筆者は割愛。以下、すこし(あまり本書の核心ではないところを)メモ:
ピジン日本語は第2次世界大戦後の朝鮮半島(つまり,日本人がいないところ)でも共通語としての役割を果たしていた(p.238、ダニエル・ロング「ピジン日本語」。にしても、
“Meda-meda one time, number one jo-san taksan chi chi hava-yes”(ちょっと見てよ,あの素晴らしい女性は良い胸をしている)といふのはだういふ例だ)。
ネオ方言と新方言との違いは,ネオ方言があくまでスピーチ・スタイルとして考えられているという点である(p.265、真田信治「ネオ方言」)。
何人かの研究者が批判したとおり,「国語学」を「日本語学」と改称したところで研究者層と領域が一変するわけではなく,むしろ歴史的な功罪が継承されないおそれもある(p.289、ましこひでのり「国語・日本語」)。なんといふか、ヘレン・ケラー役のオーディションをうけてゐて、火災警報に気づけばオーディションを落とされるし、かといつて気づかないでゐる(ふりをしてゐる)と焼け死ぬ、みたいなダブルバインドだと思つた。
講談社文庫[の 10-2];講談社;533円(100円);文庫判;縦組;並製;291頁;;ISBN4-06-264827-X;
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